JPH0550288A - クリープ破断強度及び耐脆化性の優れたオーステナイト系ステンレス鋼溶接材料 - Google Patents

クリープ破断強度及び耐脆化性の優れたオーステナイト系ステンレス鋼溶接材料

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JPH0550288A
JPH0550288A JP23371291A JP23371291A JPH0550288A JP H0550288 A JPH0550288 A JP H0550288A JP 23371291 A JP23371291 A JP 23371291A JP 23371291 A JP23371291 A JP 23371291A JP H0550288 A JPH0550288 A JP H0550288A
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creep rupture
less
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ferrite
stainless steel
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Takanori Nakazawa
崇徳 中澤
Nobuhiro Fujita
展弘 藤田
Hajime Komatsu
肇 小松
Masanori Tashimo
正宣 田下
Takashi Nishida
西田  隆
Seiichi Kawaguchi
聖一 川口
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 Ni−Crオーステナイト系ステンレス鋼溶
接材料の長時間クリープ破断強度を向上させ、かつ高温
時効による靱性劣化を防止する。 【構成】 重量%でC 0.030%以下、Si 1.
0%以下、Mn 3.0%以下、P 0.01〜0.0
7%、Cr 14.0〜20.0%、Ni 6.0〜1
4.0%、Mo 2.0〜3.0%、Al 0.04%
以下、N 0.06〜0.18%を含有し、さらに0.
10%以下のNb、0.30%以下のV、0.010%
以下のBのいずれか一種または二種以上を含有し、ある
いはさらにW 3%以下を含有し、残部は実質的にFe
からなり、かつ溶接材料のδ−フェライト量が容積%で
1%から12%の範囲である高温でのクリープ破断強度
及び耐脆化性の優れたオーステナイト系ステンレス鋼溶
接材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高温におけるクリープ破
断強度及び耐脆化性の優れたNi−Crオーステナイト
系ステンレス鋼溶接材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高速増殖炉の構造材料であるオーステナ
イト系ステンレス鋼はクリープ温度領域で使用される。
一方、高速増殖炉の構造材料に負荷される主要応力は温
度変動にともなう熱応力である。この熱応力による残留
応力が高温運転時にクリープにより緩和される過程が構
造材料に繰り返し加えられるため、クリープ疲労特性が
重要視される。ところで、このクリープ疲労特性はクリ
ープ破断延性と相関関係があることが明らかにされてお
り、高速増殖炉の構造材料に使用されるステンレス鋼は
クリープ破断延性が優れていることが要求される。この
ようなステンレス鋼として、特開昭62−23346号
公報にはクリープ破断延性の優れた316系のステンレ
ス鋼厚板が記載されている。しかしながら、高速増殖炉
は大型の溶接構造物であるため、その溶接金属部に対し
てもクリープ破断延性に優れていることが要求される。
これまでの高温用溶接材料は、たとえばSUSY316
はクリープ中に炭化物が析出し十分なクリープ破断延性
が得られず、あるいは炭素含有量の低いSUS Y31
6L系はクリープ破断延性は優れるがクリープ破断強度
が低く、いずれも高速増殖炉の構造用として十分とは言
えないものであった。さらにこれらの溶接材料では、溶
接時の高温割れを防止するため導入されたδ−フェライ
ト相から脆化相であるシグマ相が析出し、靱性低下を招
く傾向がある。
【0003】このように、従来のSUS Y316ある
いはSUS Y316L系の溶接材料は、クリープ破断
延性、あるいはクリープ破断強度の何れかの点及び耐脆
化性の点で高速増殖炉の構造材料として不十分なもので
ある。この原因は、SUSY316系については鋼中に
存在するCが高温での使用中にδ−フェライトとオース
テナイト相の界面に炭化物として析出すること、及びδ
−フェライト相からシグマ相が析出することに関係して
いる。すなわち、界面に析出する炭化物は界面脆化を引
き起こし、延性低下あるいはクリープ破断強度の劣化原
因となり、またSUS Y316L系では強化元素であ
るC量が低いため、クリープ破断強度が十分でない。さ
らに、δ−フェライト相から容易にシグマ相が析出する
ため靱性が低下する。このため、高温長時間特性の優れ
た溶接材料の開発が求められていた。このためクリープ
破断延性と耐時効脆化性にすぐれる溶接材料を発明した
(特願平1−306672号)。
【0004】ところで、高速増殖炉の経済性を高めるた
め更に運転温度を高めることが有力な方策とされてい
る。そのためには、さらに高温長時間強度の高い材料が
求められることになり、上記材料を上回る高温長時間強
度が必要になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、高速増殖
炉の高温化のためには、上記材料の高温長時間強度をさ
らに向上させる必要がある。高温での長時間強度、すな
わちクリープ破断強度をクリープ破断延性を損なうこと
なく更に高めるためには、本材料の主要強化元素である
NとMo以外の元素による強化を検討し、最適化する必
要がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような課
題を解決するためになされたものであって、その要旨
は、重量%でC 0.030%以下、Si 1.0%以
下、Mn 3.0%以下、P 0.01〜0.07%、
Cr 14.0〜20.0%、Ni 6.0〜14.0
%、Mo 2.0〜3.0%、Al 0.04%以下、
N 0.06〜0.18%を含有し、さらに0.10%
以下のNb、0.30%以下のV、0.010%以下の
Bのいずれか一種または二種以上を含有し、あるいはさ
らにW 3%以下を含有し、残部は実質的にFeからな
り、かつ溶接材料の下記(1)式数3 で算出されるδ
−フェライト量が容積%で1%から12%の範囲である
高温でのクリープ破断強度及び耐脆化性の優れたオース
テナイト系ステンレス鋼溶接材料である。
【0007】
【数3】 δ−フェライト量(%)=−70.29+3.2×Creq−0.031× (Nieq2 +15.661×Creq/Nieq− 0.0208×Creq×Nieq …(1)式 〔Creq=Cr+Mo+0.5×W+1.5×Si、 Nieq=Ni+0.5×Mn+30×(C+N)〕
【0008】
【作用】以下、本発明の要件の根拠について説明する。
【0009】発明者は溶接金属部のクリープ破断特性に
対する化学成分およびδ−フェライト量の影響について
系統的な調査を行った。図1、2にクリープ破断特性に
対するCとN量の影響を示す。この図から、低C化する
ことによりクリープ破断延性が向上し、クリープ破断強
度が低下することがわかる。一方、Nについては、Cが
0.05%存在する場合はN量とともにクリープ破断強
度は増加するが、クリープ破断延性は低下する。これに
対し、Cが0.01%と低い系ではN量とともにクリー
プ破断強度は向上するが、クリープ破断延性は低下しな
い。すなわち、強化元素をCからNに変えることによる
クリープ破断強度、クリープ破断延性ともに優れた溶接
材料の開発の可能性が見出された。図3はこのようなク
リープ破断特性の優れた低C−高N系(0.01%C−
0.08%N−8%Ni−16%Cr−2.1%Mo)
の溶接金属部のクリープ破断特性に対するPの影響を示
したものである。Pを添加することによりクリープ破断
強度、クリープ破断延性がともに向上することがわか
る。
【0010】オーステナイト系の溶接施工上の問題とし
て高温割れがあり、この対策として通常溶接金属にδ−
フェライトを導入することが行われている。このδ−フ
ェライトは先に述べたようにクリープ亀裂の伝播経路と
なることから、クリープ破断特性への影響が考えられ
る。図4はクリープ破断特性に対するδ−フェライト量
の影響を示したもので、クリープ破断特性に対してδ−
フェライト量に最適値が存在することがわかる。すなわ
ち、従来型の0.06%C−0.02%N系では、クリ
ープ中に炭化物の析出が生じることからδ−フェライト
の影響が顕著であるが、クリープ破断延性が改善された
0.01%C−0.11%N系においても、やや変化量
は小さいもののやはり最適δ−フェライト量が存在す
る。
【0011】以上の調査結果から、従来材並のクリープ
破断強度を有するクリープ破断延性に優れかつ高温時効
後の靱性劣化の少ない溶接材料の可能性を見出したわけ
であるが、クリープ破断延性を損なわずに更にクリープ
破断強度を高めるための検討を行った。
【0012】クリープ破断延性を損なわずに強化する方
法としては固溶強化が最適であり、その代表元素として
Nを利用したが、0.18%超では析出するため他の元
素を考える必要がある。クリープ破断強度を高める元素
としてW、Nb、V、およびBを選定し、その効果につ
いて調査した。図5〜8はその結果を示したもので、
0.01%C−0.07%N−9%Ni−16%Cr−
2.1%Mo系に各元素を添加することによりクリープ
破断強度が向上することがわかる。しかし、いずれの元
素においても多量に添加するとクリープ破断延性が低下
する傾向が認められ、破断延性と破断強度の要求値に応
じた最適点が存在する。
【0013】以下に、本発明における各成分の限定理由
を述べる。
【0014】先ず本発明の成分系において、Cは有効な
強化元素ではあるが、δ−フェライトとオーステナイト
相の界面に炭化物として析出するため、高温長時間使用
後のクリープ破断特性などの高温の機械的性質を損なう
元素でもある。このような観点からC量は0.030%
以下と定めたが、とくに高いクリープ破断延性が要求さ
れる場合は0.020%以下とすることが望ましい。
【0015】次にSiは脱酸材として必要であるが、
1.0%を超えて過剰に存在すると高温割れ感受性を高
めるのでこの値を上限とした。
【0016】Mnは脱酸元素であると同時に、鋼中のS
を固定することから熱間加工性を向上させる効果を有す
るが、3%を超えるとクリープ破断強度を低下させるの
でこの値を上限とした。
【0017】Pは高温保持中にリン化物として結晶粒内
に析出し強化作用を有し、さらに相界面を強化する作用
もあることからクリープ破断延性の点から効果的な元素
であるが、その効果は0.01%より生じることから下
限を0.01%とした。しかし過剰の添加は溶接性およ
び熱間加工性を著しく損なうことから、その上限を0.
07%とした。なお、特にクリープ破断延性が必要とさ
れる場合は、P量を0.02%以上とすることが望まし
い。
【0018】Niはオーステナイト生成元素として必須
の元素であり、δ−フェライト量を所定の範囲に制御す
るために、フェライト生成元素であるCr量に対し成分
平衡上(1)式により調整される元素であるが、クリー
プ破断特性を劣化させるσ相、χ相の析出を抑制する効
果を有することから、6%以上とした。14%超の添加
は、δ−フェライト量制御に必要なCr量を増加させる
結果全体の合金量を大幅に高めることになり、溶接性を
損なうことから、上限を14%とした。
【0019】Crは耐酸化性を高める元素であり、その
ためには14%以上を必要とするが、20%を超えると
高温長時間加熱中にδ−フェライト相からシグマ相の析
出が促進されシグマ相による脆化を引き起こすことか
ら、上限を20%とした。
【0020】Moは固溶強化作用を有する元素である
が、2.0%未満では強化作用が十分でないため下限を
2.0%とした。一方、3.0%超では高温長時間加熱
による脆化を引き起こすことから、上限を3.0%とし
た。
【0021】Nbは固溶強化あるいは鋼中のNやCと化
合し炭窒化物を形成することによりクリープ破断強度を
高める作用を有する元素であるが、過剰に添加するとク
リープ破断延性を損なうため0.10%以下に制限し
た。
【0022】VもNbと同様な作用を有する元素である
が、Nbに比べクリープ破断特性に及ぼす影響が小さい
ためクリープ破断延性を確保するための限界値が高く、
上限を0.30%とした。
【0023】Bは粒界を強化しクリープ破断強度を高め
る元素であるが、過剰に添加するとクリープ破断延性を
損なうため0.010%以下に制限した。
【0024】Alは強力な脱酸元素であるが、0.04
%を超えて添加されると高温長時間加熱により鋼中のN
と結合してAlNを形成し、クリープ破断延性を損なう
ことから、上限を0.04%とした。
【0025】Nはオーステナイト系ステンレス鋼におい
て固溶限が大きく、かつ強力な固溶強化作用を有する元
素である。その作用は0.06%より顕著となることか
ら、下限を0.06%とした。また、0.18%超のN
添加は高温使用中に窒化物の析出を引き起こすことか
ら、0.18%を上限とした。
【0026】以上が本発明における基本成分系である
が、本発明においてはさらに高強度化を図るためWを所
定の範囲で含有させることが有効である。すなわち、W
はMoと同様に固溶強化作用を有し、かつ固溶限も大き
いことから、クリープ破断延性を損なうことなくクリー
プ破断強度を増加させることができる元素である。しか
し、3.0%を超えると高温使用中に金属間化合物の析
出を引き起こし、クリープ破断延性を低下させることか
ら、この値を上限とした。
【0027】以上の化学成分の他に、δ−フェライト量
に関してはクリープ破断延性を確保するためおよび溶接
時の高温割れを防止するため最低1%が必要である。一
方、δ−フェライトを12%を超えて含有するとクリー
プ破断延性を損なうことから上限を12%とした。な
お、δ−フェライト量の算出は(1)式による。(1)
式の計算に用いる各成分濃度は溶接材料中の濃度を適用
する。本発明の溶接材料は組成が溶接金属組成にほとん
ど影響されない溶接手段で溶接するので、溶接金属組成
は溶接材料組成でほぼ反映できる。
【0028】
【実施例】以下に本発明の効果を実施例に基づいて具体
的に示す。
【0029】表1に本発明溶接材料、比較溶接材料およ
び母材の化学成分を示す。表2に溶接条件および得られ
た溶接金属部のδ−フェライト量の実測値を示す。表3
は表1の鋼について550℃の引張特性とクリープ破断
特性を示したものである。これら特性調査結果から明ら
かなように、本発明溶接材料は比較材に比べ高温長時間
使用後のクリープ破断強度およびクリープ破断延性が優
れている。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明溶接材料は従来
の溶接材料に比してすぐれたクリープ破断特性を有する
材料であり、クリープ領域で使用される高温構造物用の
溶接材料として工業的に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリープ破断特性に対するC量の影響を示す図
である。
【図2】クリープ破断特性に対するN量の影響を示す図
である。
【図3】クリープ破断特性に対するP量の影響を示す図
である。
【図4】クリープ破断特性に対するδ−フェライト量の
影響を示す図である。
【図5】クリープ破断特性に対するNb量の影響を示す
図である。
【図6】クリープ破断特性に対するV量の影響を示す図
である。
【図7】クリープ破断特性に対するB量の影響を示す図
である。
【図8】クリープ破断特性に対するW量の影響を示す図
である。
フロントページの続き (72)発明者 小松 肇 神奈川県川崎市中原区井田1618 新日本製 鐵株式会社先端技術研究所内 (72)発明者 田下 正宣 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1−1−1 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 西田 隆 兵庫県高砂市荒井町新浜2−1−1 三菱 重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 川口 聖一 兵庫県高砂市荒井町新浜2−1−1 三菱 重工業株式会社高砂研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%でC 0.030%以下、Si
    1.0%以下、Mn 3.0%以下、P 0.01
    〜0.07%、Cr 14.0〜20.0%、Ni
    6.0〜14.0%、Mo 2.0〜3.0%、Al
    0.04%以下、N0.06〜0.18%を含有し、さ
    らに0.10%以下のNb、0.30%以下のV、0.
    010%以下のBのいずれか一種または二種以上を含有
    し、残部は実質的にFeからなり、かつ溶接材料の下記
    (1)式 数1 で算出されるδ−フェライト量が容積
    %で1%から12%の範囲である高温でのクリープ破断
    強度及び耐脆化性の優れたオーステナイト系ステンレス
    鋼溶接材料。 【数1】 δ−フェライト量(%)=−70.29+3.2×Creq−0.031× (Nieq2 +15.661×Creq/Nieq− 0.0208×Creq×Nieq …(1)式 〔Creq=Cr+Mo+0.5×W+1.5×Si、 Nieq=Ni+0.5×Mn+30×(C+N)〕
  2. 【請求項2】 重量%でC 0.030%以下、Si
    1.0%以下、Mn 3.0%以下、P 0.01
    〜0.07%、Cr 14.0〜20.0%、Ni
    6.0〜14.0%、Mo 2.0〜3.0%、W
    3%以下、Al 0.04%以下、N 0.06〜
    0.18%を含有し、さらに0.10%以下のNb、
    0.30%以下のV、0.010%以下のBのいずれか
    一種または二種以上を含有し、残部は実質的にFeから
    なり、かつ溶接材料の下記(1)式 数2で算出される
    δ−フェライト量が容積%で1%から12%の範囲であ
    る高温でのクリープ破断強度及び耐脆化性の優れたオー
    ステナイト系ステンレス鋼溶接材料。 【数2】 δ−フェライト量(%)=−70.29+3.2×Creq−0.031× (Nieq2 +15.661×Creq/Nieq− 0.0208×Creq×Nieq …(1)式 〔Creq=Cr+Mo+0.5×W+1.5×Si、 Nieq=Ni+0.5×Mn+30×(C+N)〕
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