JPH05504247A - スイッチングダイオードのカットオフ電圧発生用回路装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 スイッチングダイオードのカットオフ 電圧発生用回路装置 本発明は受信機発振器にて生ぜしのられた発振器振動の整流により高周波フィル タ回路における共振周波数の切換のためのスイッチング電圧を発生するための回 路装置に関する。

厳しい郵政規定ではテレビ受像機のアンテナ入力ソケット部において著しくわず かなノイズ放射の生じることが要求される。殊に付加的受信ユニット（チューナ ー）を有するテレビ受信機の画像スクリーン上にて複数画像の再生のための装置 において他の受信チャネルに対して障害は起ってはならない。例えばアンテナソ ケット部におけるノイズ電圧は３０ｄｂ　（μＶ）より小でなければならない、 換言すれば当該電圧はせいぜい○μＶより最大限３０ｄｂ上回る値（はぼ３２μ Ｖ）を有するべきであるという要件が充足されねばならない。その種画像中国像 （ｐ　１ｃｔｕｒｅ−ｉｎ−ｐｉｃｔｕｒｅ）機器においてその種の画像の場合 １つの宿号漂（アンテナンか６２つのチューナーが次のようにして給電を受ける 、即ちアクティブなパワースプリッタが方向性結合器と共働して信号を両チュー ナーに通過伝送し、ここにおいて最大減結合度が広帯域で３０ｄｂであることが 要求されるようにするのである。つまりテレビ受信機にて発振器振動の振幅が０ ゜８〜１．Ｏｖの値に実効的に制限されねばならない。

受信機にて設けられているフィルタ回路をスイッチングダイオードを用いて種々 の帯域に切換えることが慣用的であり公知である。このために負の電圧がスイッ チングダイオードのアノードに供給され、その結果当該スイッチングダイオード は阻止され、それにより付加的インダクタンスが作動接続される。上記の負の電 圧は発振器振動回路にて配置された整流器ダイオードを用いて、発振器振動の整 流により生ぜしめられる。

帯域ｌにおいて上記整流器ダイオードはアクティブであり、帯域２に対しては当 該ダイオードは外部的に加えられる正の直流電圧により順方向にバイアスされる 。

所要のように発振器回路電圧が著しく小さい値に保たれる場合、大した値の負の 電圧発生は行なわれ得ない。

整流器ダイオードではせいぜい０．１〜０．３Ｖの大きさの直流電圧が生じ、こ れではスイッチングダイオードの一義的な阻止にはもはや十分でない。それによ り、当該スイッチングダイオードは帯域１にて十分な阻止作用を有しない。更（ 二、上記スイッチングダイオードの阻止容量は非常に犬であるので、領域（レイ ンゲ）抑圧は避けられない。

ところで、上記欠点を回避するためテレビ受像機にて付加的に生ぜしぬられる負 の直流電圧を用いて当該スイッチングダイオードのブロッキング（カントオ）） を行なうことも不可能ではない。但し、その場合は帯域ｌと２に対する正の切換 電圧のほかに付加的なつまり負の電圧が必要とされる。この手段は高価である、 それというのは、当該手段によっては例えば付加的整流付きの電源トランスにて 付加的コイルが必要とされるからである。従って本発明の目的ないし課題とする ところは、上記欠点を取除き、わずかな回路電圧にも拘らず帯域１における発振 器電圧から負の直流電圧の生成を行ない得ることにある。上記課題は請求の［囲 にて特定された手段により解決される。本発明のさらなる有利ゴな発展形態は引 用請求項に記載されている。

次に本発明を実施例に即して図を用いて説明する。

入力信号ＵＥは帯域フィルタ１を介して混合段２に加えられ、混合段２の圧力側 ２からは中間周波信号ＵＺＦが取出可能である。帯域フィルタ１のフィルタ回路 及び発振器３の発振器回路４は可変容量ダイオード５．６．７を用いて同調電圧 ＵＡを介して整合同調可能である。当該フィルタ回路の帯域切換えのためスイッ チングダイオードが用いられそれらスイッチングダイオードはスイッチング電圧 ＵＳにより導通接続されるか、それとも遮断電圧により遮断される（当該アノー ドに負の遮断阻止を加えることにより）。

発振器電圧は上述のように著しく小さい振幅を有するので、当該例にて必要とさ れる負の阻止電圧の生成のため、０．１５〜０．２５のオーダの著しく小さい限 界値電圧を有する整流器ダイオード１０が使用される。そのようなダイオード、 例えばショットキーダイオードによっては０．８Ｖの負の直流電圧が形成され得 る。上記ダイオード１０はそれのカソードを以て発振器振動コイル１４に接続さ れている。当該アノードはコンデンサ１１を介して基準電位におかれている。

上記ダイオード１０には抵抗１５と接点１６を介してスイッチング電圧が供給可 能である。更に、抵抗１５はＲＣ素子１７を介して基準電位に接続されており、 上記ＲＣ素子からは生成された阻止電圧が取出可能、そして、線路１９を介して 、高周波フィルタ回路に８けるスイッチングダイオード８．９に供給可能である 。

ダイオード１０は比較的高い内部直列抵抗の形の（１０Ωのオーダの大きさをと り得る）不利な特性を有する。そのような高い抵抗によっては次のような場合、 帯域２動作における発振器の動作機能が阻害される、即ち、当該ショットキーダ イオードが正のスイッチング電圧によって導通制御され発振器コイル１４を橋絡 する場合には帯域２動作における発振器の動作が阻害される。従って、本発明の さらなる手段として、ショットキーダイオード１０に並列にスイッチングダイオ ード１２が接続されている。上記ダイオード１２のアノードはコンデンサ１３を 介して基準電位に接続されている。上記ダイオード１２には抵抗１８を介してス イツチング電圧ＵＳが供給される。上記ダイオード１２はスイッチング電圧ＵＳ 印加の際ダイオード１０を低抵抗に帯域２動作にて橋絡する。当該の並列接続さ れたダイオード１２は例えば０．８Ωのオーダの著しく低い直列抵抗と、比較的 高い順方向電圧とを有するシリコンダイオードから成る。そのようにして、帯域 １動作のためショットキーダイオード１０を用いての負の直流電圧の発生が、ま た、他方では帯域２−動作における発振器コイルの低抵抗−切換えがシリコンダ イオード１２を介して確保される。

要　約　書 テレビ受信機にて帯域フィルタ回路（１）の切換えの際スイッチングダイオード に対する負のスイッチング電圧が、受信機発振器の振動の整流により生ゼしぬら れる。ノイズ回避のための所要の著しく低い発振器振幅のもとで、十分大きな負 の直流電圧が、整流によってはもはや不可能である。従って、帯域−１−動作中 整流のためショットキーダイオード（１０）が使用される。上記シミツトキーダ イオードには別のスイッチングダイオード（１２）が並列接続されており、二の 別のスイッチングダイオードは帯域２動作中ショットキーダイオード導通接続の 際当該ショットキーダイオードを橋絡する。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．受信機発振器にて生ぜしめられた発振器振動の整流により、スイッチング可 能な高周波フィルタ回路にてスイッチングダイオードに対するカットオフ電圧な いし阻止電圧を発生する回路装置において、当該発振器振動回路（４）に接続さ れた小さい阻止容量と０．１５〜０．２５Ｖのオーダの小さい限界値電圧を有す る第１ダイオード（１０）が、コンデンサ（１１）を介して基準電位に接続され ており、ここにおいて当該コンデンサ（１１）にて当該発振器振動の整流により 阻止電圧が形成されるように接続されており、更に、上記第１のダイオード（１ ０）に並列に第２のダイオード（１２）がコンデンサ（１３）を介して基準電位 に接続されており、ここにおいて上記第１ダイオード（１０）は抵抗（１８）を 介して順方向にスイッチング電圧（ＵＳ）を印加されるように構成され、上記第 １ダイオード（１０）により生ぜしめられる阻止電圧は線路（１９）を介して高 周波フィルタ回路用のスイッチングダイオード（８，９）に接続されていること を特徴とするスイッチングダイオード用のカットオフ電圧発生回路装置。
2. ２．上記第１ダイオード（１０）はショットキーダイオードから成る請求範囲１ 記載の回路装置。
3. ３．上記第２ダイオード（１２）は低い直列抵抗を有するシリコンダイオードか ら成る請求の範囲１又は２記載の回路装置。