JPH0543997B2 - - Google Patents

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JPH0543997B2
JPH0543997B2 JP1120497A JP12049789A JPH0543997B2 JP H0543997 B2 JPH0543997 B2 JP H0543997B2 JP 1120497 A JP1120497 A JP 1120497A JP 12049789 A JP12049789 A JP 12049789A JP H0543997 B2 JPH0543997 B2 JP H0543997B2
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JP
Japan
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light
refracted
polarized
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light beam
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Shigetoshi Abe
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Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation

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  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は所望の空間位置における降雨、降雪
を検知し、降雨、降雪量を計測する気象用センサ
装置に関し、特に降雨であるか降雪であるかの判
定を行う降雨降雪測定装置に関するものである。
[従来の技術] 降雨であるか降雪であるかの判定を行う従来の
装置としては、投光器を用いて所望の空間位置に
自然光を投光し、雨滴や雪片などの反射物体から
反射してくる反射光を受光器で受光し、反射光強
度により降雨であるか降雪であるかを判定する装
置がある。
即ち、降水量がほぼ同一の場合、雨滴からの反
射よりも雪片からの反射の方が反射光強度が強い
ので、この反射光強度の差を利用して雨か雪かの
判定を行つている。然しながらこの方法では、例
えば強い雨の場合の反射光強度と、弱い雪の場合
の反射光強度とが同一となり、雨か雪かの判定を
誤る場合がある。
このような場合、温度センサをを併設すること
で、低温のときは雪と判定する方法も考えられ
る。ただ0℃〜8℃の範囲においては、雨である
場合も雪である場合もあり、正確な判定を行うこ
とが困難である。
また反射光を用いる替わりに、透過光の減衰を
測定する方法もある。即ち、投光器から一定距離
に離した受光器に向けて自然光を投光し、その間
に雨滴や雪片が入ることによつて透過光の受ける
減衰を測定し、減衰の強さにより雨滴か雪片かを
判定する方法であるが、この方法の場合、光ビー
ムの方向に風が吹くと雪片がその方向に流れ、光
の減衰を低下させてしまう等、風向きや風速によ
つて誤つた判定がなされという問題がある。
さらに雨か雪かの判定は、テレビカメラで観察
することによつてもできるが、装置が高価にな
り、常に人間が監視しておく必要がある。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の装置では以上のように、光
学式センサを用いる装置においては、センサの設
置した近傍に降雨または降雪があるか否かの検出
はできるが、雨であるか雪であるかの判定が困難
であり、またテレビカメラを用いる場合には、装
置が高価なものとなり、常に人間が監視しておく
必要がある等の問題点があつた。
この発明は、従来の装置における上述の課題を
解決するためになされたもので、降雨であるか降
雪であるかを正確に判定することができる降雨降
雪測定装置を得ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] この発明にかかる降雨降雪測定装置は、投光す
る光ビームを偏光した光ビームとし、雨滴は偏光
面を散乱させないが、雪片は結晶であるため偏光
面を散乱させるという性質を利用し、反射光の偏
光面の散乱を測定することにより雨か雪かを判定
することとした。
[作用] 反射光を偏光分離器によつて垂直偏光成分と水
平偏光成分とに分離すると、投射光が垂直偏光成
分である場合に、水平偏光成分がある程度以上検
出されるときは雪からの反射波と判定すことがで
きる。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面を用いて説明す
る。第1図はこの発明の一実施例を示す構成図
で、図において1は投光器用電気回路、2は光
源、3は投光器用レンズ、4は偏光器、5は投光
された光ビーム、6は反射物体、7は反射光、8
は受光器用レンズ、9は偏光分離器、10は垂直
受光素子、11は水平受光素子、12は垂直受信
機、13は水平受信機、14は信号処理部であ
り、8〜13で受光器が構成されている。
偏光された光ビーム5が投射され、反射物体6
からの反射光7が受光器で受光され、偏光分離器
9で垂直偏光成分と水平偏光成分とに分離され、
垂直偏光成分は垂直受光素子10で電気信号に変
換され、水平偏光成分は水平受光素子11で電気
信号に変換される。
垂直受光素子10と水平受光素子11との出力
は、それぞれ垂直受信機12と水平受信機13と
で増幅され、信号処理部14に入力される。信号
処理部14では垂直受信機12の出力と水平受信
機13の出力とを処理することによつて、反射物
体の性質を判断する。
例えば水平受信機13の出力が垂直受信機12
の出力に比し充分に小さい時は、反射物体6にお
いて偏光面の散乱が生じてないことを意味し、従
つてその反射物体6は雪でないと判定する。
第2図〜第5図は、この発明における原理を説
明するための図であつて、これらの図において第
1図と同一符号は同一または相当部分を示し、1
5は雨滴、24は氷粒、33は雪片、16,19
はそれぞれ入射光{光ビーム5であるが、ここで
は反射物体に対する入射光となる}。17,30
はそれぞれ反射光、18,20,21,25,2
6,31,32はそれぞれ屈折光、22,27,
28,34はそれぞれ偏光波面を表す。
第2図に示すように、雨滴15のA点に入射し
た偏光波面22を有する入射光16は、入射角に
対応した反射光17となるが、この反射光17の
偏光波面は入射光16の偏光波面22と同じであ
る。
A点で雨滴15内に屈折し、B点において屈折
して雨滴15から出射する屈折光18の偏光波面
も、雨滴15が水であり、等方性物質であるた
め、入射光16と同じ偏光波面22を持つ。
入射光19はC点、D点で屈折された屈折光2
0となり、またD点で反射されE点で屈折されて
出射する屈折光21となるが、これらの屈折光2
0,21の偏光波面も、上述のように水が等方性
物質であるため、入射光19の偏光波面22と同
様である。
以上のように、反射物体が雨滴15である場合
には、入射光が垂直偏光成分である場合、反射屈
折光に水平偏光成分が含まれることはない。
次に第3図に示すように、偏光波面27を有す
る光ビーム5が氷粒24のF点に入射したとす
る。氷粒24は六方晶系の結晶体であり、入射し
た光は複屈折をおこす。即ち、入射光と同一偏光
波面を保ちながら屈折する光に対する屈折率、即
ち常光線の屈折率は1.309であり、入射光と偏光
波面が異なる状態で屈折する光に対する屈折率、
即ち異常光線の屈折率は1.313{但し、氷粒24の
温度を0℃とした場合}であるので、偏光波面2
7を持つ屈折光25と、偏光波面28を持つ屈折
光26とは、進行方向が異なる。
従つて第4図に示すように、氷粒24のF点で
反射される反射光30は、入射光5と同一偏光波
面に保たれ、F点で常光線として屈折される屈折
光32はH点で屈折されて氷粒24から出射され
るが、この屈折光32は入射光5と同一の偏光波
面を持つ。然しながらF点で異常光線として屈折
される屈折光31はG点で屈折されて氷粒24か
ら出射されるが、この屈折光31の偏光波面は入
射光5の偏光波面とは異なるものになる。
また第5図に示すように、雪片33は氷粒24
が無数に結合して出来た氷粒24の集合体であ
り、偏光波面27を持つ入射光は、雪片33の中
で多数回の反射屈折が繰り返され、第1図に示す
受光器用レンズ8に入る反射光7の偏光波面は、
第5図の34に示すように、ほぼランダムなもの
となる。
このようなランダムな偏光波面34の反射光7
は、垂直偏光成分と水平偏光成分とに分離するこ
とができ、従つて投射する光ビーム5を垂直偏光
成分としておけば、反射光7に水平偏光成分が含
まれていないときは雨、水平偏光成分がある程以
上含まれているときは雪と判定することができ
る。
また反射光7に含まれる水平偏光成分の強さに
従つて、みぞれ、湿り雪、乾き雪などの判定も行
うことができる。
[発明の効果] この発明は以上説明したように、投光する光ビ
ームを偏光した光ビームとし、反射光の偏光面の
散乱を測定することとしたので、雨か雪かの判定
を正確に行うことができ、且つ、みぞれ、湿り
雪、乾き雪などの判定も行うことができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第
2図〜第5図はこの発明における原理を説明する
ための図。 1……投光器用電気回路、2……光源、3……
投光器用レンズ、4……偏光器、5……光ビーム
(入射光)、6……反射物体、7……反射光、8…
…受光器用レンズ、9……偏光分離器、10……
垂直受光素子、11……水平受光素子、12…垂
直受信機、13……水平受信機、14……信号処
理部。なお、各図中同一符号は同一または相当部
分を示すものとする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の偏光波面に偏光された光ビームを空中
    に投光する投光器。 この投光器から投光された光ビームが当該光ビ
    ーム内に存在する雨滴、雪片等の反射物体で反射
    された反射光を受光する受光器、 この受光器に設けられ、受光器が受光する反射
    光を垂直偏光成分と、水平偏光成分とに分離する
    偏光分離器、 この偏光分離器により分離された垂直偏光成分
    の強さに依存する電気信号を出力する第1の受光
    素子、 上記偏光分離器により分離された水平偏光成分
    の強さに依存する電気信号を出力する第2の受光
    素子、 上記第1の受光素子と第2の受光素子とから出
    力される電気信号を入力し、両電気信号の差異に
    より上記反射物体の種類を判定する信号処理部、 を備えた降雨降雪測定装置。
JP1120497A 1989-05-16 1989-05-16 降雨降雪測定装置 Granted JPH02300688A (ja)

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JPH02300688A JPH02300688A (ja) 1990-12-12
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI90596C (fi) * 1991-04-22 1994-02-25 Vaisala Oy Menetelmä ja laitteisto vallitsevan sään meteorologisen näkyvyyden mittaamiseksi
US5298750A (en) * 1992-01-15 1994-03-29 Rericha Frank M Laser precipitation sensor
FR2768122B1 (fr) * 1997-09-09 1999-11-19 Sextant Avionique Dispositif optique de detection de conditions givrantes sur aeronef

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61175550A (ja) * 1985-01-31 1986-08-07 Meisei Electric Co Ltd 光学的降雨・降雪強度計測方法及び装置

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