JPH05500739A - フレーム順カラー表示システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 フレーム順カラー表示システム 本発明はフレーム順カラー表示システムに関する。

カラー表示装置を生産する市場において一般的に使用される種々の方法がある。

それらの最も一般的であるのがテレビノヨン受像器に使用される陰極線管（ＣＲ Ｔ）である。ここで色である上記カラーは、赤色、緑色、青色の蛍光を放射する 個々の分離した箇所に電子ビームが照射されることで発生する。それゆえに各画 素（ビクセル）は、３つのより小さい要素から構成される。離れて見ることで、 目は上記個々の箇所を解像することはできず、広範囲の色と錯覚するように原色 が共に合わさってしまう。陰極線管は、もちろん大きさ及び解像度において限界 がある。

同様の技術が、たとえばフロントパネル上の一連の微細なラインカラーフィルタ を覆う液晶（以下り、Ｃと記す場合もある）セルとともに背面照明（（ｂａｃｋ ｌｉＬ）　以下バックライトと記す）モード（こお０て薄膜トランジスタ（ＴＦ Ｔ’ｓ）のアレイに使用されるり、Ｃ，表示装置に関して使用されている。上記 フィルタは、６４０Ｘ６０００個々のピクセルのアレイが６４０ｘ２００のカラ ーピクセルのアレイになるように、各すしに沿って要求されるピクセル点にてＬ 　、　Ｃ、セル物質が動作するように配列されたＴＰＴ’ｓの列とともに、赤色 、緑色、青色のすしが配列される。このことは非常に不経済である。

そのような数目ミクロン間隔の微細なラインフィルタは配置するのが難しいだ１ すでなく、ＣＲ’Ｉ’カラーシステムの場合、解像度の２７３が減衰する。

フレーム順カラーは、通常、緑色、青色のフレームに赤色のフレームが続く連続 的なフレームにおいて色の順序とともにすべての映像を照らずことで上記解像度 の犠牲を防ぐ。目は赤色、緑色、青色の情報を順に見て、そしてもし十分な速度 であるならば色を共に加える。１９２８年にＢａ１ｒｄによって論証された説明 がカラー表示装置の最初である。各カラーフレームに関して映像の光伝送領域を 再現することで、十分に着色された映像を見ることができる。

回転カラーフィルタホイールのように、着色された光の必要な順序を発生するた めに機械的に可動な色フィルタを使用したフレーム順色表示システムが知られて いるが、そのような動作部分の配置は、特に大規模の表示装置では商業的に許容 できない機械的な困難さがある。異なって着色された光源を閃光させるシステム も知られているが、それらのシステムはランプの寿命の限界、及び／又は得られ る色変化速度が比較的遅いことによる問題が存在する。

池に知られたシステムとして、順々に異なって着色されたフィル゛りのしまを介 して撮影者の目にカメラの映像を伝送するために対応してしまが付けられた偏光 ソフタとともに、撮影者の接眼鏡に近接して配置される交差した偏光子間に、し まのある色フィルタを使用したテレビジョンカメラのビューファインダが存在す る。

上記フィルタは撮影者の目に近接しなければならず、またいずれにせよ近接した 偏光子が入射光の高い部分を不必要に消散するという不利な点を有することから 、この配列もまた特に大規模の表示装置には不便である。

本発明は上述したような問題点を解決するためになされたもので、大規模な表示 装置にも有益に使用可能な表示システムを提供する。

本発明の一つは、（１）映像を限定する映像形成手段、（２）光源、（３）上記 光源と上記映像形成手段との間の固定フィルタリング手段、を備え、上記フィル タリング手段は１秒当たり最低３０の順序の割合で異なって着色された光の順序 （Ｓｅｇｕｅｎｃｅ）を繰り返し上記映像形成手段へ伝送するように色伝送状態 と第２の状態との間を繰り返し電気的に切り替えるように配列された少なくとも 一つの切替可能な物質を備え、上記映像形成手段はそれぞれ異なって着色された 光の各伝送に関して上記映像を再現可能である、フレーム順カラー表示システム を提供する。

例えば、着色された状態と大体透明な状態との間を切り替えるとすぐ、より大き い色の領域を与えるために重ねられる、適宜に着色されたゲスト／ホスト（ｇｕ ｅｓｔ／ｈｏｓｔ）　Ｌ　、　Ｃ、物質の分離した層を色フイルタリング手段は 備えているが、しかし上記物質の選択は問題であり上記のような複数層構造にお いては不必要に高い光の損失を生じる。

それゆえに、色フイルタリング手段が用いられるシステムは、上記光源から上記 映像形成手段へ伝送される光の一部を横に分離するようにそれぞれ異なる色に分 は与えるために配列される色フイルタ物質の異なって着色された少なくとも２つ の領域を備えることが好ましく、上記切替可能な物質は、それぞれの着色された フィルタ領域によって着色された光を選択的に上記映像形成手段へ伝送させるよ うに切替可能であることが好ましい。

理論上では上記の異なって着色されたフィルタ領域の数と配列には制限かないの だが、実際にはフィルタ領域は、上記映像形成手段への光の通過路にある程度ま で互いに横に散在する各色それぞれの２あるいはそれ以上の領域を使用するのが 便利であり、好ましくは、例えばしま状の色フイルタ構成物の形態、あるいは入 射光を横に分離し赤色、緑色、青色のビームに分離するように配列された形態の ように、互いにほぼ平行に配列されたそれぞれの色のしま状の形状である。

光源と映像形成手段との間における本発明による上記色フイルタリング手段の配 置は、システムが動作するにおいてそれぞれに着色された光を映像−にに拡散す るため、フィルタリング手段と映像形成手段との間に光拡散手段が配置可能であ り好ましくは位置するという利点を有する。上記拡散は、しま状あるいはその他 の形状のフィルタによって見ることができる映像の好ましくないパターニングを 減じたりあるいは防ぐことができる。例えば拡散板あるいは非焦点フレネルレン ズが光拡散手段として使用可能である。

金色表示装置に関して、映像形成手段へ連続して赤色、緑色、青色の光をシステ ムに伝送させるのが好ましく、それゆえにフィルタ処理された光に上記の色を分 は与えるフィルタ領域か好ましい。上記色の特有の波長及び強度が既知であるの で、適宜な複数層の２色性フィルタあるいは反射器を覆う適宜な着色されたフィ ルタ物質も知られている。

上記切替可能な物質が、上記映像形成手段へ伝送されるそれぞれに着色された光 を選択するような“ンヤッタ”として用いられる場合、上記切替可能物質は、光 源と色フイルタ物質との間で選択されたフィルタ領域上に光を４昭らすか、ある いはフィルタ物質と映像形成手段との間で選択されたフィルタ領域から着色され た光のみを伝送する。

又、上記切替可能物質は、二つのフィルタ間で、あるいは−っのフィルタの両側 面一１−に設けることができる。上記切替可能物質は、又、例えば中間層として 、あるいは分散した粒あるいは小滴の形態にて着色されたフィルタ物質内に混合 することもてきる。

多くの場合、上記切替可能物質は、色伝送状聾において高度に゛ト透明であるか 、あるいは比較的透明であるか、好ましくは実質的に透明であり、第２の状態に おいては比較的光が散乱し、あるいは不透明であり、好ましくは光がよく散乱し あるいは実質的に不透明である。

上記切替可能物質は、既知の物質から選択することができるが、本発明により切 替可能物質として液晶物質を使用することは非常に有益であり、そして本発明の 他の面によれば以下の構成を備えるフレーム顕色表示システムを提供可能と４− る。上記構成は、（１）映像を限定するたぬの映像形成手段、（２）光源、（３ ）上記光源から上記映像形成手段へ伝送される光の一部分を横に分離するように それぞれ異なる色を分は与えるように配列された色フイルタ物質の少なくとも二 つの異なって着色された領域を備えた固定の色フイルタリング手段、及び（４） 各々異なって着色された光のそれぞれの伝送のために映像を再現可能である上記 映像形成手段へＩ秒当たり最低３゜の順序の割合でそれぞれに着色されたフィル タ領域によって着色された光の順序を繰り返し伝送するように色伝送状態と第２ の状態との間で電気的に切替可能であるように配列された液晶物質、である。

黒色ゲスト／ホスト　タイプの液晶物質は、“ンヤッタ”物質として特に有益で あるが、−状態において十分不透明であるかあるいは光を散乱し、そして他の状 態へ電気的に切り替えられたとき十分に半透明であるかあるいは透明である他の タイプのものも使用可能である。上記黒色ゲスト／ホストタイプは、バックライ ト表示に関して好ましく、一方、散乱タイプは投影表示に関して好ましい。本発 明の種々のバージョンのための適切な液晶物質は、要求に応じて選択される。散 乱システムに関して、液晶の一般的な屈折率は母材のポリマの好ましい屈折率に 実質的に一致する。ポリビニールアルコール母材について、Ｂｒ１ｔｉｓｈ　Ｄ ｒｕｇ　Ｈｏｕｓｅ（ＢＤＨ）社のＥ７あるいはＥ６３、あるいはＭｅｒｃｋ社 のＺＬＩ　１８４０　のような液晶が使用可能である。多色染料が上記液晶とと もに混合可能である。

模範的に適した染料はＢ　Ｄ　８社のＤ１０９．Ｄ８５．Ｄ１０６である。

又、ＢＤＨ社のＤＩ０９Ｅ６３あるいはＭｅｒｃｋ社のＺＬＩ３４９９のような 、染料を予め液晶に混合した液晶物質も商品化され存在する。

液晶（Ｌ、Ｃ，）物質が上述したように“シャッタ”として作用する場合、適切 な重合体、好ましくは有機重合体を母材とするものに分散された上記り、Ｃ，物 質の微細な小滴あるいは粒を使用するのが好ましい。そのようなカプセル封じさ れたＬ　Ｃ４物質の小滴あるいは粒は、分子的に配列された光伝送状態から分子 的に配列されていない高い光散乱状態への超高速切替を可能にするのに十分小さ くすることが容易に行える。１秒間に３色の３０の順序を達成するために、１秒 当たり３０回の“オン及びオフ”の各色の伝送制御を行う一方、スイッヂ動作の 間できろ１＝け多くの時間を許容するような、“シャッタ”物質を切り替えるこ とが必要であることが明らかである。

本発明によれば、実際の切替応答時間としてｌ０ｍ５ｅｃ以下、好ましくは７　 ｍ５ｅｃ以下、より好ましくは３ないし５　ｍ５ｅｃの時間が要求可能であり、 このことはＪｌｌ述したカプセル封じされたり、　、　Ｃ物質を使用することで 達成可能であることが確定できる。

本目的のために適したカプセル封じされた液晶物質は、米国特許第４４３５０４ ７．４６７１６１８．４６７３２５５．４６８５７７１．４６８８９００．４５ ７９４２３．４６０５２８４．４６］６９０３、及び４７０７０８Ｄに開示され 及び請求範囲とされており、そしてこれらに記載の内容は参考として本明細書に 編入している。

又、参考としてＰＣＴ出願公開番号Ｗ０８５１０４２６２、及び日本国出願公開 番号６１０４７４２７Ａがあり、これら両方も参考として本明細書に編入してい る。

高フレーム率グイナミソク表示装置にのために、使用に際し加えられる電界方向 における平均厚において、拉澤が２０マイ’Ｊｕｌ−９未満、好ましくは１０マ イクロメータ未満、より好ましくは５マイク［１メータ以下である小滴あるいは 粒の大部分、好ましくは最低７５％、より好ましくは最低９０％、最ら好ましく は実質的に全部とともに、適切な切替速度が達成可能であることより、連続的な 重合体母材における液晶物質の小滴あるいは粒からなる物質は有益である。板の 間隔を正確にすることが困難であり特に広範囲に渡っては困難であることより、 上記のような薄い厚さは、液晶物質が２つの板の間に単に閉じ込められるセルに おいては達成することが困難である。

着色された光における要求された順序を伝送するため、Ｌ、Ｃ物質である切替可 能な物質の切り替えを制御する適切な電子回路及び電極は、当業者により容易に 発明することかできる。例えば、上記ツヤシタの切り替えを制御するための電子 回路は、例えば赤色、緑色、あるいは青色であることか要求される画像の順序に おいてフレームの開始点を限定するための映像形成手段用駆動回路からの入力部 から構成される。それらの入力部は、赤色を意味する映像が映像形成手段等にて 限定されたとき赤色のみのツヤツタが開くように赤色、緑色、青色のフィルタを 覆うツヤシタ物質へ駆動回路が連続的に電圧を印加することを可能とする。

上記映像形成手段は、それぞれ着色された光の各伝送に関して最低１回映像を再 現可能な種類のものである。白黒映像の陰極線管は使用が限られるが、より大き くより適応可能な表示装置は、画素の複合アレイや既知の複合表示装置の種々の フォーマットを使用可能なように作成することができる。上記映像形成手段は、 光伝送領域及び光散乱（あるいは実質的に不透明）領域によって映像を形成する ことが好ましい。

パブクライト表示装置において、各カラーフレームに関して限定された一部の映 像の光伝送領域は、それぞれの着色された光を見る人の目に通過させ、一方、散 乱あるいは不透明領域は光を遮断する。

結果として異なって着色された部分的な映像は、好ましくは人の目のフリッカレ スポンスより速い割合で、カラーフレーム順序を繰り返す迅速な伝送のため、全 色にて完全な映像を提供するように見る人の目によって合成される。前面照明（ （ｆｒｏｎｔ−１ｉｔ）以下フロントライトと記す）表示装置において、それぞ れの部分的な映像の散乱領域は、見る人の目に着色された光を反射させ、一方、 光伝送領域は入射光の殆どを見る人から離れて通過させる。

複合映像形成手段の好ましい形態は、個々の画素のアドレッシングを都合良く行 うために電界効果トランジスタにより制御された、通常インジウム／すずの酸化 物である透明な画素電極とともに、好ましくは上述したカプセル封じされた小滴 あるいは粒の形態であるり、Ｃ，物質を使用する。そのようなシステムは、領域 において例えば１ないし４平方ミ！Ｉ　／　−）ルの小さな個々の画素を使用し 高映像解像度を達成可能であり、比較的大きい表示領域にも同様に適応でき、一 方、参考として本明細書に編入しており係属中の英国特許出願第８６１７８６６ に記載されている技術を使用することにより許容可能な生産を達成することがで きる。又、目により、及び表示装置から離れて見ることにより、より大きいある いはより小さい画素も使用することができる。上記カプセル封じされたり、Ｃ， 物質は、Ｌ、Ｃ，“シャッタ“物質に関して上述したような粒あるいは小滴の大 きさと同じ大きさで、同じ利点を有するのが好ましい。黒色ゲスト／ホスト物質 は、最適の“オン／オフ”のコントラストに関して好ましい。

切替可能なり、Ｃ，“ツヤツタ”を含む新規な色フイルタリング手段がそれ自体 本発明の一面であることが理解できよう。このことは、（１）色フイルタ物質の 少なくとも二つの異なって着色された領域と、（２）使用に際し素子を通過する 光に色を分は与える着色された領域を選択するように、光伝送状態と第２の状態 との間で電気的に切替可能であるように配列された上記着色された領域に相当す る液晶物質の選択領域、を備えた選択的色フィルタ素子を提供する。Ｌ　、　Ｃ 。

物質の好ましい種類及び配列は上述したように適用される。

カラーテレビジョン及び他のカラー映画表示装置が好都合に本発明のフレーム順 カラー表示システムを基礎とすることができることがわかる。

以下に示す図面を参照することて本発明の詳細な説明することができる。

図１は、本発明のバックライト表示システムの構造を示している。

図２は、図１に示す色フイルタリング手段の部分拡大図である。

図３は、本発明による投影表示システムの構造を示している。

図面を参照し、図１は、白熱フィラメント光源あるいは他の光源が代わりに使用 可能であるが、光源１０か蛍光管として描かれている。鎖線で示す、光源ＩＯか らの光は、断面図にて示され、赤色（Ｒ）、緑色（Ｇ）、青色（Ｂ）のしまと“ ツヤツタ“層２４を有するしま状の色フイルタ部材２２を備える色フイルタリン グ手段２０に達する。

詳細後述するが、上記“ツヤツタ”層２４は、色伝送列の緑色の部分を強調して 示しており、緑色フィルタのしまに相当する液晶物質の部分は、光を伝送させる ようにＬ　、　Ｃ分子を配向する電界を方向付け、一方、Ｌ、Ｃ，物質のその他 の部分は配向されない状態である高光散乱状態のまま維持される。このように光 源１０からの光は、緑色のフィルタのしまのみを伝送し、その結果、見る人が映 像の伝送的部分において緑色光を見るように、映像形成手段４０の一面に緑色光 を幾分一様に拡散する光拡散手段３０を緑色光が通過する。

それぞれの３色の順序に対する赤色映像及び青色映像は、赤色あるいは青色にそ れぞれ着色された全映像領域のそれらの部分のみを伝送するように映像形成手段 ４０によって映像が再現されるとともに、赤色フィルタのしま及び青色フィルタ のしまのそれぞれを光が伝送するようにり、Ｃ“ツヤツタ”の適切な部分を配向 することによって見る人へ同様に伝送される。勿論、基本の赤色、緑色、青色の 混合を必要とする全映像領域の上記それらの部分は、要求された２色あるいは３ 色ずへてを１サイクル内で伝送できるようにすること自体はよく知られている。

光拡散手段３０は、凹レンズの手法にて鎖線で示すように、光を拡散するように 示されているが、実際には、例えば、図示するようにあるいは色フイルタリング 手段には接触せず映像形成手段４０に接触して配置される拡散板、又は、点線に て示されている焦点面Ｆ−Ｆを通過した後、光を拡散させるように、映像形成手 段からその焦点距離の２倍以上の距離をあけて配置されるフレネルレンズ、又は 、レンズレット面映像形成手段距離より短い焦点距離を有する一連のレンズレッ ト（ｌｅｎｓｌｅｔｓ）のような適切な形態のものを利用可能である。投影シス テムにおいて、」二組色シャッタは、光が軸方向に対してほぼ平行になる光学上 の集光部分内に都合良く設置することができる。

映像形成手段は、上述した好ましい多重化り、Ｃ，表示装置、インジウム／すず の酸化物の透明共通電極４４と、同様にインジウム／すずの酸化物の透明画素電 極４６の多重化されたアレイとの間に存在する黒色ゲスト／ホスト液晶物質のカ プセル封じされた小滴あるいは粒の好ましい母材４２として描かれている。上記 画素電極は、選択された画素においてり、Ｃ，物質を光伝送状態とし、他の画素 においては光を散乱させるように、電気的にアドレス可能である電界効果トラン ジスタによって個々に制御され、よって各着色された光のそれぞれの伝送に関す る光伝送映像領域を再現し、そして動画の金色を発生可能とする。

適切な制御回路は、前もって走査された映像に従い先頭から終端まで前もって切 り替えられる、切替可能なＬ　、　Ｃ、“ツヤツタ”を制御するための上述した 方法に沿い再度容易に発明することができる。

図２は、しまのある色フィルタ２２とカプセル封じされたｌ、　、　Ｃ。

物質の母材２４との間に示される透明共通電極２３、色フイルタリング手段２０ の動作を詳細に示している。透明で細長い電極２５は、矢印２６にて示す入射光 を伝送させるように下にあるＬ　、　Ｃ、物質を配向するため、付勢されて示さ れる緑色のしまとともに配列される上記色フィルタのしまに一致してレジスタ内 に配列される。付勢されていない他の電極２５の下に配置されるＬ　Ｃ１物質は 、光散乱分子配列である、でたらめな配列にて示され、よって実質的にすべての 入射光を赤色及び青色フィルタのしまへ伝送させない。

上記電極２３及び２５は、Ｌ、　、　Ｃ、母材２４の対面する表面に粘着させる ことかでき、あるいは不図示のガラス板のような適宜な透明支持体上を覆い、上 記母材に粘着することなく接触して保持することかできる。−に配色フィルタの しまけ、分離したフィルタ膜あるいはフィルタ板２２内に混合することができ、 又、共通電極２３（あるいはその支持体）に粘着あるいは覆うこともでき、又、 個々の細長い電極２５（あるいはそれらの支持体）に粘着あるいは覆うことしで きる。例えば着色されたポリエステル膜あるいは適宜な染料やインクで印刷され たしま状のような、色フィルタのしまに関する適切な物質は、当業行によって容 易に選択することができる。

干渉コーティングあるいはプラズマ蒸着着色コーティングもまた使用可能である 。

図３は、２色性フィルタを使用し角度４５度にて動作するように設計された本発 明による投影表示装置を示している。例えば適宜な反射器を有する石英ハロゲン あるいはキセノンの短いアーク灯である光源５０からの赤色、緑色及び青色要素 （図面ではそれぞれｒ、ｇ、ｂと付されている）を有する光ビームは、反射器５ １及び／又は補助レンズ５２によってコリメートされる。第１の２色性フィルタ ５３は、赤色要素を反射するが緑色及び青色要素は通過させる。緑色及び青色要 素は、緑色伎び青色をそれぞれ反射する２色性フィルタ５４及び５５にてさらに 分離される。２色性フィルタ５５に入射する先は、青色要素のみであるので、要 求があればフィルタ５５は平面鏡に交換可能である。横に分離された３つのビー ムは、映像形成表示せル５９を照らすようにさらに２色性フィルタ５６．５７及 び５８にて統合される。２色性フィルタ５６は、赤色を反射し、２色性フィルタ ５７は緑色を反射するが赤色光を伝送させ、２色性フィルタ５８は青色を反射す るが赤色及び緑色光を伝送させる。２色性フィルタ５６には赤色光のみが入射す るので、要求があればフィルタ５６は平面鏡に交換可能である。表示セル５９上 の映像は、投影レンズ６！によってスクリーン６０上に投影される。

横方向に分離されたビームを遮断することは、好ましくは上述した、そして又好 ましくは映像形成表示セル５９から光学的にほぼ等距離に設置される、Ｌ、Ｃ， 物質にて構成される切替可能なシャッタ６２．６３及び６４にてなされる。動作 中、シャッタ６２．６３及び６４は、赤色、緑色及び青色が映像形成表示セル５ ９を制御可能に照らすように光の伝送と光の遮断状態との間で独立して切替可能 である。先に走査された映像に関し、ンヤツタ６２，６３及４６４は、それぞれ のシャッタの透明な部分が走査中累進的に増加するように、しまのある電極を含 むことができる。このことは、その色に相当する情報が次の色に相当する情報に 変化するとき、映像形成表示セル５９上の下方へ掃引する色境界を与える。この 場合、拡散器のような光拡散手段６５は、しまのある電極構造の細部を覆い隠す ように光の通路に設置することができる。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (18)

【特許請求の範囲】
1. １．（１）映像を形成する映像形成手段、（２）光源、（３）上記光源と上記映 像形成手段との間の固定フィルタリング手段、を備え、上記フィルタリング手段 は、（４）１秒当たり最低３０の順序の割合で異なって着色された光の順序を繰 り返し上記映像形成手段へ伝送するように色伝送状態と第２の状態との間を繰り 返し電気的に切り替えるように配列された少なくとも一つの切替可能な物質を備 え、上記映像形成手段はそれぞれ異なって着色された光の各伝送に関して上記映 像を再現可能であることを特徴とするフレーム順カラー表示システム。
2. ２．上記色フィルタリング手段は、光源から上記映像形成手段へ伝送される光の 一部分を横に分離するようにそれぞれ異なった色を分け与えるように配列された 少なくとも二つの異なって着色された色フィルタ物質領域を備え、上記切替可能 物質はそれぞれ着色されたフィルタ領域によって春色された光を上記映像形成手 段へ選択的に伝送するように切替可能である、請求項１記載のフレーム順カラー 表示システム。
3. ３．上記映像形成手段への光の伝送路へ横にある程度まで互いに拡散されたそれ ぞれの色の二つあるいはそれ以上の領域を備えている、請求項２記載のフレーム 順カラー表示システム。
4. ４．実質的に互いに平行に配列されたそれぞれの色のしまを備えた、請求項３記 載のフレーム順カラー表示システム。
5. ５．上記光拡散手段は、動作する際、それぞれの着色された光を拡散するために 光フィルタ領域と映像形成手段との間に配置される、請求項１ないし４のいずれ かに記載のフレーム順カラー表示システム。
6. ６．光混合手段は、動作に際し、着色された光を混合するため色フィルタリング 手段と映像形成手段との間に配置される、請求項１ないし５のいずれかに記載の フレーム順カラー表示システム。
7. ７．各順序において赤カラーフレーム、緑カラーフレーム及び青カラーフレーム を伝送可能に配列した、請求項１ないし６のいずれかに記載のフレーム順カラー 表示システム。
8. ８．上記切替可能物質は、色伝送状態においては実質的に透明あるいは高度に半 透明であり、第２の状態においては実質的に不透明あるいは高度に光を散乱する 状態である、請求項１ないし７のいずれかに記載のフレーム順カラー表示システ ム。
9. ９．上記切替物質は液晶物質を備えた、請求項１ないし８のいずれかに記載のフ レーム順カラー表示システム。
10. １０．（１）映像を形成するための映像形成手段、（２）光源、（３）上記光源 から上記映像形成手段へ伝送される光の一部分を横に分離するようにそれぞれ異 なる色を分け与えるように配列された色フィルタ物質の少なくとも二つの異なっ て着色された領域を備えた固定の色フィルタリング手段、及び（４）各々異なっ て着色された光のそれぞれの伝送のために映像を再現可能である上記映像形成手 段へ１秒当たり最低３０の順序の割合でそれぞれに着色されたフィルタ領域によ って着色された光の順序を繰り返し伝送するように色伝送状態と第２の状態との 間で電気的に切替可能であるように配列された液晶物質、を備えたことを特徴と するフレーム順カラー表示システム。
11. １１．上記映像形成手段は多重化された画素アレイにおける液晶物質を備えてい る、請求項１ないし１０のいずれかに記載のフレーム順カラー表示システム。
12. １２．上記液晶物質は重合体母材内に分散された微細な小滴あるいは粒の形態で ある、請求項９，１０，あるいは１１に記載のフレーム順カラー表示システム。
13. １３．実質的にすべての上記小滴あるいは粒は、使用に際し印加される電界の活 性化方向において、平均厚が２０マイクロメータ以下、好ましくは１０マイクロ メータ以下である、請求項１２記載のフレーム順カラー表示システム。
14. １４．上記液晶物質は黒色ゲスト／ホスト物質の形態である、請求項９ないし１ ３のいずれかに記載のフレーム順カラー表示システム。
15. １５．バックライト表示装置の形態である、請求項１ないし１４のいずれかに記 載のフレーム順カラー表示システム。
16. １６．（１）色フィルタ物質の異なって着色された少なくとも二つの領域、（２ ）使用において素子を通過する光に色を分け与える着色された領域を選択するよ うに光伝送状態と第２の状態との間で電気的に切替可能であるように配列された 着色された領域に相当する液晶物質の選択領域、を備えたことを特徴とする選択 的色フィルタ素子。
17. １７．前面投影表示の形態である、請求項１ないし１６のいずれかに記載のフレ ーム順カラー表示システム。
18. １８．背面投影表示の形態である、請求項１ないし１６のいずれかに記載のフレ ーム順カラー表示システム。