JPH0549081A - スピーカシステム - Google Patents
スピーカシステムInfo
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- JPH0549081A JPH0549081A JP3224597A JP22459791A JPH0549081A JP H0549081 A JPH0549081 A JP H0549081A JP 3224597 A JP3224597 A JP 3224597A JP 22459791 A JP22459791 A JP 22459791A JP H0549081 A JPH0549081 A JP H0549081A
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- Japan
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- duct
- sound
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- bass reflex
- speaker
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- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 claims description 17
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 7
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
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- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
- H04R1/20—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
- H04R1/22—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only
- H04R1/28—Transducer mountings or enclosures modified by provision of mechanical or acoustic impedances, e.g. resonator, damping means
- H04R1/2807—Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements
- H04R1/2815—Enclosures comprising vibrating or resonating arrangements of the bass reflex type
- H04R1/2823—Vents, i.e. ports, e.g. shape thereof or tuning thereof with damping material
- H04R1/2826—Vents, i.e. ports, e.g. shape thereof or tuning thereof with damping material for loudspeaker transducers
-
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
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- H04R1/2869—Reduction of undesired resonances, i.e. standing waves within enclosure, or of undesired vibrations, i.e. of the enclosure itself
- H04R1/2876—Reduction of undesired resonances, i.e. standing waves within enclosure, or of undesired vibrations, i.e. of the enclosure itself by means of damping material, e.g. as cladding
- H04R1/288—Reduction of undesired resonances, i.e. standing waves within enclosure, or of undesired vibrations, i.e. of the enclosure itself by means of damping material, e.g. as cladding for loudspeaker transducers
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 周波数特性の乱れを阻止し平坦化させるとと
もに、再生効率及び再生品位の向上を図ること。 【構成】 バスレフダクト3の略中間部位に設けたサブ
ダクト5により、バスレフダクト3に生ずる不要共振を
吸収させ、バスレフダクト3から放射されるべき音の周
波数に対しての悪影響を回避させるようにした。 【効果】 周波数特性の乱れがなくなるため、再生音の
音質の向上を図ることができる。
もに、再生効率及び再生品位の向上を図ること。 【構成】 バスレフダクト3の略中間部位に設けたサブ
ダクト5により、バスレフダクト3に生ずる不要共振を
吸収させ、バスレフダクト3から放射されるべき音の周
波数に対しての悪影響を回避させるようにした。 【効果】 周波数特性の乱れがなくなるため、再生音の
音質の向上を図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バスレフ形のスピーカ
システムに関する。
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】スピーカシステムにおける低音の再生
は、キャビネットによって左右される。キャビネットに
は様々な形式があり、おのおの特徴をもった音を再生す
る。このような音の再生を考慮したキャビネットには、
スピーカの背面の音波を遮断する目的でスピーカの背面
を完全に密閉した形状の密閉形、スピーカの背面に出た
音波を積極的に利用した形状のバスレフ形等がある。
は、キャビネットによって左右される。キャビネットに
は様々な形式があり、おのおの特徴をもった音を再生す
る。このような音の再生を考慮したキャビネットには、
スピーカの背面の音波を遮断する目的でスピーカの背面
を完全に密閉した形状の密閉形、スピーカの背面に出た
音波を積極的に利用した形状のバスレフ形等がある。
【0003】バスレフ形のキャビネットは、バスレフダ
クトを設けたものであり、スピーカの背面から放射され
た音の一部をこのポートを通してスピーカの前面からの
音と位相をそろえて放射させ、低音特性を増強するよう
に設計されたものである。
クトを設けたものであり、スピーカの背面から放射され
た音の一部をこのポートを通してスピーカの前面からの
音と位相をそろえて放射させ、低音特性を増強するよう
に設計されたものである。
【0004】図10は、このようなバスレフ形のキャビ
ネットを示すもので、キャビネット1の正面上部には、
スピーカユニット2が取付けられている。スピーカユニ
ット2の下方には、所定長のバスレフダクト3が配置さ
れている。キャビネット1の内面には、吸音材4が敷設
されている。そして、スピーカユニット2の背面から放
射された音の一部がバスレフダクト3のポート3aを通
して、スピーカユニット2の前面からの音と位相をそろ
えて放射されることにより、低音特性が増強される。
ネットを示すもので、キャビネット1の正面上部には、
スピーカユニット2が取付けられている。スピーカユニ
ット2の下方には、所定長のバスレフダクト3が配置さ
れている。キャビネット1の内面には、吸音材4が敷設
されている。そして、スピーカユニット2の背面から放
射された音の一部がバスレフダクト3のポート3aを通
して、スピーカユニット2の前面からの音と位相をそろ
えて放射されることにより、低音特性が増強される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したス
ピーカシステムにおけるバスレフダクト3は、図10に
示したように、両端が開放された管であるので、管の一
方からみたインピーダンスは、 fn =n(c/2L’) のときに共振するために極端に低くなってしまう。但
し、fn は周波数、cは音速、L’は管の等価的長さ
(L’=L+ΔD、Lはダクトの長さ、ΔDは径Dによ
って決まる開口端補正の長さ)、n=1,2,3・・・
をそれぞれ示している。
ピーカシステムにおけるバスレフダクト3は、図10に
示したように、両端が開放された管であるので、管の一
方からみたインピーダンスは、 fn =n(c/2L’) のときに共振するために極端に低くなってしまう。但
し、fn は周波数、cは音速、L’は管の等価的長さ
(L’=L+ΔD、Lはダクトの長さ、ΔDは径Dによ
って決まる開口端補正の長さ)、n=1,2,3・・・
をそれぞれ示している。
【0006】そして、その周波数fn は、一般的に30
0HZ以上のいわゆる中音域に現れる。このことは、ス
ピーカシステムにおけるダクトの役目、つまり低音にお
いてキャビネット内部の音圧をスピーカからの音圧と位
相を揃えてキャビネット外に出し、低音の再生効率を高
めるという本来の目的とは違ったところで再生音を乱す
ということを示している。
0HZ以上のいわゆる中音域に現れる。このことは、ス
ピーカシステムにおけるダクトの役目、つまり低音にお
いてキャビネット内部の音圧をスピーカからの音圧と位
相を揃えてキャビネット外に出し、低音の再生効率を高
めるという本来の目的とは違ったところで再生音を乱す
ということを示している。
【0007】つまり、周波数fn においては、ダクトの
インピーダンスが下がるために、キャビネット内の音圧
(スピーカの構造においてスピーカからの音圧と位相と
が逆)がキャビネットの外に出易くなり、その結果、ス
ピーカからの再生音圧を減じるために周波数特性に乱れ
を生じさせている。
インピーダンスが下がるために、キャビネット内の音圧
(スピーカの構造においてスピーカからの音圧と位相と
が逆)がキャビネットの外に出易くなり、その結果、ス
ピーカからの再生音圧を減じるために周波数特性に乱れ
を生じさせている。
【0008】そして、スピーカからキャビネット前面に
出た音源も同様にダクトに吸い込まれ易くなり、共振状
態により過渡特性の悪化を生じてしまう。また、バスレ
フ形キャビネットの低音特性はバスレフダクトの開口面
積と長さにより調整されている。したがって、ある低音
特性を得るために長いダクトをキャビネット内に収めよ
うとした場合、折曲げダクトにせざるを得ない場合があ
る。このとき、その折曲げ部においてはダクト内の音波
の流速が不均一となり、折曲げ部内周側では流速が増
し、その部分に抵抗分の増加をもたらしてしまう。
出た音源も同様にダクトに吸い込まれ易くなり、共振状
態により過渡特性の悪化を生じてしまう。また、バスレ
フ形キャビネットの低音特性はバスレフダクトの開口面
積と長さにより調整されている。したがって、ある低音
特性を得るために長いダクトをキャビネット内に収めよ
うとした場合、折曲げダクトにせざるを得ない場合があ
る。このとき、その折曲げ部においてはダクト内の音波
の流速が不均一となり、折曲げ部内周側では流速が増
し、その部分に抵抗分の増加をもたらしてしまう。
【0009】したがって、ダクトとしては、共振のQを
下げてしまう抵抗が付加された状態となりダクトからの
再生音が減り、低音の増強効果が減ってしまうので、折
曲げダクト使用の場合はこの点が不利となっている。
下げてしまう抵抗が付加された状態となりダクトからの
再生音が減り、低音の増強効果が減ってしまうので、折
曲げダクト使用の場合はこの点が不利となっている。
【0010】更に、上述した従来のスピーカシステムに
おけるバスレフダクト3は、図10に示したように、そ
の一方の開口端縁部がキャビネット1の内面に固定され
他方はフリーの状態とされている。このため、再生時に
おけるスピーカユニット2からの振動音圧によりバスレ
フダクト3が振動してしまう。したがって、この振動に
より生じる音圧によってスピーカユニット2からの再生
音の音質が劣化してしまう。
おけるバスレフダクト3は、図10に示したように、そ
の一方の開口端縁部がキャビネット1の内面に固定され
他方はフリーの状態とされている。このため、再生時に
おけるスピーカユニット2からの振動音圧によりバスレ
フダクト3が振動してしまう。したがって、この振動に
より生じる音圧によってスピーカユニット2からの再生
音の音質が劣化してしまう。
【0011】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、周波数特性の乱れを阻止し平坦化させると
ともに、再生効率及び再生品位の向上を図ることのでき
るスピーカシステムを提供することを目的とする。
れたもので、周波数特性の乱れを阻止し平坦化させると
ともに、再生効率及び再生品位の向上を図ることのでき
るスピーカシステムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、キャビネット
内部にバスレフダクトを配設し、スピーカの背面から放
射された音の一部を前記バスレフダクトを介して前記キ
ャビネットの外部に放射させるスピーカシステムにおい
て、前記バスレフダクトの略中間部位にこのバスレフダ
クトに生ずる不要共振を吸収させるためのサブダクトが
設けられ、更にこのサブダクト内部には吸音材が収容さ
れてなることを特徴とする。
内部にバスレフダクトを配設し、スピーカの背面から放
射された音の一部を前記バスレフダクトを介して前記キ
ャビネットの外部に放射させるスピーカシステムにおい
て、前記バスレフダクトの略中間部位にこのバスレフダ
クトに生ずる不要共振を吸収させるためのサブダクトが
設けられ、更にこのサブダクト内部には吸音材が収容さ
れてなることを特徴とする。
【0013】また本発明は、キャビネット内部に折曲げ
ダクトを配設し、スピーカの背面から放射された音の一
部を前記折曲げダクトを介して前記キャビネットの外部
に放射させるスピーカシステムにおいて、前記折曲げダ
クトの折曲げ部分近傍にこの折曲げ部分によって速めら
れた波面の進行速度を補正するためのサブダクトが設け
られ、更にこのサブダクト内部には吸音材が収容されて
なることを特徴とする。
ダクトを配設し、スピーカの背面から放射された音の一
部を前記折曲げダクトを介して前記キャビネットの外部
に放射させるスピーカシステムにおいて、前記折曲げダ
クトの折曲げ部分近傍にこの折曲げ部分によって速めら
れた波面の進行速度を補正するためのサブダクトが設け
られ、更にこのサブダクト内部には吸音材が収容されて
なることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明のスピーカシステムでは、バスレフダク
トの略中間部位に吸音材を収容したサブダクトを設け、
バスレフダクトに生ずる不要共振を吸収するようにした
ので、バスレフダクトから放射されるべき音の周波数に
対しての悪影響を回避させることができる。
トの略中間部位に吸音材を収容したサブダクトを設け、
バスレフダクトに生ずる不要共振を吸収するようにした
ので、バスレフダクトから放射されるべき音の周波数に
対しての悪影響を回避させることができる。
【0015】また、折曲げダクトの折曲げ部分近傍にサ
ブダクトを設け、折曲げ部分によって速められた波面の
進行速度を補正するようにしたので、キャビネット外部
へは効率良く低域の音波を放射することができる。
ブダクトを設け、折曲げ部分によって速められた波面の
進行速度を補正するようにしたので、キャビネット外部
へは効率良く低域の音波を放射することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。なお、以下の説明において図 と共通する
部分には同一符号を付し重複する説明を省略する。図1
は、本発明のスピーカシステムの一実施例を示すもの
で、キャビネット1の正面上部には、スピーカユニット
2が取付けられている。スピーカユニット2の下方に
は、所定長のバスレフダクト3が配置されている。バス
レフダクト3の略中央部には長さがL、φdのサブダク
ト5が設けられている。サブダクト5内には、吸音材6
が収容されている。
て説明する。なお、以下の説明において図 と共通する
部分には同一符号を付し重複する説明を省略する。図1
は、本発明のスピーカシステムの一実施例を示すもの
で、キャビネット1の正面上部には、スピーカユニット
2が取付けられている。スピーカユニット2の下方に
は、所定長のバスレフダクト3が配置されている。バス
レフダクト3の略中央部には長さがL、φdのサブダク
ト5が設けられている。サブダクト5内には、吸音材6
が収容されている。
【0017】吸音材6の密度は0.05g/cm3 以下
の値にすることが好ましい。つまり、一般に吸音性の物
質は、細かい繊維質のものが多いことから考えて、こう
した微細な質量が動かされるために、エネルギが消費さ
れて吸収されるものと理解されているためであり、また
その密度は試験の結果が好ましい値を示したことにより
求められたものである。
の値にすることが好ましい。つまり、一般に吸音性の物
質は、細かい繊維質のものが多いことから考えて、こう
した微細な質量が動かされるために、エネルギが消費さ
れて吸収されるものと理解されているためであり、また
その密度は試験の結果が好ましい値を示したことにより
求められたものである。
【0018】サブダクト5の開口部には、ジャージネッ
ト7が配設されている。キャビネット1の内面には、吸
音材4が敷設されている。そして、スピーカユニット2
の背面から放射された音の一部をバスレフダクト3のポ
ート3aを通し、スピーカユニット2の前面からの音と
位相をそろえて放射させることにより、低音特性が増強
されるようになっている。
ト7が配設されている。キャビネット1の内面には、吸
音材4が敷設されている。そして、スピーカユニット2
の背面から放射された音の一部をバスレフダクト3のポ
ート3aを通し、スピーカユニット2の前面からの音と
位相をそろえて放射させることにより、低音特性が増強
されるようになっている。
【0019】続いて、このようなサブダクト5を設けた
バスレフダクト3の作用について説明する。まず、サブ
ダクト5における長さLは、略 L=(c/4fr ) −0.4d に基づいて設定される。ここで、cは音速、fr はバス
レフダクト3の不要共振周波数、dはサブダクト5の内
径をそれぞれ示している。
バスレフダクト3の作用について説明する。まず、サブ
ダクト5における長さLは、略 L=(c/4fr ) −0.4d に基づいて設定される。ここで、cは音速、fr はバス
レフダクト3の不要共振周波数、dはサブダクト5の内
径をそれぞれ示している。
【0020】そして、スピーカユニット2による音の再
生時において、キャビネット1を介しての振動やスピー
カユニット2の背面から放射される音の音圧によってバ
スレフダクト3が共振した際、この共振によって生じる
振動周波数は長さLのサブダクト5の共鳴効果によって
打ち消される。
生時において、キャビネット1を介しての振動やスピー
カユニット2の背面から放射される音の音圧によってバ
スレフダクト3が共振した際、この共振によって生じる
振動周波数は長さLのサブダクト5の共鳴効果によって
打ち消される。
【0021】図2は、バスレフダクト3内の音圧特性を
従来のものと比較して示すもので、本実施例のものは従
来のものに比べ500HZ に近い帯域の音圧を抑制して
いることが解る。また、図3はこの実施例におけるスピ
ーカ特性を従来のものと比較して示すもので、図2にお
いてのバスレフダクト3内の500HZ に近い帯域の音
圧を抑制することによって、その帯域のスピーカ特性は
従来のものに比べ平坦化されていることが解る。
従来のものと比較して示すもので、本実施例のものは従
来のものに比べ500HZ に近い帯域の音圧を抑制して
いることが解る。また、図3はこの実施例におけるスピ
ーカ特性を従来のものと比較して示すもので、図2にお
いてのバスレフダクト3内の500HZ に近い帯域の音
圧を抑制することによって、その帯域のスピーカ特性は
従来のものに比べ平坦化されていることが解る。
【0022】このように、この実施例においては、バス
レフダクト3の略中央部にサブダクト5を設けるととも
に、このサブダクト5内に吸音材6を収容し、バスレフ
ダクト3の共振によって発生する振動周波数をサブダク
ト5の共鳴効果によって打ち消すようにした。したがっ
て、バスレフダクト3のポート3aから放射されるべき
音の周波数の乱れがなくなり、再生音の音質低下が防止
される。
レフダクト3の略中央部にサブダクト5を設けるととも
に、このサブダクト5内に吸音材6を収容し、バスレフ
ダクト3の共振によって発生する振動周波数をサブダク
ト5の共鳴効果によって打ち消すようにした。したがっ
て、バスレフダクト3のポート3aから放射されるべき
音の周波数の乱れがなくなり、再生音の音質低下が防止
される。
【0023】図4は、図1のサブダクト5の取付け状態
を変えた場合の他の実施例を示すもので、キャビネット
1のスピーカユニット2の下方には、所定長のバスレフ
ダクト3が配置されている。バスレフダクト3の略中央
部にはサブダクト5が一体的に設けられている。サブダ
クト5の先端部は、キャビネット1の内面に敷設されて
いる吸音材4に当接されている。これにより、スピーカ
ユニット2からの振動や音圧により加えられる外力によ
ってのサブダクト5の振動は、吸音材4によって吸収さ
れるようになっている。
を変えた場合の他の実施例を示すもので、キャビネット
1のスピーカユニット2の下方には、所定長のバスレフ
ダクト3が配置されている。バスレフダクト3の略中央
部にはサブダクト5が一体的に設けられている。サブダ
クト5の先端部は、キャビネット1の内面に敷設されて
いる吸音材4に当接されている。これにより、スピーカ
ユニット2からの振動や音圧により加えられる外力によ
ってのサブダクト5の振動は、吸音材4によって吸収さ
れるようになっている。
【0024】このように、この実施例では、バスレフダ
クト3に一体的に設けたサブダクト5の先端部をキャビ
ネット1の内面に敷設されている吸音材4に当接させた
ので、上述した要因によるバスレフダクト3の振動はサ
ブダクト5の先端部に当接する吸音材4によって吸収さ
れるため、バスレフダクト3自体の振動を大幅に抑制す
ることができる。したがって、バスレフダクト3自体の
振動の抑制に加え、サブダクト5による共振を打消する
作用効果によりバスレフダクト3のポートから放射され
るべき音の周波数の乱れが更に少なくなるため、再生音
の音質を更に向上させることができる。
クト3に一体的に設けたサブダクト5の先端部をキャビ
ネット1の内面に敷設されている吸音材4に当接させた
ので、上述した要因によるバスレフダクト3の振動はサ
ブダクト5の先端部に当接する吸音材4によって吸収さ
れるため、バスレフダクト3自体の振動を大幅に抑制す
ることができる。したがって、バスレフダクト3自体の
振動の抑制に加え、サブダクト5による共振を打消する
作用効果によりバスレフダクト3のポートから放射され
るべき音の周波数の乱れが更に少なくなるため、再生音
の音質を更に向上させることができる。
【0025】図5及び図6は、図1におけるダクトの形
状を変えた場合の他の実施例を示すものである。これら
の図に示すように、キャビネット1のスピーカユニット
2の下方には、折曲げダクト8が配置されている。折曲
げダクト8には、水平ダクト部9及び垂直ダクト部10
及びサブダクト11が備えられている。折曲げダクト8
の水平ダクト部9の先端部がキャビネット1に取付けら
れている。これにより、垂直ダクト部10の開口部から
の音波は垂直ダクト部10及び水平ダクト部9を経てキ
ャビネット1の外部に放出されるようになっている。
状を変えた場合の他の実施例を示すものである。これら
の図に示すように、キャビネット1のスピーカユニット
2の下方には、折曲げダクト8が配置されている。折曲
げダクト8には、水平ダクト部9及び垂直ダクト部10
及びサブダクト11が備えられている。折曲げダクト8
の水平ダクト部9の先端部がキャビネット1に取付けら
れている。これにより、垂直ダクト部10の開口部から
の音波は垂直ダクト部10及び水平ダクト部9を経てキ
ャビネット1の外部に放出されるようになっている。
【0026】サブダクト11内には密度が0.05g/
cm3以下とされた吸音材12が収容されている。サブ
ダクト11はリブ14を介して垂直ダクト部10の側面
に取付けられている。サブダクト11の開口部11aは
水平ダクト部9側の垂直ダクト部10との交差部近傍に
設けられている。
cm3以下とされた吸音材12が収容されている。サブ
ダクト11はリブ14を介して垂直ダクト部10の側面
に取付けられている。サブダクト11の開口部11aは
水平ダクト部9側の垂直ダクト部10との交差部近傍に
設けられている。
【0027】サブダクト11の開口部11aにはジャー
ジネット13が取付けられている。このジャージネット
13によってサブダクト11内部の吸音材12の落下が
阻止されるようになっている。
ジネット13が取付けられている。このジャージネット
13によってサブダクト11内部の吸音材12の落下が
阻止されるようになっている。
【0028】続いて、このような構成の折曲げダクト8
の作用について説明する。まず、スピーカユニット2の
背面から放射された音波は、垂直ダクト部10の開口部
からのその内部を伝って水平ダクト部9側に伝えられ
る。このとき、垂直ダクト部10と水平ダクト部9との
交差部における波面Hにおいては、その交差部の外側に
比べ内側の進行速度が速められる。そして、交差部にて
速められた波面Hはサブダクト11による速度吸収によ
って補正され均一な状態とされるため、水平ダクト部9
からは波面の揃った音波が放射される。これにより、交
差部にて波面Hが速められることによる音の再生ロスが
低減されるため、再生効率が上がる。
の作用について説明する。まず、スピーカユニット2の
背面から放射された音波は、垂直ダクト部10の開口部
からのその内部を伝って水平ダクト部9側に伝えられ
る。このとき、垂直ダクト部10と水平ダクト部9との
交差部における波面Hにおいては、その交差部の外側に
比べ内側の進行速度が速められる。そして、交差部にて
速められた波面Hはサブダクト11による速度吸収によ
って補正され均一な状態とされるため、水平ダクト部9
からは波面の揃った音波が放射される。これにより、交
差部にて波面Hが速められることによる音の再生ロスが
低減されるため、再生効率が上がる。
【0029】図7は、この実施例におけるアドミタンス
特性を従来のものと比較して示すもので、Aは本実施例
によるもの、Bは従来のものでサブダクト11が備えら
れていないもの、Cは従来のもので折曲げダクト8に穴
が設けられているものをそれぞれ示している。同図から
解る通り、たとえば50〜60HZの低域において、従
来のBに比べ本実施例におけるAが高い値を示してい
る。これはバスレフダクト放射の効率が高められている
ことを示すものである。
特性を従来のものと比較して示すもので、Aは本実施例
によるもの、Bは従来のものでサブダクト11が備えら
れていないもの、Cは従来のもので折曲げダクト8に穴
が設けられているものをそれぞれ示している。同図から
解る通り、たとえば50〜60HZの低域において、従
来のBに比べ本実施例におけるAが高い値を示してい
る。これはバスレフダクト放射の効率が高められている
ことを示すものである。
【0030】また従来のCにあっては、チューニング周
波数のズレや損失増大をもたらすことを示している。こ
れにより、本実施例の場合は、従来のものに比べ低音の
再生レベルを上げることができる。
波数のズレや損失増大をもたらすことを示している。こ
れにより、本実施例の場合は、従来のものに比べ低音の
再生レベルを上げることができる。
【0031】また、図8は上記同様に従来のものと比較
した音圧特性を示すものである。低音特性は、図7に示
した通りであるが、同図から解る通り200〜1KHZ
の帯域における音圧は、本実施例Aのものが従来のもの
B,Cに比べてフラットにされている。
した音圧特性を示すものである。低音特性は、図7に示
した通りであるが、同図から解る通り200〜1KHZ
の帯域における音圧は、本実施例Aのものが従来のもの
B,Cに比べてフラットにされている。
【0032】図9は、図5の折曲げダクト8の形状を変
えた他の実施例を示すもので、サブダクト11の開口部
11aは垂直ダクト部10側の水平ダクト部9との交差
部近傍に設けられている。また、サブダクト11は垂直
ダクト部10に一体的に設けられている。
えた他の実施例を示すもので、サブダクト11の開口部
11aは垂直ダクト部10側の水平ダクト部9との交差
部近傍に設けられている。また、サブダクト11は垂直
ダクト部10に一体的に設けられている。
【0033】このような構成の折曲げダクト8にあって
は、水平ダクト部9と垂直ダクト部10との交差部の内
側にて密度が高くされる分を考慮しサブダクト11によ
って予めその密度を粗にするように補正しているため、
その交差部を経て水平ダクト部9側に移行する波面は水
平ダクト部9内部において上下共に等しくされる。これ
により、上記同様に低音域での再生効率が高められる。
またこの実施例では、サブダクト11を垂直ダクト部1
0に一体的に設けられているので、折曲げダクト8の強
度を高めることもできるようになっている。
は、水平ダクト部9と垂直ダクト部10との交差部の内
側にて密度が高くされる分を考慮しサブダクト11によ
って予めその密度を粗にするように補正しているため、
その交差部を経て水平ダクト部9側に移行する波面は水
平ダクト部9内部において上下共に等しくされる。これ
により、上記同様に低音域での再生効率が高められる。
またこの実施例では、サブダクト11を垂直ダクト部1
0に一体的に設けられているので、折曲げダクト8の強
度を高めることもできるようになっている。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスピーカ
システムによれば、バスレフダクトの略中間部位に設け
たサブダクトにより、バスレフダクトに生ずる不要共振
を吸収させ、スピーカユニットから放射されるべき音へ
の悪影響を回避させるようにした。また、折曲げダクト
ではこの折曲げ部分近傍に設けたサブダクトにより、折
曲げ部分によって速められた波面の進行速度を補正し、
キャビネット外部へは波面の揃った音波を放射させるよ
うにした。したがって、周波数特性の乱れが阻止されて
平坦化されるため低音の再生効率を高めることができ、
またダクトの機械振動が低減されるため再生音の音質の
向上を図ることができる。
システムによれば、バスレフダクトの略中間部位に設け
たサブダクトにより、バスレフダクトに生ずる不要共振
を吸収させ、スピーカユニットから放射されるべき音へ
の悪影響を回避させるようにした。また、折曲げダクト
ではこの折曲げ部分近傍に設けたサブダクトにより、折
曲げ部分によって速められた波面の進行速度を補正し、
キャビネット外部へは波面の揃った音波を放射させるよ
うにした。したがって、周波数特性の乱れが阻止されて
平坦化されるため低音の再生効率を高めることができ、
またダクトの機械振動が低減されるため再生音の音質の
向上を図ることができる。
【図1】本発明のスピーカシステムの一実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図2】図1のダクト内の音圧特性を示す図である。
【図3】図1のスピーカシステムのスピーカ特性を示す
図である。
図である。
【図4】図1のダクトの取付け状態を変えた場合の他の
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図5】図1のダクトの形状を変えた場合の他の実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】図5のダクトを示す斜視図である。
【図7】図5のスピーカシステムにおけるアドミタンス
特性を示す図である。
特性を示す図である。
【図8】図5のスピーカシステムにおける音圧特性を示
す図である。
す図である。
【図9】図5のダクトの形状を変えた場合の他の実施例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図10】従来のスピーカシステムを示す断面図であ
る。
る。
1 キャビネット 2 スピーカユニット 3 バスレフダクト 4,6,12 吸音材 5,11 サブダクト 7,13 ジャージネット 8 折曲げダクト 9 水平ダクト部 10 垂直ダクト部 11a 開口部
Claims (2)
- 【請求項1】 キャビネット内部にバスレフダクトを配
設し、スピーカの背面から放射された音の一部を前記バ
スレフダクトを介して前記キャビネットの外部に放射さ
せるスピーカシステムにおいて、 前記バスレフダクトの略中間部位にこのバスレフダクト
に生ずる不要共振を吸収させるためのサブダクトが設け
られ、更にこのサブダクト内部には吸音材が収容されて
なることを特徴とするスピーカシステム。 - 【請求項2】 キャビネット内部に折曲げダクトを配設
し、スピーカの背面から放射された音の一部を前記折曲
げダクトを介して前記キャビネットの外部に放射させる
スピーカシステムにおいて、 前記折曲げダクトの折曲げ部分近傍にこの折曲げ部分に
よって速められた波面の進行速度を補正するためのサブ
ダクトが設けられ、更にこのサブダクト内部には吸音材
が収容されてなることを特徴とするスピーカシステム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3224597A JPH0549081A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | スピーカシステム |
US07/861,742 US5333204A (en) | 1991-08-09 | 1992-04-01 | Speaker system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3224597A JPH0549081A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | スピーカシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549081A true JPH0549081A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16816222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3224597A Pending JPH0549081A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | スピーカシステム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5333204A (ja) |
JP (1) | JPH0549081A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1991-08-09 JP JP3224597A patent/JPH0549081A/ja active Pending
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1992
- 1992-04-01 US US07/861,742 patent/US5333204A/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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---|---|
US5333204A (en) | 1994-07-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050920 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060207 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |