JPH0546069A - ピアノ運指表示装置 - Google Patents

ピアノ運指表示装置

Info

Publication number
JPH0546069A
JPH0546069A JP3223410A JP22341091A JPH0546069A JP H0546069 A JPH0546069 A JP H0546069A JP 3223410 A JP3223410 A JP 3223410A JP 22341091 A JP22341091 A JP 22341091A JP H0546069 A JPH0546069 A JP H0546069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
piano
musical
key
performance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3223410A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Hashimoto
彰 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP3223410A priority Critical patent/JPH0546069A/ja
Publication of JPH0546069A publication Critical patent/JPH0546069A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 教習者の演奏技量に応じて、他の楽器の演奏
音とピアノ演奏音とのアンサンブル演奏を効果的に実現
することができるピアノ運指表示装置を提供する。 【構成】 自動ピアノに適用したもので、鍵駆動アクチ
ュエータ等を含む再生手段100と、この再生手段10
0を制御する再生制御手段200と、各鍵に対応して配
設された複数のLEDからの光を導き発光する光ファイ
バー等からなる表示手段300と、表示手段300に表
示信号を出力する表示制御手段400と、アンサンブル
曲のピアノ以外の他の楽器によるパートを示す情報に従
って楽音を発生する楽音発生手段500と、鍵の表示タ
イミングと楽音発生のタイミングとを同期させる同期手
段600と、を備える。楽音発生手段500からのアン
サンブル曲を聞きながら、表示手段300によるアンサ
ンブル曲のピアノのパートの表示を目視、確認して、こ
の表示に対応する鍵を順番に押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピアノ運指表示装置に
関し、アンサンブルの演奏情報に従って、楽音を発生す
るとともに、アンサンブルのピアノのパートの押鍵位置
を表示するタイミングと、楽音発生のタイミングとを同
期させることにより、他の楽器演奏音とのアンサンブル
のピアノ教習を実現するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ピアノの練習に際しては、運指法
が特に重要とされている。そして、このようなピアノの
運指を教習するための技術として、例えば実開平3−1
11884号公報「鍵盤楽器の演奏者誘導法」等が知ら
れている。このものは、演奏情報に基づいて鍵盤に並設
したドットマトリクス上に打鍵すべき鍵、音の長さ、音
の強弱、演奏速度、運指における指の番号、運指範囲等
を表示して、演奏者を誘導する技術である。したがっ
て、これらの表示に伴って指を移動させることで、運指
法を習得することができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術では、ピアノ独奏の練習を行うことができ
ても他の楽器とのアンサンブルの練習を行えないという
問題があった。
【0004】そこで、本発明は、教習者の演奏技量に応
じて、他の楽器の演奏音とピアノ演奏音とのアンサンブ
ルを効果的に実現することができるピアノ運指表示装置
を提供することを、その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のピアノ運指表示装置においては、所定楽曲
についてのピアノの演奏パートを示す情報に従って、押
圧すべき鍵、および、表示タイミングを示す表示信号を
出力する表示制御手段と、演奏者が目視可能な位置に、
ピアノの各鍵のそれぞれに対応して配設されるととも
に、上記表示信号に基づいて押圧すべき鍵を表示する表
示手段と、を備えたピアノ運指表示装置において、上記
所定楽曲についてのピアノの演奏パートを示す情報、お
よび、その楽曲についての他の楽器による演奏パートを
示す情報に従って、楽音を発生する楽音発生手段と、こ
の楽音発生手段による楽音発生のタイミングと上記表示
制御手段による表示信号の表示タイミングとを同期させ
る同期手段と、を備えたものである。
【0006】
【作用】上記のように構成されたピアノ運指表示装置に
あっては、楽音発生手段は、例えばアンサンブルのピア
ノ以外のパートの楽音をスピーカより発生する。表示手
段は、表示制御手段からの表示信号に基づいて、例えば
アンサンブルのピアノのパートを弾くために必要な表示
である教習者が押圧すべき鍵を、順次表示している。こ
のとき、同期手段により、鍵の表示タイミングと上記の
スピーカの楽音発生のタイミングとを同期させる。そし
て、教習者は表示手段によるアンサンブルのピアノのパ
ートの表示を目視、確認して、この表示に対応する鍵を
順番に押圧する。この結果、BGMとしてアンサンブル
を聞きながら、教習者の技量に応じて、アンサンブルの
ピアノのパート教習を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係るピアノ運指表示装置の実
施例について、図面を参照して説明する。図1〜図4は
本発明の一実施例に係るピアノ運指表示装置を説明する
ための図である。
【0008】図1に示すように、このピアノ運指表示装
置は、自動ピアノに適用したもので、後述する鍵駆動ア
クチュエータ等を含む再生手段100と、この再生手段
100を制御する再生制御手段200と、各鍵に対応し
て配設された複数のLEDからの光を導き発光する光フ
ァイバー等からなる表示手段300と、表示手段300
に表示信号を出力する表示制御手段400と、ある楽曲
についてのピアノの演奏パートを示す情報、または、そ
の楽曲についての他の楽器による演奏パートを示す情報
に従って、楽音を発生する楽音発生手段500と、鍵の
表示タイミングと楽音発生のタイミングとを同期させる
同期手段600と、を備えている。
【0009】再生手段100は、演奏情報に基づいて自
動ピアノにおいて再生演奏を可能とするものである。再
生手段100は、例えば図3において示す自動ピアノ制
御部101と、この自動ピアノ制御部101により駆動
が制御される鍵駆動アクチュエータ(電磁ソレノイド)
102と、を有している。なお、この鍵駆動アクチュエ
ータである電磁ソレノイド102は白鍵11および黒鍵
12の各後端部下面に当接可能に配設されている。各鍵
11、12の動き(駆動タイミング等)はキーセンサ1
03によって検出され、その検出信号は自動ピアノ制御
部101に入力されている。また、13は各鍵11、1
2について設けられるアクション(打弦機構)であっ
て、弦14を打弦するハンマー15等によって周知のよ
うに構成されている。そして、このハンマー15の動き
はハンマーセンサ104によって検出され、その検出信
号は自動ピアノ制御部101に入力されている。これら
のキーセンサ103、ハンマーセンサ104は、例えば
フォトインタラプタ等により構成されている。
【0010】図2において示すように、この自動ピアノ
制御部101は、自動ピアノ(グランドタイプ)201
の本体内部に配設されている。
【0011】また、上記表示手段300は、この自動ピ
アノ201の鍵盤21の近傍の位置、例えば鍵盤蓋22
の裏面に、各鍵11、12のそれぞれに対応して配設さ
れた表示ユニット202によって構成されている。この
表示ユニット202は帯板状の支持プレート202aに
複数のLEDからの光を導く光ファイバー202bの各
端部を一列にセットし、表面に拡散板202cを貼着し
たもので、運指表示コントロールユニット203からの
LEDユニット204bの点滅に応じて一定のシーケン
スで発光し、押圧すべき鍵11、12を表示することと
なる。なお、表示ユニット202としては、この他に、
鍵11、12と同数の(88鍵)LEDを支持プレート
に配設したもの、または、支持プレート自体をドットマ
トリクス型の表示パネルで構成したものも考えられる。
【0012】この運指表示コントロールユニット203
は、図2に示すように、上記自動ピアノ制御部101お
よび表示ユニット202を制御するものである。運指表
示コントロールユニット203は、I/Oユニット20
4、LED駆動回路204a、LEDユニット204
b、タイマ206、CPU207、ROM208、RA
M209を有している。
【0013】ここで、LEDユニット204bは、88
鍵に各々対応した少なくとも88個のLEDから構成さ
れ、これらのLEDは支持基板に例えば環状に配置され
ている。LED駆動回路204aの作動により点滅する
LEDの光は、光ファイバーケーブル202bを介して
上記表示ユニット202に伝達される。
【0014】I/Oユニット204は、これらの自動ピ
アノ制御部101、表示ユニット202に接続されてい
るとともに、さらに、アンサンブルの教習等の演奏情報
等を発生するMIDI機器212にも接続されている。
また、曲番の選択、スタート、ストップ等の入力が可能
なキーボード等からなる操作部213、および、操作部
213の入力やエラーメッセージ等を表示するディスプ
レイ等で構成される表示部214にもこのI/Oユニッ
ト204は接続されている。
【0015】MIDI機器212は、実装されたFD
(フロッピィディスク)252を駆動するフロッピィデ
ィスク装置251と、このフロッピィディスク装置25
1からの入力信号または運指表示コントロールユニット
203からのMIDI入力信号が入力されるとともに、
運指表示コントロールユニット203等にMIDI信号
を出力する入出力部250と、この入出力部250から
の信号に応じて所定の楽音を生成するトーンジェネレー
タ253と、このトーンジェネレータ253からの楽音
信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ254
と、バス255を介して上記入出力部250に接続さ
れ、上記楽音信号の生成等を制御するCPU256と、
バス255を介してCPU256に接続されたROM2
57と、同じくバス255により接続されたRAM25
8と、で構成されている。この操作部213は、テンキ
ー240と、スタートスイッチ241と、ストップスイ
ッチ242とで構成されている。
【0016】上記表示制御手段400、再生制御手段2
00、および、同期手段600は、この運指表示コント
ロールユニット203におけるROM208に格納され
たプログラム(図4参照)において構成されるものであ
る。
【0017】すなわち、表示制御手段400では上記再
生手段100による再生演奏時、押圧すべき鍵、およ
び、その表示タイミングを示す表示信号(上記LEDの
点滅)を表示手段300である表示ユニット202に出
力するものである。また、再生制御手段200は、この
表示信号における表示タイミングから一定の遅延時間だ
け遅れて上記再生手段100による再生演奏を可能とす
るよう制御するものである。また、楽音発生手段500
は、上記MIDI機器212と、増幅器501と、スピ
ーカシステム502と、を有して構成されている。そし
て、MIDI機器212の信号を増幅器501により増
幅しスピーカシステム502から、例えばアンサンブル
曲のピアノ以外のパートについての楽音を発生するもの
である。また、同期手段600は、表示信号における表
示タイミングとスピーカ502より発音するタイミング
とを同期させる。
【0018】以上の構成に係るピアノ運指表示装置にあ
っては、所定の教習曲についてスピーカシステム502
から例えばピアノ以外の楽器のパートの楽音を順次発生
させるとともに、この楽音発生のタイミングに同期して
表示ユニット202においてその教習曲のピアノのパー
トについての押圧すべき鍵11または12を表示する。
すなわち、運指表示コントロールユニット203にあっ
ては、MIDI機器212から、このアンサンブル曲
(教習曲)のピアノのパートについてのMIDI信号が
入力されると、このMIDI信号に基づいて押圧すべき
鍵11、12に対応するLEDを順次所定の表示タイミ
ングにより点灯し、その結果、表示ユニット202で発
光して表示する。したがって、教習者は、スピーカシス
テム502からのBGM(アンサンブル)を聞きなが
ら、表示ユニット202で表示される鍵11または12
をその表示の順番に押圧することにより、その教習曲に
ついての運指の教習を行うことができることとなる。
【0019】以下、図2および図4を参照して、運指表
示処理のプログラムを説明する。
【0020】運指表示コントロールユニット203にお
いて電源投入によりこのプログラムはCPU207で実
行されるものである。まず、RAM209等のメモリを
クリア、LED消灯、タイマフラグリセット、タイマリ
セット処理等して初期化を行う(S1)。次いで、操作
部213からアンサンブルの楽曲の番号がテンキー24
0により入力される(S2)。すなわち、この入力信号
が操作部213からI/Oユニット204に送信され
る。そして、CPU207は、MIDI機器(シーケン
サ)212の入出力部250へ曲番号を送信する(S
3)。この結果、シーケンサ212はこの曲番号に従っ
てフロッピーディスク装置251のFD252からその
楽曲のデータを読み込む。このシーケンサ212への出
力後、CPU207は、操作部213のスタートスイッ
チ241がON操作されるまで待機している(S4)。
【0021】スタートスイッチ241がON操作される
と、CPU207はシーケンサ212にスタート信号を
送信する(S5)。この結果、シーケンサ212は曲番
号で選択されたアンサンブル曲のデータに従って、ピア
ノのパート以外の他の楽器のパートの楽音信号をトーン
ジェネレータ253を音源としてスピーカシステム50
2に出力し、そのパートの楽音を再生し始める。それと
同時に、アンサンブル曲のピアノのパートに関しては、
キーオン信号(ノートON)、キーオフ信号(ノートO
FF)、これらに含まれるノートNo.等の演奏データ
を曲の進行の順番に、シーケンサ212は運指表示コン
トロールユニット203へ送信する。例えば1つの楽音
についてノートON信号が入力された後、所定時間を経
てその楽音についてのノートOFF信号が入力されるも
のである。そして、このノートON信号、ノートOFF
信号はピアノパートを構成する一連の楽音についてその
進行の順に入力される。シーケンサ212からの入力が
あるまでの間、CPU207は、ストップスイッチ24
2のON操作、および、曲の終了をチェックしており
(S6)、ON操作があるか、または、曲の演奏が終了
(例えばシーケンサ212から転送されてくる演奏デー
タにおいて楽曲の終了を示すデータを受信した場合)す
るとステップS1に戻る(S6)。
【0022】次に、ストップスイッチ242がONでは
なく、かつ、曲が未終了のとき(S6での判断がNOの
場合)、CPU207は、シーケンサ212からアンサ
ンブル曲のピアノのパートのノートON信号が入力され
たかをチェックする(S7)。ノートON信号が入力さ
れると(S7でYES)、CPU207は、このノート
ON信号のノートNo.に応じてLEDを点灯する(S
8)。この結果、ノートNo.で示す鍵11または12
に対応して表示ユニット202の該当部分が点灯表示さ
れる。この表示は、打鍵すべき鍵11または12を教習
者に明示するものである。
【0023】具体的には、シーケンサ212からアンサ
ンブル用の演奏情報(デジタルデータ)が入力される
と、CPU207は、この入力されたMIDI信号に基
づいてLED点灯制御信号をLED駆動回路204aに
出力する。このLED点灯制御信号はピアノのパートの
ノートNo.に対応するLED204bを点灯させるた
めのものである。この結果、所定のタイミングで、その
LED204bが点灯され、光ファイバーケーブル20
2bを介してその点灯状態に応じて表示ユニット202
にて発光表示されるものである。
【0024】次に、ノートON信号の入力からノートO
FF信号の入力までの間に、上記点灯表示した鍵11ま
たは12の打鍵信号(キーセンサ103で検出)がI/
Oユニット204に入力されたか否かを判断する(S
9)。入力されていないときはステップS12に進み、
入力されているときは、その後のノートOFF信号の受
信時に、LED消灯制御信号をLED駆動回路204a
へ出力する(S10)。打鍵表示に応じて正しく打鍵さ
れたものと判断して、点灯したLED204bを消灯す
るものである。すると、表示ユニット202の対応する
鍵11または12の近傍の発光点も消灯する。さらに、
タイマ206の計時中を示すタイマフラグFTをリセッ
トし、ステップS6に戻る(S11)。以下、連続して
入力されるノートON信号に基づいて打鍵用の点灯表示
がされ、打鍵検出によりこの表示が消灯することを繰り
返す。この結果、教習者はピアノ以外のパートについて
の楽音を聞きながら、楽音の発生と同時的に表示される
ピアノパートの鍵11または12について目視して打鍵
の練習を行うことができるものである。
【0025】次に、ステップS12においては(点灯に
も拘らず未打鍵の場合)、タイマ206の計時を示すタ
イマフラグFTがセットされているか否か(計時中か否
か)を判断し、計時中のときはステップS15へ進む。
計時中でなければ(S12でNO)、打鍵ミスを許容す
る所定時間の計時を開始するタイマ206を作動させ
(S13)、タイマフラグFTをセットする(S1
4)。
【0026】次いで、CPU207は、タイマ206の
計時値Tが予め定められている所定時間T0、例えば1
0秒を上回ったか否かを判定する(S15)。上回らな
かったらステップS6に戻り、次のノートON信号のノ
ートNo.に応じてLED204bを点灯する。このよ
うにS6、S7、S8、S9、S12、S15を繰り返
して実行し、所定の時間内に複数の(例えば1小節分
の)鍵11または12について同時に表示ユニット20
2にて表示することとなる。例えば所定時間T0内に、
打鍵表示した最新の鍵と実際の打鍵とが一致したら、そ
の時点でノートONになっている鍵(ノートOFF信号
が入力されていない鍵)を除いて他の鍵は消灯し、スピ
ーカシステム502からの楽曲の演奏を続けるようにし
てもよい。
【0027】タイマ206の計時値Tがこの所定時間T
0を上回れば(S15でYESの場合)、この所定時間
(10秒)経過しても正しい打鍵がなされなかったこと
になるので、スピーカシステム502からの楽音の発生
を停止させる指令をシーケンサ212へ出力する(S1
6)。この楽音発生の停止と同時に、シーケンサ212
から運指コントロールユニット203への演奏データの
転送も停止される。つまり、所定時間内に打鍵表示した
最新の鍵と実打鍵とが一致しなければスピーカシステム
502からの楽曲再生を一旦停止し、打鍵表示のみ、そ
のまま表示し続ける。
【0028】さらに、ストップスイッチのONか、曲の
終了かを判断し(S17)、これらによる終了のときは
ステップS1に戻る。ストップスイッチ242はOFF
で、かつ、曲が終了していないときは(S17でN
O)、上記所定時間中に点灯した複数の打鍵表示のうち
のいずれか一つの鍵11または12が打鍵されるまで楽
音の発生を停止して待機する(S18)。
【0029】次に、CPU207は、表示された鍵11
または12のいずれか一つが打鍵されたら(S18でY
ES)、打鍵表示されたLED204bを全て消灯させ
る(S19)。そして、スピーカシステム502からの
楽音の発生の再開指令と、ピアノのパートの演奏のデー
タの運指コントロールユニット203への送信の再開指
令と、をシーケンサ212へ出力し、ステップS6に戻
る(S20)。この結果、例えば表示後の次の小節から
楽音発生が再開されるとともに、これに同期して転送さ
れたノートON信号のノートNo.に対応して表示ユニ
ット202で点灯表示される(S8)。なお、その表示
された鍵11または12の打鍵がない場合は、上記と同
様に所定時間T0の間複数の鍵11または12について
点灯表示がなされる(S15)。そして、楽音発生を停
止し、打鍵を待つ。
【0030】本実施例では、ピアノ以外の楽音を発生さ
せて楽曲が進行するので、初歩の段階にある演奏者で
も、簡単なメロディパートのみを弾くだけで、アンサン
ブル演奏を楽しめる。また、演奏技量の上達に伴ってピ
アノ協奏曲等の高度なアンサンブル演奏を教習できる。
また、LEDユニット204bを運指表示コントロール
ユニット203に内蔵し、光ファイバーケーブル202
bで表示ユニット202へ伝達する構成としたので、表
示ユニットを薄型軽量化できる。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上説明してきたように構成
されているので、教習者の演奏技量に応じて、他の楽器
の演奏音とピアノ演奏音とのアンサンブル演奏を効果的
に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るピアノ運指表示装置
の機能構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例に係るピアノ運指表示装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の一実施例に係る鍵駆動ソレノイドの
取付部を示す断面図である。
【図4】 本発明の一実施例に係るCPUでの運指表示
処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 白鍵、12 黒鍵、100 再生手段、101
自動ピアノ制御部、102 鍵駆動アクチュエータ、2
00 再生制御手段、201 自動ピアノ、202 表
示ユニット、202b 光ファイバーケーブル、203
運指表示コントロールユニット、204b LEDユ
ニット、212 MIDI機器、300表示手段、40
0 表示制御手段、500 楽音発生手段、600 同
期手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定楽曲についてのピアノの演奏パート
    を示す情報に従って、押圧すべき鍵、および、表示タイ
    ミングを示す表示信号を出力する表示制御手段と、 演奏者が目視可能な位置に、ピアノの各鍵のそれぞれに
    対応して配設されるとともに、上記表示信号に基づいて
    押圧すべき鍵を表示する表示手段と、を備えたピアノ運
    指表示装置において、 上記所定楽曲についてのピアノの演奏パートを示す情
    報、または、その楽曲についての他の楽器による演奏パ
    ートを示す情報に従って、楽音を発生する楽音発生手段
    と、 この楽音発生手段による楽音発生のタイミングと上記表
    示制御手段による表示信号の表示タイミングとを同期さ
    せる同期手段と、 を備えたことを特徴とするピアノ運指表示装置。
JP3223410A 1991-08-08 1991-08-08 ピアノ運指表示装置 Pending JPH0546069A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3223410A JPH0546069A (ja) 1991-08-08 1991-08-08 ピアノ運指表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3223410A JPH0546069A (ja) 1991-08-08 1991-08-08 ピアノ運指表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0546069A true JPH0546069A (ja) 1993-02-26

Family

ID=16797711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3223410A Pending JPH0546069A (ja) 1991-08-08 1991-08-08 ピアノ運指表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0546069A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006053228A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Yamaha Corp 音楽情報表示装置及びプログラム
US7408101B2 (en) 2004-11-12 2008-08-05 Shelton Rodney D Musical instrument strings and a method of instruction
US7435910B2 (en) 2000-02-25 2008-10-14 Ibiden Co., Ltd. Multilayer printed circuit board
US7553162B2 (en) 2005-05-25 2009-06-30 Panasonic Electric Works Co., Ltd. Socket for electronic component
US7852634B2 (en) 2000-09-25 2010-12-14 Ibiden Co., Ltd. Semiconductor element, method of manufacturing semiconductor element, multi-layer printed circuit board, and method of manufacturing multi-layer printed circuit board
CN112530390A (zh) * 2020-04-08 2021-03-19 孟令松 导航乐器和乐器导航仪

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8438727B2 (en) 2000-02-25 2013-05-14 Ibiden Co., Ltd. Multilayer printed circuit board and multilayer printed circuit board manufacturing method
US7435910B2 (en) 2000-02-25 2008-10-14 Ibiden Co., Ltd. Multilayer printed circuit board
US8186045B2 (en) 2000-02-25 2012-05-29 Ibiden Co., Ltd. Multilayer printed circuit board and multilayer printed circuit board manufacturing method
US7842887B2 (en) 2000-02-25 2010-11-30 Ibiden Co., Ltd. Multilayer printed circuit board
US7908745B2 (en) 2000-09-25 2011-03-22 Ibiden Co., Ltd. Method of manufacturing multi-layer printed circuit board
US7852634B2 (en) 2000-09-25 2010-12-14 Ibiden Co., Ltd. Semiconductor element, method of manufacturing semiconductor element, multi-layer printed circuit board, and method of manufacturing multi-layer printed circuit board
US7855342B2 (en) 2000-09-25 2010-12-21 Ibiden Co., Ltd. Semiconductor element, method of manufacturing semiconductor element, multi-layer printed circuit board, and method of manufacturing multi-layer printed circuit board
US7893360B2 (en) 2000-09-25 2011-02-22 Ibiden Co., Ltd. Semiconductor element, method of manufacturing semiconductor element, multi-layer printed circuit board, and method of manufacturing multi-layer printed circuit board
JP4687032B2 (ja) * 2004-08-10 2011-05-25 ヤマハ株式会社 音楽情報表示装置及びプログラム
JP2006053228A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Yamaha Corp 音楽情報表示装置及びプログラム
US7408101B2 (en) 2004-11-12 2008-08-05 Shelton Rodney D Musical instrument strings and a method of instruction
US7553162B2 (en) 2005-05-25 2009-06-30 Panasonic Electric Works Co., Ltd. Socket for electronic component
CN112530390A (zh) * 2020-04-08 2021-03-19 孟令松 导航乐器和乐器导航仪

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3837256A (en) Sight and sound musical instrument instruction
JP4094236B2 (ja) 演奏支援装置、演奏支援方法及び同方法をコンピュータで実現させる演奏支援プログラム
EP1302927B1 (en) Chord presenting apparatus and method
US4757736A (en) Electronic musical instrument having rhythm-play function based on manual operation
JP3858899B2 (ja) 弦楽器型の電子楽器
JP2000194356A (ja) 演奏支援装置、演奏支援方法、および演奏支援プログラムを記録した記録媒体
JP2002372967A (ja) 鍵盤演奏ガイド装置
JP2020144346A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、演奏データ表示システム、およびプログラム
JPH0546069A (ja) ピアノ運指表示装置
JP2000214848A (ja) 演奏支援装置、演奏支援方法、および演奏支援プログラムを記録した記録媒体
JP3348708B2 (ja) 演奏ガイド付き電子楽器
JPH06301332A (ja) 電子楽器
AU664379B2 (en) Stringed music training instrument and method
JP2003108126A (ja) 電子楽器
JP4305386B2 (ja) 電子鍵盤楽器
JPH11288281A (ja) 演奏練習装置、演奏練習方法及び記録媒体
JP3812415B2 (ja) 電子楽器
JP2579639Y2 (ja) 演奏教習装置
JP2001184063A (ja) 電子楽器
JPH0627939A (ja) ナビゲート装置
JP3296202B2 (ja) 演奏操作指示装置
JP3597308B2 (ja) 運指ガイド表示データ生成方法
JP3912210B2 (ja) 楽器及び演奏補助装置
JP2002333877A (ja) 演奏練習装置、演奏練習装置の制御方法、演奏支援用プログラムおよび記録媒体
JPH0552869U (ja) 電子楽器システム