JPH0547532U - 軸受装置 - Google Patents

軸受装置

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JPH0547532U
JPH0547532U JP9896791U JP9896791U JPH0547532U JP H0547532 U JPH0547532 U JP H0547532U JP 9896791 U JP9896791 U JP 9896791U JP 9896791 U JP9896791 U JP 9896791U JP H0547532 U JPH0547532 U JP H0547532U
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慶典 赤澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一対の支持フレームに装着した軸受部材で回
動ローラを軸支する構造の軸受装置の組立を容易にす
る。 【構成】 軸受部材24の外周部に凹溝29を形成し、
大孔部32と小孔部33とが連通した貫通孔31を支持
フレーム30に形成し、この支持フレーム30の大孔部
32に挿通されて小孔部33に係合した軸受部材24を
保持する軸受保持機構36を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリンタ装置のプラテンローラやフィードローラ等の軸支に利用さ れる軸受装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的にプリンタ装置のプラテンローラやフィードローラ等は、一対の支持フ レーム間に回転自在に軸支された構造となっている。そこで、このような構造の 軸受装置の従来例を図3に基づいて説明する。まず、この軸受装置1はプリンタ 装置(図示せず)の一部として形成されており、回動ローラであるプラテンローラ 2の両端部に支持軸3が一体に突設されている。そして、このプラテンローラ2 の支持軸3が回転自在に嵌合するラジアルベアリング等の軸受4は、軸孔5が形 成された円筒部6の一端にリブ7を形成した構造となっており、このような構造 の軸受4が、前記プラテンローラ2を介して相対向する一対の支持フレーム8の 各々に装着されている。そこで、これらの支持フレーム8には、前記軸受4の円 筒部6が嵌合する円形の貫通孔9が形成されており、この貫通孔9から上縁部ま で前記プラテンローラ2の支持軸3が挿通される開口溝10が形成されている。 また、前記プラテンローラ2の支持軸3の先端部には凹溝11が形成されており 、ここに軸受4の外側部でEリング12が装着されるようになっている。
【0003】 このような構成において、この軸受装置1では、支持フレーム8に装着された 軸受4でプラテンローラ2が回転自在に軸支されるようになっている。
【0004】 そこで、この軸受装置1の組立工程を以下に説明する。まず、この軸受装置1 では、支持フレーム8の開口溝10から貫通孔9までプラテンローラ2の支持軸 3が上方から挿入され、この支持軸3が軸孔5に嵌合するように軸受4が外側方 から支持フレーム8の貫通孔9に装着される。このようにすることで、プラテン ローラ2は支持フレーム8間に回転自在に軸支されるので、この状態で軸受4が 支持フレーム8から脱落しないように軸受4を貫通したプラテンローラ2の支持 軸3の先端部の凹溝11にEリング12が装着される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述した軸受装置1では、予め支持軸3が両端部に一体に突設されたプラテン ローラ2を、支持フレーム8間に回転自在に軸支することができる。
【0006】 しかし、上述した軸受装置1では、支持フレーム8に外側部から装着した軸受 4をプラテンローラ2の支持軸3に装着したEリング12で保持する構造となっ ているが、このようなEリング12の装着は作業が煩雑で軸受装置1の生産性を 低下させることになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
回動ローラの両端部に支持軸を一体に突設し、これらの支持軸が回転自在に嵌 合する軸孔が形成されて外周部に凹溝が形成された軸受部材を設け、前記回動ロ ーラを介して相対向する位置に一対の支持フレームを配置し、これらの支持フレ ームに前記軸受部材が外側方から挿通する大孔部と前記軸受部材の凹溝が軸心と 直交する方向に係合する小孔部とが連通した貫通孔を形成し、この支持フレーム の貫通孔の小孔部内に前記軸受部材を保持する軸受保持機構を設けた。
【0008】
【作用】
支持フレームの貫通孔の大孔部から小孔部に係合した軸受部材が軸受保持機構 によって保持されるので、一対の支持フレームに装着された軸受部材で回動ロー ラが回転自在に軸支されることになり、支持フレームに装着した軸受部材の脱落 を防止するために回動ローラの支持軸にEリングを装着するような煩雑な作業を 要しないので、その組立作業が簡易で生産性の向上に寄与することができる。
【0009】
【実施例】
本考案の実施例を図1及び図2に基づいて説明する。まず、本実施例の軸受装 置13はラベルプリンタ14の一部として形成されているので、ここでは最初に ラベルプリンタ14の構造を図2に基づいて以下に説明する。まず、このラベル プリンタ14では、本体ハウジング15の前後に画像印刷部16とシート供給部 17とが設けられており、このシート供給部17はロール状に巻回されたラベル シート18を回転自在に軸支する構造となっている。そして、このラベルシート 18に画像印刷を行なう前記画像印刷部16は、回転自在に軸支された回動ロー ラであるプラテンローラ19上にラインヘッド20を接離自在に対向配置した構 造となっており、このような構造の画像印刷部16のプラテンローラ19の前方 には三角柱状のラベル剥離部21が設けられている。ここで、このラベル剥離部 21は、所望によりラベルシート18の台紙を急角度に曲折してラベル(図示せ ず)を剥離させるようになっており、このようなラベル剥離部21下にはラベル シート18の台紙(図示せず)を搬送して外部に排出する台紙搬送装置22が設け られている。
【0010】 そして、このような構造のラベルプリンタ14においてプラテンローラ19の 軸支に利用されている軸受装置13の構造を図1に基づいて以下に詳述する。ま ず、この軸受装置13では、前記プラテンローラ19の両端部に支持軸23が一 体に突設されており、これらの支持軸23が回転自在に嵌合する軸受部材24は 、軸孔25が形成されたU字体26の両端にリブ27,28を突設することで外 周部に凹溝29を形成した構造となっている。そして、前記プラテンローラ19 を介して相対向する一対の支持フレーム30には、前記軸受部材24が装着され る貫通孔31が形成されており、この貫通孔31は、前記軸受部材24のリブ2 7とU字体26とが外側方から挿通する矩形の大孔部32と、前記軸受部材24 の凹溝29が係合するU字形の小孔部33とで形成されている。さらに、この軸 受装置13では、前記軸受部材24の外側方のリブ28は下方に延長されて凹部 34が形成されており、この凹部34に係脱自在に係合する三角形の凸部35が 前記支持フレーム30の貫通孔31の下方に突設されることで、前記軸受部材2 4を前記支持フレーム30の貫通孔31の小孔部33に着脱自在に保持する軸受 保持機構36が形成されている。
【0011】 さらに、この軸受装置13では、前記支持フレーム30の貫通孔31の小孔部 33の前縁部に矩形孔37が連通しており、この矩形孔37に嵌合する支持部3 8が前記ラベル剥離部21の両端部に一体に突設されている。
【0012】 なお、この軸受装置13では、前記軸受部材24は含油樹脂等で形成されてお り、その軸孔25は無給油でも安定的に滑り軸受として機能するようになってい る。
【0013】 このような構成において、このラベルプリンタ14では、シート供給部17内 のラベルシート18を画像印刷部16のプラテンローラ19で搬送し、このプラ テンローラ19上に押圧保持されているラインヘッド20がラベルシート18に 所定の画像印刷を行なうようになっている。
【0014】 さらに、このラベルプリンタ14では、所望によりラベルに画像印刷が行なわ れたラベルシート18の台紙をラベル剥離部21で急角度に曲折することで、ラ ベルの前半部を剥離させて外部に突出させることができる。このようにすること で、このラベルプリンタ14では、商品情報等を印刷したラベルの前半部が台紙 から剥離して突出するので、例えば、利用者はラベルを容易に商品(図示せず)に 貼着することができる。
【0015】 そして、このラベルプリンタ14のプラテンローラ19の軸支に利用されてい る軸受装置13の組立工程を以下に説明する。まず、この軸受装置13では、支 持フレーム30の貫通孔31の矩形孔37内にラベル剥離部21の支持部38が 挿入されると共に大孔部32内にプラテンローラ19の支持軸23が挿入され、 この支持軸23が軸孔25に嵌合するように軸受部材24のリブ27とU字体2 6とが外側方から支持フレーム30の貫通孔31の大孔部32に挿通される。そ こで、この軸受部材24がプラテンローラ19と共に貫通孔31内を降下すると 、その外周部の凹溝29が支持フレーム30の貫通孔31の小孔部33に係合す ると共に、軸受部材24のリブ28の凹部34に支持フレーム30の凸部35が 弾発的に嵌合することになる。このようにすることで、この軸受装置13では、 支持フレーム30の貫通孔31の小孔部33に上下方向に係脱自在に係合した軸 受部材24が軸受保持機構36によって位置保持されるので、プラテンローラ1 9が一対の支持フレーム30間に回転自在に軸支されることになる。つまり、こ の軸受装置13では、支持フレーム30に装着した軸受部材24の脱落を防止す るためにプラテンローラ19の支持軸23にEリングを装着するようなことを要 しないので、その組立作業が簡易で生産性の向上に寄与することができる。
【0016】 しかも、この軸受装置13では、上述のように支持フレーム30の貫通孔31 の小孔部33に係合した軸受部材24のリブ27,28によって、ラベル剥離部 21の支持部38も矩形孔37内に保持されるので、このラベル剥離部21もプ ラテンローラ19と共に一対の支持フレーム30間に支持されることになり、ラ ベルプリンタ14の生産性向上に寄与することができる。
【0017】 なお、本実施例の軸受装置13では、支持フレーム30の貫通孔31の小孔部 33内に軸受部材24を保持する軸受保持機構36を、支持フレーム30に突設 した凸部35と軸受部材24のリブ28に形成した凹部34とで形成することを 例示したが、本考案は上記構造に限定されるものではなく、例えば、支持フレー ム30の小孔部33に軸受部材24が係合した状態で大孔部32にスペーサ(図 示せず)を装着することなどでも軸受保持機構を実施可能である。
【0018】
【考案の効果】
本考案は上述のように、回動ローラの両端部に支持軸を一体に突設し、これら の支持軸が回転自在に嵌合する軸孔が形成されて外周部に凹溝が形成された軸受 部材を設け、前記回動ローラを介して相対向する位置に一対の支持フレームを配 置し、これらの支持フレームに前記軸受部材が外側方から挿通する大孔部と前記 軸受部材の凹溝が軸心と直交する方向に係合する小孔部とが連通した貫通孔を形 成し、この支持フレームの貫通孔の小孔部内に前記軸受部材を保持する軸受保持 機構を設けたことにより、支持フレームの貫通孔の大孔部から小孔部に係合した 軸受部材が軸受保持機構によって保持されるので、一対の支持フレームに装着さ れた軸受部材で回動ローラが回転自在に軸支されることになり、支持フレームに 装着した軸受部材の脱落を防止するために回動ローラの支持軸にEリングを装着 するような煩雑な作業を要しないので、その組立作業が簡易で生産性の向上に寄 与することができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】全体構造を示す縦断側面図である。
【図3】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
13 軸受装置 19 回動ローラ 23 支持軸 24 軸受部材 25 軸孔 29 凹溝 30 支持フレーム 31 貫通孔 32 大孔部 33 小孔部 36 軸受保持機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動ローラの両端部に支持軸を一体に突
    設し、これらの支持軸が回転自在に嵌合する軸孔が形成
    されて外周部に凹溝が形成された軸受部材を設け、前記
    回動ローラを介して相対向する位置に一対の支持フレー
    ムを配置し、これらの支持フレームに前記軸受部材が外
    側方から挿通する大孔部と前記軸受部材の凹溝が軸心と
    直交する方向に係合する小孔部とが連通した貫通孔を形
    成し、この支持フレームの貫通孔の小孔部内に前記軸受
    部材を保持する軸受保持機構を設けたことを特徴とする
    軸受装置。
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