JPH0542026Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0542026Y2 JPH0542026Y2 JP9709490U JP9709490U JPH0542026Y2 JP H0542026 Y2 JPH0542026 Y2 JP H0542026Y2 JP 9709490 U JP9709490 U JP 9709490U JP 9709490 U JP9709490 U JP 9709490U JP H0542026 Y2 JPH0542026 Y2 JP H0542026Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pears
- pear
- moisture
- partition plate
- polyethylene sheet
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 235000021017 pears Nutrition 0.000 claims description 30
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- 239000000123 paper Substances 0.000 claims description 28
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 claims description 22
- -1 polyethylene Polymers 0.000 claims description 22
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 claims description 22
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- 235000014443 Pyrus communis Nutrition 0.000 description 29
- 206010027146 Melanoderma Diseases 0.000 description 7
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Landscapes
- Cartons (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
- Packages (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Packaging Frangible Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は梨梱包用中仕切板に関し、その目的
は梨を梨箱に梱包した状態で出荷する際に梨が傷
まず且つ梨箱内での黒班病の蔓延が防げる梨梱包
用中仕切板の提供にある。
は梨を梨箱に梱包した状態で出荷する際に梨が傷
まず且つ梨箱内での黒班病の蔓延が防げる梨梱包
用中仕切板の提供にある。
(従来の技術)
梨は収穫後に第4図に示すように、収納用凹部
が多数形成されたプラスチツク製の枠体a内に一
つ宛収納され、この梨bが収納された枠体aが梨
箱c内で複数段積み上げられ、この状態で出荷さ
れる。
が多数形成されたプラスチツク製の枠体a内に一
つ宛収納され、この梨bが収納された枠体aが梨
箱c内で複数段積み上げられ、この状態で出荷さ
れる。
この梨箱c内において前記枠体a同士の間には
中仕切板bが介在され、この中仕切板dによつて
積み上げられたそれぞれの枠体a…の輸送時の安
定性が確保される。
中仕切板bが介在され、この中仕切板dによつて
積み上げられたそれぞれの枠体a…の輸送時の安
定性が確保される。
この中仕切板dは第5図示の断面構造とされて
いる。
いる。
中仕切板dは段ボールeとこの段ボールeの一
面側に積層された発泡ポリエチレンシートfとか
らなる。
面側に積層された発泡ポリエチレンシートfとか
らなる。
段ボールeは波形の中シン紙gとこの中シン紙
gの上下に貼合されたライナーボードh,hとか
らなる。
gの上下に貼合されたライナーボードh,hとか
らなる。
梨箱c内においてこの中仕切板dは第6図示の
如く、梨の上面と中仕切板dの前記発泡ポリエチ
レンシートfとが接する向きに介在され、この発
泡ポリエチレンシートfは緩衝能を有するから、
下方に配された枠体a内の梨bが上方に積み上げ
られた梨bの重さで傷ついたりするのを防ぐ。
如く、梨の上面と中仕切板dの前記発泡ポリエチ
レンシートfとが接する向きに介在され、この発
泡ポリエチレンシートfは緩衝能を有するから、
下方に配された枠体a内の梨bが上方に積み上げ
られた梨bの重さで傷ついたりするのを防ぐ。
(考案が解決しようとする課題)
しかしながら、上記従来の中仕切板dには以下
に述べる課題があつた。
に述べる課題があつた。
すなわち、中仕切板dを構成する段ボールeは
段ボールe製造時のままで使用されるから中シン
紙gは上下頂部が略尖鋭とされた波形である。
段ボールe製造時のままで使用されるから中シン
紙gは上下頂部が略尖鋭とされた波形である。
従つて、このような中シン紙gを有する中仕切
板dは柔軟性に欠けるため、この中仕切板d自体
が梱包中の梨bに衝撃を与えこの梨bを傷めてし
まうことがあつた。
板dは柔軟性に欠けるため、この中仕切板d自体
が梱包中の梨bに衝撃を与えこの梨bを傷めてし
まうことがあつた。
また、上記発泡ポリエチレンシートfは緩衝能
があるたその下に重なつている梨b上部を梱包中
の衝撃から保護するものである反面、この発泡ポ
リエチレンシートfは吸湿性が全くないものであ
るから、梨箱c内がどうしても湿気てしまう勝ち
となる。
があるたその下に重なつている梨b上部を梱包中
の衝撃から保護するものである反面、この発泡ポ
リエチレンシートfは吸湿性が全くないものであ
るから、梨箱c内がどうしても湿気てしまう勝ち
となる。
従つて、もし梨箱c内に黒班病菌が存在する場
合、この黒班病菌は好多湿性があるので、これが
梨箱c内に蔓延して梨箱c内の梨bが全て黒班病
に侵されるおそれがあつた。
合、この黒班病菌は好多湿性があるので、これが
梨箱c内に蔓延して梨箱c内の梨bが全て黒班病
に侵されるおそれがあつた。
(課題を解決するための手段)
この考案は、柔軟加工された板状の段ボール
と、この段ボールの一面側に積層された発泡ポリ
エチレンシートと、この発泡ポリエチレンシート
に積層された吸湿紙とからなる梨梱包用中仕切板
によつて上記従来の課題を解決する。
と、この段ボールの一面側に積層された発泡ポリ
エチレンシートと、この発泡ポリエチレンシート
に積層された吸湿紙とからなる梨梱包用中仕切板
によつて上記従来の課題を解決する。
(作用)
中仕切板を構成する段ボールは柔軟加工されて
いるので、この段ボール自体も柔軟性を持つこと
となり、従つて、段ボール自体によつて梨箱内の
梨が傷つけられることがない。
いるので、この段ボール自体も柔軟性を持つこと
となり、従つて、段ボール自体によつて梨箱内の
梨が傷つけられることがない。
緩衝能を有する発泡ポリエチレンシートが前記
段ボールに積層され、さらにこの発泡ポリエチレ
ンシートに吸湿紙が積層されてなるから、梨箱内
の湿度が高い場合、この吸湿紙によつて湿気が吸
収され、梨箱内が多湿にならない。
段ボールに積層され、さらにこの発泡ポリエチレ
ンシートに吸湿紙が積層されてなるから、梨箱内
の湿度が高い場合、この吸湿紙によつて湿気が吸
収され、梨箱内が多湿にならない。
(実施例)
以下、この考案に係る梨梱包用中仕切板の実施
例を図面に基づき説明する。
例を図面に基づき説明する。
第1図にはこの考案に係る梨梱包用中仕切板1
が部分断面図により示されている。
が部分断面図により示されている。
この中仕切板1は板状の段ボール2と、この段
ボール2の一面側に積層された発泡ポリエチレン
シート3と、この発泡ポリエチレンシート3に積
層された吸湿紙4とからなる。
ボール2の一面側に積層された発泡ポリエチレン
シート3と、この発泡ポリエチレンシート3に積
層された吸湿紙4とからなる。
段ボール2は柔軟加工されている。
すなわち、通常の段ボールとして製品化された
板状の段ボール(中シン紙2aと表裏面のライナ
ーボード2b)をローラ等で厚み方向へ加圧し、
当初は尖鋭の頂部を有していた中シン紙2aを厚
み方向に押しつぶすことにより柔軟性が付与され
たものである。
板状の段ボール(中シン紙2aと表裏面のライナ
ーボード2b)をローラ等で厚み方向へ加圧し、
当初は尖鋭の頂部を有していた中シン紙2aを厚
み方向に押しつぶすことにより柔軟性が付与され
たものである。
発泡ポリエチレンシート3は柔軟性のある薄手
のシートとされ衝撃に対する緩衝能を有する。
のシートとされ衝撃に対する緩衝能を有する。
吸湿紙4は吸湿性を有する紙であれば何でもよ
く、本実施例では塵紙4aが3枚重ねられ、さら
に最外面にやや強度のある半紙状の薄葉紙4bが
重ねられている。
く、本実施例では塵紙4aが3枚重ねられ、さら
に最外面にやや強度のある半紙状の薄葉紙4bが
重ねられている。
段ボール2、発泡ポリエチレンシート3、吸湿
紙4の積層態様は、本実施例ではこれらが単に重
ねられ、第2図示のようにその隅部にステープル
5で留められる態様とされているが、別段、これ
に限られず、段ボール2、発泡ポリエチレンシー
ト3、吸湿紙4をそれぞれ接着させる態様等を採
用してもよい。
紙4の積層態様は、本実施例ではこれらが単に重
ねられ、第2図示のようにその隅部にステープル
5で留められる態様とされているが、別段、これ
に限られず、段ボール2、発泡ポリエチレンシー
ト3、吸湿紙4をそれぞれ接着させる態様等を採
用してもよい。
次にこのようになる梨梱包用中仕切板の使用方
法を説明する。
法を説明する。
梨梱包用中仕切板1は従来技術の項で述べたよ
うに、梨箱内に複数段、積み上げられた梨入りの
収納用枠体同士の間に介在される。
うに、梨箱内に複数段、積み上げられた梨入りの
収納用枠体同士の間に介在される。
この介在態様は第3図示のように吸湿紙4の薄
葉紙4bが下段の梨6の上部に接し、段ボール2
が上段の梨6が収められている収納用枠体7の底
部に接する態様とされている。
葉紙4bが下段の梨6の上部に接し、段ボール2
が上段の梨6が収められている収納用枠体7の底
部に接する態様とされている。
段ボール2は前述の如く、柔軟加工されている
ので、中シン紙2aが押しつぶされており、従つ
て梱包・輸送中に梨6が段ボール2の硬さによつ
て損傷することがない。
ので、中シン紙2aが押しつぶされており、従つ
て梱包・輸送中に梨6が段ボール2の硬さによつ
て損傷することがない。
発泡ポリエチレンシート3が下段の梨6の上部
に接しており、この梨6が上方から受ける重みが
この発泡ポリエチレンシート3によつて緩衝され
梨6が保護される。
に接しており、この梨6が上方から受ける重みが
この発泡ポリエチレンシート3によつて緩衝され
梨6が保護される。
また梨箱内に黒班病菌が存在しても、梨箱内の
湿気は前記吸湿紙4によつて吸収されて低く保た
れ、よつてこの黒班病菌が梨箱内に繁殖するのが
抑制される。
湿気は前記吸湿紙4によつて吸収されて低く保た
れ、よつてこの黒班病菌が梨箱内に繁殖するのが
抑制される。
この実施例では吸湿紙4の最外面が前記薄葉紙
4bとされているので、吸湿紙4が不用意に破損
してしまうことがない。
4bとされているので、吸湿紙4が不用意に破損
してしまうことがない。
(考案の効果)
この考案は、柔軟加工された板状の段ボール
と、この段ボールの一面側に積層された発泡ポリ
エチレンシートと、この発泡ポリエチレンシート
に積層された吸湿紙とからなる梨梱包用中仕切板
であるから以下の効果を奏する。
と、この段ボールの一面側に積層された発泡ポリ
エチレンシートと、この発泡ポリエチレンシート
に積層された吸湿紙とからなる梨梱包用中仕切板
であるから以下の効果を奏する。
中仕切板を構成する段ボールは柔軟加工されて
いるので、この段ボール自体も柔軟性を持つこと
となり、従つて、段ボール自体によつて梨箱内に
積み重ねられている梨を傷めることがなく、梨の
梱包・輸送中における中仕切板による梨の損傷が
解消される。
いるので、この段ボール自体も柔軟性を持つこと
となり、従つて、段ボール自体によつて梨箱内に
積み重ねられている梨を傷めることがなく、梨の
梱包・輸送中における中仕切板による梨の損傷が
解消される。
発泡ポリエチレンシートに吸湿紙が積層されて
なるから、梨箱内の湿度が高い場合、この吸湿紙
によつて湿気が吸収され、梨箱内が多湿にならな
い。
なるから、梨箱内の湿度が高い場合、この吸湿紙
によつて湿気が吸収され、梨箱内が多湿にならな
い。
従つて、梨箱内に黒班防菌が存在してもこれが
梨箱内に蔓延することが防止される。
梨箱内に蔓延することが防止される。
第1図はこの考案に係る梨梱包用中仕切板の部
分断面図、第2図は同上中仕切板の底面図、第3
図は同上中仕切板を使用して梨を積み重ねた状態
の一部断面正面図、第4図は内部に梨が積み重ね
られた梨箱の一部切欠斜視図、第5図は従来の梨
梱包用中仕切板の部分断面図、第6図は同上中仕
切板を使用して梨を積み重ねた状態の一部断面正
面図である。 1……梨梱包用中仕切板、2……段ボール、3
……発泡ポリエチレンシート、4……吸湿紙。
分断面図、第2図は同上中仕切板の底面図、第3
図は同上中仕切板を使用して梨を積み重ねた状態
の一部断面正面図、第4図は内部に梨が積み重ね
られた梨箱の一部切欠斜視図、第5図は従来の梨
梱包用中仕切板の部分断面図、第6図は同上中仕
切板を使用して梨を積み重ねた状態の一部断面正
面図である。 1……梨梱包用中仕切板、2……段ボール、3
……発泡ポリエチレンシート、4……吸湿紙。
Claims (1)
- 柔軟加工された板状の段ボールと、この段ボー
ルの一面側に積層された発泡ポリエチレンシート
と、この発泡ポリエチレンシートに積層された吸
湿紙とからなる梨梱包用中仕切板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9709490U JPH0542026Y2 (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9709490U JPH0542026Y2 (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0453629U JPH0453629U (ja) | 1992-05-07 |
JPH0542026Y2 true JPH0542026Y2 (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=31837170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9709490U Expired - Lifetime JPH0542026Y2 (ja) | 1990-09-13 | 1990-09-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0542026Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999010253A1 (fr) * | 1997-08-26 | 1999-03-04 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Emballage de plaques developpables au contact de l'eau |
-
1990
- 1990-09-13 JP JP9709490U patent/JPH0542026Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0453629U (ja) | 1992-05-07 |
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