JPH054212A - 多点等力適用装置 - Google Patents

多点等力適用装置

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JPH054212A
JPH054212A JP4018376A JP1837692A JPH054212A JP H054212 A JPH054212 A JP H054212A JP 4018376 A JP4018376 A JP 4018376A JP 1837692 A JP1837692 A JP 1837692A JP H054212 A JPH054212 A JP H054212A
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  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つの製品または対向面上に異なった高さを
有する複数の製品に均等な力を加えるための装置及び方
法を提供する。 【構成】 一つの加えられた力を複数段に分割するため
のはりと、伝達される力の集中及び正確で一貫した力の
分割を維持するための球状軸受面とを組み合わせる。加
えられた力の不均等な分割を行うために、つり合いばり
が使用される。この不均等な分割により得られる小さい
方の力は、再び組み合わされ、この不均等に分割された
力のうち大きい方のものと等しい力が生じる。 【効果】 一点に加えられた一つの力から得られる非常
に正確に均等化された力を、対向面上にある異なった高
さの複数の製品または表面に加えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、概して、力の分配装
置に関するものであり、より詳細に言えば、多数の点の
それぞれに均等な力が加わるように、一点から多数の点
に力を分配するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気装置の構成においては、回路素子を
機能群に組立てるための構造や、回路素子のそのような
機能群のパッケージング及び構造的支持は、しばしば、
製造された電気装置やその部品のコストの主要な部分を
占める。個々の回路素子や製造された装置が増々複雑に
なるにつれて、一般に、例えばエポキシ基板やファイバ
ーグラス基板を使ったプリント回路基板のような相互接
続構造が増々複雑化している。集積密度と同様、回路素
子密度の増大により、多層基板の使用と同様、これらの
相互接続素子の熱許容及び熱放散の要求が高まってき
た。
【0003】現在広く使われている高性能の構造は、米
国特許第4245273号に記載されている多層セラミ
ック(MLC)型相互接続構造である。これらの構造に
おいては、潜在的に異なった相互接続パターンが、多層
のセラミック基板のそれぞれの層の上に形成されてい
る。これらの相互接続パターンは、導電性ペーストで選
択的に満たされた、ヴァイアとして知られる接続孔をセ
ラミックキャリヤ中に含み、MLC構造の層の間の電気
的接続を行っている。その後、それぞれの層は、積層さ
れ、圧力及び高い温度のもとで焼結されて、多数の相互
接続層が埋設された一体構造が得られる。これによっ
て、高度に複雑な接続の電気的相互接続構造の形成が可
能となる。
【0004】上記の焼結のプロセスは、層または相互接
続材料のゆがみを生じることなく焼結のプロセスを適切
に行うために、MLC組立体の温度を上記材料の融点近
くの所定の温度まで上げる必要があるため、非常に時間
がかる。従って、多数のMLC構造体の焼結プロセスを
同時に行うことが望ましい。
【0005】焼結プロセスは、それぞれの積層体が同数
の層を含んでいる場合には複数の積層体について行われ
るかも知れないが、必ずしもそうではない。従って、積
層体は、すべてが同じ高さではないかも知れない。さら
に、それぞれの層の上の相互接続パターンのコーティン
グ厚さが変化する可能性があることにより、異なる層の
それぞれの高さが変わるかも知れない。
【0006】このような理由から、MLC層の複数の積
層体の焼結は、複数の圧板と異なる積層高さを合わせる
ことができる型のジンバル装置(gimballing arrangeme
nt)とがなくては、一回のプレスで行うことができな
い。クランプのような他の技術において、幾つかのジン
バル装置が知られているが、これらのジンバル装置は、
積層体の上面と底面との間の平行度を維持するために必
要な、正確な力の均等化または加えられた力の圧板への
集中を維持することができない。
【0007】現在MLC構造で使われている型のセラミ
ックで焼結プロセスが適切に行われるためには、約50
0g/cm2 の圧力が必要であるということにも注意すべ
きである。MLC装置は任意の所望の大きさとすること
ができ、また、同時に焼結される積層体の数は生産を経
済的に行うために少なくとも大きくすることが望まれて
いるので、それぞれの圧板に加えられる圧力の大きさと
すべての圧板に加えられる力の総和とは、非常に大きく
なり得る。従って、どのようなジンバル装置でも、それ
ぞれの要素によって伝達されなければならない力の大き
さもまた非常に大きくなる。
【0008】焼結プロセスは、焼結される材料の到達温
度とこの材料に加えられる機械的圧力とに依存する。も
し複数の積層体が同時に焼結されるなら、それらはすべ
て同じ温度になるので、それらに高い精度で同じ圧力が
加えられることは非常に重要である。これは積層体のそ
れぞれに制御可能な力を個別に加えることによってなさ
れるが、焼結炉内に置かなければならない装置の大きさ
や体積を最小にしたいという欲求により、この方法は実
際上不可能である。さらに、そのような方法は、本質的
に、力を均等化することができず、または、積層体の上
面と底面との間の平行度を維持することもできない。ま
た、一点から複数の積層体に力を加えることは大変好ま
しいことである。なぜなら、それは従来の圧板装置と両
立するし、複数の圧板を有する許容し得る装置が得られ
るならば、複数の圧板にこの一つの力を伝達するための
装置を単に変更することにより積層体の数を種々に変え
られるからである。
【0009】従って、以上のことを要約すると、従来の
技術は、圧板に集中した力を同時に加えつつ、一つの加
えられた力から高い精度で得られる大きな本質的に均等
な力を様々な高さの複数の積層体に同時に加える装置を
提供する問題を解決していない。
【0010】この発明の背景の上記の要約から、一つの
力から得られた均等な力を複数の圧板に加えることは、
含まれる力が大きいことと、力の均等化及び集中の重要
性と、積層体に熱的に誘起される寸法変化を合わせつつ
高温での寸法ひずみの誘起を避ける必要性とを考える
と、MLC構造の製造のためには特に重要であることを
理解すべきである。しかし、この発明はそのような応用
だけに限定されるものでは決してないことも理解すべき
である。反対に、この発明は、上記の問題のどれかまた
はすべての重要性に関係なく、任意の大きさの力を任意
の規則的または不規則的な表面や表面群に加えるのに適
用することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、この発明の目
的は、一つの加えられた力から複数の均等な力が得られ
る装置を提供することにある。
【0012】この発明の他の目的は、複数の圧板に加え
られた力が、それらの圧板の相対的な位置または方位か
らかなりの程度独立した方法でそれらの圧板のそれぞれ
に集中したままとなる装置を提供することにある。
【0013】この発明の他の目的は、複数の点に加えら
れた力が本質的に均等であるこれらの複数の点に力を加
えるための装置を提供することにある。
【0014】この発明の他の目的は、小型で比較的小さ
い熱容量の構造によってこの発明の上記及び他の目的が
達成される装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明の上記及び他の
目的を達成するために、加えられた力を一点と他の一点
との間に分割するためのはり手段は、はりとそれに力を
加えるための手段との間の方位の所定の変化にわたって
不変のはり手段の上の所定の点に力を加えるための手段
と組み合わせて提供される。
【0016】この発明の他の形態によれば、一点から加
えられた力を均等に分割するための主はり手段と、加え
られた力を分割するための少なくとも二つの補助はり手
段と、補助はり手段のそれぞれの上の所定の点に均等に
分割された力を加えるための手段とを含む、複数の点に
均等な力を加えるための装置が提供される。
【0017】この発明の他の形態によれば、一つの点か
らの力を分割し及び分割された力を複数のつり合いばり
に均等に加え、分割された力を上記所定数の上記つり合
いばりを介して上記複数の点の少なくとも一つに加える
ための方法及び装置が提供される。
【0018】
【実施例】図1及び図2には、この発明の基本的な機械
的原理が示されている。すなわち、図1に示されている
ように、もし力Ftが長さlのはりの両端の中間のある
点とそこから同じ距離sだけ離れた二つの点のそれぞれ
に加えられるとすれば、その力の一部はそれぞれの負荷
に加えられ、その力の部分同士は等しくなり、その力の
部分の和は元の加えられた力Ftと等しくなるだろう。
このことは、はり111で仮定された角12に関係なく
成り立ち、それは距離s´が等しいからである。
【0019】この機械的原理は、図2に示されているよ
うに一般化することができる。加えられた力は、分割さ
れた力がそれぞれ別々の負荷に加えられる点と合力がは
りに加えられている点との間の距離の比に応じて、二つ
の力に分割することができる。
【0020】次に、図3を参照してこの発明の一つの形
態へのこの原理の適用を説明する。仮にある人が厳密に
等しい力を例えば四つの点に加えたいと思うとすれば、
図1に示される装置は第一のはり31に適用され、均等
に分割された力のそれぞれは他のはり32、33にそれ
ぞれ加えられて均等に分割される。このようにして四つ
の厳密に等しい力が得られ、四つの別々の点に加えられ
る。図1の中の距離sに対応する実際に含まれる距離
は、それぞれのはり上の二つの荷重点(例えば、はり3
2上の点34、35)がはりに荷重が加えられる点(例
えば、はり32上の点36)から等距離にある限り、こ
の発明のこの実施例の実施とは無関係であることに注意
すべきである。同様に、この力の図を平面的に見た場合
にそれぞれのはり31、32、33が互いに角をなして
いることは、この発明の実施と無関係であり、この発明
は荷重点34、35、37、38が直線状に配列してい
る場合にも実施することができる。従って、この力の装
置は、上記の制約の中で全体的または部分的に寸法を変
更することができ(例えば、はり32、33は同じ長さ
である必要はない)、はりは、力が加えられる点のどの
ような相対的位置も満足するように相対的に配置され
る。
【0021】しかし、図1〜図3は理想的な機械システ
ムを表していることを理解しなければならない。この理
想的な方法で実行することのできる実際のシステムで
は、重力がかからないようにするとともに、幾何学的な
ゆがみが加えられる力の均一性を変えるのを防止するた
めに、分割された荷重が一つのはりから他の一つのは
り、全体のはりなどにそれを介して伝達される軸受の構
造を考慮しなければならなない。上述の図1〜図3及び
以下の図10の説明で使われている「点」という用語
は、そこに関しては文字通りにとることができるが、実
際の構造を説明する本明細書の残りの部分や特許請求の
範囲で便宜上の用語として使われる時は、少なくとも小
さな領域という意味を含む広い解釈が与えられなければ
ならない。従って、実際の装置の幾何学的または他の構
造的特徴によって狂ったりひずんだりした力を等分割す
ることなく、比較的大きな力を分割することができる実
際の構造の開発は困難である。特に、実質的に理想的な
方法で機能することができるか、さもなければ多層セラ
ミック構造の焼結のために必要な大きさの力のレベルに
充分に適合した構造はこれまで達成されていない。
【0022】次に、図4を参照すると、この発明の一つ
の好ましい実施例40が示されている。この好ましい実
施例において、主はり41は図3のはり31に対応し、
はり43、44はそれぞれ図3のはり32、33に対応
する。はり41はその中央に球状の主はり軸受面42を
含む半径方向に対称な形状に作られている。この主はり
の全体は図7に示されている。この主はりの両端には、
それぞれ補助はり43、44との結合のために、別の球
状軸受49が形成されている。これらの別の球状軸受
は、図1の角12に対応する主はり41のどのような傾
きでも補正できるようにするために設けられている。こ
の構造のこの点でそのような補正をすることは、補助は
りの圧板45との結合を簡単にするとともに、補助はり
の軸を含むか、または、この軸に平行な平面内で補助は
りに結合された両圧板の平行度を保証する。
【0023】それぞれの補助はりの両端には、補助はり
の両側を支えているブラケット46と、MLC構造の最
初の位置決めや焼結後のMLC構造の除去のためにこの
構造が持ち上げられた時のようにこの構造を通して圧縮
力が加えられない時に組立体を一体に維持しているスル
ーボルトとによって圧板が取り付けられている。これに
関して、図8の符号51で示されている孔またはスロッ
トが、それぞれの圧板45を留めているスルーボルトの
ために補助はりに設けられていることに注意すべきであ
る。この孔またはスロットは、圧縮力が組立体に加えら
れた時に、スルーボルトによってよりもむしろ図5に示
されている球状の軸受47によって補助はりから圧板4
5に均等に分割された力が伝達されることを確実にする
ため、スルーボルトよりも垂直方向に少し大きくなけれ
ばならない。この球状軸受の半径は、広範囲なこの発明
には重要ではない。しかし、このスルーボルトのための
孔またはスロットは、図8に示されているように球状軸
受の中心を含むのが好ましい。
【0024】スルーボルトから圧板をゆるく吊り下げる
ことにより、圧板が製品またはそれぞれの製品(例え
ば、MLCの積層体)に接した時にこの圧板に対する球
状軸受の位置決めを自分で行うことができることに注意
すべきである。従って、補助はりの方位とは独立して、
広範囲の可能な方位で圧板に力が集中して加わるのを維
持するために力が加えられた時、圧板の同じ点にいつも
球面が静止する。主はりの軸の方向の位置の変化が柱状
軸受面50の範囲内で起こるが、球状軸受49について
も同じことが言える。リテーナ48の構造のため後者の
変化は重要ではない。主はりの一方の端に起こる軸受点
のどのような軸方向の変化も、リテーナの半径方向の対
称性と主はりの軸に関する軸受の構造とによって、他方
の端にも起こる。
【0025】球状軸受は、二つの自由度の移動を可能と
し、加えられた力の均等な分割を達成するために必要な
はりにそった長さを正確に維持しつつ、一点に力が集中
して加わるのを維持することも注意すべきである。この
力の分割は、もし軸受の球面の中心が、図7に示されて
いる主はりの特別な構造の場合のように等距離かつ同一
線上である場合には、正確である。この装置の構造のこ
の点は、力が最大である主はりにとって最も重要であ
る。しかし、焼結プレスに応用する場合の小型化の要求
のため、補助はりの球状軸受の中心が同一線上から少し
ずれることが望ましいことが見出された。力の等分割は
もしこれがなされるとしても少しは変化するが、その変
化は、通常生じるセラミック積層体の高さの違いが小さ
いために小さい。一つの層の厚さの積層高さの違いは、
典型的には、図示された構造に対して1%以下の力の変
化を生じる。それにもかかわらず、補助はりに対して球
状軸受が同一線上にあることは要求されないが、補助は
りの球状軸受は、この発明を使っている間に補助はりの
ねじれを起こすモーメントが発生するのを避けるために
同一平面上(例えば、図8の紙面と平行な面内)になけ
ればならない。
【0026】図9に示されているように、主はり41の
端の球状軸受49から力を受ける補助はり43、44の
軸受面は、補助はりの柱状リセス50によって形成され
ている。この主はりの端の軸受49は、主はりの端のス
タッド52に取り付けられている図6に示されているよ
うなリテーナ板48によって球状軸受49が保持されて
いる勾配のついた表面51の接触作用により、球状軸受
47と同一平面上の位置に保持されている。
【0027】上述の特別の構造は、図1によるほとんど
理想的な方法で作動しつつ、小型で比較的大きな力を伝
達することができるものである。この発明のこの実施例
の理論及び構成は、必要に応じて8枚、16枚またはよ
り多くの圧板を有する実施例に拡張することができる。
しかし、分割された力を加えるための圧板や点の数はい
つも2のべき数である。
【0028】少なくとも2の倍数のある数の圧板を有す
ることは常に望ましいが、例えば6枚の圧板が要求され
る時のように、2以外の数の圧板が要求される時には、
多少異なった問題が起こる。商業的に重要でない枚数の
圧板を除いて、図2に一般化された、上で論じられたこ
の発明の技術は、この発明の他の好ましい実施例による
解決を行うために使うことができる。
【0029】図10を参照すると、この発明の他の実施
例の力の図が示されている。この力の図では、主はり1
11が図3の主はり31に対応し、補助はり114、1
15、116が図3の補助はり32、33に対応する。
この他の好ましい実施例によれば、主はりによって分割
された力を三つの補助はりに伝達する手段として二つの
つり合いばりが使われる。この他の好ましい実施例にお
いては、奇数の補助はりが使われているので、加えられ
た力を分割するための図1によるはり構造の使用は、補
助はりの数と合わせることができないことに注意すべき
である。
【0030】この発明の他の好ましい実施例によれば、
少なくとも二つのつり合いばりが一つの共通な点、この
場合は補助はりに力を伝達する。もちろん、もし図1の
等分割構造が使われるなら、その補助はりに伝達される
力は、他方の補助はりに加えれる力の倍数になり、これ
によって種々の点に均等でない力が加えられる。
【0031】このような結果が生じるのを避けるため
に、一点の上に支持されたそれぞれのつり合いばりまた
は他のつり合いばりの腕が、補助はりの上に支持された
つり合いばりの数と同数倍のそれぞれのはりの他の腕の
長さを持つように、つり合いばりは図2に従って比例し
て必要な大きさにされる。倍数のはりを支える構造は補
助はりである必要はなく、一点(例えば、圧板)または
図4〜図6に示されているような全体構造であってよい
ことに注意すべきである。この事実は、点、圧板または
どのような所望の数の圧板も得られる図4に対応する補
助的組立体の半径方向に対称な配置の可能性に導く。一
例として、7番目の中心の圧板の周りに半径方向に配置
された6枚の圧板は、この方法で実現される。
【0032】6枚の圧板を有する焼結プレスの好ましい
構成が、明確さのために主はり111の一部が切除され
て図11に示されている。図10で使われている同じ符
号が図11にも使用されている。補助はりに圧板を取り
付けるために、図4で論じられたものと同じ構成が使わ
れており、繰り返す必要はない。特大の孔118でつり
合いばりを主はりの下方に延びるフランジ141とゆる
く結合するスルーボルトを利用したつり合いばり11
2、113の吊り下げが図14に示されている。図4に
おけるように、球状軸受117が主はりに、補助はりと
圧板との間に設けられている。
【0033】つり合いばり112、113のうちの一つ
の好ましい構造が図12に示されている。上で論じられ
たように、軸受面121、122、123のそれぞれ
は、符号126で示されるように球状の形状を有する。
上で論じられたように、ここに示された実施例において
は、これらの球面の曲率中心は同一線上にあるが、それ
からの多少のずれは許容することができる。重さを減ら
すために、符号127で示されているように、つり合い
ばりのウェブの一部を除去することができる。
【0034】図12〜図14に示されているように、つ
り合いばりの好ましい実施例の重要な特徴は、球状軸受
面123の形成に関するものである。図13において最
も明確に示されているように、つり合いばりの厚さの1
/2は、そのより長い腕の端で省略(例えば、除去)さ
れている。このため、それぞれ球状軸受面123の半分
を形成している二つのつり合いばりが、図12及び図1
3に破線125で示されているように、互いに結合され
ている。この特徴のため、つり合いばりのそれぞれは、
つり合いばりのそれぞれの広い範囲の方位で方位とは無
関係に、面123の軸受点に加えれた力の均等な部分を
与えることができる。球面121、122による力を加
える点の集中化は、孔またはスロット118で固定して
いるスルーボルトによって主はりからのつり合いばりを
比較的ゆるく吊り下げることにより、ほぼ上述のように
生じている。しかし、つり合いばりが、この発明に力が
加えられた時に自分で位置決めが行われる方法でつり合
いばりが吊り下げられ、また、他の形式の吊り下げも同
様に行うことができることだけは必要である。例えば、
図11の実施例において補助はりの吊り下げに対して符
号119で示されているような小孔に支持されたスタッ
ドが適当である。
【0035】この発明のこの他の好ましい実施例で小型
の形状を得るために、補助はり114〜116に、つり
合いばりの高さを合わせるためのU字形の中央部分が形
成されている。装置全体の浅い形状を維持するととも
に、もしたわんだ時には主はりと摩擦を生じるU字形の
部分での曲げモーメントの大きさを小さくするためにつ
り合いばりを合わせるために、はりのU字形の部分をで
きるだけ浅く維持することが望ましい。上で指摘された
ように、U字形部分を主はり111の幅に近く形成する
ことにより、補助はりの吊り下げ装置が簡便に得られ
る。好適には、主はりは、力をつり合いばりに伝達する
ための軸受点を越えて延びている。このことは図1に図
示されており、補助はりに加えられた力には何の効果も
及ぼさない。補助はりのスロットまたは溝に支持されて
いるスタッド119を保持するためにブラケットが便宜
上設けられる。この構造のため、補助はりを主はりによ
って直接持ち上げることができ、この発明の構造が製品
に接触して圧縮力が加えられた時に、自分で位置決めを
行うことができるようにこの発明の一部分のから動きま
たは少なくとも相対運動が十分な程度生じることができ
ることが保証される。
【0036】
【発明の効果】この発明によれば、一点に加えられた一
つの力から得られる非常に正確に均等化された力を対向
する表面上にある異なった高さの複数の製品または表面
に加えることができる装置が提供される。これは、焼結
炉での使用に適する小型の構造の中で達成され、大きな
圧縮荷重を伝達することができる。この発明は自動調心
のものであり、加えられた力は、製品の形状の変化に適
合しつつ一貫した集中的方法で分割され、製品に接触し
ている圧板に伝達される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明で使われた原理を説明する線図であ
る。
【図2】図1の一般化を説明する線図である。
【図3】この発明の一実施例に関する力線図である。
【図4】この発明の好ましい構成の平面図である。
【図5】この発明の好ましい構成の側面図である。
【図6】この発明の好ましい構成の他の側面図である。
【図7】図4〜図6に示されたこの発明の好ましい構成
の主はりの側面図である。
【図8】図4〜図6に示されたこの発明の好ましい構成
の補助はりの側面図である。
【図9】図4〜図6に示されたこの発明の好ましい構成
の補助はりの図8の断面線A−Aに沿った断面図であ
る。
【図10】この発明の他の好ましい構成の力線図であ
る。
【図11】この発明の他の好ましい構成の等角投影図で
ある。
【図12】図11に示されたこの発明の他の好ましい構
成で使われているつり合いばりの側面図である。
【図13】図11に示されたこの発明の他の好ましい構
成で使われているつり合いばりの平面図である。
【図14】図11に示されたこの発明の他の好ましい構
成で使われているつり合いばりの端面図である。
【符号の説明】
41 主はり 43、44 補助はり 45 圧板 49 球状軸受
フロントページの続き (72)発明者 ブルース・ダブリユ・スタフトン アメリカ合衆国、ニユーヨーク州ハイドパ ーク、チヤーチストリート7

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの他の同様のつり合いば
    りと共に使用するためのつり合いばりであって、加えら
    れた力を受けるための手段と、上記加えられた力を受け
    るための手段からそれぞれ第一及び第二の距離だけ離れ
    た第一及び第二の点に力を加えるための第一及び第二の
    手段とを有し、上記つり合いばり及び上記少なくとも一
    つの他の同様のつり合いばりは所定数のつり合いばりを
    形成し、上記所定数のつり合いばりのそれぞれの上記第
    一の点は上記所定数のつり合いばりのすべてのつり合い
    ばりに共通であり、上記つり合いばりの上記第二の距離
    に対する上記第一の距離の比はつり合いばりの上記所定
    数とほぼ等しいことを特徴とするつり合いばり。
  2. 【請求項2】 球状の軸受面を含む少なくとも一つの荷
    重伝達面を有する請求項1記載のつり合いばり。
  3. 【請求項3】 一つの上記つり合いばりの一部は、少な
    くとも二つのつり合いばりに球状の軸受面を含む荷重伝
    達面を共同で形成させるための手段を含む請求項2記載
    のつり合いばり。
  4. 【請求項4】 一点から複数の点に加えられた力を均等
    化する方法であって、上記一点からの力を分割し、上記
    分割された力を複数のつり合いばりに均等に加える段階
    と、上記分割された力を所定数の上記複数のつり合いば
    りを介して上記複数の点の少なくとも一つに加える段階
    とを含むことを特徴とする力を均等化する方法。
  5. 【請求項5】 所定数のつり合いばりであってそれぞれ
    のつり合いばりは力を共通の点または少なくとも他の一
    点に加えるための手段を含むものと、上記所定数のつり
    合いばりのそれぞれに均等な力を加えるための手段であ
    ってそれぞれのつり合いばりは上記つり合いばりに加え
    られた力を上記他の一点と上記共通の点との間に上記所
    定数とほぼ等しい比で分割するための手段を含むものと
    を含む、複数の点に均等な力を加えるための装置。
  6. 【請求項6】 球状の軸受面を含む少なくとも一つの荷
    重伝達面を有する請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 一つの上記つり合いばりの一部は、少な
    くとも二つのつり合いばりに球状の軸受面を含む荷重伝
    達面を共同で形成させる手段を含む請求項5記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 一点から加えられた力を均等に分割する
    ための主はり手段と、加えられた力を分割するための少
    なくとも二つの補助はり手段と、上記均等に分割された
    力を上記少なくとも二つの補助はり手段のそれぞれの上
    の所定の点に加えるための手段とを含む、複数の点に均
    等な力を加えるための装置。
  9. 【請求項9】 複数の圧板はりをさらに含み、上記補助
    はり手段は上記圧板はりに上記均等に分割された力の一
    部を加えるためのつり合いばり手段から成り、少なくと
    も二つの上記つり合いばり手段は所定の一つの上記圧板
    はりに上記均等に分割された力の一部を加える請求項8
    記載の装置。
  10. 【請求項10】 加えられた力を一点と他の一点との間
    に分割し及び加えるためのはり手段と、上記はり手段の
    上の所定の点に力を加えるための手段であって上記はり
    手段の上の上記点は上記はり手段と上記はり手段の上の
    上記所定の点に力を加えるための手段との間の方位の所
    定の変化に対して不変であるものとから成る装置。
  11. 【請求項11】 加えられた力を一点と他の一点との間
    に分割し及び加えるためのはり手段をさらに含み、上記
    はり手段及び上記他のはり手段のそれぞれの上記力を加
    える上記点は力を加える共通の点であり、上記はり手段
    及び上記他のはり手段のそれぞれによる上記力の上記分
    割は、上記はり手段及び上記他のはり手段のそれぞれに
    対応する上記他の点に加えられた力が上記はり手段及び
    上記他のはり手段によって上記共通の点に加えられた力
    の総和に等しいものである請求項10記載の装置。
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