JPH0546634U - 物体の接触検出装置 - Google Patents

物体の接触検出装置

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JPH0546634U
JPH0546634U JP9874691U JP9874691U JPH0546634U JP H0546634 U JPH0546634 U JP H0546634U JP 9874691 U JP9874691 U JP 9874691U JP 9874691 U JP9874691 U JP 9874691U JP H0546634 U JPH0546634 U JP H0546634U
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base plate
bellows
cushioning material
vehicle
bumper
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Application number
JP9874691U
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Inventor
▲吉▼春 山田
Original Assignee
株式会社東京センサ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バンパーの長さや迫り出し寸法に合わせて弾
性を有する長尺の蛇腹状ベローズで構成した外被を切断
することによって各種のバンパーに適用することができ
るので、従来のようにバンパーの種類に合わせて多種類
の外被を用意する必要がないものである。 【構成】 車両に設けられたバンパー等の検出部材の前
面にネジ止め等の手段によって固定されたベース板1
と、該ベース板の前面に配置されたスポンジ等の緩衝材
4と、該緩衝材と前記ベース板との間に介在された感圧
センサ2と、前記緩衝材を包囲し前記ベース板に固定さ
れたゴム等の弾性部材からなる蛇腹状ベローズの外被6
とからなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、無人搬送車、工場内あるいは倉庫内などにおいて、物品を 搬送するフォークリフト等の車両のバンパーに取付けられ、該車両が人体などに 接触したことを感知して、車両を自動的に停止させるための物体の接触検出装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の無人搬送車等の車両Aは図4に示すように、該車両Aのバンパー部A1 に接触検出装置Bを取付け、車両Aが走行中に器物などに接触すると接触検出装 置Bがこれを検知して、直ちに車両Aの走行を停止させるための車両の接触を検 知する検出装置は、従来から存在していた。
【0003】 そして、この接触検出装置Bとしては、図5に示す如く構成されていた。すな わち、図5において1はベース板、2は感圧センサ、3はビニールレザー等の柔 軟性を有する外被、4はスポンジ等からなる緩衝材であり、ベース板1の片面に 感圧センサ2を介して緩衝材4が配置され、この緩衝材4を覆って外被3の周縁 部が前記ベース板1に固着されている。そして、前記ベース板1にはボルト5が 固着されており、このボルト5を利用して図1に示す車両Aのバンパー部A1 に ナットによって取付けられるものである。
【0004】 また、感圧センサ2は図6に示すように、紙面に垂直な方向に帯状に延びるも ので、内部に二枚の電極2b,2cが柔軟な絶縁材2aで絶縁されて嵌装され、 その周囲をビニール被覆2dで包んでいる。また、ビニール被覆2dの一面には 凸状のリブ2eが長手方向に沿って形成されている。そして、外部からの圧力が リブ2eに作用すると一方の電極2bが撓んで他方の電極2cに接触するように なっている。
【0005】 そして、無人搬送車が走行中に、バンパー部A1 に器物や人体が接触すると、 その接触圧によって外被3、緩衝材4を介して感圧センサ2のリブ2eが押され て電極2bが撓み電極2cに接触しスイッチがオンした状態となるので、これを 電気回路で検出して車両を停止させるものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、車両におけるバンパーの寸法は、車両それぞれの車幅、速度あるい は積載重量により長さや迫り出し寸法が異なるため、前記した従来における物体 検出装置を使用した場合、外被3の寸法も異ならしめなければならず、従って、 外被3を車両毎に用意しなければならないという問題があった。
【0007】 本考案は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、 バンパーの長さや迫り出し寸法に合わせて弾性を有する長尺の蛇腹状ベローズに よる外被を切断することによって各種のバンパーに適用することができるので、 従来のようにバンパーの種類に合わせて多種類の外被を用意する必要がない物体 の接触検出装置を提供せんとするにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案における物体の接触検出装置は前記した目的を達成せんとするもので、 その手段は、車両に設けられたバンパー等の検出部材の前面にネジ止め等の手段 によって固定されたベース板と、該ベース板の前面に配置されたスポンジ等の緩 衝材と、該緩衝材と前記ベース板との間に介在された感圧センサと、前記緩衝材 を包囲し前記ベース板に固定されたゴム等の弾性部材からなる蛇腹状ベローズの 外被とを備えたものである。
【0009】
【作用】
前記した如く構成した本考案における物体の接触検出装置は、車両に設けられ たバンパー等の検出部材に固定されたベース板の前面に、緩衝材と感圧センサと を包囲してゴム等の弾性部材からなる蛇腹状ベローズの外被で覆って固定したこ とにより、車両の走行中等において該外被に物体が当接すると、該外被が押圧さ れて緩衝材を介して感圧センサに圧力が作用するので、該圧力センサはオン状態 となって物体が当接したことを出力するものである。
【0010】
【実施例】
次に本考案に係る物体の接触検出装置を図1〜図4と共に説明する。 図1は第1実施例の斜視図、図2は同上の断面図を示し、ベース板1は従来と 同様に車両のバンパー部の長さおよび迫り出し寸法に合わせた形状に形成され、 また、感圧センサ2は前記した従来例に示した感圧センサ2と同じものである。
【0011】 そして、本考案の特徴とするところは、外被6としてゴム等の弾性部材からな る蛇腹状ベローズを利用したことである。第1実施例にあっては、蛇腹状ベロー ズの外被6を長さ方向に沿って略半分に切断したものを利用したことを特徴とす る。
【0012】 全体の構成としては、ベース板1の前面長手方向の中央に沿って感圧センサ2 を配置し、この感圧スイッチ2の前面にスポンジ等の緩衝材4をベース板1の形 状に合わせて配置する。次いで、半分に切断した外被6を緩衝材4を覆うように して周縁部6aを直接ベース板1にネジ止め等の適宜手段によって固定すること により、図1に示す如くベース板1の前面全体が覆われるものである。
【0013】 図3は第2実施例の斜視図、図4は同上の断面図を示し、前記した第1実施例 のものが蛇腹状ベローズの外被6を半分に切断したものを使用したのに対して、 本実施例のものは、蛇腹状ベローズをそのまま使用したものである。
【0014】 すなわち、ベース板1の長さに合わせて外被6を切断し、この円筒状の外被6 内に硬質の補助部材7を挿入すると共に、この補助部材7に対向して感圧センサ 2を配置する。次いで、感圧センサ2の前面に緩衝材4を挿入して接触検出装置 を製作する。このように構成した接触検出装置をベース板1の前面に形成した凹 部1aに前記補助部材7を対向させて配置すると共にバンド等の止め具8を利用 して固定することにより、図3に示す如くベース板1の前面全体が覆われるもの である。
【0015】 而して、本考案にあっては、ベース板1に対して感圧センサ2を取付ける弾性 を有する外被6として、長尺な蛇腹状ベローズを使用したことにより、ベース板 1の左右両端の湾曲部分を含めて必要な長さに切断すれば良いので、外被6とし て車両のバンパーにおける長さや迫り出し寸法に合わせて複数の外被を用意する 必要がないものである。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ベース板に対して感圧センサを取付ける 弾性を有する外被として、ゴム等の弾性部材からなる蛇腹状ベローズを利用した ので、車両のバンパーにおける長さや迫り出し寸法に合わせて切断して使用すれ ば良く、従って、従来のようにバンパーの種類に合わせて多種類の外被を用意す る必要がなく、接触検出装置としてのコスト低減が図れると共に多種類の外被を 保管する必要がないので管理保管が簡単になる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の斜視図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】本考案の第2実施例の斜視図である。
【図4】同上の断面図である。
【図5】無人搬送車の斜視図である。
【図6】従来の接触検出装置の断面図である。
【図7】同上に使用されている感圧センサの断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ベース板 2 感圧センサ 4 緩衝材 5 ボルト 6 蛇腹状ベローズによる外被

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に設けられたバンパー等の検出部材の
    前面にネジ止め等の手段によって固定されたベース板
    と、該ベース板の前面に配置されたスポンジ等の緩衝材
    と、該緩衝材と前記ベース板との間に介在された感圧セ
    ンサと、前記緩衝材を包囲し前記ベース板に固定された
    ゴム等の弾性部材からなる蛇腹状ベローズの外被とを備
    えたことを特徴とする物体の接触検出装置。
JP9874691U 1991-11-29 1991-11-29 物体の接触検出装置 Withdrawn JPH0546634U (ja)

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JP9874691U JPH0546634U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 物体の接触検出装置

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JP9874691U JPH0546634U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 物体の接触検出装置

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JPH0546634U true JPH0546634U (ja) 1993-06-22

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ID=14228040

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JP9874691U Withdrawn JPH0546634U (ja) 1991-11-29 1991-11-29 物体の接触検出装置

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JP (1) JPH0546634U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021509168A (ja) * 2017-08-16 2021-03-18 ペラテック ホールドコ リミテッド 検出力

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 19960208