JPH0546568A - 分散アプリケーシヨン実行装置および方法 - Google Patents
分散アプリケーシヨン実行装置および方法Info
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- JPH0546568A JPH0546568A JP3222394A JP22239491A JPH0546568A JP H0546568 A JPH0546568 A JP H0546568A JP 3222394 A JP3222394 A JP 3222394A JP 22239491 A JP22239491 A JP 22239491A JP H0546568 A JPH0546568 A JP H0546568A
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- Japan
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- processor
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- processors
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F9/00—Arrangements for program control, e.g. control units
- G06F9/06—Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
- G06F9/46—Multiprogramming arrangements
- G06F9/54—Interprogram communication
- G06F9/542—Event management; Broadcasting; Multicasting; Notifications
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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- G06F9/54—Interprogram communication
- G06F9/546—Message passing systems or structures, e.g. queues
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ISDN等で接続されている複数のプロセッ
サ1上で画面、ウィンドウまたはアプリケーション自体
も共有できるようにする。 【構成】 主なプロセッサ1の実行に伴うオペレーティ
ング・システム2へのAPIコールをイベント・リダイ
レクション機構3で従のプロセッサ1に送出し、従のプ
ロセッサ1のイベント・リダイレクション機構3で従の
プロセッサ1のオペレーティング・システム2に供給
し、主のプロセッサ1および従のプロセッサ1で同一の
画面またはウィンドウが得られるようにする。従のプロ
セッサ1で生じたメッセージは同様にイベント・リダイ
レクション機構3で主のプロセッサ1のメッセージ待ち
行列12に供給され、主のプロセッサ1のアプリケーシ
ョン4に供給される。これにより主のプロセッサ1上の
アプリケーション4を従のプロセッサ1が共有する。
サ1上で画面、ウィンドウまたはアプリケーション自体
も共有できるようにする。 【構成】 主なプロセッサ1の実行に伴うオペレーティ
ング・システム2へのAPIコールをイベント・リダイ
レクション機構3で従のプロセッサ1に送出し、従のプ
ロセッサ1のイベント・リダイレクション機構3で従の
プロセッサ1のオペレーティング・システム2に供給
し、主のプロセッサ1および従のプロセッサ1で同一の
画面またはウィンドウが得られるようにする。従のプロ
セッサ1で生じたメッセージは同様にイベント・リダイ
レクション機構3で主のプロセッサ1のメッセージ待ち
行列12に供給され、主のプロセッサ1のアプリケーシ
ョン4に供給される。これにより主のプロセッサ1上の
アプリケーション4を従のプロセッサ1が共有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般に、複数のコン
ピュータで分散的に処理される分散アプリケーション
(たとえば、コンピュータ遠隔会議システム、遠隔デス
クトップ・プレゼンテーション・システム)に関し、と
くにスタンド・アローンのアプリケーションを分散アプ
リケーションとして使用する方法および機構に関するも
のである。
ピュータで分散的に処理される分散アプリケーション
(たとえば、コンピュータ遠隔会議システム、遠隔デス
クトップ・プレゼンテーション・システム)に関し、と
くにスタンド・アローンのアプリケーションを分散アプ
リケーションとして使用する方法および機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】最近、公共電話会社の提供するISDN
サービスが、世界中で使用可能になりつつある。パーソ
ナル・コンピュータ間の高速データ交換が必要なアプリ
ケーションを、モデムの代わりにこれらISDNサービ
スを利用してサポートすることが、費用効果上好まし
い。分散アプリケーション(たとえば、コンピュータ遠
隔会議システム、遠隔デスクトップ・プレゼンテーショ
ン・システム)が、ISDN技術を使用するアプリケー
ションの好例である。
サービスが、世界中で使用可能になりつつある。パーソ
ナル・コンピュータ間の高速データ交換が必要なアプリ
ケーションを、モデムの代わりにこれらISDNサービ
スを利用してサポートすることが、費用効果上好まし
い。分散アプリケーション(たとえば、コンピュータ遠
隔会議システム、遠隔デスクトップ・プレゼンテーショ
ン・システム)が、ISDN技術を使用するアプリケー
ションの好例である。
【0003】このような分散アプリケーションで最も重
要な特徴が、ネットワークによって接続された複数のパ
ーソナル・コンピュータの画面上またはウィンドウ内に
実時間で同一の情報を表示することである。分散システ
ム内で相互接続されたパーソナル・コンピュータ上に同
一の画面またはウィンドウを表示することを、「画面共
用」または「ウィンドウ共用」と称する。
要な特徴が、ネットワークによって接続された複数のパ
ーソナル・コンピュータの画面上またはウィンドウ内に
実時間で同一の情報を表示することである。分散システ
ム内で相互接続されたパーソナル・コンピュータ上に同
一の画面またはウィンドウを表示することを、「画面共
用」または「ウィンドウ共用」と称する。
【0004】画面共用をサポートするために実時間アプ
リケーションにISDNサービスを使用するのが有効か
どうかは、ISDNチャネルの帯域幅をどう利用するか
によって左右される。たとえば、毎秒64キロビット
(kbps)のISDN Bチャネルは、パーソナル・
コンピュータ間のテキスト・ベースの画面共用にとって
比較的高速である。しかし、これは、図形またはイメー
ジ・ベースの画面を実時間でローカルおよびリモートで
表示するには不十分である。たとえば、解像度640×
480、16色(画素あたり4ビット)の画面上のデー
タを伝送するには、その伝送用に約1200kbps
(640×480×4)の帯域幅が必要である。したが
って、パーソナル・コンピュータ間での画面データの送
出は、実時間で画面共用またはウィンドウ共用をサポー
トするのに適当な方法ではない。
リケーションにISDNサービスを使用するのが有効か
どうかは、ISDNチャネルの帯域幅をどう利用するか
によって左右される。たとえば、毎秒64キロビット
(kbps)のISDN Bチャネルは、パーソナル・
コンピュータ間のテキスト・ベースの画面共用にとって
比較的高速である。しかし、これは、図形またはイメー
ジ・ベースの画面を実時間でローカルおよびリモートで
表示するには不十分である。たとえば、解像度640×
480、16色(画素あたり4ビット)の画面上のデー
タを伝送するには、その伝送用に約1200kbps
(640×480×4)の帯域幅が必要である。したが
って、パーソナル・コンピュータ間での画面データの送
出は、実時間で画面共用またはウィンドウ共用をサポー
トするのに適当な方法ではない。
【0005】画面共用をサポートするもう1つの方法
は、各分散アプリケーションに特殊機能として画面共用
を組み込むことであるが、これを開発するのは困難であ
る。その理由は、各分散アプリケーションで、各パーソ
ナル・コンピュータ上のアプリケーション・モジュール
間のプロトコル(または会話)を定義しサポートするの
に多大な労力を要し、また各パーソナル・コンピュータ
上の全アプリケーション・モジュールを導入するのに多
大な労力を要し、冗長処理を行なう際にメモリとCPU
資源が浪費されるためである。
は、各分散アプリケーションに特殊機能として画面共用
を組み込むことであるが、これを開発するのは困難であ
る。その理由は、各分散アプリケーションで、各パーソ
ナル・コンピュータ上のアプリケーション・モジュール
間のプロトコル(または会話)を定義しサポートするの
に多大な労力を要し、また各パーソナル・コンピュータ
上の全アプリケーション・モジュールを導入するのに多
大な労力を要し、冗長処理を行なう際にメモリとCPU
資源が浪費されるためである。
【0006】なお以下では主にパーソナル・コンピュー
タを中心に説明するけれど、他のサイズのコンピュータ
にもこの発明を適用できることはもちろんである。
タを中心に説明するけれど、他のサイズのコンピュータ
にもこの発明を適用できることはもちろんである。
【0007】なおこの発明に関連する特許文献としては
特開昭60−128769号公報、特開昭62−150
960号公報および特開平2−2794号公報がある。
これらに開示された技術では、ともに、遠隔端末で同一
画面を表示する遠隔会議システムを実現するためにあら
かじめ各端末で画像情報を蓄積させている。しかしこれ
らの技術では、各端末において遠隔会議用の制御(プロ
グラム)が実際に動作し(後述のとおりこの発明ではプ
ログラムは1つの端末(プロセッサ)でしか実行されな
い)、しかも画面共用を実現するため端末間で制御デー
タの交換を実行するように予め設計する必要があり、構
成が複雑になる。
特開昭60−128769号公報、特開昭62−150
960号公報および特開平2−2794号公報がある。
これらに開示された技術では、ともに、遠隔端末で同一
画面を表示する遠隔会議システムを実現するためにあら
かじめ各端末で画像情報を蓄積させている。しかしこれ
らの技術では、各端末において遠隔会議用の制御(プロ
グラム)が実際に動作し(後述のとおりこの発明ではプ
ログラムは1つの端末(プロセッサ)でしか実行されな
い)、しかも画面共用を実現するため端末間で制御デー
タの交換を実行するように予め設計する必要があり、構
成が複雑になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、相
互接続されたコンピュータたとえばパーソナル・コンピ
ュータ上で分散アプリケーション(たとえば、コンピュ
ータ遠隔会議システム、遠隔デスクトップ・プレゼンテ
ーション・システム)の実時間の画面共用またはウィン
ドウ共用を簡易にサポートするた方法および機構を提供
することである。
互接続されたコンピュータたとえばパーソナル・コンピ
ュータ上で分散アプリケーション(たとえば、コンピュ
ータ遠隔会議システム、遠隔デスクトップ・プレゼンテ
ーション・システム)の実時間の画面共用またはウィン
ドウ共用を簡易にサポートするた方法および機構を提供
することである。
【0009】この発明のもう1つの目的は、スタンド・
アローンのアプリケーションが、実時間の画面共用また
はウィンドウ共用をサポートできる分散アプリケーショ
ンとして動作できるようにし、分散アプリケーションの
開発を簡単にすることである。
アローンのアプリケーションが、実時間の画面共用また
はウィンドウ共用をサポートできる分散アプリケーショ
ンとして動作できるようにし、分散アプリケーションの
開発を簡単にすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、シス
テム・ソフトウェア・イベント、たとえばサブルーチン
・コールや、アプリケーションおよびシステム・ソフト
ウェア間のメッセージを、分散システム内で相互接続さ
れたパーソナル・コンピュータ間で再転送(リダイレク
ション、1つのパーソナル・コンピュータのサブルーチ
ン・コール等をコピーし他のリモートパーソナル・コン
ピュータに転送する)することによって達成される。こ
の方法では、1つのパーソナル・コンピュータだけがア
プリケーションを実行し、他のパーソナル・コンピュー
タは、同一のアプリケーションを実行する必要がない。
この方法では、アプリケーションの画面データをリモー
トパーソナル・コンピュータに直接送る代わりに、シス
テム・ソフトウェア・イベントを捕捉し、リモートパー
ソナル・コンピュータに方向変更(リダイレクト)して
処理を行なわせる。リモートパーソナル・コンピュータ
上では、システム・ソフトウェア・イベントが捕捉さ
れ、ネットワークを介してアプリケーションに転送さ
れ、処理される。こらはあたかもリモート・パーソナル
・コンピュータのシステム・ソフトウェア・イベントが
アプリケーション実行中のマスタ・パーソナル・コンピ
ュータ上で発生したかのようにに処理される。
テム・ソフトウェア・イベント、たとえばサブルーチン
・コールや、アプリケーションおよびシステム・ソフト
ウェア間のメッセージを、分散システム内で相互接続さ
れたパーソナル・コンピュータ間で再転送(リダイレク
ション、1つのパーソナル・コンピュータのサブルーチ
ン・コール等をコピーし他のリモートパーソナル・コン
ピュータに転送する)することによって達成される。こ
の方法では、1つのパーソナル・コンピュータだけがア
プリケーションを実行し、他のパーソナル・コンピュー
タは、同一のアプリケーションを実行する必要がない。
この方法では、アプリケーションの画面データをリモー
トパーソナル・コンピュータに直接送る代わりに、シス
テム・ソフトウェア・イベントを捕捉し、リモートパー
ソナル・コンピュータに方向変更(リダイレクト)して
処理を行なわせる。リモートパーソナル・コンピュータ
上では、システム・ソフトウェア・イベントが捕捉さ
れ、ネットワークを介してアプリケーションに転送さ
れ、処理される。こらはあたかもリモート・パーソナル
・コンピュータのシステム・ソフトウェア・イベントが
アプリケーション実行中のマスタ・パーソナル・コンピ
ュータ上で発生したかのようにに処理される。
【0011】
【実施例】図1は、この発明による分散アプリケーショ
ン・システムがユーザによって使用される、典型的な環
境のブロック図である。図1のシステムは、ネットワー
クによって(たとえば、ローカル・エリア・ネットワー
ク(LAN)によってローカルで、またはISDNによ
ってリモートで)相互接続されたパーソナル・コンピュ
ータ1からなる。典型的なユーザは、1台のパーソナル
・コンピュータ1上でアプリケーションを実行し、ネッ
トワークの通信サポートを介して、アプリケーション・
ウィンドウ内の情報をネットワーク内の他のユーザと共
用する。すなわち、同一内容を有する同一のアプリケー
ション・ウィンドウが、各ユーザの画面に表示される。
ン・システムがユーザによって使用される、典型的な環
境のブロック図である。図1のシステムは、ネットワー
クによって(たとえば、ローカル・エリア・ネットワー
ク(LAN)によってローカルで、またはISDNによ
ってリモートで)相互接続されたパーソナル・コンピュ
ータ1からなる。典型的なユーザは、1台のパーソナル
・コンピュータ1上でアプリケーションを実行し、ネッ
トワークの通信サポートを介して、アプリケーション・
ウィンドウ内の情報をネットワーク内の他のユーザと共
用する。すなわち、同一内容を有する同一のアプリケー
ション・ウィンドウが、各ユーザの画面に表示される。
【0012】このシステム内で使用されるネットワーク
の通信サポートは、ほとんどのパーソナル・コンピュー
タで見られる簡単な機能であるので、これ以上は説明し
ない。
の通信サポートは、ほとんどのパーソナル・コンピュー
タで見られる簡単な機能であるので、これ以上は説明し
ない。
【0013】図2は、この発明による分散アプリケーシ
ョン・システムがその上で動作する各パーソナル・コン
ピュータ1の、全体的なシステム構成を示す図である。
この分散アプリケーション・システムおいて、各パーソ
ナル・コンピュータ1は、たとえば、プロセッサ5、表
示装置6、キーボード7、マウス装置8およびネットワ
ーク・アダプタ9からなる日本アイ・ビー・エム(株)
のPS/55(商標)でよい。オペレーティング・シス
テム2は、たとえば、入力装置(キーボード7、マウス
装置8など)とユーザとの間の対話を管理するプレゼン
テーション・マネジャ10を含む日本アイ・ビー・エム
(株)のOS/2(商標)でよい。プレゼンテーション
・マネジャ10は、表示装置6上でウィンドウを表示し
管理するためのアプリケーション・プログラム・インタ
ーフェース(API)も提供する。後で詳述するイベン
ト・リダイレクション機構3は、ネットワーク上のユー
ザ間での画面共用をサポートするのに使用される機能で
ある。アプリケーション4は、画面上に所定の情報を表
示するためにユーザが使用するプログラム(たとえば、
デスクトップ・プレゼンテーション用プログラム)であ
る。
ョン・システムがその上で動作する各パーソナル・コン
ピュータ1の、全体的なシステム構成を示す図である。
この分散アプリケーション・システムおいて、各パーソ
ナル・コンピュータ1は、たとえば、プロセッサ5、表
示装置6、キーボード7、マウス装置8およびネットワ
ーク・アダプタ9からなる日本アイ・ビー・エム(株)
のPS/55(商標)でよい。オペレーティング・シス
テム2は、たとえば、入力装置(キーボード7、マウス
装置8など)とユーザとの間の対話を管理するプレゼン
テーション・マネジャ10を含む日本アイ・ビー・エム
(株)のOS/2(商標)でよい。プレゼンテーション
・マネジャ10は、表示装置6上でウィンドウを表示し
管理するためのアプリケーション・プログラム・インタ
ーフェース(API)も提供する。後で詳述するイベン
ト・リダイレクション機構3は、ネットワーク上のユー
ザ間での画面共用をサポートするのに使用される機能で
ある。アプリケーション4は、画面上に所定の情報を表
示するためにユーザが使用するプログラム(たとえば、
デスクトップ・プレゼンテーション用プログラム)であ
る。
【0014】図3は、ネットワークによって接続された
各パーソナル・コンピュータ1内で必要なソフトウェア
要素を示す図である。図3のアプリケーション・プログ
ラム4は、マスタ・パーソナル・コンピュータと称する
1台のパーソナル・コンピュータ1上でのみ実行され、
このアプリケーション・プログラム4のウィンドウの内
容が、各パーソナル・コンピュータ1内に常駐するイベ
ント・リダイレクション機構3によって、スレーブ・パ
ーソナル・コンピュータと称する他のパーソナル・コン
ピュータ1上で複製される。スレーブ・パーソナル・コ
ンピュータ上でアプリケーションを実行する必要はな
い。
各パーソナル・コンピュータ1内で必要なソフトウェア
要素を示す図である。図3のアプリケーション・プログ
ラム4は、マスタ・パーソナル・コンピュータと称する
1台のパーソナル・コンピュータ1上でのみ実行され、
このアプリケーション・プログラム4のウィンドウの内
容が、各パーソナル・コンピュータ1内に常駐するイベ
ント・リダイレクション機構3によって、スレーブ・パ
ーソナル・コンピュータと称する他のパーソナル・コン
ピュータ1上で複製される。スレーブ・パーソナル・コ
ンピュータ上でアプリケーションを実行する必要はな
い。
【0015】図4および図5は、マスタ・パーソナル・
コンピュータのソフトウェア要素とスレーブ・パーソナ
ル・コンピュータのソフトウェア要素とをそれぞれ詳細
に示す図である。メッセージ駆動式ウィンドウ・システ
ム(たとえば、OS/2のプレゼンテーション・マネジ
ャ)では、アプリケーション・プログラム4は、ウィン
ドウ・マネジャからメッセージ待ち行列12を介してプ
ログラムに送られるメッセージ(キーボード・メッセー
ジ、マウス・メッセージなど)の形で、入力装置11
(キーボード、マウス装置など)からのデータを得る。
表示装置6上でデータを表示し、操作するために、また
はシステム・サービスを使用するために、アプリケーシ
ョン4は、ウィンドウ・マネジャとオペレーティング・
システム2とが提供するアプリケーション・プログラム
・インターフェース(API)を使用する。たとえば、
OS/2のプレゼンテーション・マネジャでは、ウィン
ドウ用とグラフィックス用のAPIサブルーチンが、そ
れぞれPMWin、PMGpiと称する2つのライブラ
リにまとめられて入れられている。
コンピュータのソフトウェア要素とスレーブ・パーソナ
ル・コンピュータのソフトウェア要素とをそれぞれ詳細
に示す図である。メッセージ駆動式ウィンドウ・システ
ム(たとえば、OS/2のプレゼンテーション・マネジ
ャ)では、アプリケーション・プログラム4は、ウィン
ドウ・マネジャからメッセージ待ち行列12を介してプ
ログラムに送られるメッセージ(キーボード・メッセー
ジ、マウス・メッセージなど)の形で、入力装置11
(キーボード、マウス装置など)からのデータを得る。
表示装置6上でデータを表示し、操作するために、また
はシステム・サービスを使用するために、アプリケーシ
ョン4は、ウィンドウ・マネジャとオペレーティング・
システム2とが提供するアプリケーション・プログラム
・インターフェース(API)を使用する。たとえば、
OS/2のプレゼンテーション・マネジャでは、ウィン
ドウ用とグラフィックス用のAPIサブルーチンが、そ
れぞれPMWin、PMGpiと称する2つのライブラ
リにまとめられて入れられている。
【0016】図4において、イベント・リダイレクショ
ン機構3は、アプリケーション4とプレゼンテーション
・マネジャ/オペレーティング・システム2との間にあ
る。イベント・リダイレクション機構3は、APIリダ
イレクション機構14、メッセージ・リダイレクション
機構15およびイベント・リダイレクション・マネジャ
13からなる。APIリダイレクション機構14は、ア
プリケーションから呼び出されたAPIコールをインタ
ーセプトする。メッセージ・リダイレクション機構15
は、メッセージ待ち行列12からアプリケーションが読
み取るメッセージをインターセプトする。インターセプ
トされたメッセージおよびAPIコールは、イベント・
リダイレクション機構3によって、ネットワークを介し
てマスタ・パーソナル・コンピュータから他のスレーブ
・パーソナル・コンピュータへ送られる。イベント・リ
ダイレクション・マネジャ13は、APIコールとメッ
セージに関連する一部の情報を管理する。
ン機構3は、アプリケーション4とプレゼンテーション
・マネジャ/オペレーティング・システム2との間にあ
る。イベント・リダイレクション機構3は、APIリダ
イレクション機構14、メッセージ・リダイレクション
機構15およびイベント・リダイレクション・マネジャ
13からなる。APIリダイレクション機構14は、ア
プリケーションから呼び出されたAPIコールをインタ
ーセプトする。メッセージ・リダイレクション機構15
は、メッセージ待ち行列12からアプリケーションが読
み取るメッセージをインターセプトする。インターセプ
トされたメッセージおよびAPIコールは、イベント・
リダイレクション機構3によって、ネットワークを介し
てマスタ・パーソナル・コンピュータから他のスレーブ
・パーソナル・コンピュータへ送られる。イベント・リ
ダイレクション・マネジャ13は、APIコールとメッ
セージに関連する一部の情報を管理する。
【0017】スレーブ・パーソナル・コンピュータ(図
5)においては、マスタ・パーソナル・コンピュータか
ら送られたAPIコールとメッセージとを、イベント・
リダイレクション機構3が受け取る。これらのメッセー
ジおよびAPIコールを使って、表示装置6上でアプリ
ケーション・ウィンドウが作成され、スレーブ・パーソ
ナル・コンピュータでアプリケーションの会話がシミュ
レートされる。
5)においては、マスタ・パーソナル・コンピュータか
ら送られたAPIコールとメッセージとを、イベント・
リダイレクション機構3が受け取る。これらのメッセー
ジおよびAPIコールを使って、表示装置6上でアプリ
ケーション・ウィンドウが作成され、スレーブ・パーソ
ナル・コンピュータでアプリケーションの会話がシミュ
レートされる。
【0018】つぎに、イベント・リダイレクションの動
作の詳細を説明する。図6は、ネットワークによって接
続された各パーソナル・コンピュータ1のAPIリダイ
レクション動作に関連する部分を示す。この図で、AP
Iコールは、マスタ・パーソナル・コンピュータ内のア
プリケーション4によって呼び出されるときに、インタ
ーセプトされ、ネットワークを介してスレーブ・パーソ
ナル・コンピュータに送られる。
作の詳細を説明する。図6は、ネットワークによって接
続された各パーソナル・コンピュータ1のAPIリダイ
レクション動作に関連する部分を示す。この図で、AP
Iコールは、マスタ・パーソナル・コンピュータ内のア
プリケーション4によって呼び出されるときに、インタ
ーセプトされ、ネットワークを介してスレーブ・パーソ
ナル・コンピュータに送られる。
【0019】まず、プレゼンテーション・マネジャ/オ
ペレーティング・システム2のAPIコールがマスタ・
パーソナル・コンピュータ側のアプリケーションによっ
て呼び出されたとき、APIリダイレクションの処理ル
ーチンがどのように実行されるかを説明し、その後、各
スレーブ・パーソナル・コンピュータでマスタ・パーソ
ナル・コンピュータから送られたAPIコールがどのよ
うに実行されるかを説明する。
ペレーティング・システム2のAPIコールがマスタ・
パーソナル・コンピュータ側のアプリケーションによっ
て呼び出されたとき、APIリダイレクションの処理ル
ーチンがどのように実行されるかを説明し、その後、各
スレーブ・パーソナル・コンピュータでマスタ・パーソ
ナル・コンピュータから送られたAPIコールがどのよ
うに実行されるかを説明する。
【0020】[マスタ・パーソナル・コンピュータ側の
APIリダイレクション・ルーチン(図7)]マスタ・
パーソナル・コンピュータ上でアプリケーションがAP
Iコールを呼び出すとき、このAPIコールはそのパラ
メータとともに、APIリダイレクション機構14によ
ってインターセプトされる(ステップ11)。イベント
・リダイレクション・マネジャ13は、このAPIコー
ルをプレゼンテーション・マネジャ/オペレーティング
・システム2に渡して実行させ、その後、このAPIコ
ールから返される結果があるなら、それを得る(ステッ
プ12)。必要があれば、この情報(たとえば、そのパ
ラメータと結果)が、将来の使用のためイベント・リダ
イレクション・マネジャ13によって保存される(ステ
ップ13)。APIコールはそのパラメータおよび結果
とともに、ネットワークを介して各スレーブ・パーソナ
ル・コンピュータに送られる(ステップ14)。API
コールが結果を返す場合には、その結果がアプリケーシ
ョンに返される(ステップ15)。その後、このルーチ
ンは終了する(ステップ16)。アプリケーション4側
から見ると、APIコールの処理は、このAPIコール
がプレゼンテーション・マネジャ/オペレーティング・
システム2によって直接に実行される場合と同じであ
る。すなわち、たとえばAPIリダイレクション機構1
4によって行なわれる、APIコールのインターセプト
および他のスレーブ・パーソナル・コンピュータへのこ
のAPIコールの伝送は、アプリケーションにとって不
可視(トランスペアレント)である。
APIリダイレクション・ルーチン(図7)]マスタ・
パーソナル・コンピュータ上でアプリケーションがAP
Iコールを呼び出すとき、このAPIコールはそのパラ
メータとともに、APIリダイレクション機構14によ
ってインターセプトされる(ステップ11)。イベント
・リダイレクション・マネジャ13は、このAPIコー
ルをプレゼンテーション・マネジャ/オペレーティング
・システム2に渡して実行させ、その後、このAPIコ
ールから返される結果があるなら、それを得る(ステッ
プ12)。必要があれば、この情報(たとえば、そのパ
ラメータと結果)が、将来の使用のためイベント・リダ
イレクション・マネジャ13によって保存される(ステ
ップ13)。APIコールはそのパラメータおよび結果
とともに、ネットワークを介して各スレーブ・パーソナ
ル・コンピュータに送られる(ステップ14)。API
コールが結果を返す場合には、その結果がアプリケーシ
ョンに返される(ステップ15)。その後、このルーチ
ンは終了する(ステップ16)。アプリケーション4側
から見ると、APIコールの処理は、このAPIコール
がプレゼンテーション・マネジャ/オペレーティング・
システム2によって直接に実行される場合と同じであ
る。すなわち、たとえばAPIリダイレクション機構1
4によって行なわれる、APIコールのインターセプト
および他のスレーブ・パーソナル・コンピュータへのこ
のAPIコールの伝送は、アプリケーションにとって不
可視(トランスペアレント)である。
【0021】[各スレーブ・パーソナル・コンピュータ
側のAPIリダイレクション・ルーチン(図8)]各ス
レーブ・パーソナル・コンピュータでは、マスタ・パー
ソナル・コンピュータから送られたAPIコールとその
情報を、イベント・リダイレクション・マネジャ13が
受け取る(ステップ21)。マスタ・パーソナル・コン
ピュータから送られたパラメータの一部は、そのマスタ
・パーソナル・コンピュータのプレゼンテーション・マ
ネジャ/オペレーティング・システム2にとってのみ有
効であるので、これらのパラメータは、イベント・リダ
イレクションマネジャ13によって、以前に記憶された
情報を使って各スレーブ・パーソナル・コンピュータの
ローカル・パラメータに変換される(ステップ22)。
イベント・リダイレクション・マネジャ13は、このA
PIコールをそのローカル・パラメータとともに、プレ
ゼンテーション・マネジャ/オペレーティング・システ
ム2に渡して実行させ、その後、このAPIコールによ
って返される結果があるなら、それを得る(ステップ2
3)。必要があれば、この情報(たとえば、そのパラメ
ータと結果)が、将来の使用(ステップ22)のためイ
ベント・リダイレクション・マネジャ13によって保存
される(ステップ24)。その後、このルーチンは終了
する(ステップ25)。各スレーブ・パーソナル・コン
ピュータ上でAPIコールを実行した結果として、たと
えば、各スレーブ・パーソナル・コンピュータの表示装
置6への出力データが、マスタ・パーソナル・コンピュ
ータの表示装置6への出力データと同じになる。すなわ
ち、マスタ・パーソナル・コンピュータのユーザとスレ
ーブ・パーソナル・コンピュータのユーザに、それぞれ
の表示装置6上で同じ出力データが見える。
側のAPIリダイレクション・ルーチン(図8)]各ス
レーブ・パーソナル・コンピュータでは、マスタ・パー
ソナル・コンピュータから送られたAPIコールとその
情報を、イベント・リダイレクション・マネジャ13が
受け取る(ステップ21)。マスタ・パーソナル・コン
ピュータから送られたパラメータの一部は、そのマスタ
・パーソナル・コンピュータのプレゼンテーション・マ
ネジャ/オペレーティング・システム2にとってのみ有
効であるので、これらのパラメータは、イベント・リダ
イレクションマネジャ13によって、以前に記憶された
情報を使って各スレーブ・パーソナル・コンピュータの
ローカル・パラメータに変換される(ステップ22)。
イベント・リダイレクション・マネジャ13は、このA
PIコールをそのローカル・パラメータとともに、プレ
ゼンテーション・マネジャ/オペレーティング・システ
ム2に渡して実行させ、その後、このAPIコールによ
って返される結果があるなら、それを得る(ステップ2
3)。必要があれば、この情報(たとえば、そのパラメ
ータと結果)が、将来の使用(ステップ22)のためイ
ベント・リダイレクション・マネジャ13によって保存
される(ステップ24)。その後、このルーチンは終了
する(ステップ25)。各スレーブ・パーソナル・コン
ピュータ上でAPIコールを実行した結果として、たと
えば、各スレーブ・パーソナル・コンピュータの表示装
置6への出力データが、マスタ・パーソナル・コンピュ
ータの表示装置6への出力データと同じになる。すなわ
ち、マスタ・パーソナル・コンピュータのユーザとスレ
ーブ・パーソナル・コンピュータのユーザに、それぞれ
の表示装置6上で同じ出力データが見える。
【0022】図9は、ネットワークによって接続された
各パーソナル・コンピュータ1のメッセージ・リダイレ
クション処理に関連する部分を示す図である。メッセー
ジは、マスタ・パーソナル・コンピュータ内のアプリケ
ーションに引き渡されるとき、インターセプトされ、ネ
ットワークを介してスレーブ・パーソナル・コンピュー
タに送られる。各スレーブ・パーソナル・コンピュータ
側では、メッセージがイベント・リダイレクション・マ
ネジャ13によって読み取られるとき、このメッセージ
が、ネットワークを介して、マスタ・パーソナル・コン
ピュータ内に常駐するアプリケーションのメッセージ待
ち行列12にも送られる。このメッセージは、アプリケ
ーションによって読み取られる。
各パーソナル・コンピュータ1のメッセージ・リダイレ
クション処理に関連する部分を示す図である。メッセー
ジは、マスタ・パーソナル・コンピュータ内のアプリケ
ーションに引き渡されるとき、インターセプトされ、ネ
ットワークを介してスレーブ・パーソナル・コンピュー
タに送られる。各スレーブ・パーソナル・コンピュータ
側では、メッセージがイベント・リダイレクション・マ
ネジャ13によって読み取られるとき、このメッセージ
が、ネットワークを介して、マスタ・パーソナル・コン
ピュータ内に常駐するアプリケーションのメッセージ待
ち行列12にも送られる。このメッセージは、アプリケ
ーションによって読み取られる。
【0023】まず、アプリケーション用のメッセージが
マスタ・パーソナル・コンピュータでインターセプトさ
れるとき、メッセージ・リダイレクションの処理ルーチ
ンがどのように実行されるかを説明し、その後、マスタ
・パーソナル・コンピュータから送られたメッセージが
各スレーブ・パーソナル・コンピュータでどのように処
理されるかを説明する。
マスタ・パーソナル・コンピュータでインターセプトさ
れるとき、メッセージ・リダイレクションの処理ルーチ
ンがどのように実行されるかを説明し、その後、マスタ
・パーソナル・コンピュータから送られたメッセージが
各スレーブ・パーソナル・コンピュータでどのように処
理されるかを説明する。
【0024】[マスタ・パーソナル・コンピュータ側の
メッセージ・リダイレクション・ルーチン(図10)]
マスタ・パーソナル・コンピュータ上で、アプリケーシ
ョンがメッセージ待ち行列12からメッセージを読み取
るとき、このメッセージは、メッセージ・リダイレクシ
ョン機構15によってインターセプトされる(ステップ
31)。インターセプトされた各メッセージついて、各
メッセージに関連する情報に基づいて、それを各スレー
ブ・パーソナル・コンピュータに送る必要があるか否が
検査される(ステップ32)。メッセージを各スレーブ
・パーソナル・コンピュータに送る必要がある場合に
は、イベント・リダイレクション・マネジャ13が、こ
のメッセージをそのパラメータとともに各スレーブ・パ
ーソナル・コンピュータに送る(ステップ34)。その
後、このルーチンは終了する(ステップ33)。
メッセージ・リダイレクション・ルーチン(図10)]
マスタ・パーソナル・コンピュータ上で、アプリケーシ
ョンがメッセージ待ち行列12からメッセージを読み取
るとき、このメッセージは、メッセージ・リダイレクシ
ョン機構15によってインターセプトされる(ステップ
31)。インターセプトされた各メッセージついて、各
メッセージに関連する情報に基づいて、それを各スレー
ブ・パーソナル・コンピュータに送る必要があるか否が
検査される(ステップ32)。メッセージを各スレーブ
・パーソナル・コンピュータに送る必要がある場合に
は、イベント・リダイレクション・マネジャ13が、こ
のメッセージをそのパラメータとともに各スレーブ・パ
ーソナル・コンピュータに送る(ステップ34)。その
後、このルーチンは終了する(ステップ33)。
【0025】[各スレーブ・パーソナル・コンピュータ
側のメッセージ受信ルーチン(図11)]各スレーブ・
パーソナル・コンピュータでは、マスタ・パーソナル・
コンピュータから送られたメッセージを、イベント・リ
ダイレクション・マネジャ13が受け取る(ステップ4
1)。マスタ・パーソナル・コンピュータからの、イン
ターセプトされたメッセージのパラメータの一部は、そ
のマスタ・パーソナル・コンピュータのプレゼンテーシ
ョン・マネジャ/オペレーティング・システム2にとっ
てのみ有効であるので、これらのパラメータは、イベン
ト・リダイレクション・マネジャ13によって、以前に
記憶された情報を使って各スレーブ・パーソナル・コン
ピュータのローカル・パラメータに変換される(ステッ
プ42)。イベント・リダイレクション・マネジャ13
は、このメッセージをそのローカル・パラメータととも
に、各スレーブ・パーソナル・コンピュータ内のオブジ
ェクトに送り、その後、このメッセージによって返され
る結果があるなら、それを得る(ステップ43)。必要
があれば、この情報(たとえば、そのパラメータと結
果)が、将来の使用(ステップ42)のためイベント・
リダイレクション・マネジャによって保存される(ステ
ップ44)。その後、このルーチンは終了する(ステッ
プ45)。
側のメッセージ受信ルーチン(図11)]各スレーブ・
パーソナル・コンピュータでは、マスタ・パーソナル・
コンピュータから送られたメッセージを、イベント・リ
ダイレクション・マネジャ13が受け取る(ステップ4
1)。マスタ・パーソナル・コンピュータからの、イン
ターセプトされたメッセージのパラメータの一部は、そ
のマスタ・パーソナル・コンピュータのプレゼンテーシ
ョン・マネジャ/オペレーティング・システム2にとっ
てのみ有効であるので、これらのパラメータは、イベン
ト・リダイレクション・マネジャ13によって、以前に
記憶された情報を使って各スレーブ・パーソナル・コン
ピュータのローカル・パラメータに変換される(ステッ
プ42)。イベント・リダイレクション・マネジャ13
は、このメッセージをそのローカル・パラメータととも
に、各スレーブ・パーソナル・コンピュータ内のオブジ
ェクトに送り、その後、このメッセージによって返され
る結果があるなら、それを得る(ステップ43)。必要
があれば、この情報(たとえば、そのパラメータと結
果)が、将来の使用(ステップ42)のためイベント・
リダイレクション・マネジャによって保存される(ステ
ップ44)。その後、このルーチンは終了する(ステッ
プ45)。
【0026】[各スレーブ・パーソナル・コンピュータ
側のメッセージ読取ルーチン(図12)]各スレーブ・
パーソナル・コンピュータでは、イベント・リダイレク
ション機構3が、マスタ・パーソナル・コンピュータ上
のアプリケーションによって生成されたものと同じオブ
ジェクト(たとえば、ウィンドウ、メニュー、ボタン)
を生成する。各スレーブ・パーソナル・コンピュータ上
のオブジェクトは、イベント・リダイレクション・マネ
ジャ13によって管理され制御される。アプリケーショ
ンによって生成されるオブジェクトと同様に、各スレー
ブ・パーソナル・コンピュータ上の各オブジェクトは、
メッセージ待ち行列12からメッセージを読み取る。各
オブジェクトのメッセージを読み取り処理するためのサ
ブルーチンが、イベント・リダイレクション・マネジャ
13によって提供されるので、オブジェクトによって読
み取られたメッセージをインターセプトして、ネットワ
ークを介してマスタ・パーソナル・コンピュータ上のア
プリケーションに送ることができる。図13は、各スレ
ーブ・パーソナル・コンピュータ上のオブジェクトによ
って読み取られたメッセージがどのように処理されるか
を示す図である。各スレーブ・パーソナル・コンピュー
タ上で、オブジェクトがメッセージ待ち行列12からメ
ッセージを読み取るとき、イベント・リダイレクション
・マネジャ13は、このメッセージに関連する情報に基
づいて、このメッセージをマスタ・パーソナル・コンピ
ュータに送る必要があるか否かを検査する(ステップ5
2)。メッセージをマスタ・パーソナル・コンピュータ
に送る必要がある場合には、イベント・リダイレクショ
ン・マネジャ13が、そのメッセージのパラメータをマ
スタ・パーソナル・コンピュータ用のパラメータに変換
し(ステップ54)、その後、このメッセージを変換済
みのパラメータとともにマスタ・パーソナル・コンピュ
ータに送る(ステップ55)。その後、このルーチンは
終了する(ステップ53)。
側のメッセージ読取ルーチン(図12)]各スレーブ・
パーソナル・コンピュータでは、イベント・リダイレク
ション機構3が、マスタ・パーソナル・コンピュータ上
のアプリケーションによって生成されたものと同じオブ
ジェクト(たとえば、ウィンドウ、メニュー、ボタン)
を生成する。各スレーブ・パーソナル・コンピュータ上
のオブジェクトは、イベント・リダイレクション・マネ
ジャ13によって管理され制御される。アプリケーショ
ンによって生成されるオブジェクトと同様に、各スレー
ブ・パーソナル・コンピュータ上の各オブジェクトは、
メッセージ待ち行列12からメッセージを読み取る。各
オブジェクトのメッセージを読み取り処理するためのサ
ブルーチンが、イベント・リダイレクション・マネジャ
13によって提供されるので、オブジェクトによって読
み取られたメッセージをインターセプトして、ネットワ
ークを介してマスタ・パーソナル・コンピュータ上のア
プリケーションに送ることができる。図13は、各スレ
ーブ・パーソナル・コンピュータ上のオブジェクトによ
って読み取られたメッセージがどのように処理されるか
を示す図である。各スレーブ・パーソナル・コンピュー
タ上で、オブジェクトがメッセージ待ち行列12からメ
ッセージを読み取るとき、イベント・リダイレクション
・マネジャ13は、このメッセージに関連する情報に基
づいて、このメッセージをマスタ・パーソナル・コンピ
ュータに送る必要があるか否かを検査する(ステップ5
2)。メッセージをマスタ・パーソナル・コンピュータ
に送る必要がある場合には、イベント・リダイレクショ
ン・マネジャ13が、そのメッセージのパラメータをマ
スタ・パーソナル・コンピュータ用のパラメータに変換
し(ステップ54)、その後、このメッセージを変換済
みのパラメータとともにマスタ・パーソナル・コンピュ
ータに送る(ステップ55)。その後、このルーチンは
終了する(ステップ53)。
【0027】[実例]以下では、1例として、上述のイ
ベント・リダイレクションを採用した、実時間プレゼン
テーション(RTP)システムと称するプロトタイプの
実現例を説明する。
ベント・リダイレクションを採用した、実時間プレゼン
テーション(RTP)システムと称するプロトタイプの
実現例を説明する。
【0028】RTPプロトタイプは、ISDNまたはI
BM(商標)トークン・リング・ネットワークによって
接続された2台のIBM PS/55(商標)上で走行
する。各IBM PS/55は、そのオペレーティング
・システムとしてオペレーティング・システム2(OS
/2、商標)を走行させ、そのウィンドウ・マネジャと
してプレゼンテーション・マネジャ(OS/2 PM)
を走行させる。RTPプロトタイプは、主にフォイル・
ブラウザ(フォイル呈示部)と制御プログラムとからな
り、これらはそれぞれ図2のアプリケーション4とイベ
ント・リダイレクション機構3とに対応する。フォイル
・ブラウザは、前もって用意したフォイルのパッケージ
を走査するのに使用されるアプリケーションである。図
13は、フォイル・ブラウザと、フォイルを前後にめく
るための "Prev(Previous)" および "Next" と称する2
個のボタンを含むウィンドウの両面を示す図である。
BM(商標)トークン・リング・ネットワークによって
接続された2台のIBM PS/55(商標)上で走行
する。各IBM PS/55は、そのオペレーティング
・システムとしてオペレーティング・システム2(OS
/2、商標)を走行させ、そのウィンドウ・マネジャと
してプレゼンテーション・マネジャ(OS/2 PM)
を走行させる。RTPプロトタイプは、主にフォイル・
ブラウザ(フォイル呈示部)と制御プログラムとからな
り、これらはそれぞれ図2のアプリケーション4とイベ
ント・リダイレクション機構3とに対応する。フォイル
・ブラウザは、前もって用意したフォイルのパッケージ
を走査するのに使用されるアプリケーションである。図
13は、フォイル・ブラウザと、フォイルを前後にめく
るための "Prev(Previous)" および "Next" と称する2
個のボタンを含むウィンドウの両面を示す図である。
【0029】フォイル・ブラウザは、OS/2の他のア
プリケーションと同様に、RTP制御プログラムなしで
実行可能なスタンドアローンのアプリケーションである
ことに留意されたい。ただし、既述のイベント・リダイ
レクション機構を実施するRTP制御プログラムのサポ
ートがあれば、マスタ・パーソナル・コンピュータ上の
プレゼンタと称するユーザが、このフォイル・ブラウザ
を使用して、スレーブ・パーソナル・コンピュータ上の
リスナと称するリモート・ユーザに対して、実時間のデ
スクトップ・プレゼンテーションを行なうことが可能で
ある。すなわち、スレーブ・パーソナル・コンピュータ
上で走行しているフォイル・ブラウザがない場合でも、
マスタ・パーソナル・コンピュータとスレーブ・パーソ
ナル・コンピュータでの画面共用またはウィンドウ共用
をRTPプロトタイプによって実現することが可能であ
る。
プリケーションと同様に、RTP制御プログラムなしで
実行可能なスタンドアローンのアプリケーションである
ことに留意されたい。ただし、既述のイベント・リダイ
レクション機構を実施するRTP制御プログラムのサポ
ートがあれば、マスタ・パーソナル・コンピュータ上の
プレゼンタと称するユーザが、このフォイル・ブラウザ
を使用して、スレーブ・パーソナル・コンピュータ上の
リスナと称するリモート・ユーザに対して、実時間のデ
スクトップ・プレゼンテーションを行なうことが可能で
ある。すなわち、スレーブ・パーソナル・コンピュータ
上で走行しているフォイル・ブラウザがない場合でも、
マスタ・パーソナル・コンピュータとスレーブ・パーソ
ナル・コンピュータでの画面共用またはウィンドウ共用
をRTPプロトタイプによって実現することが可能であ
る。
【0030】次に、RTPプロトタイプのイベント・リ
ダイレクション機構の実現態様を説明する。
ダイレクション機構の実現態様を説明する。
【0031】OS/2は、プログラムのロード時、また
はその後の実行時にプログラムがサブルーチンを実際に
呼び出すときに、サブルーチンに対するプログラムの外
部参照を解決できるようにする、「動的リンク」と称す
る機構を提供する。OS/2のサブルーチンは、動的リ
ンク・ライブラリ(DLL)と称する特殊なライブラリ
内に保存される。たとえば、ウィンドウを生成するた
め、および図形を表示するためのOS/2 PMのAP
Iコールは、それぞれPMWin、PMGpiと称する
DLLによって提供される。アプリケーションにとっ
て、DLLは(その出所に関わらず)、オペレーティン
グ・システムの構成要素と区別できない。OS/2でD
LLを用いると、ユーザが、(呼出しシーケンスを同一
に保つことによって)アプリケーション自体を変更せず
に、DLLのサブルーチンの機能性を拡張できるように
なり、これを再定義することすら可能になる。RTPプ
ロトタイプでは、OS/2 PMのAPIコールとメッ
セージをインターセプトするため、新しいDLLが開発
される。
はその後の実行時にプログラムがサブルーチンを実際に
呼び出すときに、サブルーチンに対するプログラムの外
部参照を解決できるようにする、「動的リンク」と称す
る機構を提供する。OS/2のサブルーチンは、動的リ
ンク・ライブラリ(DLL)と称する特殊なライブラリ
内に保存される。たとえば、ウィンドウを生成するた
め、および図形を表示するためのOS/2 PMのAP
Iコールは、それぞれPMWin、PMGpiと称する
DLLによって提供される。アプリケーションにとっ
て、DLLは(その出所に関わらず)、オペレーティン
グ・システムの構成要素と区別できない。OS/2でD
LLを用いると、ユーザが、(呼出しシーケンスを同一
に保つことによって)アプリケーション自体を変更せず
に、DLLのサブルーチンの機能性を拡張できるように
なり、これを再定義することすら可能になる。RTPプ
ロトタイプでは、OS/2 PMのAPIコールとメッ
セージをインターセプトするため、新しいDLLが開発
される。
【0032】図14は、RTPプロトタイプで画面共用
を実現するための重要なステップを示す図である。
を実現するための重要なステップを示す図である。
【0033】[セットアップ中のフォイルの分配]フォ
イルは通常、プレゼンテーションを行なう前に、フォイ
ル・エディタを使って用意する。したがって、これらの
フォイルは、プレゼンテーションのセットアップ中に使
用可能であり、伝送可能である(ステップ81)。前も
ってフォイルを送るのは、スレーブ・パーソナル・コン
ピュータ上でフォイルを表示するときの遅延時間を短縮
するためである。フォイル・データのサイズが小さく、
ネットワークの帯域幅がわずかな遅延でフォイルを送る
のに十分な大きさであるときには、フォイルを要求に応
じてスレーブ・パーソナル・コンピュータに伝送するこ
とが可能である。
イルは通常、プレゼンテーションを行なう前に、フォイ
ル・エディタを使って用意する。したがって、これらの
フォイルは、プレゼンテーションのセットアップ中に使
用可能であり、伝送可能である(ステップ81)。前も
ってフォイルを送るのは、スレーブ・パーソナル・コン
ピュータ上でフォイルを表示するときの遅延時間を短縮
するためである。フォイル・データのサイズが小さく、
ネットワークの帯域幅がわずかな遅延でフォイルを送る
のに十分な大きさであるときには、フォイルを要求に応
じてスレーブ・パーソナル・コンピュータに伝送するこ
とが可能である。
【0034】[マスタ・パーソナル・コンピュータ上と
スレーブ・パーソナル・コンピュータ上でのフォイルの
表示]フォイル・ブラウザはマスタ・パーソナル・コン
ピュータ上で走行するので、プレゼンタは、このプログ
ラムを使用して、フォイルを画面上に表示する。フォイ
ルがウィンドウ内で表示されるときに、一連のOS/2
PMコールが、フォイル・ブラウザによって発行され
る。説明を簡単にするため、マスタ・パーソナル・コン
ピュータ上のフォイル・ブラウザは、フォイルをそのウ
ィンドウ内に表示するために、"LoadFoil(フォイル・
ロード)" と称するサブルーチンを使って、ファイルか
らメモリにフォイルをロードし、その後、"ShowFoil
(フォイル表示)"と称するサブルーチンを使って、フ
ォイルの内容をメモリからウィンドウに表示するものと
仮定する。
スレーブ・パーソナル・コンピュータ上でのフォイルの
表示]フォイル・ブラウザはマスタ・パーソナル・コン
ピュータ上で走行するので、プレゼンタは、このプログ
ラムを使用して、フォイルを画面上に表示する。フォイ
ルがウィンドウ内で表示されるときに、一連のOS/2
PMコールが、フォイル・ブラウザによって発行され
る。説明を簡単にするため、マスタ・パーソナル・コン
ピュータ上のフォイル・ブラウザは、フォイルをそのウ
ィンドウ内に表示するために、"LoadFoil(フォイル・
ロード)" と称するサブルーチンを使って、ファイルか
らメモリにフォイルをロードし、その後、"ShowFoil
(フォイル表示)"と称するサブルーチンを使って、フ
ォイルの内容をメモリからウィンドウに表示するものと
仮定する。
【0035】フォイル・ブラウザが "LoadFoil" サブル
ーチンを呼び出すとき、マスタ・パーソナル・コンピュ
ータ上のAPIリダイレクション機構が、このコールを
インターセプトし(ステップ82)、これをOS/2
PMに渡して実行させ(ステップ83)、その後、これ
をネットワークを介してスレーブ・パーソナル・コンピ
ュータ上のRTPプロトタイプに送る(ステップ8
4)。ステップ83が完了したとき、フォイルはマスタ
・パーソナル・コンピュータのメモリにロードされてい
る。スレーブ・パーソナル・コンピュータでは、マスタ
・パーソナル・コンピュータから送られた"LoadFoil"
サブルーチンのコールを、RTPプロトタイプが受け取
り、OS/2 PMに渡す(ステップ85)。このOS
/2 PMは、プレゼンテーションのセットアップ(ス
テップ81)中に送られたファイルから、フォイルをメ
モリにロードする。その結果、マスタ・パーソナル・コ
ンピュータとスレーブ・パーソナル・コンピュータの両
方で、同一のフォイルがロードされる。
ーチンを呼び出すとき、マスタ・パーソナル・コンピュ
ータ上のAPIリダイレクション機構が、このコールを
インターセプトし(ステップ82)、これをOS/2
PMに渡して実行させ(ステップ83)、その後、これ
をネットワークを介してスレーブ・パーソナル・コンピ
ュータ上のRTPプロトタイプに送る(ステップ8
4)。ステップ83が完了したとき、フォイルはマスタ
・パーソナル・コンピュータのメモリにロードされてい
る。スレーブ・パーソナル・コンピュータでは、マスタ
・パーソナル・コンピュータから送られた"LoadFoil"
サブルーチンのコールを、RTPプロトタイプが受け取
り、OS/2 PMに渡す(ステップ85)。このOS
/2 PMは、プレゼンテーションのセットアップ(ス
テップ81)中に送られたファイルから、フォイルをメ
モリにロードする。その結果、マスタ・パーソナル・コ
ンピュータとスレーブ・パーソナル・コンピュータの両
方で、同一のフォイルがロードされる。
【0036】同様に、マスタ・パーソナル・コンピュー
タ上のフォイル・ブラウザによる "ShowFoil" サブルー
チンのコールが、インターセプトされ(ステップ8
6)、ロード済みのフォイルをウィンドウ内に表示する
OS/2 PMに渡される(ステップ87)。この "Sh
owFoil" サブルーチンのコールは、スレーブ・パーソナ
ル・コンピュータ上のRTPプロトタイプに送られ(ス
テップ84)、OS/2PMによって実行される(ステ
ップ88)。その結果、マスタ・パーソナル・コンピュ
ータとスレーブ・パーソナル・コンピュータの両方で、
同一のフォイルが表示される。
タ上のフォイル・ブラウザによる "ShowFoil" サブルー
チンのコールが、インターセプトされ(ステップ8
6)、ロード済みのフォイルをウィンドウ内に表示する
OS/2 PMに渡される(ステップ87)。この "Sh
owFoil" サブルーチンのコールは、スレーブ・パーソナ
ル・コンピュータ上のRTPプロトタイプに送られ(ス
テップ84)、OS/2PMによって実行される(ステ
ップ88)。その結果、マスタ・パーソナル・コンピュ
ータとスレーブ・パーソナル・コンピュータの両方で、
同一のフォイルが表示される。
【0037】[マスタ・パーソナル・コンピュータ上と
スレーブ・パーソナル・コンピュータ上でのフォイルの
めくり動作]プレゼンタが、ウィンドウ内の "Prev(Pre
vious)" または "Next" ボタンを押す場合、OS/2が
ボタン押下イベントを検出し、マスタ・パーソナル・コ
ンピュータ上のフォイル・ブラウザに、OS/2メッセ
ージの形でボタン押下イベント情報を送る。リスナが、
ウィンドウ内の "Previous" または"Next" ボタンを押
す場合、OS/2がボタン押下イベントを検出し、スレ
ーブ・パーソナル・コンピュータ上のRTPプロトタイ
プに、OS/2メッセージの形でボタン押下イベント情
報を送る。フォイル・ブラウザは、ボタン押下メッセー
ジを受け取った場合、OS/2 PMのサブルーチンを
呼び出して、フォイルをめくらせる。RTPプロトタイ
プのAPIリダイレクション機構によって、同じOS/
2 PMのサブルーチンがスレーブ・パーソナル・コン
ピュータ上のOS/2 PMによっても実行され、リス
ナ側でもフォイルがめくられる。リスナがフォイルをめ
くるために "Previous" または "Next" ボタンを押した
とき、スレーブ・パーソナル・コンピュータ上のRTP
プロトタイプが、ボタン押下メッセージを受け取った場
合、このメッセージが、RTPプロトタイプのメッセー
ジ・リダイレクション機構によって、スレーブ・パーソ
ナル・コンピュータからマスタ・パーソナル・コンピュ
ータ上のフォイル・ブラウザに送られる。フォイル・ブ
ラウザは、このメッセージを受け取ったとき、プレゼン
タがフォイル・ブラウザのウィンドウ上のボタンを押し
た場合と同様にフォイルをめくる。すなわち、このめく
り動作はリスナが行なったにもかかわらず、フォイルを
めくる動作が実際に行なわれるのはプレゼンタ側であ
る。
スレーブ・パーソナル・コンピュータ上でのフォイルの
めくり動作]プレゼンタが、ウィンドウ内の "Prev(Pre
vious)" または "Next" ボタンを押す場合、OS/2が
ボタン押下イベントを検出し、マスタ・パーソナル・コ
ンピュータ上のフォイル・ブラウザに、OS/2メッセ
ージの形でボタン押下イベント情報を送る。リスナが、
ウィンドウ内の "Previous" または"Next" ボタンを押
す場合、OS/2がボタン押下イベントを検出し、スレ
ーブ・パーソナル・コンピュータ上のRTPプロトタイ
プに、OS/2メッセージの形でボタン押下イベント情
報を送る。フォイル・ブラウザは、ボタン押下メッセー
ジを受け取った場合、OS/2 PMのサブルーチンを
呼び出して、フォイルをめくらせる。RTPプロトタイ
プのAPIリダイレクション機構によって、同じOS/
2 PMのサブルーチンがスレーブ・パーソナル・コン
ピュータ上のOS/2 PMによっても実行され、リス
ナ側でもフォイルがめくられる。リスナがフォイルをめ
くるために "Previous" または "Next" ボタンを押した
とき、スレーブ・パーソナル・コンピュータ上のRTP
プロトタイプが、ボタン押下メッセージを受け取った場
合、このメッセージが、RTPプロトタイプのメッセー
ジ・リダイレクション機構によって、スレーブ・パーソ
ナル・コンピュータからマスタ・パーソナル・コンピュ
ータ上のフォイル・ブラウザに送られる。フォイル・ブ
ラウザは、このメッセージを受け取ったとき、プレゼン
タがフォイル・ブラウザのウィンドウ上のボタンを押し
た場合と同様にフォイルをめくる。すなわち、このめく
り動作はリスナが行なったにもかかわらず、フォイルを
めくる動作が実際に行なわれるのはプレゼンタ側であ
る。
【0038】この例は、上述のイベント・リダイレクシ
ョン機構を使用して、スタンドアローンのアプリケーシ
ョンの画面共用またはウィンドウ共用をサポートできる
ことを示している。スレーブ・パーソナル・コンピュー
タ上にはフォイル・ブラウザがないこと、およびフォイ
ル・ブラウザが、他のOS/2のプログラムと同様に、
RTP制御プログラムなしに実行可能なスタンドアロー
ンのアプリケーションであることに留意されたい。すな
わち、フォイル・ブラウザの開発には、ネットワークに
ついて知る必要も、マスタ・パーソナル・コンピュータ
およびスレーブ・パーソナル・コンピュータの両方での
画面共用を明示的にサポートする必要もない。画面共用
をサポートするためのスレーブ・パーソナル・コンピュ
ータ上での画面の生成は、アプリケーションにとって不
可視であり、上述のイベント・リダイレクション機構を
実施するRTPプロトタイプによって行なわれる。
ョン機構を使用して、スタンドアローンのアプリケーシ
ョンの画面共用またはウィンドウ共用をサポートできる
ことを示している。スレーブ・パーソナル・コンピュー
タ上にはフォイル・ブラウザがないこと、およびフォイ
ル・ブラウザが、他のOS/2のプログラムと同様に、
RTP制御プログラムなしに実行可能なスタンドアロー
ンのアプリケーションであることに留意されたい。すな
わち、フォイル・ブラウザの開発には、ネットワークに
ついて知る必要も、マスタ・パーソナル・コンピュータ
およびスレーブ・パーソナル・コンピュータの両方での
画面共用を明示的にサポートする必要もない。画面共用
をサポートするためのスレーブ・パーソナル・コンピュ
ータ上での画面の生成は、アプリケーションにとって不
可視であり、上述のイベント・リダイレクション機構を
実施するRTPプロトタイプによって行なわれる。
【0039】なお以上の説明ではパーソナル・コンピュ
ータをマスタとスレーブとに分けたけれども、各パーソ
ナル・コンピュータに所望のソフトウェア要素を付加し
ておけば、各パーソナル・コンピュータをマスタまたは
スレーブのいずれとしても使用することができる。また
画面やウィンドウの共用に限らず、音声入出力を共用す
るようにもできることは明らかである。
ータをマスタとスレーブとに分けたけれども、各パーソ
ナル・コンピュータに所望のソフトウェア要素を付加し
ておけば、各パーソナル・コンピュータをマスタまたは
スレーブのいずれとしても使用することができる。また
画面やウィンドウの共用に限らず、音声入出力を共用す
るようにもできることは明らかである。
【0040】またマスタ・パーソナル・コンピュータが
どのスレーブ・パーソナル・コンピュータからのメッセ
ージを受け付けるかを予め設定しておけば、スレーブ・
パーソナル・コンピュータからのアプリケーションへの
操作の可否を指示でき、不必要な操作の衝突を回避でき
る。
どのスレーブ・パーソナル・コンピュータからのメッセ
ージを受け付けるかを予め設定しておけば、スレーブ・
パーソナル・コンピュータからのアプリケーションへの
操作の可否を指示でき、不必要な操作の衝突を回避でき
る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によればス
タンド・アローンのアプリケーション・プログラムを分
散処理システムの各プロセッサが簡易に共有することが
できる。
タンド・アローンのアプリケーション・プログラムを分
散処理システムの各プロセッサが簡易に共有することが
できる。
【図1】この発明によるシステムがユーザによって使用
される、典型的な環境のブロック図である。
される、典型的な環境のブロック図である。
【図2】この発明によるシステムがその上で動作するパ
ーソナル・コンピュータの、典型的なハードウェアおよ
びソフトウェアのブロック図である。
ーソナル・コンピュータの、典型的なハードウェアおよ
びソフトウェアのブロック図である。
【図3】ネットワークによって接続された各パーソナル
・コンピュータ内で必要な、典型的なソフトウェア要素
のブロック図である。
・コンピュータ内で必要な、典型的なソフトウェア要素
のブロック図である。
【図4】マスタ・パーソナル・コンピュータ用の図2の
イベント・リダイレクション機構の構成のブロック図で
ある。
イベント・リダイレクション機構の構成のブロック図で
ある。
【図5】スレーブ・パーソナル・コンピュータ用の図2
のイベント・リダイレクション機構の構成のブロック図
である。
のイベント・リダイレクション機構の構成のブロック図
である。
【図6】APIリダイレクション機構がマスタ・パーソ
ナル・コンピュータおよびスレーブ・パーソナル・コン
ピュータ内で必要とするソフトウェア要素のブロック図
である。
ナル・コンピュータおよびスレーブ・パーソナル・コン
ピュータ内で必要とするソフトウェア要素のブロック図
である。
【図7】APIリダイレクション用の処理ルーチンの流
れ図である。
れ図である。
【図8】APIリダイレクション用の処理ルーチンの流
れ図である。
れ図である。
【図9】メッセージ・リダイレクション機構がマスタ・
パーソナル・コンピュータおよびスレーブ・パーソナル
・コンピュータ内で必要とするソフトウェア要素のブロ
ック図である。
パーソナル・コンピュータおよびスレーブ・パーソナル
・コンピュータ内で必要とするソフトウェア要素のブロ
ック図である。
【図10】メッセージ・リダイレクション用の処理ルー
チンの流れ図である。
チンの流れ図である。
【図11】メッセージ・リダイレクション用の処理ルー
チンの流れ図である。
チンの流れ図である。
【図12】メッセージ・リダイレクション用の処理ルー
チンの流れ図である。
チンの流れ図である。
【図13】ある例のウィンドウの画面を示す図である。
【図14】イベント・リダイレクション機構を実施した
例のブロック図である。
例のブロック図である。
1 パーソナル・コンピュータ 2 オペレーティング・システム 3 イベント・リダイレクション機構 4 アプリケーション 5 プロセッサ 6 表示装置 7 キーボード 8 マウス装置 9 ネットワーク・アダプタ 10 プレゼンテーション・マネジャ 11 入力装置 12 メッセージ待ち行列 13 イベント・リダイレクション・マネジャ 14 APIリダイレクション機構 15 メッセージ・リダイレクション機構
Claims (9)
- 【請求項1】個別のシステム・ソフトウェアの制御のも
と個別に動作する複数のプロセッサと、これらプロセッ
サを結合する伝送路とを有し、1のプロセッサで実行さ
れるアプリケーション・プログラムの処理結果を他のプ
ロセッサで共用させる分散アプリケーション実行装置に
おいて、 上記プロセッサの各々に、 当該プロセッサのアプリケーション・プログラムから当
該プロセッサのシステム・ソフトウェアに入力される第
1の情報をコピーする手段と、 当該プロセッサのシステム・ソフトウェアまたはユーザ
から入力される第2の情報をコピーする手段と、 上記第1の情報および第2の情報を上記伝送路を介して
他のプロセッサに供給する手段と、 他のプロセッサから伝送された上記第1の情報および第
2の情報を当該プロセッサのシステム・ソフトウェアお
よび上記アプリケーション・プログラムにそれぞれ供給
する手段とを設けたことを特徴とする分散アプリケーシ
ョン実行装置。 - 【請求項2】個別のシステム・ソフトウェアの制御のも
と個別に動作する複数のプロセッサと、これらプロセッ
サを結合する伝送路とを有し、1のプロセッサで実行さ
れるアプリケーション・プログラムの処理結果を他のプ
ロセッサで共用させる分散アプリケーション実行装置に
おいて、 上記1のプロセッサに設けられた、当該1のプロセッサ
のアプリケーション・プログラムから当該1のプロセッ
サのシステム・ソフトウェアに入力される情報をコピー
する手段と、 上記1のプロセッサに設けられた、上記情報を上記伝送
路を介して他のプロセッサに供給する手段と、 他のプロセッサに設けられた、上記第1のプロセッサか
ら伝送された上記情報を当該他のプロセッサのシステム
・ソフトウェアに供給する手段とを有することを特徴と
する分散アプリケーション実行装置。 - 【請求項3】個別のシステム・ソフトウェアの制御のも
と個別に動作する複数のプロセッサと、これらプロセッ
サを結合する伝送路とを有し、1のプロセッサで実行さ
れるアプリケーション・プログラムの処理結果を他のプ
ロセッサで共用させる分散アプリケーション実行装置に
おいて、 上記1のプロセッサに設けられた、当該1のプロセッサ
のアプリケーション・プログラムから当該1のプロセッ
サのシステム・ソフトウェアに入力される第1の情報を
コピーする手段と、 上記1のプロセッサに設けられた、当該1のプロセッサ
でコピーされた上記第1の情報を上記伝送路を介して他
のプロセッサに供給する手段と、 他のプロセッサの各々に設けられた、上記1のプロセッ
サから伝送された上記第1の情報を当該他のプロセッサ
のシステム・ソフトウェアに供給する手段と、 上記他のプロセッサに設けられた、当該他のプロセッサ
のシステム・ソフトウェアまたはユーザから上記1のプ
ロセッサのアプリケーションに供給されるべく入力され
る第2の情報をコピーする手段と、 上記他のプロセッサに設けられた、当該他のプロセッサ
でコピーされた上記第2の情報を上記伝送路を介して上
記第1のプロセッサに供給する手段と、 上記1のプロセッサに設けられた、上記他のプロセッサ
から伝送された上記第2の情報を上記第1のプロセッサ
のアプリケーション・プログラムに入力する手段とを有
することを特徴とする分散アプリケーション実行装置。 - 【請求項4】上記伝送路は通信回線およびローカル・エ
リア・ネットワークの一方または双方からなる請求項
1、2または3記載の分散アプリケーション実行装置。 - 【請求項5】個別のシステム・ソフトウェアの制御のも
と個別に動作する複数のプロセッサを、所定の伝送路を
介して結合し、1のプロセッサで実行されるアプリケー
ション・プログラムの処理結果を他のプロセッサで共用
させる分散アプリケーション実行方法において、 上記1のプロセッサにおいて、当該1のプロセッサのア
プリケーション・プログラムから当該1のプロセッサの
システム・ソフトウェアに入力される情報をコピーする
ステップと、 上記情報を上記伝送路を介して他のプロセッサに供給す
るステップと、 他のプロセッサにおいて、上記第1のプロセッサから伝
送された上記情報を当該他のプロセッサのシステム・ソ
フトウェアに供給するステップとを有することを特徴と
する分散アプリケーション実行方法。 - 【請求項6】個別のシステム・ソフトウェアの制御のも
と個別に動作する複数のプロセッサを、所定の伝送路を
介して結合し、1のプロセッサで実行されるアプリケー
ション・プログラムの処理結果を他のプロセッサで共用
させる分散アプリケーション実行方法において、 上記1のプロセッサにおいて、当該1のプロセッサのア
プリケーション・プログラムから当該1のプロセッサの
システム・ソフトウェアに入力される第1の情報をコピ
ーするステップと、 当該1のプロセッサでコピーされた上記第1の情報を上
記伝送路を介して他のプロセッサに供給するステップ
と、 他のプロセッサの各々において、上記1のプロセッサか
ら伝送された上記第1の情報を当該他のプロセッサのシ
ステム・ソフトウェアに供給するステップと、 上記他のプロセッサにおいて、当該他のプロセッサのシ
ステム・ソフトウェアまたはユーザから上記1のプロセ
ッサのアプリケーションに供給されるべく入力される第
2の情報をコピーするステップと、 上記他のプロセッサでコピーされた上記第2の情報を上
記伝送路を介して上記第1のプロセッサに供給するステ
ップと、 上記1のプロセッサにおいて、上記他のプロセッサから
伝送された上記第2の情報を上記第1のプロセッサのア
プリケーション・プログラムに入力するステップとを有
することを特徴とする分散アプリケーション実行方法。 - 【請求項7】上記アプリケーション・プログラムはプレ
ゼンテーション用である請求項5または6記載の分散ア
プリケーション実行方法。 - 【請求項8】上記アプリケーション・プログラムの処理
結果は上記プレゼンテーションの画像表示である請求項
6記載の分散アプリケーション実行方法。 - 【請求項9】所定の伝送路を介して結合され、個別のシ
ステム・ソフトウェアの制御のもと個別に動作する複数
のプロセッサの各々に用いるプログラム製品であって、
当該プロセッサに、 当該プロセッサのアプリケーション・プログラムから当
該1のプロセッサのシステム・ソフトウェアに入力され
る第1の情報をコピーするステップと、 当該プロセッサでコピーされた上記第1の情報を上記伝
送路を介して他のプロセッサに供給するステップと、 上記他のプロセッサから伝送された上記第1の情報を当
該プロセッサのシステム・ソフトウェアに供給するステ
ップと、 当該プロセッサのシステム・ソフトウェアまたはユーザ
から上記他のプロセッサのアプリケーションに供給され
るべく入力される第2の情報をコピーするステップと、 当該プロセッサでコピーされた上記第2の情報を上記伝
送路を介して上記他のプロセッサに供給するステップ
と、 上記他のプロセッサから伝送された上記第2の情報を当
該プロセッサのアプリケーション・プログラムに入力す
るステップとを実行させることを特徴とする分散アプリ
ケーション実行用のプログラム製品。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP3222394A JPH0546568A (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 分散アプリケーシヨン実行装置および方法 |
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EP19920307143 EP0527590A3 (en) | 1991-08-08 | 1992-08-05 | Distributed application execution |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3222394A JPH0546568A (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 分散アプリケーシヨン実行装置および方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0546568A true JPH0546568A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16781686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3222394A Pending JPH0546568A (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 分散アプリケーシヨン実行装置および方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5537548A (ja) |
EP (1) | EP0527590A3 (ja) |
JP (1) | JPH0546568A (ja) |
CA (1) | CA2071451C (ja) |
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