JPH0545771U - デイスプレイ装置及び電子機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスプレイ装置と電子機器において、使用
者がディスプレイ装置と電子機器を接続する際のケーブ
ル接続や、配線の面倒をなくし操作性を向上させる。 【構成】ディスプレイ装置と電子機器にバス端子を設
け、ディスプレイ装置のバス端子と電子機器のバス端子
を直接はめ合わすことでディスプレイ装置と電子機器が
接続される構造にする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はパソコン、ワープロ等の電子機器の表示情報を画面表示するディス プレイ装置と該ディスプレイ装置に接続される電子機器に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、電子機器の情報をディスプレイ装置から出力するには、電子機器に設け たディスプレイ出力用端子とディスプレイ装置の入力端子をディスプレイ用ケー ブルによって接続し、該ディスプレイ用ケーブルを介して情報の送信を行なって いた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記従来装置では、電子機器からディスプレイ装置に出力するためには、ディ スプレイ用ケーブルで該電子機器と該ディスプレイ装置を接続せねばならず面倒 であった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案は、上記のようなディスプレイ装置と電子機器において、ディスプレ イ装置と電子機器にバス端子を設け、ディスプレイ装置のバス端子と電子機器の バス端子を直接はめ合わせる構造にすることを提案するものである。

【０００５】

【実施例】

図１にこの考案を用いた実施例の一つであるディスプレイ装置（１）の全体斜 視図を示す。 このディスプレイ装置（１）は前面にディスプレイ画面（２）と電源スイッチ （３）と明るさを調節するダイヤル（４）と輝度を調節するダイヤル（５）と携 帯用パソコン（９）を挿入するための凹部（６）が設けられており、右側面に電 子部品（図示せず）を接続するためのコネクタ（７）が設けられている。該凹部 （６）には該携帯用パソコン（９）と接続するためのバス端子（８）が設けられ ている。

【０００６】 図２は上記ディスプレイ装置（１）に接続される携帯用パソコン（９）の全体 斜視図である。 この携帯用パソコン（９）はキーボード（１０）を有するキーボード部（１１ ）と、該キーボード部（１１）の収納部分（１２）を上面に有し、外部記憶装置 （１３）を右側面に設けた筺体（１４）と、該筺体（１４）にヒンジ（１５）を 介して傾倒自在に連結したＬＣＤディスプレイ（１６）を有する蓋体（１７）か ら成る。該筺体（１４）と該キーボード部（１１）は、接続ケーブル（１８）に よって、情報の送受を行なっている。

【０００７】 図３は、該携帯用パソコン（９）の背面図を示したものである。 該携帯用パソコン（９）の背面にはディスプレイ装置（１）に画面出力を行なう バス端子（１９）と、マウス接続を行なうマウス端子（図示せず）と、プリンタ 接続を行なうプリンタ端子（図示せず）と、テンキー接続を行なうテンキー端子 （図示せず）と、ＥＩＡ（米電子工業会）規格に基づくＲＳ−２３２Ｃケーブル 接続を行なうＲＳ−２３２Ｃ端子（図示せず）が設けられている。 該マウス端子と該プリンタ端子と該テンキー端子と該ＲＳ−２３２Ｃ端子は、 開閉蓋（２０）に覆われており、該開閉蓋（２０）を開いた状態でそれぞれのケ ーブルを接続する構造となっている。

【０００８】 図４は携帯用パソコン（９）をディスプレイ装置（１）に接続した状態を示し たものである。 携帯用パソコン（９）の筺体（１４）からキーボード部（１１）を取り出し、 蓋体（１７）を閉じ、該携帯用パソコン（９）をディスプレイ装置（１）の凹部 （６）に差し込む。該携帯用パソコン（９）を背面から該凹部（６）に差し込む ことで、該ディスプレイ装置（１）のバス端子（８）と携帯用パソコン（９）の バス端子（１９）がはめ合わされる構造となっている。

【０００９】 携帯用パソコン（９）は画面表示の情報は、バス端子（８）（１９）を介して ディスプレイ装置（１）に送られ、該ディスプレイ装置（１）は、前記表示情報 に従ってディスプレイ画面（２）に表示を行なう。電子部品（図示せず）をディ スプレイ装置（１）のコネクタ（７）に接続することにより、該電子部品（図示 せず）と該携帯用パソコン（９）は該ディスプレイ装置（１）を介して情報の送 受を行なう。

【００１０】 上記実施例では、ディスプレイ装置（１）の前面の凹部（６）にバス端子（８ ）を設け、携帯用パソコン（９）の背面に設けたバス端子（１９）をはめ合わせ る構造のものを示したが、他の実施例として、ディスプレイ装置の上面にバス端 子を設けたものもあり、以下この実施例について説明する。

【００１１】 すなわち、図５に示したようにディスプレイ装置（１）の上面に携帯用パソコ ン（９）をはめ込めるよう凹部（２１）を設ける。該凹部（２１）に該携帯用パ ソコン（９）がはめ込まれることにより、該凹部（２１）に設けたバス端子（図 示せず）と該携帯用パソコン（９）の底部に設けたバス端子（図示せず）がはめ 合わされる構造となっている。キーボード（２２）を有するキーボード部（２３ ）は、接続ケーブル（１８）によって該ディスプレイ装置（１）のキーボード端 子（２４）と接続され、該キーボード部（２３）と該携帯用パソコン（９）は該 ディスプレイ装置を介して情報の送受を行なっている。

【００１２】

【考案の効果】

本考案は以上説明したように構成されているので以下に記載されるように効果 を奏する。

【００１３】 ディスプレイ装置に設けたバス端子と電子機器に設けたバス端子を直接はめ合 わせて接続することにより、ケーブルの接続や配線を行なう必要がなくなり、操 作性を高めることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 この考案に係るディスプレイ装置の全体斜視
図。

【図２】 この考案に係る携帯用パソコンの全体斜視
図。

【図３】 この考案に係る携帯用パソコンの背面図。

【図４】 この考案に係るディスプレイ装置と携帯用パ
ソコンの接続状態を示す全体斜視図。

【図５】 この考案に係る他の実施例のディスプレイ装
置と携帯用パソコンの接続状態を示す全体斜視図。

【符号の説明】

（１）ディスプレイ装置 （６）（２１）凹部 （７）電子部品接続コネクタ （８）ディスプレイ装置のバス端子 （１１）（２３）キーボード部 （１９）携帯用パソコンのバス端子

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁵ 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０６Ｆ 3/147 Ｙ 7165−5Ｂ

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 電子機器に接続され、該電子機器が出力
   した表示情報に基づいて画面表示をするディスプレイ装
   置において電子機器接続用のバス端子を設けたことを特
   徴とするディスプレイ装置。
2. 【請求項２】 請求項１のディスプレイ装置に接続する
   電子機器において、該ディスプレイ装置のバス端子に直
   接はめ合せディスプレイへの情報の送受を行なうための
   バス端子を設けたことを特徴とする電子機器。
3. 【請求項３】 請求項１のディスプレイ装置において、
   該ディスプレイ装置に着脱自在の電子部品を接続するた
   めのコネクタを設け、該電子部品と電子機器の情報の送
   受信をディスプレイ装置を介して行なうことを特徴とす
   るディスプレイ装置。