JPH0544929A - 温風暖房機 - Google Patents
温風暖房機Info
- Publication number
- JPH0544929A JPH0544929A JP27176291A JP27176291A JPH0544929A JP H0544929 A JPH0544929 A JP H0544929A JP 27176291 A JP27176291 A JP 27176291A JP 27176291 A JP27176291 A JP 27176291A JP H0544929 A JPH0544929 A JP H0544929A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- temporary
- switch
- heating
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 暖房開始時や肌寒い時などにやや温度を高く
して、暖まった後に通常温度に戻す動作を、簡単な操作
で行えるような温風暖房機を提供する。 【構成】 操作部に、温度設定手段とは別個に一時昇温
モードを選択する操作手段を設け、一時昇温モードが選
択されたときは、設定温度よりも一定値だけ高い温度を
目標として温度制御を行い、一定時間後に自動的に設定
温度に戻すようにした。 【効果】 従来２回の温度設定操作を必要とした室温変
更を、１回のワンタッチ操作で行うことができ、温度設
定操作は不要である。
して、暖まった後に通常温度に戻す動作を、簡単な操作
で行えるような温風暖房機を提供する。 【構成】 操作部に、温度設定手段とは別個に一時昇温
モードを選択する操作手段を設け、一時昇温モードが選
択されたときは、設定温度よりも一定値だけ高い温度を
目標として温度制御を行い、一定時間後に自動的に設定
温度に戻すようにした。 【効果】 従来２回の温度設定操作を必要とした室温変
更を、１回のワンタッチ操作で行うことができ、温度設
定操作は不要である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は家庭用の温風暖房機に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】部屋が冷え切っている場合には、室温が
定常暖房時の温度まで立ち上がった後も肌寒く感じられ
ることがある。これは温風暖房機が対流のみによって部
屋を暖めるものであるため、室内の空気の温度が設定温
度に達しても、まだ壁、床などの温度が十分上昇してお
らず、人の身体から輻射熱を奪うからである。このよう
な場合には、使用者は一旦普段の設定温度よりも高めに
温度を設定し、十分に身体が暖まった後に、通常の定常
温度まで設定温度を下げるという２回の温度設定操作
を、その都度行わなければならなかった。
定常暖房時の温度まで立ち上がった後も肌寒く感じられ
ることがある。これは温風暖房機が対流のみによって部
屋を暖めるものであるため、室内の空気の温度が設定温
度に達しても、まだ壁、床などの温度が十分上昇してお
らず、人の身体から輻射熱を奪うからである。このよう
な場合には、使用者は一旦普段の設定温度よりも高めに
温度を設定し、十分に身体が暖まった後に、通常の定常
温度まで設定温度を下げるという２回の温度設定操作
を、その都度行わなければならなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし通常の場合は、
使用者は適当な室温を一度決めると、日常的には暖房機
の温度設定部を操作することなく、暖房機起動時に単に
起動スイッチをオンするだけであるから、上述のように
一時的に高温に設定しようとすると、普段の設定温度を
設定操作毎に思い出す必要があって煩わしい上に、この
２回目の操作は身体が暖まった後に行うものであるから
忘れてしまい易く、そのために室温が高めの状態が長く
続き過ぎて却って使用者に不快感を与え、またエネルギ
ーの無駄使いとなるという欠点があった。
使用者は適当な室温を一度決めると、日常的には暖房機
の温度設定部を操作することなく、暖房機起動時に単に
起動スイッチをオンするだけであるから、上述のように
一時的に高温に設定しようとすると、普段の設定温度を
設定操作毎に思い出す必要があって煩わしい上に、この
２回目の操作は身体が暖まった後に行うものであるから
忘れてしまい易く、そのために室温が高めの状態が長く
続き過ぎて却って使用者に不快感を与え、またエネルギ
ーの無駄使いとなるという欠点があった。
【０００４】またこのような面倒な操作を不要にするた
め、運転開始時に一旦設定温度を高くして一定時間後に
自動的に設定温度を下げるように予めプログラムしてお
くという方法も考えられるが、その場合には、設定温度
と外気温との差が余り大きくないときや、前回暖房後余
り時間が経過していないときなどに、使用者が室温を高
めにすることを望まないときにも、常に温度を上げてし
まうことになって不都合である。
め、運転開始時に一旦設定温度を高くして一定時間後に
自動的に設定温度を下げるように予めプログラムしてお
くという方法も考えられるが、その場合には、設定温度
と外気温との差が余り大きくないときや、前回暖房後余
り時間が経過していないときなどに、使用者が室温を高
めにすることを望まないときにも、常に温度を上げてし
まうことになって不都合である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の点に鑑
み、自動温度制御手段を有する温風暖房機の操作部に、
自動温度制御手段の目標温度を設定する温度設定手段２
とは別個に、目標温度を一時的に上昇させるための一時
昇温モード始動操作部３を設け、一時昇温モード始動操
作部３が操作されたときは、温度設定手段２から入力さ
れている設定値を記憶したまま、この設定値よりも一定
値だけ高い温度を目標として温度制御を行い、一定時間
経過後に目標温度を自動的に上記設定値に戻すようにし
たものである。
み、自動温度制御手段を有する温風暖房機の操作部に、
自動温度制御手段の目標温度を設定する温度設定手段２
とは別個に、目標温度を一時的に上昇させるための一時
昇温モード始動操作部３を設け、一時昇温モード始動操
作部３が操作されたときは、温度設定手段２から入力さ
れている設定値を記憶したまま、この設定値よりも一定
値だけ高い温度を目標として温度制御を行い、一定時間
経過後に目標温度を自動的に上記設定値に戻すようにし
たものである。
【０００６】
【作用】一時昇温モード始動操作部により一時昇温モー
ドが選択されたときは、室温は設定温度よりも一定値
（例えば２℃）だけ高い温度を目標として一定時間（例
えば３０分間）温度制御された後、自動的に設定温度に
戻るので、使用者は２回の温度変更を１回のワンタッチ
操作で行うことができ、しかも設定温度は変更を要しな
い。
ドが選択されたときは、室温は設定温度よりも一定値
（例えば２℃）だけ高い温度を目標として一定時間（例
えば３０分間）温度制御された後、自動的に設定温度に
戻るので、使用者は２回の温度変更を１回のワンタッチ
操作で行うことができ、しかも設定温度は変更を要しな
い。
【０００７】
【実施例】図１は本発明による温風暖房機の制御手段と
しての制御回路の一例を示したものである。同図におい
て、１は制御回路の電源スイッチで、暖房機の起動に連
動して投入されるものである。２は温度設定手段で、本
実施例では分圧抵抗Ｒｖの複数のタップを切り換えるこ
とにより、サーミスタＴｈの出力電圧と比較される基準
電圧を選択するための切換スイッチ２で構成されてい
る。３は一時昇温モード始動操作部としての一時昇温ス
イッチで、通常モードを選択する場合には、この一時昇
温スイッチ３は押圧しない。いま通常モードを選択する
場合において、電源スイッチ１が投入されると、抵抗Ｒ
1 とサーミスタＴｈとの連結点に現れるサーミスタＴｈ
の出力電圧Ｖｔと、分圧抵抗Ｒｖで分圧され温度設定手
段２で選択された基準電圧Ｖｒとが電圧比較回路４で比
較され、その電圧差（Ｖｒ−Ｖｔ）に応じた信号がガス
バーナ制御回路５に送られて、ガスバーナの燃料供給用
電磁弁が制御される。即ち基準電圧Ｖｒが設定温度に対
応しており、これを目標値として温度制御が行われるで
ある。
しての制御回路の一例を示したものである。同図におい
て、１は制御回路の電源スイッチで、暖房機の起動に連
動して投入されるものである。２は温度設定手段で、本
実施例では分圧抵抗Ｒｖの複数のタップを切り換えるこ
とにより、サーミスタＴｈの出力電圧と比較される基準
電圧を選択するための切換スイッチ２で構成されてい
る。３は一時昇温モード始動操作部としての一時昇温ス
イッチで、通常モードを選択する場合には、この一時昇
温スイッチ３は押圧しない。いま通常モードを選択する
場合において、電源スイッチ１が投入されると、抵抗Ｒ
1 とサーミスタＴｈとの連結点に現れるサーミスタＴｈ
の出力電圧Ｖｔと、分圧抵抗Ｒｖで分圧され温度設定手
段２で選択された基準電圧Ｖｒとが電圧比較回路４で比
較され、その電圧差（Ｖｒ−Ｖｔ）に応じた信号がガス
バーナ制御回路５に送られて、ガスバーナの燃料供給用
電磁弁が制御される。即ち基準電圧Ｖｒが設定温度に対
応しており、これを目標値として温度制御が行われるで
ある。
【０００８】室温を一時的に高温にしたい場合、即ち一
時昇温モードを選択する場合は、電源スイッチ１の投入
後に一時昇温スイッチ３を押圧する。このスイッチ３が
押圧されると、タイマＴが作動してその常閉即時接点ｘ
1 が開き、スイッチ２で選択されている基準電圧Ｖｒに
抵抗Ｒ2 の両端電圧がプラスされるので、制御目標温度
が一定値（２℃）だけ高温側にシフトする。本実施例で
は一時昇温スイッチ３として瞬時接点が用いられている
ため、タイマＴは作動と同時にその常閉即時接点ｘ2 に
よって自己保持する。設定時間（３０分）が経過する
と、その限時常閉接点ｘ3 によりタイマＴの電流が遮断
されるので、常閉即時接点ｘ1 が復帰して抵抗Ｒ2 を短
絡し、それによって基準電圧Ｖｒを下げ、目標温度を２
℃ダウンさせて、設定温度に戻すのである。
時昇温モードを選択する場合は、電源スイッチ１の投入
後に一時昇温スイッチ３を押圧する。このスイッチ３が
押圧されると、タイマＴが作動してその常閉即時接点ｘ
1 が開き、スイッチ２で選択されている基準電圧Ｖｒに
抵抗Ｒ2 の両端電圧がプラスされるので、制御目標温度
が一定値（２℃）だけ高温側にシフトする。本実施例で
は一時昇温スイッチ３として瞬時接点が用いられている
ため、タイマＴは作動と同時にその常閉即時接点ｘ2 に
よって自己保持する。設定時間（３０分）が経過する
と、その限時常閉接点ｘ3 によりタイマＴの電流が遮断
されるので、常閉即時接点ｘ1 が復帰して抵抗Ｒ2 を短
絡し、それによって基準電圧Ｖｒを下げ、目標温度を２
℃ダウンさせて、設定温度に戻すのである。
【０００９】図２は操作部の一例を示したもので、一時
昇温モード始動操作部３は「あったか」スイッチとして
表示されている。
昇温モード始動操作部３は「あったか」スイッチとして
表示されている。
【００１０】図３は本発明の動作状態を示したもので、
ｔ1 で電源スイッチ１の投入直後に一時昇温スイッチ３
を押圧した場合、室温は設定温度プラス２℃まで立ち上
がったのちその温度で定温制御され、３０分を経過する
とｔ2 で自動的に設定温度に戻る。また室温が設定温度
で安定しているｔ3 において、スイッチ３を押圧した場
合は、図示のように、設定温度からプラス２℃上昇し、
３０分を経過したｔ4に再び設定温度に戻る。
ｔ1 で電源スイッチ１の投入直後に一時昇温スイッチ３
を押圧した場合、室温は設定温度プラス２℃まで立ち上
がったのちその温度で定温制御され、３０分を経過する
とｔ2 で自動的に設定温度に戻る。また室温が設定温度
で安定しているｔ3 において、スイッチ３を押圧した場
合は、図示のように、設定温度からプラス２℃上昇し、
３０分を経過したｔ4に再び設定温度に戻る。
【００１１】なお本実施例においては、一時昇温モード
の制御手段を自動温度制御手段とは別個の制御回路（図
１）として構成したが、勿論これらをマイクロプロセッ
サを用いるなどして一つの制御回路として構成すること
も可能である。
の制御手段を自動温度制御手段とは別個の制御回路（図
１）として構成したが、勿論これらをマイクロプロセッ
サを用いるなどして一つの制御回路として構成すること
も可能である。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、部屋が冷え切っている
場合や身体が凍えている場合などに、使用者はワンタッ
チで通常よりも高い温度の暖房を選択することができ、
部屋が十分暖まったのちは自動的に室温をいつもの定常
温度に戻してくれる。またこのような一時昇温モードは
温度設定手段とは別個に設けた一時昇温スイッチによっ
て選択できるので、比較的暖かい日などは通常モードを
選ぶことも自由である。またこのように室温を変更して
も、設定温度自体は温度設定手段によって記憶されてい
るので、面倒な温度設定操作は不要である。
場合や身体が凍えている場合などに、使用者はワンタッ
チで通常よりも高い温度の暖房を選択することができ、
部屋が十分暖まったのちは自動的に室温をいつもの定常
温度に戻してくれる。またこのような一時昇温モードは
温度設定手段とは別個に設けた一時昇温スイッチによっ
て選択できるので、比較的暖かい日などは通常モードを
選ぶことも自由である。またこのように室温を変更して
も、設定温度自体は温度設定手段によって記憶されてい
るので、面倒な温度設定操作は不要である。
【図１】本発明の一実施例を示す温風暖房機の制御回路
図。
図。
【図２】本発明における操作部の一例を示す回路図。
【図３】本発明の動作説明図。
１ 電源スイッチ ２ 温度設定手段（切換スイッチ） ３ 一時昇温モード始動操作部（一時昇温スイッチ） Ｔ タイマ Ｔｈ サーミスタ
Claims (1)
- 【請求項１】 自動温度制御手段と、該自動温度制御手
段の目標温度を設定する手段と、一時昇温モード始動操
作部と、該操作部の操作により、上記温度設定手段によ
って設定されている目標温度を一定温度だけ高温側にシ
フトさせ、一定時間経過後に目標温度を自動的に上記設
定温度に戻す制御手段とを備えて成る温風暖房機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27176291A JPH0544929A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 温風暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27176291A JPH0544929A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 温風暖房機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0544929A true JPH0544929A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=17504490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27176291A Pending JPH0544929A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 温風暖房機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544929A (ja) |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP27176291A patent/JPH0544929A/ja active Pending
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