JPH0542291Y2 - - Google Patents

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JPH0542291Y2
JPH0542291Y2 JP15058588U JP15058588U JPH0542291Y2 JP H0542291 Y2 JPH0542291 Y2 JP H0542291Y2 JP 15058588 U JP15058588 U JP 15058588U JP 15058588 U JP15058588 U JP 15058588U JP H0542291 Y2 JPH0542291 Y2 JP H0542291Y2
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passage
valve
disposed
plunger
housing
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 [産業上の利用分野] 本考案は、ソレノイドバルブに関し、特にハウ
ジングの内周面との間に外側通路を形成しかつ外
側通路に対して連通されており延長方向に向けて
内部に形成された内側通路を包有する内側部材を
ハウジング内に配設しておき、プランジヤの先端
部に配設した弁部材を内側通路の端部に配設した
弁座部材に当接離間せしめることによつて外側通
路および内側通路間を遮断連通してなるソレノイ
ドバルブに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のソレノイドバルブとしては、第
3図に示したソレノイドバルブ10のごとく、ソ
レノイドコイル12の励磁に際して内部空間11
a内に引込まれるプランジヤ22の先端部とプラ
ンジヤ22の外周に配設された筒部材18の先端
部とをハウジング15から突出せしめておき、プ
ランジヤ22の先端部および筒部材18の先端部
にバルブを配設せしめてなるものが提案されてい
た。
すなわちソレノイドバルブ10では、ハウジン
グ15から突出したプランジヤ22の先端部周面
に対し連絡通路20を形成し、併せて筒部材18
の先端部に対し開口部17A,17Bを形成して
おき、プランジヤ20の移動に伴なつて開口部1
7A,17Bを連絡通路20で互いに連通しある
いは遮断していた。
[解決すべき問題点] したがつて従来のソレノイドバルブ10では、
ハウジング15からバルブ部分が突出せしめられ
ていたので、()油圧管路などの相手部材内に
大きな取付スペースを確保しなければならない欠
点があり、また()全体として大型化してしま
う欠点があつた。
そこで本考案は、これらの欠点を除去すべく、
弁部材および弁座部材がハウジング内に配設され
てなるソレノイドバルブを提供せんとするもので
ある。
(2) 考案の構成 [問題点の解決手段] 本考案により提供される問題点の解決手段は、 「復帰スプリングのバネ力に抗しつつソレノイ
ドコイルの発生する磁力に応じてプランジヤを移
動せしめることにより開閉されてなるソレノイド
バルブにおいて、 (a) プランジヤの一端面に配設された弁部材と、 (b) ソレノイドコイルを収容するハウジングの貫
通孔内に配設されており、外周面がハウジング
の貫通孔内周面との間に第1の通路を形成しか
つ第1の流路に対し連通され延長方向に向けて
内部に形成された第2の通路を包有してなる内
側部材と、 (c) 第2の通路の端部に配設されており、弁部材
の当接離間によつて第1、第2の通路間をそれ
ぞれ遮断連通する弁座部材と を備えてなることを特徴とするソレノイドバル
ブ」 である。
[作用] 本考案にかかるソレノイドバルブは、復帰スプ
リングのバネ力に抗しつつソレノイドコイルの発
生する磁力に応じてプランジヤを移動せしめるこ
とにより開閉されてなるソレノイドバルブにおい
て、(a)プランジヤの一端面に配設された弁部材
と、(b)ソレノイドコイルを収容するハウジングの
貫通孔内に配設されており、外周面がハウジング
の貫通孔内周面との間に第1の通路を形成しかつ
第1の流路に対し連通され延長方向に向けて内部
に形成された第2の通路を包有してなる内側部材
と、(c)第2の通路の端部に配設されており、弁部
材の当接離間によつて第1、第2の通路間をそれ
ぞれ遮断連通する弁座部材とを備えてなることを
特徴とするので、()相手部材内に必要とされ
る取付スペースを実質的に除去せしめる作用をな
し、また()全体として小型化を達成する作用
をなす。
[実施例] 次に本考案にかかるソレノイドバルブについ
て、その好ましい実施例を挙げ具体的に説明す
る。しかしながら以下に説明する実施例は、本考
案の理解を容易化ないし促進化するために記載さ
れるものであつて、本考案を限定するために記載
されるものではない。換言すれば、以下に説明さ
れる実施例において開示される各部材は、本考案
の精神ならびに技術的範囲に属する全ての設計変
更ならびに均等物置換を含むものである。
第1図は、本考案にかかるソレノイドバルブの
一実施例を示す断面図であつて、通路17と通路
19との間が連通されており、通路17に与えら
れた流体が通路19から排出されている状態を示
している。
第2図は、第1図実施例の動作を示す断面図で
あつて、通路17と通路19との間が遮断されて
おり、通路17と通路19との間の流体の移動が
停止されている状態を示している。
まず第1図および第2図を参照しつつ、本考案
にかかるソレノイドバルブの一実施例について、
その構成を詳細に説明する。
10、本考案にかかるソレノイドバルブであつ
て、内部空間11aを有する筒状のコイルボビン
11に巻回されたソレノイドコイル12と、コイ
ルボビン11の一端面に配設されたハウジング1
3と、ソレノイドコイル12およびコイルボビン
11の外周面に配設されたハウジング14と、コ
イルボビン11の他端面に配設されており内部空
間11aに連通する貫通孔15aが形成されたハ
ウジング15とを備えている。
ソレノイドバルブ10は、また、コイルボビン
11の内周面に配設されたスリーブ16と、ハウ
ジング15の貫通孔15a内に配設され外周面を
貫通孔15aの内周面との間に通路(“外側通路”
ともいう)17を確保しており一端部がハウジン
グ15の外方へ突出されかつ他端部がスリーブ1
6の内周面に当接して配設された内側部材18と
を備えている。内側部材18には、その延長方向
にそいつつ一端部から他端部に向けて通路(“内
側通路”ともいう)19が形成されており、一端
部で外部に開放されかつ他端部でスリーブ16の
内部空間ひいてはコイルボビン11の内部空間1
1aに開放されている。内側通路19は、その中
間拡張部19aにおいて連絡通路20により外側
通路17に連通されている。
ソレノイドバルブ10は、更に、内側通路19
の中間拡張部19aに配設された弁座部材21
と、弁座部材21に対して先端部が当接可能な弁
部材22aと弁部材22aの後端部に対して取付
けられた磁性体22bとを有するプランジヤ22
とを備えている。
ソレノイドバルブ10は、加えて、内側通路1
9の他端部に配設されており弁部材22aをスラ
スト方向に移動可能に支持するブツシユ部材23
と、磁性体22bの一端面とブツシユ部材23の
一端面との間に配設されており弁部材22aおよ
び磁性体22bをブツシユ部材23ひいては内側
部材18から離間する方向に押圧してなる復帰ス
プリング24と、相手部材に装着されたときシー
ル機能を確保するためにハウジング15の突出部
15Aの外周面基部に配設されたOリング25
と、相手部材に装着されたときシール機能を確保
するために内側部材18の一端部すなわちハウジ
ング15から突出した突出部18Aの外周面に配
設されたOリング26とを包有している。突出部
15Aの外周面には、相手部材に装着するための
ネジ部15bが形成されている。
更に第1図および第2図を参照しつつ、本考案
にかかるソレノイドバルブの一実施例について、
その作用を詳細に説明する。
(“開”状態) ソレノイドコイル12に対して電源が接続され
ておらず電流が供給されていない状態では、プラ
ンジヤ22が復帰スプリング24によつて内側部
材18から十分に離間せしめられており、弁部材
22aの先端部が弁座部材21の端面から離間さ
れている。
したがつてハウジング15に形成された貫通孔
15aの内周面と内側部材18の外周面との間に
形成された外側通路17に対して矢印A1で示す
ごとく供給された流体は、矢印A2で示すごとく
内側部材18の外周面にそつて移動したのち連絡
通路20を介して内側通路19の中間拡張部19
aに到達する。
中間拡張部19aに到達した流体は、そののち
弁部材22aと弁座部材21との間の間隙を介し
て弁座部材21の軸方向に形成された貫通孔21
aから内側通路19に向けて矢印A3で示すごと
く移動し、更に矢印A4で示すごとく内側通路1
9の一端部から相手部材(図示せず)に向けて排
出される。
(“閉”状態への移行) ソレノイドコイル12に対して電源が接続され
電流が与えられると、ソレノイドコイル12が励
磁され、プランジヤ22の磁性体20bがスリー
ブ16の内部空間ひいてはコイルボビン11の内
部空間11aの内部へ復帰スプリング24のバネ
力に抗しつつ矢印Xで示すごとく引込まれる(第
1図参照)。これによりプランジヤ22の弁部材
22aの先端部が、弁座部材21の端面に当接さ
れる(第2図参照)。したがつて外側通路17に
与えられた流体は、連絡通路20から弁座部材2
1の貫通孔21aへ移動することができず、内側
通路19へ移動することができなくなる。
(“閉”状態) ソレノイドコイル12に対して電源が接続され
電流が与えられ続ける限り、ソレノイドコイル1
2は励磁され続ける。このためプランジヤ22の
弁部材22aの先端部は、弁座部材21の端面に
当接され続け、外側通路17と内側通路19との
間の流体の移動を遮断し続ける(第2図参照)。
(“開”状態への復帰) ソレノイドコイル12に接続された電源を遮断
し電流を除去すると、ソレノイドコイル12によ
る励磁が除去され、プランジヤ22は、復帰スプ
リング24のバネ力によつて矢印Y方向に移動せ
しめられ、当初の状態へ復帰する(第2図参照)。
なお上述においては、外側通路17および内側
通路19がそれぞれ入口通路および出口通路とし
て機能する場合についてのみ説明したが、本考案
は、これに限定されるものではなく、外側通路1
7および内側通路19がそれぞれ出口通路および
入口通路として機能する場合も包摂している。
またソレノイドコイル12に対して電流が与え
られていないとき、弁座部材21に対し弁部材2
2aが離間されている場合についてのみ説明した
が、本考案は、これに限定されるものではなく、
ソレノイドコイルに対して電流が与えられていな
いとき、弁座部材に対し弁部材が当接されている
場合も包摂している。
(3) 考案の効果 上述より明らかなように、本考案にかかるソレ
ノイドバルブは、復帰スプリングのバネ力に抗し
つつソレノイドコイルの発生する磁力に応じてプ
ランジヤを移動せしめることにより開閉されてな
るソレノイドバルブにおいて、 (a) プランジヤの一端面に配設された弁部材と、 (b) ソレノイドコイルを収容するハウジングの貫
通孔内に配設されており、外周面がハウジング
の貫通孔内周面との間に第1の通路を形成しか
つ第1の流路に対し連通され延長方向に向けて
内部に形成された第2の通路を包有してなる内
側部材と、 (c) 第2の通路の端部に配設されており、弁部材
の当接離間によつて第1、第2の通路間をそれ
ぞれ遮断連通する弁座部材と を備えてなることを特徴とするので、 (i) 相手部材内に必要とされる取付ベースを実質
的に除去できる効果 を有し、また (ii) 全体として小型化を達成できる効果 を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるソレノイドバルブの一
実施例を示す断面図、第2図は第1図実施例の動
作を説明するための断面図、第3図は従来例を示
す断面図である。 10……ソレノイドバルブ、11……コイルボ
ビン、11a……内部空間、12……ソレノイド
コイル、13,14,15……ハウジング、15
A……突出部、15a……貫通孔、15b……ネ
ジ部、16……スリーブ、17……外側通路、1
8……内側部材、19……内側通路、19a……
中間拡張部、20……連絡通路、21……弁座部
材、21a……貫通孔、22……プランジヤ、2
2a……弁部材、22b……磁性体、23……ブ
ツシユ部材、24……復帰スプリング、25,2
6……Oリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 復帰スプリングのバネ力に抗しつつソレノイド
    コイルの発生する磁力に応じてプランジヤを移動
    せしめることにより開閉されてなるソレノイドバ
    ルブにおいて、 (a) プランジヤの一端面に配設された弁部材と、 (b) ソレノイドコイルを収容するハウジングの貫
    通孔内に配設されており、外周面がハウジング
    の貫通孔内周面との間に第1の通路を形成しか
    つ第1の流路に対し連通され延長方向に向けて
    内部に形成された第2の通路を包有してなる内
    側部材と、 (c) 第2の通路の端部に配設されており、弁部材
    の当接離間によつて第1、第2の通路間をそれ
    ぞれ遮断連通する弁座部材と を備えてなることを特徴とするソレノイドバル
    ブ。
JP15058588U 1988-11-18 1988-11-18 Expired - Lifetime JPH0542291Y2 (ja)

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