JPH0548182A - レーザダイオード光出力制御装置 - Google Patents
レーザダイオード光出力制御装置Info
- Publication number
- JPH0548182A JPH0548182A JP20916591A JP20916591A JPH0548182A JP H0548182 A JPH0548182 A JP H0548182A JP 20916591 A JP20916591 A JP 20916591A JP 20916591 A JP20916591 A JP 20916591A JP H0548182 A JPH0548182 A JP H0548182A
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- laser diode
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一定の光出力が得られるレーザダイオード光
出力制御装置の提供を目的とする。 【構成】 バイアス制御部７の出力するバイアス電流に
パルス駆動部６の出力するパルス電流を重畳して、レー
ザ１を駆動する。レーザ１の後方光を受光素子２で受光
し、その出力電流を電流／電圧変換器４で電圧に変換
し、Ａ／Ｄコンバータ５でＡ／Ｄ変換して、設定された
基準値と比較器９で比較する。比較器９の出力をＤ／Ａ
コンバータ８でＤ／Ａ変換後、バイアス制御部７，スイ
ッチ１０を経てレーザ１にバイアス電流を供給する構成
を有する。
出力制御装置の提供を目的とする。 【構成】 バイアス制御部７の出力するバイアス電流に
パルス駆動部６の出力するパルス電流を重畳して、レー
ザ１を駆動する。レーザ１の後方光を受光素子２で受光
し、その出力電流を電流／電圧変換器４で電圧に変換
し、Ａ／Ｄコンバータ５でＡ／Ｄ変換して、設定された
基準値と比較器９で比較する。比較器９の出力をＤ／Ａ
コンバータ８でＤ／Ａ変換後、バイアス制御部７，スイ
ッチ１０を経てレーザ１にバイアス電流を供給する構成
を有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はバーストデータをレーザ
光出力を用いて伝達する光通信装置におけるレーザダイ
オード光出力制御装置に関する。
光出力を用いて伝達する光通信装置におけるレーザダイ
オード光出力制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は従来のレーザダイオード光出力制
御装置の構成を示す。図において、１はバイアス電流お
よびパルス電流によって発光するレーザダイオード（以
下、レーザという）である。レーザ１の前方光は光ファ
イバ等に結合され、外部へ伝達される。レーザ１の後方
光は受光素子２によってモニタされる。４は電流／電圧
変換器であり、受光素子２の光電流を電圧に変換する。
１１はピークホールド回路であり、入力のピーク値を保
持する。また、ピークホールド回路１１は外部からのリ
セットパルスで出力値をリセットする。１２は比較器で
あり、ピークホールド回路１１の出力と所定の基準値と
を比較し、基準値に対する増減情報をバイアス制御部７
へ伝達する。バイアス制御部７はレーザ１に印加するバ
イアス電流を比較器１２の出力に基づいて制御する。６
はパルス駆動部であり、入力データをもとにレーザ１に
パルス電流を印加するものである。
御装置の構成を示す。図において、１はバイアス電流お
よびパルス電流によって発光するレーザダイオード（以
下、レーザという）である。レーザ１の前方光は光ファ
イバ等に結合され、外部へ伝達される。レーザ１の後方
光は受光素子２によってモニタされる。４は電流／電圧
変換器であり、受光素子２の光電流を電圧に変換する。
１１はピークホールド回路であり、入力のピーク値を保
持する。また、ピークホールド回路１１は外部からのリ
セットパルスで出力値をリセットする。１２は比較器で
あり、ピークホールド回路１１の出力と所定の基準値と
を比較し、基準値に対する増減情報をバイアス制御部７
へ伝達する。バイアス制御部７はレーザ１に印加するバ
イアス電流を比較器１２の出力に基づいて制御する。６
はパルス駆動部であり、入力データをもとにレーザ１に
パルス電流を印加するものである。
【０００３】次に上記従来例の動作について説明する。
まず、レーザの出力光信号と、バイアス電流およびパル
ス電流の関係を説明する。レーザの入力電流対光出力特
性を図３に示す。図３に示すように、レーザの発振しき
い値電流とバイアス電流をほぼ一致させ、バイアス電流
にパルス電流を重畳することによって、出力光信号を得
る。このとき、レーザのしきい値電流は周囲温度や経時
劣化によって変化するので、一定の出力光信号レベルを
得るために、バイアス電流を制御する必要がある。ただ
し、入力データは図４（ａ）に示すように、マーク率の
変化するバーストデータなので、出力光信号のピーク値
を検出して、そのピーク値でバイアス電流を制御する必
要がある。図２の従来例はこの制御を実現するものであ
る。レーザ１の出力光信号の後方光をモニタ後、ピーク
ホールド回路１１でピーク値を検出し、そのレベルを比
較器１２で基準値と比較する。そして、レーザ光出力ピ
ークが一定になるようにバイアス制御部７がレーザ１へ
のバイアス電流を制御するものである。なお、ピークホ
ールド回路１１は図４（ｃ）に示すようなリセットパル
スによって、バースト期間のみ動作する。
まず、レーザの出力光信号と、バイアス電流およびパル
ス電流の関係を説明する。レーザの入力電流対光出力特
性を図３に示す。図３に示すように、レーザの発振しき
い値電流とバイアス電流をほぼ一致させ、バイアス電流
にパルス電流を重畳することによって、出力光信号を得
る。このとき、レーザのしきい値電流は周囲温度や経時
劣化によって変化するので、一定の出力光信号レベルを
得るために、バイアス電流を制御する必要がある。ただ
し、入力データは図４（ａ）に示すように、マーク率の
変化するバーストデータなので、出力光信号のピーク値
を検出して、そのピーク値でバイアス電流を制御する必
要がある。図２の従来例はこの制御を実現するものであ
る。レーザ１の出力光信号の後方光をモニタ後、ピーク
ホールド回路１１でピーク値を検出し、そのレベルを比
較器１２で基準値と比較する。そして、レーザ光出力ピ
ークが一定になるようにバイアス制御部７がレーザ１へ
のバイアス電流を制御するものである。なお、ピークホ
ールド回路１１は図４（ｃ）に示すようなリセットパル
スによって、バースト期間のみ動作する。
【０００４】このように上記従来のレーザダイオード光
出力制御回路ではピークホールド回路１１がバースト内
でのピーク値を検出し、バースト内でレーザの出力光を
一定に制御することができる。
出力制御回路ではピークホールド回路１１がバースト内
でのピーク値を検出し、バースト内でレーザの出力光を
一定に制御することができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のレーザダイオード光出力制御装置では、図５に示す
ような長いバーストデータ（図５（ａ））に対し、電流
／電圧変換器４の出力が回路の周波数特性等によってパ
ターン効果が発生し図５（ｂ）のようなレベル変動がバ
ースト内に生じる。これに伴い、ピークホールド回路１
１の出力（オープンループ）に図５（ｃ）のような変動
が生じ、かつホールド値は高くなることはあっても低く
はならない。したがって、レーザの光出力は図５（ｄ）
のように一定でなくなり、光出力が見掛け上低下すると
いう問題があった。
来のレーザダイオード光出力制御装置では、図５に示す
ような長いバーストデータ（図５（ａ））に対し、電流
／電圧変換器４の出力が回路の周波数特性等によってパ
ターン効果が発生し図５（ｂ）のようなレベル変動がバ
ースト内に生じる。これに伴い、ピークホールド回路１
１の出力（オープンループ）に図５（ｃ）のような変動
が生じ、かつホールド値は高くなることはあっても低く
はならない。したがって、レーザの光出力は図５（ｄ）
のように一定でなくなり、光出力が見掛け上低下すると
いう問題があった。
【０００６】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、バースト内で一定光出力が得られるレーザ
ダイオード光出力制御装置を提供することを目的とする
ものである。
ものであり、バースト内で一定光出力が得られるレーザ
ダイオード光出力制御装置を提供することを目的とする
ものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、制御回路内にＡ／Ｄコンバータ，Ｄ／Ａコ
ンバータを備え、バースト期間、常時レーザ出力光を検
出，制御する構成を有する。
するために、制御回路内にＡ／Ｄコンバータ，Ｄ／Ａコ
ンバータを備え、バースト期間、常時レーザ出力光を検
出，制御する構成を有する。
【０００８】
【作用】したがって、本発明によれば、長いバーストデ
ータによってパターン効果が発生しても、バースト内で
常時光出力をモニタ・制御するので、光出力が見掛け上
低下するという問題がなくなる。
ータによってパターン効果が発生しても、バースト内で
常時光出力をモニタ・制御するので、光出力が見掛け上
低下するという問題がなくなる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の一実施例の構成を示すもので
ある。図１において、１，２，４，６，７は従来例と同
様のもので、それぞれ、レーザ，受光素子，電流／電圧
変換器，パルス駆動部，バイアス制御である。５はＡ／
Ｄコンバータであり、電流／電圧変換器４の出力をＡ／
Ｄ変換する。９は比較器であり、Ａ／Ｄコンバータ５の
パラレルデータと所定の基準値と比較し、その増減情報
をＤ／Ａコンバータ８に出力する。Ｄ／Ａコンバータ８
はバイアス制御部７に比較器９の出力を伝達する。バイ
アス制御部７の出力は、スイッチ１０を介して、レーザ
１に供給され、バイアス電流をレーザ１に印加する。ス
イッチ１０は図５（ｂ）に示すようなバーストゲートパ
ルスのハイレベルでＯＮ状態になり、バースト期間内の
み、バイアス電流はレーザ１に印加される。
ある。図１において、１，２，４，６，７は従来例と同
様のもので、それぞれ、レーザ，受光素子，電流／電圧
変換器，パルス駆動部，バイアス制御である。５はＡ／
Ｄコンバータであり、電流／電圧変換器４の出力をＡ／
Ｄ変換する。９は比較器であり、Ａ／Ｄコンバータ５の
パラレルデータと所定の基準値と比較し、その増減情報
をＤ／Ａコンバータ８に出力する。Ｄ／Ａコンバータ８
はバイアス制御部７に比較器９の出力を伝達する。バイ
アス制御部７の出力は、スイッチ１０を介して、レーザ
１に供給され、バイアス電流をレーザ１に印加する。ス
イッチ１０は図５（ｂ）に示すようなバーストゲートパ
ルスのハイレベルでＯＮ状態になり、バースト期間内の
み、バイアス電流はレーザ１に印加される。
【００１０】バースト期間内において、電流／電圧変換
器４の出力がパータン効果によって変動しても、その増
減に対応して、Ａ／Ｄコンバータ５が光出力を検出す
る。バイアス制御部７は、このＡ／Ｄコンバータ５の出
力によってレーザ１の光出力を一定に制御する。
器４の出力がパータン効果によって変動しても、その増
減に対応して、Ａ／Ｄコンバータ５が光出力を検出す
る。バイアス制御部７は、このＡ／Ｄコンバータ５の出
力によってレーザ１の光出力を一定に制御する。
【００１１】このように、本実施例によれば、Ａ／Ｄコ
ンバータ５がバースト期間内においてレーザ１の光出力
を検出すると、その検出値に基づいてレーザ１のバイア
ス電流を制御するため、従来例のような見掛け上の光出
力低下という問題を起こさない。
ンバータ５がバースト期間内においてレーザ１の光出力
を検出すると、その検出値に基づいてレーザ１のバイア
ス電流を制御するため、従来例のような見掛け上の光出
力低下という問題を起こさない。
【００１２】
【発明の効果】上記実施例より明らかなように本発明に
よれば、レーザの出力光をＡ／Ｄコンバータで監視する
ようにしたものであり、Ａ／Ｄコンバータがバーストデ
ータ内の全期間に渡ってレーザ光を検出，制御するた
め、ピークホールド回路を用いた場合の見掛け上の光出
力低下を防ぐレーザダイオード光出力制御装置を提供で
きる。
よれば、レーザの出力光をＡ／Ｄコンバータで監視する
ようにしたものであり、Ａ／Ｄコンバータがバーストデ
ータ内の全期間に渡ってレーザ光を検出，制御するた
め、ピークホールド回路を用いた場合の見掛け上の光出
力低下を防ぐレーザダイオード光出力制御装置を提供で
きる。
【図１】本発明の一実施例におけるレーザダイオード光
出力制御装置のブロック図
出力制御装置のブロック図
【図２】従来のレーザダイオード光出力制御装置のブロ
ック図
ック図
【図３】レーザの電流−光出力特性図
【図４】入力データおよび制御信号の波形図
【図５】従来例における入力データ，回路内信号および
光出力の波形図
光出力の波形図
１ レーザダイオード ２ 受光素子 ４ 電流／電圧変換器 ５ Ａ／Ｄコンバータ ６ パルス駆動部 ７ バイアス制御部 ８ Ｄ／Ａコンバータ ９ 比較器 １０ スイッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 バイアス電流でパルス電流によって発光
するレーザダイオードと、前記レーザダイオードの出力
光をモニタする受光素子と、前記受光素子の出力電流を
電圧に変換する電流／電圧変換器と、前記電流／電圧変
換器の出力をＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄコンバータと、前記
Ａ／Ｄコンバータの出力と所定の基準値とを比較する比
較器と、前記比較器の出力をＤ／Ａ変換するＤ／Ａコン
バータと、前記Ｄ／Ａコンバータの出力で前記レーダダ
イオードへ印加するバイアス電流を制御するバイアス制
御と、前記バイアス制御部の出力をバースト期間のみ前
記レーザダイオードに接続するスイッチと、入力データ
によって前記レーザダイオードへパルス電流を印加する
パルス駆動部を備えたレーザダイオード光出力制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20916591A JPH0548182A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | レーザダイオード光出力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20916591A JPH0548182A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | レーザダイオード光出力制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0548182A true JPH0548182A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16568407
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20916591A Pending JPH0548182A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | レーザダイオード光出力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0548182A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008154148A1 (en) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Intel Corporation | Controlling a bias current for an optical source |
| CN100461559C (zh) * | 2007-04-02 | 2009-02-11 | 北京航空航天大学 | 一种激光器驱动电路 |
| JP2012165177A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Mitsubishi Electric Corp | 光送信器の調整方法及び光送信器 |
| CN113572019A (zh) * | 2021-07-02 | 2021-10-29 | 深圳市杰普特光电股份有限公司 | 激光器发光控制***及方法，准连续激光器 |
-
1991
- 1991-08-21 JP JP20916591A patent/JPH0548182A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100461559C (zh) * | 2007-04-02 | 2009-02-11 | 北京航空航天大学 | 一种激光器驱动电路 |
| WO2008154148A1 (en) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Intel Corporation | Controlling a bias current for an optical source |
| GB2462775A (en) * | 2007-06-07 | 2010-02-24 | Intel Corp | Controlling a bias current for an optical source |
| GB2462775B (en) * | 2007-06-07 | 2012-03-07 | Intel Corp | Controlling a bias current for an optical source |
| JP2012165177A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Mitsubishi Electric Corp | 光送信器の調整方法及び光送信器 |
| CN113572019A (zh) * | 2021-07-02 | 2021-10-29 | 深圳市杰普特光电股份有限公司 | 激光器发光控制***及方法，准连续激光器 |
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