【発明の詳細な説明】
本出願は米国特許出願番号第566196号(1990年8月10日出願)の一
部継続出願であり、該出願の開示は本明細書の一部を構成する。本出願は、共譲
渡同時出願のメッナー(letzner)らの米国特許出願“新規抗酸化剤およ
びフリーラジカルスカベンジャーによる組織損傷の減少の防止法(原題: Me
thods of Preventing ofDecreasing Ti5
sue Damage by Novel Antioxidants and
Free Radical Scavengers)”(この出願は米国特許
出願番号第566197号(1991年8月lO日出願)の一部継続出願である
)に関連しており、両出願の開示は本明細書の一部を構成する。
発明の分野
本発明は一般的にはヌクレオシド類縁体に関し、具体的には特に5−アミノ−1
−ベータ=D〜リホフラノシルイミダゾールー4−カルボキシアミド(“AIC
Aリボンド”)類縁体に関する。また本発明はこれらの化合物の製造と、心臓血
管、大脳血管およびその他の虚血性障害、並びに、細胞外アデノシンの局所的増
大による調節を受け得る他の疾患、例えば炎症や血栓症状態の治療におけるこれ
らの化合物の使用に関する。
発明の背景
本発明はA I CA !Jボシド煩縁縁体ある新規化合物に関する。AICA
リボシドは細胞内に入り、リン酸化を受けてプリン生合成の天然の中間体である
AICAリボシド−リン酸(“’ZMP”)になる。
AICAリボシドは、正味のATP消耗条件下で細胞外アデノ7ンレベルを増大
させ、それゆえにアデノシンの心臓保護および神経保護特性の観点から強力な治
療的用途を有するであろうと言われている。しかしながら、AICAリボシドは
その効力が比較的低く、半減期が短い。また本研究者らは、AICAリボンドが
血管脳関門を充分には通過せず、胃腸管からの吸収が非効率的であることを発見
した。限られた効力、限られた経口生物利用能および限られた騒擾透性というこ
れらの特性は、治療薬として使用するためのその潜在的有効性を減じている。
AICAリボシド治療はいくつかの心筋虚血実験モデルにおいて、有益な効果を
有することが報告されている。心臓内血流および壁厚増大の激しい進行性減衰と
、心筋内EKGのST上セグメント差の増大を誘発するよう調整(ベーシング)
したイヌモデルでは、AICAリボシドがこれらの変化を顕著に緩和して収縮性
機能を維持した(YoungおよびMullane、 Am、 J、 Phys
io、 、印刷中(1991)) 。冠状動脈閉塞によって虚血を誘発した別の
イヌモデルでは、AICAリボシドが虚血誘発性の不整脈を有意に減じ、心筋の
虚血性領域への血流を改善する点で有益であると報告されている(Gru、be
r等、 C1rculation80(5) :1400−1410(1990
))。局部的血流を増大させ、収縮性機能を維持するA I CA ’Jボシル
の効果は、冠状循環中に微小球を直接投与することによって虚血を誘発したイヌ
の冠状塞栓化モデルでも報告された(Takadhima等、Heart an
d Vessels 5 (Supplement 4):41(1990))
。ここに報告されたAICAリボシドによる血流再分布の潜在的結論は、梗塞サ
イズの減少であると言われている(McAIIister等、C11nical
Re5earch 35:303A(1987)) 。A I CAリボンド
による治療は、他の心筋虚血実験モデルにおいて好ましい結果を示すと報告され
ている。例えばミツオス(Mitos)等(Pharmacology 31:
121−131(1985))は、単離し、血液を潅流したネコの心臓において
、AICAリボ/ドが虚血後の機能回復を改善することを報告し、またブロク(
Bu l lough)等(Jap、J、Pharaaacol 52:85p
(1990))は、単離し、緩衝液をa流したモルモットの心臓における回復の
改善を報告した。
このようにAICAリボシドが、種々の実験モデルにおける虚血誘発性の心臓損
傷を改善することが報告されている。
2つの異なる大脳虚血実験モデルにおいて、AICAリポ/ドか脳組織を損傷か
ら保護することが報告されている。アレチネズミの広範囲虚血モデルにおいて、
AICAリボシドが、対照動物ではほぼ完全に破壊された海馬のCA−1細胞の
変性を防くことが報告された(PhillisおよびClough−)1elf
man、Heart and Vessels 5 (Supplement
4):36(+990)) 。ラットの病巣虚血モデルにおいて、AICAリポ
ンド治療が梗塞サイズの有意な減少をもたらすことか報告された。ラットの皮膚
弁生存(Qadir等、 Fed Proc、 A626(1988) ; 5
alern。
等、 ”Proceedings of 35th Annual Meeti
ng of the Plastic Surgery Re5earch C
ouncil’、 117−120頁(1990))および胃腸虚血再潅流損傷
(KaminskiおよびProctor、 C1rculat ion Re
s、 66(6) : 1713−1729(1990))を含む池の虚血モデ
ルにおいてもAICAリボシドの保護効果が報告されている。
AICAリボArの有益な効果が少なくとも部分的には、類似の心臓保護特性(
Olafsson等、C1rculation 76:1135−1145(1
987))および神経保護特性(DragunovおよびFauil、Tren
ds in Pharg+aco1.Sci、7194(198g) ; Ma
rangos、 Medical■yp□1IH4sis 32°4s(u9o
))を有するアデノシンの局所的レベルの増大に起因し得ることが、いくつかの
研究によって示唆されている。AICAリホ/ド誘発性のアデノシンレベル増大
の証拠は直接的(即ち、動物および細胞培養モデル中のアデノノン自体の測定結
果(Gruber等、C1rculation 80(5):1400−141
0(1990) ; Barankiewicz等、^rch、 Bioche
m、 Biophys、 、 283:377−385i1
990)))であり、また間接的(即ち、アデノシンデアミナーゼを用いて外因
性アデノシンを除去することによるAICAリボArの抗虚血性特性の反転によ
って示唆される(YoungおよびMul 1ane、 Am、 J、 Ph>
・sio、、印刷中(1991))でもある。虚血と再潅流を経た心臓における
細胞損傷は、部分的に、好中球による微小血管の閉塞に起因すると考えられてい
る。アデノシンが、好中球の冠状内皮細胞への付着とそれによる好中球の蓄積を
阻害することが報告されている(Cronstein等、 J、 CI in、
Invest、 78ニア6O−770(1986)) 、したがって、アデ
ノシンが媒介する心臓におけるArCAリボシドの保護効果は、いくつかの虚血
および再潅流モデルにおいて、好中球依存性の組織損傷の防止によるものであり
得る。このことは、AICAリボシドによって心臓の虚血性領域における好中球
の蓄積が減少することの証拠によって支持される(Gruber等、C1rcu
lation 80:1400−1410(1990))。
アデノシンの心臓保護特性および神経保護特性を認識したことは、外部から投与
されるアデノシン自体の治療的使用を探索する試みをもたらしてきた。しかしな
がら、アデノシンの半減期が血液中で短い(く10秒)ことから、はとんどの治
療にとって適切なレベルを維持するためには高投与量と連続的な注入の使用が必
要である。アデノノン自体は低血圧症、即ち血圧の低下をもたらす。またアデノ
シンは負の変時性および変伝導性薬剤(即ちそれぞれ、心拍数および心臓の電気
伝導性を減少させる)でもある。したがってアデノシンは、心臓保護特性または
神経保護特性を発揮するのに必要な濃度では、顕著な全身性の血行動態効果を発
揮するであろう。これらの全身性心臓血管作用はしばしば、アデノシンが有効で
あり得るほとんどの臨床的状態において禁忌である。対照的に、アデノシンレベ
ルに対する局所的効果の結果として、AICAIJボンド投与は、予期される治
療的レベルよりかなり高い投与量においても、このような副作用をもたらさない
(Gruber等;C1rculation 80:1400−1410(19
90); YoungおよびMullane、 Am、 J、 Physio、
、印刷中(1991))。
アデノシン受容体アゴニスト(作用薬)も研究されており、アデノシンと同様の
効果かいくつかの実験モデルにおいて報告されている(Daly、 J、 Me
d、 Chem、 25(3) :197(19g2)) 、ところが、はとん
どの細胞型がアデノシン受容体を有しているので、外部から投与されたアデ//
ンアゴニストは目標器官外の種々の組織および器官に対する激しい作用を示し、
したがってその治療的潜在能力が制限される。
局所的な細胞外商アデノシンレベルの効果を達成する可能性のある他の方法が研
究されてきた。これらには次の研究が含まれる:a)アデノシン輸送を特異的に
遮断する試薬による、アデノシン取り込みの阻害(Paterson等、Ann
als of the New York Academy of 5cien
ces、第255巻、402頁(1975)に記述されている)、b)アデノノ
ンの分解を防止する(CarsonおよびSeegmiller、The Jo
urnaI of C11nicalInvest igat ion+第57
巻、274頁(1976)に記述されている):C)アデノノン細胞原形質膜受
容体に結合させるために構築したアデノシン類縁体の使用。
細胞のアデノシン取り込みを阻害し得ると報告された化学品は色々ある。そのい
くつかは極めて特異的に作用すると報告されており、本質的にアデノノン取り込
みの競争的阻害剤であると考えられている。また他の化学品は非特異的に阻害す
ると考えられている。p−ニトロベンンルチオイ//ンは競争的阻害剤であると
思われ、一方ジピリダモル、並びに、コルチゾン、フェネチアルコールおよびパ
バベリンを含む池の種々の化学品は非特異的に取り込みを阻害するようである。
フィノシ+ −(F 1scher)等の米国特許番号第4115641号は、
心臓および循環動的特性を有するとされるある種のりボフラノシル誘導体に関す
るものである。具体的には、フィッシャー等は、心拍数と血圧の測定によって決
定した場合に、内在性アデノシン取の作用様式を有するとされるある種の化合物
を指向している。
対照的に、AICAリボシドおよびAICAリボシド様化合物は、病的事象の特
定の時間および位置でのアデノシンレベルの増大を誘導し、したがって有害な副
作用を伴わずに選択的に目標の定められたアデノシンレベルの増大を可能にする
。
本発明は、AICAリボンドの正の生物学的効果を示し、多くの場合これをより
良くするAICAリホシド類縁体に関する。この新規化合物は、典型的には、A
ICAリボシドに対して次の改良点を示す:1)より低投与量での機能的効用、
2)より強力なアデノジノ調節作用;3)増大した半減期;または4)増大した
経口生物利用能および/または騒擾透性。
聚男卯ス辿
本発明は、AICAリポ/ドと比較して増大した効力、効率または改善された薬
物動態または代謝を示す、ある種の新規AICAリボシド類縁体に関する。具体
的には、本発明は、次の位置に化学修飾を有する4組(シリーズ)の新規類縁体
に関する:N−4(シリーズり、C−2(シリーズ■)、5°−C(シリーズ■
)、および2′−〇(シリーズ■)。これらの好ましいシリーズの化合物のいく
つかは、A I CA !Jボ7ドより低い濃度で、虚血後桟能の機能回復の改
善をもたらす。これらの化合物の有益な効果は、少なくとも部分的に、AICA
リボシドより効果的に細胞外アデノシンレベルを増大させるその能力によっても
たらされる。さらにこれらの化合物のいくつかは、アデノシン輸送および個々の
アデノシン調節酵素の阻害剤である。
本発明のAICAリボシド類縁体は、細胞外アデノシンレベルの増大が有効であ
り得る種々の臨床的状況を治療する際に有用である。
したがって本発明は、心臓発作、アンキナ、PTCA、心臓麻痺、発作および他
の虚血関連疾患、並びに、急発作および炎症性障害なとの状態の予防的および積
極的治療に関する。また本発明は、本発明の類縁体の有効量および医薬的に許容
される担体からなる薬学的組成物に関する。
定義
本明細書で使用される場合には、特に明言しない限り、次の用語は以下の意味を
有する。
用語“ヒドロカルビル”は、主として炭素および水素で構成される有機ラジカル
を意味し、アルキル基、アルケニル基およびアルキニル基を包含すると共に、ア
リール基およびアルアルキル基を含む芳香族基、および飽和結合と不飽和結合、
脂肪族環式(炭素環またはシクロアルキル)基あるいはアリール(芳香族)基ま
たはその組み合わせで置換されたそのような基か混合している基を包含し、直鎖
、分岐鎖あるいは環構造を意味するか、もしくはそれらの組み合わせを有するラ
ジカルを意味し得る。
用語“アルキル”は飽和脂肪族基を意味し、直鎖、分枝鎖および炭素環式基を包
含する。用語“低級アルキル”は、合計1ないし6炭素原子を有する直鎖および
分枝鎖アルキル基を意味し、1級、2級および3級アルキル基を包含する。典型
的な低級アルキルには、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、
n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、n−ペンチル、n〜ヘキシルなどが含ま
れる。
用語“アリール”は、約6〜14炭素原子を有する芳香族基を意味し、フェニル
およびナフチルなどの環式芳香系を包含する。
用語″′アルアルキル”は、6〜10炭素原子のアリール基で置換された約1〜
4炭素原子のアルキル基を意味し、例えばヘンシル、p−クロロベンノル、p−
メチルペンシルおよび2−フェニルエチルか含まれる。
用語゛アルケニル”は、少な(とも1つの二重結合を有する不飽和アルキル基(
例; CH,CH=CH(CH,)、−)を意味し、直鎖アルケニル基および分
枝鎖アルケニル基を共に包含する。
用語“アルキニル”は、少なくとも1つの三重結合を有する不飽和アルキル基(
例;CH2Cミc(cHl)t )を意味し、直鎖および分枝鎖基を共に包含す
る。
用語“ハロ”または“ハロゲン”は、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素を意味す
る。
する。
用語°“アルキレン”は、ピラジカルである直鎖、分枝鎖および炭素環式アル牛
しン基を意味し、例えばエチレン、プロピレン、2−メレンなどの基か含まれる
。
す)、あるいはそのような基を少なくとも1つ有する化合物。
に水素またはヒドロカルビルを表す)を意味する。用語°°非置換カルボキシア
ミド゛′は、b 基を意味する。
CNH2
を意味する。用語°“低級アシルアミノ”は、R゛がl〜6炭素原子のアルキル
を表すアンルアミノ基を意味する。
を意味するか、あるいはそのような基を少な(とも1つ有する化合物を意味する
。
す)を意味するか、あるいはそのような基を少なくとも1つ有する化合物を意味
する。
で表される基(R゛°は独立に水素またはヒドロカルビルを表す)、および/ま
たはこのような基を少なくとも1つ有する化合物を意味し、それらの塩を包含す
る。
用語”混合エステル”は、少なくとも1つの炭酸エステル基と少なくとも1つの
アシルエステル基を有する化合物、あるいは異なるア/ルエステルまたは炭酸エ
ステル基の組み合わせを有する化合物を意味する。
用語“カルボン酸エステル”または“カルボキシエステル”は、なくとも1つは
有する化合物を意味する。
用語“炭素環式AICAリボシド”は、リボシル環の酸素原子がメチレン(−C
H,−)で置換されているAICAリボシド類縁体を意味する。
用語“ヒドロカルビルオキシ”は、R’O−基(R’はヒドロカルビルを表す)
を意味する。
用語“″アルコキシ”は、R’O−基(R’はアルキルを表す)を意味する。
用語“ヒドロカルビルチオ”は、式: R’5−(R’はヒドロカルビルを表す
)で表される基を意味する。
用語“ヒドロカルビルアミノ”は、NHR’または−NR’、(R’は独、立に
選択されたヒドロカルビル基を表す)を意味する。
ロカルビルを表す)を意味する。
ロカルビルを表す)を意味する。
ヒドロカルビルを表す)を意味する。
用語゛ヒドロカルビルオキシカルボキン”は、 ” 基(R’R’−0−C−0
−
はヒドロカルビルを表す)を意味する。
す)を意味する。
図1 let、う、ト心臓虚血モデルにおける組織アデノンンレベルに対する、
AICAリボシド(表■およびXII[’(1100)の化合物番号1)および
N−4(シリーズ1)置換AICAリボ/ド類縁体(化合物番号10(1−18
6))の投与量依存性効果を表す。
注)以下“化合物番号 ”は、表店およびXt[Iに列挙した化合物を意味する
。
図2は、細胞培養モデルにおけるアデノンン(およびイノシン、ヒボキサンチン
)利用に対する、AICAリボシド(化合物番号1)と一連の2″−(シリーズ
■)置換AICAリボシド類縁体(化合物番号20(1−188)、同34(1
−250)および同32(1−262))の効果の比較を表す。
図3は、アレチネズミ脳虚血モデルにおける、N−4(シリーズ1)置換A I
CA IJボシド類縁体(化合物番号10(1−186)および同11(1−
226))の効果を表す。
図4は、表記の濃度の化合物番号53(1−468)と共に1分間予備インキュ
ベートした後のW I −L 2リンパ芽球中でのアデノシン輸送の阻害を表す
。
図5は、表記の濃度の化合物番号53(]−468)と共に1時間予備インキュ
ベートした後のW I −L 2リンパ芽球中でのアデノシン輸送の阻害を表す
。
発明の詳細な説明
好ましいAICAリボ/ド類縁体
本発明の好ましいAICAリボシド類縁体には、式1゜[式中、Xは一〇−また
は−CH,−を表し;R,は水素、アミン、ヒドロカルビルアミノ、アシルアミ
ノ、またはジヒドロカルビルアミノアルキレンイミノを表し;R2は水素、シア
ノ、ヒドロカルビルイミデート、カルボキシアミドオキシム、ヒドロカルビルオ
キシアミジン、カルボキシアミド、またはカルボン酸もしくはそのアミド、エス
テル、チオエステルあるいは塩を表し;
R3は水素、ヒドロカルビル、アミノ、ヒドロカルビルアミノ、ハロゲン、ヒド
ロキシ(互変性2−イミダゾールオンを含む)、ヒドロカルビルオキシ、スルフ
ヒドリル(互変性2−イミダゾールチオンを含む)、またはヒドロカルビルチオ
を表シ;R4およびR6は独立に水素、アルキル、アシルまたはヒドロカルビル
オキシカルボニルを表し:
R,は水素、ヒドロカルビル、ハロゲン、ヒドロキシ、ヒドロカルビルオキシ、
スルフヒドリル、ヒドロカルビルチオ、スルファミルオキシ、アミノ、ヒドロカ
ルビルアミノ、アジド、アシルオキシまたはヒドロカルビルオキシカルボキシま
たはリン酸エステル基もしくはその塩を表す;
R1がアミノを表し、R,が非置換カルボキシアミドを表し、R8が水素を表し
、R4およびR6が水素、アシルまたはヒドロカルボ牛ジカルボニルを表す場合
は%R1はヒドロキシ、アシルオキシまたはヒドロカルビルオキシカルボキシを
表さない]で表される化合物または医薬的に許容されるその塩を包含する。
あるいは、R2が式:
[式中、R,、R,、R4、およびR6およびR6は式(1)に関する上述の定
義に従い、alkは2〜8炭素原子のアルキレン基を表す]で表される基であっ
てもよい。適切なalk基には、n−ヘキ/レンおよび1.4−シクロヘキシレ
ンが含まれる。R8かヒドロキシまたはスルフヒドリルを表す上式の化合物は、
異性体(互変異性体)であるイミダゾール−2−オン型およびイミダゾール−2
−チオン型で存在し得るので、これらの異性体は式Iの範囲に包含されると見な
される。
好ましい化合物には次の化合物が含まれる(i)R,がアミノを表し、R3が、
アミド水素の1つがヒドロカルビル基、より好ましくはアルアルキル基(これら
のヒドロカルビルまたはアルアルキル基は任意に置換されていてもよく、適切な
置換基には後に説明する置換基が含まれる)で置換されたカルボキンアミドを表
し、R3が水素を表し、R4およびR2が水素またはヒドロカルビルオキ7カル
ポニル(より好ましい)を表し、R6かヒドロキシまたはアミノを表す(/リー
ズ1)。
(ii)R,がアミノを表し、R2がカルホキ/アミドを表し、R3がl\ロケ
ンまたはスルフヒドリルを表し、R4が水素を表し、R6が水素を表し、R8か
ヒトロキ/を表す(/リーズ■)。
(iii)R+がアミノを表し、R2がカルボキシアミドを表し;R,、R。
およびR5が水素を表し、R8かアミノを表す(シリーズ■);(iv)R,が
アミノを表し、R1がカルホキ/アミドを表し、R3が水素を表し、R4がアル
キルを表し、R3か水素を表し、R6がヒドロキシを表す(シリーズ■):
具体的には、種々の実験モテルにおける活性を論拠として、好ましい化合物には
、表■およびX■の化合物番号10.23.25.29.47.52.53 (
シリーズ■)、27.43 (/リーズ■)、21.66(シリーズ■)、20
.34 (GP−1−250)および32(GP−1−262)(シリーズ■)
か含まれる。
好ましい新規AICAリボンド類縁体
類縁体式台物の好ましい一群に含まれるいくつかの新規AICAリポ7ド類縁体
を次に記述する。
Xが一〇−または−CH,−を表し、R,がアミノ、ヒドロカルビルアミノまた
はンヒドロカルビルアミノアルキレンイミノを表し、R2が、アミド水素(窒素
原子に結合した水素)の1つが任意に、アルキル、シクロアルキルまたはアリー
ルまたはアルアルキル(任意に、ハロゲン、アルキル、アリール、ニトロ、アミ
ノ、ヒドロカルビルアミノ、スルフヒドリル、ヒドロカルビルチオ、ヒドロキシ
、ヒドロカルビルオキシ、トリフルオロメチル、またはスルホンアミドから独立
に選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよい)で置換されていてもよ
いカルボキシアミドを表すか;あるいはR,が、両アミド水素がアルキルで置換
されているか、もしくは両者か1つのアルキレンまたはアルアルキレン基で置換
されて環を形成しているカルホキ/アミドを表すか、あるいはR2が−C(0)
−8−R、(R。
はアルキル、シクロアルキル、アリールまたはアルアルキル(任意に、ハロゲン
、アルキル、アリール、ニトロ、アミノ、ヒドロカルビルアミノ、スルフヒドリ
ル、ヒドロカルビルチオ、ヒドロキシ、ヒドロカルビルオキシ、トリフルオロメ
チルまたはスルホンアミドから独立に選択される1〜3個の置換基で置換されて
いてもよい)を表す)を表すか;あるいはR7が式■の基(ただしR2、R5、
R4、R2およびR11は式1での定義に従い、alkは2〜8炭素原子のアル
キレンを表す)を表し、R3が水素、アミノ、ヒドロカルビルアミノ、ハロケン
、ヒドロキシ(互変性イミダゾールオンを含む)、ヒドロカルビル、スルフヒド
リル(互変性2−イミダゾールチオンを含む)またはヒドロカルビルチオを表し
、R4およびR6が独立に水素、(1ないし約18炭素原子の)ヒドロカルビル
、アンルまたはヒドロカルビルオキ7カルポニルを表し:R,がヒドロキシ、水
素、ヒドロカルビル、ハロゲン、ヒドロカルビルオキシ、スルフヒドリル、ヒド
ロカルビルチオ、スルファミルオキシ、アミド、ヒドロカルビルアミノ、アジド
、アシルオキ/、ヒドロカルビルオキ/カルボキンまたはリン酸エステルあるい
はその塩を表すニ
ーX−が一〇−また一CH,−を表し、R1がアミノを表し、R7が非置換カル
ボキンアミドを表し、R1が水素を表し、R4およびR2が独立に水素、アシル
またはヒドロカルビルオキ/カルボニルを表す場合は、R6は水素、ヒドロキシ
、アルアキルまたはヒドロカルビルオキシ力ルホキシを表さないか、もしくはR
4およびR6が共に水素を表す場合には、R6はリン酸エステルを表さない、ま
たXが酸素を表し、Roがアミノを表し、R7が非置換カルホキ/アミドを表し
、R1がスルフヒドリルを表し、R4およびR6か共に水素を表す場合は、R6
はアセトキ/を表さない、また、Xが酸素を表し、R,かアミノを表し、R2が
非置換カルホキ7アミドを表し、R8かクロロ、ブロモ、アミノまたはメトキ/
を表し、R4およびR6か共に水素を表す場合は、R,はヒドロキシを表さない
か、もしくはR4およびR6が共にアセチルを表す場合は、R11はアセトキシ
を表さない:さらにまた、
Xが酸素を表し、R3がアミノを表し、R2がベンジルカルボキンアミドまたは
p−ヨードフェニルカルボキシアミドを表し、R,h<水素を表す場合は、R4
およびR6は共に水素を表さず、R8はヒドロキシを表さないか、もしくはR,
がp−ヨードフェニルカルボキシアミンを表す場合には、R4およびR6は同時
にはアセチルを表さず、R@はアセトキンを表さない。
好ましい化合物には、R,がアミノを表し、R1が1個のアルアルキル基(より
好ましくは上述のような1〜3個の環置換基を有するベンジル基)またはシクロ
アルキルで置換されたカルボキシアミドを表す化合物が含まれる。種々の実験モ
デルにおける活性を考慮すると、好ましい化合物には化合物番号23.25.2
9.47.52および53が含まれる。
特に好ましい化合物の一例は、Xか酸素を表し、R7がアミノを表シ、R,7’
l<p−クロロベンジルカルボキシアミドを表し、R3、R4およびR3が水素
を表し、R6かアミンを表す化合物およびその塩である。特に好ましい塩の1つ
は、その塩酸塩である。
好ましい新規A I CA ’Jボ/ド類縁体の製造本発明の新規置換イミダゾ
ール類縁体は後述の実施例に示すように、よく知られた化学反応によって合成す
ることができる。一般的には、4−メチル−5−ニトロ−IH−イミダゾールか
らベーカー等(Baker D、 、 J、 Org、 CheIm、 47:
3457(19g2))が記述した経路で1−ベンジル−5−二トロ用H−イミ
ダゾールー4−カルボン酸を製造し、次いてそのニトロ基の還元工程を追加して
R9に目的のアミ7基を形成させることによって、式(1)の化合物を製造でき
る。別法として、フェツス等(Ferris、 J、 P、 、 J、 Org
、 CheIm、 50 ニア47(1985))が報告した洗練されたAIC
Aリボ/ド合成法によれば、適切に保護したりポンドおよびンアミノマレオニト
リルから出発して4−置換−5−アミノイミダゾール類を合成する汎用の経路が
可能である。またこの経路は、マレオニトリル類からイミダゾール類への環化反
応において適切なオルトエステルを選択することによって、目的のR3アルキル
、ヒドロカルビルおよびアリール基を導入することを可能にする。他の望ましい
R3置換基は、2−ブロモ−および5−アミノ−2−チオ−1−(2,3−O−
インプロピリデン−β−D−リポフラノシル)−4−イミダゾールカルボキンア
ミドの、製造についてはミヨ7等(Miyoshi T、 、 Chew、 P
harm、 Bull、 24(9戸2089(1976))が記述した方法に
よって、また2−アルコキシ、3−アミノ、および2−ヒドロキシ(互変性2−
イミダゾールオン類として)で置換された5−アミクイミグゾール−4−カルポ
キ/アミド類の製造についてはイワノビノクス等(lvanovics、 G、
A、 等+J、 Org、 Chet 25 : 3631 (1974))
の方法によって、導入することができる。目的のR,置換基がアシルアミ/であ
る化合物は、適切に保護した対応するR1アミノ化合物を望ましいアシル無水物
でアシル化することによって製造できる。R1がアルキルアミノまたはアリール
アミノを表す化合物は、サトー等(Sato等+ Chew、 Phra、 B
ull、 37:1604(1989))が記述したように、適切に保護した対
応するR、アミノ化合物を望ましいヒドロカルビルアミンで還元的にアルキル化
することによって製造できる。
R8がアシルオキシまたはヒドロカルビルオキシカルボキンである化合物の製造
は、ミヨシ等(前掲)が記述しているように、適切なヒドロカルビル酸無水物ま
たはヒドロカルビルクロロカーボネートと、2′、3°−O−インプロピリデン
保護したリボシルとの反応の後、そのイソプロピリデン基を希酸水溶液で除去す
ることによって選択的に製造できる。R8がヒドロカルビルオキシである化合物
は、保護した5−置換−ペントース類(Snyder J、 R,、Carbo
nhydr、 Res、 163:169(1987))から、フェツス等の方
法(前掲)を用いて製造することができる。Roがスルフヒドリル、ヒドロカル
ビルチオまたはヒドロカルビルアミノを表す式(1)で表される化合物は、5°
−デオキ/−5゛−ヨード−2°、3°−イソブロビリデンイミクゾールリボシ
ド(Srivastava P、 C,、J、 Med、 Chem、 18:
I237(1975))から、望ましいアミンまたはメルカプタンを用いてハロ
ケ/を核置換することによって製造できる。R6がアルキルアミドまたはアリー
ルアミドを表す式(1)で表される化合物は、対応する5−アミノ−5゛−デオ
キシイミダゾールリボンドを望ましいアルキルまたはアリール酸無水物でアンル
化した後、アンモニアまたはナトリウムメトキシドで脱0−アシル化することに
よって製造できる。R,かヒドロカルビルを表す式(+)で表される化合物は、
1−(2,3−0−イソプロピリデン−β−D−リボーペント1,5−ジアルド
−1,4−フラノノル)イミダゾール類から、モントゴメリー等(Montgo
me’ry等、J、 Het、 Chet 11:211(1974戸力く記述
したヌクレオシド類のウィテイヒ反応修飾によって製造できる。R6がリン酸ま
たはリン酸エステルを表す式(1)で表される化合物は、クワンア等(Khwa
ja等、Tetrahedron 27:6189(1971))のヌクレオシ
ドリン酸類のための一般的方法によって製造できる。
(以下余白)
有用性
本発明のAICAリボ/ル類縁体は、虚血に関連する事象、即ち血液供給の制限
に起因する状態の間の損傷を減少させるか、あるいは虚血に関連する事象の予防
に特に有用であろう。これには、心臓発作あるいは心筋梗塞(心筋または心筋層
に血液を供給している冠状動脈の1または慢数の閉塞に続(状況であり、これが
長期間にわたる場合は、組織の不可逆的な損傷をもたらす)が含まれる。A1、
CAリボシドのように局部的なアデノシンレベルの増大を導き、それゆえに虚
血心筋への血流を増大させる化合物は、この組織の損傷を改善するであろう。
心臓発作のための現在の治療の1つは血栓溶解療法であり、これにはストレプト
キナーゼや組織プラスミノーゲン活性化因子(tPA)などの血塊溶解剤の投与
が含まれる。しかしながら、これらの薬剤は心臓発作の数時間以内(1〜3)に
使用しなければならず、これより遅くなるとその有効性が劇的に減少する。した
がって、予防的に(即ち事象の前に)投与することによって利益が得られる本発
明の化合物は明らかに有用である。
胸部アンキナ(angina pectoris)は、血液供給が心臓の通常の
要求量を満たすのには充分であるが、心臓の要求量が増大した時(例;運動中)
および/または血液供給がより制限されるようになる時(例:冠状動脈疾患)に
は不充分である状態である。胸部アンギナの患者、あるいは一時的虚血性挿間状
態(エピソード)または無症状の虚血など胸部アンギナに関連する状態の患者は
、同様に、このようなアゾ/シン作動性の干渉から利益を受け得る。
進行した冠状動脈疾患または安静時の持続性胸部痛では、心臓への血液供給を改
善するためにいくつかの臨床的方法が現在使用されている。これらには経皮経内
腔冠状血管形成術(PTCA)(血管形成術としても知られている):経皮経内
腔指向性冠状アセレクトミ(atherectomy)、レーザーアセレクトミ
ー、血管内ステントおよび冠状動脈バイパス移植手術が含まれる。本発明の化合
物はこれらの技術の補助的療法としても有用であろう。
心臓血管の問題をもたらすもう1つの因子は、心臓の血液供給能の不足をもたら
す異常な心臓律動または不整脈である。これらの化合物がAICAリボシドのよ
うに不整脈を減少させ得ることも、この状態を抑制する際にこれらの化合物を有
用とするであろう。
卒中およびCNSの外傷状態は中枢神経系(CNS)への血液供給の減少によっ
てもたらされるので、増大したアデノシンレベルを傷付いた組織に提供すること
によって組織の生存を容易にする干渉に対して服しやすい。局部的血流をもたら
す薬剤によって改善する他の兆候には、組織移植術、再建外科における皮膚弁移
植、抹消血管疾患、内毒素血症、出血性ショック、肺浮肺、熱傷から派生する肺
の損傷(熱的損傷)または敗血症、肺の緊張亢進、微小塞栓、インポテンツ、糸
球体腎炎または進行性糸球体硬化症、関節硬化症(artherosclero
ris)、心筋炎、脈管炎および心筋症および心肺停止か含まれる。
卒中またはCNS外傷かもたらす神経変性のかなりの部分か、ニューロンを刺激
して死に至らしめる興奮性アミノ酸の放出の増大によってもたらされることが現
在明らかになっている。アデノシンは、興奮性アミノ酸の放出を阻害すると報告
されている(BurkeおよびNadler、 J、 Neurochem、5
1:1541(1988)) 、したがって、アデノシンレベルを増大させる本
発明の化合物は、ハンチントン舞踏病やアルツハイマー病(Marangos等
、 Trends Neurosci、 10:65(1987))あるいはパ
ーキンソン病(Sonsel la等、5cience 243°39g(19
g9))など興奮性アミノ酸が関与する状態にも有用であろう。これらの研究は
記憶の実験モデルから得られる結果(Harris等、 Brain Res、
323:132(1984))と共に、CNS#!能に対する老化過程の効果
に関連する障害の治療におけるこれらの化合物のさらなる有用性を示唆している
。
アデノシンは、興奮した顆粒球機能(Cronstein等、 J、 CI i
n、 Invest。
78ニア6O−770(1986))、およびマクロファージ、リンパ球および
血小板機能に対するその効果ゆえに、炎症の内因性変調成分であることか報告さ
れている。したがって本発明の化合物は、関節炎、変形性関節症、自己免疫疾患
、成人呼吸障害症候群(ARDS)、炎症性腸疾患、壊死性全腸炎、慢性閉塞性
肺疾患(C,OP D)および他の炎症性疾患など、炎症過程が広く行き渡った
状態に有用であろう。
アデノシンは、天然の抗痙ψ剤として働(ことか提唱されている(Lee等、
Brain Res、 321 :l650−1654(1984) ; Du
nwiddie、 Int、 Rev、 N■浮■
obiol、27:63−139(1985)) 。したがってアデノシンレベ
ルを増大させる薬剤は急発作障害の治療に有用であろう。最近の研究(Mara
ng。
S等、Epilepsia 31:239−246(1990))で、実験動物
モデルにおいてAIcAリボ7ドが急発作の阻害剤であることが報告された。
またAICAリボシド類縁体は、例えば自閉症、脳性麻痺、不眠症、不安、また
は他の神経精神医学的兆候など、慢性の低アデノ/ンレベルを有するかも知れな
い患者あるいはアデノ7ンの増大によって利益を受けるかも知れない患者、もし
くは過敏性腸症候群に苦しむ患者の治療にも有用であろう。実際、いくつかの研
究(KomhuberおよびFiseher、 Neurosci、 Lett
、 34:32(1982) ; Kin等、 Eur、 Neurol、 2
2:367(1983))が、興奮性アミノ酸を精神***症の病態生理学に関連
させている。
本発明の化合物は、AICAリボシド自体が有益な効果を有する他の状態を治療
する際にも有用であろう。例えば、AICAリボンドは抗原増感によって誘発し
たモルモットの気管支痙牽モデルにおいて抗アシルキー性作用を有することか報
告されているので(Bergren等、J、of Allergy and C
11nical Immunology+投稿中(1990))、AICAリポ
ンド類縁体は、喘息、枯草熱またはアレルギー性疾患の治療において治療効用を
有するであろう。
したがって本発明のAICAリボシド類縁体は、細胞外アデノシンレベルの増大
、および場合によって同時にフリーラジカル(遊離基)の補集および/または抗
酸化剤活性が有益な種々の臨床的状況の治療において有用である。
本発明の化合物を、0.01〜3.Oμmo l/分/kgの速度、好ましくは
0.1〜1.0μmol/分/kgの速度で患部組織に投与する。以下に議論す
るようにこれらの化合物を静脈内に投与する場合は、このような速度を容易に維
持できる。他の方法(例;軽口投与)を用いる場合には、活性成分の放出速庫を
制御するために、時間放出調製剤が好ましいであろう。これらの化合物を、約0
.01mg/kg/日〜約200mg/kg/日、好ましくは約0.5mg/k
g/日〜約100mg/kg/日の投与量で投与する。
本発明の目的のためには本発明の化合物を、従来の非毒性の医薬的に許容される
担体、佐剤および賦形剤を含有する製剤の形態で、経口的に、非経口的に、吸入
噴霧剤によって、局所的に、あるいは直腸内に投与することを含む種々の手段で
投与できる。本明細書では、非経口投与という用語には種々の注入技術による皮
下投与、静脈内投与、筋肉内投与および動脈内/i14か含まれる。本明細書で
は、動脈内および静脈内注射にはカテーテルを通した投与か含まれる。
治療すべき組織または器官への迅速な接近を可能にする投与法かいくつかの適用
にとっては好ましい(例えば心筋梗塞の治療のための静脈内注射)。体外の器官
を治療する場合は、潅流が好ましい。
本発明の活性成分を含有する医薬組成物は、意図した投与法に適、 した形態な
らとのような形態でも構わない。経口的に使用する場合は、例えば錠剤、トロー
チ、口中剤、水性または油性懸濁剤、分散性の粉末または顆粒、乳剤、硬または
軟カプセル、70.ブまたはエリキシル剤を調製することかできる。経口的使用
を意図した組成物は、医薬組成物製造分野で知られているいずれの方法に従って
調製してもよく、口に合う調製物を提供するためにそのような組成物に、甘味料
、着香料、着色料および保存剤からなる群から選択されるものを含む1または複
数の薬剤を含有させてもよい。錠剤の製造に適した非毒性の医薬的に許容される
賦形剤と/f1合した活性成分を含有する錠剤も許容できる。これらの賦形剤は
、例えば不活性希釈剤(例; 炭Mカル7ウム、炭酸ナトリウム、乳糖、リン酸
カルシウムまたはリン酸ナトリウム)、顆粒化および崩壊剤(例:トウモロコノ
デンプンまたはアルギン酸)、結合剤(例:デンプン、ゼラチンまたはアカノア
):および潤滑剤(例;ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸またはタルク
)などであってもよい。錠剤は被覆化しなくてもよいし、あるいは崩壊の遅延お
よび胃腸経路内での吸着によってよって長期間にわたる持続作用を提供するため
に、微小被包を含む既知の技術によって被覆化してもよい。例えばモノステアリ
ン酸グリセリンやジステアリン酸グリセリンなどの時間遅延物質を単独で、ある
いはワックスと共に使用することができる。
経口的使用のための製剤を、不活性固体希釈剤(例、リン酸カルシウムまたはカ
オリン)と混合した活性成分を含有する硬ゼラチンカプセルとして提供してもよ
いし、あるいは水または浦媒質(例。
ビーナツツ油、液状パラフィンまたはオリーブ油)と混合した活性成分を含有す
る軟セラチンカプセルとして提供することもてきる。
本発明の水性懸濁剤は、水性懸濁剤の製造に適した賦形剤と混合した活性物質を
含有する。このような賦形剤には、懸濁化剤(例。
、 ナトリウムカルボ牛/メチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキノプ
ロピルメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、トラ
ガカカノトコムおよびアカンアゴム)、および分散化剤または湿潤剤(例、天然
のホスファチド(例えばレンチン)、アルキレンオキシドと脂肪酸との縮合産物
(例えばポリオキシエチレンステアレート)、エチレンオキシドと長鎖脂肪族ア
ルコールとの縮合産物(例えばヘブタデアエチレンオキシセタ7−ル)、脂肪酸
とへキントール無水物から誘導した部分エステルとエチレンオキシドトの縮合産
物(flIえばポリオキシエチレンモノオレイン酸ソルビタノ))か含まれる。
さらにこの水性懸濁液は、p−ヒドロキシ安息香酸エチルやp−ヒドロキシ安息
香酸n−プロピルなどの1または複数の保存剤、1または複数の着色料、1また
は複数の着香料、および/ヨ糖やサッカリンなとの1または複数の甘味料を含有
してもよい。
油性懸濁剤は、活性成分を植物油(例;アラチス油(arachis oil)
、オリーブ油、コマ油またはココナツツ油)あるいは鉱油(例、液体パラフィン
)中に懸濁することによって製剤化できる。経口懸濁剤はミツロウ、硬パラフィ
ンまたはセチルアルコールなどの濃厚化剤を含有してもよい。口に合う経口調製
物を提供するために、上述のような甘味料や着香料を加えてもよい。これらの組
成物は、アスコルビン酸なとの抗酸化剤を添加することによって保存できる。
水の添加による水性懸濁剤の調製に適した本発明の分散性粉末および顆粒は、分
散化剤または湿潤剤、懸濁化剤、およびlまたは複数の保存剤と混和した活性成
分を提供する。適切な分散化剤または湿/lIl剤および懸?に止剤は、上記の
ものによって例示される。追加の添加剤、例えば甘味料、着香料および着色料な
どを加えてもよい。
本発明の医薬組成物は水中油型乳剤の形態をも取り得る。その油層は植物油(例
、オリーブ油またはアラチス油)、鉱油(例、液体パラフィン)、あるいはこれ
らの混合物であってもよい。適切な乳化剤には、天然のコム(例:アカシアゴム
およびトラガカントコム)、天然のホスファチド類(例;大豆レシチン)、脂肪
酸とへキシトール無水物から誘導されたエステル類または部分エステル類(例、
モノオレイン酸ソルビタン)、およびこれらの部分エステル類とエチレンオキシ
ドとの縮合産物(例、ポリオキ/エチレンモノオレイン酸ソルビタン)なとが含
まれる。またこの乳剤は甘味料および善香料を含有してもよい。
ンロノプ剤およびエリキシル剤は、グリセリン、ソリビトールまたはショ糖など
の甘味料と共に製剤化できる。このような製剤は帖滑剤、保存剤、着香料または
着色料を含有していてもよい。
本発明の医薬組成物は、滅菌した注射可能な水性または油性懸濁液などの滅菌注
射可能調製物の形態であってもよい。この懸濁液を、上記の適切な分散化剤また
は湿潤剤および懸濁化剤を用いて、既知の技術に従って製剤化することができる
。滅菌注射可能調製物は、1.3−ブタンジオールなどの非毒性の非経口的に許
容される希釈剤または溶媒中の滅菌注射可能溶液または懸濁液であってもよいし
、あるいは凍結乾燥粉末として調製してもよい。使用し得る許容される賦形剤お
よび溶媒には水、リンゲル溶液および等偏食塩溶液が含まれる。さらに滅菌不揮
発性油も溶媒または懸濁化媒質として常套的に使用し得る。この目的のためには
、合成モノグリセリドや合成ジグリセリドを含む無刺激性の不揮発性油を使用し
得る。さらにオレイン酸などの脂肪酸も同様に注射可能剤の調製に使用できる。
単−剤形を製造するために担体物質と混合され得る活性成分量は、治療される宿
主と特定の投与法に応じて変化するであろう。例えばヒトに経口投与するための
時間放出製剤は、20〜200μmofの活性物質を、適切で手頃な量の担体物
質(全組成物の約5〜95%に及び得る)と共に含有するであろう。投与量の測
定が容易な医薬組成物を製造することが好ましい。例えば静脈内注入のための水
性溶液剤は、約30m1/時間の速度で適切な体積が注入され得るように、溶液
剤1mlあたり約20〜50μmolの活性成分を含有するへきである。
しかしながら、当業者にはよく理解されているように、特定の患者に対する特定
の投与量レヘルが、使用する特定の化合物の活性;治療される個体の年令、体重
、一般的健康、性別、栄養、投与時間および投与経路;排出速度:既に投与され
ている他の薬剤、治療を受けている特定の疾患の重篤度を含む種々の因子に依存
することは理解されるであろう。
本発明の方法の使用例には以下のものが含まれる。これらの例が例示であって、
本発明の方法がこれらの例に全く限定されないことは理解されるであろう。
本法を、冠状閉塞のための血栓溶解に続いて使用することができる。化合物は水
または等偏食塩溶液を溶媒とする滅菌注射可能調製物として提供されるであろう
。この溶液を静脈内に、もしくは左心カテーテル法と同時に直接冠状動脈内に、
あるいは肉類動脈内に投与できる。投与速度は、例えば30m1/時間の注入体
積で、0゜2〜1μmol/分/kgの範囲で変化し得る。治療持続時間は典型
的には約96時間であろう。
アンキナおよび初期心筋梗塞は、滅菌注射可能調製物を用いて上述の速度で静脈
内投与することによって治療できる。
また本発明の化合物を、心臓バイパス外科手術の間患者に静脈内投与することも
できるし、あるいは心筋梗塞の危険にある他の外科患者に投与することもできる
。化合物を上述の速度で膜酸素投与によって投与する溶液剤に直接加えるか、も
しくは心臓保存溶液に加えることができる。
本発明の方法を用い、本発明の化合物を含有する溶液で器官を潅流することによ
って、器官を保存することができる。投与量は、当業者にはよく理解されるよう
に、器官の潅流速度に応じて変化するであろう。特に本法を器官移植に使用する
器官および組織に適用す本発明者らは、虚血の実験モデルにおいて虚血後の機能
の回復を改善するいくつかのAICAリボシド類縁体を同定した。表1に示すよ
うに、好ましい類縁体による治療がもたらす利益は、少なくともA’lCAリボ
シドと等価であり(化合物番号11,40(シリーズ■)および同19(シリー
ズ■))、多くの例においてAICAリボシドより低い濃度でこれを達成する(
例えば化合物番号1O123,25,29,47,52,53(シリーズ■)、
27(シリーズ■)、21および66(/リーズI[l))。化合物の細胞外ア
デノシンレベル増大能を特異的に評価する機能性検定において、これらの好まし
い類縁体の多くが、AICAリボ7ドと比較して顕著に増大した有効性を示す。
単離した回腸における刺激性収縮を阻害する化合物の能力、アデノノン媒介性の
機能性応答を評価した結果は、好ましいン1 リーズのそれぞれに属するこれら
の化合物がAICAリボシドより効果的であることを示した(表■)。さらに、
N−4置換したAICAリボシド類縁体くシリーズりは、AICAリホ/ドより
かなり高度に、虚血性ラット心臓において組織アデノシンレベルを増大させる(
表m)と共に、冠状内皮細胞におけるアデノシン利用を阻害した(表■)。また
、この好ましいシリーズ(1)に属するいくつかの化合物は、より高い親和性で
NBTI特異的アデノシン輸送部位に結合した(表■)。これらのデータは、こ
の好ましい類縁体シリーズによる、AICAリボシドと比較して改善された機能
性効用が、少なくとも部分的には、これらの化合物の細胞外アデノノンレベルを
増大させる能力に起因することと、この能力をアデノシン輸送の阻害によって説
明し得ることを示唆している(表■並びに図4および5を参照のこと)。細胞培
養におけるアデノシン放出に対する化合物番号13の効果によって例示されるよ
うに、C−2置換したAICAリボシド類縁体(シリーズ■)もアデノシン放出
を増大させる・と思われる。さらにこれらの化合物のいくつかは、アデノシン代
謝酵素アデノシンキナーゼの阻害剤である(表■参照のこと)。2°−置換した
AICAリボシド類縁体(シリーズ■)は、細胞培養モデルにおけるアゾ/シン
利用を激しく調節する(図2)。この好ましいシリーズ(IV)に属する被験化
合物のそれぞれは、もう1つの重要なアデノ/ン代謝酵素であるアデノシンデア
ミナーゼの効果的な阻害剤でもある(表■)。したがってこれらの化合物は細胞
外アデノ/ンレヘルをAICAリボシドより効果的に増大させ、このことはアデ
ノ7ンデアミナーゼ阻害の増大によって説明できる。
AICAリボシド類縁体を、血小板機能に対するその効果についても評価した。
表IXに示すように、いくつかの化合物がヒト全血中での血小板凝集を阻害する
。多くの被験化合物による血小板凝集阻害は、アデノシンの非阻害性濃度の下で
増大する。アデノシンは強力な抗血小板剤であることが報告されているが、血中
でのその半減期は短い。したがって、これらのAICAリボシド類縁体の存在下
で観測された血小板凝集阻害は、これらの化合物のアデノシン調節活性によるも
のであろう。
好ましいAICAリボシド類縁体のいくつか(化合物番号53(l−468)、
化合物番号21 (1,−227))は、イヌにおいて経口的に生物利用可能で
もある(表X参照のこと)。さらにAICAリボンド類縁体化合物番号53(1
−468)による治療は、イヌの安定性アンギナモデルにおいて機能性効用をも
たらした(表刈参照のこと)。
心臓血管に対する効用に加えて、AICAリボシド類縁体のいくつか(化合物番
号10(1−186)および11(1−226)(シリーズlは、アレチネズミ
の脳虚血モデルにおいて保護的効果をも示した(図3)。
本発明の理解を助けるために、虚血モデルにおけるこれらの好ましい類縁体の効
用を立証し、さらに、AICAリホシルと比較して増大した有効性を示すこれら
の類縁体の論理的根拠を提供する一連の実験結果を記載する。またこれらの化合
物の製造を例示する一連の実施例を記載する。もちろん、これらの実施例が本発
明を具体的に制限するものであると見なされるべきではなく、当業者か理解し得
る範囲の既知のあるいは後に開発される本発明の変法は、本明細書およびその請
求の範囲に記述する本発明の範囲に包含されると見なされる。
単離した心臓の機能的回復の改善
いくつかの好ましいAICAリボンド類縁体を、虚血後の心機能の回復を改善す
る能力について、単離したラット心臓モデルで試験した。
単離したう、ト心臓を、ランゲンドルフ(Langendor r r )の方
法に従って上行大動脈を通してカニユーレ挿入し、潅流装置に接続した。
この心臓を改良タレブスーヘンセライト緩衝液(Krebs−)1ensele
it buffer)(pH7,4)を用いて、joocmH,0の一定圧で3
7℃で潅流した。心機能の測定として、左心室発現圧(L V D P)を連続
的に監視した。30分間の心臓の平衡化の後、圧力を30分間10cm■]、0
に下げることによって心臓への流量を減少(即ち虚血)させた。
次に、さらに30分間圧力を元のレヘル(100cmH,O’)に戻すことによ
って流量を回復させた。AICAリボンド類縁体のそれぞれを、比較のためのA
ICAリボ/F゛自体と共に、潅流緩衝液に最終濃度5μM〜20μMで添加し
た。結果を表Iに示す。
表1
/リーズ 化合物番号 濃度(μM) 機能回復率 P値%基線LVDP
対照(虚血後)
1 (1−110) 20 79.4+1.3(34) 、00015 64.
2±1.5 (6) NS’1 10 (1−186) 20 84.5±3.
5 (2) 、0024s 83.7to、7 (6) 、00G+II (1
−226) 20 85.7±6.2 (3) 、 110(125772±5
.8 (7) NS’
16 (1−273)’ 5 83.1t3.2 (5) 、000123 (
1〜3432 1 79.0±2.3(6ン 、000225 (1−360)
5 86.8土2.3 (6) 、000172.4±1.6 (6) 、
028937 (1−270) 5 71.9f3. O(5) 、 0500
29 (1〜349) l 76.7±2.9 (7) 、002840(1−
392)” 20 78.5±3.7(8) <、00547 (1−450)
I 74.O+2.8 (6) 、004552 (1−467) 5 86
.0±2.5 (5) 、000153 (1−468) 5 85.6t1.
8 (10) 、000159 (f−5(16) I 75.8f2.2 (
7) 、 000168 (1−538) 5 75.3±2.2 (4) 、
0033表1(続き)
ンリーズ 化合物番号 濃度(μM) 機能回復率 P値%基線LVDP
(心臓数)
69 (1−549) 5 77、 O:2.8 (6) 、 000274
(L−572) 5 73.3±3.3’(6) 、001211 27 (1
−395) 5 74.6±3.7 (7) 、 006067 (1−535
) 5 77、4+5.7 (3) 、 0045III 19 (+154)
20 85.541.7 (5) 、 000121 (1−227> 5
81.0す3.2 (8) 、 DOOil 77.0±4.4 (10) 、
000726 (1−332) 5 70.7±4.1 (8) 、 046
662 (1−510) 5 75.5f2.3 (4) 、 004963
(1−517,) 5 79.7±4.8(4) 、 000165 (1−5
22) 5 72.3±5.6 (4) 、041066 (1−531) 5
88.5±1.8 (5) ’ 、000176 (1−578) 5 74
、Oi:2.5 (6) 、 0016’NSは有意でないことを表わす
1既知化合物
(以下余白)
実施例2
好ましいAICAリボシド類縁体を、単離した回腸から得た筋肉切片の刺激性収
縮を阻害する能力について比較した。
縦筋断片(〜1cm)をモルモット回腸から取り出し、等張力変換器に接続し、
95%0715%CO1を通気したクレブス−リンゲル溶液の入った被覆組織バ
ス中に懸濁した。平行白金電極を使用し、1分間隔で、最大の90%の収縮を誘
発するのに適した電圧で電流を供給した。被験化合物を組織バスに添加し、収縮
を50%阻害する濃度(IC2゜)を決定した。これらを表Hに詳述する。
(以下余白)
表■
r 11 (1−226) 200
12 (1−232) 、 400
29 (1−349) 6G
351 (1−355) 6G
41 (+−396) 100
44 (1−434) 、 20
47 (+−450) 10
If 27 (2−395) 500
f[I 21 (1−227) 800[V 32 (1−262) +00
(以下余白)
実施例3
ラット心臓虚血モデルにおけるAICAリボシド類縁体(シリーズ)の効果
シリーズ[(N−4)置換へICAリボシド類縁体を、虚血性ラット心臓におけ
る組織アゾ/ノンレベルを増大させる能力について試験した。
雄のラットの腹腔内にAICAリホ/ド類縁体、AICAリボシド、もしくは食
塩水(対超)を投与した。60分後に心臓を切開し、37℃でさらに60分間イ
ンキュベートした。組織抽出物を調製し、高性能液体クロマトグラフィー(HP
LC)でアデノシンを分析した。
この好ましいシリーズのAICAリボシド類縁体の組織アデノシンレベルを増大
させる能力を、AICAリボンドと比較して表■に示す。この好ましいシリーズ
から選択したAICAリボ/ド類縁体(化合物番号10)の組織アデノンンレベ
ルに対する投与量依存性効果を、AICAリボ/ド(化合物番号1)とより詳細
に比較し、これを図1に示す。
表m
化合物番号 組織アデノシンレベル
10 (1−186) (実験1)79io (1−186) (実験2)68
11 (1−226) (実験1)5311 (1−226) (実験2)45
アデノシン利用に対する/リーズI (N−4)置換AICAリボシド類縁体の
効果を、冠状内皮細胞培養を用いて比較した。この検定T1.t、内皮細胞を5
μMまたは50μMの被験化合物およびlμM[3H]アデノシンと共に15分
間インキュベートした。薄層クロマトグラフィー(TLC)による分離の後、シ
ンチレーション計数で細胞外アデノンン濃度を測定することによって、アナ/シ
ン利用の阻害を決定した。この評価の結果を表■に示す。
表■
23 (1−343) 27±4 63±228 (1−348) 17±3
47±229 (1−349) 41±1167±825 (146G) 21
±1 56±230 (1−388) 21±1 49±438(1−351)
” ’ 16±1 44±039(1−390) 、 7 土 4 29 ±
146 (1−445) 19 ± 4 30 ± 947 (1−450)
17 ± 3 !9 土 248(1−452) ’ 23±3 25±249
(1−453) 30 土 4 33 ± 851 (1−466) 27±
2 65±252 (1−467) 56 土 2 71 ± 153 (1−
468) 34±4 58±256 ’(1−487) 55±7 65±96
1 (1−509) 37±2872±571 (1−562) 10±3 3
1±1173 (1−566) 16±0 33±9!既知化合物
(以下余白)
実施例5
[3H]〜NBT1結合検定におけるAICAリボシド類縁体くシリーズ )の
効果
選択したシリーズI(N−4)置換A[CAリボンド類縁体が、[3H]−二ト
ロペンジルチオイノシン(NBTI)の細胞膜への結合に影響を与える能力を比
較した。増大する一連の1度の被験化合物を0゜5mg神経膜タンパク質および
0.5nM [”H]、、NBTIと共に、トリス緩衝液(pH7,4)中室温
で30分間インキュベートした。
この検定をクエンチし、膜を迅速な濾過によって集めた。次に、濾紙を可溶化し
、シンチレーション計数によって放射活性を決定した。
結合した[’H]−NBTIの50%置換をもたらす各被験化合物濃度(ED5
.)を表■に詳述する。
(以下余白)
表V
1 10(1−186) 、 :15029 (+−349) 100
47 (+−450) 0.5
49 (+−453) 7
53 (1−468) 約100
57 (1−41!i8) 80
5g (1−489) 80
In 54 (1−483) 28
実施例5a
W I −L 2リンパ芽球におけるアデノシン輸送の阻害本発明のAICAリ
ボンド類縁体の1つの存在下におけるWl−L2リンパ芽球中のアデノシン輸送
の阻害を次の方法に従って決定した。
W l −L 2リンパ芽球懸濁液(0,5x 10@)200μlをシリコン
油:鉱油の混合液(体積比8:2)100μl上に重層した。化合物番号53(
1−468)をそれぞれ5.O,,50,0、および500.0μMの濃度でこ
の細胞に添加し、得られた混合物を1分間か、もしくは1時間インキュベートし
た。次に、放射活性アデノシン(2,5μCi 初濃度lμM)5μmをこの細
胞膜8I&、に加え、その混合物を10秒間インキュベートした。次に、細胞を
1300Orpmで15秒間遠心分離し、その細胞ペレy)の放射活性を測定し
た。
図4は、化合物番号53(1468)と共に1分間予備インキュベートした場合
のアデノシン輸送阻害を表しており、図5は、化合物番号53(1−468)と
共に1時間予備インキュベートした場合のアゾ/ノン輸送阻害を表している。
シリーズIt(C−2)置換AICAリボシド類縁体を、冠状内皮細胞からのア
デノシン放出に影響を与える能力について、AICAリボシド自体と比較した。
この実験モデルでは、細胞を50μMの被験化合物で処理し、37℃で16時間
インキコベートした。次に細胞をリン酸緩衝化食塩水で洗浄し、グルコースを含
有せず(解糖を阻害するため)、50μMアンチマイシンA(酸化的リン酸化を
阻害するため)および20μMデオキシコホルマイシン(アデノシンデアミナー
ゼによるアゾ/シン利用を阻害するため)を含有する標準培養培地中に再懸濁し
た。正味のATP消耗を誘発することによって虚血状態を刺激するためにこの処
理を計画した。次にHPLCのために培地を処理した。アデノシン値を表■に示
す。
表■
1 (1−110) 1.64±0.12 15.5(以下余白)
実施例7
アデノシンキナーゼ活性に対するAICAリボシド類縁体(シリーズ■)の効果
50mM トリス−マレイン酸(pH7,0)、0.1%(w/v)BS A、
1 mM AT P、、1 mM MgCI 、、0.5 μM [0−”C
]アデノンン(500mCi/mmo りおよび精製ブタ心臓アゾ/ンンキナー
ゼOlμgを含有する検定a合物0.1mlを用いて、酵素活性の阻害を決定し
た。異なる濃度の被験化合物を検定混合物中37°Cで20分間インキュベート
した。それぞれの反応混合物から20u Iを取り出し、ワットマン(What
man) D E 81濾紙の2cm”断片上にスポットした。次に、[”C]
アデノシンを除去するために、この紙を1mMギ酸アンモニウムで洗浄した後、
脱イオン水で洗浄し、最後に95%エタノールで洗浄した。この紙を乾燥し、[
”C] AMPをシンデレー/コン計数によって測定した。
生成した[”C] AMPの量から活性を決定した。
結果を表■に示す。
表■
化合物番号 IC5o(μM)
1 (1−110) > 5000
シリースlV2’−置換AICAリボシド類縁体を、ヒトBリンパ芽球における
アデノシン利用を阻害する能力について試験した。この検定では、細胞を濃度5
μM、50uMまたは500μMの被験化合物および[3H]−アデノシン(1
8M)と共に10分間予備イノキュベートした。TLCでヌクレオシドを分離し
た後、シンチレーション計数で細胞外[’H]アデノシン濃度を測定することに
より、アデノシン利用の阻害を決定した。ヒボキサンチンおよびイノシンレベル
も測定した。2’−o−メチル(化合物番号20)、2’−0−エチル(化合物
番号34)および2°−0−n−ブチル(化合物番号32)A I CAリホン
ド類縁体とAICAリボシドとの比較結果を図2に示す。
ヒボキサンチンおよびイノシンレベルに対するこれらのAICAリボンド類縁体
の効果(図2に記載)はアデノシンレベルに対する効果を反映しており、アデノ
シン利用に対する増大した影響がアデノシンデアミナーゼの阻害によって媒介さ
れることを示唆している。
この解釈は、単離したデアミナーゼを阻害するこれらの類縁体の能力を直接的に
測定することによって支持される。
アゾ/シンデアミナーゼ活性の阻害を、50mM リン酸カリウム(pH7,0
’)、1mMアルファケトグルタレート、グルタミン酸デヒドロゲナーゼ 15
単位、0.125mM NADH180μMアデノシンおよびウシ腸ムソーサ(
musosa)アデノシンデアミナーゼ0002単位を含有する検定混合物 1
mlを用いて、分光光度測定法によって決定した。異なる濃度の被験化合物を検
定混合物中37℃で10分間インキュベートした。この反応を、340nmの吸
光度の変化に基づいてNADHの酸化について連続的に監視した。
結果を表■に示す。
表■
1 (1−110) >5000
好ましいAICAリホ/ド類縁体か血小板凝集を阻害する能力を、ヒト全血中で
試験した。健康な供給者から全面を採取し、凝固を防ぐために0.1体積のクエ
ン酸ナトリウム中に集めた。全血凝集検出計を用い、インビータンス技術によっ
て血小板凝集を測定した。
被験化合物を全血中37°Cで10分間インキュベートし、凝集を引き出す5分
前に10μMアゾ//ンを添加した。非処理対照で完全な凝集を誘発する最小濃
度のADP(6〜25μM)を添加することによって凝集を誘発した。
結果を表IXに示す。
表■
23 (+−343) 38
2g (1−348) 180
51 (+−466) 193
61 (1−509) +71
71 (+−562) 40
U 27 (I−395) 950
好ましいAICAリボシド類縁体のいくつかを、絶食したピーグル成人での増大
した経口生物利用能について評価した。AICAリホ/ド類縁体を、前肢静脈経
由で10mg/kglVのポーラスとして、また胃管経由で20mg/kg 溶
液として投与した。ヘパリン化した血液および尿を、24時間にわたって、選択
した間隔て集めた。各試料を冷却し、4°Cて遠心分離し、HPLC分析の前に
凍結した。
結果を表Xに示す。
表X
1 (1,−110) 8 ±4 (n=7) 0.35+ 53 (1−46
8) 32±11 (n・2) 5.61このAICAリボシド類縁体(1−4
68)を、再三の要求誘発性虚血のエピソードに伴う蓄積性の心臓機能不全を予
防する能力について評価した。麻酔した雄イヌに装置を取り付けることによって
、左腹部下行動脈の狭窄の存在下で、右動脈調整(ベーンング)の間の局部的心
筋壁厚増大を測定した(YoungおよびMu l 1ance、 At J、
Physol。
印刷中(+991))。表XIAに、調整#I後に投与した被験化合物の連続的
■注入(50μg/kg/分)で処置した動物において6回繰り返した調整エピ
ソードの壁厚増大および動脈圧に対する効果を、食塩水処置した対照動物と比較
する。表XIBには、調整後安静期の心拍数と動脈圧の変化を列挙し、これは、
有意な血行動態効果を伴わずに壁厚増大の保存が起こることを立証している。
表XIA
非虚血性壁厚増大率(%)
2 31.7±4.6 46.7±7.03 258±5.6 54.2±9.
4”4 18.5 !5.5 48.1±7.6”5 11.8±5.6 47
.5±8.2”実施例12
実験的卒中モデルにおけるAICAリボシド類縁体(/リーズ■)の鮭
シリーズI(N−4)置燐AICAリボシド類縁体が、アレチネズミの卒中モデ
ルにおいて海馬錐体細胞の生存を達成する能力を評価した。この試験では、雄の
モンゴリアンアレチネズミをN、O:O。
中の2〜3%ハロサンで麻酔し、総頚動脈を露出させた。次に、両縁頚動脈の5
分間の両側性閉塞によって虚血を誘発した。虚血性傷害後7日に脳を取り出し、
組織学のために加工した。図3に示したデータは、アレチ不ス゛ミを500mg
/kgのAICAリボシド類縁体(化合物番号] 0(1−] 86)またはI
I(1−226))あるいは食塩水(対照)で予備処置することの効果を示して
いる。
AICAリポンド(50g)をビリジ7(450ml)に溶解した後、これを水
浴中で冷却した。酢酸無水物(80ml)を加え、水浴を除去した。この反応混
合物を3時間撹拌した。TLC(/リカゲル、展開液:塩化メチレン/メタノー
ル(9/1))によって、反応が完結したことが示された。メタノール(5ml
)を加えることによって未反応の酢酸無水物を中和した。溶媒を高真空下で留去
した(バス温40°C以下)。残渣をジメチルホルムアミド(3x150ml)
と同時留去した。種結晶を用いて、残渣をエタノールから結晶化した。
三酢酸塩(白色固体)ノ収162 g ;融点128〜129°cONMR(D
MSO−d、)δppm 2.05−2.15(2s、9H,−CH5)、4.
3()゛U−ト’ s、38.4’−CI、 5’ −CI、)、 5.3(I
l、 IH,3°−CI)、 5.55(t、 IH,2’ −CI)、 5.
87(d、 Ig,1°−CI)
、5.9(7’ a−ドs、2H,5−NHJ、6.7−6.9(7’ロードd
、2H,4−NHt)、7.4(s、IH12−CI)
この化合物の製造は米国特許第3450693号(K、 5uzuk iおよび
1. Kumoshiro(1969))にも記述されている。Chem、 A
bs、 71:8169g2(1969)をも参照のこと。
実施例B
N5−ジメチルアミノメチレンアミノ−β−D−リボフラ7シルイミタプール−
4−カルボキシアミド(化合物番号7(1−164))の製造2゛、3°、5’
−)リーO−アセチルAICAリボシド(10g)を、ジメチルホルミアミト(
30ml)およびジメチルホルムアミトンメチルアセタール(20ml)に溶解
した。この反応混合物を終夜撹拌した。TLC(シリカケル、展開液;塩化メチ
レン/メタノール(9/1))で出発物質の消失を見ることによって反応の完結
を確2した。
溶媒を高真空下で留去した(バスa40°C以下)。残渣をンクロヘキシルアミ
ンに溶解し、終夜撹拌した。溶媒を減圧下で留去し、残渣をエタノールから結晶
化した。収量は4.6g(白色固体)、融点173〜175°Cてあった。
NMR(MeOH−d4)、δppm 3.0−3.05(2s、 6H,N(
CHs) t)、 3.75(m、 28.5°−CHり、 4.0(Q、 L
H,4″−C1()、 4.2(t、 18.3°−cH)、 4. a5(t
、 II+、 2′−Cl)、 T.8(d、 I
H,1’ −CH)、 7.7(s、 LH,2−CH)、 8.25(s、
II、 5−N=CH−N)5−アミノ−IJ−D−リボフラノシルイミダゾー
ル−4−N−(シクロスリバスタバ等の方法(P、 C,5rivastava
、 R,L Mancuso、 R,J、 RosseauおよびR,K、 R
obins、 J’、 Med、 CheI+1.17(I 1)、 +207
(1977))に従って、N−スクシンイミジル−5−アミ/−1−(2,3,
5−トリー〇−アセチルーβ−〇−リボフラノツル)イミダゾール−4−カルホ
キ/レート(゛中間体番号4”)を合成した。中間体番号4(3,9g)を塩化
メチレン(60ml)に溶解した。/クロペンチルアミン(0,8m1)を加え
、その溶液を終夜撹拌した。TLC(シリカゲル、展開液、塩化メチレン/メタ
ノール(9/1))で出発物質の消失を見ることによって反応の完結を確認した
。この溶媒混合物を5%塩酸溶液(100ml)、炭酸水素ナトリウム飽和溶液
(looml)および水(200ml)で抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで
乾燥し、減圧下で溶媒を留去することにより黄色泡状物3、Igを得た。この泡
状物3.1gをメタノール(70ml)に溶解し、水浴中で冷却することにより
アセチル基を除去した。水酸化アンモニウム(60ml)を加え、水浴を除去し
た。2.5時間撹拌した後、TLC(シリカゲル、展開液、塩化メチレン/メタ
ノーノ喧9/1))によって、出発物質が完全に無くなったことを確認した。溶
媒を減圧下で留去することにより残渣を得、これをシリカカラム(溶出液・塩化
メチレン/メタノール(6/1乃で精製した。TLCで同様の分画を集め、減圧
下で溶媒を留去して、メタノール/酢酸エチルから結晶化した白色泡状物1.I
gを得た(融点158〜160°C)。
NMR(DMSO−da)、δppm 1.4−1.9(m、 811.−CH
,−CI、−)、 3.6(m、 2H,5°−CI(、)、 3.9(d、
10. NH−CI)、 4.0−4.35(m、 3H,2°、 3’ 、
4°−CH)、 5.15−5.4im、 3H。
2’ 、3’ 、5’ −〇〇)、5.45(d、IH,I’−CI)、5.9
(7′a−ト’s、211.−N)Iy)、7.I(d、Ig。
−NH−)、 7.3(s、 IH,2−CH)実施例D
5−アミノ−1−β−D−リホフラノ/ルイミタプール−4−N−(/クロプロ
ピル)カルポンキアミド(化合物番号+2(1−232))の製造実施例Cに記
述した方法に従い、ンクロペンチルアミン(0,8m1)の代わりにンクロブロ
ピルアミン(0,5m1)を用いることによってこの化合物を製造した。中間体
番号4(コハク酸エステル)6.2gから出発して2.3gの収量を得た。
NMR(DMSO−d、)δppm 0.5(+n、 4H,CH*−CHt)
、 2.7(+a、 IH,N−CI)、 3.6(m。
2H,5’ −CH=)、 3.8−4.3(m、 3H,2″、3°、4°−
CI)、 5.15−5.4(m、 3H,2°、3’、5求|
0H)、 5.45(d、 IH,l’ −CH)、 5.9(s、 2H,N
H,)、 7.2(s、 IH,2−CI()、 7.4(пA IH,4
−NH)。
イノシン(10g)を、ジメチルホルムアミド(100ml)およびジメチルホ
ルムアミドジベンジルアセクール(25ml)中に懸濁した。得られた混合物を
70℃で終夜撹拌した。TLC(シリカ、展開液 塩化メチレン/メタノール(
6/1))で・反応の完結を確認した。溶媒を減圧下で留去した。残渣を水酸化
アンモニウム(130ml)に溶解した。この混合物を終夜撹拌した後、減圧下
で溶媒を温めた。固体を濾過によって集めた。l−ペンシルイノノンの収量は1
05gであり、これをNMRで特徴つけた。
中間体l−ベンジルイノシン(10,5g)を、エタノール(10L)および3
M水酸化ナトリウム溶液(140ml)に溶解した。この溶液を3時間還流した
。TLC(7リカ)で反応の完結を確認した。
溶媒を減圧下で留去した。その残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにか
け、塩化メチレン/メタノール(6/ l )で溶出した。
TLCで類似の分画を集め、結晶が現れるまで濃縮した。標記の化合物7.4g
を融点178〜+79°Cの白色固体として得た。
NMR(DMSO−d、)δppm 3.6(+n、 2H,5°−CH−)、
3.85−4.35(m、 3H,2’ 、 3’ 、 S
“−CH)、 4.4(d、 2H,N−CH=)、 5.15−5.4(Il
l、 3H,2’ 、 3′、 5’ −0)1)、 5.T(d、 18.1
’
−CH)、5.9()゛トドs、2H,5−NHJ、7.2−7.4(m、6)
1.2−CI、C5Hs)、7.95(t、111゜NH)。
/ヤウ等の文献(E、 Sham、 J^、C,S、80:3899(1958
))をも参照のこと。
メチルエステル(化合物番号+4(1−260))の製造5−アミノ−]−(]
2,3.5−トリー〇−アセチルβ−D−リボフラノ/ル)イミダゾール−4−
カルホン酸(3,85g、I Ommo I)をテトラヒドロフラン40m1に
溶解し、0℃に冷却した。過剰量のジアゾメタン/エーテル溶液を加え、その混
合物を室温に温めた。過剰のジアゾメタンを分解するために酢酸を加え、その混
合物を蒸発乾固した。残渣を7す力ゲルクロマトグラフィー(溶出液:酢酸エチ
ル/ヘキサン(7/3))で精製した。上記の系を用いるTLCによって判断し
た主生成物分画を合わせ、溶媒を留去することにより白色泡状物12gを得た。
これをナトリウムメトキシド20mgを含有するメタノール40m1に溶解し、
30分間撹拌した。シリカTLC(展開液、塩化メチレン/メタノール(6/1
))によって、未反応の出発物質が無いことと、新しい低°移動度の生成物スポ
y)を確認した。反応液をタウエックス50 (H’)樹脂で中和し、溶媒を留
去することにより、目的の生成物0.64gを白色泡状物として得た。
I R(KB r): 1725crrr’(−Co OCH3)NMR(DM
S(lde) : 6 ppm、 3.65(s、 3H,CHs)、 3.8
(m、 3)1.4’ −CH及び5’ −Cg
f)、 4.1 (s、 1B、 3°−CB)、 4.2(s、 IH,2°
−CI)、 5.5(d、 18.1’ −CI)、 13D0(s、 IH。
5−アミ/−5°−スルファモイル−1−β−D−ツボフラノシルイミダゾール
−4−カルボキシアミド(化合物番号15(1−261))の製造A、5−アミ
ノ−2“、3゛−イソプロピリデン−1−β−リボフラノシル−5−スルファモ
イルイミダゾール−4−カルボキシアミドの製造2′、3−インプロピリデン−
AICA−リボシド(2,98g、10mmol)の乾燥N、N−ジメチルホル
ムアミド(25ml)溶液に、水素化ナトリウム(300mg、80%油分散液
)を10分間かけて加えた。水素ガスの発生か停止した後、フラスコを水浴に浸
け、その混合物を30分間撹拌した。スルファモイルクロリド(1,3g、11
mmo I)の乾燥テトラヒドロフラン(20ml)溶液をゆっくり加えた。反
応混合物のTLC(シリカゲル、溶媒:塩化メチレン/メタノール(9/1))
によって、出発物質がいくらが存在することがわかった。テトラヒドロフラン(
10ml)中のスルファモイルクロリド(200mg)を追加し、得られた混合
物を1時間撹拌した。
メタノール(1ml)を加え、溶媒を高真空下で留去した。残渣をシリカゲルク
ロマトグラフィー(溶出1#L:塩化メチレン/メタノール(9/I))にかけ
た。いくつかの分画を集めた。同一のTLCパターンを示す分画を合わせ、溶媒
を留去することによりガラス状の生成物を得た。収量は1.5gであった。
’+(4NH(DMSO−do)δppm、 1.25及び1.55(b、 6
1. c(cu、)w)、 4.1(d、 2)!。
5’ −CL)、 4.25−4.35(m、 IH,4’−CH)、4.8−
4.9及び5.1−5.2(2m、 2H,2’ −CH及び3°−CI)、
5.8(d、 IH,1’ −CI)、 5.9(s、 2H,5−NH,)、
6.65−6.95(7’ o−ドпB
2H,C0NH1)、 7.35(s、 to、 2−CI()、 7.7(s
、 21(、5Otl[)このNMRデータは、5−アミノ−2゛、3°−イソ
プロピリデン−1−β−リボフラノシル−5°−スルファモイルイミダゾール−
4−カルホキ/アミドの構造に一致した。この中間体生成物をさらに精製または
単離することなく、次の脱保護工程に使用した。
8.5−アミノ−5゛−スルファモイル−1−β−D−リボフラノシルーイミダ
ールー4−カルボキシアミド(化合物番号15(1−261))の製上記の製造
で得た化合物を60%ギ酸(20ml)に溶解し、得られた溶液を室温で48時
間撹拌した。溶媒を高真空下で除去した。
残渣を水と同時留去した。生成物を水性エタノールから結晶化した。
標記の生成物1.0gを得た(融点174〜175℃)。
’H−NMR(DMSO−dJδppm 3.9−4.3(1,5H,2′−C
H,3’ −C)I、 4°−cn及び5゜−CIり、 5.4及び5.5(2
d、 2H,2°−OH及び3°−0H)、 5.5(d、 IH,l’ −C
I)、 5.8()゛トドs、2H,5−NHt)、6.6−6.9(7’ [
1−ドd、2B、C0NHt)、7.3(s、18.2−CB)及び7.6(s
、 28. So、IIH2)。
実施例H
5°−アミノ−5°−デオキシ−AICA−リボシド(化合物番号21(122
7))の製造
A、5−アジド−5”−デオキ7−ArCA−リボシドの製造5°−デオキシ−
5°−ヨード−2’、3’−イソプロピリデン−AICAリボ/ド(8,0g)
(参考文献: P、 C,5rivastava、^、 R,Newman、
T、 R,MathewsおよびR,K、 Robins、 J、 Med、
Chem、 181237(1975))、アジ化リチウム(4,0g)および
N、N−ジメチルホルムアミドの混合物を80〜90℃で5時間加熱した。この
混合物を蒸発乾固し、その残渣を7リカゲルクロマトグラフイー(溶出液:塩化
メチレン)にかけた。
高移動度生成物を含有する分画を集め、溶媒を留去することにより生成物7.2
gを得、これを60%ギ酸(Iooml)による脱保護反応(室温、48時間)
にさらした。過剰のギ酸を高真空下で留去した。その残渣を水(3x25ml)
と同時留去することにより半固体生成物を得た。この生成物を水性エタノールか
ら結晶化した。標記生成物の収量は5.0gであった(融点138〜139℃)
。
’HNMR(DMSO−d@)δppm 3.55(d、2H,5’−CHt)
、3.95()゛トドs、2H,3’−CH及び4’ −CH)、 4.2−4
.4(@、 IH,2’ −CI)、 5.35及び5.50(2d、 21(
、2’ −OH及び3’−0H)、5.55(d、IH,1’−C)I)、5.
75−5.9(7’ [1−ドs、2H25−MH1)、6.6−6.9(7’
a−)d、 2H,C0N)It)及び7.35(s、 IH,2−CI)、
IR(KBr)cs−’ : :(400−3000(7’ a−ドNH2,C
0NH,、OHなど)、2150(S、 N3) 1640(CONH*)。
B、5゛−アミノ−5゛−デオキシ−AICA−リボシドの製造5゛−アジド−
5゛−デオキシ−AICA−リボシド(800mg)(工程(A)の生成物)の
メタノール(40ml)溶液を、パール装置(Parr aparatus)中
でパラジウム−炭素(5%)(100mg)を水素添加触媒とし、4Qps i
で60分間水素添加した。反応混合物をセライトパッドを通して濾過することに
より触媒を除去した。その透明な濾液を蒸発乾固した。生成物を沸騰エタノール
から結晶化した。融点188〜189°Cの標記化合物650mgを得た。
’II−NMR(D、O)δppm、 2.7(d、 2L 5’−CHt)、
3.8−4.4(3m、 3H,2’ −C1l、 3’@−
CH及び4’ −CH)、 5.4(d、 IH,1’ −C11)及び7.3
(s、 IH,2−CB)、 IR(KBr)cm−’ :R
500−3000(7’ a−ドOH,NHt、 C0N)I、、など)、 1
640−1645(7’ [1−)S、 C0NHり。
5−アミノ−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボキシアミド
(5,2g、20mmo l)を熱ジメチルホルムアミド40m1に溶解し、塩
化スズ(n)・二水和物35mgを含有するメタノール70m1で希釈した。ジ
アゾメタンQ、1mo Iのエーテル(200ml)溶液を45分間かけて数度
に分けて加えた。それぞれの添加後に、塩化スズ(n)・二水和物20mgを加
えた。得られた混合物を濾過し、溶媒を留去することによりシロップ状物を得た
。このシロップ状物をメタノール25m1に溶解し、冷却することによって結晶
性の5−アミノ−1−(2−0−メチル−β−D−リボフラノシル)イミタゾー
ルー4−カルボキンアミドを得、これを濾過によって集めて乾燥した。収量1.
2g、融点114〜117℃。
’HNMR(DMSO−d@X化合物20について);δppm、 3.3(s
、 3H,CH3)+ 3.6(m、 2H,5°CHJ、 3.9(a+、
IH,4’ −CH)、 4.1 (m、 IH,2’−CI+)、4.2(i
、IH,3求|CH)
、5.2(d、II(,3°−0H)、5.3(t、IH,5’−0H)、5.
6(d、IH,I’−CH)、6.0(7’ [1−)’ W゜
2H,5−N)It)、6.7(7゛o−ドd、2H,4−CONL)、7.3
(s、IH,2−CH)。
上記の結晶化の上清を濃縮し、200m1のシリカゲルカラムにかけた。このカ
ラムを塩化メチレン/メタノール(10/I)IL、塩化メチレン/メタノール
(8/l)500ml、および塩化メチレン/メタノール(5/1)500ml
で溶出させた。5/1溶出液か主生成物を含有しており、その溶媒を留去し、残
渣をメタノール10m1に溶解した。冷却することによって結晶を得、これを集
めて乾燥した。収量は1.4 gであった。NMRデカップリングおよび交換実
験によって、生成物が5−アミノ−1−(3−0−メチル−β−D−リホフラノ
ノル)イミタゾールー4−カルホキジアミドであることがわかった。
’HNMR(DMSO−d、)(化合物18について):δppm:3.3(s
、 3H,CH3)、 3.6(m、 2H,5’ −C8,)、 3.7(m
、 IH,4’ −CH)、 4.0(n、 IH,3°−CH)、 4.4(
m、 IHC2′−CI)
、5.3(t、IH,5’−0H)、5.4(2d、2H,2°−CH及び1“
−CH)、5.9()゛ロート” s、2H,5−NFI、)、6.7()゛ロ
ードd、 2H,Co−NH,)、4.7(s、IH,2−CH)。
ロフェニル)メチル]カルボキシアミド(化合物1号23 (1−343))の
製造
ルーβ−D−リボフラノンルーイミダゾール−4−カルホキ/レート3(050
g)、4−ニトロベンジルアミン・塩酸塩(210mg)およびトリエチルアミ
ン(0,16m1)を、クロロホルム(30ml)中室温で終夜撹拌した。この
溶液を炭酸水素ナトリウム飽和溶液および水で洗浄した後、減圧下で溶媒を留去
した。得られた黄色タール状物を7リカゲルクロマトグラフイー(溶出液、塩化
メチレン/メタノール(9/I))にかけた。集めた分画をTLCて監視した。
類似の分画を合わせ、減圧下で濃縮することにより黄色泡状物(0,38g)を
得た。この泡状物をメタノール(2Qml)に溶解し、ナトリウムメトキシドの
メタノール溶液(0,25Mfa液0.3m1)を加えた。
この溶液をアルゴン雰囲気下で15分間撹拌した。TLCが反応の完結を示した
。この溶液をイオン交換カラムでpH6に中和した。
樹脂を濾過し、溶液を高真空下で濃縮することにより黄色泡状物(0,23g)
を得た。
、1HNMR(DMSO−da)δppm、 3.6(m、 2+1.5°−C
Ht)、 3.9−4.3(m、3)1.2°−CH。
3’−CB、4’−CO)、4.5(d、21(、−CH,−C,H,−Not
)、5.2−5.4()゛トド、3H,2°−01l。
3’−0)1.5”−0H)、5.5(d、IH,l’−CH)、6.0(7’
a−ドs、2H,5−NHt)、7.3(s、IH。
2−C)l)、 7.4−8.2(^Bq、 411.−C,11,−No、)
、 8.3(t、 1)1.4−CONI()。
注) ”5rivastava、 P、 C,、J、 Med、 Chew、
17:12(17(1974)5−アミノ−1−β−D−リボフラノシルイミダ
ゾール−4〜N−[(3−クロロフェニル)メチル]カルボキンアミド(化1番
号24 (1−354))の製造
この化合物を、4−p−ニトロベンジル誘導体について実施例Jに記述した方法
に従い、4−ニトロベンジルアミン・塩酸塩の代わりに2−クロロベンジルアミ
ンを用いて製造した。
’HNMR(DMSO−da)δppm、 3.6(m、 2H,5°−CHJ
、3.9−4.3(m、 3H,2’ −CI。
3° −C1l、 ’4°−CB)、4.4(d、2H,−CM、−0−C1)
、5.1−5.4(7’ [+−ド、3H,2°−01(,R° −
OH,5’−0H)、5.5(d、IH,I’−C1()、6.0げa−)s、
2H,5−NH*)、7.2−7.4(m、4B。
−C,H4−CI)、 8.0(t、 IH,4−CONH)実施例し
この化合物を、4−p−ニトロベンジル誘導体について実施例Jに記述した方法
に従い、4−ニトロベンジルアミン・塩酸塩の代わりに2.4−ジクロロベンジ
ルアミンを用いて製造した。
’l(NMR(DMSO−d、)δppm、 3.6(a+、 2L 5°−C
B、)、 3.9−4.3(m、 3H,2°−CH。
3’ −CI、 4’ −CI)、 4.4(d、 2H,−CL−C,)H3
−CI J、 s、 2−5.4(m、 3H,2°−0)P.3’ −O
H,5°−0H)、5.5(d、IH,1’−CI)、6.0()゛U−ドS、
2H,5−N)It)、7.2−7.6(1,3H。
−C,H,、−C1t)、 8.1(t、 IH,4−CONH−)。
実施例M
5−アミノ−2−チオ−1−β−D−リポフラノシルイミダゾールー4−カルボ
キシアミド(化合物番号27(1−395,−0))の製造80%ギ酸 IQm
lに5−アミ/−2−チオ刊−(2,3−0−インプロピリデン−β−D−リボ
フラノシル)イミダゾール−4−カルボキンアミド’400mgを加えた。得ら
れた混合物を室温で1時間撹拌した。シリカTLC(展開液:塩化メチレン/メ
タノール(4/l乃が、出発物質の一生生成物への変換を示した。この混合物を
蒸発乾固し、メタノール5mlに溶解し、50m1のンリカゲルヵラムにかけた
。このカラムを塩化メチレン/メタノール(5,/l)で溶出させた。
TLCで決定した主生成物を集め、蒸発乾固した。残渣を熱メタノール3mlに
溶解し、冷却することによって結晶化した。標記の生成物150mgを得た(融
点205〜208℃)。
’HNMl’i (DMSO−de)、δppa+3.6(m、 2H1s’
−CHJ+ 3.8(i、 IH,4’ −CI)、 4.P
(m、 IH,3°−CI)、 4.5(m、 1)1.2’ −CI)、 5
.1(d、 IB、 2’または3’ −0H)、 5.2id、 I
H12′または3’ −0H)、 5.7(t、 IH,5°−OFり、 6.
3(d、 1)1.1’ −CI)、 6.4()゛トドSB
2H,54Hz)、6.9(7” o−ト’ s、2H,4−CONHJ、11
.1 (〕゛トトドs、1,5°−3)l)。
注) ’T、 Miyoshi、 S、 5uzaki、 A、 Yamaza
ki、 Chet Phar++、 Bull、 、 24i9) :20
11g−2(193(1976)に製造が記述されている。
実施例N
5−アミ/−1−(5−クロロ−5−デオキシ−β−D−リボフラノシル)イミ
ノゾール−4−カルボキンアミド(化合物番号26(1−332))の製造
AICAリボシド(1,oog)、トリフェニルホスフィン(3,05g)およ
び四塩化炭素(1,15m1)を、ジメチルホルムアミド(38ml)中室温で
3時間撹拌した。この溶液をメタノール(15m l)で希釈した後、減圧下で
濃縮した。得られた黄色タール状物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶出液:
塩化メチレン/メタノール(4/1))にかけた。類似の分画を合わせ、減圧下
で濃縮することにより紫色泡状物を得た。’HNMHによってトリフェニルホス
フィンオキシトの存在がわかったので、上記のような第2のクロマトグラフィ一
工程が必要であった。白色泡状物0.43gを得た。
’HNMR(DMSO−da)、δppm 3.7−3.9(m、 2H,5°
−CHt)、4.0−4.4 (s、3H。
2’ −CI、 3’ −CH,4’ −CI)、 5.4−5.5(+a、
21.2°−OH,3′−0H)、 5.6(d、 IH,P’ −CI()。
5.9(7’ a−)s、2H,5−NHJ、6.7−6.9(7’ [1−)
’ d、2H,4−CHtIL)、7.3(s、IH,2−CI()。
5−アミノ−1−(2−0−エチル−β−D−リボフラノシル)−4−イミダゾ
l−エチル−3−二トロー1−ニトロソグアニジン7g(44mm。
l)を、水酸化カリウム8g1水9mlおよびエーテル60m1の混合物にゆっ
くり加えた後、蒸留することによって、ジアゾメタン約33mmolのエーテル
(40ml)溶液を調製した。これを、塩化スズ(II)・二水和物50mgを
含むジメチルホルムアミド35m1中の5−アミノ1−β−D−リホフラノシル
イミダゾール−4−カルボキンアミド(AICAリボンド)3.2g(12mm
o I)にゆっくり加えた。添加中、溶解度を維持するためにメタノール約20
m1を加えた。微量の沈殿を除去するためにこの反応液を濾過し、溶媒を留去す
ることにより黄色/ロノプ状物を得た。塩化メチレノ/メタノール(3/l)を
用いるシリカゲルTLCが、AICAリホンドより速く移動する主生成物スポッ
トを示した。この70ノブ状物を7す力ゲルクロマトグラフィーにかけ、塩化メ
チレン/メタノール(8/1)を用いて、TLCにより決定した主生成物を集め
た。
適切な分画の溶媒を留去することにより白色泡状物を得た。これをメタノール7
mlに溶解した。4℃に冷却するとこの混合物が結晶化して5−アミ7刊−(2
−〇−エチルーβ−D−リボフラ/シル)イミダ−ルー4−カルホキ/アミド(
化合物番号34(1−250))160mgが得られ、これをNMRデカップリ
ングおよび交換実験により確認した。
’HNMR(DMSO−dsX化合物番号34について)δppm、 1.05
(t、 38. CHs)。
3、3−3.6(m、 4H,2°−OCH,−、5°−CH−)、 3.9(
+a、 IH,4’ −CH+)、 4.1−4.3(m、@2Fl。
2’ −C11,3’ −CH)、 5.15(d、 IH,3−0H)、 5
.25(t、 IH,5°−0H)、 5.55(d、 Ig,1°−C
H)、6.0(7’ロードs、2Fl、5−NHJ、6.6−6.9(〕〕゛0
0−ドd、21,40NHt)、7.3(s、IH,7−CFI)。
上記の結晶化の上清を一12°Cで終夜冷却することにより、第2の結晶0.5
8gを得た。この物質はNMRデカップリングおよびポフラノシル)イミダゾー
ル−4−カルボキシアミド(化合物番号31(1251))であることかわかっ
た。
’HNMR(DMSO−deX化合物番号31について)δppm、 1. I
(t、 3H,CH3)。
3、4−3.7(m、 4H,3°−OCH,−、5’ −C1l、)、 3.
85(m、 I)l、 4°−CH)、 4.0(m、 Ig,3°−C
I)、 4.4(q、 1)1. :)−CH)、 5.25(t、 IH,5
’ −0H)、 5.35(d、 IH,2’ −01()A 5.45(d、
I
H,1’−CH)、5.9(7’rl−ドs、2H,5−NFIJ、6.6−6
.9(7’ a−ト′d、2H,1−coNH,)、73(s、 IH,1−C
H)。
主要な不純物を2′−〇−エチル異性体と同定した。
(以下余白)
5−アミノ−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−カルボキンアミド
(2,50g、10.0mmo I)および塩化スズ(Il)−水和物(35m
g)を、ジメチルホルムアミド(40ml)およびメタノール(30ml)に溶
解した。ジアゾブタン’Q、1mlのエーテル(150ml)溶液を数回に分け
て加えた。添加の途中で、塩化スズ(■)・水相物(35mg)を追加した。出
発物質か溶液状態にあることを確実にするために必要な時にメタノールを加えた
。この混合物を1時間撹拌した後、減圧下で濃縮すること1ミより油状物を得た
。この油状物の’HNMR分析は、はとんどがN〜ブチルエチルカルバメートで
あることを示した。この油状物をヘキサンと共に撹拌し、デカンテーションによ
ってN−ブチルエチルカルバメートを除去した。
得られたタール状物を、塩化メチレン/メタノール(6/1)を溶出溶媒とする
シリカゲルクロマトグラフィーにかけた。適切な分画を合わせ、減圧下で濃縮す
ることにより桃色泡状物を得た。’HNMR分析により2°−および3゛−ブチ
ルエーテル化合物の混合物であることがわかった。HPLC分析により56 :
28混合物であることがわかった。この固体をインプロパツール(2ml)に
溶解し、冷却した。得られた固体を濾過し、乾燥することにより63mgを得た
。
HPLC分析により77/18混合物であることかわかった。I)(NMRデカ
ップリングおよび交換実験により主生成物が2’−0−n−ブチルエーテル化合
物であることかわかった。
’lI NMR(DMSO−d、)(化合物番号32について)、δppm、
0.8−1.5(I++、 7H。
−CHlCII、CH3)、 3.3−4.2(m、 7H,2°−0CI(、
−、2’ −CH,3°−CH,4’ −CI(、5°−Cg,)。
5.1(d、IH,3’−0H)、5.3(t、IH,5’−0H)、5.6(
d、Ih、1’−C)I)、6.0(ブトFs、2Fl。
5−NHt)、7.6−7.8()′トドd、2N、4−CONB、)、7.3
(s、1)1.2−CI)。
上記の結晶化の上清を減圧下で濃縮することにより桃色泡状物125mgを得た
。HPL分析により14/71混合物であることがわかった。’HNMRデカッ
プリングおよび交換実験により主生成物が3’−0−n−ブチルエーテル化合物
であることがわかった。
’l(NMR(DMSO−d、X化合物番号33について):δppm、 0.
8−1.6(m、 7H。
−CI、C1(、CH3)、 3.4−4.4(+、 78.3’ −OCH,
−、2’ −CH,3’ −CH,4°−CH,5′−CIA);
5.2(t、IH,5’−0ff)、5.3(d、11(,2’−0H)、5.
4(d、l)I、1’−CH)、5.9()゛トドS。
2H,5−NHf)、6.6−6.8(7゛トドd、28.4−CONHJ、7
.3(s、IN、7−C1+)。
注)5エチルエーテル(looml)中のN−ニトロソ−N−n−ブチルメタン
(Ji lds、 A、 L、およびMeeder、A、L、、SOC13(1
94g)) 16.5 gを水(60ml)中の水酸化カリウム(55g)で処
理することによりジアゾブタンを調製した。このジアゾブタン/エーテル溶液を
蒸留せずに使用した。
この化合物を、4−p−二トロベンジル誘導体について実施例Jに記述した方法
に従い、4−ニトロベンジルアミン・塩酸塩の代わりに3−ニトロベンジルアミ
ン・塩酸塩ヲ用いて製造シタ。
’HNMR(DMSO−d@)δppI11.3.6(m、 211.5’ −
CHり、 3.9−4.3(n+、 3)1.2°−CI。
3’−CI、4’−CI)、4.4(d、2H,CHt N0t)、5.2−5
.4()゛トド、3H,2“−0H23°−OH,5’−0)、5.5(d、I
H,l”−CH)、6.0(7’ [1−ドs、2H,5−NHJ、7.4(s
、IH,7−CH)。
7、6J、 2(m、 4B、 −CJ−CI)、 8.3(L、 IH,4−
CONH)。
実施例R
5−アミノ−1−β−D−リボフラ/シルイミダゾール−4−N−[(4−クロ
ロフェニル)メチル]カルボキシアミド(化1番号29 (1−349))の製
造
この化合物を、4−p−ニトロベンジル誘導体について実施例Jに記述した方法
に従い、4−ニトロベンジルアミン・塩酸塩の代わりに4−クロロベンゼンアミ
ドを用いて製造した。
’II NMR(DMSO−d、)δppm、 3.6(羨、 21.5°−C
L)、 3.9−4.3(m、 3H,2’ −CH。
3’−CH,4’−CH)、4.4(d、2H,−C1,−C,H,−CI)、
5.2−5.4()゛トド、3L 2″−OH。
3’−OH,5’−0H)、5.15(d、IH,l’−CH)、5.9(7”
ロート’5.2815−N)It)、7.3−7.4(s、 5N、 −C,H
,CI、 ?−CH)、 8.1(t、 IH,4−CONII)。
この化合物を、4−p−ニトロベンジル誘導体について実施例Jに記述した方法
に従い、4−ニトロベンジルアミン・塩酸塩の代わりに4−メチルベンジルアミ
ンを用いて製造した。
’HNMR(DMSO−dJδI)PII+ 2−2 (813■、 −C,H
,−CH3)、 3.6(m、 28.5’ −CHt)+3、9−4.3(+
o、 5H,2′−CFI、 3’ −CFI、 4’ −CI、 −CI、−
−C,H,−CB3)、 5.2−5.S(7’ [+−
)’+ 3)1,2°−OH,3°−01l、5’−0H)、5.5(d、LH
,l’−CB)、5.9(プトドs、2H,5−Nut)+7、1−7.2(M
、4H,−CeH4−CH3)、7.3(s、 IH,7−CH)、7.9(t
、l■、 4−CONH)。
実施例T
5−アミノ−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−N−[(3−りo
oフェニル)メチル]カルボキシアミド(化合物1号35(1−35この化合物
を、4−p−ニトロベンジル誘導体について実施例Jに記述した方法に従い、4
−ニトロベンジルアミン・塩酸塩の代わりに3−クロロベンジルアミンを用いて
製造した。
’)I NMR(DMSO−d、)δppm、 3.6(m、 2H,5°−C
Ht)、 3.9−4.3(m、3H12°−CH。
3’−CB、4’−CH)、4.3(d、2H,−CH,−C,O,−CI)、
5.1−5.4(7’ロート’、3H,2°−0H13°−OH,5’−0H)
、5.5(d、18.I’−CH)、6.−0(7’ a−)’ s、28.5
−NHt)、7.2−7.4(Ih+。
4H,−C@H4−CI)、 7.4(s、 18.7−CH)、8.1(t、
111,4−CONH)。
この化合物を、4−p−ニトロベンジル誘導体について実施例Jに記述した方法
に従い、4−ニトロベンジルアミン・塩酸塩の代わりにピペリノンを用いて製造
した。生成物をエタノールから結晶化することにより、融点190〜192°C
の標記生成物を得た。
’)I NMR(DMSO−d、)δppm、1.4−1.7(M、GH,ピヘ
1リシ゛ン環の3.4.5−CL基)、 3.55(m、 2H,5°−CH,
)、 3.8−3.95(m、 58.ピベリノ′ン環の2−及び6−CH,基
。
及び4°−CI)、 4.0−4.1(m、 IH,3°−CFI)、 4.2
5−4.35(、m、 7H,2−C)I)、 5.15(пA I
H12°または3’ −0f()、 5.2(t、 IH,5“−0H)。
実施例jのように調製した活性化スクン不−トエステル(0,5g)、4−メト
キ7ベンジルアミン(0,15m1)および塩化メチレン(2Qml)の1iL
i物を終夜撹拌した。TLCが反応の完了を示した。
溶媒を留去し、その残渣を、塩化メチレン/メタノール(9/1)混合l戊を用
いる短い/リカゲルカラムクロマ+グラフィーにかけた。
生成物を含む分画を集め、溶媒を留去した。このようにして得た残渣をメタノー
ル(20ml)に溶解し、ナト・リウムメトキシド溶液を加えることによりpH
を約10に調節した。この反応混合物を室温で45分間撹拌した後、その溶液を
ダウエックス50 H°樹脂で中洗浄した。合わせた濾液と洗浄液の溶媒を留去
し、その残渣をエタノールから結晶化した。収1100mg、融点187〜18
8°Cであった。
’HNMR(DMSO−d、):δppm、 3.55(m、 2■、 5’
−CI−)、 37(s、 3H,−0CH3)、 37−4.1(m、 38
.2’ −CI、 3°−CH,及び4°−C)I)、 4.35−4.2(d
d、 2H,−CI2−N−)、 T゜
1−5.4(3,m、 3H,2′−0H13°〜QH,及び5°−01l)、
5.45(d、 18.1−CI)、 5.9(7’ +P−
ト’ 2H,NHり、 6.8−7.2(m、 41(、芳香族]Iニル)、
7.3(s、 17H,C* H)、及び7.85(+5−アミ/−1−β−D
−リボフラノシルイミダゾール−4−N−(4−ツメチルアミ/ヘンシル)−カ
ルボキシアミド・塩酸塩(化合物番号41 (1−396−3))の製造
4−7メチルアミノベンジルアミン・塩酸塩(245mg、2mmol)の塩化
メチレン(25,ml)懸濁液に、トリエチルアミン(222mg、2mmol
)を加え、得られた混合物を45分間撹拌し、これに、実施例Jに従って調製し
た活性化スクシネートエステル(500mg)を加えた。得られた混合物を室温
で終夜撹拌した。TLCが反応の完了を示した。この反応混合物の溶媒を留去し
、その残渣を、塩化メチレン/メタノール(9/1)混合液を用いる短い/リカ
ケルカラムクロマトグラフィーにかけた。主生成物を示す分画を集め、蒸発乾固
した。その残渣をメタノール(15ml)に溶解し、ナトリウムメトキンド溶液
を用いてpHを約IOに調節した。室温で45分間撹拌した後、その溶液をダウ
エックス50樹脂で中和した。樹脂を濾過し、メタノール(2x5ml)で洗浄
した。合わせた濾液と洗浄液を蒸発乾固した。泡状の残渣を無水エタノール(1
0ml)に溶解した。この溶液のpHを塩酸エタノール溶液で約5に調節した。
溶媒を蒸発乾固し、その残渣を無水エーテルで処理した。
分離した非晶性固体を濾過によって集め、エーテル(2xlOml)で洗浄し、
高真空下で乾燥することにより250mgを得た。得られた化合物は極めて吸湿
性であり、融点を測定できなかった。
’HNMR(D、O)δppm、 3.05(s、 6H,N(CH3) t)
+ 3.6(L 2H,5’ −CHt)、 3.8−4、3(3n+、 3H
,2’ −CH,3°−CI、及び4’ −CI)、 4.4(s、 2H,C
Ht−N−)、 5.5(d、 1j1゜
1’−CH)、7.3−7.4(Ill、4N、)xニル)、及び7.9(s、
18.2−CH)。
実施例Jに記述した方法に従い、4−ニトロベンジルアミン・塩酸塩を(R)−
ノルエピネフリンに代え、クロロホルムの代わりにジメチルホルムアミドを反応
溶媒として用いることによってこの化合物を製造した。
’HNMR(DMSO−d、)δppm+ 3.13.3(m、2H,−CHt
−N)、 3.53.6(m、 2H。
5’ −CHt)、 3.8−3.9(m、 IH,4°−CI)、 4.0−
4.1(+n、 IH,3°−Cll)、 4.2−4.3im、 IH。
2’ −CH)、 4.4−4.5(m、 IH,7sニルC町OH)、 5.
2−5.4(m、 IH,2°または3’ −011)、 T゜
2−5.3(t、 1)1.5°−01l)、 5.3−5.4(m、 IH,
2’または3°−0)1)、 5.4−5.5(d、 Il戟B
1’−CH)、5.9(7゛U−ドs、2H,5−Ntl*)、6.5−6.8
(i、311.カテコールのアリール)、7.1(t。
IH,4−CONB)、7.3(s、IH,2−CH)、7.2−7.8(7’
o−)’ s、2B、カテコール−0H)。
5−アミノ−2−チオフェニル用−β−D−リボフラノシルイミダゾ−5−アミ
ノ−2−ブロモ刊−(2,3−0−イソプロピリデン−β−D−リポフラノシル
)イミダゾール−4−カルボキンアミド”(1,1g)、チオフェノール(1,
3g)およびトリエチルアミン(0,61g)を、メタノール25m1およびI
N水酸化ナトリウム3mlの混合液中で18時間還流した。この反応a、合物を
濃縮し、その残渣を塩化メチレン40m1と混合した。この塩化メチレン混合物
を水および飽和炭酸水素ナトリウムで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。
塩化メチレンを留去し、その残渣を、塩化メチレン/メタノール(9515)を
用いて、200m1の7リカゲルでのクロマトグラフィーにかけることにより精
製して、5−アミノ−2−チオフェニル−1−(2,3−0−インプロピリデン
−β−D−リホフラノシル)イミダゾール−4−カルボキシアミド0.5gを得
た。インプロピリデン基を除去するためにこの化合物を室温で80%キ酸で3時
間処理し、溶媒の留去、および塩化メチレン/メタノール(9/I)を用いるシ
17カクロマトグラフイーによる精製を行うことによって、標記の化合物250
mgを白色泡状物として得た。
’HNMR(DMSO−d、)δppm、 3.3−3.5(+++、 28.
5’ −CHt)、 3.8−3.9(+n、 IH,4’−C)l)、 4.
0−4.1(n+、 IH,3’、 −CH)、 4.5(q、 l)l、 2
’ −CH)、 5.1(d、 IH,Q’−または
3’ −01()、 5.3(d、 1)1.2’ −4fニーは3’ −0H
)、 5.7(t、 IH,5’ −0H)、 5.9(dA IH,I’ −
CH)、7.5()゛ロードs、2H,44Ht)、6.7及び7.1()゛ト
ドs、2H,C0NHJ7.1 7゜5(m、5H,)1ニル)。
注) ’Miyosi 丁、、Chem、Pharm、Bull、24:20g
9(1976)。
(±) endo−2−アミ7ノルボルナン・塩酸塩(240mg)、トリエチ
ルアミン(160mg)および塩化メチレンの混合物を、アルゴン下室温で45
分間撹拌した。これに活性化スクンネートエステル(実施例J寥照のこと)(7
50mg)を加え、終夜撹拌した。TLCが反応の完了を示した。溶媒を留去し
、塩化メチレン/メタノール(9/1)混合液を用いて、その残渣を7す力ゲル
カラムクロマトグラフィーにかけた。生成物を含む分画を集め、溶媒を留去した
。その残渣をメタノール(25ml)に溶解し、ナトリウムメトキシド溶液でp
Hを約lOに調節した。室温で45分間撹拌した後、その溶液をH十樹脂で中和
した(pH約6)。樹脂を濾過し、メタノールで洗浄した。合わせた洗浄液と濾
液の溶媒を留去し、その残渣を高真空下に置くことによって光沢のある固体生成
物を得た。収量は280mgであった。
”A NMR(DMSO−do)δppm、1.1−2.4(IIl、IOH,
ノルネ゛ニル)、3.6()゛トドM、21(。
5’ −CI、)、 3.9(+a、 IH,−N−CI)、 4−4.4(2
m、 3H,2’ −CI、 3°−CI及び4゛−CH)A5
05、及び5.35(2−d、 2H,2”−OH及び3°−0H)、 5.2
5(L、 IH,5’ −0H)、 5.5(d、 IH。
1’−CH)、5.9()゛ロード2)1.N)l−)、6.8(d、1l−N
H−CO)、7.25(s、IH,2−CH)。
−ドフェニル)メチル]カルボ牛ジアミド(化合物番号44(1−434))の
製造
この化合物を、4−p−ニトロベンジル誘導体について実施例Jに記述した方法
に従い、4−ニトロベンジルアミン・塩酸塩の代わりに3−ヨードベンジルアミ
ンを用いて製造した。
’HNMR(DMSO−ds)δppm、 3.6(m、 20.5°−CHt
)、 3.9−4.3(m、 3H,2’ −CI。
3’ −C1,4°−C!I)、 4.3(d、 2H,−0ft C3H−I
)、 5.2−5.4(m、 311.2’ −OH,3°|011゜
5’ −0H)、5.5(d、IH,I’−CI)、5.9(7゛ロート s、
2H,5−NHt)、7.1−7.7(m、4H,−CJ4)、 7.3(s、
IH,2−CH)、’8.1(t、 IH,4−COhH−)この方法で使用
する化合物、5−アミノ−1−(5−ヨード−5−デオキ/−2,3−イソプロ
ピリデン−β−D−リホフラノ/ル)イミダソール−4−N−[(4−ニトロフ
ェニル)メチルカルホキ/アミドを、化合物番号53(1−468)について実
施例A)+に記述する一連の反応(T程Bで終える)と同じ反応に従い、4−N
−p−クロロベンジルアミド化合物(化合物番号29(1−349乃を4−’N
−p−ニトロベンジルアミド化合物(化合物番号23(1−343))に代える
ことによって製造した。
5−アミノ川−(5−ヨード−5−チオキシ−2,3−0−インプロピリデン−
β−D−リホフラノシル)イミダソールー4−N−[(4−ニトロフェニル)メ
チルカルホキ/アミド(200mg’)を80%キ酸IQmlに溶解した。この
溶液を45°Cで2時間撹拌した。溶媒を減圧下で留去し得られた残渣を水と2
回、メタノールと2回、同時留去した。その残渣を、溶出溶媒として塩化メチレ
ン/メタノール(6/1)を用いる/リカゲルクロマトグラフィーにかけた。適
切な分画を合わせ、減圧下で濃縮することにより標記化合物60mgを黄色泡状
物として得た。
’HNMR(DMSO−d、)δppm、 3.3−3.6(m、 2H,5’
−、CHt)、 3.8−4.4(m、 3H,2゜C11,3°−CH,4
’ −CH)、 4.5(d、 21(、−C埋−C−11−NOJ、、 5.
45.5(m、 28.2’ −Og。
3’−0il)、5.6(d、28.I”−CI)、5.9()’a−) S、
、2H,5−Nl2)、7.4(S、IH,2−CH)。
7、5−8.2(m、 4+1. CsHm−NO2)、a、 3(4,IH,
4−CONll−)実施例AC
3−アミノ−1−β−D−リボフラノ/ルイミダゾール−4−カルホン酸p−ニ
トロペンフルイチオエステル(化emf147 (1−450’))ノ製造
5−アミノ−1−(2,3,5−トリー0−アセチル−β−D−リホフラ/ンル
)イミダソール−4−カルホン酸’(1,0g)を、窒素下で10分間撹拌しな
がらチオニルクロリド8mlに溶解した。この混合物の溶媒を真空下で留去し、
その残渣を、p−ニトロヘンシルメルカプタン20gを含有するテトラヒドロフ
ラン 15m1に溶解した。
トリエチルアミン(1,5m1)を加え、その混合物をアルゴン下で20分間撹
拌した。溶媒を留去することによりゴム状にし、その残渣を塩化メチレン50m
1と混合し、水(2/25ml)で洗浄した。塩化メチレン層を硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、溶媒を留去して70、プ状にし、これを、酢酸エチル/塩化メチレ
ン(1/1)混合液を用いるシリカゲルクロマトグラフィーで精製することによ
り、5−アミノ−1−(2,3,5−1−リーO−アセチルーβ−D−リボフラ
//ル)イミタ/−ルー4−カルホン酸p−ニトロヘ−ンジルチオエステル50
0mgを得た。TLCて脱アセチル化反応が完了したことを決定するまで微塩基
性pHを維持するように、乾・燥メタノール30m1中のナトリウムメトキ/ド
で処理し、続いてダウエックス50(H+)で中和し、溶媒を留去することによ
り、メチルエステル体と思われる生成物か混入した目的の化合物を得た。塩化メ
チレン/メタノール(9/I)l液を用いるンリカクロマトグラフィーで精製す
ることにより目的の化合物38mgを黄色泡状物として得た。
’HNMR(DMSO−d、)δppm、 3.5−3.7(m、 28.5’
−CL)、 3.9−4.0(m、 18.4゜−CO)、 4.2−4.4
(m、 2H,2°−及び3’ −CI)、 5.2(d、 IH,2°−また
は3°−0H)、 5.3−5.5(m、 2H,5°及び2°−または3’
−0H)、 5.6(d、 IH,l’ −CH)、 6.9(7” o−ドS
。
2H,5−NHt)、7.4(s、11.2−CI)、7.6及び8.2(d、
2H,71ニル)。
注) ’5rivastava、 P、 C,、J、 Med、 Chew、
17 :1207(1974)トリニルカルボキンアミド(化合物番号48(1
452))の製造この化合物を、4−p−ニトロベンジル誘導体について実施例
Jに記述した方法に従い、4−ニトロベンジルアミン・塩酸塩をインドリンに代
えて製造した。
1■ NMR(DMSO−da)δppm、3.1(t、2H,インドリニル−
CHt)、3.6(m、2H,5°−CHz )、 5.2−5.4(a、 3
8.2’ −OH,3’ O)1.5°−0B)、 5.5(d、 IH,I’
−CI)、 6.S(7゛。
4”s、2L 5−Nut)、6.9−8.1(m、4H,インドリニル芳香族
)、7.4(s、Ill、2−CH)。
実施例AE
(R)−5−アミノ−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−N −[
1−4−ニトロフェニル)エチル]カルボキンアミド(化合物番号49(1−4
53))の製造
この化合物を、4−p−ニトロベンジル誘導体について実施例jに記述した方法
に従い、4−ニトロベンジルアミン・塩酸塩を(R)−4−ニトロ−α−メチル
ヘンシルアミン・塩酸塩に代えて製造した。
’II NMR(DMSO−d、)δppm、1.5(d、3H,H4−へ゛ン
ン゛ルカルネ゛キン1ミド上のα−メチル)、3.6(m、2)1,5’−CF
+2)、3.9−4.3(m、3H,2’−CHI、3’−CH,4’−Cll
)、5.1 (mAj
)1.H4−へ゛ンン゛ルカルネ゛1ジアミド上のメfンフ″′aトン)、5.
1−5.4(*、3H,2’−OH,3′−011゜5’−0H)、5.5(d
、 In、 1’ −CH)、 7.3(s、 IH,2CH)、 7.6−8
.2(s+、 4H,C5)I−m0J
8、0(d、 IH,4−CONH−)。
この化合物を、4−p−ニトロベンジル誘導体について実施例Jに記述した方法
に従い、4−ニトロベンジルアミン・塩酸塩を(S )−4−二トローα−メチ
ルベンジルアミン・塩酸塩に代えて製造した。
IHNMR(DMSO−da)δppm、1.5(d、3FI、H4−へ゛ンノ
゛ルカルネ゛キシ7ミド上のα−メチル)、3.6(s、2H,5−CHI)、
3.9−4.3(Ill、3H,2’−CH,3’−CH,4’−CI)、5.
1(a、IH。
N4〜八゛ンン゛ル力ル本゛舟ジイミド上のメチンプロトン)、5,175.4
(+n、3H,2”−OH,3′−OB、5゜−0H)、5.5(d、1)1.
l’−CH)、5.9()゛トドs、、2H,5−NH*)、7.4(s、Il
l、2−CH)、?。
Ir8.2(m、 4H,C−H4Not)、 8.0(d、 IH,4−CO
NII−)5−アミノ−1−(5−クロロ−5−デオキシーβ−D−リボフラノ
シル)イ5−アミノー1−β−D−リボフラノシルイミダゾールーN−[(4−
ニドoフェニル)メチルコカルボキシアミド(化合物番号23.(1343))
(0,5g)、トリフェニルホスフィン(1,00g)、四塩化炭素(0゜37
m1)およびTHF(25ml)を混合し、周囲温度アルゴン下で終夜撹拌した
。白色の沈殿が生成した。ジメチルホルムアミド(8ml)を加え、その溶液を
周囲温度アルゴン下で終夜撹拌した。溶媒を減圧下で留去し、得られた油状物を
メタノール(3x20ml)と同時留去した。得られた粘性油状物を、溶出溶媒
として塩化メチレン/メタノール(7/1)を用いるシリカゲルクロマトグラフ
ィーにかけた。適切な分画を合わせ、真空下で濃縮することにより黄色泡状物(
0,28g)を得た。この泡状物を冷メタノールから結晶化することにより黄色
結晶(200mg:融点174〜176℃)を得た。
’+1 NMR(DMSO−d、)δppm3.7−3.9(m、 2H,5’
−CHI)、 4.0−4.4(m、 3H,2’ −C1l、 3°−C)
I、 4′−CI)、 4.5(d、2B、−Cjj−CeH−NO−)、5.
4−5.6(m、 21(、2°−Og,3゜
−0H)、5.6(d、IH,l’−CB)、5.9(7’ ロードs、、2H
,5−N■、)、7.4(s、1812−CH)+ 7゜5−8.2(i、 4
B、 −CsH−NOり、 8.3(t、 IH,4C0NH−)。
ミゾ−ルー4−N−[(4−クロロフェニル)メチル]カルボキシアミド(化化
合物番号29(1−349)(6,8g、17.8mmo I)を、DMF 1
00m1、アセト:/15m1および2.2−ジメトキシブロパン 15m1の
混合液に溶解した。塩化水素ガス(約1.0g)を加え、その混合物をアルゴン
下で4時間撹拌した。この混合物を飽和炭酸水素ナトリウム50m1中に注ぎ、
減圧下45°Cで留去した。
残渣を酢酸エチル100m1および水25m1の混合液に溶解した。
酢酸エチル層を分離し、水25m1で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮
することによって泡状にした。TLC(ンリカゲル、塩化メチレン/メタノール
(9/l乃によって、生成物中にかなり高移動度の不純物か存在することが示さ
れ、これを標記化合物の5′−(2−メトキンプロパン)混合ケタールと同定し
た。上記泡状物をメタノール100m1に溶解し、塩化水素エタノール溶液でp
Hを25に調節することにより、これを標記化合物に変換した。30分後、この
混合物を飽和炭酸水素ナトリウムで中和し、濃縮することによりスラリー状にし
た。これを塩化メチレン100m1に溶解し、水25m1で洗浄した。塩化メチ
レン層を硫酸マグネ/ラムで乾燥し、濃縮することにより泡状物にした。真空下
40°Cて18時間乾燥することにより、標記化合物7.2g(96%)を得た
。
B、5−アミノ−1−(5−ヨード−5−デオキシ−2,3−インプロピリデン
−β−D−リボフラノシル)イミダゾール−4−’N−[(4−クロロフェニル
)メチル]カルボキシアミドの製造
塩化メチレン500mI中の工程Aの生成物(25g、59mmo1)およびメ
チルトリフエノキシホスホニウムヨウ化物(76g。
166mmol)の混合物を室温アルゴン下で30分間撹拌した。
得られた溶液を水150m1.5%チオ硫酸ナトリウム150m1、IN水酸化
ナトリウム 150m1、水100m1で抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥した
。溶媒を真空下で除去し、得られた油状物を、ヘキサン/酢酸エチル(2/1)
で調製したフラッシュグレートンリカゲルの1.31カラムにかけた。不純物を
除去するために同じ溶媒でこのカラムを溶出させた後、ヘキサン/酢酸エチル(
1/1)を用いて目的の生成物を溶出させた。適切な分画を合わせ、溶媒を留去
することにより標記の化合物24.、4 gをゴム状固体として得た。不純分画
を再度クロマトグラフィーにかけることにより、さらに2.3gの標記生成物を
得た。総収量は26.7g(85%)であった。
リデンーβ−D−リホフラノシル)イミダゾールー4−N−[(4−クロロフェ
ニル)メチル]カルボキシアミドの製造DMF 35’Om I中の工程Bの生
成物(26,7g、50mmo り、アジ化リチウム(14g、285mmo
+)および■8−クラウン−6<100mg)の混合物を室温アルゴン下で8時
間撹拌した。このスラリー状物を濃縮することにより溶媒を除去し、その残渣を
酢酸エチル500m1および水100m1の混合物に溶解した。酢酸エチル層を
分離し、水および飽和食塩で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を
留去することにより、まだ溶媒を含有している標記化合物25gを黄色ゴム状物
として得た。これをさらに精製することなく次の工程に使用した。
D 5−アミノ−1−(5−アジド−5−デオキシ−β−D−リボフラノシル)
イミダゾール−4−N−[(4−クロロフェニル)メチル]カルボキンアミド(
化合物番号52(1−467))の製造工程Cの生成物(上記のもの)を80%
トリフルオロ酢酸150m1に溶解し、50℃に30分間温めた。こ・の溶液を
真空下40℃で留去することによりンロノブ状にし、その残渣を水25m1から
2回留去した。そのンロノプ状残渣を酢酸エチル100m1に溶解し、飽和炭酸
水素ナトリウム100m1上で穏やかに撹拌した。酢酸エチル層中で結晶化が始
まり、1時間後に濾過によって結晶を集めた。
これらの結晶を2つの追加クロップ(収穫)または酢酸エチル層の濃縮によって
得た結晶と合わせることにより15.7g(工程Bの生成物に基づいて77%)
を得た。分析用試料の融点は182〜183℃であった。
1HNMR(oMso−a、)δPI)11! a、6(M、 2)1.5’
−CHt)、 4.0−4.3(a、 38.2’ −CHB
3°−CH,4°−CH)、 4.3(d、 2H,−C1,−C,Fl、C1
)、 5゜4”5.5(自、 2B、 2’ −OH,3’@−0H)。
5.5(d、II(,1’−CI)、5.9(7’rl−ト’S、、2H,5−
NL)、7.3−7.4(鋼、4H,CmH4Cυ。
7、4(s、 IH,2−CI)、 8.1(t、 IH,4−CONFI−)
、 IR(KBr)cm−’、 2110゜E、5−アミノ−1−(5−アミノ
−5−デオキシ−β−D−リボフラノシル)イミダゾール−4−N−[(4〜ク
ロロフエニル)メチルコカルポキンアミドの製造
化合物52(1−467)(6,5g、159mmo l)を沸騰エタノール5
00m1に溶解した。40℃に冷却した後、その溶液をアルゴンで飽和させ、1
0%パラジウム−炭素0.5gを加えた。この混合物を水素雰囲気下で8時間撹
拌した。この混合物をアルゴンで飽和させ、セライト505を通して濾過し、濃
縮することによりンロノブ状にし、これをさらに精製することなく次の工程に使
用した。
F、5−アミ/ −1−(5−アミノ−5−デオキシ−β−D−リボフラノシル
)イミダゾール−4−N−[(4−クロロフェニル)メチル]カルボキシアミド
・塩酸塩(化合物番号53(1−468))の製造工程Eの生成物(理論的に1
59mmol)をエタノール100m1に溶解し、6N塩酸3.’5mlを加え
た(湿pH試験紙で約3のpHになった)。この溶液の溶媒を留去することによ
り硬質シロ・ノブ状にした。このシロップ状物を熱エタノール50m1に溶解し
、エチルエーテル150m1で希釈した。得られたゴム状沈殿物を密閉下で12
時間撹拌し、得られた白色沈殿を濾過によって集め、エーテルで洗浄した。真空
下40℃で乾燥することにより標記化合物6.0g(工程りの化合物に基つく収
率90%)を得た。
’HNMR(DMSO−d、)δppm、 3.0−3.2(m、 2)1.5
′−CH2)、 4.0−4..4(M、 311.2゜−CH,3’−C)I
、4’ −CH)、4.4(d、21+、−CI、−C,H,CI)、5.8−
6.2()’a−ド、2H,2’ −OH,3’−0H)、7.2−7.4(m
、4H,C,l(、CI)、7.8(s、IH,2−CI)、8.3(7゛a−
ド、3H。
Nl(、・HCI)。
(以下余白)
実施例AI
この化合物を、4−N−p−クロロベンジルアミド化合物(表■の化合物29(
1−349))を4−N−シクロペンチルアミド化合物(表■の化合物10(1
−186))に代えて、化合物53(1−468)について実施例AHに記述し
た一連の反応によって製造した。
’HNMR(DMSO−da)δppm、1.4−1.9(m、9B、ツクaへ
” yfル脂肪族7°El)ン)、3゜0−3.2(m、 2H,5’ −CH
,)、 4.0−4.3(m、 3)1.2”−CH,3°−CH,4’ −C
H)、 5.5(dA ’H。
1’−C)I)、 5.9(7’[+−ドs、2H,5−NH−)、 7.1(
d、LH,4−CONH−)、7.4(s、IH,2−C)l)
実施例AJ
5−アミノ−1−(5−デオキシ−5−メチルチオ−β−D−リボフラノシル)
イミダゾール−4−カルボキシアミド(化合物番号54(1−483)の化合物
5’(1−466)について実施例AIに記述した方法に従い、訃アミノー1−
β−D−リホフラノシルイミダゾール−4−N−[(4−二トロフェニルメチル
]カルボキシアミドに代えて5−アミノ−1−β−D−リホフラノシルイミタゾ
ール−4−カルボキシアミドを用いることにより、中間体5−アミノ−1−(5
−クロロ−5−デオキシーβ−D−リボフラノ/ル)イミダゾール−4−カルホ
キジアミドを製造した。
0、IN ナトリウムメトキシド/メタノール溶液にアルゴン下O℃でメチルメ
ルカプタンを通気した。得られた0、IN メチルチオレートナトリウム/メタ
ノール溶液に、5−アミノ−1−(5−クロロ−5−デオキシ−β−D−リボフ
ラノシル)イミダゾール−4−カルボキシアミド(0,40g)を加えた。この
溶液を終夜還流下に加熱した。
この溶液を冷却し、ダウエックス50強酸性イオン交換樹脂で中和した。この混
合物を濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残渣を、溶出溶媒として塩化メチレ
ン/メタノール(4/1)を用いるシリカゲルクロマトグラフィーにかけた。適
切な分画を合わせ、減圧下で濃縮し、真空乾燥することにより標記の化合物を白
色泡状物(0,28g)として得た。
’HNMR(DMSO−ds)δ9pm、 2.1(g、 2H,−5−CH3
)、 3.7−3.9(s、 2H,5°−C)I、)、3.9−4.4(a、
38.2’−CH,3°−CI、4’−CI)、5.3−5.4(m、2H,2
°−OR,3°−0H)、5゜5(d、Ill、l’−CI()、5.8(7′
トドs、、2H,5−Nt(t)、6.6−6゜9(7’o−F’gi+ 28
.4−CONHy)、 7.3(s、IFI、2−CI)実施例AK
5−アミノ−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4−N−(4−ブロモ
フェニル)カルボキンアミド(化合物番号55(1−484))の製造5−アミ
ノ−1−(2,3,5−と1)−〇−アセチルーβ−D−リボフラノシル)イミ
ダゾール−4−カルボン酸(Srivastava、 P、 C等、 J、 M
ed、 Chem、 17 +207(1974))(0,75g )およびチ
オニルクロリド(7ml)を乾燥管下で周囲温度で15分間撹拌した。過剰のチ
オニルクロリドを減圧下で留去し、得られた残渣を塩化メチレン(3x20ml
)と同時留去した。得られた黄色泡状物を塩化メチレン(40ml)に溶解し、
4−ブロモアニリン(0,35g)を加えた。トリエチルアミン(約075m1
)を、溶液か塩基性になるまで加えた。この溶液を乾燥管下で周囲温度で2時間
撹拌した。この溶液を水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮す
ることにより黄色泡状物を得た。
この泡状物をメタノール(35ml)に溶解した。ナトリウムメト牛ンド/メタ
ノール溶液(0,5N溶液約0.75m1)を加え、得られた溶液を乾燥管下で
周囲温度で30分間撹拌した。この溶液をメタノール洗浄したダウエ・yラス5
0(強酸性イオン交換樹脂)で中和した。このa合物を濾過し、減圧下で濃縮す
ることにより淡黄色残渣を得た。この残渣をメタノール(15ml)、/塩化メ
チレン(10ml)から結晶化することにより黄褐色結晶(0,23g)を得た
。この結晶を再結晶化することにより灰白色結晶・(90mg)を得た。融点2
14〜216℃(分解)。
’HNMR(DMSO−d、)δpp111.3.6(m、 2H,5°−CH
t)、 3.9−4.3(11,3H,l’ −C[+。
3’ −CH,4°−C)I)、 5.2−5.4(m、 3H,2’ −OH
,3’ −OB、 5°−0H)、 5.5(d、 IH,戟f −CH)。
6.2()゛トドs、、2H,5411J、7.4−7.8(m、4H,−Ce
HJr)、7.4(s、IH,2−CH)。
9、5(s、 18.4−CONI()。
5−アミノ−1−β−D−リホフラノシルーイミタゾールー4−N−[(4−ブ
ロモフェニル)メチルコカルボキンアミド(化合物番号56(1−487))の
製造
この化合物を、4−p−ニトロベンジル誘導体について実施例jに記述した方法
に従い、4−ニトロベンジルアミン・塩酸塩を4−ブロモヘンシルアミン・塩酸
塩に代えることによって製造した。
’HNMR(DMSO−d、)δppI11.3.5〜3.6(m、 2H,5
’ −CH,)、 3.9−4.3(m、 31.2’−C)l、 3°−C)
1.4°−CB)、 4.3(d、 2H,01,−C,H,Br)、 5.1
−5.4(+a、 3H,2’ −nH,3’ −
OH,5’−0)1)、5.5(d、11.1’−CH)、5.9(7” a−
ドs、、2H,5−NHt)、7.2−7.5(m、4H,−C@)1.Br)
、 7.3(s、 IH,2−C11)、 8.0(t、 IH,4−CONH
−)。
実施例AM
5−アミノ−1−β−Dlノボフラノシル−イミダゾール−4−N−(4−ヨー
ドフェニル)カルボキンアミド(化合物番号57(1−488))の製造
この化合物を、4−p−ブロモフェニル誘導体について実施例AKに記述した方
法に従い、4−ブロモアニリンを4−ヨードアニリンに代えることによって製造
した。最終生成物をエタノールから再結晶化した。融点227〜229℃。
HNMR(DMSO−da)δppm、 3.5−3.6(m、 2FI、 5
°−CHt)、3.9−4.4(m、 3H,2’ −CH,3′−CH,4’
−CH)、 5.2−5.4(m、 3■、 2’ −0ff、 3’ −O
R,5’ −0■)、 5.5(dA IH,1’ −
CH)、6.2(7’ a−) s、、2H,5−NH,)、7.4(s、IH
,2−CH)、7.6−7.7(m、4H,−CsH。
1)、 9.5Cs、 IH,4−CONH)。
この化合物を、4−p−ブロモフェンニル誘導体について実施例AKに記述した
方法に従い、4−ブロモアニリンを4−ニトロアニリンに代えることによって製
造した。最終生成物をメタノールから再結晶化することにより黄色粉末を得た
’HNMR(DMSO−ds)δpp+w、 3.5−3.6(m、 2■、
5’ −CH,)、 3.9−4.4(+a、 3H,2’−CH,3’ −C
H,4’ −CH)、 5.2−5.4(a、 3H,2°−OH,3’ −O
H,5°−01()、 5.6(d、 hH,l’
−CH)、6.4()゛トドs、、2H,5−NH*)+ 7.5(s、IH,
2−CI)、8.1−8.3(s、48.CentNk)、 10.1(s、
IH,4−CON)l)。
この化合物を、4−p−ニトロベンジル誘導体について実施例Jに記述した方法
に従い、4−ニトロベンジルアミン・塩酸塩を4−ニトロフェネチルアミン・塩
酸塩に代えることによって製造した。
’II NMR(DMSO−d、)δpp11.2.9−3.0(t、 2H,
−CHI−C,H,−No?)、 3.4−3.6(1,2H,5°−CHt)
、3.9−4.3(m、3)1.2“−CB、3°−C1,4°−C1()、4
.8−5.4()′トド、3H,2’−OH,3’−OH,5’−0H)、5.
5(d、IH,1’−CI()、5.9−6.2(7′トド’、2FI、5−N
H,)、 7.5−8.2(tn、 4H,−C,)1.NO,)、 7.6(
s、 IH,2−CD)、 7.7(t、 I)I、 4−CONjI)。
実施例AP
5−アミノ−4−[1−[4−(4−ニトロフェニル)]]ピペラジノカルバモ
イル−−1−βD−リボフラノシルイミダゾール(化合物番号60(iこの化合
物を、4−ニトロベンジル誘導体について実施例Jに記述した方法に従い、4−
ニトロベンジルアミン・塩酸塩を1−(4−ニトロフェニル)ピペラジンに代え
ることによって製造した。冷メタノールから再結晶化したこの生成物は融点19
9〜200℃であった。
’HNMR(DMSO−d、)δppm、3.4−3.6(m、IOH,3’−
CHy、ビへ0う1゛ニルメチレン)。
3、9−4.3(m、 3H,2’ −C)I、 3’ −CH,4°−CH)
、 5.2−5.4(m、 3B、 2°−011,3’ |014,5’ −
Ot+)、 5.5(d、IH,1’−CH)、6.3(7’ a−)s、、2
H,5−NHt)、7.0 g、1(s、4H,−C8H4Noり、 7.3(
S、 l)I、 2−CI)尤樵剋へ9
5−アミ/−1−(5−デオキシーβ−D−リボフラノシル(イミダゾール−5
−アミノ−1−(5−ヨード−5−チオキシ−2,3−インプロピリデン−β−
D−リボフラノシル)イミダゾール−4−N−[(4−クロロフェニル)メチル
]カルボキシアミド(化合物53(1−468)製造について実施例AH1工程
Bに記述の方法を参照のこと)(0,64g)を50%ギ酸30m1中で終夜撹
拌した。過剰の溶媒を減圧下で留去した。
得られた残渣を水(25ml)およびメタノール(25ml)と同時留去した。
得られた黄色泡状物を、溶出溶媒として塩化メチレン/メタノール(9/1)を
用いるシリカゲルクロマトグラフィーにかけた。
適切な分画を合わせ、減圧下で濃縮することにより5−アミノ−1−(5−ヨー
ド−5−デオキシ−β−D−リボフラノシル)イミダゾール−4−N−[(4−
クロロフェニル)メチル]カルボキシアミド0.47gを得た。
5−アミノ−1−(5−ヨード−5−デオキソ−β−0−リボフラノシル)イミ
ダゾール−4−N−[(4−クロロフェニル)メチルjカルボ牛/アミド(0,
04g)、パラジウム−炭素lO%(20mg)およびエタノール(20ml)
をバール管(Parr b6Ltle)に充填した。この管とその内容物に45
p、s、fの水素を加えた。反応の進行をHPI、C(ウォーターズC18,5
5%メタノール/45%O,IN酢酸、26Qnm、1.0ml/分)で監視し
た。24時間後、出発物質の34%が存在した。新鮮な触媒(20mg)を加え
、その混合物に再度水素圧(45p、s、i)をかけた。この混合物をさらに4
8時間振盪した。
この反応混合物は30%の出発物質を含有していた。この混合物をセライトを通
して濾過し、減圧下で濃縮した。得られた残漬を、溶出溶媒として酢酸エチル(
400ml)および5%メタノール/酢酸(200ml)を用いるシリカゲルク
ロマトグラフィーにかけた。適切な分画を合わせ、減圧下で濃縮することにより
白色泡状物70mgを得た。HPLCは9%の出発物質を示した。この物質を、
再び、溶出溶媒として酢酸エチルを用いるシリカゲルクロマトグラフィーにかけ
た。出発物質含有率が3%以下の分画をすべて合わせ、減圧下で濃縮することに
より標記化合物36mgを桃色泡状物として得た。
’HIIMR(DMSOda)δppm、 1.2−1.3(d、 3H,5°
−CB5)、 3.7−4.3(m、 3L 2’−CH,3’ −C)!、
4°−CHI)、 4.3(d、 2H,CシーCJ4CI)、 5.1−5.
4(a、 3H,2’ −OHC3’ −
OH,l’−0H)、5.8()゛トドs、、28.5−Nut)、7.2−7
.4(m、5H,−CJ4CL 2−CH)。
8、1(t、 IH,4−CONH)。
5−アミノ−1−(5−デオキシ−5−メチルスルフィニル−β−D−リボフ1
ムヒ吐(しθ6丑」二幻り菰シ1土L[有]登艷1462左Lリボフラノシル)
イミダゾール−4−カルボキシアミド(化合物54(1−483(0,40g)
を水(20ml)に溶解した。30重量%過酸化水素(0,42m1)を加え、
その溶液を30分間撹拌した。TLC(塩化メチレン/メタノール(6/I))
によって出発物質かいくらが存在することがわかった。過酸化水素1.Qmlを
追加し、その溶液を15分間撹拌した。TLCが出発物質の消失を示した。溶媒
を減圧下で留去することにより黄色泡状物を得た。この泡状物を、溶出溶媒とし
て塩化メチレン/メタノール(3/ l )を用いるノリ力ゲルクロマトグラフ
ィーにかけた。適切な分画を合わせ、真空下で濃縮することにより標記化合物7
5mgを黄色泡状物として得た。
HPLC(ウォーターズC18,100%0.IN酢酸、10m1/分、260
nm)か2つの等モル量の生成物を示した。これは生成物のスルホキシド化合物
ジアステレオ混合物への酸化、と一致している。
’HNMR(DMSO−da)δppm、 2.6(s、 38.’ CH35
(0)−)、 3.0−3.2(1,2)1.;fo−Cit)、 4.0−4
.4(a、 3H,2’ −CH,3’ −CL 4’ −CI)、 5.4−
5.6(m、 31(、2°−OH,P1”−01(。
1’−0H)、5.9(7’ 0− )s、、28.5−NHt)、6.6−6
.9(7゛[1−)” 、2H,4、C0NFIe)、、 V..3
(s、 IH,2−C11)
実施例AS
5−アミノ−■−β−D−(5−デオキシ−5−メチルアミノリボクラ/シル)
イミダゾール−4−カルボキシアミド(化合物番号63(1−517)Aリボシ
ド(1,OOg)(参考文献: P、 C,5rivastava、^、 R,
Nexnan、 TR,MathewsおよびT、 R,Mathewsおよび
R,K、 Robins、 J、 Med、 Chenh、 118.1237
(+975))、40重量%メチルアミン水溶液(3ml)およびメタノール(
30ml)を混合し、還流下で18時間加熱した。この反応により生成物の混合
物が得られた。この溶液を冷却し、溶媒を減旺下で留去した。得られた残渣を、
溶出溶媒として塩化メチレン/メタノール(3/ 1)(400m l )およ
び塩化メチレン/メタノール(3/1)(300ml)を用いるシリカゲルクロ
マトグラフィーにかけた。
目的の生成物である遅く溶出する成分を含有する分画を合わせ、減圧下で溶媒を
留去することにより5′−デオキシ−5′−メチルアミ/−2’、 3’−イソ
プロピリデン−AICA リボシド 0.13gを得た。
5°−チオキシ−5゛−メチルアミン−2’、3’−イソプロピリデン/ICA
リボシド(0,13g)を、75%ギ酸(20ml)中60℃で1゜5時間加熱
した。この溶液を冷却し、溶媒を減圧下で留去することにより白色泡状物を得た
。この泡状物を水(5ml)に溶解し、ダウエックス50強酸性イオン交換樹脂
の短いカラムにかけた。このカラムを水で洗浄した後、20%メタノール/水中
の1MNH40Hで溶出した。溶媒を減圧下で留去し、得られた残渣をメタ/−
ル(3x20+’nl)と同時留去することにより標記化合物75mgを灰白色
泡状物として得た。
’HNMR(Ds−DMSO−ds)δppm、 2.3(s、 3B、 Cl
5N)、 2.5−2.7(Ill、 28.5°−Cutj
、3.3−3.4(7’ a−ト 、If(、MEl[()、3.9−4.3C
+++、3R,2′−CH,3’−C11,4’−C)I)A、5.1
−5.4(m、28.2’−OH,3°−0ff)、5.4(d、IH,1’−
CI)、6.2()’n−)’s、、2H,5−’NHt)、6.6−6.8(
7゛[+−ド、2H,4−CONR)、7.2(s、IN、2”CH)実施例A
T
5−アミノ−1−β−D−リポフラ/シルイミダゾール−4−N−(2−クロロ
フェニル)カルホキ/アミド(化合物番号64(1−519))のHaこの化合
物を、4−p−ブロモフェニル誘導体のための化合物55(1−184)につい
て実施例AKに記述した方法に従い、4−ブロモアニリンを2−クロロアニリン
に代えることによって製M iL t:、最終生成物を塩化メチレン(20ml
)/メタノール(1ml)力・ら再結晶化することによって標記の生成物0.2
5gを得た。融点131〜135°C0
’l(IjMR(DMSO−d、)δppm、 3.5−3.6(m、 21(
、5’ −CHt)、 3.9−4.3(s、 :BH,2h
−CH,3°−CH,4°−CI)、 5.2−5.4(m、 3H,2°−O
H,3’ −OH,5°−0H)、 5.5(d、 IH,P’
−CH)、6.2(7’CI−ト’ s、2H,5−Nut)、7.0−8.4
(m、5L CeHJr、2°−CI)、 g、、1.(aB
IH,4−CONH)。
実施例AU
5゛−デオキシ−5”−ヨード−2°13°−イソプロピリデンAICAIJボ
ンド(1,00gM参考文献: P、 C,5rivastava、 A、 R
,Newman、 T、 R,MathewsおよびR,K、 Robins、
J、 Med、 CheIll、 18:1237(1975))、ベンジル
アミン(2,0m1)およびメタ7−ル(40ml)を混合し、還流下で24時
間加熱した。次に、化合物63(1−517)について実施例ASに記述した方
法に従うことにより標記の化合物を得た。
’HNMR(DMSO−d、)δppm、2.7(d、2+1.−CI(、−C
,H5)、3.3−3.4()゛トド′、IH,−NH−CI、C@)Is)、
3y9−4.3(1,31+、 2“−CH,3°−CH,4’ −CH)、
5.1−5.4(m、@2H。
2’−OH,3’−0H)、5.4(d、IH,1−CH)、6.1() 叶)
’ s、、2H,5−NH*)、6.6−6.8()゛ロード、2H,4−CO
NHり、7.2−7.4(+n、6H,−C,11,,2−CH)。
ゾール−4−カルボキシアミド(化合物番号67(1−535乃の製造5°−デ
オキシ−2°、3′〜イソプロピリデン−AICAリボシド(2゜90g)(参
考文献: P、 C,5rivastava、^、 R,Ncvman、 T、
R,MathewsおよびR,K、 Robins、 J、 Med、 Ch
eI1118:1237(1975))のりooホルム(100ml)溶液にN
−ブロモスクシンイミドを20分間かけて少しづつ加えた。この溶液を周囲温度
で30分間撹拌した。この溶液を水で洗浄し、食塩水で2回洗浄した後、硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を真空下で留去することにより暗色泡状物を得た。
この泡状物を7リカゲルカラムにかけて、塩化メチレン/メタ/−ノk(9/1
)で溶出した。生成物を含有する分画を合わせ、減圧下で濃縮することにより赤
褐色泡状物2.02 gを得た。
硫酸カリウム(3,7g)をエタノール(20ml)中道流下で15分間加熱し
た。この混合物を濾過した。その濾液に、5°−デオキ/−2’、3°−イソプ
ロピリデン−2−ブロモAICAリホンド(工程Aから)を加えた。この混合物
を鋼鉄製ボンベ中100℃で5,5時間加熱した。この混合物を冷却し、濾過し
た。l11液のpHを酢酸で約5〜6に調節し、溶媒を減圧下で留去した。得ら
れた残渣を7リカゲルカラムにかけ、塩化メチレン/メタノール(7/I)で溶
出した。
生成物を含有する分画を合わせ、減圧下で濃縮することにより暗褐色泡状物を得
た。この泡状物を塩化メチレン(50ml)中で撹拌した後、濾過することによ
り淡紫色粉末を得た。この粉末を冷メタノール中で撹拌した後、濾過し、真空乾
燥することにより淡黄色固体0.52gを得た。融点211〜214(分解)。
5°−デオキシ−2’、 3’−イソプロピリデン−2−チオールAICAリボ
シド(0,45g)(工程Bから)を50%ギ酸(30ml)中50℃で1時間
撹拌した。溶媒を減圧下で留去した。得られた残渣をメタノール(2x20ml
)と同時留去した。得られた固体をメタノール(25ml)中で温めた後、室温
で終夜撹拌した。この混合物を濾過し、その濾液を減圧下で濃縮することにより
緑色がかった泡状物を得た。この泡状物を、溶出溶媒として塩化メチレン/メタ
ノール(5/1)を用いるシリカゲルクロマトグラフィーにかけた。適切な分画
を合わせ、減圧下で濃縮することにより黄色泡状物を得た。この泡状物を冷メタ
ノールから結晶化することにより、標記の化合物69mgを得た。融点201〜
203°C(分解)。
’HNIAR(DMSO−dJδppw+、 1.、3(d、 3L 5’ −
C)13)、 3.6−4.5(m、 3H,2’ −CIB
3’−CI、4’−CH)、5.0−5.2(++、2F1.2’ −OH,,
3’−QH)、5.6.()゛トドs、、2H,5−NH*j
D−リボフラノンルーイミダゾール−4−カルボキシレート(2,50g)(参
考文献: 5rivastava、 P、 C,等、 J、 Med、 Che
w、 17 : 1207(1974))、1゜6−ヘキサンジアミン(0,3
00g)、トリエチルアミ7(0,5m1)および塩化メチレン(35ml)を
混合し、室温で18時間撹拌した。
標記化合物を実施例Jに記述した方法に従って製造した。最終生成物をメタノー
ルから結晶化することにより標記の化合物0.32gを得た。融点181−18
5°C0
’HNMRデータを対称二量体の半分について記載する。
’HNMR(DMSO−d、)δppm、1.2−1.5(m、4H,N−へ4
I/ルゾ゛力ル本゛1ノアミドのβ及びδメチレン)、3.0−3.2(m、2
fl、N−へAノルノ゛カル本゛Aンアミト のαメチレン)、 3.5−3.
6(a+、 2H,5°−CHt)、3.8 4.3(a+、3H,2°7H,
3’−CB、4’−CH)、5.1−5.4(+n、3H,2K
−OR,3’−OH,5’−0H)、5.5(d、III、l’−C1l)、5
.9()゛トド’s、、2H,5−NH−)、7.3(s、IH,2−CH)、
7.4(t、IH,4−CONH)実施例AX
N、N’−ビス−(5−アミノ−1−β−D−リボフラノシルイミダゾール−4
−カルボニル)−1,4−ジアミノシクロヘキサン(化a物番号69 (1−5
49))の製造
この化合物を、化合物68(1−538)について実施例AWに記述した方法に
従い、1.6−ヘキサンジアミンを1.4−ジアミノシクロヘキサンに代えるこ
とによって製造した。
’HNMRデータを対称二量体の半分について記載する。
’HNMR(DMSO−d、)δppm、1.3−1.8(s、4H,ツクaへ
4サンメチレン7’[I)ン)、3.5−3゜7(+n、3H,5°−CB、、
ンクロヘ41tツメチン)、3.8−4.3(m、3FI、2’−CH,3°−
C1(,4’−CH)、5K
1−5.4(m、3H,2° −011,3°−OH,5’−0H)、5.5(
d、IFI、l’−CI)、5.9(7゛a−ドs、、2H,54Ht)、 7
.1 (d、 IH,4−CONII)、 7.3(s、 IH,2−CI+)
。
2−ブロモ−2°、3°°−イソプロピリデンAICAリボシド(4,50g)
(参考文献: T、 Miyoshi、 S、 5uzaki、^、 Yama
zak i、 Chem、 Pharw+、 Bu l@I。
29、9:2089(1976))、メチルトリフェノキンホスホニウムヨウ化
物(162g)および塩化メチレン(125ml)を混合し、室温で16時間撹
拌した。コノ混合物を水、0.5M NAOH(100m l)、5%N a
S to 3(150m ! )、および食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去することにより橙色油状物を得た。この油状
物を冷ジエチルエーテルでトリチュレートした。得られた混合物を濾過すること
により灰色粉末3.53gを得た。母液を減圧下で濃縮することにより橙色油状
物を得た。この油状物を短いシリカゲルカラムにかけた。このカラムを塩化メチ
レンで洗浄した後、塩化メチレン/メタノール(9/ I X250m l )
で生成物を溶出させた。適切な分画を合わせ、減圧下で濃縮することにより橙色
タール状物を得た。このタール状物を冷ジエチルエーテルでトリチュレートした
。この混合物を濾過することにより灰色粉末をさらに0.94g得た。合わせた
粉末(4,4’7g)を、溶出溶媒として酢酸エチル/ヘキサン(2/1)を用
いるシリカゲルりロマトグラフィーにかけた。適切な分画を合わせ、減圧下で濃
縮することにより黄色泡状物(4,02g)を得た。
5−デオキ/−5゛−ヨードー2−ブロモ−2°、3°−イソプロピリデンAI
CAリボシド(4,02g)、アジ化リチウム(1,82g)およびDMF(6
5ml)を混合し、周囲温度で2時間撹拌した。溶媒を減圧下で留去することに
より黄色油状物を得た。この油状物を酢酸エチル(200ml)に溶解し、水お
よび食塩水で洗浄した後、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去す
ることにより黄色泡状物(3,Olg)を得た。
5′−アジド−5°−デオキシ−2−ブロモ−2’、3’−イソプロピリデンA
ICAリボシド(2,00g)、トリフェニルホスフィン(1,83g)および
THF(100g)を混合し、室温で16時間撹拌した。
aNH,0H(15m l)を加え、その溶液を還流下で6時間加熱した。この
溶液を冷却し、溶媒を減圧下で留去した。得られた残渣をメタノール(2/30
ml)と同時留去した。得られた残渣を冷メタノール(25ml)中で30分間
撹拌した。この混合物を濾過することにより灰白色粉末を得た。この固体をメタ
ノールから再結晶化することにより白色粉末(0,73g)を得た。
カリウムスルフィド(1,Og)をエタノール(IOml)生還流下で15分間
加熱した。この混合物を濾過し、その濾液に5゛−アミノ−5°〜デオキシ−2
−ブロモ−2’、3’−イソプロピリデンAICAリボシド(0150g)を加
えた。この混合物を鋼鉄製ホンベ中110’Cで5時間加熱した。この混合物を
冷却し、濾過した。その濾液を再度濾過した後、減圧下で濃縮することにより黄
色タール状物を得た。
このタール状物を、溶出溶媒として塩化メチレン/メタノール(3/1)を用い
るシリカゲルクロマトグラフィーにかけた。適切な分画を合わせ、減圧下で濃縮
することにより黄色ガラス状物を得、た(0.1:2g)。このガラス状物を8
0%トリフルオロ酢酸(8ml)に溶解し、室温で1時間撹拌した。溶媒を減圧
下で留去することにより黄色固体を得た。この固体をジエチルエーテル/エタノ
ール(9515)(loml)中で撹拌した後、濾過し、乾燥することにより黄
色固体(55mg)を得た。
’HNMR(DMSO−d@+D、のδppm、 2.6−2.9(m、 2H
,5°−CHI−)、 3.8−4.5(m。
3H,2’ −C)I、 3’ −CI、 4°−CH)、 6.2(d、 I
H,1’ −Cll)。
この化合物を、化合物52(1−467)について実施例AHに記述した方法に
従い、化合物29(1−349)(p−クロロベンジル誘導体)を化合物23(
1−343)(p−ニトロベンジル誘導体)に代えることによ″って製造した。
’HNMR(DMSO−da)δppm、 3.5−3.7(n、 2H,5’
−Cut)、 3.9−4.4(a、 38.2°−CN、 3°−CHI、
4’ −CI()、 4.4−4.5(d、 211.−CH,−PhNO2
)、 5.4−5.5(i、 2HC2°−OH。
3’−0)1)、5.5(d、Ill、l’−CH)、5.9(7’[+−ドS
、、211.5−11H1)、7..4(s、tn、2−Cg)+
6、54.2(a+、4H1−CsH−NOt)、8.3(4,IH14−CO
NH−)。
(以下余白)
実施例BA
ミダゾール−4−N−(4−ニトロフェニル)メチル]カルボキシアミド(化合
物番号72(1−563))の製造
この化合物を化合物53(1−468)について実施例AHに記述した方法に従
い、p−クロロベンジルアミド誘導体(化合物29(1349))をp−ニトロ
ベンジルアミド誘導体(化合物23(1−343))に代えることによって製造
した。
’EI NMR,(DMSO+D、O)δppm2.6−2゜8(11+ 2H
+ 5’ −CHt−)+ 3−8−4.3(L 3L2’ −CB、 3’
−CI、 4°−CI)、 4.4−4.5(1,2B、 −CHI、−C,H
,NO,)、 5.4(d、 l■A l’ −CH)
、 7.3(s、 IH,2−CI)、 ?、54.3(1,5H,CH*Ca
HJO□4−CONH)。
実施例BB
5−アミノ−1−β−D−リボフラノンルーイミダゾール−4−N−E(4−ト
この化合物を、p−ニトロベンジル誘導体について実施例Jに記述した方法に従
い、4−ニトロベンジルアミン・塩酸塩を4−(トリフルオロメチル)ベンジル
アミンに代えることによって製造した。
最終生成物を塩化メチレン/メタノールから再結晶化した。融点137〜140
゜
’HNMR(DMSO−d@)δppm3.5−3.7(m、 28.5′−C
H2)、 3.9−4.4(m、 3H,2°−CI、 3°−CI、 4’
−CI)、 4.4−4.5(d、 2)1.−CH,−PhCF、)、 5.
2−5.5(a+、 3H,Q°−0H9
3° −011,5°−0H)、5.5(d、IH,1’−CI)、5.9(7
’ [1−)’ s、2L 5−NHt)、7.3(s、Lg。
2−CI)、 7.4−7.7(m、 4N、 −C,H,CF、)、 8.2
(t、 1)1.4−CONH)実施例BC
5−アミノ−1−β−D−リポフラノ/ルイミダゾール−4−N−[(4−スル
ファモイルフェニル)メチルコカルボキシアミド(化6物f175 (1−57
7>)の製造
この化合物を、叶ニトロベンジル誘導体について実施例Jに記述した方法に従い
、4−ニトロベンジルアミン・塩酸塩を4−(アミノメチル)ベンゼンスルホン
アミド・塩酸塩に代えることによって製造した。
’HNMR(DMSO−d@)δppm、 3.5−3.7(鍋、 2)1.5
’ −CI(t−)、 3.9−4.4(s、 3N。
2’ −C)1.3”−C)I、 4’ −CI)、 4.4−4.5(d、
2H,−CH,−C,H,5O1)、 5.2−5.4(1C3H。
2’−OH,3°−OH,5°−0H)、5.5(d、l)I、1’−CI)、
6.0()叶)’ s、、28.5−Nl(J、7゜3(7’ rl−ト”S、
28.−so*hut)、7.4(s、IH,2−CH)、7.4−7.8(w
+、4H,−C,H4−)、8゜2(t、 Ill、 4−CONH−)。
実施例BD
5−アミノ−1−(5−(4−クロロベンジルアミノ)−5−デオキシ−β−D
−リボフラノシル)イミダゾール−4−カルボキシアミド(化合物番号76(1
−578))の製造
5°−アミノ−5゛−デオキシーAICA−リボシド(0,50g)(表■の化
6物番号21(+−227))、4−クロロベンジルヨウ化物(0゜50g)、
炭酸カリウム(0,26g)およびDMF(15ml)を混合し、室温で16時
間撹拌した。溶媒を減圧下で留去し、得られた残渣を温かいエタノール(35m
l)中で撹拌した。不溶物を濾過によって除去し、その濾液を減圧下で濃縮した
。得られた残渣を、溶出溶媒として塩化メチレン/メタノール(3/1)を用い
るシリカゲルクロマトグラフィーにかけた。2つの生成物のうちより低速で移動
するものを含有する分画を合わせ、減圧下で濃縮することにより黄褐色泡状物(
0,21g)を得た。
’)I NMR(DMSO−d、+Dt)δppm 2.9−3、O(m、 2
H,5°−CHt−)、3.9(s、 211.−C)1.−C,11,)、
3.9−4.3(m、 31(、2’ −CH,3°−CH,4°−CHt)、
5.5(d、 IH,l’ −b)I)、 73
(s、 LH,2CH)、 7.4(m、 4H,−Cs)14C1)。
実施例BE
5−アミノ−1−(5−デオキシ−β、D−リポフラノシル)イミダゾールの製
造;化合物番号77(1−588)5°−デオキ7AICAリボシド(1,OO
g)(参考文献: P、 C,5rivastava、^、 R,Ne+vma
n、 T、 R,MaLheWl+およびR,F、 Robins、 J、 M
ed、 CheapA 1g
+237(1975))をN水酸化カリウム(4,0m1)生還流下で5時間加
熱した。溶媒を減圧下で留去し、得られた残渣をエタノール(4X10ml)と
同時留去した。得られた残渣をエタノール(15ml)で希釈し、微細沈殿を濾
過した。数日静置することにより濾液から追加の沈殿が得られた。顕微鏡的固体
を集め、合わせた固体物質を水(20ml)に溶解し、ダウエックス50W強酸
性イオン交換樹脂で中和した。溶媒を減圧下で留去することにより暗色タール状
物を得た。このタール状物を80%酢酸(20ml)に溶解し、穏やかに加熱し
た(60°C)。溶媒を減圧下で留去することにより暗色タール状物を得た。こ
のタール状物をメタノール(2x15ml)と同時留去した。得られた残渣を、
溶出溶媒として塩化メチレン/メタノール(3/1)を用いるシリカゲルクロマ
トグラフィーにかけた。適切な分画を合わせ、減圧下で濃縮することにより暗色
タール状物を得た。このタール状物をトルエン(3x20m+)と同時留去した
後、真空乾燥することにより暗褐色吸湿性泡状物(l lOmg)を得た。
’)I NMR(Dt)δppm+ 1.3(d、 3H,5’−CI(3)、
4.0−4.5(m、 3H,2“−CH,3’ −C)IB
4’ −CH)、 5.6(d、 IH,l’ −CI)、 6.4(s、 I
B、 4−CH)、 7.7(s、 IH,2−CI)。
5′−デオキシ−5′−ヨード−2’、3’−インプロピリデンA I CA
!Jホシド(1,00g)(参考文献: P、 C,5rivastava、^
、 R,Newman、 T、 R,MathewsおよびR,K、 Robi
ns、 J、 Med、 Chem、 18:1237(1975))、ジエチ
ルアミン(40重量%の水溶液 2.5m1)およびメタノール(30ml)を
混合し、還流下で18時間加熱した。化合物63(1−549)について実施例
ASに記述した方法に従うことにより標記の化合物を得た。
’HNMR(DMSO−d@)δppm 0.9(t、6H,5’ −’J エ
チルアミン上のメチル基)、2.4−2゜7(+a、6H,5′−鉗?+ 5’
−)’ xfh7ミン上のメflyン基)、3.3−4.2(m、3B、2°
−CHt、 3’ −b
H,4’−CI)、5.2(7゛a−)、2f(,2’−OH,3°−0)1)
、5.4(d、IH,I’−CI()、5.9(7’ U−)’ s、211.
5−NH−)、5.7−5.9(7゛o−ト”、211.4 C0NHt)、7
.3(s、III、2−C11)実施例BG
5−アミ/−1−β−D−リホフラノシルイミタゾール−4−N−[3−4−ニ
トロフェニル)プロピルjカルボ牛/アミド(化合物番号73(1566))の
製造
′この化合物を、p−ニトロフェニル誘導体について実施例jに記述した方法に
従い、p−ニトロベンジルアミノ・塩酸塩を3−(4−ニトロフェニル)プロピ
ルアミン(参考文献: B、 L Hardy等、 J、 Med、 Ches
。
32:I108l108(19に代えることによって製造した。
’HNMR(DMSOda)δppm 1.7−3.2(m、 6H,−CHt
CH,−)、 3.5−3.6(鋼、2H25′−CHt)、 3.9−4.3
(m、 3H,2°−CHt;3°−CH,4′−CR)、 5.2−5.4(
Il、 3H,2’ −nH。
3’−OH,5°−0B)、5,5(d、28.1’−CH)、5.9()’
0−)”s、2H,5−NH,)、7.3(s、IH。
2−CI)、7.5−8.2(m、 5H,−CH,)I4NO,、4C0NH
−)実施例BH
3−アミノ−1−(5−アミ/−5−デオキ/−2.3−ジーO−アセチル−β
−−β−D−リボフラ//ル)イミダゾール−4−N−14−クロロフェニル)
メチル]カルボキシアミドの製造
化合物52(実施例AH)2.4g(5,8mmo I)を、ジメチルホルムア
ミド20m1およびピリジン2Qmlの混合液に溶解した。
この溶液をアルコン下で3°Cに冷却し、酢酸無水物1.5g(14mm01)
を加えた。この混合物を18時間にわたって室温に諷めた後、濃縮することによ
りシロップ状にした。このンロノブ状物を塩化メチレン25m1に溶解し、水(
3x15ml)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去することによ
り白色泡状物3.0gを得た。これを、塩化メチレン/メタノール(9515)
混合液を用いるシリカゲル(200m’l)クロマトグラフィーでさらに精製す
ることにより目的の生成物2.5gを白色泡状物として得た。
B 5−アミノ−(5−アミノ−5−デオキ/−2.3−ジー0−アセチル−β
−D−リポフラ/シル)イミダゾール−4−N−[(4−クロロフェニル)メチ
ル〕カルボキンアミド(化合物番号78(1599ン)の製造工程Aの生成物4
00mgをエタノールl0m1に溶解し、10%Pd−炭素50mgを加えた。
この混合物を水素雰囲気下で30分間撹拌し、濾過し、その濾液の溶媒を留去す
ることにより目的’HNMR(DMSO−do)62.0(s、 381 CI
l!Ic0−)+ 2.1(s、 311. CH3C0−)12.9(s。
2tl、5’ −CL)+ 4; l(m、IIl、4°−CH)、3.4(7
’ a−ドS、2FII 5’ −NHt)+ 4.4(dA2B、−
CHy”C@F14−CI)15.3(m、IH,3’ −CH)、 5.6(
m、 IH,3’ −CI)、 5.8(d、IH11’ |CH)。
6.4()゛トドs、2H,5411J、7.3(m、4H,−C−H−−CI
)、7.4(s、IH,2−CI)、8.1(t、 IH,4−CONH−)。
(以下余白)
′1 °°°−。
若 若 ′″ :e +″ 1
FIG /。
対 Ill cP−1−186GP−II・226FIG 3゜
F/G、 4
F/G、 5
要約書
アデノノンの細胞外レベルを増大する際1こ台用な5−アミノ−1−Aリホシト
)の類縁体を提供する。
国際調査報告