JPH0545289Y2 - - Google Patents

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JPH0545289Y2
JPH0545289Y2 JP20192086U JP20192086U JPH0545289Y2 JP H0545289 Y2 JPH0545289 Y2 JP H0545289Y2 JP 20192086 U JP20192086 U JP 20192086U JP 20192086 U JP20192086 U JP 20192086U JP H0545289 Y2 JPH0545289 Y2 JP H0545289Y2
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JP20192086U
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  • X-Ray Techniques (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、医用画像診断の分野で利用される。
本考案は、X線連続回転立体撮影装置に関し、
詳しくは被検者を中心に互いに対向して回転変位
するX線管装置・受像装置を有し、その回転軌道
等間隔位置ごとにX線像をシネ撮影して連続する
2こまづつを立体写真として観察できるようにし
たX線連続回転立体撮影装置に、脳動脈瘤などの
病変位置を正確に表示する装置が付加されたもに
に関する。
(ロ) 従来技術 X線連続回転立体撮影装置自体は知られている
が、脳動脈瘤などの病変位置を正確に表示できる
ようにしたものは存在しない。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 脳動脈瘤、脳動静脈奇形、頭蓋内腫瘍などと診
断され、その治療のため手術が実行されるが、そ
の前にその病変の詳細な把握を目的としたX線連
続回転立体撮影装置が開発されているが、その病
変位置を表示するものがない。
そのため、手術する位置を決めるために、何度
も連続立体撮影写真を見てその位置を推定する必
要があり、またその正確さにも問題があつた。
本考案の目的は、このような不都合をなくすた
め、病変位置を表示して、手術の際にその表示さ
れた位置から手術する位置を容易にかつ正確に決
めることのできるX線連続立体撮影装置を提供す
ることである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 前記の目的は、X線連続回転立体撮影装置にお
いて、受像装置のイメージ・インテンシフアイア
前面に脱着可能に取付けられたポインタスライド
機構と、そのポインタの移動量を前記回転中心に
おける移動量に換算する演算手段と、その移動量
の表示手段とを具有することにより、達成され
る。
(ホ) 作用 イメージ・インテンシフアイア(I.I.)前面に
被検者の左右方向に動くポインタ(指針)を設
け、モニタに映る透視像を見ながら病変位置にポ
インタを移動して合わせ、その移動量をセンサな
いしポテンシヨメータにより検出し、回転中心
(被検体中心)上の移動量に換算し表示する。
これにより病変位置を正確に知り、手術位置を正
確に決めることができる。
(ヘ) 実施例 本考案の好適な実施例は、図面に基づいて説明
される。
第1図は、その1実施例を示すもので、前面の
カバーを外した状態の正面図である。
1は本考案によるX線連続回転立体撮影装置
で、前述の通り前面のカバーが外されている。2
は脚部、3は架台、4は回転体である。
回転体4は、架台3に螺回輪(大きな軸受)に
より保持されており、モータ5、減速機6、ベル
ト7により回転できる構造になつている。
8はX線管装置、9は受像装置ないしイメー
ジ・インテンシフアイア、10はTVカメラ、1
1はシネカメラである。
本考案によれば、イメージ・インテンシフアイ
ア9の前面に脱着可能にポインタスライド機構な
いし指針部12が取り付けられている。
第2図は、本考案によるポインタスライド機構
の拡大例示図である。
17はモータ付きプーリ、18はポテンシヨメ
ータ付きプーリ、19はプーリ、20はワイヤ、
21はポインタ(指針)である。ポインタ21は
ワイヤ20に固定された取付金具21aに固定さ
れている。
第3図はポインタ21の拡大断面図であり、ベ
ーク板22にタングステン線23が接着されてい
る。ベーク板22は、X線透視時、X線が透過す
るような薄さ(2mm厚)である。タングステン
線23がポインタ(指針)となり、X線透視時に
鮮明に写るような細さ(0.8mm直径)である。
ポインタ(指針)21は、モータ付きプーリ17
に接続された図示しない制御器スイツチにより左
右に動かされる。
第4図は本考案による動作手順例示図である。
ポインタ21の移動量をポテンシヨメータ18
により検出し、それを回転中心O(被検体中心)
上での量に換算して、好ましくはA/D変換をし
てデジタル量により回転中心上の移動量が表示さ
れる。その際の表示器はLEDなど任意のものが
使用される。
なお、第1図について、回転体4の回転中心側
方に回転中心を示すための投光器13が設けられ
ている。X線管装置8には、コリメータ14が取
り付けられ、その中にX線照射野およびビーム中
心を示すための図示しないランプが設けられてい
る。15は検診台の天板(検診台は省略)、16
は被検者である。
天板15上の被検者16をコリメータ14に内
蔵のランプにより上方から被検体中心線R−Rに
天板15の左右動か被検者16をずらせるかして
ビーム軸を合わせる。また側方向から投光器13
で耳などの基準位置を天板15を上下させて回転
中心位置に合わせる。
次に、X線管装置8の0°位置でX線透視を行な
い、ポインタ(指針)21を脳動脈瘤など病変の
位置に合わせる。そして、被検体中心線から病変
までの距離が第4図による手順例により表示され
る。
架台3を90°回転させ、側方向からX線透視を
行ない、ポインタ(指針)21を病変に合わせる
と、0°位置の場合と同じ方向で基準位置から病変
までの距離が表示される。これにより病変部の位
置を正確に知ることができる。
病変部の詳細は、シネフイルムの1こまが5°間
隔で撮影できるスピードで回転体4を−90°〜0°
〜90°と回転させてシネ撮影し、その連続したシ
ネフイルムの2こまづつをステレオビユーアに送
り立体写真として観察される。
(ト) 効果 従来では、病変部のステレオ写真から手術位置
を推定するまで手間がかかり、正確さに欠けてい
たが、本考案によれば、病変位置が表示されるた
め手術位置が容易で正確に判る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示した概略正面
図、第2図は本考案によるポインタスライド機構
の例示図、第3図はそのポインタの拡大断面図、
第4図は本考案による動作手順例示図である。 4は回転体、8はX線管装置、9はイメージ・
インテンシフアイア、10はTVカメラ、11は
シネカメラ、12はポインタスライド機構、21
はポインタ、23はタングステン線である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被検者を中心に互いに対向して回転変位するX
    線管装置・受像装置を有し、その回転軌道等間隔
    位置ごとにX線像をシネ撮影するX線連続回転立
    体撮影装置において、受像装置のイメージ・イン
    テンシフアイア前面に脱着可能に取り付けられた
    ポインタスライド機構と、そのポインタの移動量
    を前記回転中心における移動量に換算する演算手
    段と、その移動量の表示手段とを具備しているこ
    とを特徴とする、X線連続回転立体撮影装置。
JP20192086U 1986-12-25 1986-12-25 Expired - Lifetime JPH0545289Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20192086U JPH0545289Y2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20192086U JPH0545289Y2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63103609U JPS63103609U (ja) 1988-07-05
JPH0545289Y2 true JPH0545289Y2 (ja) 1993-11-18

Family

ID=31165827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20192086U Expired - Lifetime JPH0545289Y2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25

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JP (1) JPH0545289Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS63103609U (ja) 1988-07-05

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