JPH0540895U - 検針装置 - Google Patents

検針装置

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JPH0540895U
JPH0540895U JP6552792U JP6552792U JPH0540895U JP H0540895 U JPH0540895 U JP H0540895U JP 6552792 U JP6552792 U JP 6552792U JP 6552792 U JP6552792 U JP 6552792U JP H0540895 U JPH0540895 U JP H0540895U
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JP
Japan
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detectors
metal object
reading device
display
meter
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Application number
JP6552792U
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English (en)
Inventor
明男 日比野
Original Assignee
株式会社羽島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属物の埋没している位置を正確かつ容易に
知ることができ、検針作業に要する労力を軽減すること
ができる検針装置を提供すること。 【構成】 縫製品W内に埋没している折れたミシン針や
ホチキス針等の金属物Sを探知する検針装置100であ
って、前記金属物Sを探知する探知器11を多数配設す
ると共にこれらの探知器11上に位置マーク12を設け
た検査部10と、前記探知器11の個々に対応する表示
器を当該探知器11の配列と同一に配設すると共にこれ
らの表示器上に前記位置マーク12に対応する表示マー
クを設けた表示部20とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、縫製品内に埋没している折れたミシン針やホチキス針等の金属物を 探知する検針装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
縫製品を製造する産業分野においては、ミシン針等の金属物を探知する検針装 置が従来より使用されている。その一般的な構成は、磁気コイル等からなる探知 器を筺体内に収納し、この探知器が金属物を探知した際にランプやブザー等の警 報器を駆動するようになっている。そして、使用者が縫製品を筺体上におくこと により、金属物が縫製品内に埋没していれば警報を鳴らしてそれを知らしめ、埋 没していなければ何の警報も鳴らないようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の検針装置は、金属物が埋没していることを検査すること はできるが、その金属物が縫製品のどの部分に埋没しているかは正確に知ること ができない。このため、その金属物を発見するために視覚によって探し出したり 、あるいは別の携帯用探知器を使用して探し出したりする必要があり、きわめて 煩雑な作業を強いられていた。特に縫製品が大きく、探知すべき面積が広い場合 には、この問題が顕著に現れていた。
【0004】 そこで案出されたのが本考案であって、その目的とするところは、金属物の埋 没している位置を正確かつ容易に知ることができ、検針作業に要する労力を軽減 することができる検針装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上のような課題を解決するために請求項1の考案が採った手段は、実施例に 使用する符号を付して説明すると、 「縫製品W内に埋没している折れたミシン針やホチキス針等の金属物Sを探知 する検針装置100であって、 前記金属物Sを探知する探知器11を多数配設した検査部10と、前記探知器 11の個々に対応する表示器21を当該探知器11の配列と同一に配設した表示 部20とを備えたことを特徴とする検針装置100」をその要旨とするものであ る。
【0006】 また、請求項2の考案が採った手段は、 「前記検査部10は、探知器11上に位置マーク12を設け、表示部20は、 表示器21上に前記位置マーク12に対応する表示マーク22を設けたことを特 徴とする検針装置100」をその要旨とするものである。
【0007】
【考案の作用】
上記のような手段を採ることによって請求項1の考案は次のように作用する。 即ち、検査部10の探知器11が縫製品Wの内部に埋没している金属物Sを探 知すると、その探知した探知器11に対応する表示部20の表示器21が点灯し て、縫製品Wに金属物Sが含まれていることを使用者に知らせる。
【0008】 また、請求項2の考案は次のように作用する。 即ち、検査部10には探知器 11上に位置マーク12が設けられており、この位置マーク12に各々対応する 表示マーク22が表示部20にも設けられている。従って、点灯している表示器 21に対応する表示マーク22より、該当する検査部10の位置マーク12を見 れば、縫製品Wのどの部分に金属物Sが埋没しているかを正確かつ容易に知るこ とが可能となるのである。
【0009】
【実施例】
次に、本考案に係る検針装置100の第1の実施例について説明する。 図1には、本実施例に係る検針装置100が示してあり、この検針装置100 は、主に検査部10、表示部20、感度調節部30及び警報部40からなってい る。
【0010】 検査部10は、筺体50内に図3に示すような回路構成からなる10個の探知 器11を有しており、この探知器11は等間隔で一列に配設されている。また、 この検査部10には、探知器11上の各々に位置マーク12が設けてあり、本実 施例では、この位置マーク12の形状を内側に向かって小さくなる所謂警報マー ク形としている。
【0011】 表示部20は、筺体50の縁端に感度調節部30と共に設けられており、この 表示部20には10個のLEDからなる表示器21が図2に示すように等間隔で 一列に配設され、探知器11の配列と同一に配設されている。また、この表示部 20には、表示器21上に位置マーク12に対応する表示マーク22が設けられ ており、この表示マーク22は位置マーク12を丁度縮小した形態で設けられて いる。
【0012】 感度調節部30は、図3に示す回路構成により検査部10の各々の探知器11 の探知感度を調節できるようになっており、警報部40はいずれかの探知器11 が金属物Sを探知した場合に、警報ランプ41を点滅させたりブザー(図示せず )を鳴らすようになっている。
【0013】 次にこの検針装置100の使用方法等について説明する。 まず、図1に示すように、この検針装置100上に縫製品Wを載置する。この 縫製品Wに金属物Sが含まれていない場合には、何の作動もおきないが、金属物 Sが含まれている場合には次のように作動する。すなわち、仮に金属物Sが検査 部10の図1中右から2列目の探知器11の近傍に存在すると、この探知器11 によって金属物Sが探知され、これに該当する表示部20の図2中右から2列目 の表示器21が点灯し、さらに警報ランプ41が点滅すると共にブザーが鳴って 、使用者に縫製品W内に金属物Sが存在することを知らせる。使用者は、点灯し ている表示器21の表示マーク22より、該当する検査部10の位置マーク12 を見れば金属物Sが右から2列目の位置マーク12の近傍に存在することがわか るのである。よって、この検針装置100を使用すれば、縫製品Wのどの部分に 金属物Sが埋没しているかを非常に容易に、かつ正確に知ることができるのであ る。
【0014】 図4及び図5は本考案の第2の実施例を示すものである。 基台51の上部にコンベア装置52が取付けられている。これは、駆動装置5 3によりベルト54が駆動され、上部に載せられた縫製品Wが矢印方向へ移動さ れるものである。基台51には、ベルト54を跨ぐようにフレーム55が取付け られている。 検査部13は、フレーム55に取付けられている。即ち、フレーム55の内部 には、図4に示す手前側の端部55aから向い側の端部55bにかけて第1の実 施例と同一構成の10個の探知器14が取付けられている。この探知器14は、 ベルト54の幅を等分する位置にそれぞれ対応配置されている。尚、図示はしな いが、フレーム55の側面部あるいはベルト54上に探知器14に対応する位置 マークを設けておけば、位置の確認に好都合である。
【0015】 基台51には、ベルト54に沿ってパネル56が取り付けられており、ここに 表示部23と、感度調節部30と同じ構成の感度調節部31が取付けられている 。 表示部23には10個のLEDからなる表示器24が図5に示すように等間隔で 一列に配設されている。この表示器24は、探知器14の配列に対応しており、 一番下の表示器24は端部55a側の探知器14に連動し、一番上の表示器24 は端部55b側の探知器14に連動している。 そして、検針装置101は、検査部13、表示部23、感度調節部31及び図 示しない警報部40からなっている。
【0016】 次にこの検針装置101の使用方法等について説明する。 まず、図4に示すように、コンベア装置52を駆動し、ベルト54の上部に載 せられた縫製品Wを矢印方向へ移動させる。そして、縫製品Wがフレーム55の 下方を通過する際に、縫製品Wの全幅にわたり金属物Sが含まれているか否かを 10個の探知器14により検査する。この縫製品Wに金属物Sが含まれていない 場合には、何の作動もおきないが、金属物Sが含まれている場合には、該当する 探知器14によって金属物Sが探知され、これに該当する表示部23の表示器2 4が点灯し、さらに警報ランプ41が点滅すると共にブザーが鳴って、使用者に 縫製品W内に金属物Sが存在することを知らせる。使用者は、点灯している表示 器24から該当する探知器14(フレーム55)の直下に金属物Sが存在するこ とがわかるのである。よって、この検針装置101を使用すれば、縫製品Wのど の部分に金属物Sが埋没しているかを非常に容易に、かつ正確に知ることができ るのである。
【0017】 なお、本考案は上記した第1及び第2の実施例に限定されるものではなく、例 えば第1の実施例における、探知器11や表示器21の配列あるいは位置マーク 12や表示マーク22の形態等も特に限定されず、例えば、位置マーク12及び 表示マーク22を図6及び図7に示すような形状にしても良い。また、探知器1 1や表示器21を格子状に配列しても良く、この場合には、金属物Sが埋没して いる位置をより正確に知ることができる。
【0018】
【考案の効果】
以上詳述したように、請求項1の考案は、「縫製品内に埋没している折れたミ シン針やホチキス針等の金属物を探知する検針装置であって、前記金属物を探知 する探知器を多数配設した検査部と、前記探知器の個々に対応する表示器を当該 探知器の配列と同一に配設した表示部とを備えたこと」をその構成上の特徴とし ている。 従って、この検針装置によれば、表示部の点灯している表示器により、該当す る検査部から、縫製品のどの部分にミシン針等の金属物が埋没しているかを正確 かつ容易に知ることができ、このため従来は煩雑であった検針作業の労力を軽減 することができる。
【0019】 また、請求項2の考案は、検査部の探知器上に位置マークを設け、表示部の表 示器上に前記位置マークに対応する表示マークが設けたので、表示部の点灯して いる表示器に対応する表示マークより、該当する検査部の位置マークを見れば、 縫製品のどの部分にミシン針等の金属物が埋没しているかをより一層正確かつ容 易に知ることができ、このため従来は煩雑であった検針作業の労力を軽減するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る検針装置の第1の例を示す斜視図
である。
【図2】図1に示した検針装置の表示部近傍の拡大平面
図である。
【図3】図1に示した検針装置の回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】本考案に係る検針装置の第2の例を示す斜視図
である。
【図5】図4に示した検針装置の表示部近傍の拡大平面
図である。
【図6】本考案に係る検針装置の別の実施例を示す斜視
図である。
【図7】図6に示した検針装置の表示部近傍の拡大平面
図である。
【符号の説明】
100 検針装置 101 検針装置 10 検査部 11 探知器 12 位置マーク 13 検査部 14 探知器 20 表示部 21 表示器 22 表示マーク 23 表示部 24 表示器 30 感度調節部 31 感度調節部 40 警報部 41 警報ランプ 50 筺体 W 縫製品 S 金属物

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製品内に埋没している折れたミシン針
    やホチキス針等の金属物を探知する検針装置であって、 前記金属物を探知する探知器を多数配設した検査部と、
    前記探知器の個々に対応する表示器を当該探知器の配列
    と同一に配設した表示部とを備えたことを特徴とする検
    針装置。
  2. 【請求項2】 前記検査部は、探知器上に位置マークが
    設けてあり、前記表示部は、表示器上に前記位置マーク
    に対応する表示マークが設けてあることを特徴とする請
    求項1記載の検針装置。
JP6552792U 1991-09-20 1992-09-21 検針装置 Pending JPH0540895U (ja)

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JP6552792U JPH0540895U (ja) 1991-09-20 1992-09-21 検針装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7594991 1991-09-20
JP3-75949 1991-09-20
JP6552792U JPH0540895U (ja) 1991-09-20 1992-09-21 検針装置

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JPH0540895U true JPH0540895U (ja) 1993-06-01

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ID=26406673

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JP6552792U Pending JPH0540895U (ja) 1991-09-20 1992-09-21 検針装置

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