JPH054791U - 回生機能を有する電力変換回路 - Google Patents

回生機能を有する電力変換回路

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JPH054791U
JPH054791U JP5119691U JP5119691U JPH054791U JP H054791 U JPH054791 U JP H054791U JP 5119691 U JP5119691 U JP 5119691U JP 5119691 U JP5119691 U JP 5119691U JP H054791 U JPH054791 U JP H054791U
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弘紀 清水
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 従来に比し、応答性を向上することができる
回生機能を有する電力変換回路を提供することを目的と
する。 【構成】 逆並列ダイオードを有する複数個の回生用ス
イッチング素子をブリッジ接続してなり、フィードバッ
ク制御されるコンバータ3と、当該コンバータ3に直流
回路を介して接続されたインバータ5と、上記直流回路
の正負極間に挿入された平滑用コンデンサ4A,4Bを
備え、上記直流回路から上記コンバータ制御用の信号を
取り出す電力変換回路において、上記平滑用コンデンサ
は上記コンバータ側の第1のコンデンサ4Aと上記イン
バータ側の第2のコンデンサ4Bとに分割され、上記コ
ンバータ制御用の信号は両分割コンデンサの中間部40
から取り出されることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回生機能を有する電力変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の電力回生回路としては、従来、特開平2−60480号公報に示され たものがある。図3はこの電力回生回路の主回路を示したもので、1は3相交流 電源、2はリアクトル、3は正弦波コンバータ、4は平滑用コンデンサ、5はP WM方式のインバータ、6は電圧検出器、7は誘導電動機、11は回生制御回路 である。正弦波コンバータ3は逆並列ダイオードDを有する6箇の回生用トラン ジスタTr をブリッジ接続してなる。インバータ5も逆並列ダイオードD1を有 する6箇の回生用トランジスタTr をブリッジ接続してなる。
【0003】 この従来の構成においては、力行運転時は、正弦波コンバータ3は整流回路と して機能し、3相交流電源1からの交流を6箇のダイオードDのブリッジで直流 に変換する。インバータ5はこの直流を、指令された電圧・周波数の交流電力に 変換して誘導電動機7に給電する。
【0004】 誘導電動機7の負荷状態が変化したために当該誘導電動機7が発電動作に移行 すると、インバータ5側から流入する直流電流によりコンデンサ4の電圧が上昇 する。このコンデンサ4の電圧が、予め設定している回生レベルを超えると、正 弦波コンバータ3の6箇のトランジスタTr が所定の順序で正弦波PWM制御さ れ、正弦波コンバータ3はインバータ5から供給される正弦波交流を3相交流電 源1へ変換する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
この従来のものでは、直流電圧を検出し、この電圧値が回生レベルを超えた場 合に回生動作に移行する構成となっているので、応答性が悪く、誘導電動機7が 急加減速制御されるものでは、急減速時、回生電流の増加が遅れ、コンデンサ4 の電圧が過電圧レベルへ上昇する。このため、インバータ7の直流電流を検出し て応答性を高める方式も提案されているが、この直流電流には、PWM制御され るインバータ7の基本周波数の6倍とキャリア周波数の高調波分が含まれるので 、このリップル分をフィルタで平滑する必要があり、このフィルタは大形となる ので、応答性を向上することは難しい。
【0006】 本考案はこの問題を解消するためになされたもので、従来に比し、応答性を向 上することができる回生機能を有する電力変換回路を提供することを目的とする 。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するため、逆並列ダイオードを有する複数個の回生用 スイッチング素子をブリッジ接続してなり、フィードバック制御されるコンバー タと、当該コンバータに直流回路を介して接続されたインバータと、上記直流回 路の正負極間に挿入された平滑用コンデンサを備え、上記直流回路から上記コン バータ制御用の信号を取り出す電力変換回路において、 上記平滑用コンデンサは上記コンバータ側の第1のコンデンサと上記インバー タ側の第2のコンデンサとに分割され、上記コンバータ制御用の信号は両分割コ ンデンサの中間部から取り出される構成とした。
【0008】 請求項2では、インバータが複数台並列する場合において、各インバータ側に 第2のコンデンサを備える構成とした。
【0009】 請求項3では、コンバータは、両分割コンデンサの中間部から取り出された直 流電流値と両分割コンデンサの中間部から取り出された直流電圧の変化分との和 を電流指令値として正弦波PWM制御される構成とした。
【0010】
【作用】 本考案では、インバータ側からのリップル分は、インバータ側にある平滑用コ ンデンサで平滑されるので、両分割コンデンサの中間部を流れる直流電流のリッ プル分は大幅に低減され、この直流電流を平滑するためのフィルタが必要であっ ても、小形で済む。
【0011】 この直流電流はインバータの動作に速やかに追随しており、この電流値に直流 電圧変化分を加算した値を電流指令とするので、回生時のコンバータの応答性を 向上することができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の1実施例を図面を参照して説明する。
【0013】 図1において、4Aと4Bは平滑用コンデンサであって、コンデンサ4Aは正 弦波コンバータ3側の正負極間に、コンデンサ4Bはインバータ7側の正負極間 に、それぞれ挿入されている。8は3相交流電源の電圧VACを検出する電圧検出 器、9は交流電流iACを検出する電流検出器CT、9はコンデンサ4Aと4Bと の間の中間部40の電圧Ecを検出する直流電圧検出器、10はこの中間部40 を流れる直流電流I2 を検出する直流電流検出器である。12は電流指令演算部 であって、電流指令Iを演算する。
【0014】
【数1】
【0015】 ただし、C;コンデンサ4Aの容量 13は乗算器であって、電流指令Iと電圧VACを入力し、電圧VACと同位相の正 弦波電流指令i=I×sinωtを生成する。14は電流制御器であって、正弦 波電流指令iとフィードバック電流iACとの偏差Δiを演算する。15はPWM 信号発生器、16は三角波発生器である。PWM信号発生器15は偏差Δiと三 角波とを比較してPWM信号を常時発生している。コンバータ3の各トランジス タTrは、このPWM信号を受けてスイッチング動作する。
【0016】 この構成においては、コンデンサ4Aと4Bとの間の中間部の電圧Ecは実質 上一定であるので、インバータ7が要求する電力は、正弦波コンバータ3が出力 する直流電流I1 に比例し、
【0017】
【数2】
【0018】 が成立するので、この式を微分することにより、上記(1)式が得られる。
【0019】 また、図3の回路構成の場合には、前記したように、この直流電流I2 はイン バータ7のリップル分を含むが、本実施例では、コンデンサ4Bがこのリップル 分を平滑するので、この直流電流I2 を更に平滑するためにリアクトルを必要と しても、それは小さなもので済み、この直流電流I2 はインバータ5の要求電力 4に速やかに追随する。
【0020】 本実施例では、この直流電流I2 に電圧Ecの変化分を加算した上記(1)式 のIを電流指令とするので、インバータ5が要求する直流電流に比例した正弦波 電流指令i=Isinωtが得られ、直流電圧検出値から正弦波電流指令を生成 してコンバータを制御する場合に比して、応答性を向上することができる。
【0021】 なお、上記実施例は1台のインバータ5を備える場合であるが、図2に示すよ うに複数台の並列インバータ5A、5Bを備える場合は、各インバータ5A、5 B側に平滑用コンデンサ4Bを挿入する。7A、7Bは誘導電動機である。
【0022】
【考案の効果】 本考案は以上説明した通り、平滑用コンデンサをコンバータ側とインバータ側 とに分割し、コンバータ制御用の信号を両分割コンデンサの中間部から取り出す ので、インバータのスイッチング動作によるリップル分の影響を受けることなく リアルタイム的に取り出すことができ、従来に比し、コンバータの応答性を向上 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す回路図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す回路図である。
【図3】従来の電力変換回路の主回路を示す図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 リクトル 3 コンバータ 4A、4B 平滑用コンテンサ 5、5A、5Bインバータ 10 直流電圧検出器 12 電流指令演算部 13 乗算器 14 電流制御器 15 PWM信号発生器 16 三角波発生器

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆並列ダイオードを有する複数個の回生
    用スイッチング素子をブリッジ接続してなり、フィード
    バック制御されるコンバータと、当該コンバータに直流
    回路を介して接続されたインバータと、上記直流回路の
    正負極間に挿入された平滑用コンデンサを備え、上記直
    流回路から上記コンバータ制御用の信号を取り出す電力
    変換回路において、 上記平滑用コンデンサは上記コンバータ側の第1のコン
    デンサと上記インバータ側の第2のコンデンサとに分割
    され、上記コンバータ制御用の信号は両分割コンデンサ
    の中間部から取り出されることを特徴とする回生機能を
    有する電力変換回路。
  2. 【請求項2】 インバータが複数台並列する場合におい
    て、各インバータ側に第2のコンデンサを備えることを
    特徴とする請求項1記載の回生機能を有する電力変換回
    路。
  3. 【請求項3】 コンバータは、両分割コンデンサの中間
    部から取り出された直流電流値と両分割コンデンサの中
    間部から取り出された直流電圧の変化分との和を電流指
    令値として正弦波PWM制御されることを特徴とする請
    求項1または2記載の回生機能を有する電力変換回路。
JP5119691U 1991-07-03 1991-07-03 回生機能を有する電力変換回路 Expired - Fee Related JP2562591Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005341772A (ja) * 2004-05-31 2005-12-08 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 並列多重電力変換装置
JP2014138493A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 半導体電力変換装置

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