JPH0541864A - 受信者端末装置およびその課金方法 - Google Patents
受信者端末装置およびその課金方法Info
- Publication number
- JPH0541864A JPH0541864A JP3195170A JP19517091A JPH0541864A JP H0541864 A JPH0541864 A JP H0541864A JP 3195170 A JP3195170 A JP 3195170A JP 19517091 A JP19517091 A JP 19517091A JP H0541864 A JPH0541864 A JP H0541864A
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- JP
- Japan
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- signal
- viewing
- terminal device
- memory card
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- Pending
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、有料放送における受信者端末装置
および課金方法に関するもので、視聴していないことを
示す記録を受信者に申告させることで視聴料金の不正申
告を困難にする受信者端末装置およびその課金方法を提
供することを目的とする。 【構成】 デコーダ１は、受信者の視聴要求にしたがっ
てデスクランブル処理すると共に、視聴記録を視聴して
いないときのみデコーダ１の秘密鍵で暗号化してＩＣメ
モリカード５に記録し、デスクランブル状態で記録する
ことを停止し、後日ＩＣメモリカード５に記録された視
聴していない部分の記録をもとに全視聴料金からの割引
料金を決定する。記録を申告することは、受信者の利益
になるため、ＩＣメモリカード５を必然的に戻させる効
果もある。
および課金方法に関するもので、視聴していないことを
示す記録を受信者に申告させることで視聴料金の不正申
告を困難にする受信者端末装置およびその課金方法を提
供することを目的とする。 【構成】 デコーダ１は、受信者の視聴要求にしたがっ
てデスクランブル処理すると共に、視聴記録を視聴して
いないときのみデコーダ１の秘密鍵で暗号化してＩＣメ
モリカード５に記録し、デスクランブル状態で記録する
ことを停止し、後日ＩＣメモリカード５に記録された視
聴していない部分の記録をもとに全視聴料金からの割引
料金を決定する。記録を申告することは、受信者の利益
になるため、ＩＣメモリカード５を必然的に戻させる効
果もある。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、有料放送において受信
者の視聴状況に応じて料金を徴収するための受信者端末
装置およびその課金方法に関する。
者の視聴状況に応じて料金を徴収するための受信者端末
装置およびその課金方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】有料放送の受信者端末装置およびその課
金方法は、従来から検討されており、例えば"衛星放送
における有料方式の技術的諸問題"衛星放送制度研究会
有料方式専門委員会編（昭和５９年２月）に受信者端末
装置およびその課金方法に関する記述がある。
金方法は、従来から検討されており、例えば"衛星放送
における有料方式の技術的諸問題"衛星放送制度研究会
有料方式専門委員会編（昭和５９年２月）に受信者端末
装置およびその課金方法に関する記述がある。
【０００３】図３は、従来の受信者端末装置を利用した
課金方法の構成図を示すものである。ここで９は放送事
業者、１０はデコーダ、１１はＩＣメモリカードであ
り、デコーダ１０とＩＣメモリカード１１で受信者端末
を構成している。
課金方法の構成図を示すものである。ここで９は放送事
業者、１０はデコーダ、１１はＩＣメモリカードであ
り、デコーダ１０とＩＣメモリカード１１で受信者端末
を構成している。
【０００４】放送事業者９は、デコーダ１０にスクラン
ブル信号とその解読鍵を伝送する。デコーダ１０は、挿
入されたＩＣメモリカード１１からＩＤ認証コードを受
け取り認証した後、受信者の視聴オン信号にしたがって
デスクランブル処理し、その視聴記録をＩＣメモリカー
ド１１に記録する。後日、受信者は、ＩＣメモリカード
１１に記録された視聴記録をＩＣメモリカード読み取り
端末のある場所に出向く等して申告し、それに従って料
金を支払う。
ブル信号とその解読鍵を伝送する。デコーダ１０は、挿
入されたＩＣメモリカード１１からＩＤ認証コードを受
け取り認証した後、受信者の視聴オン信号にしたがって
デスクランブル処理し、その視聴記録をＩＣメモリカー
ド１１に記録する。後日、受信者は、ＩＣメモリカード
１１に記録された視聴記録をＩＣメモリカード読み取り
端末のある場所に出向く等して申告し、それに従って料
金を支払う。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな構成では、受信者がデコーダ１０からの視聴記録信
号を記録し、その記録した視聴履歴を受信者が自己申告
することになるので、たとえデコーダ１０内の暗号化部
分が物理的に保護されていても、デコーダ１０からの出
力をＩＣメモリカード１１に書き込まれないようにイン
ターフェイスを改造したり、ＩＣメモリカード１１の偽
造等により申告する以外のカードへ書き込み、申告する
ＩＣメモリカード１１へは実際より少ない量を記録する
不正申告が可能である。前記のように視聴したことを記
録する受信者端末装置を利用し、その記録を正しく申告
させることを求める課金方法では、申告する側からみれ
ばできるだけ申告量を減らすことが支払額を減らすこと
になり、視聴記録の記録手段への書き込みを免れること
で実際の視聴量より少なく申告する不正申告が可能であ
る問題があった。また、前記従来例のＩＣメモリカード
１１のように、着脱可能な記録保持手段に視聴情報を記
録し、その記録を受信者に申告させる課金方法では、受
信者に記録内容を必然的に申告させる配慮が必要である
問題があった。
うな構成では、受信者がデコーダ１０からの視聴記録信
号を記録し、その記録した視聴履歴を受信者が自己申告
することになるので、たとえデコーダ１０内の暗号化部
分が物理的に保護されていても、デコーダ１０からの出
力をＩＣメモリカード１１に書き込まれないようにイン
ターフェイスを改造したり、ＩＣメモリカード１１の偽
造等により申告する以外のカードへ書き込み、申告する
ＩＣメモリカード１１へは実際より少ない量を記録する
不正申告が可能である。前記のように視聴したことを記
録する受信者端末装置を利用し、その記録を正しく申告
させることを求める課金方法では、申告する側からみれ
ばできるだけ申告量を減らすことが支払額を減らすこと
になり、視聴記録の記録手段への書き込みを免れること
で実際の視聴量より少なく申告する不正申告が可能であ
る問題があった。また、前記従来例のＩＣメモリカード
１１のように、着脱可能な記録保持手段に視聴情報を記
録し、その記録を受信者に申告させる課金方法では、受
信者に記録内容を必然的に申告させる配慮が必要である
問題があった。
【０００６】本発明では、この問題を除去し、不正申告
を困難にする受信者端末装置を提供すると共に受信端末
装置を利用した不正申告を困難にし受信者に記録内容を
必然的に申告させるようにした課金方法を提供するもの
である。
を困難にする受信者端末装置を提供すると共に受信端末
装置を利用した不正申告を困難にし受信者に記録内容を
必然的に申告させるようにした課金方法を提供するもの
である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、受信者端末装置は、有料放送を視聴する視
聴手段と、この視聴手段で受信者が視聴した場合に視聴
したことを示す信号を生成し記録するのではなく、視聴
していない場合に記録信号を生成する信号生成手段と、
この信号生成手段により生成された信号を記録する記録
保持手段とを有し後日視聴しなかった記録を料金徴収者
に申告するものである。
決するため、受信者端末装置は、有料放送を視聴する視
聴手段と、この視聴手段で受信者が視聴した場合に視聴
したことを示す信号を生成し記録するのではなく、視聴
していない場合に記録信号を生成する信号生成手段と、
この信号生成手段により生成された信号を記録する記録
保持手段とを有し後日視聴しなかった記録を料金徴収者
に申告するものである。
【０００８】
【作用】本発明よる受信者端末装置は、受信者が、自分
が視聴していない番組について信号生成手段が生成した
視聴していないこと示す信号を、記録保持手段に記録し
た信号を後日料金徴収者に申告することで自分が視聴し
ていないことを示すことになり、申告漏れは、受信者に
とって不利益であるため、視聴に関する正規の記録保持
手段への記録の書き込みを免れる申告漏れの不正を困難
にする。さらに、視聴していないことを示す信号を暗号
化して生成することにより、視聴することで生成されな
かった信号を偽造することで視聴していなかった量を過
剰申告する不正も受信者端末装置内で保護されている暗
号化部を改造しない限り困難にするものであり、また視
聴していないことを示す信号を他の受信者端末装置の信
号として転用することあるいは他の受信者端末装置で生
成された信号を自分のデコーダが生成した信号として用
いることを困難にするものである。また、視聴していな
いことを申告させ、割引額を決定する課金方法にするこ
とで申告が受信者に利益になるため、受信者に必然的に
視聴した実績を申告させるようにしたものである。
が視聴していない番組について信号生成手段が生成した
視聴していないこと示す信号を、記録保持手段に記録し
た信号を後日料金徴収者に申告することで自分が視聴し
ていないことを示すことになり、申告漏れは、受信者に
とって不利益であるため、視聴に関する正規の記録保持
手段への記録の書き込みを免れる申告漏れの不正を困難
にする。さらに、視聴していないことを示す信号を暗号
化して生成することにより、視聴することで生成されな
かった信号を偽造することで視聴していなかった量を過
剰申告する不正も受信者端末装置内で保護されている暗
号化部を改造しない限り困難にするものであり、また視
聴していないことを示す信号を他の受信者端末装置の信
号として転用することあるいは他の受信者端末装置で生
成された信号を自分のデコーダが生成した信号として用
いることを困難にするものである。また、視聴していな
いことを申告させ、割引額を決定する課金方法にするこ
とで申告が受信者に利益になるため、受信者に必然的に
視聴した実績を申告させるようにしたものである。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の第１の実施例における受信者
端末装置の構成図を示すものである。図１に示すよう
に、その構成要素として、１はデコーダ、２はデスクラ
ンブル回路、３は制御回路、４はＩＣメモリカードイン
ターフェイス、５はＩＣメモリカードである。ＩＣメモ
リカードインターフェイス４とＩＣメモリカード５で記
録保持手段を構成している。デコーダ１は、デスクラン
ブル回路２と制御回路３およびＩＣメモリカードインタ
ーフェイス４からなり、有料放送を視聴する視聴手段の
一部を構成しデコーダ入力と視聴オン信号およびＩＣメ
モリカードインターフェイス４からの信号が入力され
る。デコーダ入力は、スクランブル信号と関連情報から
なり、スクランブル信号は、デスクランブル回路２へ、
関連情報は、制御回路３へ入力される。ＩＣメモリカー
ド５は、ＩＣメモリカードＩＤ認証コードおよび記録保
持用の読み取り書き込み可能なメモリからなり、ＩＣメ
モリカードＩＤ認証コードを保持している。
端末装置の構成図を示すものである。図１に示すよう
に、その構成要素として、１はデコーダ、２はデスクラ
ンブル回路、３は制御回路、４はＩＣメモリカードイン
ターフェイス、５はＩＣメモリカードである。ＩＣメモ
リカードインターフェイス４とＩＣメモリカード５で記
録保持手段を構成している。デコーダ１は、デスクラン
ブル回路２と制御回路３およびＩＣメモリカードインタ
ーフェイス４からなり、有料放送を視聴する視聴手段の
一部を構成しデコーダ入力と視聴オン信号およびＩＣメ
モリカードインターフェイス４からの信号が入力され
る。デコーダ入力は、スクランブル信号と関連情報から
なり、スクランブル信号は、デスクランブル回路２へ、
関連情報は、制御回路３へ入力される。ＩＣメモリカー
ド５は、ＩＣメモリカードＩＤ認証コードおよび記録保
持用の読み取り書き込み可能なメモリからなり、ＩＣメ
モリカードＩＤ認証コードを保持している。
【００１０】以上のように構成された本実施例の受信端
末装置において、以下その動作を説明する。視聴に際し
て、まずＩＣメモリカード５がデコーダ１に接続され
る。制御回路３は、ＩＣメモリカードインターフェイス
４を介してＩＣメモリカード５内にあるＩＤ認証コード
を読み取り認証し、次に、視聴オン信号が入力されたと
きにデコーダ入力に含まれるスクランブル鍵を解読し、
デスクランブル回路２に送ると共にデスクランブル回路
２にスクランブル信号をデスクランブル処理させ、番組
映像信号を出力させることにより視聴手段による視聴が
可能となる。また、制御回路３は、内部にＲＳＡ暗号化
手段とその秘密鍵を有しており、デスクランブル回路２
がデスクランブル処理をしていないとき、あらかじめ送
られてきた視聴していないことを示す信号を生成する際
の初期値ｍと番組に関係するパラメータｔを用いて視聴
をしていないことを示す信号を（数１）に示す内容で信
号生成
末装置において、以下その動作を説明する。視聴に際し
て、まずＩＣメモリカード５がデコーダ１に接続され
る。制御回路３は、ＩＣメモリカードインターフェイス
４を介してＩＣメモリカード５内にあるＩＤ認証コード
を読み取り認証し、次に、視聴オン信号が入力されたと
きにデコーダ入力に含まれるスクランブル鍵を解読し、
デスクランブル回路２に送ると共にデスクランブル回路
２にスクランブル信号をデスクランブル処理させ、番組
映像信号を出力させることにより視聴手段による視聴が
可能となる。また、制御回路３は、内部にＲＳＡ暗号化
手段とその秘密鍵を有しており、デスクランブル回路２
がデスクランブル処理をしていないとき、あらかじめ送
られてきた視聴していないことを示す信号を生成する際
の初期値ｍと番組に関係するパラメータｔを用いて視聴
をしていないことを示す信号を（数１）に示す内容で信
号生成
【００１１】
【数１】
【００１２】手段として、この信号Ｓを生成し、ＩＣメ
モリカードインタフェイス４を介してＩＣメモリカード
５に書き込む。ただし、ｎはＲＳＡ暗号の公開鍵で、あ
る２つの大きな素数の積であり、ｋは、デコーダの秘密
鍵でデコーダ内で物理的に保護されている。ＩＣメモリ
カード５は、制御回路３により制御され、前記視聴して
いないことを示す信号ｓを記録し保持する。
モリカードインタフェイス４を介してＩＣメモリカード
５に書き込む。ただし、ｎはＲＳＡ暗号の公開鍵で、あ
る２つの大きな素数の積であり、ｋは、デコーダの秘密
鍵でデコーダ内で物理的に保護されている。ＩＣメモリ
カード５は、制御回路３により制御され、前記視聴して
いないことを示す信号ｓを記録し保持する。
【００１３】以上のように本実施例によれば、信号生成
手段を含むデコーダ１からＩＣメモリカード５へ書き込
まれる信号は、視聴していないことを示す信号であり、
書き込みを免れる行為は、受信者の利益にならない。ま
た、デコーダ１に与えるＲＳＡ暗号の秘密鍵ｋをデコー
ダ１固有のものとすることで視聴していないことを示す
信号は、デコーダの署名付きとなり他の受信者端末装置
に転用できないようにすることができる。
手段を含むデコーダ１からＩＣメモリカード５へ書き込
まれる信号は、視聴していないことを示す信号であり、
書き込みを免れる行為は、受信者の利益にならない。ま
た、デコーダ１に与えるＲＳＡ暗号の秘密鍵ｋをデコー
ダ１固有のものとすることで視聴していないことを示す
信号は、デコーダの署名付きとなり他の受信者端末装置
に転用できないようにすることができる。
【００１４】図２は、本発明の第２の実施例における課
金方法の構成図を示すものである。図２において、６は
放送事業者、７はデコーダ、８はＩＣメモリカードであ
る。デコーダ７とＩＣメモリカード８とで実施例１の受
信者端末装置を構成している。
金方法の構成図を示すものである。図２において、６は
放送事業者、７はデコーダ、８はＩＣメモリカードであ
る。デコーダ７とＩＣメモリカード８とで実施例１の受
信者端末装置を構成している。
【００１５】放送事業者６は、スクランブル信号,解読
鍵およびデコーダ７がＩＣメモリカード８に記録を書き
込む際の初期値ｍをデコーダ７のみが解読できるように
暗号化して伝送する。デコーダ７は、ＲＳＡ公開鍵暗号
の秘密鍵ｋを有し、番組のデスクランブル処理に際し、
挿入されたＩＣメモリカード８内のＩＤ認証コードを認
証し、リクエストに応じてデスクランブル処理して再生
する。そして、視聴されてないときのみ秘密鍵ｋと放送
事業者６より送られたｍから（数１）について計算し、
ＩＣメモリカード８に書き込む。ただし、ｔは番組に関
するパラメータである。ＩＣメモリカード８に書き込ま
れた信号は、後日データ収集場所で端末を介して放送事
業者６に伝送され、放送事業者６は、デコーダ７のＲＳ
Ａ公開鍵暗号の公開鍵でＩＣメモリカード８からの信号
を解読し、視聴していない時間あるいは番組を求め、全
番組を視聴した際の料金額からの割引額を決定し、割り
引いた料金を受信者に課金する。
鍵およびデコーダ７がＩＣメモリカード８に記録を書き
込む際の初期値ｍをデコーダ７のみが解読できるように
暗号化して伝送する。デコーダ７は、ＲＳＡ公開鍵暗号
の秘密鍵ｋを有し、番組のデスクランブル処理に際し、
挿入されたＩＣメモリカード８内のＩＤ認証コードを認
証し、リクエストに応じてデスクランブル処理して再生
する。そして、視聴されてないときのみ秘密鍵ｋと放送
事業者６より送られたｍから（数１）について計算し、
ＩＣメモリカード８に書き込む。ただし、ｔは番組に関
するパラメータである。ＩＣメモリカード８に書き込ま
れた信号は、後日データ収集場所で端末を介して放送事
業者６に伝送され、放送事業者６は、デコーダ７のＲＳ
Ａ公開鍵暗号の公開鍵でＩＣメモリカード８からの信号
を解読し、視聴していない時間あるいは番組を求め、全
番組を視聴した際の料金額からの割引額を決定し、割り
引いた料金を受信者に課金する。
【００１６】以上のように、本実施例によれば、ＩＣメ
モリカード８への記録は、デコーダ７の署名付きとなる
ため、他のデコーダにおける記録への転用が困難であ
る。また、ＩＣメモリカード８の記録からの課金方法と
して、すべての番組を視聴した場合の料金額からＩＣメ
モリカード８によって申告された視聴していない量を差
し引く課金方法であり、ＩＣメモリカード８の記録内容
の申告が視聴者にとって利益となり、逆に、申告しない
ことは受信者に取って不利益になるのでＩＣメモリカー
ド８を受信者にデータ収集場所まで必然的に戻させるよ
うにしたものとなる。
モリカード８への記録は、デコーダ７の署名付きとなる
ため、他のデコーダにおける記録への転用が困難であ
る。また、ＩＣメモリカード８の記録からの課金方法と
して、すべての番組を視聴した場合の料金額からＩＣメ
モリカード８によって申告された視聴していない量を差
し引く課金方法であり、ＩＣメモリカード８の記録内容
の申告が視聴者にとって利益となり、逆に、申告しない
ことは受信者に取って不利益になるのでＩＣメモリカー
ド８を受信者にデータ収集場所まで必然的に戻させるよ
うにしたものとなる。
【００１７】なお、本実施例の受信者端末装置では、Ｒ
ＳＡ暗号を具備していたが、他の暗号アルゴリズムを具
備したものでもよく、また記録保持手段としてＩＣメモ
リカードを用いているが、磁気記録カードでも可能であ
り、他の記録保持手段を用いてもよい。本実施例の課金
方法において初期値ｍを放送事業者から直接受信者端末
装置のデコーダに伝送しているが、データ収集場所で端
末を介してＩＣメモリカード内の記録を収集する際に初
期値ｍをＩＣメモリカードに書き込みデコーダがＩＣメ
モリカードから初期値ｍを読み取るようにしてもよい。
また、本発明の受信者端末は、本実施例以外たとえぱ、
記録保持手段が本実施例では着脱自在なＩＣカード５を
用いた例を示したが、記録保持手段に記録された内容
が、自動的に伝送回線を介して、伝送されることにより
料金が算出される方法など、他の課金方法においても用
いることができることは言うまでもない。
ＳＡ暗号を具備していたが、他の暗号アルゴリズムを具
備したものでもよく、また記録保持手段としてＩＣメモ
リカードを用いているが、磁気記録カードでも可能であ
り、他の記録保持手段を用いてもよい。本実施例の課金
方法において初期値ｍを放送事業者から直接受信者端末
装置のデコーダに伝送しているが、データ収集場所で端
末を介してＩＣメモリカード内の記録を収集する際に初
期値ｍをＩＣメモリカードに書き込みデコーダがＩＣメ
モリカードから初期値ｍを読み取るようにしてもよい。
また、本発明の受信者端末は、本実施例以外たとえぱ、
記録保持手段が本実施例では着脱自在なＩＣカード５を
用いた例を示したが、記録保持手段に記録された内容
が、自動的に伝送回線を介して、伝送されることにより
料金が算出される方法など、他の課金方法においても用
いることができることは言うまでもない。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の受信者端
末装置およびその課金方法は視聴していない受信内容を
記録保持する記録保持手段と、その保持内容を出力する
出力手段を設けることにより受信者は、全視聴量からの
視聴していない量を申告するので申告漏れが視聴者にと
って不利益になり、逆に実績以上の申告は、視聴時にデ
コーダが視聴していないことを示す信号を生成しないの
でデコーダ内の物理的に保護されている部分を破らない
限り申告漏れが困難となり、さらに視聴しないことを示
す信号を暗号化することで視聴していないことを示す信
号の他のデコーダへの転用を困難にする受信者端末装置
が提供できると共に不正申告が困難で必然的に視聴実績
を受信者が申告するようにした課金方法が提供できる。
末装置およびその課金方法は視聴していない受信内容を
記録保持する記録保持手段と、その保持内容を出力する
出力手段を設けることにより受信者は、全視聴量からの
視聴していない量を申告するので申告漏れが視聴者にと
って不利益になり、逆に実績以上の申告は、視聴時にデ
コーダが視聴していないことを示す信号を生成しないの
でデコーダ内の物理的に保護されている部分を破らない
限り申告漏れが困難となり、さらに視聴しないことを示
す信号を暗号化することで視聴していないことを示す信
号の他のデコーダへの転用を困難にする受信者端末装置
が提供できると共に不正申告が困難で必然的に視聴実績
を受信者が申告するようにした課金方法が提供できる。
【図１】本発明の第１の実施例における受信者端末装置
の構成およびその課金方法を示すブロック図
の構成およびその課金方法を示すブロック図
【図２】本発明の第２の実施例における課金方法の構成
図
図
【図３】従来の受信端末を利用した課金方法の構成図
１ デコーダ ２ デスクランブル回路 ３ 制御回路 ４ ＩＣメモリカードインターフェイス ５ ＩＣメモリカード ６ 放送事業者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 弘規 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (6)
- 【請求項１】有料放送を視聴する視聴手段と、前記視聴
手段により視聴していないときに視聴していないことを
示す信号を生成する信号生成手段と、前記信号生成手段
により出力された信号を記録し保持する記録保持手段と
を有する受信者端末装置。 - 【請求項２】記録保持手段が信号生成手段により出力さ
れた信号を着脱自在な記録媒体に記録する請求項１記載
の受信者端末装置。 - 【請求項３】信号生成手段が視聴していないことを示す
信号を暗号化するとともに、前記暗号化した信号を記録
保持手段が記録保持する請求項１または２記載の受信者
端末装置。 - 【請求項４】信号生成手段が、受信端末装置固有の秘密
鍵信号を含む暗号化された信号を生成する請求項３記載
の受信者端末装置。 - 【請求項５】請求項１から４いずれか記載の受信者端末
装置の記録保持手段に記録保持されている視聴していな
いことを示す信号から、全番組を視聴した場合の料金額
からの割引額を決定して料金を算出する課金方法。 - 【請求項６】請求項３または４記載の受信者端末装置の
記録保持手段に記載された暗号化された信号より、前記
受信者端末装置固有の秘密鍵信号を読み出し自動的に各
受信者端末装置の料金を決定する請求項５記載の課金方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3195170A JPH0541864A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 受信者端末装置およびその課金方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3195170A JPH0541864A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 受信者端末装置およびその課金方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0541864A true JPH0541864A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16336607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3195170A Pending JPH0541864A (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 受信者端末装置およびその課金方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0541864A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996016486A1 (fr) * | 1994-11-22 | 1996-05-30 | Casio Computer Co., Ltd. | Recepteur de radiodiffusion multiplex fm a support de memorisation amovible |
| JPH0946674A (ja) * | 1995-07-28 | 1997-02-14 | Sony Corp | 受信装置および視聴履歴送信方法、送信装置および送信方法、並びに放送システム |
| KR100265742B1 (ko) * | 1997-12-29 | 2000-09-15 | 윤종용 | 스마트카드와셋탑박스간인터페이스장치 |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP3195170A patent/JPH0541864A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996016486A1 (fr) * | 1994-11-22 | 1996-05-30 | Casio Computer Co., Ltd. | Recepteur de radiodiffusion multiplex fm a support de memorisation amovible |
| JPH0946674A (ja) * | 1995-07-28 | 1997-02-14 | Sony Corp | 受信装置および視聴履歴送信方法、送信装置および送信方法、並びに放送システム |
| KR100265742B1 (ko) * | 1997-12-29 | 2000-09-15 | 윤종용 | 스마트카드와셋탑박스간인터페이스장치 |
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