JPH0544980A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

空気調和機の制御方法

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JPH0544980A
JPH0544980A JP3200245A JP20024591A JPH0544980A JP H0544980 A JPH0544980 A JP H0544980A JP 3200245 A JP3200245 A JP 3200245A JP 20024591 A JP20024591 A JP 20024591A JP H0544980 A JPH0544980 A JP H0544980A
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JP
Japan
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power consumption
air conditioner
inverter
air
power
Prior art date
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Pending
Application number
JP3200245A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Taniguchi
昌也 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0544980A publication Critical patent/JPH0544980A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】空気調和機の入力部に消費電力を検出するセン
サ3を設けこの検出値より消費電力信号17を消費電力
演算部9により演算する。空調用コントローラ10は消
費電力信号17より容量制御可能な圧縮機8の運転周波
数を決定し、消費電力の上限値をある設定された値以下
に制御する。 【効果】消費電力の値を、直接、制御することにより空
気調和機の停止を少なくし省エネルギ性を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容量制御可能な圧縮機を
搭載した空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の消費電力コントロー
ルシステムは図7に示す様に一台以上の空気調和機23
の消費電力を測定する電力計30より得られる消費電力
情報31により運転中の消費電力がある設定した値を越
えた場合に空気調和機を停止する信号32を出力するコ
ントローラ33よりなり、消費電力はコントローラ33
より停止信号32を各空気調和機に送り停止することに
より、あるいは複数台の空気調和機の運転周波数を一律
に低下させ調整している(特開平2−26295号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法では前述の
様に消費電力コントロールを空気調和機の停止により行
っているため、容量制御機能を持ちインバータにより圧
縮機用モータの運転周波数を変化することが可能な空気
調和機の場合、図2の消費電力カーブに示す運転開始時
に発生する消費電力のピークにより空気調和機が停止す
る制御が働き運転が開始できない場合が考えられる。こ
の事はインバータにより圧縮機用モータの運転周波数を
変化させる事ができる容量制御可能な空気調和機の特徴
である運転開始時に高い周波数で目的の温度に早く達
し、それ以降は周波数を下げ低い消費電力で温度を維持
する制御が生かせる事となり特に複数台の空気調和機の
総消費電力を制御しようとする際、この問題が特に顕著
に現われる結果となる。
【0004】本発明の目的は消費電力制御を行う際でき
るだけ空気調和機を停止させずに容量制御可能な空気調
和機の特徴である省電力性を生かす制御を得る事にあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的は空気調和機
毎に消費電力を検出する機能を設け、この消費電力情報
により空気調和機の運転周波数を制御する事により、又
複数台の空気調和機の総消費電力を制御するには、それ
ぞれの空気調和機から得られる消費電力情報により各空
気調和機に上限の消費電力を設定する事により達成され
る。
【0006】
【作用】消費電力情報により空気調和機の上限消費電力
を設定する事で、各空気調和機は運転中の消費電力があ
る設定された値を越えると周波数を下げ消費電力を設定
値以下に下げる動作を行う。又、空気調和機が複数台設
置された場合は外部よりそれぞれの空気調和機に冷房、
又は、暖房能力に応じて消費電力値を検出しながら個別
に周波数制御を行う。更に、設置された複数台の空気調
和機のうち一部が停止等で消費電力が無い場合はその他
運転中の空気調和機の上限消費電力の設定を解除するこ
とにより最大能力での運転が可能になる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の内容を実現する空気調和機の
制御部構成を示すもので、商用電源1から供給される電
力は順変換部3,平滑部4,逆変換部5より成る電圧形
インバータに入力され、電圧形インバータの出力は誘導
電動機7を内蔵した容量制御可能な圧縮機8に接続され
る。圧縮機の容量制御は、圧力センサ11,温度センサ
12を接続した空調用コントローラ10によって決定さ
れる周波数を電圧形インバータによって作り誘導電動機
の回転数を制御することにより達成されるが、本実施例
では冷暖房サイクル制御用の電気部品13,熱交換用の
ファン14を含めたインバータの消費電力を検出するセ
ンサ2、又は、インバータ平滑部の電圧信号15とイン
バータ出力電流検出センサ6よりの信号を、消費電力演
算部9に入力して得られる消費電力信号17を空調用コ
ントローラ10に入力し、空調用コントローラ10にあ
らかじめ入力された値を消費電力が越えた場合は、空調
用コントローラ10からの指示により電圧形インバータ
の出力周波数および出力電圧を下げ圧縮機の仕事率を低
下させる事により消費電力を軽減し一定値以下での運転
が可能となる。図2は容量制御をインバータで行った場
合の空気調和機の消費電力の変化を示す例で、本図では
暖房の運転開始後約四十分間に設定温度と室内平均温度
との差が大きく圧縮機の運転周波数が高いため、消費電
力がほぼ100%となる期間18、および空調負荷の変
動による一時的な消費電力の増加期間19がある。これ
に対し本実施例の制御を行った場合の空気調和機の消費
電力の変化を示す例を図3に示す。図3では、消費電力
のピークを80%で運転する様設定した例で、図2と同
様運転開始から約40分間の期間18および空調負荷の
変動による一時的な消費電力の増加期間19があるが消
費電力は80%以下に制限されている。又、図3の例の
場合、暖房能力の上限が低いため運転開始から設定温度
に達するまでの時間が若干増加する。
【0008】図4の例では図1と同様、商用電源1より
電圧形インバータ20を通して容量制御可能な圧縮機8
の誘導電動機7を駆動する構成であり、電圧形インバー
タから検出された信号より消費電力演算部9で求めた消
費電力信号17により空調用コントローラ10で図1の
実施例の様に省電力制御を行う。又、同時に空調用コン
トローラ10には省電力運転の表示盤21を接続し省電
力運転中は省電力表示用のランプ22を点灯する事によ
りユーザに冷・暖房能力の低下と省電力運転中である事
を知らせる事ができる。又、図5では共通の電源27に
接続された図1に示す消費電力検出機能を持つ空気調和
機23にそれぞれ検出した消費電力を外部へ出力し、か
つ、外部より消費電力の制御値を入力することが可能な
伝送手段24を設け、これを消費電力の制御値を個々の
空気調和機に対して設定可能な外部コントローラ26に
通信用の回線25で接続した場合の構成を示している。
本例では設置された空気調和機それぞれの負荷条件等に
より外部より消費電力の制御値を入力することにより使
用条件に合わせた省電力運転を複数台同時にかつ自動的
に実施する事ができる又、空気調和機からの消費電力情
報により、外部コントローラ26に接続された空気調和
機の総電力を求める事ができるため、複数台の空気調和
機の総消費電力を一定としてそれぞれの空気調和機の負
荷条件によりできるだけ高い冷・暖房能力で空気調和機
を運転する事が可能となる。更に、図6では図4の例で
示した空気調和機の空調用コントローラ10にユーザが
容易に設定できる制御切換用の入力装置28を接続した
例を示す。本例ではユーザ側で省電力運転中の冷・暖房
能力の低下を望まない場合に省電力制御解除用のスイッ
チ29を操作する事により空調用コントローラでの消費
電力制限を100%まで上げ冷・暖房能力の低下を防ぐ
ことができる。
【0009】この例の様に空気調和機に個別に消費電力
の検出手段を設け、そこから得られる消費電力情報によ
り空気調和機の冷・暖房能力の制御を圧縮機を容量制御
するインバータにより制御し、消費電力に制限を加える
事でより正確な空気調和機の省電力運転が可能となる。
【0010】
【発明の効果】本発明により空気調和機の消費電力値を
直接制御できるため、空調機の停止をできるだけ少なく
し、かつ、上限の消費電力内での最大能力で運転を継続
でき、容量制御は空気調和機の特徴である省エネルギ性
を向上し、更にこの事は複数台の空気調和機の総消費電
力を制御する上で過度の空気調和機停止によるエネルギ
のロスを防ぐ事ができる点で顕著な効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の系統図。
【図2】従来の空気調和機の消費電力変化の説明図。
【図3】本発明の一実施例における空気調和機の消費電
力変化説明図。
【図4】本発明の第二の実施例のブロック図。
【図5】本発明の第三の実施例のブロック図。
【図6】本発明の第四の実施例のブロック図。
【図7】従来の消費電力制御のブロック図。
【符号の説明】
3…順変換部、8…圧縮機、9…消費電力演算部、10
…空調用コントローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電圧形インバータによって駆動される誘導
    電動機を組込んだ容量制御可能な圧縮機と、前記圧縮機
    を含む冷房および暖房可能な冷凍サイクルと、温度,圧
    力,電流等の制御情報により前記電圧形インバータの出
    力周波数を変化させ容量制御を行う空調用コントローラ
    からなる空気調和機において、インバータに入力される
    電力検出手段を持ち、この入力電力情報により前記電圧
    形インバータの出力電流および出力周波数に制限を設け
    ることにより、前記空気調和機で消費される電力を一定
    値以下の値で運転することを特徴とする空気調和機の制
    御方法。
JP3200245A 1991-08-09 1991-08-09 空気調和機の制御方法 Pending JPH0544980A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6065298A (en) * 1997-06-20 2000-05-23 Sharp Kabushiki Kaisha Air conditioner automatically controlling operation based on supply voltage or supply frequency
US6114669A (en) * 1997-06-25 2000-09-05 Oce-Technologies B.V. Apparatus for controlling the power supply to a load in a reproduction apparatus, more particularly to a fixing unit
ES2149129A1 (es) * 1998-02-19 2000-10-16 Samsung Electronics Co Ltd Procedimiento para el control de un aparato acondicionador de aire y aparato para su realizacion.
KR100395945B1 (ko) * 2000-11-16 2003-08-27 주식회사 엘지이아이 인버터 공기조화기의 캐리어주파수제어방법
KR100607504B1 (ko) * 1999-10-16 2006-08-02 주식회사 엘지이아이 인버터 공기조화기의 파워 디스플레이방법
WO2009066839A3 (en) * 2007-11-20 2011-06-30 Lg Electronics Inc. Motor controller of air conditioner
JP2013204909A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Sharp Corp 空気調和機

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