JPH054162Y2 - - Google Patents

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JPH054162Y2
JPH054162Y2 JP11684787U JP11684787U JPH054162Y2 JP H054162 Y2 JPH054162 Y2 JP H054162Y2 JP 11684787 U JP11684787 U JP 11684787U JP 11684787 U JP11684787 U JP 11684787U JP H054162 Y2 JPH054162 Y2 JP H054162Y2
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lamp housing
lens
inner lens
lamp
extension
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は車両のランプ構造に関し、特に、車
体のコーナー部分に配置されるランプの見栄えを
向上させる技術に関する。
《従来の技術》 まず、この考案の対象となる車体コーナー部分
に設けられるランプ構造の基本的な構成例を第5
図にしたがつて説明する。この構造例はターンシ
グナルランプであつて、ランプバルブ1が配置さ
れる凹状のリフレクタ部2aおよびこのリフレク
タ部2aから車体側面に延びる延長部2bからな
るランプハウジング2と、このランプハウジング
2の上記リフレクタ部2aの前面部分に配置され
たインナレンズ3と、このインナレンズ3の外側
にて上記ランプハウジング2の全体をカバーする
アウタレンズ4とを備えたものである(実開昭57
−25402号公報および実公昭60−171759号公報等
を参照)。
この種のランプ構造について、従来の典型的な
外観例を第4図A,Bに示している。インナレン
ズ3は、その断面を示す第3図のように、複眼レ
ンズによる波状紋様が形成されている。このイン
ナレンズ3はランプハウジング2におけるリフレ
クタ部2aの前面部分だけをカバーするように取
り付けられ、このインナレンズ3とランプハウジ
ング2の延長部2bとがほぼ連続した曲面を形成
する。アウタレンズ4はインナレンズ3およびラ
ンプハウジング延長部2bを全てカバーするよう
に取り付けられる。
ここで従来技術について注目すべきことは、ラ
ンプハウジング延長部2bの表面が単純な曲面に
形成されている点である。
《考案が解決しようとする問題点》 アウタレンズ4の外側から内部の構造物がある
程度透かして見える。アウタレンズ4の内側には
インナレンズ3とランプハウジング延長部2bと
があり、これがアウタレンズ4を透かして見える
わけである。インナレンズ3には複眼レンズによ
る波状紋様が形成されているのに対し、ランプハ
ウジング延長部2bの表面は紋様のない単純な曲
面になつている。したがつてアウタレンズ4を透
かして見た場合でも、インナレンズ3の部分とラ
ンプハウジング延長部2bの部分とが外観上はつ
きりと区別がつく。
インナレンズ3の波状紋様とランプハウジング
延長部2bの単純な曲面部分とがアウタレンズ4
を通して明瞭に見てとれるような外観は、すつき
りとした印象を与えず、見栄えが悪く、高級感や
高品質感に反するイメージを与えてしまう。
この考案は上述した従来の問題点に鑑みなされ
たもので、その目的は、簡単な改良を施すこと
で、アウタレンズから透かして見える内部構造物
の外観をすつきりとしたものにし、この種のラン
プの見栄えを向上させることにある。
《問題点を解決するための手段》 そこでこの考案では、アウタレンズの内側にイ
ンナレンズとランプハウジング延長部とが並んで
存在するランプ構造において、インナレンズの複
眼レンズによる波状紋様と連続した外観を呈する
ように、ランプハウジング延長部に波状のカツト
ラインを形成した。
《作用》 上記ランプハウジング延長部の波状のカツトラ
インは上記インナレンズの波状紋様と連続した紋
様を作りだし、アウタレンズから透かして見える
程度ではランプハウジング延長部もインナレンズ
と一体物のような外観となる。
《実施例》 第4図A,Bに示した従来のものに本考案によ
る改良を施したものを第1図A,Bに示してい
る。この実施例の基本的な構造は従来と同じで
(第5図も参照)、ランプバルブ1が配置される凹
状のリフレクタ部2aおよびこのリフレクタ部2
aから車体側面に延びる延長部2bからなるラン
プハウジング2と、このランプハウジング2のリ
フレクタ部2aの前面部分に配置されたインナレ
ンズ3と、このインナレンズ3の外側にて上記ラ
ンプハウジング2の全体をカバーするアウタレン
ズ4とを備えている。
インナレンズ3は、第3図にその断面を示すよ
うに、複眼レンズによる波状紋様が形成されてい
る。本考案の特徴点はインナレンズ3と並ぶラン
プハウジング延長部2bに、インナレンズ3の波
状紋様と連続する波状のカツトライン2cを形成
した点である。ランプハウジング延長部2bの断
面を第2図に示している。
第1図Bに示すように、インナレンズ3をラン
プハウジング2に正しく嵌め合わせた状態では、
インナレンズ3の波状紋様とランプハウジング延
長部2bのカツトライン2cとが連続した紋様を
形成する。この部分を直接目で見たのではインナ
レンズ3とランプハウジング延長部2bとの区別
は明瞭につくが、これの外側をカバーするアウタ
レンズ4を透かして見た場合、上記連続した波状
紋様によつてインナレンズ3とランプハウジング
延長部2bはあたかも一体の構造物のように見え
る。そのためすつきりした外観となり、見栄えが
向上し、高級感や高品質感につながる。
なおインナレンズの波状紋様は図に示した実施
例のほかに各種のものがあり、ランプハウジング
延長部に形成するカツトラインは組み合わせるイ
ンナレンズの波状紋様に合わせた紋様とする。
《考案の効果》 以上詳細に説明したように、この考案に係る車
両のランプ構造によれば、アウタレンズの内側に
インナレンズとランプハウジング延長部とが並ん
で存在しているにもかかわらず、アウタレンズか
ら透かして見える内部は全体的にインナレンズの
波状紋様で統一され、すつきりとした外観にな
る。その結果、ランプの見栄えが向上し、外観上
の高級感や高品質感につながる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは本考案の一実施例によるランプ
構造の分解斜視図、第2図は第1図におけるA−
A線断面図、第3図は第1図におけるB−B線断
面図、第4図A,Bは従来のランプ構造の分解斜
視図、第5図は本考案の対象となるランプ構造の
概略を示す横断面図である。 1……ランプバルブ、2……ランプハウジン
グ、2a……リフレクタ部、2b…………延長
部、2c……カツトライン、3……インナレン
ズ、4……アウタレンズ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ランプバルブが配置される凹状のリフレクタ部
    およびこのリフレクタ部から車体側面に延びる延
    長部からなるランプハウジングと、このランプハ
    ウジングの上記リフレクタ部の前面部分に配置さ
    れたインナレンズとこのインナレンズの外側にて
    上記ランプハウジングの全体をカバーするアウタ
    レンズとを備え、上記インナレンズには複眼レン
    ズによる波状紋様が形成され、上記ランプハウジ
    ングの延長部には上記インナレンズの波状紋様と
    連続する波状のカツトラインが形成されているこ
    とを特徴とする車両のランプ構造。
JP11684787U 1987-07-31 1987-07-31 Expired - Lifetime JPH054162Y2 (ja)

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JP11684787U JPH054162Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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JPS6423803U JPS6423803U (ja) 1989-02-08
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