JPH05502202A - ブレーキエア抜き状態を検出する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ブレーキエア抜き状態を検出する方法 ［背景技術］ 例えば、電気式のブレーキ力分配装置を有するＡＢＳ／ＡＳＲ−機構において、 あらゆるブレーキ動作においてマスクシリンダは電磁弁を介してホイールシリン ダから連結を外され、かつブレーキ圧は別個の圧力供給部を介して圧力源及び電 磁弁から持続的に制御されるので、ドライバーは、例えばペダルを長く踏み続け ることによって後方車軸の十分にエア抜きされていないブレーキのための手ごた えを感じない。

このためにあやふやな誤りが生じるので、この誤りにより、前車軸のブレーキ回 路が故障する際には、車両はほとんどブレーキ圧がない状態になってしまい、後 車軸ブレーキは、付加的な構成例えばプランジャピストンにおける電気的なスイ ッチを介して検出されなければならず、このことは機構を高価なものにする。

所謂、電気式のブレーキにおいても類似の問題が生じる。

〔発明の効果］ 本発明においては、ブレーキがエア抜きされているかどうかを検出するために、 時々、テストされる。このため、当該ブレーキにおける圧力が制御され、かっ温 度測定及び圧力測定装置を介してエア抜き状態が推測される。引用形式の請求項 に示すように、温度測定は極めて簡単な形式で行なうことができ、何れにせよ耽 に存在する圧力発生装置が使用される。このことにより、有効な、しかし安価に 実現可能な検出可能性が得られる。テストは、車両停止状態で行なうことができ るが、しかし走行時に通常のブレーキ作用中に行なうこともできる。

［図面の説明コ 本発明の実施例を図面を用いて説明する。但し、図面中、図１はブロック制御回 路図、図２−図４はダイヤグラフである。

図１においてブレーキペダルが符号ｌで示されており、該ブレーキペダルによっ て制動時に目標圧信号発生器２が操作される。目標圧信号発生器は、相応する信 号を制御装置３に送る。ブレーキ４では、コイル６を有する電磁弁５を介して圧 力源７のほぼコンスタントな圧力が制御される。圧力測定器８が、制御された圧 力を測定し、かつ実際圧信号を制御装置３に送る。

目標圧が達成されると、制御装置３は、測定抵抗１０をさらに直列に接続してい るトランジスタ９を介して、５ボ一ト６位置電磁弁のコイル６のそれ以上の制御 を阻止する。制御装置３では、蓄圧器内で測定技術的に検出された１直がマトリ ックス形状（マトリックス１１）になる。

ブレーキ４のエア抜き状態を検出するために時々、制御装置３がトランジスタ９ を所定の時間のために制御する。この場合、測定抵抗１ｏにおいて降下された電 圧ΔＵが測定される。この電圧は、次の式で算出される ΔＵ＝Ｒ，・Ｉ　式中、Ｒ１は測定抵抗の値及びＩは弁電流である。

弁電流Ｉは次の式から算出される。

式中、Ｕｃ！は整流子−検出区間において降下された電圧及びＲＭＶはコイル抵 抗である。

Ｕｌｌｌ、ＵＣＸ及びＲ，の大きさは、制御装置において周知であり、もしくは 制御装置によって測定されている。電磁弁の抵抗ＲＭｖは、温度に依存しており 、かつ以下の法則が成り立つ５ ＲＭ、、＝ＲＭｖ、２０℃（１＋α（δ−２０℃）式中、ＲＭｖ、２０℃及びα は周知である。このため、測定抵抗におけるΔＵ一温度測定十分正確に電磁弁に おける温度δを推測することができ、しかもマトリックス１１の通読によっても 推測できる。マトリックス素子δ１１　は、前身てΔＵ及びパンテリー電圧Ｕ　 Ｂ　＊　＋に依存して切１．Ｊ換え装置−及び１！磁弁特有に検出されており、 さらにマトリックス内に記入されている。

処で、電磁弁の温度が認識されていると、この温度は近倣的形式で、ブレーキ液 の温度も、弁の周辺においてその流れ特性もしくは粘性を介して、今や説明する ことができる。

圧力源の圧力がコンスタントである場合に、ブレーキ装置が、電磁弁を介して規 定の開放持続時間ｔ０中に充填されると、車輪ブレーキにおいて図２に相応する 圧力経過が示され、この圧力経過は、温度δ及び弁開放時間ｔ０に依存しており 、この場合、実線カーブはエア抜きされたブレーキに、かつ破線は十分にエア抜 きされていないブレーキに当て嵌まる。

ＭＶの規定の開放時間及び規定の温度δの存在において、無傷の、エア抜きされ たブレーキ装置では、車輪における最小圧Ｐが調節されなければならない。処で 、この圧力が圧力センサ８によって検出されないと、十分にエア抜きされていな いブレーキ装置が存在する。このような事態がドライバーに報告されると、この 場合ドライバーは工場を探さなければならない。ここでも、評価はマトリックス によって行われることができる。今や、マトリックス素子δ１．は、規定のδ及 び規定の１６の存在が測定されなければならない最小圧である。同様に制御装置 内で遮断されているこのようなマトリックスは、図３に示す。

今や、ブレーキ装置が（例えばＡＢＳにおけるように）パルス状の電磁弁制御信 号で満たされると（コンスタントな前圧において）、エア抜きされた、もしくは エア抜きされていないブレーキ装置において質的に異なる圧力形成経過が得られ る。

ブレーキ装置内の空気がまず一度圧縮されると、圧力段ΔＰは、エア抜きされた 、もしくはエア抜きされていないブレーキ装置において同じ大きさであり、かつ 所定の開放時間ｔ０においてはもはや温度に依存するだけである。

このような特性は、電磁弁における温度を検出するために使用することができ、 すなわち上記された方法をこれによって代えることができる。ここでも、マトリ ックヌ評価を行なうことができる。マトリックスは図４に示されている。マトリ ックスは１例えば１５バールの圧力ｐ、、、以下の圧力のために当て嵌まる。

マトリックス素子は温度値δ１．であり、かつ温度値は圧力段ΔＰ１の寓さ及び 開放時間ｔ６．に依存して入力されている。

Ｕ＋＋ Ｆリコ Ｆｉｇ、２ ｊ　９ 要　約　書 ブレーキ圧がマスクシリンダを介してではなく、ブレーキにおける別個の液圧機 構を介して制御される、液圧式ブレーキのエア抜き状態を検出するための方法を 記載する。

時々、検出のために、所定の開放時間にわたってブレーキにおける圧力が制御さ れる。このことは、車両停止状態でも、走行時でも通常のブレーキ作用中に行な うことができる。この場合、温度及び制御される圧力の高さを検出する。車両ブ レーキ内で制御された圧力の高さは、既に存在する圧力センサを介して測定され 、温度は前記方法により検出される。この場合、検出された圧力は、温度及び場 合によっては弁開放時間ｔａに依存して蓄積された、前身て検出かつ蓄積された 多数の目標ＩＩ　Ｐ　ＩＩのうちの所属の目標値と比較される。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．ブレーキ圧をホイールシリンダの別個の液圧系を介して制御する、液圧式ブ レーキのエア抜き状態を検出するための方法において、ブレーキ液の温度が少な くとも近似的に測定され、さらに液圧系内の弁を介して、所定の開放時間中に圧 がが制御され、この圧力が測定され、測定された圧力が、検出された温度及び所 定の開放時間に対応されている記憶された複数の目標圧の１つと比較され、さら に実際値が目標値から逸れる際に、少なくとも所定の形式で警告が実施されるこ とを特徴とするブレーキエア抜き状態を検出するための方法。
2. ２．目標圧値が、温度に依存して特性曲線の形状でファイルされる請求項１記載 の方法。
3. ３．目標圧値が、温度及び場合によっては長い開放時間に依存してマトリックス の形状でファイルされる訴求項１記載の方法。
4. ４．ブレーキ液の温度が、弁コイルに直列に位置する測定抵抗における電圧降下 ΔＵの測定及び電圧降下ΔＫに依存して蓄積される多数の温度値のうちの所属の 温度値を検出することによって生じる請求項１から３までのいずれか１記載の方 法。
5. ５．温度値δが特性曲線δ＝ｆ（ΔＵ）の形状でファイルされる請求項４記載の 方法。
6. ６．温度値δが、電圧降下ΔＵに依存して、かつ場合によってはバッテリー電圧 に依存して、マトリックスの形状でファイルされる請求項４記載の方法。
7. ７．脈動する圧力形成の際に、弁の所定の開放時間において圧力段の高さを測定 し、かつ圧力段の高さに依存して蓄積される多数の温度値のうちの所属の温度値 を検出する請求項１から３までのいずれか１記載の方法。
8. ８．温度値が、特性曲線の形状でファイルされる請求項７記載の方法。
9. ９．温度値が、圧力段の高さに依存して、及び場合によっては種々の弁開放時間 に依存して、マトリックスの形状で蓄積される請求項７記載の方法。