JPH05508213A - グロープラグ用カプセル入り加熱用フィラメント - Google Patents

グロープラグ用カプセル入り加熱用フィラメント

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JPH05508213A JP90515486A JP51548690A JPH05508213A JP H05508213 A JPH05508213 A JP H05508213A JP 90515486 A JP90515486 A JP 90515486A JP 51548690 A JP51548690 A JP 51548690A JP H05508213 A JPH05508213 A JP H05508213A
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23QIGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 グロープラグ用カプセル入り加熱用フィラメント技術分野 本発明は、一般的にはグロープラグに関し、より具体的にはこれらのグロープラ グのための加熱素子組立体に関する。
背景技術 近年まで、ディーゼル内燃機関に適用されるようなグロープラグの技術は、主と して、単にこれらの機関の起動を援助するという要求を満足するためだけに開発 されてきた。この応用では、ディーゼル機関は自己点火可能な燃料を燃焼させて いることは明白である。
これらの普通のグロープラグは、起動時の短時間の間だけ一時的に付勢され、電 気抵抗によって予め選択された中庸の高7!!(例えば約900’C/1650 ゜F)に達するように設計されている。起動中に機関をクランキングする時、噴 射装置から噴霧された気化した燃料は熱いグロープラグに接触し、またはその極 く近傍を通過し、燃料の点火は主として表面着火によって遂行される。クランキ ング及び起動フェーズ中の機関の回転速度は極めて低いから、通常の機関動作( こ比して比較的長い時間にわたって燃料はグロープラグの近傍に留まる。従って 、比較的冷たい機関内の普通の燃料の点火は、まさに上述の中庸に高い温度で遂 行されるのである。一旦機関が起動すると、これらのグロープラグは滅勢され、 機関は燃料の自己専、火によって単独で動作を続行する。従って滅勢されたグロ ープラグは、通常の機関動作中の機関平均サイクル温度(例えば、約675°C /1250’F)に近い低温まで冷却され得る。
ディーゼル機関のクランキング及び起動に先立って、普通のグロープラグを中庸 に高い温度まで予熱することも一般的である。大型土木トラクタまたは強力ドラ ックのような商用車両では、グロープラグを中庸に高い温度まで予熱するために 必要な時間(典型的には約l乃至2分)に関して僅かな関心が払われてきた。
しかしなか呟近年に至って軽作業トラック及び乗用車に対するディーゼル機関の 適用が増加してきたために、遥かに短い時間でグロープラグを予熱できるように する(典型的には約1乃至2秒ならば受け入れられるものと考えられる)要望が 大きくなってきた。従って、最近のグロープラグの技術的開発も、機関をクラン クして起動する前の予熱に要する時間が短くてよい一時的に付勢可能なグロープ ラグを提供することに集中されてきた。
普通のディーゼル燃料の供給が不足及び先細りであること、及びよりきれいな燃 焼をする機関を開発する環境上の要望に応答して、製造者はメタノール、エタノ ール及び種々のガス状燃料のような代替燃料を燃焼させることができる機関を開 発してきた。しかしながら、これらの代替燃料のセタン価はディーゼル燃料に比 して比較的低く、従って単に圧縮された吸込み空気と接触させるだけでは着火し にくい。
本出願人は点火支援機関の開発における初期のリーダーであった。この点火支援 機関はディーゼルサイクルで作動するが、噴射された燃料の点火と火炎の伝播と が、主として通常の機関動作中に燃料が圧縮された吸込み空気との接触によって 遂行されるのではないことが普通のディーゼル、即ち圧縮点火機関とは異なって いる。この点火支援を有する混合型の機関を、以下に一般的にディーゼルサイク ル機関と呼ぶ。
1988年1月26日付のKraujaらの合衆国特許4.721.081号、 及び1985年10月22日付のBa1leyの合衆国特許4.548.172 号に示されているように、これらの燃料の点火を容易ならしめる1方法は、機関 の燃焼室内へ直接伸びている点火支援装置を設けることである。例えば、点火支 援装置は、連続して付勢されるグロープラグを含むことができ、このプラグは機 関の動作の全体を通して極めて高い予め選択された温度で動作することが要求さ れる。上述した代替燃料を点火させるためには、この極めて高い予め選択された 温度は、例えば、約1200°C/2192’Fとすることができる。
本出願人は、この応用に対して、始めに普通のグロープラグを使用することを試 みた。普通のグロープラグの1つの型が、1984年IO月9日付のタキザワら の合衆国特許4.476、378号に一般的に示されている。このグロープラグ は、心棒の回りに単一の螺旋として巻かれた電線フィラメントからなる加熱要素 組立体を有しこの組立体はシースの盲孔内に位置決めされる。シースは、ステン レス鋼のような耐熱金属で作られている。次いで盲孔内の残余の空間に、マグネ シアのような耐熱電気絶縁粉末を充填する。フィラメントを充分に支持し、金属 シースへ熱を充分に伝えるように、フィラメントの周囲に耐熱電気絶縁粉末を蜜 に圧縮するために、通常はシースを内側にすえ込んでその内径を減少させ、それ によって粉末を詰め固める。盲孔の底においてフィラメントの一端を金属シース に接続し、金属シースに電気回路の一部を形成させる。
本出願人は、採算が採れる金属材料で作られたグロープラグシースは、機関燃焼 室内において連続的に加熱され、曝されると、酸化及び腐食の攻撃に対して余り にも損傷を受け易いことを見出した。シースは、燃料、潤滑油、海のしぶき、及 び道路の塩の全てまたは何れかによって燃焼室に進入するナトリウム、硫黄、燐 及びバナジウムの全てまたは何れかのような不純物によって酷く攻撃される。
金属シースはこれらの不純物によって浸食され、電線フィラメントが露出し始め る。露出された電線フィラメントは酸化及び腐食攻撃を受け、急速に作動しなく なる。
普通のグロープラグの別の型が、1985年3月5日付のヨコイらの合衆国特許 4、502.430号に一般的に示されている。このグロープラグでは、加熱要 素組立体はタングステンまたはモリブデンで形成された螺旋状に巻かれた電線フ ィラメントを有し、この組立体はほぼU字形に曲げられている。この電線フィラ メントは窒化シリコン(S it N+ )で形成されたセラミック絶縁体内に 埋め込まれている。この設計は、セラミックグロープラグの構造の故に有利であ る。何故ならばセラミック材料は電気絶縁体であるだけではなく、この材料にフ ィラメントからセラミック材料へ良好な熱伝導を行わせるように、この材料を加 熱圧搾することができるからである。更に、窒化シリコンは、機関シリンダによ って賦課される過酷な熱及び機械負荷にグロープラグチップが耐えることができ るようにする高い強度、低い熱膨張係数、高いウェイプル(Weibull)率 、及び高いしん性のような適切な物理特性を有している。
このグロープラグ設計は、普通のディーゼル機関において燃料に点火するために 機関起動中だけ加熱要素組立体が電気的に付勢される場合には、満足できる寿命 を呈する。しかしながら、本出願人は、この加熱要素組立体をハイウェイトラッ クにおいて動作するディーゼルサイクル機関内でメタノール燃料を点火させるた めに連続的に動作させると、受は入れ難い程短時間の、例えば約250時間の寿 命を呈することを見出した。上述した金属シースと同様に、窒化シリコン加熱要 素組立体の熱い表面は、ナトリウム、バナジウム、燐及び硫黄の全てまたは何れ かのような不純物の過酷な酸化及び腐食攻撃を受け易い。窒化シリコンのカバー リングはこれらの不純物によって浸食され、電線フィラメントが露出してくる。
露出された電線フィラメントは酸化及び腐食攻撃を受け、急速に作動しなくなる 。
公知のグロープラグの別の型が、1988年11月22日付のノザキらの合衆国 特許4、786.781号に開示されている。この配列では、加熱要素はヨコイ らが示したものと類似の窒化シリコン絶縁体内に埋め込まれたほぼU字形のタン グステンフィラメントを有している。しかしその後に、この窒化シリコン絶縁体 は、燃焼ガスによる浸食及び腐食を最小にすることを企図して、化学蒸着法と呼 ばれるプロセスを使用してアルミナ(Als○1)、炭化シリコン(S i C ) 、または窒化シリコン(SijNl)のような高度に耐熱・耐腐食性の材料 の被膜で覆われる。
この引例では、被膜が、このグロープラグに示されているフィラメントと窒化シ リコンのカバーリングとを酸化及び腐食攻撃から充分に保護すると断言している が、本出願人の経験では、セラミック被膜を高温において連続的に付勢されるグ ロープラグ加熱要素組立体に適用した場合、これらは典型的には持続性の諸問題 を呈する。もし被膜を比較的薄い層として付着させれば、被膜は腐食及び浸食の 効果のために加熱要素組立体から急速に消滅する。一方、もし被膜を比較的厚い 層として付着させれば、被膜は加熱要素組立体から急速に剥離してしまう。本出 願人は、この障害は主として、厚い被膜内に誘起される受け入れ難い程高い熱応 力、並びに被膜と絶縁体との不十分な結合によってもたらされるものと信じてい る。
本発明は、上述した諸問題の1またはそれ以上を解消することを目指すものであ る。
本発明の1つの面においては、グロープラグに適合させるだめの改良された加熱 要素組立体が開示される。この加熱要素組立体は、モノリシックシースと、熱を 放出する加熱手段と、加熱手段からシースへ熱を伝える熱伝導手段とを含む。
ソースは、比較的薄く且つ全体的に環状の壁を含み、盲孔を限定する閉じた端部 分を有している。加熱手段は、セラミック絶縁体内に密封されている加熱用フィ ラメントを含む。加熱手段は盲孔内に位置決めされ、エネルギの源に接続される ようになっている。
この改良された加熱要素組立体は、種々の型の燃焼器内で燃焼される燃料の置火 を遂行するために使用することができる。例えば、この改良された加熱要素組立 体は、(i)通常は低セタン燃料で動作する、または(11)比較的低い圧縮比 を有している、または(1ii)かなりの時間の間冷たい状態で、即ち自己点火 をもたらすぎりぎりの状態で動作するディーゼルサイクル期間に使用する場合に 特に有利である。上述の各側においては、燃料の自己点火は限界ぎりぎりである 。
効率的な機関性能を達成するために、本加熱要素組立体は点火を支援し、また連 続的に、または長時間にわたっての何れかで付勢することができるようになって いる。また本加熱要素組立体は、燃料の点火及び燃焼を開始または支援するため に比較的長寿命の表面点火加熱要素を必要とする工業炉のような他の燃焼応用に も使用することができる。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の第1の実施例の概要断面図である。
図2は、図1と同じような図であるが本発明の第2の実施例を示す図である。
図3は、組立て段階中の図2の加熱手段の1つの端部分の拡大図である。
図4は、組立て段階中の図2の加熱手段の別の端部分の拡大図である。
図5は、図2と同じような図であるが本発明の第3の実施例を示す図である。
発明を遂行する最良モード 図1−4において、全図を通して同一の参照番号は同一要素または機器を示して いる。本発明の、信頼できる極めて高温の加熱要素組立体には多くの池の用途が 存在するが、本発明の技術的開発に係わる主たる用途は、ディーゼルサイクル機 関の通常動作の全部分またはかなりの部分にわたって連続的に燃料の点火を遂行 または支援することであった。図示の目的から、本明細書はこの用途に関して説 明を進める。
図1には、改良された加熱要素組立体10の第1の実施例が電気的に付勢可能な グロープラグ(図示してない)に結合されるように示されている。好ましくは加 熱要素組立体10は、電気エネルギの源に接続されるようになっている1対の比 較的大直径のリード線18.20を含む。加熱要素組立体10は、1989年7 月28日付の本出願人の合衆国特許出願07/386.064号に記載されてい るように、フェルールを有する圧縮具によってグロープラグの本体に密封的に結 合することが好ましい。代替として、加熱要素組立体10は、ろう付けまたは別 の普通の締め付は技術によってグロープラグの本体に密封的に結合することがで きる。本発明は、特に加熱要素組立体自体に関するものであり、以下の説明は種 々の実施例及びその製造方法に関して進めることにする。
図1に示すように、加熱要素組立体IOは耐火性で、耐腐食性で、実質的にガス 不透過性のセラミックシース24と、シース24内に熱を放出する加熱手段また は装置26と、加熱手段26からシース24へ熱を伝える熱伝導手段または装置 28とを含む。
シース24自体は中空であり、比較的薄いそして全体的に環状の壁30を含む。
環状壁30は開いた端部分31と、その反対側の閉じた端部分32とを有し、こ れらは−緒になってシース24の盲孔または空洞34を限定している。環状壁3 0は内側周縁表面36と外側周縁表面38とを含み、これらは共にガス状流体の 流れに対して実質的に無孔質である。好ましくは、内側及び外側周縁表面36. 38を円筒形とし、実質的に滑らかにし、そして実質的に応力が集中しないよう に閉じた端部分32において徐々1こ丸める、即ち半径を設ける。環状壁30は 内側及び外側周縁表面36.38の間に横方向に伸びる厚みを有し、この厚みは シース24の長さに沿ってほぼ均一であることが好ましい。
シース24は、注意深く選択された材料で作られたモノリシック(即ち、単一) の片である。シース24のための適当な材料は、従来のグロープラグの技術には 教示されていない新しい設計方法論に従って選択される。
シース24の主機能は、加熱手段26を機関燃焼室内に存在する腐食性ガスによ る攻撃から保護することである。この機能の達成を支援するために、シース24 は、シース24が予め選択された極めて高い温度(例えば、約1200’c/2 192’F)において連続的に加熱されている間、これらの腐食性ガスによる攻 撃に耐えることができなければならない。本出願人は、ディーゼルサイクル機関 において比較的低セタンの燃料の点火を支援するために、普通のグロープラグの 使用を試行した後に、遥かに持続性のあるグロープラグが必要であることを認識 する至った。ヨフイの特許に示されている型の窒化シリコングロープラグを使用 することを企図すると、シリコン部分が酸化され、それによって生じた二酸化形 成する。例えば、二酸化シリコノはナトリウム不純物と反応して珪酸ナトリウム を形成する。珪酸ナトリウムは泡を形成し、次いで溶融または離脱する。このプ ロセスが窒化ノリコンを浸食し、加熱フィラメントを露出させて酸化及び他の形 状の腐食の両方または何れか一方を生じさせ、運には電気回路を破断させるよう になる。
本出願人は、成分か7化シリコンで作られ、長時間にわたって高温で動作するこ とが要求されるガスタービン成分にも類似の腐食プロセスが識別されていること を、これに関連する刊行図書から見出した。この刊行図書には、窒化シリコン資 料を溶融した硫酸ナトリウム内に浸漬させる腐食試験も記載されている。本出願 人は、普通の窒化ノリコングロープラグ加熱要素組立体の片でこの腐食試験を行 い、腐食の性質が、機関燃焼室内で実際に動作するグロープラグが経験するもの と同一であることを観測した。本出願人は、内燃機関において普通のセラミック グロープラグを攻撃する腐食プロセスが、動作中に機関燃焼室内に存在するすト リウム及び他の不純物によってもたらされるものと確信した。
本出願人は、種々の候補セラE ツク材料を評価するために、以下の腐食試験を 使用した。セラミック資料の重量を計り、100時間までの間約1200°C/ 2192’Fの溶融した硫酸アトリウム(NatSClt)に浸漬させた。材料 を容れるために白金のるつぼを使用した。硫酸ナトリウムとセラミック材料の( 重量)比を20対lとした。その後に、硫酸ナトリウムを溶解した。乾燥したセ ラミック材料の重量を計り、重量損失を計算した。種々の材料に対する腐食試験 の結果を以下の表に示す。
セラミック材料 時間(時) 損失(重量に)窒化シリコン(SisN、) < 25 100サイアロン(SiAION] <25 to。
酸化アルミニウム(AltOi) ioo 無炭化シリコンホイスカを有する酸 化アルミニウム 100 無1:5iCv Altos) ムライト(3Alz Os 2S ios ) 100 無きん青石〔アルミノ 珪酸マグネシウム〕 25 無チタン酸アルミニウム(A lx T ios  ) 25 無酸化ベリリウム(Bed) 100 無上に示した結果は、酸化物 群のセラミックが腐食試験に対して殆ど影響を受けていないのに対して、窒化物 及び酸窒化物群のセラミックはかなり攻撃されていることを示している。本出願 人は、上に列挙してない他の多くの酸化物セラミックが潜在的に存在すること、 そしてそれらも腐食試験に合格するであろうことを確信している。
適当なシース材料はまた、実質的にガス透過性を有していてはならない。この特 性は、シース24が加熱手段2Gを動作中の機関燃焼室内に存在する腐食性ガス に接触しないように効果的に密封するのを援助するために重要である。好ま[2 くは、シース24の透過度は原子拡散係数(例えば、約0.0000001ダー シーのガス透過係数)の程度である。
最後に、候補材料は、熱応力及び機械的応力の両者または何れか一方によって機 能しなくならないような特性を有していなければならない。熱は、加熱要素組立 体10から(グロープラグ本体への伝導、放射及び対流によって)失われる熱を 補償し、且つ外側周縁表面38の温度を予め選択された極めて高い温度(例えば 、約1200’C/2192°F)まで上昇させる率でシース24の環状壁30 を通って外向きに流れなければならない。
一般的に、熱束は所与の表面積を通る軌二不ルギの転送率として定義されている 。シース24の環状壁30を通る熱束は、内側周縁表面36の温度を外側周縁表 面38の1度よりも高くさせる。M膨張係数及びヤング率またはこわさで結合さ れた2つの表面間のこの温度差の効果が、加熱要素組立体10の外側周縁表面3 8内に引張応力を生じさせる。
本出願人は、動作状態の下では、シース24内の最大許容平均熱応力が、シース 材料の破壊係数(4点曲げ強度としても知られる)の予め選択された量を超える べきではないと結論付けた。次式は熱応力によってもたらされる破損に対する耐 性を予測するために開発されたものである。
σ=〔(α)(E)(t)(Q/A))/に−(f)(MOR)σ;最大平均熱 応力(MPa) α#シース24の熱膨張係数(mm/mm’ C)E=シース24の弾性係数( MPa) t=a束方同方向けるシース24の環状壁30の厚み(mm)Q/A=シース2 4の環状壁30を通る熱束(W/mm” )k=シース24の熱伝導度(W/m m’ C)f=予め選択された係数 MOR=シース24の破壊係数または4点曲げ強度(MPa)である。
シース24内の温度勾配を識別し、またこれらの温度勾配を生じさせる熱応力を 決定するために2次元有限要素モデルコンピュータプログラムを使用した。この モデリングは、熱応力を充分に低レベルまで低下させるためには環状壁30の厚 みtを実用の範囲で薄くすべきこ七を示している。従って、上式をtについて解 イナば次のように會き直される。
t= ((f)(MOR)(k) 〕/ C(α) (E)(Q/A))所与の 材料について上式を解くために、予め選択された係数(f)及び熱束の量的な値 を選択し、式に代入する。係数(f)は、熱応力によって生ずる破損に対する安 全余裕度を効果的に表す。fの値は、Oより大きく、正より小さいかまたは等し い数から選択することができる。例えば、rの値を1に等しくすれば安全余裕度 は全くない。安定した動作状態の下で充分な安全余裕度を得るためにはfを約0 5に選択するとよい。しかしながら過渡状態が存在するので、fの値として約0 . 5より小さいより控え目な値(例えば、fを約025に等しく)を選択する ことか好ましい。
fを0.25に、またQ/Aを0.371W/mm”に選択した幾つかの例を以 下に示す。理想的には、材料の特性に関するデータは当該動作状態においてめる べきであることを理解されたい。従って、各側におけるシース用材料の特性は、 データか得られるものについては約1200°C/2192°Fの例示動作温度 におけるものを示しである。一方幾つかの例では例示動作温度におけるデータを 入手することができなかった。これらの例のデータ及び結果は、例示動作温度に おける結果を推論するのに有効か否かを決定する際に注意深く検討すべきである 。
例1 材料 : 窒化シリコンC3i!Nt〕 (京セラSN 220M)E : 2 70.400 MPa @ 1200’Ca : 0.0000036 mm/ mm’c @ 1200”ck : 0.153 W/mm’c @ 1200 ’CMOR: 400 MPa @ 1200°Ct:4.24mm 例2 材料 : サイアロン(SiAION)E : 300,000 MPa @  20’Ca : 0.00000304 mm/mm’c @ 1QOO’ck  : 0.0213 W/mm’c @ 20°CMOR: 400 MPa  @ 1200’ Ct:6.30mm 材料 酸化アルミニウム(A l t Ch ’IE:26B、000 MPa  @ 1200’ca + 0.0000085 mm/mm’c @ 120 0’ck : 0.006 W/mm’c @ 1200’CMOR: 20  MPa @ 1200” Ct : 0.035 mm 例4 材料 : 10%の炭化シリコンホイスカを有する酸化アルミニウムCS iC −Aft Os ) E 170.000 MPa @ 1200’Ca : 0.000007 m m/mm’c @ 1200°Ck : 0.0065 W/mm’C@ 12 00°CMOR: 178 MPa @ 1200°Ct:0.65mm 例5 材料 : 焼結したムライト(3A lx Ox 2S i02〕E : 10 0.000 MPa @ 1200’Ca : 0.000005 mm/mm ’c @ 1200’Ck : 0.004 W/mml′c @ 1200” CMOR: 150 MPa @ 1200’ct:0.81mm 例6 材料 きん青石〔アルミノ珪酸マグネシウム〕E : 61.000 MPa  @ 20’Ca : 0.0000028 mm/mm’c @ 1200’C k : 0.0007 W/mm”c @ 20’CMOR: 55 MPa  @ 20°Ct:0.15mm 例7 材料 : チタン酸アルミニウム(Al1 Ti1t )E : 20.000  MPa @ 100O’Ca : 0.00000153 mm/mm’c  @ 1200’Ck : 0.00209 W/mm’c @ 1200’cM OR: 120 MPa @ 1200’ct:o、55mm 例8 材料 、 酸化ベリリウム(Be○〕 E : 344.740 MPa @ 20’Ca : 0.00001017  mm/mm’c @ 1200°Ck : 0.0178 W/mm’C@  1200’CMOR+ 207 MPa @ 20°Ct:0.71mm セラミック材料は脆く、従ってシースの如何なる部分における応力もその位置に おける材料強度を超えることはできないことを強調しておく。換言すれば、これ らの材料は、金属のように局部応力を許すことはなく、また撓みによって局部応 力を低下させることもない。そうではなく、シースは破砕によって単に破壊する だけである。また強度が、実際にセラミックシース全体を通して変化することに も注!されたい。従って、セラミックシース24の設計にはウェイプル率のよう な統計的データを使用する必要があり、信頼性及び持続性は破損の確率として表 される。前述した最後の式は、本出願人が推奨する腐食試験及びガス不透過性基 準に合格した他の候補材料を設計者が評価することを可能にするツールを設計者 に提供するものではあるが、正確な設計には加熱要素組立体の破損の温度及び確 率の高い確信を得るために有限要素解析のような高度解析ツールを使用する必要 があろう。シース24のための非セラミック材料を評価するために上式を使用す ることもできる。
前述した最後の式は、種々の材料特性間のトレードオフを計るために使用するこ とができる。例えば、単なる酸化アルミニウム(A + 20r )は、それが 優れた耐腐食性を呈するので、本出願人がソース材料として検討した第1のセラ ミック材料の1つであった。しかしながら本出願人は、この材料製のプロトタイ プセラミックシースか機関試験において僅か数時間の動作で割れを生じたことを 発見した。上記例3も、単なる酸化アルミニウムが熱応力に耐える能力に関して 不適当な材料であることを示している。単なる酸化アルミニウムの材料特性値を 前述した最後の大向に代入すると、ソース環状壁3oの最大許容厚みtがめられ るが、それは製造するには余りにも薄く、またグロープラグが機関燃焼室内にお いて典型的に経験する機械負荷に耐えるにも薄過ぎる。
例4は、シリコンファイバホイスカを添加すると酸化アルミニウムの熱応力特性 が如何に改善されるかを示している。炭化シリコンホイスカ強化アルミナ(S+ CwAl□0.)と呼ばれるこの比較的新しい複合セラミックはArea Ch eIIlical CompanYによって開発され、主として機械工具ビット として使用されてきた。ホイスカを添加するとセラミックの材料特性が変化して その耐熱衝撃ががなり改善される。計算された最大許容厚みtも、もしこの材料 をヨコイの特許に示されている加熱フィラメントを埋め込んだ窒化シリコン絶縁 体と同じように中実に形成すれば、機関燃焼室内で生き延びるための充分な熱及 び機械特性を有してはいないであろう。
現時点では、炭化シリコンホイスカ強化アルミナが、本出願人が好ましいと考え るシース24のための材料であり、机上及び機関試験においても成功を見ている 。例えば本出願人は、約0.5mm10.02インチの環状壁の厚みを有するこ の材料製のソース24を製造し、試験することに成功している。この環状壁の厚 みは、熱応力による破損に対する安全係数を高めるために、例4に与えられてい る0、65mm10.03インチの上限以下に控え目に選択された。一方、この 環状壁の厚みは、シース24をモノリシック片として製造するのに実際的である ように充分な厚みである。またこの環状壁の厚みは、グロープラグ本体にシース 24を組立てるのに充分な強度を提供するように、また機関燃焼室内でシースが 経験する機械負荷に耐えるように、充分な厚みである。シース24のための複合 材料は、約5乃至40体積%の炭化シリコンホイスカと、約95乃至60体積% の酸化アルミニウムを含んでいた。炭化シリコンボイス力は、約5乃至200ミ クロンの長さと、約Ol乃至3ミクロンの直径とを有する単結晶であった。
例7は、チタン酸アルミニウム(AlzTiOs)か耐熱応力の観点から有望な 材料であるかも知れないことを示唆している。しかしながら、これは実質的にガ ス不透過性ではなく(即ち、その気孔率のために腐食性燃焼ガスはシースを簡単 に通過して加熱手段26を攻撃できる)、またその材料特性は高温において不安 定になる。
モノリシックシース24は、プレス、スリップ鋳造、射出成形、または炭化シリ コンホイスカ、酸化アルミニウム粉末、水及び有機結合剤の混合体の押し出しに よって形成させることができる。次いで、シース24を実質的に不透過性にする ために、焼結、ホットプレス、またはホットアイソスタティックプレスによって 高密度化する(典型的には理論的密度の95%より大きくする)。必要ならば、 外側周縁表面38の最終外形、盲孔34の内径並びに実質的に滑らかなその輪郭 、閉じた端部分32の丸められた輪郭、及び盲孔34の開いた端部分31におけ る面取りを、加工作業等によって形成する。
他の酸化物セラミック材料も、受は入れ可能な低い破損の確率を与えることがで きる。ムライトは酸化アルミニウム程強くはないが、その熱膨張係数及び弾性係 数が低いのて、シース環状壁30の所与の厚みtに対して、計算される熱応力は 効果的に低くなる。また、ムライト母材内に炭化シリコンホイスカを付加して複 合材の強度を増加させることができる。酸化ベリリウムは比較的低強度の別の材 料であるが、比較的高い熱伝導度及び破断率を有しているために有望な材料にな っている。チタン酸ハフニウム及びきん青石の強度の低さは、それらの極めて低 い熱膨張係数によって相殺することができる。窒化シリコン、サイアロン、及び 炭化シリコンは低い計算された応力を与える材料特性を有しているが、これらの 材料は腐食に対する耐性が低く、シース24に適する材料とは言い難い。
他の多くのセラミック材料(主として酸化物セラミック材料)がシース24を形 成する材料として適当な候補であろう。これらの適当な材料には、単なる酸化ア ルミニウム、酸化チタン、酸化イツトリウム、燐酸ナトリウムジルコニウム、及 び酸化クロム高密度化酸化アルミニウムが含まれる。酸化クロム高密度化酸化ア ルミニウムを作るプロセスは、1976年5月11日付、Churchらの合衆 国特許3,956、531号に開示されている。必要ならばこれらの材料を、酸 化ジルコニウム、炭化シリコン、窒化シリコン、及び硼化チタンのような酸化物 、炭化物、窒化物、及び硼化物の群から選択された微粒子またはホイスカの形状 のセラミック材料で強化することができる。
加熱手段26の機能は、シース24の外側周縁表面38の温度を予め選択された 掻めて高い温度(例えば、約1200°C/2192°F)に維持するために必 要なエネルギを供給することである。このエネルギはグロープラグ本体への対流 、放射及び伝導によって生ずるシース24からのエネルギ損失を補償する率で供 給されなければならない。加熱手段26は、熱膨張及び収縮の両方または何れか 一方の間に加熱手段26がシース24に認められる程の応力を賦課しないように 選択すべきである。しかし、加熱手段26は保護シース24によって覆われてい るから、加熱手段26のための適当な材料は耐腐食性である必要はない。
図1は加熱要素組立体10の第1の実施例を示し、加熱手段26はモノリシック 非導電性絶縁体40と加熱用フィラメント42とを含んでいる。
好ましくは、絶縁体40はほぼ円筒形であり、心棒44と内側シース46とを含 む。心棒44はその外側周縁表面の周囲に形成された螺旋溝48と、その長手方 向軸に沿って伸びる中心孔49とを含む。溝48は2またはそれ以上のピッチを 有することか好ましい単一の螺旋として配列されている。
好ましくは、加軌用フィラメント42は、モリブデン、ニクロム、アルメル、白 金、タングステンまたは類似の貴金属、タンタル、ロジウム、脱珪化物モリブデ ン、レニウム、または白金・ロジウム合金のような耐火・耐熱材料製の連続した 単一の電線のストランドで形成する。図1の実施例では、加熱用フィラメント4 2の一部が心棒44の溝48内に位置決めされ、それによって単一の螺旋として 配列されている。シース24の閉じた端部分32に近い一方の端部分の螺旋のピ ッチを、シース24の開いた端部分31に近い反対側の端部分の螺旋のピッチよ り細かくする(即ち、軸方向長さ当りより多くの巻回とする)ことが好ましい。
加熱用フィラメント42の別の部分は比較的直線状であり、心棒44の中心孔4 9を通って伸びて加軌用フィラメント42の螺旋巻回に対して半径方向内側に離 間している。代替として、加熱用フィラメント42は本発明から逸脱することな く、二重螺旋のような公知の他の形状に従って配列することができる。
好ましくは、加勢用フィラメント42の各端部分はそれぞれリード線18.20 に接続する。リード線18.20は互いに離間し、各リード線の一部は絶縁体4 0内に埋め込まれている。リード線18.20は絶縁体40から外に伸び、シー ス24の開いた端部分を通っている。各リード線はタングステンで形成し、その 断面直1を加熱用フィラメント42の断面直径よりも実質的に大きくすることが 好ましい。
加熱手段26及びノース24の材料は、加熱手段26の熱成長及び収縮がシース 24の熱成長及び収縮と両立できるように選択すべきである。シース24と絶縁 体40との間のこのような熱両立性が、熱膨張及び収縮中にシース24の境界を 越える成長によって絶縁体40がシース24内に機械応力を誘起させることがな いようにしている。
好ましくは、絶縁体40は、窒化シリコン(NlsN、)、サイアロン(SiA ION)、または窒化アルミニウム(A I N)のような幾つかのセラミック 材料の何れかで形成し、酸化マグネシウムのような高密度化支援材を含むことが できる。絶縁体40のための適当な材料は、非導電性であり、熱伝導性であり、 そして熱応力に対して高度に耐性であるべきである。またこの材料は、加熱用フ ィラメント42を埋め込み、酸化の効果から密封するモノリシック片として形成 可能であるべきである。前述したように、残余の加熱要素組立体10と両立させ るのに必要な所望の熱膨張及び熱伝導性をも考慮すべきである。例えば、絶縁体 40は、シース24が炭化シリコンホイスカ強化アルミナ(S i C−A i □0゜)のような酸化アルミニウム基セラミック材料で形成されている場合には 、窒化ノリコン(SixNt)で形成することができる。
加勢用フィラメント42、絶縁体40、及びリード線18.20の部分の副組立 体は、シース24の盲孔34内に、内側周縁表面に対してほぼ同心状に離間して 位置決めされる。
熱伝導手段28は、加熱手段26とシース24の内側周縁表面36との間に挿入 される。熱伝導手段28は、2つの主機能を遂行する。一方の機能は、加熱手段 26をシース24の盲孔34内に支持することである。他方の機能は、加熱手段 26から7−ス24の内側周縁表面36へ飢を効率的に伝える手段を提供するこ とである。ノース24へ伝えられた熱はシース24の環状壁30を通過し、外側 周縁表面38を予め選択された極めて高い温度に維持する。
図1では、熱伝導手段28は充填材量62を含んでいる。充填材料62はシース 24の盲孔34内に配置され、加熱手段26とシース24との間の残余の空間を 完全に埋めている。充填材量62は、加熱要素組立体lOが電気的に付勢された 時に加軌用フィラメント42が生成した軌をシース24の外側周縁表面38へ容 易に伝えるような熱伝導材料で形成される。好ましくは、充填材量62は、アル ミン酸カルシウム及び蒸留水から形成されたセメントである。珪酸ジルコニウム セメント、酸化アルミニウム粉末、酸化マグネシウム粉末、または炭化シリコン 、白金、またはモリブデン微粒子の添加物(約5乃至40体積%)を有する上記 材料の何れかを含む他の充填材料によって置換することができ、充填材料の熱伝 導度をより高めることかできる。
図2−4は、加熱要素組立体10°の第2の実施例を示す。加熱要素組立体lO ゛は図1の加熱要素組立体10に類似しているが、加熱手段26゛ の形状と、 それを如何にして形成するかが異なっている。この実施例では、加熱用フィラメ ント42°はほぼU字形の連続した電線であり、波形にするかまたはしわ寄せし である。全体的にU字形をしている加熱用フィラメント42′ は、1対の離間 した脚50.52と、接続部分53とからなる。更に、始めに、中間片または詰 め物54と1対の外側片56.58とを含む複数のセラミック片から絶縁体40 を形成する。好ましくは、片54.56.58は、それらを互いに組立てた時に 、それらか−緒になって円筒形状を形成するように個々に成形する。
産業への応用性 改善された加熱要素組立体10.10° の種々の製造方法、及びその動作の概 要を以下に説明する。
図1の第1の実施例では、心棒44を好ましくは射出成形によって形成する。
成形プロセス中に、心棒44の周縁に螺旋溝48を形成し、また鋳型を開く前に 抜き出されるビンによって比較的小さい中心孔49を形成する。更に、1対のリ ード線18.20を取り付ける方の端の心棒44の周縁表面に1対の対向して離 間した軸方向スロットを形成する。これらのスロットの1つは、半径方向内向き に中心孔49と交差する通路に結合されている。
加熱用フィラメント42の一方の端部分を、例えば巻付け、溶接、またはすえ込 みによってリード線18に接続する。次いでリード線20が中心孔49と交差し ているスロット内の定位置にスナップインするまで、加熱用フィラメント42の 自由端を、中心孔49を通して供給する。次にリード線18を加熱用フィラメン ト42の他方の端部分に同様に接続する。次いでコイルが、生成した溝48内に 位置するように加熱用フィラメント42を心棒44の周囲に巻き付ける。次にリ ード線18を第2の軸方向スロット内の定位置にスナップインさせる。予め射出 成形されてはいるが未だに熱処理されていない内側シース46を、各リード線1 8.20の部分が突き出るように上述の副組立体上に滑らせる。次に、好ましく はタンタルまたは他の耐火延性材料製の臨時ブーツを上述の副組立体上に臨時に 滑らせて、この臨時ブーツがリード線18.20の自由端より遠くまで伸びるよ うにする。臨時ブーツには、半径方向/接線方向の抵抗性を与えるために軸方向 に縦溝またはひだを付け、またリード線18.20の自由端部分を越えた所で平 らな表面に挟みつぶす。この挾みつぶしは飲み物用のストロ−の端を挟みつぶす のに似ている。
次にこの組立体を加熱して有機結合剤(もし存在すれば)を追い出し、臨時ブー ツの端をクランプまたは他の装置によって密封する。次いでこの組立体をホット アイソスタティックプレス(HI F)オートクレーブ内に装填し、オートクレ ーブの温度を約1371’ C/2500’ Fに上昇させ、約20690KP a/3000ps iにする。組立体を約1時間にわたってこの高圧、高温のオ ートクレーブ内に維持する。次いで組立体をオートクレーブから取り外し、臨時 ブー・ンを開いてホットアイソスタティックプレスされた副組立体(リード線1 8.20、絶縁体40.及び加熱用フィラメント42からなる)を取り出す。
モノリソツク構成で壁が比較的薄いシース24を、制御しながら加熱手段26か ら分離した最終形状に形成する。シース24の比較的滑らかで且つ単純な形状が 応力の集中を事実上無くし、また例えばスリップ鋳造、ホットプレス、射出成形 、または中実バーストツクの選択的加工によって、比較的容易に製造することが できる。
充填R1’462は、約250メツシユのアルミン酸カルシウムセメ:/トと蒸 留水との薄い混合体を作ることによって形成する。アルミン酸カルシウムのダラ ム当たり約2mlの蒸留水を用いると、作られる湿式セメントは好ましい軟度に なる。この湿式を注入器内に注ぎ、過大な空気を追い出す。注入器の注入チップ をシース24の空の孔34の底まで挿入し、シース24の盲孔34が充填されて しまうまで湿ったアルミン酸カルシウムセメントを注入する。
加熱手段2(3(図1では絶縁体40、埋め込まれた加熱用フィラメント42、 及びリード線18.20の埋め込まれた部分の副組立体)をシース24の盲孔3 4内に挿入する。加熱手段26は、材料手段が乾燥し凝固する前に、素早く盲孔 34内に完全に押1.込む。次いで加熱要素組立体10をX線検査17、加熱手 段26が盲孔34の底に接するまで挿入されたこと、及びリード線18.20と 加熱用フィラメ:/l−42とによって作られる電気回路に短絡または破断が存 在していないことを確認する。次いで加熱要素組立体lOを一晩湿った環境に曝 す。これは、加熱要素組立体lOを加湿室内に配置することによって達成できる 。湿度に曝した後に、加熱要素組立体IOを例えば炉内で乾燥し、水分を除去す る。
今度は図2−4に示す第2の加熱要素組立体10”の実施例の組立て方法を説明 する。
はぼU字形の加勢用フィラメント42°の波形を付けた脚50.52を、図3及 び4に示すように中間片54の対向している表面上に位置決めする。この製造段 階中に、中間片54及び外側片56.58はそれらの未熟成な、即ち熱処理をし ていない状態にある。外側片56.58は、それらが対面している中間片54と の間に加勢用フィラメント42°の各脚50.52を挟むように位置決めする。
組立てのこの段階では、絶縁体40の3つの片は図3及び4に示すようにほぼ円 筒形になっている。1対の加熱したダイス64.66の間で、絶縁体40“内の 有機結合剤を焼き出し、また加軌手段26゛を臨時ブーツ内ホットプレスする。
次いで加熱手段26を7−ス24内に位置決めし、図1の実施例と同様に充填材 料62を詰める。
代替として、図5に示すように、HIPプロセスに熱処理が済んでいないシース 24を組入れることによって図2の充填材料62を排除することができる。臨時 ブーツを用いてHIPプロセスを開始する前に、熱処理が済んでいない状態のシ ース24内に副組立体42°、40“、54.56.58を直接滑り込ませる。
この場合シース24と加熱手段26′との間の直接表面接触が熱伝送手段28と して働く。
図1に示すグロープラグ12の動作中、電流はリードmisから流入し、加熱用 フィラメント42を通ってリード線20から流出する。加熱用フィラメント42 の比較的小さい直径が、電気回路内の他の場所よりも比較的大きい電気抵抗を加 熱用フィラメント42内に生じさせ、従って熱を生成させる。この熱は充填材料 62によって容易にシース24の外側周縁表面28へ伝えられ、容易に自己点火 することがない燃料の点火を支援する。
公知の平面加部用フィラメントに比して、シース24内の加熱用フィラメント4 2が円周方向に対称的な配列のために、シース24の外側周縁表面28上により 均一な、即ち円周方向に対称的な熱(加勢用フィラメント42が生成した)の分 布が得られる。加熱用フィラメント42の相対的に細かいピッチのコイルが、グ ロープラグ12が生成する熱を加熱要素組立体10の自由端に集中させる。加熱 用フィラメント42の相対的に粗いピッチのフィラメント巻回が、グロープラグ ボディ内の比較的直線的なリードと相対的に細かいピッチのフィラメント巻回と の間に比較的滑らかな温度遷移を与える。このような遷移が、加熱要素組立体1 0の長手軸に沿って鋭い温度勾配を生じさせないようにする。
改善された腐食及び酸化に対する耐性は、注意深く選択されたセラE7り材料で 作られる保護シースによって与えられる。例えば、窒化シリコン基材料に比して 1乃至2桁も改善される対ナトリウム腐食耐性は、アルミナ基セラミック材料を 用いて得ている。更に、耐熱衝撃性及び強度は微粒状材料で強化した種々のセラ ミック材料によって改善される。本出願人の設計方法論は、シース24のための 適当な材料をふるい分けし、選択するのに有利である。
改善された加熱要素組立体は、例えばグロープラグ内に組込んで動作中の内燃機 関内で連続的に付勢し、セタン価が比較的低い燃料の点火を保証することができ る。この設計は、極めて過酷な環境内でのグロープラグ加熱要素組立体の保護を 援助するので、従来のグロープラグ加熱要素組立体よりも長い寿命を得ることか できる。この改善された加熱要素組立体は、燃料の燃焼を開始または援助するた めに比較的長寿命の表面点火要素を必要とする工業炉のような他の燃焼応用にも 使用することができる。
本発明の他の面、目的、及び長所は図面、開示、及び添付請求の範囲の検討から 理解することが可能である。
、l+1+ −PCT/US 90104751国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.グロープラグ(12)に適用する加熱要素組立体(10)であって、盲孔( 34)を限定している開いた端部分(31)と閉じた端部分(32)とを有する 比較的薄く且つ全体的に環状の壁(30)を含むモノリシックで、耐火性で、耐 腐食性で、実質的にガス不透過性のセラミックシース(24)と、モノリシック セラミック絶縁体(40)とその中に密封されている電気抵抗加熱用フィラメン ト(42)とを含み、シース(24)の盲孔(34)内に位置決めされ且つエネ ルギの源に接続されて熱を放出する加熱手段(26)と、熱を加熱手段(26) からシース(24)へ伝える熱伝導手段(28)とを具備する加熱要素組立体( 10)。 2.シース(24)及び加熱手段(26)の材料特性及び形態は、シース(24 )及び加熱手段(26)内の最大熱及び機械応力がシース(24)及び加熱手段 (26)を形成しているそれぞれの材料の最小強度を超えることを阻止するよう に、関連付けて選択する請求項1に記載の加熱要素組立体(10)。 3.tmax=熱束方向におけるシースの環状壁の最大許容厚みf=0より大き く、1より小さいかまたは等しい予め選択された係数MOR=シースの破壊係数 k=シースの熱伝導度 α=シースの熱膨張係数 E=シースの弾性係数 Q/A=熱束 として、シース(24)の上記環状壁(30)が、tmax=〔(f)(MOR )(k)〕/〔(α)(E)(Q/A)〕なる関係によって支配される最大許容 厚み(tmax)を有している請求項1に記載の加熱要素組立体(10)。 4.上記シース(24)が、実質的にセラミック酸化物材料で形成されている請 求項1に記載の加熱要素組立体(10)。 5.上記シース(24)が、実質的に複合セラミック酸化物材料で形成されてい る請求項1に記載の加熱要素組立体(10)。 6.上記シース(24)が、酸化物、炭化物、窒化物、及び硼化物の群から選択 された微粒子の形状のセラミック材料で強化されている請求項5に記載の加熱要 素組立体(10)。 7.上記シース(24)が、強化された酸化アルミニウム、酸化ベリリウム、酸 化チタン、酸化イットリウム、ムライト、燐酸ナトリウムジルコニウム、及び酸 化クロムで高密度化された酸化アルミニウムの群から選択されたセラミック材料 で形成されている請求項1に記載の加熱要素組立体(10)。 8.上記加熱用フィラメント(42)が、モリブデン、ニクロム、アルメル、ク ロメル、白金、タングステン、タンタル、ロジウム、脱珪化物モリブデン、レニ ウム、白金・ロジウム合金の群から選択された導電性耐火材料で形成されている 請求項1に記載の加熱要素組立体(10)。 9.上記加熱用フィラメント(42)が、1対の端部分を有する電線の連続スト ランドであり、上記加熱要素組立体(10)が更に1対の電気リード線(18、 20)をも含み、上記各リード線(18、20)は加熱用フィラメント(42) の端部分にそれぞれ接続され、また絶縁体(40)内に部分的に埋め込まれてお り、上記リード線(18、20)がシース(24)の開いた端部分(31)から 外へ伸びている請求項1に記載の加熱要素組立体(10)。 10.上記絶縁体(40)が、実質的にセラミックで形成されている請求項1に 記載の加熱要素組立体(10)。 11.上記絶縁体(40)が、実質的に窒化シリコン(Si3N4)、サイアロ ン(SiAlON)及び窒化アルミニウム(AlN)の群から選択されたセラミ ックで形成されている請求項1に記載の加熱要素組立体(10)。 12.上記熱伝導手段(28)が、盲孔(34)内の加熱手段(26)とシース (24)との間に位置決めされている耐火性の熱伝導性充填材料(62)を含む 請求項1に記載の加熱要素組立体(10)。 13.上記シース(24)が、盲孔(34)を限定し且つ絶縁体(40)と直接 的に接触する内側周縁表面(36)を有している請求項1に記載の加熱要素組立 体(10)。 14.グロープラグ(12)に適用する加熱要素組立体(10)であって、盲孔 (34)を限定している開いた端部分(31)と閉じた端部分(32)とを有す る比較的薄く且つ全体的に滑らかな環状の壁(30)を含む全体的に円筒形のモ ノリシックで、耐火性で、耐腐食性で、実質的にガス不透過性のセラミックシー ス(24)と、 非酸化物セラミック絶縁体(40)内に密封されている電線の連続する単一スト ランドで形成されている加熱用フィラメント(42)を含み、シース(24)の 盲孔(34)内に位置決めされ且つエネルギの源に接続されて熱を放出する加熱 手段(26)と、 グロープラグ加熱要素組立体(10)が電気的に付勢された時に、熱を加熱手段 (26)からシース(24)へ伝える熱伝導手段(28)とを具備する加熱要素 組立体(10)。 15.グロープラグ(12)に適用する加熱要素組立体(10)であって、盲孔 (34)を限定する閉じた端部分(32)を有する比較的薄く且つ全体的に環状 の壁(30)を含み、上記環状の壁(30)が、tmax=熱束方向におけるシ ースの環状壁の最大許容厚みf=0より大きく、1より小さいかまたは等しい予 め選択された係数MOR=シースの破壊係数 k=シースの熱伝導度 α=シースの熱膨張係数 E=シースの弾性係数 Q/A=熱束 として、 tmax=〔(f)(MOR)(k)〕/〔(α)(E)(Q/A)〕なる関係 によって支配される最大許容厚み(tmax)を有しているモノリシックで、耐 火性で、耐腐食性で、実質的にガス不透過性のセラミックシース(24)と、 セラミック絶縁体(40)内に密封されている加熱用フィラメント(42)を含 み、シース(24)の盲孔(34)内に位置決めされ且つエネルギの源に接続さ れて熱を放出する加熱手段(26)と、熱を加熱手段(26)からシース(24 )へ伝える熱伝導手段(28)とを具備する加熱要素組立体(10)。
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