JPH0546818Y2 - - Google Patents

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JPH0546818Y2
JPH0546818Y2 JP12416788U JP12416788U JPH0546818Y2 JP H0546818 Y2 JPH0546818 Y2 JP H0546818Y2 JP 12416788 U JP12416788 U JP 12416788U JP 12416788 U JP12416788 U JP 12416788U JP H0546818 Y2 JPH0546818 Y2 JP H0546818Y2
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ring
guide
ring guide
slit
cylindrical body
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、円筒体の一定の位置に、弾性を有す
るC字形のリングを嵌め込む装置において、嵌め
込むべきリングを押し広げて嵌め込み位置へガイ
ドする装置に関する。
[従来の技術] 従来において、ピストン等の円筒体の外周に、
ピストンリング等の弾性を有するC字形リングを
装着する場合、手作業により行なわれており、自
動或は半自動的に装着するための装置は無かつ
た。
[考案が解決しようとする課題] 手作業によるピストンリングの嵌め込みは、能
率が悪いという手作業本来の欠点に加え、ピスト
ンリングの上面と下面を間違えて嵌め込んでしま
う等、装着ミスを招くことも多い。
そこで本考案の目的は、上記従来の問題点に鑑
み、円筒体の外周に弾性を有するC字形のリング
を、自動的または半自動的に嵌め込むことができ
る装置を提供することにあり、特にその装置にお
いて、上記リングのスリツト部を案内するための
スリツトガイドの望ましい固定手段を備えたリン
グガイド装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] すなわち、上記本考案の目的は、円筒体1の外
周に、弾性を有するC字形のリング5を嵌め込む
装置において、リング5の自由内径より細い外径
を有する第一のリングガイド11と、リング5が
嵌め込まれる円筒体1より太い径で、一定の深さ
を有する凹部15を先端面に有し、かつ上記第一
のリングガイド11の先に連接された連結部13
から上記先端部14に至るまで漸次径が増大する
テーパ部16を有する第二のリングガイド12
と、上記第一のリングガイド11から第二のリン
グガイド12へ向けて強制的に推進されるリング
ストツパ17とからなり、上記第一のリングガイ
ド11の側面長手方向にスリツトガイド19を添
え、このスリツトガイド19から突設した突起4
0,40を上記リングガイド11,12のうち、
少なくとも第一のリングガイド11の側面からそ
の内周側に貫通させ、リングガイド11,12の
内周面から突出した上記突起の先端部にピン43
を貫通させ、このピン43を弾性を有するC字形
の固定リング44で押え付けてなることを特徴と
するリング嵌込用リングガイド装置により達成さ
れる。
[作用] 上記リングの嵌込用リングガイド装置の作用
を、その一般的な動作を従つて述べる。
まず、第2図で示すように、第一のリングガイ
ド11に、複数のリング5,5……を嵌め込み、
リングストツパ17の上に一列に積層する。この
場合、リング5,5……のスリツト部をスリツト
ガイド19に合わせ、縦に一列に揃える。第一の
リングガイド11の外径は、リング5の自由外径
より細いため、リング5を容易にセツトできる。
次ぎに、第一のリングガイド11の先端に第二の
リングガイド12を連接し、この状態で最も先の
リング5の側面が第二のリングガイド12の先端
面に揃うまでリングストツパ17を推進させ、停
止させる。このとき、リング5は自由な状態から
その弾力に抗して第二のリングガイド12のテー
パ部16により押し広げられる。
次ぎに、第2図の状態から第二のリングガイド
12の凹部15に円筒体1が突き当たるまで嵌め
込み、次いでリングストツパ17をリング5の1
個分の厚みだけ推進させる。これにより、第二の
リングガイド12の先端部14からリング5が1
個だけ押し出されて外れ、上記自らの弾力によ
り、円筒体1の外周に嵌め込まれる。その後、円
筒体1を第二のリングガイド12の凹部15から
抜き取る。
以下、第一と第二のリングガイド11,12に
セツトされたリング5が無くなるまで、上記の動
作を繰り返すことにより、円筒体1の一定の深さ
にリング5を順次嵌め込んでいくことができる。
このとき、スリツトガイド19がリング5,5…
…のスリツトを案内する。
そして、このスリツトガイド19は、これから
突設した突起40,40を少なくとも第一のリン
グガイド11の側面から内周側に貫通させ、リン
グガイド11,12の内周面から突出した上記突
起の先端部にピン43を貫通させ、このピン43
を弾性を有するC字形の固定リング44で押え付
けて取り付けられている。このため、上記固定リ
ング44を外し、ピン44を抜くだけで容易に取
り外すことができる。また、逆の手順で再び取り
付けることができる。
なお、円筒体1に嵌め込まれるリング5の深さ
は、第二のリングガイド12の凹部15の深さに
より決定され、その深さを変えることによつて、
円筒体1への嵌め込み深さも変わる。
[実施例] 次ぎに、本考案の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。
第2図に示すように、第一のリングガイド11
は、両端にわたつて外径が均一な円筒体からな
り、これは、装置本体のシヤーシ(図示せず)に
立設、固定されている。この第一のリングガイド
11の外径は、嵌め込もうとするリング5の自由
な状態での内径より僅かに細く設定されている。
第2図に示すように、第二のリングガイド12
は、上記第一のリングガイド11の上端に着脱自
在に連接される。その連結部13の外径は、第一
のリングガイド11の外径と等しく、先端部14
の径はリング5を嵌め込もうとする円筒体1の外
径よりやや太く、その間に、上記連結部13の外
径から先端部14の外径に至るまで、先に行くに
従つて漸次径が変化するテーパ部16が形成され
ている。
上記第二のリングガイド12の先端面には、一
定の深さの凹部15が形成されている。この凹部
15は、上記円筒体1をその先端面の基準となる
面から一定の深さまで嵌め込むことができるもの
で、例えば、この凹部の深さは、リング5が嵌め
込まれる第一の溝2の深さに対応させてある。第
二、第三の溝3,4にリング5を嵌め込む時は、
上記凹部の深さを、これら第二、第三の溝3,4
の円筒体1の先端面からの深さに対応させること
はいうまでもない。
この凹部15の中央には、ネジにより第2図に
おいて上下に調整自在にピン支持体24が取り付
けられ、その中心に円筒体1が凹部15に嵌め込
まれたことを検知するコンタクトピン25が支持
されている。
第一のリングガイド11と第二のリングガイド
12の側面縦方向に棒状のスリツトガイド19が
添えられ、これによつてこれらリングガイド1
1,12にセツトされたリング5,5……のスリ
ツト部を案内する。つまり、リング5,5……の
角度が規制される。
このスリツトガイド19の固定手段を第1図、
第3図、第4図により具体的に説明すると、上記
スリツトガイド19の側面には、2つ以上の突起
40,40が突設され、その先端部に貫通孔4
1,41が開設されている。また、第一のリング
ガイド11の側面にも、縦方向に上記突起40,
40に対応する長方形の貫通孔42,42が開設
されている。一方、C字リング状のバネ性を有す
るピン43と、弾性を持つたC字形の固定リング
44とが備えられ、この固定リング44の外周に
は、上記ピン43をその弾力に抗して押し広げる
ことによつて嵌め込むことができる溝45が凹設
されている。
上記スリツトガイド19を第一のリングガイド
11の側面縦方向に添えて固定するときは、まず
第1図で示すような状態から、スリツトガイド1
9の突起40,40を第一のリングガイド11の
側面に形成した長方形の貫通孔42,42に嵌め
込み、同突起40,40の先端を第一のリングガ
イド11の内側に貫通させる。そして、このリン
グガイド11の中にC字リング状のピン43を挿
入し、これを上記突起40,40の先端に開設し
た貫通孔41,41に引き通す。さらに、固定リ
ング44をその弾力の抗して径方向に押し縮めな
がら、リングガイド11の中に挿入し、その両端
の間の開放されたスリツト部分46を突起40,
40の部分に合わせると共に、上記C字リング状
のピン43に溝45の位置を合わせて、そこで圧
縮力を開放し、その溝45にピン43を嵌め込
む。これによつて、ピン43が固定リング44の
弾力で押し広げられ、突起40,40に対して抜
け止めされる。
スリツトガイド19を取り外すときは、上記と
逆の手順で固定リング44,ピン43を分解し、
スリツトガイド19の突起40,40をリングガ
イド11の貫通孔42から抜き取る。こうしてリ
ング5,5……のスリツトの寸法に応じて、上記
スリツトガイド19を交換して用いることができ
る。なお、上記実施例のように、一般的に、スリ
ツトガイド19は第一のリングガイド11にのみ
固定され、第二のリングガイド12の側面へは、
先端部が添えられるだけであるが、スリツトガイ
ド19の先端部を第二のリングガイド12に固定
する場合も有り得る。また、ピン43は、必ずし
も上記のようなC字リング状である必要はなく、
半円形状程度のものであれば一般には十分であ
る。
上記第一のリングガイド11の外周側にリング
ストツパ17が嵌め込まれ、このリングストツパ
17は、第二のリングガイド12にわたつてスラ
イド可能となつている。さらに、このリングスト
ツパ17には、リング送り手段として、同リング
ストツパ17を第一のリングガイド11から第二
のリングガイド12にわたつて強制的に推進させ
る送り機構(図示せず)が連結され、これによつ
て、リングストツパ17が第2図において上下に
移動される。
次ぎに、この装置を使用したリングの嵌め込み
手順について具体的に説明する。
まず、第2図で示すように、第一のリングガイ
ド11に、複数のリング5,5……を嵌め込み、
リングストツパ17の上に一列に積層した後、第
一のリングガイド11の先端に第二のリングガイ
ド12を連接する。なお、積層したリング5,5
……はそのスリツト部を縦に揃え、ここの部分を
上記スリツトガイド19で案内する。
次にこの状態で、第二のリングガイド12の先
端面に、銅製ブロツク等により形成された平坦な
剛性面を押し当て、この状態で、最も先のリング
5の側面が突き当たるまで、リングストツパ17
を第二のリングガイド12の先端部14に向けて
推進させて、そこで停止させる。これによつて、
最も先のリング5の側面が第二のリングガイド1
2の先端面に揃う。このとき、リング5はその弾
力に抗して第二のリングガイド12のテーパ部1
6で押し広げられる。
次ぎに、第二のリングガイド12の凹部15に
円筒体1が突き当たるまで嵌め込み、次いでリン
グストツパ17をリング5の1個分の厚みだけ推
進させる。これにより、第6図で示すように、第
二のリングガイド12の先端部14からリング5
が1個だけ押し出され、自らの弾力により、円筒
体1の外周に嵌め込まれる。その後、円筒体1を
第二のリングガイド12の凹部15から抜き取
る。
以下、第一と第二のリングガイド11,12に
セツトされたリング5が無くなるまで、上記の動
作を繰り返すことにより、順次円筒体1の一定の
深さにリング5を嵌め込んでいくことができる。
さらに、第一と第二のリングガイド11,12
にある全てのリング5,5……が、円筒体1に嵌
め込まれた後は、第一のリングガイド11の先端
から第二のリングガイド12を取り外し、再び適
当数のリング5,5……を再セツトして同様の手
順でリング5の嵌め込みを行なう。
こうした一連の動作は、自動的に行なわれるよ
うにコンピユータを用いて制御するのが有効であ
り、例えば円筒体1の自動搬送装置を併用し、上
記コンタクトピン25からの信号の同期させて上
記リングストツパ17を送り、リング5,5……
の嵌め込みを自動的に行なう。
[考案の効果] 以上説明した通り、本考案のリング嵌め込み装
置によれば,円筒体1にリング5を順次自動また
は半自動で正確、確実に嵌め込んでいくことがで
きる。さらに、スリツトガイド19を簡単にリン
グガイド11,12に取り付け、取り外しがで
き、その組み立て、交換が容易であるため、種々
のスリツト寸法のリング5,5……の嵌め込みに
対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のリング嵌込用リングガイド
装置の実施例を示す分解斜視図、第2図は、同装
置の組立状態の斜視図、第3図は、同装置のスリ
ツトガイドの固定部を示す要部半断面斜視図、第
4図は、同固定部の要部拡大縦断面図である。 1……円筒体、5……リング、11……第一の
リングガイド、12……第二のリングガイド、1
3……第二のリングガイドの連結部、14……第
二のリングガイドの先端部、15……第二のリン
グガイドの凹部、16……第二のリングガイドの
テーパ部、17……リングストツパ、19……ス
リツトガイド、40……スリツトガイドの突起、
41……突起の貫通孔、42……第一のリングガ
イドの貫通孔、43……ピン、44……固定リン
グ、45……固定リングの外周の溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒体1の外周に、弾性を有するC字形のリン
    グ5を嵌め込む装置において、リング5の自由内
    径より細い外径を有する第一のリングガイド11
    と、リング5が嵌め込まれる円筒体1より太い径
    で、一定の深さを有する凹部15を先端面に有
    し、かつ上記第一のリングガイド11の先に連接
    された連結部13から上記先端部14に至るまで
    漸次径が増大するテーパ部16を有する第二のリ
    ングガイド12と、上記第一のリングガイド11
    から第二のリングガイド12へ向けて強制的に推
    進されるリングストツパ17とからなり、上記第
    一のリングガイド11の側面長手方向にスリツト
    ガイド19を添え、このスリツトガイド19から
    突設した突起40,40を上記リングガイド1
    1,12のうち、少なくとも第一のリングガイド
    11の側面からその内周側に貫通させ、リングガ
    イド11,12の内周面から突出した上記突起の
    先端部にピン43を貫通させ、このピン43を弾
    性を有するC字形の固定リング44で押え付けて
    なることを特徴とするリング嵌込用リングガイド
    装置。
JP12416788U 1988-09-22 1988-09-22 Expired - Lifetime JPH0546818Y2 (ja)

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JP12416788U JPH0546818Y2 (ja) 1988-09-22 1988-09-22

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JP12416788U JPH0546818Y2 (ja) 1988-09-22 1988-09-22

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JPH0247129U JPH0247129U (ja) 1990-03-30
JPH0546818Y2 true JPH0546818Y2 (ja) 1993-12-08

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