JPH05504751A

JPH05504751A - 積重ね可能な容器のための受容装置

Info

Publication number: JPH05504751A
Application number: JP3517331A
Authority: JP
Inventors: マンケ，ヴォルフガング
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1990-11-07
Filing date: 1991-11-04
Publication date: 1993-07-22
Also published as: EP0507915A1; EP0507915B1; DE59101283D1; AU8846091A; CA2073244A1; US5370228A; WO1992008660A1; DE9108090U1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】積重ね可能な容器のための受容装置技術分野本発明は、積重ね可能な容器のための、特にプラスチックから成る飲料コツプ及びカップのための受容装置に関しており、該受容装置は、閉鎖プレートの開口部に接続されて平行に延びる受容器から成り、その横断面積は、積重ね可能な容器の最大横断面積より若干大きく、かつ該装置は、ごみ容器内に挿入可能なユニットとして結合されている。

背景技術プラスチックから成る使用済の飲料コツプ又はカップは、一般的に、ごみ袋スタンドに不動に締め付けられているごみ容器又はごみ袋内に投げ込まれる。投げ込まれたコツプ及びカップは大きな貯蔵容積を占有し、このような容積は、収集及び運搬に対して負の影響を与える。更には、コンブ又はカップ内に残っている残留液体が流れ出す。

ドイツ連邦共和国実用新案第９０００７３５．２号明細書によれば、積重ね可能なプラスチック飲料コツプのための収集装置が既に公知である。少くとも１つの開口部を備えた収集装置が、不動に起立する支持体に、有利には壁部に、装着されている。その際重要なことは、収集装置内の開口幅が上方縁部のコツプの直径よりも小さく、かつコツプ床部の直径よりも大きいということである。つまり保管さるべきコツプは収集装置内で積み重ねられ、かつ対応する高さになった積重ね体は、人力で収集装置から取り除かれる。

この収集装置は、夫々コツプの規定された形状及び大きさに対してだけ設計されている。更に、積重ね能力が比較的小さいため、積み重ねられた汚れたコツプを人力で取り除くことが冒々必要となる。

更に英国特許第１５３５９２２号明細書には、使用済のプラスチックコツプ又は紙コツプを受容するための装置が公開されており、この場合にあっては、コツプを積重ね可能に受容するために容器の内方に向いている管が、容器カバー内に設けられた開口部に接続されている。これに類似の装置がフランス国特許第２３１５４６号明細書によって公知であり、この場合受容管は、垂直に配置されたロッドによって代替えすることも可能である。

これらの公知の装置の欠点は、容器カバーにおける受容管の保持が不安定であるという点と、管の使用に伴って所要材料量が必然的に多くなるという点である。

垂直に配置されたロッドによって受容筒を形成するため、落下するコツプの正確な案内が保証されなくなり、特に受容筒の安定した配置が不可能になる。

本発明の課題は、積重ね可能な容器のための、特にプラスチックから成る飲料コツプ又はカップのための受容装置を改良して、多数の受容管を受容することができ、かつ更に材料を節約して軽量な、同時に安定したコンパクトなユニットに構成し、また受容管内では積重ね可能な容器の良好な案内が保証されるようにすることにある。

発明の開示本発明では、受容管がフレキシブルな材料又はハニカム状の挿入体又は長手方向に延びて円弧状に成形されている多数の条片から形成されており、該条片は、中間プレートのアンダカットされた切欠きを備えている開口部内と、各々の上方及び下方閉鎖プレート内とに挿入可能に形成されていることによって、上記課題を解決することができた。本発明の有利な構成によれば、長手方向条片が分割されかつこの画部分が、オーバラップしている係止結合部によって貫通するユニットとして互いに結合されている。本発明の構成にあっては、分割されて構成されている長手方向条片の夫々１つの端面に張出部が設けられており、該張出部は、上方閉鎖プレート乃至下方閉鎖プレートのアンダカットされた切欠きの長方形の付加切欠き内に位置している。その際張出部の外方制限部は、夫々上方及び下方閉鎖プレートの外方に位置する面を備えている１つの平面内に位置している。各中間プレートは、有利にはアンダカ、トされた切欠きに接続している付加切欠きを有しており、その内の夫々２つは、互いに向い合って円錐状に延びている長手方向条片の係止節に配設されている。安定性を高めるために長手方向条片は、その内方側部上に長手方向に延びる２つのリブを有している。本発明の別の構成によれば、各受容管は上方閉鎖プレートの領域に直径を減少せしめるために規定された少くとも１つの弾性的乃至はスライド可能な部材を有しており、その際弾性的な部材は板ばねによって構成されており、またスライド可能な部材は受容管の内法開口部から押圧可能なスライダによって構成されている。また閉鎖プレート内の投入開口部の縁部は、夫々環状に下方に向って屈曲して延びており、かっこの屈曲部には受容管が接続できるようにすることも可能である。有利には、個々に差込み可能な部材から成るハニカム状の挿入体又はプラスチックから成る１体状の挿入体が形成されており、その際任意の形状の開口部が重量軽減に、ひいては材料の節約に寄与している。ハニカム状の挿入体は１つの平面に折畳み可能なように構成されている。

本発明に基いて形成された積重ね可能な容器のための受容装置は、ごみ箱によって形成されているごみ容器内に挿入され、又はごみ袋スタンドに不動に締付けられたごみ袋によって形成されているごみ容器内に挿入されており、かつ閉鎖プレートによ″ってごみ容器の上方縁部に不動に位置せしめられている。個々の受容管内には、使用済の積重ね可能な飲料コツプ又はカップが挿入され、これらはその自重によって下方に向って滑走する。総ての受容管がその全長に亘って使用済飲料コツプ又はカップで充填されると、閉鎖プレートはそれに固定された受容管と共に上方に向ってごみ容器から引き離される。その際積重ねられた使用済飲料コツプ又はカップは、ごみ容器内に取り残される。

図面の簡単な説明本発明の実施例を図面に図示し、次にこれを詳細に説明する。その際図１は、挿入された受容装置を備えているごみ箱の縦断面図、図２は受容管の受容のための開口部を備えている閉鎖プレートの１部分の平面図、図３は挿入された長手方向条片を備えている図２の線Ａ−Ａに沿った断面図、図４は受容装置の上方部分のための部分条片の側面図図５は受容装置の下方領域のための部分条片の側面図図６は結合された２つの部分条片の突合せ位置の断面図、図７は部分条片の側面図、図８は配置された板ばねが受容管内に設けられている図３に類似した図、図９は図８の構成の変化態様の図、ｌＮｌ０は閉鎖プレート上の受容管の上方固定部の断面図、図１１は段ポール箱内に挿入されたハニカム状挿入体の平面図、を夫々示している。

実施例ごみ箱２内に挿入された積重ね可能な飲料コンブのための受容装置は、平行に延びている受容管１を有しており、その直径は、飲料コツプの最大直径よりも若干大きい。各受容管は、夫々上方及び下方の閉鎖プレー＋−３＋３’　内及び２つの中間プレート３′内に不動に保持されている。これらのプレー１−３．３’　、３’を介して、受容装置の総ての受容管１は１つのユニットとして互いに結合されている。図２によれば、受容管１内には長手方向に延びる４つの条片１０が挿入可能であり、該条片１０は、均等に分配されて夫々垂直に互いに上下に位置しているプレート３：３′及び３′の開口部４内で不動に位置している。条片１０の長手方向側部は円錐状に延びているため、条片１０は、開口部４の壁部のアンダカソトされた切欠き１５内に上方乃至下方から嵌合可能に挿入することができる。また受容装置は側方に２つのグリップ５を有している。

受容装置の製作を簡素化するため長手方向条片は分割されており、更に各部分条片は、分離されて切欠き１５内に挿入され、かつ画部分条片の挿入後に初めてそれらの間に結合部が形成される。長手方向条片１０はその内側部に長手方向に延びる２つのリブ１７゜１７′を有し、更にリブ１７は張り出した結合部分１８を有し、該結合部１８には、対応する結合受容部１９が別のリブ１７′に整合して配設されている。長平方向条片１０の両部分間に結合部を形成せしめるため、１方の部分条片のリブ１７の結合部分１８が、端面側で接続されている別の部分状片の結合受容部１９内に挿入されている。結合部分１８を結合受容部１９内に挿入できるように、リブ１７′は結合受容部１９の領域に切欠き２０を有している。

結合部分１８上及び結合受容部１９の反対側に位置している長手方向条片１０の端面上には張出部１４が設けられており、該張出部１４は、上方乃至下方閉鎖プレート３；３′のアンダカットされた切欠き１５の長方形の付加切欠き１５′内に載置されている。付加切欠き１５′はプレート肉厚の１部分上にだけ延びているので、残留フラノン１５′が残っている。張出部１４の外方制限部は、上方乃至下方閉鎖プレート３゜３′の夫々外方に位置する面を備えている１つの平面内に位置している。

長手方向条片１０の内方側部には、弾性的に変形可能で円錐状に延びている係止節１６が配置されている。各張出部１４は係止節１６に配設されており、該係止節１６は張出部１４の方向で円錐状に傾斜し、その際張出部１４と係止節１６との間の距離は、付加切欠き１５′の残留フランジ１５′の肉厚よりも若干大きい。

付加切欠き１５′には、長手方向条片１０の対向して円錐状に延びている夫々２つの係止節１６が配設されている。中間プレート３′に配設されている両係止節１６間の距離は、中間プレート３′内の切欠き１５′の残留フランジ１５′の肉厚よりも若干大きい。

開口部を備えた積重ね可能な容器が下方に向いて受容管１内に挿入されるのを阻止するため、各受容管１は、図８に基く上方閉鎖プレート３の領域に直径の減少のために規定されて板はね２１の形状を成している少くとも１つの弾性部材を有しており、鎖板ばね２１は上方に折り曲げられた短い脚部を有している。図９によれば受容管１の直径を減少せしめるため、スライド可能な部材が、内法開口部の領域に押圧可能なスライダ２２の形状を成して配置されている。このスライダ２２は、強制案内部内に支承されていて、ばね２３の力に抗して押圧されている。スライダ２２の端面は、面取りされているか又は傾斜して延びている。

閉鎖プレート３内の投入開口部４の縁部には、下方に向いて環状のフランジの形状の屈曲部２４が設けられている。受容管１、固定クランプ２５によってこの屈曲部２４に接続されている。受容管１はフレキシブルな材料から成っている。

図１２には、基面が４０ｃｍＸ　４０ｃｍの、取扱いに便利な段ボール箱のためのハニカム状の挿入体が図示されている。挿入されたハニカム状の挿入体の外方制限部と段ポール箱２７の壁部との間には最小の距離が存在しており、この距離によって、挿入体２６の段ボール箱２７内への挿入が簡易化されて、挿入体２６の機能が損われないようになっている。

Ｆｉｇ、　１イ要　約　書積重ね可能な容器のための受容装置は、簡単な製作と、安定性を高めるための、積重ね可能な容器の目的に適った収容部とが可能なように構成されている。このため、受容管１を形成するために設けられた長手方向条片１０が分割されており、更に画部分は、オーバラップした係止結合部によって一貫したユニットとして互いに結合されている。長手方向条片１０は、中間プレート３′のアンダカットされた切欠き内に位置しており、かつ充分な強度を有する夫々の上方及び下方閉鎖部３．３′内に挿入されている。長手方向条片１０が分割されていることによって、中間プレート３′と閉鎖プレーｈ３：３’　との取付けが簡略化される。

上方閉鎖プレート３の領域には弾性的乃至は運動可能な部材が配置されており、そのために積重ね可能な容器は、その直径が開口側部の直径よりも常に小さいような床面積で、初めて受容管１内に挿入されつるようになっている。

国際調査報告

Claims

【特許請求の範囲】１．積重ね可能な容器のための、特にプラスチックから成る飲料コップ及びカップのための受容装置であって、該受容装置は、閉鎖プレートの開口部に接続されて平行に延びる受容器から成り、その横断面積は、積重ね可能な容器の最大横断面積より若干大きく、かつ該装置は、ごみ容器内に挿入可能なユニットとして結合されている形式のものにおいて、受容管（１）が、フレキシブルな材料又はハニカム状の挿入体又は長手方向に延びて円弧状に成形されている多数の条片（１０）から形成されており、該条片（１０）は、中間プレート（３′′）のアンダカットされた切欠き（１５）を備えている開口部内と、各々の上方及び下方閉鎖プレート（３；３′）内とに挿入可能に形成されていることを特徴とする、積重ね可能な容器のための受容装置。２．長手方向条片（１０）が分割されていて、その両部分は、オーバラップしている係止結合部により一貫したユニットとして結合されていることを特徴とする、請求項１記載の受容装置。３．分割されて構成されている長手方向条片（１０）の夫々１つの端面には張出部（１４）が設けられており、該張出部（１４）は、上方閉鎖プレート（３）乃至下方閉鎖プレート（３′）のアンダカットされた切欠き（１５）の長方形の付加切欠き（１５′）内に載置されており、更に張出部（１４）の外方制限部は、上方乃至下方閉鎖プレート（３；３′）の夫々外方に位置する面を備えている１つの平面内に位置していることを特徴とする、請求項１又は２記載の受容装置。４．各中間プレート（３′′）が、アンダカットされた切欠き（１５）に接続している付加切欠き（１５′）を有しており、その内の夫々２つが、長手方向条片（１０）の、対向状で円錐状に延びた係止節（１６）に配設されていることを特徴とする、請求項１から３までのいづれか１項記載の受容装置。５．長手方向条片（１０）が、その内方側部に、長手方向に延びる２つのリブ（１７；１７′）を有していることを特徴とする、請求項１から４までのいづれか１項記載の受容装置。６．各受容管（１）が、上方の閉鎖プレート（３）の領域に、直径を減少せしめるために規定された少くとも１つの弾性的乃至はスライド可能な部材を有していることを特徴とする、請求項１から５までのいづれか１項記載の受容装置。７．弾性的な部材が板ばね（２１）によって形成されており、またスライド可能な部材が、受容管（１）の内法開口部の領域から抑圧可能なスライダ（２２）によって形成されていることを特徴とする、請求項６記載の受容装置。８．閉鎖プレート（３）内の投入開口部（４）の縁部が、夫々環状に下方に向って屈曲して延びており、またこの屈曲部（２４）が受容管（１）に接続されていることを特徴とする、請求項１記載の受容装置。９．ハニカム状の挿入体（２６）が、別々に纏って差込み可能な部材から形成されており、又はプラスチックから１体状に形成されていることを特徴とする、請求項１記載の受容装置。１０．ハニカム状の挿入体（２６）が、１つの平面に折畳み可能なように形成されていることを特徴とする、請求項８又は９記載の受容装置。