JPH0549650U - 吐出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 断続的な加圧操作でもって一定時間連続的に
吐出操作を簡単に行なうことが出来、しかもコストが安
い吐出装置を提供することである。 【構成】 上部に開口部を設けた容器と、この容器の開
口部に装着され、前記容器内の内容物を吐出する加圧式
の吐出機構とを具備し、前記吐出機構に設けられた第１
の吐出口に、膨張且つ復元可能な弾性材で構成されると
共に内容物が吐出可能な第２の吐出口を備えた蓄圧体を
取り付けた吐出装置。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、液体洗剤等の液状の内容物を吐出させる吐出装置に関するものであ る。

【０００２】

【従来の技術】

従来、液状の内容物を吐出させる吐出装置として、特開昭５０−６９６０９号 公報に示される如く、バルブを介して内容物を弾性体袋内へ圧入し、この圧入に よって付与された圧力エネルギーが容器内の弾性袋体に貯えられ、使用する際に バルブを開けると、圧入された圧力によって噴霧が行なわれるというものが提案 されていた。

【０００３】 他の例として、特表昭６３−５０１５４８号公報に示される如く、「スプレー しようとする液体を内部に有する容器に取り付けるスプレー手段に関し、上記容 器には、圧縮されたスプレー用気体、特に空気を蓄積する圧力室が上記液体の上 部に存在し、上記スプレー手段は上記容器を閉じるスプレーヘッドとスプレーノ ズルを有し、このスプレーノズルは調節弁を介して容器の底部近傍に延びる液侵 チューブに接続し、上記調節弁を開くと液体が上記スプレー用気体により上記ス プレーノズルの方向に押圧されて該スプレーノズル内で霧化するスプレー手段で あって、上記液侵チューブは混合室と導通し、該混合室は上記調節弁を介し上記 スプレーノズルに導通可能であり、上記混合室は更に上記圧力室と導通可能であ り、上記調節弁を開くと、スプレー用気体と液体の混合体が上記スプレーノズル を介して外部にスプレーされることを特徴とするスプレー手段」が提案されてい る。ここに記載されるスプレー手段は即ち、圧縮されたスプレー用液体が充填さ れた容器内に外部から空気を圧入することによってこの液体を吐出するというも のであった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】 前述した各従来公報に記載されたものは、それぞれ内容物を連続して吐出でき る構成のものであるが、これらのものは構造が非常に複雑であり、コストも高く 如何なる用途、形状の容器に対して手軽に採用できるものではないといった問題 点が有り、改善が望まれていた。

【０００５】 以上のような問題点に鑑みて、本考案の目的は、断続的な加圧操作でもって一 定時間連続的に吐出操作を簡単に行なうことが出来、しかもコストが安い吐出装 置を提供することである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

上記本考案の目的は、上部に開口部を設けた容器と、この容器の開口部に装着 され、前記容器内の内容物を吐出する加圧式の吐出機構とを具備し、前記吐出機 構に設けられた第１の吐出口に、膨張且つ復元可能な弾性材で構成されると共に 内容物が吐出可能な第２の吐出口を備えた蓄圧体を取り付けたことを特徴とする 吐出装置によって達成される。

【０００７】 尚、前記第２の吐出口を、蓄圧体の復元時の内容物による吐出圧によって開口 可能に構成することが望ましい。

【０００８】

【作用】

本考案の吐出装置によれば、加圧操作によって第１の吐出口から内容物を蓄圧 体内に注入させて、蓄圧体の弾性材を膨張させることによって、加圧操作を一時 的に止めても、膨張した蓄圧体の復元作用によって生ずる圧縮力で蓄圧体に設け られた第２の吐出口から内容物が吐出するものである。

【０００９】 従って、加圧操作を所定回数だけ行えば、蓄圧体の弾性材の復元につれて内容 物の吐出勢いが衰えるまでは加圧操作は不要となるので、断続的な加圧操作だけ で吐出操作は連続して行える。

【００１０】

【実施例】

図１及び図２は本考案に係る吐出装置の第１実施例を示すものであり、図１は 吐出装置の断面図、図２は要部拡大断面図である。尚、本実施例では、かび取り 剤や窓掃除用の液体洗剤Ｄ等（内容物）を吐出する際に用いられるトリガー式吐 出装置（吐出装置）Ａを例に採って説明する。

【００１１】 １は、上部に開口を有するポリプロピレン製の容器本体であって所定量の液体 洗剤Ｄが充填されている。 ２は、容器本体（容器）１の開口に形成されたネジ部１ａにキャップ２ａによ って装着されたトリガー式吐出機構（吐出機構）である。 以下、このトリガー式吐出機構２の構成を説明する。

【００１２】 即ち、トリガー式吐出機構２は、図１に示される如く、トリガー３と、吐出口 ４と、ピストン５と、吸い上げパイプ６と、逆止弁１１、１１ａ等の部材を具備 して構成されている。ピストン５は、トリガー３に連接されており、トリガー３ の操作により容器本体１内の液体洗剤Ｄを吸い上げパイプ６を通して吸い上げて 吐出口４に送出するように構成されている。

【００１３】 即ち、ピストン５は、スプリング７により常時、図中の左方向に付勢されてお り、シリンダ室８と弁間室９とは連通路１０によって連通されており、又、上方 の逆止弁１１は、伸縮可能な二重リング状の弾性材１２により常時下方に付勢さ れ、図１にあっては吐出液室１３内の液体洗剤Ｄが弁間室９内に逆流するのを阻 止するように設けられている。そして、トリガー３を操作してピストン５をスプ リング７の付勢力に抗して図１中、右方向に移動させると、シリンダ室８及び弁 間室９内の液体洗剤Ｄが逆止弁１１を押し上げて吐出液室１３に流入するように 構成されている。

【００１４】 又、１４は上記吐出液室１３の周囲に配設された円筒状体で、その下方に上記 逆止弁１１が当接するフランジ部（弁座）１５を有すると共に、上方の側壁１４ ａに上記吐出液室１３に流入された液体洗剤Ｄを吐出口（第１の吐出口）４に送 出するための透孔１６を有しており、この透孔１６は吐出口４への送液路１７に 対応する位置に設けられている。

【００１５】 １８は、基端を吐出口４先端に装着された蓄圧体であり、気密性を有すると共 に膨張及び復元可能な弾性材１８ａで構成されている。この蓄圧体１８先端は開 口され、この弾性材１８ａ内部に嵌め込まれたノズル１９のピンホール吐出口（ 第２の吐出口）１９ａが臨むように構成されている。そして、このノズル１９は 弾性材で構成されており、液体洗剤Ｄの吐出圧が負荷されない時にはピンホール 吐出口１９ａは自己閉鎖されるように構成されている。

【００１６】 尚、前記弾性材１８ａ及びノズル１９に用いられる弾性材としてはシリコーン 、天然ゴム、プロピレンゴム等が考えられるが、固まり易い液体洗剤Ｄが付着し 難くく、例え付着しても剥離し易い性質を有するシリコーンが最適である。 上記の如く構成されたトリガー式吐出装置Ａの操作について説明する。 先ず、液体洗剤Ｄが所定量充填された容器本体１にトリガー式吐出機構２を装 着し、キャップ２ａによって固定する。

【００１７】 そして、この状態で、トリガー３を引くと（図１において左から右方向へ動か すと）、後述の如く吸い上げパイプ６を経て弁間室９及びシリンダ室８内に吸い 上げられている液体洗剤Ｄは吐出液室１３内に送られ、透孔１６、送液路１７に 送られ、吐出ノズル４の吐出口４ａから蓄圧体１８内に注入される。そして、蓄 圧体１８の弾性材１８ａが膨張した時点で加圧操作を一旦止めても、膨張した弾 性材１８ａの復元作用による圧縮力でこの蓄圧体１８内に充満した液体洗剤Ｄが ノズル１９のピンホール吐出口１９ａから液体洗剤Ｄがシャワー状に吐出するも のである。以上同様の加圧操作を断続的に行うことによって吐出作業を行うこと ができる。一方、トリガー３が戻る時ピストン５の作動により、液体洗剤Ｄは、 次の吐出の為に吸い上げパイプ６を通して弁間室９及びシリンダ室８内に吸い上 げられる。尚、この時、既に流入している吐出液室１３内の液体洗剤Ｄは上方の 逆止弁１１の作用により逆流することはない。

【００１８】 以上のように、本考案のトリガー式吐出装置Ａを用いた場合、加圧操作を数回 行えば、蓄圧体１８の弾性材１８ａ復元時の圧縮力を利用した吐出がなされ、蓄 圧体１８内の液体洗剤Ｄが無くなって吐出勢いが衰えるまでは加圧操作は不要と なるので、頻繁に加圧操作を連続的に行う必要もなく、手間が省け、使い勝手は 良い。

【００１９】 又、液体洗剤Ｄの吐出が行なわれない限りピンホール吐出口１９ａは閉塞状態 を保ち、外気は遮断されるので、内容物がピンホール吐出口１９ａや蓄圧体１８ 内面に付着、固化して詰まってしまい、正常な吐出操作が出来なくなるといった トラブルも起きない。尚、ピンホール吐出口１９ａに代えて、例えば放射状の切 目で吐出口を構成しても良い。その場合、液体洗剤Ｄは霧状に吐出される。

【００２０】 更に、例え液体洗剤Ｄが付着、固化したとしても膨張及び復元時に弾性材で構 成されている蓄圧体１８の弾性材１８ａやピンホール吐出口１９ａは撓むので容 易に剥離し、常に安定した吐出作業が行なえる。 図３は、本考案に係る吐出装置の第２実施例を示すもので要部拡大断面図であ る。

【００２１】 本実施例にあっては、トリガー式吐出機構２の吐出口４に装着され、弾性材１ ８ａで構成される蓄圧体１８の先端部に直接ピンホール吐出口（第２の吐出口） １９ｂが設けられたものである。 尚、基本的な構成、作用及び効果は前述した第１実施例と同様であるので、詳 細な説明は省略する。又、上述の如く、ピンホール吐出口１９ｂに代えて、放射 状の切目で吐出口を構成しても良い。

【００２２】 図４は、本考案に係る吐出装置の第３実施例を示すもので要部拡大断面図であ る。 本実施例にあっては、トリガー式吐出機構２の吐出口４に装着された弾性材１ ８ａ内部に嵌め込まれたノズル１９の形状を図４に示す如く円錐形状に構成しそ の先端にピンホール吐出口（第２の吐出口）１９ｃを設けて蓄圧体１８を構成し たものである。即ち、内容物が外気に触れて固まらないものであれば、本実施例 の如く、第２の吐出口は常時開口させていても良い。

【００２３】 又、ピンホール吐出口１９ｃに代えて、ピンホールを複数設けてもよく、放射 状の切目で構成してもよい。 図５は本考案に係る吐出装置の第４実施例であり、家庭用の洗剤やシャンプー 、リンス等の液体洗剤Ｄ等に用いられるポンプ式吐出装置（吐出装置）Ｂを示す 要部断面図である。

【００２４】 ２１は、上部に開口を有するポリプロピレン製の容器本体（容器）であって所 定量の液体洗剤Ｄが充填されている。 ２２は、容器本体２１の開口に形成されたネジ部２１ａにキャップ２２ａによ って装着されたポンプ式吐出機構（吐出機構）である。 以下、このポンプ式吐出機構２２の構成を説明する。

【００２５】 即ち、ポンプ式吐出機構２２は、図５に示される如く、吐出口（第１の吐出口 ）２３ａを備えた頭部２３と、この頭部２３の下部に続いて連接され、吐出口２ ３ａに連通する筒状部２４と、筒状部２４下端に接続されるピストン２５と、こ のピストン２５が内挿されると共に上端をキャップ２２ａに支持されるシリンダ ２６と、シリンダ２６の下部周壁に形成され、シリンダ２６内の収納室２７と筒 状部２４内の吐出液室２８とを連通する連通路２９と、円環状（ドーナツ状）に 形成されると共に連通路２９に対応して筒状部２４下端に挿通配置される弁３０ （尚、この弁３０の昇降動によって連通路２９の開閉がなされるように構成され る）と、シリンダ２６下部内壁に形成される段部２６ａに配置されるボール弁３ １と、シリンダ２６下端に装着された吸い上げパイプ３２等の部材を具備して構 成されている。

【００２６】 即ち、ピストン２５は、スプリング３３により常時、上方向に付勢されており 、ピストン２５の肩部２５ａによって下から押し上げられた弁３０が連通路２９ を閉鎖するものである。即ち、この時、押し上げられた弁３０の上端３０ａが、 キャップ２２ａのシリンダ２６内に延設される当接部２２ｂに当接し、規制され ることによって弁３０に対応する連通路２９は閉鎖された状態を保持するように 構成される。又、この状態で筒状部２４の環状凸部２４ａと弁３０の上端３０ａ とは所定の間隔Ｌでもって位置するように構成される。即ち、頭部２３の加圧操 作時においては、環状凸部２４ａは間隔Ｌだけ下降した後（その間隔Ｌの分だけ 肩部２５ａと弁３０とは離間し、閉鎖されていた連通路２９が開口する）、弁３ ０の上端３０ａに当接し、弁３０とピストン２５とは離れた状態を維持しながら 弁３０は押し下げられる。これと同時にピストン２５の下降により収納室２７内 に充満していた液体洗剤Ｄが押し出されて連通路２９を通って吐出液室２８内に 流入するように構成されるものである。そして、収納室２７内は与圧状態となっ ているのでボール弁３１がシリンダ２６下端の吸い上げ口２６ｂに密着して逆流 を防ぐように構成されている。尚、この時、収納室２７内には一定量の液体洗剤 Ｄが残留するように構成され、後述するピストン２５の上昇時に容器本体２１か ら液体洗剤Ｄを吸い上げる動作が支障なく行なえるようにするものである。又、 頭部２３の凸部２３ｂがネジキャップ２２ａの凸部２２ｃに当接し止まるまでピ ストン２５が下降した後、頭部２３の加圧力を解除すると、スプリング３３の付 勢力によってピストン２５は上昇し、肩部２５ａが弁３０の下端３０ｂに当接即 ち連通路２９を閉鎖しつつ弁３０共々上昇することによって吐出液室内２８内の 液体洗剤Ｄが吐出ノズル２３ａを介して外部に吐出されることになる。同時に、 ピストン２５が上昇する際には収納室２７内は負圧状態となり、ボール弁３１が 吸い上げ口２６ｂから浮き上がり容器本体２１内の液体洗剤Ｄが吸い上げパイプ ３２を通して収納室２７内に流入するように構成されるものである。

【００２７】 ３４は、基端を吐出口２３ａ先端に装着された蓄圧体であり、前述した第１実 施例によって示した蓄圧体３４と同様に内部にノズル３５が嵌め込まれ、その先 端にはピンホール吐出口（第２の吐出口）３５ａが構成される等同様の構成を採 用しているので詳細な説明は省略する。 上記の如く構成されたポンプ式吐出装置Ｂの操作について説明する。

【００２８】 先ず、液体洗剤Ｄが所定量充填された容器本体２１にポンプ式吐出機構２２を 装着し、キャップ２２ａによって固定する。 そして、この状態で、頭部２３の加圧操作を行うと、ピストン２５の下降によ り肩部２５ａが弁３０の下端３０ｂから離れて連通路２９が開口した状態を保持 し、更に間隔Ｌだけ下降してから環状凸部２４ａが弁３０の上端３０ａに当接し 、押し下げ始め、この状態を保持しつつピストン２５は下降を続ける。そして、 このピストン２５の下降によって収納室２７内の液体洗剤Ｄが押し出され、連通 路２９を通って吐出液室２８内に流入する。そして、凸部２３ｂが凸部２２ｃに 当接してピストン２５の下降動作が終了した後、頭部２３の加圧操作を解除する とスプリング３３の付勢力によってピストン２５は再び上昇し、肩部２５ａが弁 ３０の下端３０ｂに当接することによって連通路２９は閉鎖されるので、その結 果吐出液室２８内に流入していた液体洗剤Ｄは吐出ノズル２３ａを経て蓄圧体３ ４内に徐々に注入され、この注入量は通常ピンホール吐出口３５ａから吐出する 量よりも多いので弾性材３４ａで構成された蓄圧体３４は膨張する。そして、膨 張した弾性材３４ａの復元作用による圧縮力でこの蓄圧体３４内に充満した液体 洗剤Ｄがノズル３５のピンホール吐出口３５ａから液体洗剤Ｄが吐出されるもの である。

【００２９】 以上詳細に説明した如く、ポンプ式吐出装置Ｂを用いて、加圧操作を数回行う ことによって蓄圧体３４の復元時の圧縮力を利用した吐出がなされ、液体洗剤Ｄ の吐出勢いが衰えるまでは加圧操作は不要となるので、頻繁に加圧操作を繰り返 す必要もなく、手間が省け、使い勝手は良い。更に、ピンホール吐出口３５ａに より外気は遮断され、液体洗剤Ｄが固化して、正常な吐出操作が出来なくなると いったトラブルも起きない。又、例え液体洗剤Ｄが付着、固化したとしても膨張 及び復元時の撓みによって容易に剥離して安定した吐出作業が行なえる。

【００３０】 又、吐出口２３ａに装着する蓄圧体３４は前述した第２及び第３実施例に示し たものを採用しても同様の作用及び効果が得られるものである。 以上のようにトリガー式吐出装置Ａ及びポンプ式吐出装置Ｂを用いた例で説明 してきたが、他のスクイズ容器、スプレー缶といった加圧して液体洗剤Ｄを吐出 する吐出装置に用いても同様の効果が得られるものである。

【００３１】

【効果】

本考案に係る吐出装置は、上部に開口部を設けた容器と、この容器の開口部に 装着され、前記容器内の内容物を吐出する加圧式の吐出機構とを具備し、前記吐 出機構に設けられた第１の吐出口に、膨張且つ復元可能な弾性材で構成されると 共に内容物が吐出可能な第２の吐出口を備えた蓄圧体を取り付けているので、加 圧操作によって第１の吐出口から吐出された内容物を蓄圧体内に注入させ、その 結果蓄圧体を膨張させることによって、加圧操作を一時的に止めても、膨張した 蓄圧体の復元作用によって生ずる圧縮力で蓄圧体に設けられた第２の吐出口から 内容物が吐出する。従って、加圧操作を所定回数だけ行えば、蓄圧体内の内容物 の吐出勢いが衰えるまでは加圧操作は不要となるので、断続的な加圧操作で連続 的な吐出操作が可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る吐出装置の第１実施例を示す断面
図である。

【図２】本考案に係る吐出装置の第１実施例を示す要部
拡大断面図である。

【図３】本考案に係る吐出装置の第２実施例を示す要部
拡大断面図である。

【図４】本考案に係る吐出装置の第３実施例を示す要部
拡大断面図である。

【図５】本考案に係る吐出装置の第４実施例を示す断面
図である。

【符号の説明】

Ａ トリガー式吐出装置（吐出装置） Ｂ ポンプ式吐出装置（吐出装置） １、２１ 容器本体（容器） Ｄ 液体洗剤（内容物） ２ トリガー式吐出機構（吐出機構） ２２ ポンプ式吐出機構（吐出機構） ４、２３ａ 吐出口（第１の吐出口） １８ａ、３４ａ 弾性材（弾性素材） １８、３４ 蓄圧体 １９ａ、１９ｂ、１９ｃ、３５ａ ピンホール吐出口
（第２の吐出口）

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 上部に開口部を設けた容器と、この容器
   の開口部に装着され、前記容器内の内容物を吐出する加
   圧式の吐出機構とを具備し、前記吐出機構に設けられた
   第１の吐出口に、膨張且つ復元可能な弾性材で構成され
   ると共に内容物が吐出可能な第２の吐出口を備えた蓄圧
   体を取り付けたことを特徴とする吐出装置。
2. 【請求項２】 前記第２の吐出口を、蓄圧体の復元時の
   内容物による吐出圧によって開口可能に構成したことを
   特徴とする吐出装置。