JPH05500517A - 後天性免疫不全症候群の予防および治療 - Google Patents

後天性免疫不全症候群の予防および治療

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JPH05500517A JP2514054A JP51405490A JPH05500517A JP H05500517 A JPH05500517 A JP H05500517A JP 2514054 A JP2514054 A JP 2514054A JP 51405490 A JP51405490 A JP 51405490A JP H05500517 A JPH05500517 A JP H05500517A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 後天性免疫不全症候群の予防おまび治療本発明は、後天性免疫不全症候群(AI DS)の予防および処置方法に関し、免疫組成物または接種物質の製造の新しい 、新規なアプローチを包含する。この接種物質まだは組成物は、この疾患のウィ ルス病原体によってコードされる1種まだは2種以上の蛋白質の、ある種のT細 胞活牲化免疫学的特性を示す合成ペプチドマルチマーからなる。
AIDSは1981年にアメリカ合衆国においてはじめて認識され、以来患者数 は劇的な速度で増大を続けている。1978年以来、アメリカ合衆国だけで24 0万例以上のAIDS感染症が報告されている(Rees、 Nature、  326:343.1987)。感染患者に重篤な免疫抑制症状が発現すると、こ の感染症に期待される帰結は死でシ1.がない。
現在、この疾患の致命的な結果を明瞭に遅延または防止できる処置は知られてい ない。この疾患は初期には、同性愛または両性愛男牲および静脈注射薬物の濫用 者に表れていたが、現在では、ウィルスキャリヤーとの***まだはキャリヤーが らの血液製剤の受容により他の層にも拡大している。
AIDS関連病原体は、ヒj\T細胞すンパ性つイルスエ型(HTL一■)とし て一般に知られていたレトロウィルスに近縁の群とじて同定され、リンパ節疾患 ウィルス(LAV) 、AlO3関連ウィルス(AR)、さらに最近になって、 ヒト免疫不全ウィルス(HIV)と呼ばれている。これらのウィルスを包括しで 、本明細書では便宜上、HIVと呼ぶことにする。
他のレトロウィルスと同様に、HIVは遺伝物質としてRNAをもっている。
このウィルスは宿主細胞に浸入すると、逆転写酵素として知られるウィルス酵素 がウィルスRNAを二重鎖DNAにコピーする。ウィルスDNAは細胞の核に移 動し、ここでウィルスRNAの鋳型となってざらにRNAのコピーが複製され、 ついで新たなウィルス粒子が組立てられる。ウィルスRNAはある種のウィルス 蛋白質[各ウィルスコア蛋白質(p]8、C24およびf)13として知られて いる)]もしくは逆転写酵素のメツセンジャーRNAとしても作用し、また、ウ ィルスの外膜に挿入されるgp41おまびgp120として知られる2種のグリ コジル化構造蛋白質(Wain−HObSOnら、Cel l 40:9,19 85)を含む他の数種のウィルス蛋白質の産生に必要な特異的ウィルスメツセン ジャーRNAに「スプライシング」される。最近の研究により、精製gp120 は実験室での試験でヤギ、ウマおよびアカゲザルにHIVを中和する抗体を誘発 することが明らかにされた(Robeyら、 Proc、 Nat l 、 A cad、 Sc 1tJsA 83・7023.1986)。
ウィルスのような病原体によって引き起こされる感染症の防止には、古くからワ クチンが使われてきた。一般的なアプローチは、個体の免疫系に感染ウィルスに 対する攻撃性の増強を誘発するだめ、健康な個体にたとえば死滅または修飾ウィ ルス製剤を注射するものであった。最近の組換えDNA技術の進歩により、微生 物系で産生される露出ウィルス成分の使用を包含する、より安全な予防接種方法 が可能になっている。ウィルス成分だとえは蛋白質サブユニットは、十分精製し たのち、適当なビヒクルおよび/またはアジュバント中に加えてワクチンとして 投与される。アジュバントは、ウィルスサブユニットに対する免疫応答を数置す ることによって、宿主の生体を刺激する。
ワクチンの作成方法の他の可能性には、ウィルス蛋白質サブユニットの化学的に 合成されたペプチドフラグメントの使用がある。この方法には、他のワクチンの 製造方法に比べて、製品の純度、免疫応答の再現性および特異性を含めたいくつ かの利点がある。
感染ウィルスの表面抗原は、T細胞およびB細胞応答を誘発できる。Milic hとまだはB細胞のエピトープのいずれがを保持できることが明らかにされてい る。
これらのエピトープは、しばしば相互に識別され、異なるペプチド配列がら構成 されうるものである。他の例には、ニワトリ卵白リゾチームについてのMa i  ze 1らの研究(Eur、 J、 1mmuno1. lo:509.19 80)およびグルカゴンについての5enykらの研究(J、 EXD、 Me d、 133:1294.1971)がある。すなわち、蛋白質配列の短い範囲 がT細胞の応答を誘導できるが、B細胞の恥答は誘導できない。この点に関する これらの、またその他の観察のさらに完全な総説にはLivingstone  Fx Fathman(Ann、 Revlmmunol、、 5:477、1 987)の論文がある。
感染B型肝炎ウィルスの表面蛋白質内の短いペプチド領域が、マウスで、T細胞 応答のみを誘発することが明らかにされている(Milichら、1987)。
とくに、B型肝炎ウィルスの表面抗原遺伝子のプレー5(2)ドメイン内に位置 するアミノ酸番号122〜132がら誘導される配列をもつ合成ペプチドは、そ のペプチドに対する極めて強いT細胞感作応答を誘発するが、槌めて弱い抗体応 答しか刺激しない。換言すれば、マウスのそのペプチドに対する抗体応答の増強 は貧弱であるが、免疫されたマウスのT細胞には、T細胞増殖アッセイで測定す ると、そのペプチドの認識の効率的な誘導(活性化)が認められた(Milic hら、1986)。免疫されたマウスによって産生された低I7ベルの抗体は、 固有のウィルス表面抗原には結合しながつた。このT細胞活性ペプチドの配列は 、アミノ末端−MQWNSTTFHQTLQ−カルボキシ末端である。本出願を 通しで使用されるアミノ酸の一文字記号は、A、アラニン、C、システィン:0 1アスパラギン酸、E、グルタミン酸、F1フェニルアラニン:G3グリシン、 H1ヒスチジン、1、イソロイシン:に1リジン:L10イシン。
M2メチオニン:N3アスパラギン:P、プロリン9Q1グルタミン、R1アル ギニン、S1セリン、T1スレオニン:V1バリン、W1トリプトファン:およ びY1チロシンである。
上述の結果に反しで、第二のペプチド配列(アミノ酸132〜145)はマウス で極めて弱いT細胞応答を誘発した(Milichら、1986)。しかしなが ら、この第二のペプチドは、T細胞エピトープが与えられる条件下にそれに対し て励起された抗体に効率的に結合した。
この第二の、B細胞活性ペプチドの配列は、アミノ末端−DPRVRGLYFP AGG−カルボキシ末端である。マウスは、上述のTおよびB活牲ペプチド配列 の両者から作られた長いペプチドでも免疫しだ。この場合、B部位ペプチドに対 してはより高い抗体力価を生じたが、下部位ペプチドに対してはそのようなこと はなかった。TおよびB部位の両者を一つのペプチド内に結合させた場合は、そ のペプチド鎖のB細胞エピトープに対する特異的な抗体の産生の測定から、Tお よびB細胞応答の両者を刺激するはずである。合成ペプチド抗原は2種類の免疫 応答、T細胞のみおよびT細胞とB細胞両者の応答を生じるように構築すること ができる。
細胞性免疫応答は、ウィルス感染細胞の成育を増殖させる主要な機構を提供する (Dohertyら、Adv、Cancer Res、、42:1.1985) 。Earlら(Science、234ニア28.198U)の 報告では、ウィルス表面蛋白質ワクチンにより、フレンドウィルス(レトロウ・ イルス)−誘発マウス白血病に対するTリンパ球の感作おまび保護が明らかにさ れにより直接的なら証拠が示された。この研究はさらに、H1感染患者の血液か らCD8+Tリンパ球を枯渇させたのち、初めはウィルス陰性であるがまだは柵 めて低レベルのウィルスしがもだながった7例の無症候性、血清陽性同性愛男性 中4例の末梢血単核球がら多量のHIVの単離されることを明らかにした。すな わよび疾患の進行を防止する役割を果たしている可能性が考えられる。
本発明は、ペプチド、ペプチドマルチマー、そのペプチドマルチマーを含有する 水性組成物およびその組成物の使用方法を意図するものである。
本発明のペプチドは、7−・約30のアミノ酸残基を含有し、gD160エンベ ロープおよびコア蛋白質のようなHIV蛋白質の保存的ドメインに相当する配列 を有する。好ましいペプチドは、gp160分子の第一、第二、第三および第五 の保存的ドメインからなる群まり選ばれる保存的ドメインの部分に相当する。
本発明のペプチドは一般杓に、ペプチドマルチマーの部分として使用される。
2つの特定の種類のペプチドマルチマーが開示される。一つの種類では、ペプチ ドのアミノ末端残基は、アミノ末端リジン残基および1〜約5個のアミノ酸残基 たとえばグリシン残基を含有するスペーサーペプチドにペプチド結合し、混成ポ リペプチドを形成している。これらの付加的なスペーサーペプチド残基は、マル チマーの免疫能も、また水性組成物中での界面活性剤様ミセル形成能も妨害し、 ない。アミノ末端リジン残基のαおよびε−アミノ基は、C12〜C18脂肪酸 、たとえばバルミチン酸でアミド化され、使用される反応生成物を形成する。こ のようにして形成されたジアミドは、水性組成物中で界面活性剤様ミセル状マル マーを形成する。
第二の種類のマルチマーは、上述のペプチドを反復単位として含有するポリマー である。この場合、各ペプチドは、そのアミノおよびカルボキシ末端のそれぞれ にシスティン(Cys)残基を含むように合成される。得られたシシステイン末 端(ジーCys)ペプチドをついで酸化して、ジーCysペプチドモノマーを、 ペプチド反復単位がシスチン(酸化型システィン)残基によって連結されたポリ マーまだは環状ペプチドマルチマーに重合させる。
いずれの種類のペプチドマルチマーも1個または複数個の異なるペプチド配列を 含有できる。マルチマーの上述のペプチドは、以下に記載する組成物中に用いら れた場合、マルチマーが細胞性免疫たとえば細胞傷害性T細胞の産生を誘発でき るという点で、[活性Jペプチドである。マルチマーには、たとえば、マルチマ ーの水性メジウム中への分散を助ける不活性ペプチドも包含できる。上述のリジ ン含有ペプチドスペーサーはこのような不活性ペプチドと考えることができる。
、 ペプチドマルチマーは水性組成物(接種材料)中で利用される。組成物は、 上述のマルチマーが分散される水を含有する。この組成物は、免疫適格宿主動物 たとえばマウスの免疫に使用した場合、マルチマーの活性ペプチドの配列に相当 する配列において固有のH1蛋白質に対して、細胞傷害性子細胞の活性化ような 細胞性免疫を誘発する能力を有するが、相当する固有のH1蛋白質と免疫反応す る抗体の産生は実質的に誘発しない(すなわち、誘発能を欠く)。すなわち、こ の組成物は、上述のマルチマーペプチドの免疫有効量を含有する。
本発明の方法の一態様においては、活性ペプチドマルチマーの免疫有効量を含有 する上記組成物の免疫量を、動物宿主たとえばマウスまだはヒトに導入しく投与 し)、予め選択された固有のHIV蛋白質と免疫反応する抗体を産生することな く、予め選択された固有のHIV蛋白質に対する細胞性免疫たとえばT細胞免疫 を誘発する。予め選択されだHIV蛋白質とは、活性ペプチドと配列において相 当するHIV蛋白質である。免疫処置動物はついで、免疫の誘発が可能なように 維持される。この免疫処置は、所望により、反復まだはブースター投与が可能で ある。
本発明の方法の他の態様においては、細胞表面にHIV蛋白質まだはH1蛋白質 の部分を顕示する標的細胞を死滅させる方法である。この場合、HIV感染下細 胞のまうなそれらの細胞表面上にHIV蛋白質まだはH1蛋白質の部分を顕示す る標的細胞、または細胞表面HIV蛋白質を人工的に発現させた白血球を、上述 の組成物を用いて活性化された細胞傷害性T細胞の細胞死滅有効量と接触させる 。コア蛋白質、ならびにプロセッシングを受けたgo160蛋白質の2つの部分 (gp120およびgl)41エンベロープ蛋白質)は、HIV感染細胞表面上 に通常見出される蛋白質であるがら、細胞表面上に顕示されだHIV蛋白質およ びマルチマーの活性ペプチドに配列が相当するH1蛋白質は同一の蛋白質である 。接触は、細胞傷害性T細胞が標的細胞を死滅させるのに十分な時間維持される 。この方法は、in vitroで、または宿主動物の生体内のin vivo で行うことができる。
本発明の開示の一部である図中、 図1は、ペプチド61.63.65および67がらそれぞれ調製された本発明の ペプチドマルチマーポリマーの免疫学的有効量を含有する水性組成物で、Ba  l b/cマウスをin vivoにおいて免疫処置したのちの、膝窩リンパ結 節(PLN)の1nνitr。
増殖を例示するグラフである。ツベルクリン精製蛋白質誘導体(PPD)を図に 取り込みアッセイを使用した。データは、抗原を添加しない場合のバックグラン ド値に比較した場合の、ペプチドマルチマーの存在下における放射能カウントの 増加倍数として計算された刺激係数で表す。二の試験の詳細は以下に述べる。
図2は、ペプチド61.631.65および6フがらそれぞれ調製された本発明 のペプチドマルチマーポリマーの免疫学的有効量を含有する水性組成物で86C 3Flマウスを免疫処置したのちのPLN細胞の3H−工dRの取り込み(T細 胞の増殖)を例示するグラフである。無関係なペプチド、PPDおよびgp+6 0を対照としで使用した。データは1、抗原を含むウェル中の放射能値がら抗原 を加えない対照ウェル中ント(cc+m)]と17で示す。この試験および図3 −5の試験の詳細は以下に述べる。
図3は、動物宿主と[ッてA、WxBalb/cマウスを用いたほがは、図2の 場合と同じグラフである。
図4は、ペプチド103〜117から調製されたマルチマー (それぞれa−○ )を86C3Flマウスの免疫に用いたほがは、図2の場合と同じグラフである 。
図5は、動物宿主どじでA、WxBalb/cマウスを再度用いたほかは、図4 の場合と同じグラ”l)である。
図6は、1ア]原とj−7で、ペプチドマルチーマ〜およびgp120を様々の 濃度で用い、で例示くる2−)の/文ネ几のグラフごある。、パネルへは、ペプ チド]04がら調製されたベプゴ゛ド\伊2テーンーポリマーを用いたときの結 果を例示し、一方、バ?几Bは、ペプチド反復単位゛ら調製されたマルチマーに ついでの結果を例示するっPROおよび無関係なペプチドを対照と17で使用し た。図6−8に関[,7ては以下にさらに説明くTる1、 図7は、2つのパネルを含み、抗原としてgD160ならびにペプチド61(パ ネルA)および63(パネルB)から調製されたペプチドマルチマーポリマーを 様々の濃度で用い、PPDおよび無関係なペプチドを対照としだ、B6C3Fl マウスがらのPLN細胞の増殖の試験を例示する。
図8は、2つのパネルを含み、抗原としてgp120ならびにペプチド65(パ ネルA)および]11(パネルB)から調製されたペプチドマルチマーポリマー を様々の濃度で用い、PPDおよび無関係なペプチドを対照とした、B6C3F 1マウスがらのPLN細胞の増殖の試験を例示する。
A 概説 HIV病原体は、免疫応答に関与する細胞に感染し、これらの細胞を死滅させる 点で独特である。しばしば関与する宿主細胞はT4リンパ球、すなわち免疫系の 調節に中心的な役割を果たす白血球である。ウィルスは、効率的なT細胞−標+ 的細胞相互作用の仲介に関係する細胞表面T4蛋白質に結合する。TA リンパ 球は、主要組織適合(MHC)クラス■遺伝子生成物を発現する標的細胞と相互 作用する。
TAおまびMHC遺伝子はいずれも、免疫グロブリン遺伝子ファミリーの一員で ある(Maddonら、Cel l、 47゛333.1986) 。TAが外 部H1工]ノベロープ蛋白質、)Hp120ど相互作用するという観察は、ウィ ルス蛋白質と免疫グロブリン蛋白質の構造的な比較を促進することにな−)た3 、興味あることに、gpi2oの2つの領域(Jヒト免疫グロブリン重鎖定電領 域と、配列ホ玉ロジーを有することが見出された(Maddonら、Ce11. 47:333.1986’)。
これらの所見がら推測はると、本発明は、ある程度はg[]+20がヒ1\免疫 グロブリンに独特なある種の性質をもつという事実によるものといえる。さらに 、この構造的な類似が、ウィルスの抗体相互作用による不活性化からの回避を可 能にしているものと考えられる。さらにまだ、ウィルスと抗体の相互作用が、あ る場合には、ウィルスの感染性を増強している可能性もある。
たとえば、最近の研究では、AI DSの患者は、tn vitroの臨床検査 で測定すると、ウィルスを中和できる抗体をもつことができ、実際にそのような 抗体をもっていることが示唆されている。
本発明は、ウィルスに結合した抗体が、患者のリンパ系細胞に感染するウィルス の固有の能力を妨害せず、場合によってはそれを増大させることさえあることを 予期している。最近、レトロウィルスの感染性が抗−レトロウィルス抗体の結合 によって増大することが示されている化egrainら、J、Virol、、6 0:1141.1986)。
したがって、ウィルスの表面蛋白質に対する抗体を作成するように個体の免疫系 を刺激するAIDSワクチンは、すでに死滅しかけているウィルスの感染性を増 強する可能性さえある。そこで、必要なことは、ウィルス蛋白質に対する抗体応 答に関与することなく、個体のT細胞免疫性のみ(たとえば、細胞傷言性下細胞 またはCD8 T細胞)を刺激することである。合成ペプチド免疫原が、このよ うな結果を確実に達成できる。
B ペプチド この場合有用なペプチドは、本質的に、約30以下、さらに好ましくは約1G〜 約25のアミノ酸残基がらなり、gp120エンベロープ、gp41エンベロー プおよびコア蛋白質のようなH1蛋白質の保存的ドメインの部分に相当する配列 を有する。
gp41およびgp+zoエンベロープは、前駆体gρ160エンベロープ蛋白 質の部分である。
したがって、gp41およびgt)120分子よりも、go160蛋白質の部分 として言及する方が便利な場合が多い。実際、とくに好ましいペプチドは、gp +60の第一、第二、第三および第五の保存的ドメインの配列に相当し、この第 五のドメインはプロセッシングを受けたgp160蛋白質の8p41部分中に存 在する。
有用なペプチドは、l−11V蛋白質の保存的ドメインの相当する配列中に存在 する残基と同一または相同(保存的置換)のアミノ酸残基のみを含有することが 最も好ましい。実質的に任意の長さの、付加的ないくつがの残基が、ペプチド中 の総残基数約30まで、ペプチドの一方もしくは両方の末端に存在してもよい。
しかしながら、これらの付加的残基は、 ペプチドの活性、たとえば細胞傷害左TaEを活性化する能力、おまひ相当する 固有の蛋白質と免疫反応する抗体の産生を誘発する能力の欠如を妨害するもので あってはならない。したがって、本発明のペプチドは、列挙された配列から「本 質的に構成される」といえる。
本明細書において用いられる「相当する」の語は、あるアミノ酸残基配列が、そ れが「相当する」保存的HIV蛋白質ドメインの配列と同一のアミノ酸残基の同 一の直線配置を有することを意味する。しがしながら、アミ、ノ酸残基の置換は 免疫学的に同等な場合がありうることは、本技術分野においてよく知られている 。
とくに、ペプチド中の1まだは2以上の多数の位置での1個の疎水性または極性 残基の他の残基への置換のような保存的置換は、ペプチドの免疫原性特質を変化 させない場合が多い。たとえば、アスパラギン酸残基はグルタミン酸残基に交換 できる[7、まだロイシン残基はイソロイシンに交換可能である。すなわち、ペ プチドの両親媒性な性質を破壊する交換は除外される。
本発明のペプチドの製造における第一工程は、長さ7〜約30、好ましくは約1 0〜約25個のアミノ酸残基を含有し、H1蛋白質の保存的ドメインに相当する アミノ酸配列を有する多数のペプチドを調製することである。たとえば、gp4 1の大部分は、現在まで配列が決定された7種のHIV株で保存されている(M odrowら、J、Virol、、61:570.1987)。
抗原内のT細胞認識部位おまび抗体結合部位(後者はB細胞部位として知られて いる)の予測に有用なコンピュータープログラムが開発されている。T細胞部位 にツイテはDe Li5i & Berzofskyのプログラム(Proc、  Nat l 、 Acad、 Sc i 、 USA、@82 7048、1985)、B細胞部位についてはHopp g Woodsのプロ グラム(J、 MOl、 Bio:、 。
157:105.1982)および5eitaらのプログラム(Mo1.1mm uno1. 、23:807.1982>のような数種のコンピュータープログ ラムが使用できる。短い合成ペプチドは、予測されたT細胞領域がら作成された 。
H1エンベロープ蛋白質の直線配列を解析するために、5etteらのコンピュ ータープログラムを用いて、例示的実施例のように、gl)+20の第一の保存 的セグメント(Modrowら、J、Virol、、61:570−578)が ら、数種の推薦できるT細胞エピトープが選択された。これらの配列は次の通り で、標準方法により、左がアミン末端、右がカルボキシ末端である。
(1) C5AVEQLWVTVY; (2) TrLFCASDAKAY; (3) EVVLGNVTENFlm;(4) QMHEDエエ51.WDQS ;および(5) QSIJCPCvKLTPLC。
これらのペプチドは、gp120のアミノ末端に近い100アミノ酸長の保存的 配列内において子細胞エピトープとしで予測されるものである。最近の報告では 、この領域がT細胞の免疫性の刺激に活性を示すことが示されでいる(Ahea rneら、■International aconference on A IDS、Washington D、C,、1987年6月1〜5日。
要約番号M、10.3.8頁)。
T細胞によって認識される抗原性部位は、ヘリックス構造に関連すると報告され ている(アルファへワックスまだは31oヘリツクス構造と呼ばれる他の型のへ ワックス)。このような抗原性部位はまた、櫃性/非iff特性を示し、別個の 疎水性および親水性表面とともに安定な両親媒性構造を形成する蛋白質セグメン トおよび/またはアミノ酸ブロックの第一の半分と第二の半分の間の親水性(両 親媒性構造差)に著しい変化を示す蛋白質セグメントであるとも考えられる。
実際には、コンピュータープログラムを用い、100°±20° (アルファへ ワックス)まだは120°±]5° (31oヘワツクス構造)の角をもつ一定 の長さのアミノ酸ブロック(各ブロックの長さは6〜7残基であるンにまり、ヘ リックス構造が同定される。両親媒性構造差は親水性の差のピークによって同定 される(表1参照)。抗体誘発および/まだは結合が弱い部位と予測される領域 を選択する目的では、これらの構造はマイナスの親水性値をもだねばならない。
これらの値はすべて(基35〜137)、保存的gp’20配列のコンピュータ ー解析として、以下の表1に掲げる。
+o +5 +ψ −ロ ロロ 0ロ 0ロ ローロ 6 / 5 +口m00  e+Q いめ 唖ロ 幻・ −へ 句−噛 の−の さ−一 め 11+0  − 〜 轡 −−−OQ Oロ60い 鎖6 6p+00ψ ロさ ロー 〇〜 ロ ロ仇″′二 ”Z: e−5: am二二 −二 −二 〇二 “二二 〇 =+6 60 +−〇+Q +M ロ9 ロー 0ロ ロロ#5 +6?e a a eu (1+gl の−g −aM tl口!a+ P6 60+Q −O Q+ −ロ es+ Oロ o−+ 6tr cs< t+ y−= ゝ:″′ 二 :: 0二 ′m二 〇二 −二 〇二 565 0 − 〜 ; 二 二  −い い 、句ロ Oロ e#”l ロ 0ロ ロ1 ロー Q〜 ロロ − ロm−2−= e g+二s:l: 二 2二 g+=−=−: : 、、、= : :: 、: :: eニ ニ:=::二:ロ − I++ −−−+3F+  句 か ロS リ リ t+I+ た −トI+P+QHIVのgp120表 面蛋白質の残基35〜137内がら5つのペプチドが選択された。
ブロック1〜5(各ブロックあだり6アミノ酸)にまたがるペプチド番号(1、 上述)は、Hoop/Woodsコンピュータープログラム(ブロック長6アミ ノ酸)おまびKyte/Doo l i tt leコンピュータープログラム (ブロック長7アミノ酸)の両者によって予測されたヘワックス構造と一致する △値(ANGLEと命名)を有する。
ブロック23〜28にまたがるペプチド番号(2、上述)は、両プログラムによ って予測された親水性差のピーク(アミノ酸ブロックの第一の半分と第二の半分 の間の平均親水性の顕著な変化)を有する。
ブロック56〜63にまたがるペプチド番号(3、上述)は、ヘリックズ構造と 一致する△値(Kyte/Doo l i tt le)および親水性のピーク (両プログラム)を有する。
ブロック76〜83にまたがるペプチド番号(4、上述)は、親水性差のピーク を有する(両プログラム)。
ブロック87〜94にまたがるペプチド番号(5、上述)は、ヘリックス開運( 両プログラム)と一致するΔ値を有する。
これらの5つのペプチドはすべて、マイナスの平均親水性値を有し、それらの抗 体結合部位は貧弱であることが指示されている。
2つの)−11Vエンベロープ蛋白質の5つの他の保存的領域についても同様に 解析が可能であり、T細胞活性ペプチド候補が選択される。これらの領域には、 残基204〜279 (C2または保存的領域2)、415〜4.58 (C3 )、470〜510(C4) 、511〜616(C5)および654−745  (C6)が含まれる(Modrowら、J、Virol、、6に570. t 987)。
HIVのgag遺伝子の同様なコンピューター解析によって、HIVのコアまた はgag遺伝遺伝庁内、数種のT細胞エピトープが明らかにされている(Coa tesら、のそれらの残基位置番号とともに、以下に示す。
AEAにSQ■I このまうな合成ペプチドは(表面蛋白質またはコア蛋白質からのいずれのペプチ ドも)、相当するHIV蛋白質エピトープをその細胞表面にもつウィルス感染細 胞を破壊するのに十分な細胞仲介応答を誘発できるか、または、Walkerら の研究(Science、 234:1563−1566、1986)によって 示唆されているように、ウィルスの増殖を阻害できる。
T細胞活性ペプチドを同定する別のアプローチとしては、問題の蛋白質配列を完 全にカバーすることが必要になる。この場合、重複した15−アミノ酸ペプチド (157−)を(第二のペプチドは第一のペプチドのC−末端5アミノ酸で重複 させ、第三のペプチドは第二のペプチドと重複させ、以下同様に続ける) 、g p120およびgp41両者の保存的配列の完全に端から端までについて作成す ることができる。
これらのペプチドはすべて、たとえば、固相1+1errifield−型合成 で製造できるが、関連技術分野の熟練者にはよく知られている液相合成まだは組 換えDNA関連方法によっても製造できる。基本的な固相合成法の詳細な記載は 、たとえば著M(すなわち、N、 Bodanskyら、Peptide 5y nthesis、 John Wi ley and 5ons、第2版A 1976) 、ならびにこの分野の化学の精通者に知られている他の参考文献に 見出すことができる。f(oughton、 Proc、 Nat 1. Ac ad、 Sc i、 LISA、 82:5131−5135 (s985)に 記載さ れている、いわゆる「バッグ」法も有用である。このような合成に使用できる適 当な保護基およびそれらの略号は上述の文献のほが、J、 F、 W、 McO mie、 Protect 1veGroups in Organic Ch emistry、 Plenum Press、 New York(1973 )が参考になるB 上述の方法を用いで、いくつがのペプチドが製造された。このようにしで製造さ れたペプチドの例は以下に述べる。
このようにして製造されたペプチド中、以下に述べるマルチマーの製造に有用な ペプチドの例には、左がら右ヘアミノ末端からカルボキシ末端の方向に示しだ以 下の配列のひとつに相当する式を有するアミノ酸残基配列が包含される。
−EQLWVTVYYGVPV−。
−VYYGVPWIG:A−。
−GVPVI−IXEATTLFC−。
−AJ(KVWATHACV−。
−CVPTNPVPQEW−。
−VLE)JVTENFN’M−。
−lflJMV E Q +−1](E Dエニー。
−EQMIHEDエエ5LWDエニ。
−LWDQSLKPCVKLT−。
−5LXPCVKLTPLC−。
一5V工TQAC5KVSFE−。
−FEP工P工HYCAFPにF−。
−KXFNGTGPCTN−。
−GTGPCTNVSTVQC−。
−VQCTHG工RPWSTQ−。
−YLRDQQIJ、G工W(、C−。
−FLGFLGAAGSTMGAASLTLTVQANQ−。
−CR工KQ工工厨告QGVGKAKYλ−1−CRIKQI工NMWqGVG KAl−fYAPMGGQ工RC−。
−EGCRQ工L−。
−ELR5LYNTVAT−。
−VIPMFSALSEG−。
一人MQMLKET−。
−YVDREYKT−。
−KITLKALGPA−,オヨヒ ー已0汀ACQGV−。
上表おまひ本明細書の他の場所で、配列のアミノおよびカルボキシ末端に付され たハイフンは、上述のまうに、ペプチド配列中に]個または2個以上の付加的ア ミノ酸残基が存在してもよいことを意味するものである。
上に示した配列を有する有用なペプチドは、以下に述べるようにシスティンおよ びリジン残基の場合を除いて、いずれの末端にも付方Q的な残基をっけないで使 用されることが好ましい。このようなペプチドは、上述のように以下に示す式に 相当する配列を有する。
EQLWTVYYGVPV。
’JYYGVP’J’yiKEA 。
GVPWKEATTLFC。
址諷NATムa。
CVPTNPVPQEW。
V L E NVT E N F [8。
Nl介IVEQI(HEDII。
EQKHEDエエ5LWDQ。
LWDQSLKPCVXLT。
5LKPCVKLTPLC。
5VTTQAC5KVSFE。
PEP工P工HYCAFPGF。
■FNGTGPCTN。
GTGPCTNVSTVQC。
VQCTHG工RPVVSTQ。
YLRDQQLLIJIWGC。
FLGFLGAAGSTMGAASLTLTt/QANQ。
CR工KQエエNMWQGVGKA!A。
CR工KQI工NI−IWQGVGKAKYAPP工GGQ工RC。
EGCRQ工り。
ELR5LYNTVAT。
V工PMFSALSEG。
AMQMLKET。
Y′vDREYKT。
肩工LKALGPA 、および EMMTACQGV。
好ましいペプチドは、上述のように以下に示す式に相当する配列を包含する。
−LWDQSLXPCvlWT−。
−GVPVWKEATTLFC−。
−GTGPCT?fVSTVQC−。
−YLRDQQLLGrWQC−。
−FLGF号晶GSコGAASLTLTVARQ−。
−CR工KQ工工厨伍QGVGんり(YA−。
−EQLWVTtA’YGVPV−。
−VYYGVPVWKEA−、および −SV工TQAC5KVSFE−。
とくに好ましいペプチドは、以下に述べるリジンおよびシスティン残基を除いて 、以下に示す式に相当する。
LWDQSLKPCVKLT。
CV四■σATTLFC。
GTGPCT茸5TVQC。
YLRDQQLLG工’ Q C+ FLGFLCAAGSTMGAASLTLTVARQ。
CR工KQ工INMWQGVGKAMYAPPIGGQ工RC。
EQIjJWVYYGVPV。
VYYGVPVWKEA 、および 5VITQAC5KVSFE。
以上列挙したペプチドの一部は、工細胞エピトープを含有するペプチドの全体ま たは部分として、他の研究者にまって開示されている。しかしながら、これらの 開示には、以下に述べるようなマルチマーは教示も示唆もされていない。
KQInMiQGVGKA?−IYA、およびWED工工5LWDQSLK で上述のように表される配列を有する2つのペプチドが開示され、これらのペプ チドは、gc+120分子の大部分を含むペプチドまたは組換え分子で免疫され たマウス、ならびにHI V gp160蛋白質を発現する組換えワクシニアウ ィルスで予め免疫されたヒトで、T細胞を刺激するといわれている。
Takahash iら、Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 U SA、 85:3105−3109(1988)は、H1の■■ 160分子に相当する55種類のペプチドを製造し、gp160を発現する組換 えワクシニアウィルスで免疫したマウスからの細胞に対するこれらのペプチドの T細胞刺激効果を検討した。これらの研究者らは、gc+120配列から細胞傷 害性下リンパ球の刺激に関して免疫学的に優性な単一のペプチドを見…し、B細 胞エピトープと重複したそのペプチドが動物およびヒトの両者でウィルス中和抗 体応答を誘発できることを明らかにした。そのエピトープはgp120の位置3 08〜322に存在し、これらの研究者によれば、H1の異なる単離体間で高度 に変動する配列であるといわれている。
すなわち、B細胞エピトープで、配列が高度に変動することから、Takaha sh iらの免疫学的に優性なペプチドはこの場合はとんど関係がない。さらに 4個のペプチド(位置343〜357.637〜651.657〜67]および 780〜794)も標的細胞をわずがながら感作するといわれている。
以下に述べるマルチマーの製造に有用な、前述の開示における好ましいおよびと くに好ましいペプチド中、数種は新規であると考えられるが、一方他のものは他 のペプチドの全体まだは部分として既に開示されている。これらの新しいペプチ ドはとくに好ましく、左がら右ヘアミノ末端からカルボキシ末端の方向に記載し た以下に示す式によって表される配列から本質的に構成されるものである。
YLR,DQQLLG工WGC。
FLGFLGAAGSTMGAASLTLTVARQ。
EQLWT’A’YGVPV。
VYYGVPWKEA。
SV工TQAC5KVSFE。
GVPVWKEATTLFC。
AHKI〜ATHAC。
CVPTNPVPQEW。
5LKPCVXLTPLC。
FEP工P工HYCAFPGF。
EGCRQIL。
ELR5LYNTVAT。
VIPMFSALSEG。
AMQM工T。
YVDREYKら 幻−LKALGPA、および 」=記の新規なペプチドは、約30までのアミノ酸残基の配列を有する、より長 いペプチド中に包含されていてもよい。このような長いペプチドは、左がら右ヘ アミノ末端からカルボキシ末端の方向に示した以下の式によって表されるアミノ 酸残基配列がら本質的に構成されるものである。
−YLRDQQLLGIWCC−。
−FLGI’LGAAGSTMGAAS LTLTVARQ−。
−EQLWTVYYGVPV−。
−VYY(、VPVWKEA−。
−SV工TQACSKVSFE−。
−GVPVW’KEλ’IT LFC−。
−M丑W鷲AT)仏CV−。
−CVPT!JPVPQEW−。
一5二PCVKLTPLC−。
−FEPIP工HYCAFPGF−。
−EGCP、Q工L−。
−ELRSLYNTVAT−。
−VIPMF5ALSEG−。
一人MQM工T−。
−YVDREYKT−。
一訂エロλLGPA−,および −El”MTACQGV−。
この群中、最も好ましいペプチドは、前述のように以下の式によって表される約 30までのアミノ酸残基の配列から本質的に構成されるものである。
−Y LRDQ Q−■WGC−。
−FLGFLGAAGSTMG融SLT聞■飲Q−。
−EQLWVTIA’YGVPV−。
−IA’YGVPWKEA−。
−sv工TQAC5KVSFE−,オヨヒ−GVPVWKEATrLFC−。
Cマルチマーおよび組成物 有用なペプチドは、そのままそのペプチドのマルチマーの型で、水性組成物また は接種材料として溶解または分散して使用される。ペプチドマルチマーは、以下 、表現の便宜上、通常水に分散されたものとしで言及されるが、これは溶液を分 散の究極の型とみなすものである。
これらのペプチドは、免疫適格性宿主動物(@乳動物)、たとえが実験用のマウ スもしくはラット、ヤギ、サルたとえばチンパンジー、またはヒトに導入した場 合、T細胞応答は誘発するが、実質的な抗体応答は誘発しない。しだがって、適 当に調製された場合には、本発明のペプチドマルチマーは、実質的に体液牲抗体 応答を生成することなく、T細胞免疫(たとえば細胞傷害性下細胞)を刺激する 。本発明のペプチドマルチマー組成物は、その後に感染ウィルスが出現した場合 には、記憶T細胞が活性化され、相当するHIV蛋白質またはその部分を細胞表 面上に有する標的細胞、結局はウィルスを破壊する細胞仲介性免疫応答を生じる まうに、T細胞を感作する。
ウィルスのエンベロープ蛋白質の大部分の領域に対する抗体はウィルスの感染性 を刺激することがあると考えられるので、抗体応答を誘発することなく、T細胞 のみを活性化することが重要である。この点が、大部分のウィルス表面エンベロ ープ抗原製剤(たとえば、BおよびT細胞エピトープを含有する完全なgp+2 0およびgp41)をワクチンとして無効にすることになる(Barnes、  5cience、236 :225゜1987)。Barnesの論文には、約 20匹のチンパンジーに各種のプロトタイプワクチン(BおよびT細胞エピトー プを含有)を予め投与し、その一部にウィルスを注射してチャしンジさせだが、 結果はl−11Vの感染を防辻し得たワクチンはなかったことを示しだと報告さ れている。これに反しで、本発明は、標的細胞表面上に胞を死滅まだは中和する 細胞傷害性T細胞または他の型のT細胞応答を産生する適当なT細胞応答を提供 する。
有効なペプチドマルチマーは、場合によっては、軽度ないしは中等度の抗体応答 を誘発できるが、それでも有効な組成物に有用であることが強調されねばならな い。この場合、誘導されたペプチド抗体は、マルチマーのペプチドが配列におい て相当するgp160のような成熟固有蛋白質を認識まだは検出できない。すな わち、子細胞活性ペプチドによって誘発される抗−ペプチド抗体は、無傷の感染 ウィルスに実質的に結合するものであってはならない。与えられた蛋白質のある 領域に対する抗−ペプチド抗体が、本来の蛋白質を認識できないことはまく知ら れている通りである(たとえば、HOら、J、 Virol、 、 61 :2 024.1987の研究参照)。
T細胞活性であるが、本来のウィルスに対]7ては免疫原性ではない合成ペプチ ド(ウィルス粒子の検出またはそれとの免疫反応はできない抗−ペプチド抗体) の使用は、本発明のペプチドワクチンに、固有の免疫学的記憶が優っている点で の利点をさらに付加するものである。
本発明の組成物および接種材料は上述のペプチドをマルチマー型で含有する。
この種のマルチマーの例には、界面活性剤様ミセルとポリマーがあり、以下にそ れぞれの例について述べる。
一つのタイプのマルチマーの合成には、各ペプチドのN−末端を、T、 P、  Hopρによって報告されているように(lJol、 immunol、、21  :13.1084) 、担体として働くリジン末端ペプチドのジ−012〜C 18脂肪酸アミドスペーサー、たとえばシバルミチル−リジル−グリシル−グリ シル配列に連結させる。他の有用なC12〜C18脂肪酸には、ラウリン酸、ミ リスチン酸、ステアリン酸、オレイン酸およびパルミトレイン酸がある。
このタイプの構造の例を以下に示す。
ε=リジンのイプシロンアミノ基 アミノ末端リジル残基に加えて、スペーサーペプチドにはさらに1〜約S個の残 基を含有させることができる。実質的に任意のアミノ酸残基が、そのマルチマー を含有する水性組成物のT細胞免疫能またはジアミド反応生成物の水性組成物中 における界面活性剤様ミセル形成能を妨害しない限り、使用できる。スペーサー 1個あたり1〜約3個のグリシル残基が好ましい。
前述のペプチドとアミノ末端リジル残基含有ペプチドスペーサーとは互いにペプ チド結合し、しだがって、これらは混成ポリペプチドと考えることができる。
すなわち、有用なジアミドは、アミノ末端リジル残基のα−およびε−アミノ基 と、混成ポリペプチド1モルあたり2モルのC12〜C18脂肪酸の反応生成物 である。すなわち混成ポリペプチドは、単一配列として製造され、固相合成が用 いられた場合には慣用方法によって樹脂がら除去される前まだは後にアミド化さ れる。
本明細書において、「界面活性剤様ミセル」の語は、水性組成物中でジアミドリ ジル混成ポリペプチドが、界面活性剤によって形成されるのと類似のミセルを形 成すると考えられ、ポリマー分子より作られる原形質の超微小構造単位がらなり 時にミセルと呼ばれることもあるマルチマーとは区別されることを強調するだめ に用いられる。「ミセル」の語も本明細書で使用されることがあるが、この場合 も、界面活性剤様ミセルと同じ意味である。
前述のペプチドの他のマルチマー型は、複数のペプチド反復単位を有するポリマ ーである。この場合、その本来の配列の部分とじで2個の末端システィンを含有 するペプチドを選択し、合成することができる。このようなシスティンを欠くペ プチドは、N−およびC−末端にそれぞれ1まだは2個の余分のシスティンを付 加することによって、修飾できる。1つのペプチドあたり2個のシスティンの存 在は、空気酸化によるザブユニットペプチドの重合を可能にし、酸化システィン (シスチン)一連結ポリマーおよび、/まだは環状ペプチドを形成させる。この まうなマルチマーは、担体を必要としないで、ペプチドの免疫認識を増強させる 。
このタイプの構造の例を以下に示す。
H2トT−細胞−活性ペプチド −C0OHN2N−7−細胞−活性ペプチド  −C00I(■ リジン末端を有するスペーサーペプチドは、リジル残基のほかに1−約5個のア ミノ酸残基を含有し、1または2個の添加末端システィン残基は、本発明のペプ チドの長さを数える場合には包含されない。末端システィン残基を含むペプチド は、ジシステイン末端ペプチドまだはもつと簡単に、ジーCysペプヂドと呼ば れる。ジーCysペプヂド反復単位を含むポリマーの製逼方法の詳細は以下に述 べる。
組成物のペプチドマルチマーは、前述の、活性な、T細胞刺激ペプチド2個以上 を含有できることに留意すべきである。このような活性ペプチドを2個以上含有 させると、単一のHIV蛋白質に対する単−下細胞エビトープのみでなく、複数 個のl−11V蛋白質に対するT細胞エピトープによる活性化が可能になる。こ のような異なる配列のペプチドの含有は、免疫される宿主細胞における不応答の 回避も可能になる。さらにマルチマーには、不活性ペプチド、すなわちT細胞の 活性化や固有のHIV蛋白質と免疫反応する抗体を誘導17ないペプチドを、た とえば水分散性を増大させるだめに含有させることもできる。
本発明の水性組成物(接種材料)は、前述のペプチドマルチマーの免疫学的有効 量を、医薬的に許容される水性メジウム中に溶解または分散させてなるものであ る。このような組成物は、前述のように、接種材料とも呼ばれる。
「医薬的に許容される」の語は、ヒトに投与した場合、アレルギーまたは類似の 不適当な反応を生じない分子実体および組成物をいう。
活性成分として、前述のペプチドマルチマーのような免疫処置分子を含有する水 性組成物の製造は、本技術分野ではよく知られている。通常、この種の組成物は 、注射可能な、液体溶液または懸濁液のいずれがとして製造される。注射前に液 体中に溶液または懸濁液とするのに適当な固体剤形も製造できる。製剤は乳化し でもまい。
活性免疫原ペプチドマルチマーは、医薬的に許容され、活性下細胞免疫原と適合 性のある、よく知られた賦形剤中に溶解まだは分散させる。適当な賦形剤には、 たとえば、水、食塩水、リン酸緩衝食塩溶液(PBS) 、テキストロース、グ リセロール、エタノール等、およびそれらの配合物がある。さらに、所望により 、組成物には、少量の補助物質、たとえば湿潤もしくは乳化剤、pl(緩衝剤、 まだはワクチンの有効性を増強させるアジュバントを含有させることができる。
組成物は慣用方法で、注射により非経口的に、たとえば腹腔内、静脈内、皮肉、 皮下まだは筋肉内に投与(導入)される。他の投与様式に適当なその他の処方に は、坐剤、また場合によ“つては、経口投与用処方が包含される。坐剤には、旧 来の結合剤および担体、たとえばポリアルキレングリコールまだは1\リグリセ ライドを添加できる。この種の坐剤は、0.5%〜10%、好ましくは1〜2% の範囲の活性成分を含む混合物がら形成させることができる。経口投与用処方に は、通常、用いられる賦形剤、たとえば医薬用マンニトール、乳糖、デンプン、 ステアリン酸マグネシウム、サッカリンナトリウム、セルロース、炭酸マグネシ ウム等が添加される。
ペプチドマルチマーは、中性または塩の形の組成物に処方できる。医薬的に許容 される塩には、酸付加塩(ペプチドの遊離アミノ基で形成される)が包含され、 これらは、無機酸たとえば塩酸もしくはリン酸、または有機酸たとえば酢酸、シ ュウ酸、酒石酸、マンデル酸等にまり形成される。遊離カルボキシル基で形成さ れる塩も、無機塩基たとえばナトリウム、カリウム、アンモニウム、カルシウム もしくは鉄の水酸化物、および有機塩基たとえばイソプロピルアミン、トリメチ ルアミン、ヒスチジン、プロ力イン等がら誘導できる。
同様に、本発明のペプチドおよびペプチドマルチマーは、フルオケイ酸との塩を 形成させることもできる。これらの塩は、米国特許1.915.334号おまび 米国特許2.075.359号の教示に従い、防虫剤として有用である。本発明 のペプチドおよびペプチドマルチマーはまだ、チオシアン酸との塩も形成し、こ れらは続いてホルムアルデヒドと縮合させて、米国特許乙425.320号およ び米国特許2.606.155号によりビクリング防除剤として有用な樹脂状物 質を生成させることもできる。
ペプチドおよびペプチドマルチマーのトリクロロ酢酸との塩は、セイバンモロコ シ、イエローフォックステイル、ギョウギシバ、ヒメカモジグサ等に対する除草 剤として有用である。本発明のペプチドおよびペプチドマルチマー中に存在する カルボン酸とアンモニアの間で形成された塩は、マメ科の植物たとえばエントウ の窒素源として使用できる。
組成物は、その剤形処方に適合した様式で免疫学的有効量を投与される。「免疫 学的有効量」の語は、宿主動物(晴乳動物)にたとえば抗−HIV細胞傷害性T 細胞の誘導によるような細胞性免疫を誘発するのに十分なペプチドマルチマーの 量を含有する組成物の量を意味して用いられる。このような細胞傷害性子細胞の 存在は、以下に述べるようにして検定される。
投与されるマルチマーペプチドの量および組成物の容量は、免疫処置される宿主 動物、T細胞を活性化する宿主動物の免疫系の能力、および所望の保護の程度に 依存する。投与に必要な活性ペプチドマルチマーの正確な量は、臨床医の判断に よって決定され、各個体に固有のものである。しかしながら、適当な投与量の範 囲は、各個体あたり活性成分ペプチドマルチマー約10μgがら約500 mg のオーダー、好ましくは約50μgがら約1mgであり、さらに好ましくは約1 00μgである。ペプチドマルチマーの免疫量を分散させるのに必要な組成物の 最小容量が通常用いられる。初期の投与およびブースターショットの適当な基準 も様々に変動させることができるが、通常は初期投与に続いて7〜2週間隔をお いて次の注射または他の投与が行われる。
組成物には、賦形剤の一部としてアジュバントを含有させることもできる。実験 宿主動物に使用される完全フロイントのアジュバント(CFA) 、不完全フロ イントのアジュバント(IFA)のようなアジュバントは、本技術分野でよく知 られていて、この場合も例示的に使用される。医薬的に許容されるアジュバント たとえばアラムも使用できる。
本発明の方法の実施に用いられる代表的な涌乳動物(宿主動物)には、マウス、 ウサギ、ヤギ、霊長類およびヒト等が包含される。
通常のスクリーニング操作では、各ベブチドマルチマープレバレーションは、た とえば、適当なT細胞活性ペプチドマルチマーのスクリーニングのだめに、マウ スでまず検定される。T細胞活性ペプチドマルチマーは前述の組成物をマウスに 注射し、ペプチドマルチマー含有組成物の接種1〜3週後にマウスリンパ節から 採集したT細胞を試験することによって検定される。T細胞の活性化または感作 の測定は、T細胞増殖試験おまび/またはインターロイキン−2産生試験によっ て行われる(Milichら、J、 Exp、 Med、 、 164:532 .1986)。
2つのタイプのT細胞活性ペプチドが見出されるはずである。主な群のペプチド は、試験管アッセイにおいてペプチドのみに応答し、相当する生のHIV表面蛋 白質とは反応しないT細胞を感作(活性化)する。第二群のペプチドは、ペプチ ドおよび生のH1表面蛋白質の両者に応答するT細胞を感作する。免疫宿主にお いて保護免疫を誘発するのは、この後者の群のペプチドである。これらのスクリ ーニングには、組織適合遺伝子が異なる複数の種のマウスを使用する。多様なM HCゲッタイブに広い応答を有するペプチドが、さらに霊長類で、最終的にはヒ トでの研究のために選択される。例示的なアッセイの操作は以下に述べる。
T細胞活性ペプチドマルチマーは、B細胞刺激活性を欠くペプチドマルチマーの 同定のためにもスクリーニングされる。これは、各ペプチドマルチマーを、免疫 適格小動物(マウスの様々な柵)に注射して、ペプチドがその部分配列たとえば gp120、gp41まだはコア蛋白質に相当する生のHIV蛋白質には抗体応 答を生じないペプチドを同定する。これらの動物は、相当する生のウィルス蛋白 質に対して結合(免疫反応)する抗−ペプチド抗体を産生じてはならない。T細 胞の活性化は誘発するが、それらに関連または相当する生の蛋白質に対する抗体 応答は誘発しない、選ばれたペプチドを、次に、ヒトまだは他のサルで試験して 、ヒト血清中に抗−ペプチド抗体の産生を認めないことの確認のためのモニタリ ングを行う。
この段階では、有効なT細胞活性化組成物に通常求められる広いスペクトルの保 護が与えられるように、マルチマー中にペプチド混合物を採用することが好まし い。ついでペプチド混合物をマルチマー含有組成物中に導入し、AIDSウィル スの複製が可能な適当な動物(たとえばチンパンジー)でアッセイを行い、T細 胞の感作を試験する。活性の高いペプチドは、チンパンジーの免疫処置に使用し て、ウィルスチャレンジ試験を行う。保護試験で有効なペプチドは、有意な体液 性応答を誘発することはなくウィルス血症を予防し、エンベロープ抗原に対する in vitro応答に対してT細胞を感作する。ついでウィルスは細胞性免疫 によって中和される。
このようにして、細胞傷害性T細胞の殺作用有効量(すなわち、細胞破壊量)を 誘導できるペプチドマルチマーの免疫学的有効量を含有する組成物が明らかにさ れる。これらの細胞傷害性子細胞は、Tリンパ球のような標的細胞、まだは細胞 表面に相当するHIV蛋白質まだはこのような蛋白質の部分が現れている他の細 胞たとえば2815マウス細胞「マウスからの細胞傷害性T細胞を用いる場合は 、P815マウス細胞をパスツール研究所(パリ、フランス)のFernand o Plata博士がら入手できる]と接触させた場合、標的細胞を死滅させる ことができる。
前述のように、抗−ペプチド抗体の誘発能力を完全に欠くペプチドを選択するこ とは必ずしも必須ではない。このような抗体が誘発される場合、その抗−ペプチ ド抗体は、たとえば、イムノブロッティング操作または他のイムノアブソーベン ト(ELISA)試験のいずれがで測定しで、生のエンベロープ蛋白質に対する 認識(免疫反応)が可能であってはならない。この特定の応答において重要なこ とは、あるペプチド配列に対する抗−ペプチド抗体が感染ウィルスに結合する抗 体を誘発しではならないことである。すなわちこの場合、軽度または中等度のレ ベルの抗−ペプチド抗体を励起するT細胞活性ペプチドは、イムノアブソーベン 1\(EL j SA)試験おまび/またはイムノブロッティング操作により、 無傷のウィルスプレバレージョンまだはウィルス表面蛋白質を検出できないもの を同定するためにスクリーニングされる。
D 互茎 方法は本発明のさらに他の態様を構成する。
第一の方法は、予め選択された固有のHIV蛋白質に対するT細胞免疫を、前述 のように、宿主動物だとえは実験動物まだはヒトに誘発する方法である。この場 合、前述の活性ペプチドをマルチマー含有組成物の免疫学的有効量を宿主動物に 導入し、この宿主動物をT細胞免疫が発生するのに十分な期間保持する。この免 疫処置は、予め選択されたl−11V蛋白質と免疫反応する抗体の実質的な産生 は誘発しない。この免疫処置は、所望により、時折、反復投与またはブースター 投与を行うことができる。
予め選択されたHIVの固有蛋白質は、マルチマーの活性ペプチドがその配列に おいて相当する蛋白質である。既に述べたように、活性ペプチドマルチマーは、 異なるH1蛋白質に相当する活性ペプチドを包含することが可能で、その結果と して、上記の方法は2種以上のHIV蛋白質に対するT細胞免疫の誘発に使用す ることができる。
免疫処置宿主動物がらのT細胞を採集し、以下に述べるような検定たとえば増殖 アッセイを用いて、それらが予め選択されたHIV蛋白質に対する免疫性を有す ることを検定できる。
上記の方法において述べだようにして調製された免疫処@T細胞は、細胞表面上 にHIV蛋白質まだはその部分を現している標的細胞の殺滅方法に使用すること ができる。この方法においては、標的細胞を、既に述べだように、上述の組成物 で免疫処置された細胞傷害注下細胞の殺作用有効ff1(すなわち、細胞破壊量 )と接触させる。この接触は、標的細胞を死滅させるのに十分な時間保持される 。
上述の方法は、in vitroまたはin vivoにおいて行うことができ る。in vitr。
での検討では、免疫処置下細胞を免疫処置宿主動物から採集し、適当な水性メジ ウムたとえばRPMlメジウム中で標的細胞と混合し、接触させる。ついで、混 合物について、たとえば以下に述べる51Crアツセイによって、標的細胞の溶 解を検定する。
使用される標的細胞は、その細胞表面にHIV蛋白質たとえばコア、gρ120 およびgp41を発現し、顕示しているHIV感染細胞とすることができる。標 的細胞はまた、マルチマー中に使用されたペプチドと混合すると、そのペプチド をその表面に結合し、それによりその表面にHIV蛋白質の部分が現れるスペノ サイトのような細胞であってもよい。さらに、標的細胞には、P815マウス肥 満細胞腫細胞[HI V蛋白質を発現するようにさらに転換されたATCCTI B64で、前述のようにパスツール研究所(パリ、フランス)のFernand o Plata博士から入手できるコも包含される。
上記方法のin vivoの態様においては、標的細胞および免疫処置された細 胞傷害注下細胞は、免疫処置宿主動物がら供給される。すなわち、宿主動物をH IVで感染させ、HIV蛋白質またはその部分を宿主細胞たとえばT4 細胞の 表面に発現させる。宿主動物たとえばチンパンジーまだはヒトが細胞表面にH1 蛋白質を発現したならば、その動物は通常、ウィルス血症でもある。しだがって 、免疫処置後の感染宿主のウィルス血症の軽減まだは免疫処置ついで感染後のウ ィルス血症の不発症の検討は上記方法に対する検定法となる。
上記方法のさらに他の態様においては、自己由来まだは適当にマツチしだ異擾細 胞傷ptllT細胞を使用する。自己由来の細胞の場合は、前述の免疫処置がそ のまま使用できる。しかしながら、免疫処置下細胞を既に述べたようにして回収 し、免疫用のペプチドマルチマーの存在下さらに培養して細胞を増殖させ、つい で増殖細胞を同じ宿主動物に再導入して、免疫処置単独で得られる効果を増強さ せる。
異種細胞の場合には、ドナーを前述の組成物で免疫し、ドナーの免疫されたT細 胞を集める。適当にマツチしたドナーたとえば同遺伝子型ドナーからの免疫処置 下細胞はついで、HIV感染レシピエンドに受動免疫として導入できる。受動免 疫に先立ち、マツチしたドナー細胞は上述のように増殖させてから使用できる。
標的細胞とエフェクター細胞傷害性子細胞の間の接触の保持時間は、約1時間か ら何日間まで、いくつがのパラメーターによって変動し、方法がin vivo またはin vitroのいずれで行われるかが最も重要になる。in viv o法の場合には、保持時間は細胞傷害性T細胞の寿命であり、数日ないし数週で ありうる。in vitr。
で使用する場合には、1〜約10時間、好ましくは約2〜約5時間が一般に用い られる。
ペプチドマルチマーまだは本発明の方法の有効性を考慮するに際して重要な結果 は、免疫処置された宿主動物がその後にT4ヘルパー細胞に感染しその機能を変 えるHIVに暴露された場合、以前に免疫処置された宿主動物においで細胞性免 疫が機能するがということである。BUllerらの研究における所見(Nat ure、 328・77、1987)では、T細胞活性ペプチドはT4ヘルパー 細胞の不存在下にも細胞性免疫を誘発できるどの仮説を支持する証拠が提供され ている。彼等の研究は、細胞傷害性T細胞がT4ヘルパー細胞の不存在下にもマ ウスで誘発されうることを明らかにし、最終結果は、検討されたマウスがT4ヘ ルパー細胞の不存在下にウィルス疾患から回復したというものであった。
本発明は、H1感染宿主動物だとえはヒトの治療も意図するものである。すなわ ち、本発明の組成物は、既にHIVに感染している宿主動物の処置に使用できる 。
この特定の態様においでは、細胞性免疫の標的にはウィルスのみが包含されるの ではなく、ウィルス感染細胞がさらに重要であることを考慮することが大切であ る。このような感染細胞は、その表面にウィルスエンベロープ蛋白質のみならず 、多分、グリコジル化されたコア蛋白質(gag遺伝子生成物)まだはその高分 子プレカーサーも同様に、保持しでいる。しだがって、前述のように、HIVの gag遺伝子がらのT細胞活性ペプチドも選択し、検定し、上述のようにウィル ス感染細胞に対するその効果が利用される。
Butlerらによって報告されたTヘルパー細胞非依存性細胞傷害性T細胞応 答は、T細胞活性ペプチドマルチマーのAIDSの治療への使用の吉兆である。
このようなペプチドマルチマーおよびペプチドの混合物を含有するマルチマーは 、T4細胞がHIVに感染し、死滅した場合に、有効な細胞性免疫応答を配備さ せることができるのである。T8細胞はH1感染に抵抗性であるから、たとえウ ィルスがT4細胞に感染しその免疫ヘルパー機能が変化していても、ペプチドマ ルチマーは、AIDS患者で特異的なウィルス殺滅応答を発揮するT8細胞傷言 性細胞を活性化まだは感作できる。
Walkerら(Nature、 328°345.198力の研究では、HI V感染患者におけるH1特異的細胞傷害性T細胞の存在が証明されている。これ らの細胞傷害注下細胞は、実験室試験で、同一の患者に由来するH1抗原含有B リンパ球を死滅させることができだ。彼等の研究はまだ、細胞傷害ffT細胞に 特異的なモノクローナル坑体が、その細胞膜作用を阻害できたことを示し、でい る。これらの結果は、本発明の免疫処置によるアプローチを支持するものであり 、A1084者の処置におけるT細胞活性ペプチドおよびそれらのマルチマーの 使用に重要な暗示を与えるもコアおよびgl)160 (gl:1120および gc+41)分子の選ばれた保存的ドメインに相当する、長さ7〜約30アミノ 酸残基の合成ペプチドを、J、 Am、 Chem、 Soc、 、盟2149 −2154 (1963)にMerrifieldによって記載されだ固相法に 従い、改良Vega 250自動ペプチドシンセサイザーを使用し、またはHo ughtenによってProc、 Nat 1. Acad。
Sc i、 USA、 82:5131−5135<1985)に記載されだ「 バッグ」法により、合成した。t−ブトキシカルボニル(t−BOC)アミノ酸 保護基おまび樹脂からのペプチドの加水分解は、約0℃において1時間のフッ化 水素酸(HF)処理によって実施しだ。ペプチド含有混合物をついでジエチルエ ーテルで抽出して非ペプチド性有機化合物を除去し、合成されたペプチドは樹脂 から酢酸(25W/V%)で抽出した。
gp120分子およびgp41分子の保存的ドメインに相当する19種類の合成 ペプチドを、この操作によって製造した。それらを表2に掲げる。合成ペプチド は、表に示すように、gp160の指摘した保存的ドメイン(領域)に相当する ものである。
表2 合成ペプチドのアミノ酸配列 10] 39EQL滑〒αYGVPV31GM60−CR(10415vyyc vpvwxxx” GP160−CR−1105”GVPWKEATTLFC”  GP160−CR−1106”AJ(KVWATI(ACデ” GP160− CR(107”CVPTNPVPQEW” (、P160−CR−1108”V LENVTENFNM”” 0M60−CR−1109”’NNMVEQI’H EDエエ”’ GP160−CR−4110”’EQMI(ED工l5LWDQ ” GP160−CR−1111”LWDQSLKPCVKLT” GP160 −CR−1112”S巨に■化TP父1xx GP工6O−CR−1113”’ SV工TQAC5KVSFE”’ GPL60−CR−2114”FEMM)( YCAFPGF” GP160−CR−2115”’KKFNGTGPCTN” ’ 0M60−CR−21162″0GTGPCTkNSTVQC” GP16 0−CR−2117”’VQCTHG工RPWSTQ” GP150−CR−2 61”’YLRDQQLlfIWC;C”’ GP160−CR−563”’F LGFLGAAGSTMGAA、5L−TLTVQANQ”’ GP160−C R−565”’CRIKQエエNMWQ(1,VGKAMYA”’ GP160 −CR−367″17CR工KQエエ?雁QGvcKAM−YAPMGGQxR C”’ CP’J、6O−CR−3(1987)によるgo160のアミノ酸残 基配列におけるそれらの位置に従って番号を付しである。ダッシュ(−)は配列 が次行に続くことを指示する。
2CR−保存的領域 表2に掲げたペプチドの2種類の高分子量(マルチマー)型が製造された。主要 な型のマルチマーは、ジ−システィン(ジーCys末端)ポリマーであり、複数 個のペプチドが末端同士でジスルフィド結合により連結していた。これらのジシ ステインポリマーは合成時に各ペプチドの末端にシスティン残基を付加して製造 された。ジシステイン末端(ジーCys)ペプチドをついで炭酸アンモニウム( 0,1M)に室温(約25°C)で溶解しく10 mg/ml)、約16時間攪 拌してスルフヒドリル基を酸化させ、ペプチドのポリマー型を生成させた。
製造された第二の種類の高分子量型は、アミノ末端リジン含有スペーサーペプチ ド(Lys−Gly−Gly−)をペプチド配列に連結させて混成ポリペプチド を生成させ、ついでαおよびεの両アミノ基に、HODDによって記載されたへ 法(Mo1.1mmun○121・13〜16.1984:この記載は参考とし て本明細書に導入する)に従ってC12〜C18脂肪酸たとえばバルミチン酸を カップリングさせて形成された界面活性剤様ミセルであった。生成したC72〜 C78脂肪酸含有ペプチドをついで酢酸(95%)中に抽出し、水性組成物中に 大きなミセルを形成させるのに使用した。このミセルは、ペプチドに比較して強 い免疫原性を示す。
表2に掲げたすべてのペプチドのジーCysポリマーマルチマーを製造した。水 性ペプチドミセルマルチマーは61 、63.65および67と命名したペプチ ドから製造し、それぞれペプチド62,64.66および68と命名した。10 3〜117と命名したペプチドは、それらのジーCysポリマーマルチマー型と してのみ使用した。
製造された高分子量マルチマー型は、HIVのgc+120およびgp41の特 定領域の多重コピーに相当する。名称を簡単にするため、マルチマー型は、それ が構成されるペプチド番号によって命名することとする。すなわち、ペプチド6 7はペプチド6]のジーCysマルチマー(ポリマー)型を指し、ペプチド66 はペプチド65の水性ミセル型を指し、一方、ペプチド103〜117はポリマ ーマルチマーを指す。
ペプチド65および66は、細胞表面下 受容体に結合するgp120の領域に 相当する。ペプチド63および64は、AIDS患者の血清にみられる主要免疫 学的優性エピトープを表すgp41のアミノ末端部分に近い領域に相当する。
例2−抗−ペプチド抗体応答 マルチマーの水性組成物、すなわち、例1で製造されたジーCysペプチドポリ マーおよびミセルを、免疫適格マウス株であるBALB/cマウスにおいて、抗 −ペプチド抗体応答の誘発能、まだはその能力の欠如について検定した。
BALB/cマウスの群(6〜8週齢、雌性、各群3〜5匹、Charles  River Labo−ratories)に、完全フロインドアシュパンh  (CFA)中のペプチドマルチマー(11比)を、皮下軸C)まだは腹腔内(i 、p、)に注射(各注射あたり100μg)して免疫処置した。最初の免疫処置 から6および10週後に、不完全フロインドアジュバント(IFA)中(1:1 )ブースター注射(ペプチドマルチマー印μg)を行つた。各マウスの後眼窩神 経叢から2週間隔で採血し、各群毎のマウス血清をプールした。
各血清について、抗−ペプチド抗体の存在を検出するために、第二抗体としてペ ルオキシダーゼ接合ヤギ抗−マウスIgG (Boehringer Mann heim Biochemicals。
1ndianaool is、 INから入手)を用い、ELISAアッセイを 実施した。ペプチド61〜68についての予備的結果を表3に、ペプチド61  、63.65.67および103〜]17についてのさらに精密な結果を表4に 示す。
高分子量型のペプチド65.66.67.68.105〜110.112.11 4.115および]]7は高い担体力価を誘発しだが、一方、ペプチド61.6 2.63.64.103.104.111.113 および116では極めて低 いが無視できる程度の量の抗−ペプチド抗体じが生成しないことが明らかにされ だ。同様の結果が、別の免疫適格株の86C3Flマウス(CharlesRi ver Laboratories)における抗体応答にも認められた。
一部の血清についてはさらに、生のgl)160との抗体5答(反応性)につい ても検定を行った。表5に示す結果は、これらのペプチドが生のgp160と免 疫反応を生じながつたことがら、B細胞エピトープをもたないことを示している 。
表4 各種ペプチドのBALB/Cマウスにおける抗体応答ペプチド ELISA力伍 ゴロ1 六入 586−596 ::400響105 んA 48−61 1: 5000ζユ二二 六入 1ユ8−1:to 1:a。
テ112 触 12L−L3コ l:1xlo5デユ13 人A 204−2ユ 6 1;640表5 H1エンベロープGP160誘導合成ペプチド免疫原に対する* 00m値は補 正し、in vitroでの無関係な抗原の応答により分類。
” 8alb/cマウスに励起された抗体、反応性はELISAによって測定し 2、終点によって分類。
△ 測定せず 例3−T細胞応答 例1に記載のペプチドの高分子量マルチマージ−Cysペプチドポリマー型につ いて、Mi l l ichらの方法(j、 1mmuno1.134:419 4−4203. +985:この記載は参考とし、て本明細書に導入する)によ り、T細胞増殖の誘発を検定した。
マウスく3まだは5匹/群)の右後肢足跡部に、完全フロインドアジュバント( CFA)中ペプチドポリマー(11)を注射(各注射あたり100μg)シだ。
ペプチド61 、63.65および67をB6C3Flマウス(H−2kXb)  (Charles River Labo−ratories>おまびA、  SW X EIAL8/CFlマウス()−1−2” ) (Jackson  Labs、 Bar )I≠秩| bor、 ME)に注射した。排出膝窩リンパ節(PLN)細胞を10日後に採 取し、各種濃度の合成ペプチド、gp160おまび無関係な蛋白性物質を添加し たまたは培地だけの叫ckの培地(Clickら、Cei 1.1mmuno1 .3:264−276、1972) 0.2 mt中、37°C1ミジン(3H −TdR) (1uCi/ウエル、6〜7 Ci/mmole、 IcN Ra diochemicals)を加えた。細胞を濾紙片上に収穫し2.3ト」−工 dRの取り込みをモニタリングした。データは図1.2.3.4および5に示す 。
図1は、8ALB/Cマウスでのペプチド61.63.65および67について の結果を例示する。これらの結果は、抗原非添力0時のバックグランド値と比較 した抗体存在下での放射能カウントの増加倍数で表した刺激係数(Sl)によっ て示フ。様々なペプチドでのSl値を、陽性対照、ツベルクリン精製蛋白質誘導 体(PPD)r得られた値と比較した。
図2〜5には、異なる主要組織適合性(MHC)ハロタイプの、86C3Fl  (C5781/6x C3H/HcJ)マウス(図2および4)および(A、5 WxBALB/c) Flマウス(図3および5)におけるT細胞応答(△cp m)をペプチド特異的3H−TdRの取り込みとして、すべての合成ペプチドに ついて例示する。 H−TdRの取り込みの値は、抗原含有ウェルと抗原を添加 しないウェルでの値の差で示す。PLN細胞の非特異的増殖は、アッセイ中に無 関係なペプチドを包含させることによって測定し、各ペプチドについて水平のバ ーとして示しである。
検定したすべてのペプチドは、86C3Flマウスにおいて良好なT細胞増殖応 答を示しだ。一方、ペプチド105.107.109および]11を除き、検定 したすべてのペプチドは、SW x BALB/c F1マウスにおいて良好な T細胞増殖応答を示しだ。
上述の結果および例2に記載した結果がら、ペプチド61.63.103.10 4と113は、そのジスルフィド(ジーCys)ポリマー型において、抗−ペプ チド抗体の産生は刺激しないが、相当するペプチドおよび生のH1蛋白質gp1 60の両者に対する強力なT細胞応答の誘発に関しては極めて良好な免疫原であ ることが明らかである。
”H−TdRの取り込みによって測定したT細胞増殖は、様々な量の生のgf) +20またはgp160を一つの対照とし、PPDを他の対照として用い、T細 胞広原の濃度の関数としても同様に検定した。これらの試験ではB6C,3F1 マウスがらのPLNを使用した。ペプチド104および105対gp120での 結果はそれぞれ図6のAおよびBに、ペプチド61および63対gf)160で の結果はそれぞれ図7のAおまひBに、ペプチド65および111対gp 12 0での結果はそれぞれ図8のAおよび已に示す。
例4.−HIV特異的細胞傷言性Tリ傷害球の誘導1群3〜5匹の同遺伝子型、 雌性マウス(6〜8週齢遅動適当な部位に、上述のマルチマーのいずれがの免疫 (細胞傷害性下リンパ球)Iを含有する水性組成物のCFAとの混合物(11) を注射して免疫する。免疫処置10日後に、排出PLN細胞と膵臓リンパ球を採 取し、同一のペプチドを免疫原として6日間培養してin vitroで再刺激 する。
細胞傷害性下リンパ球(CTL)の存在は、6時間51Cr放出アツセイにより 、次のように測定する。PLNおよび膵臓細胞を10%ウシ胎児血清(FC8) と水性組成物からの適当な試験ペプチドマルチマーを様々な濃度で含むRPM  l 1640培地中に、37°Cにおいて6日間保持する。これらの細胞はエフ ェクター細胞と命名し、H−2dである。
標的細胞〔同遺伝子型マウス膵臓細胞のフィトヘマグルチニン刺激(PHA)芽 細胞、または相当するHIV蛋白質を発現しているP815マウス細胞を、血清 を含有しないRPM l 1640培地で3回洗浄したのち、各種濃度の試験ペ プチドおよび300 μCiのクロム酸ナトリウム(比活性200−500 u Ci/mg Cr、 New EnglandNuclear、 Boston  MA)と混合し、接触させ、37°Cに約1.5〜約3時間保持(インキュベ ート)する。ついで、標的細胞サンプルを10%FC6および適当なペプチドを 含有するRPM l 1640培地で洗浄し、10%FC8および様々な濃度の ベプチら100μm部を、96ウエルのU底マイクロタイタープ[7−トに加え る。
各ウェルに適当なエフェクター細胞懸濁液100μm部を加え、異なるエフェク タ一対標約細胞比(E : T)を得るために、2倍希釈系列を作成する。対照 ウェルには、10%FC8のみを含有しエフェクター細胞を含まないRPMl培 地01m)を添加して自然51Cr放出の値をめ、また5%トリトンX−100 界面活性剤01m1を添加して総51Cr放出の値をめる。
プレートを37°Cで約3〜約43時間インキュベートし、ついで各ウェルの上 清100μmにつき、ガンマ−カウンターで51cr放出を測定する。細胞傷害 性%は、次式 [(エフェクター細胞刺激放出)−(自然放出)IX100/[総放田−自然放 出]で算出する。
以上の記載における各種の部分、要素、工程および操作の構成、作動および配置 に関しては、以下の請求の範囲に定義される本発明の概念および範囲から逸脱す ることなく、多くの変更が可能である。
FIG、 1 3H−チミジンの取り込み(△cptn xlO−3)3H−チミジンの取り込 み(Δcc+m xlO−3)3日−チミジンの取り込み(△cpm x10’ )3H−チミジンの取り込み(△c(s xlO’)3H−デミジンの取り込み (△cam xlo−3>3H−チミジンの取り込み(△cpm xlO’)3 H−チミジンの取り込み(△cpm xlO−3)3H−チミジンの取り込み( Δepm x10’)3日−チミジンの取り込み(△cpm xjO−3)3H −チミジンの取り込み(△cpm x10’)補正書の翻訳文提出書 (肪法組 84条(7)8)平成 4 年 3 月 19 日り夏 請求の範囲 1 複数個のペプチドからなるペプチドマルチマーであり、その各ペプチドは7 〜約30個のアミノ酸残基がら本質的に偶成され、また上記各ペプチドの配列は gp160エンベロープ蛋白質の第一、第二、第三および第五の保存的ドメイン からなる群より選ばれる)−11V蛋白質の保存的ドメインの部分に相当し、ま だ上記ペプチドはgp160エンベロープ蛋白質の第一の保存的領域の残基]1 2〜124まだは第三の保存的領域の残基428〜443に相当する配列をもた ないペプチドマルチマーが、分散されで含まれている水性組成物であって、免疫 適格動物の免疫処置に使用した場合、相当する生のHIV蛋白質に対する細胞傷 古性T細胞の誘導能を有するが、上記の相当する生のHIV蛋白質と免疫反応す る抗体の誘導能は欠く組成物 2、ペプチドマルチマーは各ペプチドの末端における酸化システイ二ノ残基によ り互いに結合した複数個のペプチドを含有するが、または上記ペプチドのアミノ 末端に添加されたリジル残基に力0えてさらに1〜約5個のアミノ酸残基を含有 するペプチドスペ〜サーのアミノ末端リジル残厚のαおよびε−アミノ基とCl 27””C18脂肪酸の反応から形成されるミセルとして複数個のペプチドを特 徴する請求項1」記載の組成物 3、ペプチドは、左がら右ヘアミノ末端からカルボキシ末端の方向に示しで、次 式 %式% −¥LENVTENFNM−。
一■丑(VEQF):EDエニー。
−EQMlhEDエエ5LWDQ−。
−LWDQSLKPCVKLT−。
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−FLGFLGAAGSTMG店LTLTVQ届Q−、および−CR工IQ工工 ?fMWQGVGa”YA−−の配列群より選ばれる配列から本質的に構成され る「請求項2」記載の組成物4 ペプチドは約10〜約25残基の配列を特徴す る請求項3」記載の組成物5 複数個のペプチドからなるペプチドマルチマーで あり、その各ペプチドは本質的に7〜約30個のアミノ酸残基がら構成され、各 ペプチドのアミノ酸残基の配列はHIVコア蛋白質の保存的ドメインの部分に相 当し、上記ペプチドは左から右ヘアミノ末端からカルボキシ末端の方向に示して 、次式%式% 一贋工ひ太刀PA−,おまび −EKHTACQGV−。
の配列群より選ばれる配列がら本質的に構成されているペプチドマルチマーが、 分散されて含まれている水性組成物であって、免疫適格動物の免疫処置に使用し た場合、相当する生のHIV蛋白質に対する細胞傷害性T細胞の誘導能を有する が、上記の相当する生のHIV蛋白質と免疫反応する抗体の誘導能は欠く組成物 。
6、ペプチドマルチマーは各活性ペプチドの末端における酸化システィン残基に より互いに結合した複数個のペプチドを含有するが、あるいは上記ペプチドのア ミン末端に添加されだリジル残基に加えてさらに1〜約5個のアミノ酸残基を含 有するペプチドスペーサーのアミノ末端リジル残基のαおよびε−アミノ基とC 12〜C18脂肪酸の反応がら形成されるミセルとして複数仁のペプチドを特徴 する請求項5」記載の組成物。
7、予め選択された生のH1蛋白質と免疫反応する抗体の産生は実質的に誘導す ることなく、上記の予め選択された生のH1蛋白質に対するT細胞免疫を宿主動 物に誘発する方法においど、上記宿主動物に「請求項1」記載の組成物の免疫有 効量を導入する方法。
8、上記ペプチドは左がら右ヘアミノ末端がらカルボキシ末端の方向に示して、 次式 %式% −CR工KQエエN’l伍QGVG乙りIYAPP工GGQ工RC−。
の配列群より選ばれる配列がら本質的に構成されている「請求項7」記載の方法 9 予め選択された生のHIV蛋白質と免疫反応する抗体の産生は実質的に誘導 することなく、上記の予め選択された生のH1蛋白質に対するT細胞免疫を宿主 動物に誘発する方法において、上記宿主動物に「請求項5」記載の組成物の免疫 有効量を導入する方法 10 左がら右ヘアミノ末端からカルボキシ末端の方向に示しで、次式%式% : −m◇告下QにHEDエニー。
−EQMHED工工5LWDQ−。
−LWDQSLKPCVKLT−。
−5IJCPCVXLTPLC−。
−SV工TQAC5KVSFE−。
−FEP工P工HYCAFPGF−。
−犯σNGTGPCTN−。
−GTGPCT)JVSTVQC−。
−VQCTHGIRPWSTQ−。
−YLRDQQLLG工WGC−。
−FLGFLGMGSTMGAASLTLTVQANQ−。
−CRIKQエエNMWQGVGKLMYA−、および−CRIKQエエNMW QGVGKAMYAPP工GGQ工RC−。
の配列群より選ばれるアミノ酸残基配列がら本質的に構成される配列を有するペ プチドを包含する約30までのアミノ酸残基を含むペプチド国際調査報告 −#″″−^−’ ”1 PCT/υ5901053引

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.複数個のペプチドからなるペプチドマルチマーであり、その各ペプチドは7 〜約30個のアミノ酸残基から本質的に構成され、また上記各ペプチドの配列は gp160エンペロープ蛋白質の第一、第二、第三および第五の保存的ドメイン からなる群より選ばれるHIV蛋白質の保存的ドメインの部分に相当し、また上 記ペプチドはgp160エンペロープ蛋白質の第一の保存的領域の残基112〜 124または第三の保存的領域の残基428〜443に相当する配列をもたない ペプチドマルチマーが、分散されて含まれている水性組成物であつて、免疫適格 動物の免疫処置に使用した場合、相当する生のHIV蛋白質に対する細胞傷害性 T細胞の誘導能を育するが、上記の相当する生のHIV蛋白質と免疫反応する抗 体の誘導能は欠く組成物。
  2. 2.ペプチドマルチマーは各ペプチドの末端における酸化システイン残基により 互いに結合した複数個のペプチドを含有するか、または上記ペプチドのアミノ末 端に添加されたリジル残基に加えてさらに1〜約5個のアミノ酸残基き含有する ペプチドスペーサーのアミノ末端リジル残基のαおよびε−アミノ基こC12〜 C18脂肪酸の反応から形成されるミセルとして複数個のペプチドを含有する「 請求項1」記載の組成物。
  3. 3.ペプチドは、左から右ヘアミノ末端からカルボキシ末端の方向に示して、次 式 【配列があります】 の配列群より選ばれる配列から本質的に構成される「請求項2」記載の組成物。
  4. 4.ペプチドは約10〜約25残基の配列を含有する「請求項3」記載の組成物 。
  5. 5.複数個のペプチドからなるペプチドマルチマーであり、その各ペプチドは本 質的に7〜約30個のアミノ酸残基から構成され、各ペプチドのアミノ酸残基の 配列はHIVコア蛋白質の保存的ドメインの部分に相当し、上記ペプチドは左か ら石ヘアミノ末端からカルボキシ末端の方向に示して、次式【配列があります】 および【配列があります】の配列群より選ばれる配列から本質的に構成されてい るペプチドマルチマーが、分散されて含まれている水性組成物であつて、免疫適 格動物の免疫処置に使用した場合、相当する生のHIV蛋白質に対する細胞傷害 性T細胞の誘導能き有するが、上記の相当する生のHIV蛋白質と免疫反応する 抗体の誘導能は欠く組成物。
  6. 6.ペプチドマルチマーは各活性ペプチドの末端における酸化システイン残基に より互いに結合した複数個のペプチドを含有するか、あるいは上記ペプチドのア ミノ末端に添加されたリジル残基に加えてさらに1〜約5個のアミノ酸残基を含 有するペプチドスペーサーのアミノ末端リジル残基のαおよびε−アミノ基とC 12〜C18脂肪酸の反応から形成されるミセルとして複数個のペプチドを含有 する「請求項5」記載の組成物。
  7. 7.予め選択された生のHIV蛋白質と免疫反応ずる抗体の産生は実質的に誘導 することなく、上記の予め選択された生のHIV蛋白質に対するT細胞免疫を宿 主動物に誘発する方法において、上記宿主動物に「請求項1」記載の組成物の免 疫有効量を導入する方法。
  8. 8.上記ペプチドは左から右ヘアミノ末端からカルボキシ末端の方向に示して、 次式 【配列があります】 の配列群より選ばれる配列から本質的に構成されている「請求項7」記載の方法 。
  9. 9.予め選択された生のHIV蛋白質と免疫反応する抗体の産生は実質的に誘導 するここなく、上記の矛め選択された生のHIV蛋白質に対するT細胞免疫を宿 主動物に誘発する方法において、上記宿主動物に「請求項5」記載の組成物の免 疫有効量を導入する方法。
  10. 10.左から右ヘアミノ末端からカルボキシ末端の方向に示して、次式【配列が あります】 の配列群より選ばれるアミノ酸残基配列から本質的に構成される配列き有ずるペ プチドき包含する約30までのアミノ酸残基き含むペプチド。
  11. 11.アミノ酸残基配列は左から右ヘアミノ末端からカルボキシ末端の方向に示 して、次式 【配列があります】 の配列群より選ばれる「請求項10」記載のペプチド。
  12. 12.左から右ヘアミノ末端からカルボキシ末端の方向に示して、次式【配列が あります】 の配列群より選ばれるアミノ酸残基配列から本質的に構成される配列を有するペ プチドを包含する約30までのアミノ酸残基を含むペプチド。
  13. 13.アミノ酸残基配列は左から右ヘアミノ末端からカルボキシ末端の方向に示 して、次式 【配列があります】 の配列群より選ばれる「請求項2」記載のペプチド。
  14. 14.HIV蛋白質またはHIV蛋白質の部分が細胞表面に現れている標的細胞 を死滅させる方法において、 (a)上記標的細胞を、「請求項1」記載の組成物中に存在ずるペプチドマルチ マーに対する応答能およびそのペプチドマルチマーが相当する生のHIV蛋白質 に対する応答能を有する細胞傷害性T細胞の細胞殺作用量と接触させ、(b)こ の接触を細胞傷害性T細胞が標的細胞き死滅させるのに十分な期間保持させる工 程からなる方法。
  15. 15.HIV蛋白質またはHIV蛋白質の部分が細胞表面に現れている標的細胞 を死滅させる方法において、 (a)上記標的細胞を、「請求項5」記載の組成物中に存在するペプチドマルチ マーに対ずる応答能およびそのペプチドマルチマーが相当する生のHIV蛋白質 に対ずる応答能き有ずる細胞傷害性T細胞の細胞殺作用量と接触させ、(b)こ の接触を細胞傷害性T細胞が標的細胞を死滅させるのに十分な期間保持させる工 程からなる方法。
  16. 16.各ペプチドの末端における酸化システイン残基により互いに結合した複数 個のペプチドからなり、各ペプチドはHIV蛋白質の保存的ドメイン相当する配 列を有する7〜約30のアミノ酸かち本質的に構成されるペプチドマルチマーで あつて、水性組成物中分散させて免疫適格宿主動物にその免疫有効量を導入した 場合、相当する生のHIV蛋白質に対ずる細胞傷害性T細胞の誘導能を有するが 、上記の相当する生のHIV蛋白質こ免疫反応する抗体の誘導能は欠くペプチド マルチマー。
  17. 17.保存的ドメインは、HIVgp160エンペロープ蛋白質中に存在する第 一、第二、第三および第五の保存的ドメインの少なくとも一つである「請求項1 6」記載のペプチドマルチマー。
  18. 18.ペプチドは左から右ヘアミノ末端からカルボキシ末端の方向に示して、次 式 【配列があります】 の配列群より選ばれる配列から本質的に構成されている「請求項17」記載のペ プチドマルチマー。
  19. 19.保存的ドメインは、HIVコア蛋白質中に存在する保存的ドメインである 「請求項16」記載のペプチドマルチマー。
  20. 20.ペプチドは左から右ヘアミノ末端からカルボキシ末端の方向に示して、次 式 【配列があります】 の配列群より選ばれる配列から本質的に構成されている「請求項19」記載のペ プチドマルチマー。
  21. 21.C12〜C18脂肪酸と、HIV蛋白質の保存的ドメインの部分に相当す る配列を有する7〜約30個のアミノ酸残基を含むペプチドのアミノ末端こ結合 したリジル残基ペプチドに加えてさらに1〜約5個のアミノ酸残基を含有するア ミノ末端リジル残基ペプチドスペーサーから本質的に構成される混成ペプチドの アミノ末端リシル残基のαおよびε−アミノ基とから形成されるジアミドペプチ ド反応生成物であり、水性組成物中にペプチドマルチマーミセルとして分散させ 、免疫適格動物の免疫処置に使用した場合、相当する生のHIV蛋白質に対ずる 細胞傷害性T細胞の誘導能を有するが、上記の相当する生のHIV蛋白質と免疫 反応する抗体の誘導能は欠くジアミドペプチド反応生成物。
  22. 22.C12〜C18脂肪酸はパルミチン酸であり、スペーサーペプチドは左か ら右ヘアミノ末端からカルボキシ末端の方向に示して式Lys−Gly−Gly で表される配列を有する「請求項21」記載のジアミド反応生成物。
  23. 23.ペプチドは左から右ヘアミノ末端からカルボキシ末端の方向に示して、次 式 【配列があります】 の配列群より選ばれる配列から本質的に構成されている「請求項21」記載のジ アミド反応生成物。
  24. 24.ペプチドは左から右ヘアミノ末端からカルボキシ末端の方向に示して、次 式 【配列があります】 の配列群より選ばれる配列から本質的に構成されている「請求項21」記載のジ アミド反応生成物。
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