JPH054763A - テープ状体の収納箱内への巻取り方法と装置 - Google Patents

テープ状体の収納箱内への巻取り方法と装置

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JPH054763A
JPH054763A JP2412591A JP41259190A JPH054763A JP H054763 A JPH054763 A JP H054763A JP 2412591 A JP2412591 A JP 2412591A JP 41259190 A JP41259190 A JP 41259190A JP H054763 A JPH054763 A JP H054763A
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JP
Japan
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tape
spindle
storage box
guide member
winding
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JP2412591A
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English (en)
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Yasuo Yamada
保夫 山田
Masaaki Fuda
雅昭 布田
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YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B63/00Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on articles or materials to be packaged
    • B65B63/04Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on articles or materials to be packaged for folding or winding articles, e.g. gloves or stockings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65H18/00Winding webs
    • B65H18/08Web-winding mechanisms
    • B65H18/10Mechanisms in which power is applied to web-roll spindle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
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  • Winding Of Webs (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] テープ状体を収納箱内で無心の巻層を形成さ
せて巻取る方法と装置を提供すること。 [構成] テープ状体を揺動自在のガイド部材に沿って
供給し、該ガイド部材の先端を、収納箱の側壁の開口部
から収納箱内の中心部分に導き、収納箱の表裏面の少な
くとも一方の中心の貫通孔からスピンドルを挿入し、ス
ピンドルの把持部でテープ状体の先導端を把持し、該ス
ピンドルの回転でスピンドル外周に巻き取り、一定長さ
の巻取り完了時に、テープ状体の切断と、スピンドルの
抜き取りを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、面ファスナー、スライ
ドファスナー用テープ、スライドファスナーチエン、衣
服用ベルト、装飾用テープ等のテープ状体を、収納箱内
へ直接巻き取り、収納する方法と装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】前述のテープ状体を次工程へ送るとか、
市場へ移送する手段は、従来は、特開昭61ー2876
46号公報に示されるごとく、巻軸と円板状の両側フラ
ンジとよりなるスプールに巻き取った状態で移送してい
る。
【0003】前述のスプールへの巻取りは機械的に自動
的に行いうるものの、巻き取られているテープ状体が外
部に露出しているため、汚損されやすく、またスプール
からテープ状体がはみ出し、荷姿が悪くなるとか、スプ
ールの両側面中央に巻軸端が突出しているため、保管時
の積み重ねに不便である等の問題があるため、収納箱に
納めることが望まれている。
【0004】 しかし収納箱への収納は、手作業による
巻き取り、収納を行う必要が生じ生産性に劣る問題があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、テープ状体
を、収納箱内へ、無心の状態で機械的に自動的に巻き取
り、収納できる方法と装置とを提供することを課題とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、請求項1の発明では、表裏両面の少なくとも一方の
面の中心に貫通孔が開設され、かつ側壁の一部に開口部
が開口されている収納箱を、前記開口部をテープ状体の
供給装置に向けて配置し、テープ状体の先導端を前記開
口部から収納箱内に挿入して前記貫通孔と交差させたの
ち、該貫通孔を通して収納箱内にスピンドルを挿入し、
該スピンドルにテープ状体の先導端を把持させ、次いで
該スピンドルを回転させ、収納箱内でスピンドルにテー
プ状体を巻き取らせ、所定長さの巻き取りの完了の検知
により、スピンドルの停止、テープ状体の切断、スピン
ドルの把持の解除と収納箱からの引き抜きを行うという
方法を採用している。
【0007】前述の方法を実施するため、請求項2の発
明では装置を、テープ状体の供給ロール群と切断装置と
を具備するテープ状体の供給装置の下流域に、上端で揺
動自在に軸支されたテープ状体のガイド部材が配置さ
れ、該ガイド部材の下端に薄板状の差込片が、ガイド部
材長さ方向に進退自在に組み付けられており、ガイド部
材の揺動方向前方には、テープ状体を巻取り収納する収
納箱のホルダーが配置され、該ホルダーは、表裏両面の
少なくとも一方の面の中心に貫通孔が開設され、かつ側
壁の一部に開口部が開口されている収納箱を、前記開口
部が前記ガイド部材の下端の回動軌跡内に位置させて保
持できる部位に配置されており、前記ガイド部材には、
その下端を、前記収納箱外の待機位置と、前記開口部を
通り抜けて収納箱の中心に正対する作用位置との2位置
間を往復揺動させる第1の駆動装置と、ガイド部材に組
み付けられている差込片を、前記ガイド部材の作用位置
と、収納箱の中心を横切る位置との2位置間を往復移動
させる第2の駆動装置とが結合されていると共に、前記
ホルダーに保持される収納箱の貫通孔に対応する位置に
は、貫通孔を通って該箱の中心と交差する巻取位置と、
収納箱外の待機位置との2位置間を移動できるスピンド
ルが配設されており、該スピンドルには、前記巻取位置
で、前記ガイド部材の差込片上のテープ状体の把持部が
形成され、また該スピンドルには、差込片がスピンドル
と干渉しない位置に移動した時点でスピンドルを回転さ
せ、所定長さのテープ状体の巻き取りの完了の時点でス
ピンドルを停止させる駆動装置が結合されているという
構成としたものである。
【0008】請求項3の発明は、収納箱内におけるテー
プ状体の巻き姿を良好とするため、請求項2の発明の構
成に、更にガイド部材に結合されている第2の駆動装置
には、差込片をスピンドルと干渉しない位置において該
スピンドル上のテープ状体の巻層の外周面に常時当接さ
せる停止位置が設定され、該ガイド部材には、前記巻層
の増径に従って徐々に復帰回動する際の回動角の変化度
合の検出器が付設されており、スピンドルの駆動装置に
は、前記検出器の検出値に基づき、巻き始めから巻き終
わりまで、巻き取られているテープ状体の張力がほぼ一
定に保持されるようスピンドルの回転数を制御する制御
手段が付設されているという構成を付加した。
【0009】
【実施例】請求項1の発明たる方法を実施する請求項2
および請求項3の発明たる装置の実施の一例は、図1な
いし図6に示され、請求項1の方法で得られた製品は、
図7に示されている。
【0010】請求項2の発明たる装置の実施の一例は、
図1に示されるごとく、テープ状体1の供給装置2と、
ガイド部材3と、収納箱4のホルダー5と、テープ状体
1を巻き取るスピンドル6とを主要構成部材としてい
る。
【0011】前述のテープ状体1の供給装置2は、供給
ロール7、8群からなる繰出し装置9と、切断パンチ1
0と切断ダイ11とよりなるテープ状体1の切断装置1
2とを具備しており、収納箱4内へ所定長さのテープ状
体1が巻き取られたことの検知信号により、前記繰出し
装置9は停止され、切断装置12はテープ状体1の切断
を行う。
【0012】前記供給装置2の下流域、図示例では供給
ロール8群の支持枠13に、揺動板14が軸15で揺動
自在に軸支され、この揺動板14にガイド部材3の上端
16が取り付けられている。
【0013】図示例のガイド部材3は、3列の垂下姿勢
の樋状体17で形成されているが、その列数には格別の
制限はない。
【0014】前記ガイド部材3の下端18には、テープ
状体1のガイド溝19を有する薄板状の差込片20が、
ガイド部材3の長さ方向に進退自在に組み付けられてい
る。
【0015】図示例の差込片20は、前記樋状体17の
下端に一体に形成されているが、別体のものでも良いこ
とは勿論であり、またガイド溝19は必ずしも必要とさ
れるものではない。
【0016】ガイド部材3の矢印Aで示す揺動方向の前
方には、収納箱4のホルダー5が配置されており、この
ホルダー5は、図1、図2および図7に示されるごと
く、表面21、裏面22との中心に貫通孔23が開設さ
れ、側壁24中の一つが、差込片25を有する蓋片26
が開かれた開口部27として開口された扁平な正四角形
の箱体を保持するものである。
【0017】ホルダー5は、前記収納箱4の開口部27
を、図2、図3に示されるごとく、ガイド部材3の下端
18の双矢印Bで示される回動軌跡内に位置させて保持
できる部位を占めうるよう配置され、図示を省略した流
体圧シリンダ装置等の進退ロッド28端に固着され、図
1乃至図4に示される前記位置と収納箱4の供給位置と
の間を双矢印Cのごとく往復駆動される。なお符号43
は収納箱4の押えバネである。
【0018】前記ガイド部材3の取り付けられている揺
動板14には、ガイド部材の下端18を、図1および図
2に示すごとく、収納箱4の開口部27の外の待機位置
Dと、図3に示すごとく、開口部27を通り抜けて収納
箱4の中心に正対する作用位置Eとの間を往復揺動させ
る第1の駆動装置29が結合されている。
【0019】図示例の第1の駆動装置29は、図示の省
略されている機枠のブラケット30に軸支されている流
体圧シリンダ31とピストンロッド32とで構成されて
いるが流体圧シリンダ装置に限定されるものではない。
【0020】前述のガイド部材3は、揺動板14に、該
部材3の長さ方向に摺動自在に組み付けられており、ガ
イド部材3の上端16の背面に固着されている固定板3
3と揺動板14との間に、該ガイド部材3を摺動させる
第2の駆動装置34が結合されている。
【0021】図示例の第2の駆動装置34は、摺動板1
4に固着された流体圧シリンダ35のピストンロッド3
6が前記固定板33に結合された構造とされているが、
第2の駆動装置としては、流体圧シリンダ装置に限定さ
れるものではない。
【0022】第2の駆動装置34の作動により、差込片
20が、図3に符号Eで示すガイド部材3の下端18が
占める作用位置に在るときの差込片20の位置Fと、図
4に示すごとく、差込片20が収納箱4の中心を横切る
位置Gとの2位置間を往復移動させられる。
【0023】図示例では、差込片20がガイド部材3を
構成している樋状体17の下端に形成されているが樋状
体17の内底に添接された別部材であってもよい。
【0024】収納箱4のホルダー5が、既述のごとく、
図1ないし図3に示される位置を占めている際の、収納
箱4の貫通孔23に対応する側方位置には、スピンドル
6が配設されており、該スピンドル6は、図示を省略し
た流体圧シリンダのピストンロッドのごとき進退ロッド
38に結合され、収納箱4の貫通孔23を通って、該箱
4の中心と交差する位置と、図1に示されるごとく収納
箱4外の待機位置との2位置間を移動させられる。
【0025】このスピンドル6には、トルクモータのご
とき駆動装置39が結合されている。
【0026】スピンドル6の収納箱4内へ挿入される部
分には図5に示されるごとく、直径線上対称位置に、幅
Hのスリット40、41が形成されている。
【0027】このスリット40、41は、図1に示され
るごとく、複数の収納箱4に同時にテープ状体1を巻き
取る際は、全収納箱4に対応する長さとされるが、単一
の収納箱4のみに巻き取る装置の場合には、長さは、収
納箱4の内腔の表裏内面間隔と略等しくされる。
【0028】スピンドル6が待機位置で静止している際
のスリット40、41の位置は、図4に示すごとく、前
記差込片20が収納箱4の中心を横切る位置Gを占めた
際の、差込片20と合致する位置とされ、またスリット
40、41の幅Hは、差込片20との厚さと、該差込片
20上のテープ状体1との厚さに応じ、嵌挿時の遊びを
考慮して選定され、このスリット40、41が巻き取り
時におけるテープ状体1の把持部42を形成している。
【0029】なお、前記第2の駆動装置34には、差込
片20を図3に示す位置から図4に示す位置に進出さ
せ、テープ状体1の先導端50がスピンドル6の把持部
42に把持された後、再び図3に示す位置に該差込片2
0を戻し停止させる適宜の停止機構が組み込まれてお
り、差込片20の先端上面51は、スピンドル6の回転
により、その周面に形成されたテープ状体1の巻層44
の外周面45に、図6に示すごとく、巻取り作業中常時
当接させられるように構成されている。
【0030】またガイド部材3の揺動軸たる軸15に
は、図6に示すごとく巻層44の外周面45に当接して
いる差込片20が巻層44の増径に伴ってガイド部材3
と共に矢印I、J方向へ回動される際の回動角の検出器
46が付設されており、検出器46の検出信号が回路4
7で制御器48に入力され、制御器48の出力信号によ
り、巻層44に形成されているテープ状体1に作用する
巻取り張力が、巻き始めから巻き終わりまでほぼ一定に
維持されるようスピンドル6の回転速度が制御されるよ
う、駆動装置39の制御部49が制御される。
【0031】以上説明した巻取り装置によって実施され
る請求項1の発明たる方法の実施態様は、次のごとくで
ある。
【0032】第1の工程としてテープ状体1を、図1、
図2に示すごとく、供給装置2の供給ロール7、8群に
よってガイド部材3に沿って送り出し、該テープ状体1
の先導端50を、ガイド部材3の下端18より下方に達
するよう供給する。
【0033】先導端50は、後述するごとく、差込片2
0の先端上面51より所定長さLだけ長く延出させてお
く必要があり、この所定長さLの確保のため、ガイド部
材3の下方に先導端50の検出器52が配設されてい
る。
【0034】この時点までにホルダー5に保持させた収
納箱4を所定の位置に保持し、スピンドル6も収納箱4
外の待機位置に置く。
【0035】第2工程として、前記検出器52の先導端
50の存在の検出信号により、供給装置2を停止させ、
ガイド部材3に結合されている第1の駆動装置29を作
動させ、ガイド部材3を待機位置Dから作用位置Eへ移
動させる。
【0036】この結果、ガイド部材3は図2の位置から
図3の位置へ移動され、ガイド部材3の下端18は、収
納箱4の開口部27を通って収納箱4内へ導かれ貫通孔
23の位置する中心部分に正対する。
【0037】次いでガイド部材3に結合されている第2
の駆動装置34を作動させてガイド部材3の差込片20
を前進させ、図3に鎖線で示し、また図4に示すごと
く、収納箱4内で貫通孔23の位置と交差させる。この
とき、テープ状体1の先導端50の延出長さLは差込片
20の進出長さだけ短くなる。
【0038】次に第3工程としてスピンドル6を待機位
置から、そのスリット40、41よりなる把持部42が
収納箱4内の巻取位置を占めるよう進出させる。
【0039】このスピンドル6の進出により、把持部4
2を形成しているスリット40、41には、図4に示さ
れるごとく、差込片20と、そのガイド溝19内に保持
されているテープ状体1の先導端50とが嵌挿され挟持
される。
【0040】図5は、把持部42を形成しているスリッ
ト40、41と、差込片20とガイド溝19内のテープ
状体1の先導端50との位置関係を示しており、既述の
ごとく、スリット40、41の幅Hは、差込片20の厚
さと、差込片20上にテープ状体1の厚さと、嵌挿時に
必要な遊びとを考慮して選定されており、待機位置を占
めている際のスピンドル6は、スリット40、41が収
納箱4内で貫通孔23と交差する位置を占めている差込
片20と合致する位置とされているので、前述のごとく
スピンドル6が貫通孔23を通って収納箱4内へ進出す
るのみで、スリット40、41内へ差込片20とそのガ
イド溝19内のテープ状体1とが挟み込まれ、この際、
先導端50はスリット40、41の進出位置より下方に
存し、図4に示す関係位置を占めている。
【0041】次いで第4工程として、ガイド部材3が第
2の駆動装置34の復動で、図4に矢印Kで示す方向に
引き戻され、図3に示す位置に保持される。
【0042】前述のガイド部材3の引き戻しは、差込片
20がスリット40、41から外れ、その先端上面51
が後述するごとくスピンドル6の外周に巻き取られたテ
ープ状体1の巻層の外周面に当接する位置となるよう
に、第2の駆動装置34に適宜の停止機構が組み込まれ
ている。
【0043】なお、前記第1の駆動装置29は、ガイド
部材3を、図3に示す位置まで引き戻した後は、ガイド
部材3を図3に示す位置に保持するものの、矢印M方向
の僅かな押圧力が作用したとき、その押圧力によって、
徐々に矢印M方向に回動し、その回動角が検出器46で
検出される。流体圧シリンダ31の場合は流体が徐々に
排出されることとなる。
【0044】図1に示すテープ状体1の先導端50の垂
下する長さLは、既述のごとく、ガイド部材3の差込片
20がスピンドル6の把持部42たるスリット40、4
1の間から引き戻されるとき、先導端50のみが自重に
よって、スリット40、41内に留まり、しかも後述す
るごとくスピンドル6が回転を開始したとき、スリット
40、41との摩擦抵抗でスリット40、41内に留ま
り、抜脱することなく、スピンドル6の外周面に巻き付
きうる長さに選定され、この長さは前述の検出器52の
検知により決定される。
【0045】前述のごとく、ガイド部材3の差込片20
がスリット40、41の間から引き抜かれ、スピンドル
6の回転時に干渉しない位置を占めると、第5工程とし
て、第2の駆動装置34に付設されている検知器の信号
により、テープ状体1の供給装置2と、駆動装置39と
が駆動され、スピンドル6の把持部42の外周面にテー
プ状体1が巻き取られる。このとき差込片20の先端上
面51はテープ状体1の先導端50をスピンドル6の外
周面に押圧している。
【0046】図6に示すごとく、テープ状体1の巻層4
4が増径されると、巻層44の外周面45に先端上面5
1で当接している差込片20は、徐々に図6中矢印I、
Jで示す方向に回動されるので、この回動角が、検出器
46で検出され、スピンドル6の回転速度が、テープ状
体1の巻き取り張力が、巻き始めから巻き終わりまでほ
ぼ一定に維持されるよう制御される。
【0047】前述の供給装置2によるテープ状体1の供
給速度は、前述のスピンドル6の回転速度の制御とあい
まち、テープ状体1の巻き取り張力が巻き始めから巻き
終わりまでほぼ一定に維持される速度に制御されてい
る。
【0048】収納箱4内に一定長さのテープ状体1が巻
き取られたことは、前記ガイド部材3の回動角を検出器
46で検出することあるいは供給装置2に付設したエン
コーダ等により容易に検知しうるので、駆動装置39を
停止すると同時に、切断装置12を作動させ、次いでス
ピンドル6を待機位置に後退させ、ホルダー5を空の収
納箱4の供給位置に移動させ、巻取りの完了した収納箱
4と空の収納箱4とを交換することにより、テープ状体
1の巻取りが完了する。
【0049】図1に示す実施例では、個別の3本のテー
プ状体1が供給されているが、広幅のテープ素材を分割
しつつ供給して巻き取ってもよい。
【0050】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、テープ状体の
先導端を収納箱内に挿入し、スピンドルを回転させるの
みで収納箱内に巻心なしで一定長さのテープ状体を自動
的に巻き取り、収納することができ、テープ状体の巻き
取り、収納箱内への収納の作業効率を向上させ、製品の
コストを低く抑えうる効果を奏する。
【0051】また請求項2の発明によれば、テープ状体
の収納箱内への巻心なしの巻き取りを、機械的に自動的
に行うことができ、しかもほぼ均一な巻き取り張力の下
で整然とした巻姿の製品を巻き取りうる効果を奏する。
【0052】また請求項3の発明によると、巻層の増径
に従って、スピンドルの回転速度を徐々に低下させ、巻
き取り張力を巻き始めから巻き終わりまでほぼ一定に維
持できるので、ほぼ均一な巻取張力の下での巻取りを容
易に行うことができ、張力の不均一に起因する巻層の崩
れ、テープ状体の変形、収納箱内からのたるみ部分の脱
出等を防止できる効果を奏する。
【0053】また、本発明に係る方法、装置によって得
られた製品は、当初から収納箱に収納されているので、
テープ状体の汚損も生ぜず、また保管、運搬時の安定し
た積み重ねが可能となり、在庫管理等を容易としうる利
益も生ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2の発明の実施の一例の要部の略示斜面
図である。
【図2】図1に示すものの一部を断面として示した側面
図である。
【図3】図2に示すものの作動初期の状態を示す一部を
断面として示した側面図である。
【図4】図2に示すものの巻き取り直前の状態を示す図
2と同様の側面図である。
【図5】スピンドルと差込片との関係を示す要部のみの
斜面図である。
【図6】図2に示すものの巻き取り完了直前の状態を示
す図2と同様の側面図である。
【図7】本発明の方法、装置によって得られた製品の斜
面図である。
【符号の説明】
1 テープ状体 2 供給装置 3 ガイド部材 4 収納箱 5 ホルダー 6 スピンドル 7、8 供給ロール 12 切断装置 16 上端 18 下端 19 ガイド溝 20 差込片 21 表面 22 裏面 23 貫通孔 24 側壁 27 開口部 29 第1の駆動装置 34 第2の駆動装置 39 スピンドルの駆動装置 42 把持部 44 巻層 45 外周面 D ガイド部材の待機位置 E ガイド部材の作用位置 G 差込片が中心を横切る位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏両面(21),(22)の少なくと
    も一方の面の中心に貫通孔(23)が開設され、かつ側
    壁(24)の一部に開口部(27)が開口されている収
    納箱(4)を、前記開口部(27)をテープ状体(1)
    の供給装置(2)に向けて配置し、テープ状体(1)の
    先導端(50)を前記開口部(27)から収納箱(4)
    内に挿入して前記貫通孔(23)と交差させたのち、該
    貫通孔(23)を通して収納箱(4)内にスピンドル
    (6)挿入し、該スピンドル(6)にテープ状体(1)
    の先導端(50)を把持させ、次いで該スピンドル
    (6)を回転させ、収納箱(4)内でスピンドル(6)
    にテープ状体(1)を巻き取らせ、所定長さの巻き取り
    の完了の検知により、スピンドル(6)の停止、テープ
    状体(1)の切断、スピンドル(6)の把持の解除と収
    納箱(4)からの引き抜きを行うテープ状体の収納箱内
    への巻取り方法。
  2. 【請求項2】 テープ状体(1)の供給ロール(7),
    (8)群と切断装置(12)とを具備するテープ状体
    (1)の供給装置(2)の下流域に、上端(16)で揺
    動自在に軸支されたテープ状体(1)のガイド部材
    (3)が配置され、該ガイド部材(3)の下端(18)
    に薄板状の差込片(20)が、ガイド部材長さ方向に進
    退自在に組み付けられており、ガイド部材(3)の揺動
    方向前方には、テープ状体(1)を巻取り収納する収納
    箱(4)のホルダー(5)が配置され、該ホルダー
    (5)は、表裏両面(21),(22)の少なくとも一
    方の面の中心に貫通孔(23)が開設され、かつ側壁
    (24)の一部に開口部(27)が開口されている収納
    箱(4)を、前記開口部(27)を前記ガイド部材
    (3)の下端(18)の回動軌跡内に位置させて保持で
    きる部位に配置されており、前記ガイド部材(3)に
    は、その下端(18)を、前記収納箱(4)外の待機位
    置(D)と、前記開口部(27)を通り抜けて収納箱
    (4)の中心に正対する作用位置(E)との2位置間を
    往復揺動させる第1の駆動装置(29)と、ガイド部材
    (3)に組み付けられている差込片(20)を、前記ガ
    イド部材の作用位置(E)と、収納箱(4)の中心を横
    切る位置(G)との2位置間を往復移動させる第2の駆
    動装置(34)とが結合されていると共に、前記ホルダ
    ー(5)に保持される収納箱(4)の貫通孔(23)に
    対応する位置には、貫通孔(23)を通って該箱(4)
    の中心と交差する巻取位置と、収納箱(4)外の待機位
    置との2位置間を移動できるスピンドル(6)が配設さ
    れており、該スピンドル(6)には、前記巻取位置で、
    前記ガイド部材(3)の差込片(20)上のテープ状体
    (1)の把持部(42)が形成され、また該スピンドル
    (6)には、差込片(20)がスピンドル(6)と干渉
    しない位置に移動した時点でスピンドル(6)を回転さ
    せ、所定長さのテープ状体(1)の巻き取りの完了の時
    点でスピンドル(6)を停止させる駆動装置(39)が
    結合されているテープ状体(1)の収納箱(4)内への
    巻取り装置。
  3. 【請求項3】 ガイド部材(3)に結合されている第2
    の駆動装置(34)には、差込片(20)を、スピンド
    ル(6)と干渉しない位置において該スピンドル(6)
    上のテープ状体(1)の巻層(44)の外周面(45)
    に常時当接させる停止位置が設定され、該ガイド部材
    (3)には、前記巻層(44)の増径に従って徐々に復
    帰回動する際の回動角の変化度合の検出器(46)が付
    設されており、スピンドル(6)の駆動装置(39)に
    は、前記検出器(46)の検出値に基づき、巻き始めか
    ら巻き終わりまで、巻き取られているテープ状体(1)
    の張力がほぼ一定に保持されるようスピンドル(6)の
    回転数を制御する制御手段が付設されている請求項2記
    載のテープ状体(1)の収納箱(4)内への巻取り装
    置。
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