JPH0542629Y2 - - Google Patents

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JPH0542629Y2
JPH0542629Y2 JP1987037990U JP3799087U JPH0542629Y2 JP H0542629 Y2 JPH0542629 Y2 JP H0542629Y2 JP 1987037990 U JP1987037990 U JP 1987037990U JP 3799087 U JP3799087 U JP 3799087U JP H0542629 Y2 JPH0542629 Y2 JP H0542629Y2
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outer conductor
coaxial connector
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conductor
connector
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Description

【考案の詳細な説明】 概 要 本考案は同軸コネクタの外部導体端末部を嵌合
軸方向端部に向つて切欠き、外部導体端部を中心
導体端部より突出させて構成すると共に、外部導
体の端部と中心導体の端部間の外部導体端末部に
リード線取付用の穴を設けたことを特徴とする。
これにより同軸コネクタをプリント基板に取付け
られたハウジングに装着する際の作業性が改善さ
れ且つ中心導体の損傷が防止されると共に、リー
ド線の接続作業性の向上をはかることができる。
産業上の利用分野 本考案はリード線接続用同軸コネクタに関し、
特にプリント基板上に取付けられたハウジングに
装着して使用する同軸コネクタに関する。
同軸コネクタの構造は中心導体と外部導体と絶
縁体及び係合部を備えて構成された一組の部品と
なつており、単純な着脱動作により回路の接続あ
るいは分離を行なえるもので、同軸コード、モジ
ユール等のプリント板への実装を単純化し、しか
も設計、製造、検査及び保守の効率化をはかれる
ものである。
同軸コネクタには種々のタイプがあるが、この
うちリード線接続用同軸コネクタにおいては、リ
ード線の接続作業性の向上をはかつた同軸コネク
タが要望されている。
従来の技術 リード線ハンダ端子付同軸コネクタの従来例を
第6図に示す。第6図Aは同軸コネクタ10がパ
ネル13に装着されている状態を示す分解斜視
図、Bは同軸コネクタの組立正面図である。同軸
コネクタ10は外部導体接続用ハンダ端子11を
具備しており、パネル13にナツト12でもつて
同軸コネクタ10はハンダ端子11と共にネジ止
めすることにより、ハンダ端子11は同軸コネク
タ10に接続される。
第7図はハウジング装着タイプの従来の同軸コ
ネクタの一例を示しており、外部導体ピン15及
び中心導体ピン16をプリント板のスルーホール
に挿入することにより、同軸コネクタとプリント
板上の回路が接続される。17は係止用バネであ
り、図示しないハウジングの取付穴に同軸コネク
タを装着すると、この係止用バネ17により同軸
コネクタのハウジングからの脱落が防止される。
第8図は同軸コード接続用同軸コネクタの従来
例を示しており、この同軸コネクタもハウジング
装着タイプである。同軸コード19が同軸コネク
タ18に接続され、この同軸コネクタ18が図示
しないハウジングに装着される。
考案が解決しようとする問題点 第6図に示したパネル取付タイプの同軸コネク
タは、外部導体接続用ハンダ端子11を同軸コネ
クタ10とは別に具備しており、ナツト12にて
ハンダ端子11を締付けることにより同軸コネク
タがパネル13に取付けられる構造のため、ハウ
ジングに装着して用いるには不適当である。
また第7図に示したプリント板取付用タイプ
は、中心導体・外部導体ともプリント板上の回路
に直接接続固定されるため、ハウジング内に複数
芯装着され且つプラグイン等により一括して嵌合
相手と嵌合接続する場合には、複数芯間に寸法誤
差によるピツチずれ等により嵌合時または嵌合後
接触部に負荷をかけることになり、信頼性上の問
題がある。
さらに第8図に示した同軸コード接続用タイプ
はハウジング装着穴内にて同軸コネクタをフロー
トすることができ、複数芯一括接続時の寸法誤差
によるピツチずれを吸収できるが、プリント板上
に占める実装面積が大きくなり、高密度実装に適
さないという問題がある。
本考案はこのような点に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは、同軸コネクタの中
心導体・外部導体へのリード線ハンダ付け作業性
を向上し、且つプリント板上への実装面積を小さ
くした同軸コネクタを提供することである。
問題点を解決するための手段 上述した従来技術の問題点は、単芯または複数
芯ハウジングに装着して使用する同軸コネクタに
おいて、外部導体端末部24aを嵌合軸方向端部
24bに向つて切欠き、外部導体端部24bを中
心導体端部28bより突出させて構成すると共
に、外部導体24の端部24bと中心導体端部2
8b間の外部導体端末部24aにリード線取付用
の穴32を設けることにより解決される。
作 用 本考案によれば、中心導体28と外部導体24
のリード線ハンダ付部が嵌合軸方向に離れて位置
しているため、ハンダ付け時に他箇所への熱の影
響がなく、且つ一方向からハンダ付作業が可能で
あり、しかも外部導体24の切欠きにより作業ス
ペースが広くとれハンダ付作業が向上する。また
ハウジング装着時には、中心導体28近傍では外
部導体24が中心導体をほぼ包囲しているため、
持ち易く、且つ中心導体8に触れる等して中心導
体を損傷させる危険性もない。
実施例 以下本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細
に説明することにする。
第1図は本考案に係る同軸コネクタの一実施例
を示しており、第1図Aは同軸コネクタの正面図
を、Bは一部断面上面図を、Cは側面図をそれぞ
れ示している。円筒状のコネクタ本体20は例え
ば黄銅等から形成されており、係止用バネ22が
スポツト溶接等により取付けられている。コネク
タ本体20内には黄銅製の外部導体24が嵌合さ
れており、その端末部24aはコネクタ本体20
から突出している。外部導体24の端末部24a
には嵌合軸方向に端部24bに向つてテーパ状の
切欠き25aが形成されている。
外部導体24中には絶縁体26が嵌合されてお
り、この絶縁体26を貫通して中心導体28が設
けられている。また外部導体24の他端部には、
ベリリウム銅製の外部導体バネ30がスポツト溶
接により取付けられている。中心導体28の一端
部28aはハンダ付等の作業性を改善するために
半割にされており、外部導体24の端部24bは
中心導体28の端部28bよりも突出している。
また、外部導体24の端部24bと中心導体端部
28b間の外部導体端末部24aに、リード線取
付用の穴32が設けられている。
然して、外部導体24、中心導体28へのリー
ド線接続作業は、まず外部導体24の穴32内に
リード線を通してハンダ付けをし、次いで中心導
体28の半割端部28aにリード線をハンダ付け
する。ハンダ付け時に、外部導体24に設けられ
たテーパ状切欠き25aにより、外部導体24・
中心導体28ともハンダごての挿入やハンダ付け
後の確認がし易い。また外部導体24と中心導体
28のリード線ハンダ付け部が嵌合軸方向に離れ
て位置しているため、他箇所へ熱の影響を及ぼす
ことなくハンダ付け作業ができる。リード線接続
後は、外部導体24の矢印Bで示された部分をも
つてハウジングへ挿入し、コネクタ本体20に取
付けられた係止用バネ22により、同軸コネクタ
がハウジングに係止される。
第2図は同軸コネクタをハウジングに装着した
状態を示しており、プリント板34に樹脂製のハ
ウジング36がネジ35で取付けられており、ハ
ウジング36には複数の装着穴37が設けられて
いる。リード線38をコネクタに接続後、上述し
たように外部導体24のB部をもつてコネクタを
ハウジング36の装着穴37中に挿入すると、コ
ネクタ本体20に取付けられた係止用バネ22に
よりコネクタがハウジング36に係止される。ハ
ウジング36のコネクタ装着用穴の内径は、コネ
クタ本体20の外径より大きく形成されており、
装着穴37の中でコネクタがフロートできる構成
となつている。
第3図は本考案の同軸コネクタの他の実施例を
示しており、第3図Aが正面図、Bが上面図を示
している。本実施例においては、テーパ状の切欠
き25bの先端部に段差が形成されている。第4
図は本考案のさらに他の実施例を示すものであ
り、第4図Aが正面図、Bが上面図を示してい
る。この実施例においては、外部導体24に形成
する切欠き25cを段差状に形成している。第5
図は本考案のさらに他の実施例を示しており、A
が正面図、Bが上面図を示している。本実施例に
おいては、外部導体24には先端部に切欠き25
dと窓部33が形成されている。窓部33は中心
導体28へのハンダ付け作業を容易にするために
設けられている。
考案の効果 本考案の同軸コネクタは、以上詳述したように
構成したので、中心導体及び外部導体へのリード
線の接続は、まず外部導体にリード線をハンダ付
けし、次いで中心導体にリード線をハンダ付けす
る如く、一方向より他箇所への熱の影響なしに行
なうことができ、また外部導体の切欠き形状によ
り中心導体及び外部導体ともハンダごての挿入や
ハンダ付け後の確認がし易い。
ハウジング装着時には、外部導体の側部をもつ
て挿入が可能なため、中心導体やハンダ付け部に
損傷を与えることがない。さらにリード線接続タ
イプであるため、寸法誤差等によるピツチずれを
吸収できるため複数芯一括嵌合ができ、且つ小型
化が可能なためにプリント板への実装面積を縮小
できるため高密度実装が可能となるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る同軸コネクタの一実施例
を示しており、第1図Aはその正面図、Bが一部
断面上面図、Cが側面図をそれぞれ示している。
第2図は同軸コネクタをハウジングに装着した状
態を示す概略構成図、第3図は本考案の他の実施
例を示しており、第3図Aがその正面図、Bが上
面図をそれぞれ示している。第4図は本考案のさ
らに他の実施例を示しており、第4図Aがその正
面図、Bが上面図をそれぞれ示している。第5図
は本考案のさらに他の実施例を示しており、第5
図Aがその正面図、Bが上面図をそれぞれ示して
いる。第6図は従来のリード線ハンダ端子付き同
軸コネクタのを示しており、第6図Aが分解斜視
図、Bが組立正面図をそれぞれ示している。第7
図は従来のプリント基板取付用同軸コネクタの正
面図、第8図は従来の同軸コード接続用同軸コネ
クタの正面図をそれぞれ示している。 20……コネクタ本体、22……係止用バネ、
24……外部導体、24a……端末部、24b…
…端部、25a,25b,25c,25d……切
欠き、26……絶縁体、28……中心導体、28
a……半割部、28b……端部、30……外部導
体バネ、32……リード線取付用穴、34……プ
リント板、36……ハウジング、37……コネク
タ装着用穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コネクタ本体20内に外部導体24を嵌合し、
    該外部導体24の一端部24aをコネクタ本体2
    0から突出させると共に、該外部導体24内に絶
    縁体26を嵌合し、この絶縁体26を貫通して中
    心導体28を設けた同軸コネクタにおいて、 コネクタ本体20から突出した前記外部導体2
    4の端末部24aを嵌合軸方向に端部24bに向
    つて切欠き、 該外部導体24の前記端部24bを中心導体端
    部28bより突出させると共に、 外部導体24の前記端部24bと前記中心導体
    端部28b間の前記外部導体端末部24aにリー
    ド線取付用の穴32を設けたことを特徴とする同
    軸コネクタ。
JP1987037990U 1987-03-16 1987-03-16 Expired - Lifetime JPH0542629Y2 (ja)

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JPS63145280U JPS63145280U (ja) 1988-09-26
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