JPH054427U - 回転トランス形レゾルバ - Google Patents

回転トランス形レゾルバ

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JPH054427U
JPH054427U JP5771191U JP5771191U JPH054427U JP H054427 U JPH054427 U JP H054427U JP 5771191 U JP5771191 U JP 5771191U JP 5771191 U JP5771191 U JP 5771191U JP H054427 U JPH054427 U JP H054427U
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JP
Japan
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coil
resolver
rotor
fixed
rotating
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JP5771191U
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達雄 安部
光洋 松崎
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Yaskawa Electric Corp
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Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 回転トランス2の回転側コイル22とレゾル
バ3の回転子コイル33とを軸方向に並べて回転軸に固
定し、回転側コイル33を巻回するコイルケースのレゾ
ルバ側の側面にプリント基板6を固定し、プリント基板
い固着した導体部を介して回転側コイル22と回転子コ
イル33とを接続し、導体部61A,61Bに検査用端
子部64A,64Bを設けたものである。 【効果】 コイル端子の接続に熟練を必要とせず、また
回転軸に回転側コイルと回転子を組み立てた後の電気的
検査は検査用端子部にテスターの端子を接触させて行う
ので、組み立ておよび保守作業が容易となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サーボモータなどのアクチュエータの回転位置を検出する回転トラ ンス形レゾルバに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、レゾルバの回転子を交流励磁する回転トランス形レゾルバは、回転トラ ンスの回転側コイルとレゾルバの回転子を回転軸に一体に固定し、回転側コイル とレゾルバの回転子コイルとをひもで結束してコンパウンドで固定したものが開 示されている(例えば、特開昭63−318725号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記構成では、レゾルバを組立工程中や出荷運搬中にレゾルバの回 転子コイルに断線などの故障が発生した場合、電気的検査が不可能であった。ま た、レゾルバの回転子コイルと回転トランスの回転側コイルの中間で各リード線 を半田つけし、絶縁チューブをかぶせ、リード線緊縛作業を行う熟練を必要とし た作業に手間がかかると共に、その作業スペースを確保するために回転子の軸方 向長さが長くなるという欠点があった。 本考案は、製造工程や保守作業の時の電気的検査や作業性を容易にした小形軽 量のレゾルバを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、回転トランスの回転側コイルとレゾルバの回転子を回転軸に軸方向 に並べて固定した回転トランス形レゾルバにおいて、前記回転軸に固定したリン グ状の絶縁材よりなるコイルケースと、前記コイルケースの外周に開口したコイ ル溝の中に巻回した前記回転側コイルと、前記コイルケースの前記レゾルバ側の 側面に固定したリング状のプリント基板と、前記プリント基板に固着された二つ の導体部と、二つの前記導体部の一方端に設けた前記回転側コイルの端子を接続 するスルーホールと、二つの前記導体部の他方端に設けた前記レゾルバの回転子 コイルの端子を接続するスルーホールと、前記導体部の中間に設けた検査用端子 部とを備えたものである。
【0005】
【作用】
回転トランスの回転側コイルとレゾルバの回転子コイルとの接続は、回転側コ イルと回転子コイルとの間に設けたプリント基板の所定の位置に設けられたスル ーホールに接続するので、熟練を必要とせず、また回転軸に回転側コイルと回転 子を組み立てた後の電気的検査は検査用端子部にテスターの端子を接触させて行 うことができ、組み立ておよび保守作業が容易となる。
【0006】
【実施例】
本考案を図に示す実施例について説明する。 図1は本考案の実施例を示す側断面図で、中空円筒状のフレーム1の内側に軸 方向に並べて回転トランス2の固定側コイル21とレゾルバ3の固定子31を固 定してある。固定側コイル21と固定子31の内側には空隙を介してそれぞれ回 転トランス2の回転側コイル22とレゾルバ3の回転子32を対向させ、回転軸 4に固定してある。回転トランス2の回転側コイル22はリング状の絶縁材より なるコイルケース5の外周に開口するコイル溝51の中に巻回され、コイルケー ス5のレゾルバ側の側面にはリング状のプリント基板6を固定してある。 プリント基板6には、図2に示すように、二つの弧状の導体部61A,61B を設け、導体部61A,61Bの両端にスルーホール62A,62B、63A, 63Bを設け、導体部61A,61Bの中間部にはプリント基板6の外周方向に 伸びる検査用端子部64A,64Bを設け、各スルーホールの周辺および検査用 端子部を除き、導体部61A,61Bの表面を絶縁材よりなるパターン保護膜6 5で被覆してある。 回転側コイル22の端子23A,23Bはそれぞれ導体部61A,61Bのス ルーホール62A,62Bに半田付けで接続し、レゾルバ3の回転子32に巻回 された回転子コイル33の端子34A,34Bをスルーホール63A,63Bに 接続してある。 したがって、回転トランス2の回転側コイル22とレゾルバ3の回転子コイル 33との接続は、プリント基板6に所定の位置に設けられたスルーホールに接続 するので、熟練を必要とせず、また回転軸4に回転側コイル22と回転子32を 組み立てた後の電気的検査は検査用端子部64A,64Bにテスターの端子を接 触させて行うことができ、組み立ておよび保守作業が容易となる。 なお、回転側コイル22と回転子コイル33とを接続する時、図3に示した、 導体部61A,61Bの互いに反対側のスルーホール62Aと63Bのように、 プリント基板6の中心に対して対称の位置に接続して、回転中にアンバランスが 発生しないようにしてもよい。 また、検査用端子部64A,64Bは図3に示すように、軸方向に突起を出し て、プリント基板6の外形寸法を小さくするようにしてもよい。 また、導体部61A,61Bを直接回転側コイルのコイルケースのレゾルバ側 の側面に設け、プリント基板6を省略してもよい。
【0007】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、回転トランスの回転側コイルとレゾルバ の回転子コイルとの接続を、回転トランスとレゾルバの間に設けたプリント基板 を介して行い、かつプリント基板に検査用端子部を設けて電気的検査を行うよう にしてあるので、接続部分がコンパクトになるとともに、組み立ておよび検査等 の保守作業が容易となるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す側断面図である。
【図2】本考案のプリント基板の正面図である。
【図3】本考案のプリント基板の他の実施例を示す正面
図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 回転トランス 21 固定側コイル 22 回転側コイ
ル 23A,23B 端子 3 レゾルバ 31 固定子 32 回転子 33 回転子コイル 34A,34B
端子 4 回転軸 5 コイルケース 51 コイル溝 6 プリント基板 61A,61B 導体部 62A,62B,63A,63B スルーホール 64A,64B 検査用端子部 65 パターン保
護膜

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転トランスの回転側コイルとレゾルバ
    の回転子を回転軸に軸方向に並べて固定した回転トラン
    ス形レゾルバにおいて、前記回転軸に固定したリング状
    の絶縁材よりなるコイルケースと、前記コイルケースの
    外周に開口したコイル溝の中に巻回した前記回転側コイ
    ルと、前記コイルケースの前記レゾルバ側の側面に固着
    された二つの導体部と、二つの前記導体部の一方端に設
    けた前記回転側コイルの端子を接続するスルーホール
    と、二つの前記導体部の他方端に設けた前記レゾルバの
    回転子コイルの端子を接続するスルーホールと、前記導
    体部の中間に設けた検査用端子部とを備えたことを特徴
    とする回転トランス形レゾルバ。
  2. 【請求項2】 前記検査用端子部を前記導体部に軸方向
    に突出させた請求項1記載の回転トランス形レゾルバ。
  3. 【請求項3】 前記導体部を前記コイルケースの前記レ
    ゾルバ側の側面に固定したリング状のプリント基板に固
    着した前記請求項1または2記載の回転トランス形レゾ
    ルバ。
JP5771191U 1991-06-26 1991-06-26 回転トランス形レゾルバ Expired - Lifetime JP2550845Y2 (ja)

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JP5771191U JP2550845Y2 (ja) 1991-06-26 1991-06-26 回転トランス形レゾルバ

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH054427U true JPH054427U (ja) 1993-01-22
JP2550845Y2 JP2550845Y2 (ja) 1997-10-15

Family

ID=13063536

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5771191U Expired - Lifetime JP2550845Y2 (ja) 1991-06-26 1991-06-26 回転トランス形レゾルバ

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JP (1) JP2550845Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6952152B2 (en) 2002-10-09 2005-10-04 Minebea Co., Ltd. Winding fixing structure of a rotary transformer-type resolver

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6952152B2 (en) 2002-10-09 2005-10-04 Minebea Co., Ltd. Winding fixing structure of a rotary transformer-type resolver

Also Published As

Publication number Publication date
JP2550845Y2 (ja) 1997-10-15

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