JPH0540384U - 水洗便所 - Google Patents

水洗便所

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Publication number
JPH0540384U
JPH0540384U JP095913U JP9591391U JPH0540384U JP H0540384 U JPH0540384 U JP H0540384U JP 095913 U JP095913 U JP 095913U JP 9591391 U JP9591391 U JP 9591391U JP H0540384 U JPH0540384 U JP H0540384U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
flush
outside
air
room
Prior art date
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Pending
Application number
JP095913U
Other languages
English (en)
Inventor
和太郎 大藪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sanki Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanki Engineering Co Ltd filed Critical Sanki Engineering Co Ltd
Priority to JP095913U priority Critical patent/JPH0540384U/ja
Publication of JPH0540384U publication Critical patent/JPH0540384U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 用便中は臭気を便室内に拡散することなく、
便器から直接便室外へ排出し、かつ***音を便室外へ洩
らさず、洗滌水排出時も排水騒音を便器外に洩らすこと
なく、常に便室内外を快適な空間とする便所の設備を提
案することを目的とする。 【構成】 フラッシュバルブ11から水洗便器10へ洗
滌水を供給する垂直管路に分岐して取付けた排気管15
の他端に接続した排気装置35によって便器内空間の空
気を便室外へ排出し、かつ便座と蓋22で便器内空間を
密閉するようになした水洗便器10を床に備え、便室の
天井又は壁に設けた空気取入口32と外気又は空調装置
の吐出口をダクト33で接続し、便室の出入口扉31と
壁の間をパッキングによって気密とし、かつ出入口扉の
全面を遮音性のある材料で内装した便所設備。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は主として学校、事務所、デパート、公共建築等多数の人が利用する場 所に設置される便所の設備に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、水洗便器装置に関しては、洗滌水の洗浄作用の改良や使用水量の節約等 について多くの発明や考案がなされているが、便室に関しては単なる排気や芳香 剤の設置等が提案されているのみである。また、水洗便器の排気装置として洗滌 水給水管から分岐した排気管に自動切換え弁を備えて臭気を便室外へ排出する考 案(実開昭51−78640)や、同じく排気管に弁を備えず吐出水流のベンチ ュリ効果によって排出管への洗滌水の逆流を防いだ排気装置(実開昭49−55 852)が提案されている。
【0003】 しかし、防音に関しては女性向けに用便中擬音を発する便器が開発されている 程度である。また使用水量を節約し汚水配水管経路の高低を自由に配管できるよ うに開発された真空吸引式の水洗便所設備は排水時に便器内で発する騒音が大き いという欠点がある。
【0004】 本考案はかかる事情に鑑み、臭気と共に、用便中及び排水時の騒音を便室外に 洩らさず、しかも便室内も快適な便所設備を提案することを目的としたものであ る。
【0005】
【実施例】
以下図面によって本考案の実施例を説明する。図1において高架水槽34又は 直接水道管から給水管12へ導かれた洗滌水は、フラッシュバルブ11の作用に よって管14から便器10へ供給され、その一部は多数の孔16から流出して便 器内面を洗浄したのち汚物と共に排出管17へ排出される。フラッシュバルブ1 1と管14の間には分岐管13が取付けられ、上記洗滌水の流路から分岐して排 気管15が接続され、該排気管の他端は便室外に設置した排気装置35の吸気口 へ接続されている。図2は分岐管13の構造であって、フラッシュバルブ11か ら分岐管内へノズル18が突出し、該ノズルには滑かな絞り面19がある。した がってフラッシュバルブから供給された洗滌水はノズル18から噴流となって管 14へ落下し、ベンチュリ効果で洗滌水が排気管15へ逆流するのを防止する。 また洗滌水を流さないときは便器内残留水位が下がっているので、便器内空間の 空気を便器の孔16から管14、分岐管13、排気管15を経て排気装置35が 便室外へ排出する。したがって用便中の臭気は便室内に拡散することなく直接排 気管を通って便室外へ排出されるのである。
【0006】 図3は便器上部の構造であって、ヒンジ25で便器本体10の上面に接するよ う回動自在に取付けた便座20は切欠きのない連続環状でかつ便器上面に接する 下面にはパッキング21が貼付されている。また同じくヒンジ25で便座20に 接するよう開閉自在に取付けた蓋22は一例として制振鋼板のような遮音性のあ る材料で構成させると共に、便座と接する面にはパッキング23を貼付する。し たがって蓋22を閉じた状態では便器内空間が気密となり、真空排水式の水洗便 器であっても排水時便室へ洩れる騒音が小さくなる。このようにして便室に対し て便器内空間が気密であっても排気管から空気が逆流するので洗滌水の排水に支 障は生じない。また蓋22の下面に取付けたスイッチ26は蓋を閉じるとONに なり、この信号によって排気装置35は運転を停めるので動力が節約できる。複 数の便器を1台の排気装置で排気するときはすべてのスイッチがONのとき停止 し、いずれか1ヶのスイッチがOFFのとき運転する。
【0007】 次に図4により便室全体の構成を説明する。壁30で囲まれた便室の床には図 1〜図3で説明した水洗便器10が取付けられ、便器の蓋22を開けて用便中は 排気装置が動作して便器内室間の空気が管14、分岐管13、排気管15を経て 便室外へ排出されるので臭気が便室内に拡散することはない。壁30に設けた空 気取入口32にはダクト33が接続され、該ダクトの他端は外気中に開口してい るので、排気装置35によって排出された便室内の空気は外気によって自然に置 換される。ダクト33の他端を便室外に設置した空調装置の吐出口に接続すれば 便室内を空調することができる。また用便後蓋22を閉めてフラッシュバルブ1 1を作動させると、高架水槽又は水道34から給水管12、フラッシュバルブ1 1、分岐管13、管14を経て洗滌水が便器10へ供給され、汚物と共に配水管 17へ排出される。このとき便器10は蓋22によって密閉されるので排水落下 時便器外へ洩れる騒音が小さい。蓋22が閉められた状態では排気装置35の運 転が自動停止するので動力損失が少ない。
【0008】 便室の通路側壁30aには遮音構造の出入口扉31を気密状態で取付ける。す なわち図5において扉31は便室側から吸音板40、遮音板41、化粧板42の 3層で構成され、ヒンジ45で壁30aに開閉自在に取付けられる。そして壁に 貼付したパッキング43によって扉を閉めた状態では便室内が気密となる。した がって用便中の***音が便室外へ洩れることがなく、しかも便室内を空調した場 合の空気洩れによる損失を防止することができる。さらに吸音板40が便室内で 発生する騒音の反響を防止する。
【0009】
【考案の効果】
上記のように本考案では、水洗便器へ洗滌水を供給する給水管路から分岐して 排気管を設け、かつ便器を蓋で密閉するようにしたので、用便中の臭気が便室内 に拡散することなく直接排気管から便室外へ排出され、しかも洗滌水排水時の騒 音が便器外へ洩れにくい。
【0010】 また便室の出入口扉を遮音かつ気密構造としたので、用便中の配設音が便室外 へ洩れにくい。さらに、外気又は空調した空気を便室へ供給するようにしたので 便室内が快適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる水洗便器の給水及び排気の経路
を示す説明図。
【図2】図1における分岐管の断面図。
【図3】本考案に係わる水洗便器の便座及び蓋の構造を
示す断面図。
【図4】本考案に係わる便所設備の全体を示す説明図。
【図5】図4における出入口扉の断面図。
【符号の説明】
10 水洗便器本体 11 フラッシュバルブ 12 給水管 13 分岐管 15 排気管 17 排水管 18 ノズル 20 便座 22 蓋 21,23 パッキング 26 スイッチ 30 壁 31 出入口扉 32 空気取入口 33 ダクト 35 排気装置 40 吸音板 41 遮音板 43 パッキング

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュバルブから水洗便器へ洗滌水
    を供給する垂直管路に対し排気管を分岐して取付け、該
    排気管の他端に接続した排気装置によって便器内空間の
    空気を便室外へ排出するようになした水洗便器におい
    て、切欠きのない連続環状の便座を使用し、該便座の下
    面及び蓋の下面にパッキングを貼付したことを特徴とす
    る水洗便座。
  2. 【請求項2】 便室の床に請求項1記載の水洗便器を備
    え、該便器の排気管を便室外に設けた排気装置の吸気口
    に接続し、一方便室の天井又は壁に設けた空気取入口と
    外気又は空調装置の吐出口とをダクトで接続し、さらに
    便室の出入口扉と壁の間をパッキングによって気密と
    し、かつ出入口扉の全面を遮音性のある材料で内装した
    ことを特徴とする便所設備。
JP095913U 1991-10-28 1991-10-28 水洗便所 Pending JPH0540384U (ja)

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JP095913U JPH0540384U (ja) 1991-10-28 1991-10-28 水洗便所

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JP095913U JPH0540384U (ja) 1991-10-28 1991-10-28 水洗便所

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Publication Number Publication Date
JPH0540384U true JPH0540384U (ja) 1993-06-01

Family

ID=14150528

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JP095913U Pending JPH0540384U (ja) 1991-10-28 1991-10-28 水洗便所

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JP (1) JPH0540384U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0218894B2 (ja) * 1986-08-22 1990-04-27 Tadahiro Oomi
JPH03233250A (ja) * 1990-02-07 1991-10-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0218894B2 (ja) * 1986-08-22 1990-04-27 Tadahiro Oomi
JPH03233250A (ja) * 1990-02-07 1991-10-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和装置

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