JPH0549550B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はいたずら防止機能を備えた容器用蓋及
びそのような蓋と容器の組合せに関する。

〔従来の技術〕

特開昭59−163168号公報はいたずら防止機能を
備えた容器用蓋を開示しており、本出願人はその
ような蓋をとりつけた容器を登録商標
SECUITAINERの下で製造販売している。この
いたずら防止機能を備えた容器用蓋は、蓋のスカ
ート部に設けた剥離帯と剥離タブとからなるもの
であり、開封時に剥離タブを指でつかんで剥離帯
を容器及び蓋から切り離し、その後使用において
蓋が付いていても開封済みであることが分かるよ
うにしたものである。このようないたずら防止機
能を備えた蓋付きの容器からなるパツクは、非常
に効果的なことが検証され、かなり商業的に成功
し、我々も市場で最高のパツクと信じている。こ
のパツクの成功が大きくなるにつれて、種々の製
品を包装するために種々の業界で使用されるよう
になり、その過程で１、２の問題点を提供される
にいたつた。従つて、その解決のために、一連の
調査的実験が実施され、長期間の開発が行なわれ
た。

容器使用者（カスタマー）が提示した問題は、
要約すると次の通りである。

(1) あるカスタマーは、移送あるいは貯蔵のため
に、そのような容器をカートン箱に自動的に包
装し、あるいは積み重ねる時に困難を感じてい
る。この困難は、剥離タブ及び親指プツシユが
容器から横に外向きに突出しているという事実
による。親指プツシユは剥離タブの上方の位置
に設けられており、内容物の充填及び密封され
た容器が逆さまの状態で頭の方を先にカートン
箱に押し込まれる場合には、現行仕様でも、親
指プツシユの外面が傾斜路になつていて容器が
カートン箱に接触してもこの傾斜路が容器の挿
入のガイドとなり、剥離タブは親指プツシユに
部分的に遮蔽され、カートン箱の縁に引つ掛か
らない。たとえ剥離タブおよび親指プツシユが
カートン壁の中央部に沿つて挿入される場合で
も、親指プツシユが通常カートン壁を弓形に押
開いて、容器が押し込まれる。ただし、この工
程でカートン箱が多少歪むかもしれない。問題
は、一般に行なわれるように、容器が底の方を
先にカートン箱に収容される時に生ずる。この
収容方法が採用されるとき、剥離タブ及びその
上の親指プツシユがカートン箱に対して鈎付面
を形成するようになり、容器が押こまれるとき
容器の剥離タブがカートン箱に引掛つてカート
ン箱あるいは容器を破壊させることがある。換
言すれば、剥離タブは、横に突出して使用者が
容易につかむことができるとともに、前述のよ
うに下方に突出してカートン箱に対する鈎付面
を形成する。

(2) 水分に対して特殊な保護が必要な製品を製造
しているカスタマーは、このような蓋を取りつ
けた容器に長い間に変化しない水分蒸気伝達
（MVT）特性を達成しない事が分かつた。こ
れは特に薬品の場合に重大なフアクタとなり、
基本的には密封（シール）の問題である。

(3) 世界中で、有効ないたずら防止機能を備えた
容器の必要性がますます求められるようになつ
てきており、従来の、特に大形の容器に対して
いたずら防止の性能に批評が出ている。大きさ
の問題によることがあるが、器用な人は、大形
の容器から蓋を完全に外し、取り外しの証拠を
残さないで蓋を置換できることが分かつた。こ
れは、蓋等の材料をより堅い等級に変え、よつ
てより堅固な製品を形成することによつて部分
的に克服できるが、完全に克服できるとは言え
ない。

(4) 同様に大きさの理由から、小形の容器から蓋
を外すことが時々困難であり、苦痛になること
がある。すなわち、小さな容器に固くはまつた
蓋を取り外すためには、小さな剥離タブに指の
力を集中させなければならないからである。こ
の問題は、30分毎あるいは周期的に病室を廻つ
て錠剤ビンの蓋を外し、患者に錠剤を投与する
看護婦の憂鬱から想像できる。

(5) あるカスタマーは、従来の容器での蓋の再取
りつけにおいて、ある蓋が簡単に容器に取りつ
けられるが、他のものは適切に取りつけること
ができず、また別の蓋は取りつけが非常に困難
である、とゆうバラツキがあることを指摘して
いる。この困難はやはり寸法および大きな問題
を関連する。

(6) 蓋の取りつけの問題および蓋保持の問題は、
剥離帯を蓋のスカート部に結合する薄肉部（剥
離用弱化線）を正確な位置に設けることが重要
であるが、それが製造上困難であるということ
に関連する。蓋の取りつけ及び蓋保持のために
は、容器の外面に設けた環状突起を蓋のスカー
ト部の内面構造部に係合させるが、この内面構
造部は薄肉部と関連して形成され、薄肉部の位
置を所望の正確度で維持することが困難と発見
された。その結果、クリツプオーバ（係合領
域）が非常に薄いならば蓋の保持が弱すぎるよ
うになり、クリツプオーバーが非常に厚いなら
ば蓋の保持が強すぎるようになる。正確な再取
りつけのためには、容器の外面の環状突起に対
する蓋の薄肉部の位置が重大であり、十分な製
造公差を得ることが困難であつた。

繰り返すが、ここで述べた本願の出願人による
蓋及び容器は非常に成功した物で、現在市場に出
回つている他の製品に比較してかなりの利点を有
する物であり、ここで提起した問題はそのような
利点から見れば些細なことと思われる。しかし、
このような問題点を解決できれば、製品の品質は
さらに向上するであろう。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の主な目的は、いたずら防止機能を備え
た蓋を提供し、且つそのような蓋を取りつけた容
器がカートン箱に滑らかに収容できるようにする
ことである。また、本発明の目的は上記した問題
点の少なくとも幾つかを解決できる蓋、並び蓋と
容器の組合わせを提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

本発明による蓋は、頂部と、該頂部から垂下す
るスカート部と、薄肉部によつて該スカート部に
結合されたいたずら防止用の剥離帯と、該剥離帯
に設けた剥離タブとを備えた容器用蓋であつて、
該剥離タブが外向き且つ上向きに傾斜して形成さ
れて、該蓋を取りつけた容器からなるパツクが底
の方を先にカートン箱に挿入されるときに該剥離
タブがカートン箱の縁に接触する場合にその縁に
沿つて滑つてその縁に引つ掛からないようにさ
れ、さらに、親指プツシユが該蓋の該スカート部
の該剥離タブの直ぐ上に設けられ、該親指プツシ
ユが該蓋の該スカート部から外向きに突出するガ
ード部材として形成され且つ薄肉部によつて該剥
離タブに結合され、該ガード部材が外向き且つ下
向きに突出して、該剥離タブ及び該親指プツシユ
の外端が実質的に一点で出会つて前記パツクをカ
ートン箱に挿入するときの案内のための傾斜路を
形成するようにしたことを特徴とするものであ
る。

また、本発明による蓋と容器の組合わせは、該
蓋が頂部と、該頂部から垂下するスカート部と、
薄肉部によつて該スカート部の底部に結合された
いたずら防止用の剥離帯と、該剥離帯に設けた剥
離タブとを備え、許容器が底部と、側壁と、開口
部を有する頂部と、該開口部に隣接する外向きの
環状突起とを有し、該剥離タブが外向き且つ上向
きに傾斜して形成され且つその外端部が薄肉部に
よつて該スカート部の該剥離タブの直ぐ上に該剥
離帯上の該剥離タブのガード部材として設けられ
た親指プツシユに結合され、さらに、該スカート
部の下方部分の内面形状が外向きに傾斜し次いで
上向きに傾斜し、これらの傾斜部分の間に実質的
に平坦で垂直なランド部が形成され、該蓋の該剥
離帯を該スカート部に結合する該薄肉部が該垂直
なランド部の中間に隣接して配置されることを特
徴とするものである。

〔作用及び効果〕

剥離帯上の剥離タブは外向き且つ上向きに傾斜
するように形成されているので、この蓋が取付ら
れた容器の底の方を先にカートン箱に挿入される
時に、剥離タブは、たとえカートン箱の縁に接触
しても滑つて、縁に引掛からないようになつた。
また、蓋のスカート部には親指プツシユが設けら
れ、この親指プツシユは剥離タブの直ぐ上に設け
られ、容器が頭の方から先に挿入される時のガー
ド部材として作用し、このときにも剥離タブがカ
ートン箱の縁に引掛からなくなる。さらに、剥離
タブおよび親指プツシユはさらなる薄肉部によつ
て結合され、案内のためのＶ字形の傾斜路を形成
する。このようにして、容器がいずれの方向から
挿入される場合にも剥離タブがカートン箱に引掛
かないようになつた。

さらに、蓋のスカート部の内面形状が２つの傾
斜面の間に形成された実質的になめらかで垂直な
ランド部を有し、剥離帯を蓋のスカート部に結合
する薄肉部がこの垂直なランド部の中間に隣接し
て配置される構成の場合には、容器の外面の環状
突起がこの垂直なランド部の下端部に係合する。
このランド部は薄肉部に関連して形成されるが、
従来のもののよりも薄肉部に存在に影響されなく
なり、蓋の取りつけを一様にできるようになつ
た。

〔実施例〕

以下に、前述の第１の問題を特に克服した本発
明の一実施例を示す第１図および第２図を参照す
ると、容器の組合わせでは、容器１に蓋２が取り
つけられている。蓋２は頂部３と、垂下するスカ
ート部４と、剥離帯５と、壊れやすい薄肉部（ま
たは弱化線）６，７と、剥離タブ８とを有してい
る。蓋２には親指プツシユ（親指タブ）９も形成
され、この親指プツシユ９が両側で下方に傾斜し
た一対の側壁１０と、この側壁１０を相互に結合
する略水平な横断部材１１とからなり、剥離タブ
８のガード部材となる。この横断部材１１は剥離
タブ８の直ぐ上に位置している。舌形状の薄肉部
１２が、横断部材１１を剥離タブ８に接合させる
ように形成され、剥離タブ８は第２図に示される
ように上向き且つ外向きに傾斜した位置に保持さ
れる。それゆえ、親指プツシユ９からなるガード
部材は、剥離帯５が引き剥がされる時に容器１か
らの蓋２の取外しを助ける親指プツシユとしての
機能のみならず、剥離帯５が所定の位置にある時
に剥離タブ８を蓋２に係止するアンカーとしても
作用する。

第２図を参照すると、剥離タブ８、薄肉部１
２、並びに側壁１０或いは水平横断部材１１によ
つて形成される親指プツシユ９が容器１の側部に
ほぼＶ字形の突出組立体を形成する。Ｖ字の一方
の傾斜面はガード部材の側壁１０で形成され、こ
れは蓋２の頂部３から線１３に沿つた角度で外向
き且つ下向きに傾斜している。Ｖ字のもう一方の
傾斜面は剥離タブ８によつて形成され、これは蓋
２の頂部３に向かつて外向き且つ上向きに線１４
に沿つた角度で傾斜し、そして、線１３と１４が
薄肉部１２の頂点で出合うようになつている。

このＶ字形の構成は、容器１がカートン箱にい
ずれの方向から挿入されても、剥離タブ８（及び
親指プツシユ９）にはカートン箱の縁に沿つて滑
る傾斜路があることを意味する。例えば、第２図
において、容器１が底の方を先に矢印のようにカ
ートン箱Ｃに挿入されるときに、剥離タブ８の下
面がカートン箱Ｃに接触すると、剥離タブ８はカ
ートン箱のリムに引掛からずに滑り、カートン箱
Ｃや容器１を傷つけることがない。

前述の第２の問題を克服するためには、第４図
に示されるように、蓋２に設けた環状突起１９が
容器１の外面に特別の環状突起２０（第５図）と
係合するように構成した追加のシール構造を採用
することができる。これは、より変動のない水分
蒸気特性を与えるための二次シールを提供するも
のである。従来は第３図に１５で示すテーパーシ
ールが採用されており、蓋２が容器１に取りつけ
られたとき、シール１５が容器の開口部のまわり
のリムを押すようになつていた。

前述の第３の問題を克服するためには、薄肉部
６の位置が従来ほど重大でないようにした。第３
図に示す従来の蓋２では、スカート部４の下部内
面形状が、外向きに傾斜する部分２２と内向きに
傾斜する部分２３とからなり、これら傾斜部分の
交点２４が薄肉部６の上側に配置されている。本
発明によれば、２つの傾斜部分の間に垂直なラン
ド部を設けることによつてこのような交点が交差
領域に広げられる。この特徴は第４図に示さえて
おり、スカート部４の内面形状は外向きに傾斜し
た部分１６、内向きに傾斜した部分１７、及びそ
の間で実質的に垂直ななめらかなランド部１８か
らなる。薄肉部６は垂直なランド部１８の中間に
薄肉部６にきつい製造公差が要求されなくなつ
た。更に、薄肉部６の正確な位置が重大要素とな
らないので、剥離帯５の厚さを厚くでき、これは
成型期間中に蓋２の剥離帯５中を通る材料の流れ
を向上させる。

また、この新しい構成は、薄肉部６を剥離帯５
の部分と一致させる必要がないので、剥離帯５の
内部の段を傾斜部分１７で与えられるように増加
できる。このようにして、剥離帯５が従来のもの
よりも容器１の保持用環状突起に堅くロツクされ
る。すなわち、第４および５図において、剥離帯
５が剥がされない限り、密封効果が傾斜部分１７
および断面鼻状の環状突起２１で得られ、剥離帯
５が剥がされた後は、内外向き環状突起１９，２
０の係合のみで密閉効果が得られる。この配列は
相関する第３、４、５および６の問題をも解決す
る。

更に、この新しい構成は、スカート部４の内部
の所定の長手位置にある環状突起１９を第１次の
密封ビードとしてばかりでなく、クリツプオーバ
ービードとしても使用可能にした。この蓋２の内
部の環状突起１９は、作時時に、第５図に示す容
器１の外面に設けた浅い外向きの環状突起２０を
通過せしめることができるように形成される。こ
の浅い外向きの環状突起２０は蓋２の内部の環状
突起１９と共働して留め金を形成し、そして最初
のクリツプオン再取りつけ機能はいたずら防止機
能とは別のものとして取扱われることができ、こ
れらは相互に別に働いて問題４及び５を解決する
助けとなる。

以上の結果から、容器１に更に突出した断面鼻
状の環状突起２１を形成することによつて従来の
容器のいたずら防止機能を向上させることができ
る。

最終的に、堅い蓋を外すに要求される力を減少
させるために親指プツシユを拡大できる。しか
し、蓋の取外しはできるだけ容易にすべきであ
り、他の修正事項が採用されていて親指プツシユ
の従来の寸法が十分であれば、これは事実必要で
ないかもしれない。

第５図の一点鎖線２５は従来の環状突起の輪郭
を示し、環状突起２１の外径が略増加しているこ
とを示している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による蓋および容器の組合わせ
の正面図、第２図は第１図の組合わせを90度回転
させた側面図、第３図は従来の蓋の長手断面図、
第４図は本発明の実施例の蓋の長手断面図、第５
図は容器の部分概略図である。 １……容器、２……蓋、３……頂部、４……ス
カート部、５……剥離帯、６，７……薄肉部、８
……剥離タブ、９……親指プツシユ、１０……側
壁、１１……横断部材、１２……薄肉部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 頂部３と、該頂部３から垂下するスカート部
   ４と、薄肉部６によつて該スカート部４に結合さ
   れたいたずら防止用の剥離帯５と、該剥離帯５に
   設けた剥離タブ８とを備えた容器用蓋２であつ
   て、該剥離タブ８が外向き且つ上向きに傾斜して
   形成されて、該蓋２を取りつけた容器１からなる
   パツクが底の方を先にカートン箱に挿入されると
   きに該剥離タブ８がカートン箱の縁に接触する場
   合にその縁に沿つて滑つてその縁に引つ掛からな
   いようにされ、さらに、親指プツシユ９が該蓋２
   の該スカート部４の該剥離タブ８の直ぐ上に設け
   られ、該親指プツシユ９が該蓋２の該スカート部
   ４から外向きに突出するガード部材として形成さ
   れ且つ薄肉部１２によつて該剥離タブ８に結合さ
   れ、該ガード部材が外向き且つ下向きに突出し
   て、該剥離タブ８及び該親指プツシユ９の外端が
   実質的に一点で出会つて前記パツクをカートン箱
   に挿入するときの案内のための傾斜路を形成する
   ようにしたことを特徴とする蓋。 ２ 該親指プツシユ９が両側で下向きに傾斜した
   側壁１０と該側壁１０を結合する横断部材１１と
   を有し、該横断部材１１が該剥離タブ８の直ぐ上
   に設けられ、該薄肉部１２が該横断部材１１を該
   剥離タブ８の端部に結合して、該剥離タブ８が上
   向き及び外向きに傾斜した位置に保持されるよう
   にしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の蓋。 ３ 該スカート部４の下方部分の内面形状が外向
   きに傾斜し１６次いて内向きに傾斜し１７、これ
   らの傾斜部分１６，１７の間に実質的になめらか
   で垂直なランド部１８が形成されることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の
   蓋。 ４ 該蓋２が容器に取りつけられているときの密
   閉性を向上するために、該蓋２には内向きの環状
   突起１９が設けられ、該環状突起１９が容器の外
   面に設けられた環状突起２０と協働してスナツプ
   作用により蓋を再閉鎖可能にしたことを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項から第３項のいずれかに
   記載の蓋。 ５ 蓋２と容器１の組合わせであつて、該蓋が頂
   部３と、該頂部３から垂下するスカート部４と、
   薄肉部６によつて該スカート部４の底部に結合さ
   れたいたずら防止用の剥離帯５と、該剥離帯５に
   設けた剥離タブ８とを備え、許容器が底部と、側
   壁と、開口部を有する頂部と、該開口部に隣接す
   る外向きの環状突起２０とを有し、該剥離タブ８
   が外向き且つ上向きに傾斜して形成され且つその
   外端部が薄肉部１２によつて該スカート部４の該
   剥離タブ８の直ぐ上に該剥離帯５上の該剥離タブ
   ８のガード部材として設けられた親指プツシユ９
   に結合され、さらに、該スカート部４の下方部分
   の内面形状が外向きに傾斜し１６次いで内向きに
   傾斜し１７、これらの傾斜部分１６，１７の間の
   実質的になめらかで垂直なランド部１８が形成さ
   れ、該蓋２の該剥離帯５を該スカート部４に結合
   する該薄肉部６が該垂直なランド部１８の中間に
   隣接して配置されることを特徴とする組合わせ。