JPH0539178U - 回転電機の固定子 - Google Patents

回転電機の固定子

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JPH0539178U
JPH0539178U JP8552391U JP8552391U JPH0539178U JP H0539178 U JPH0539178 U JP H0539178U JP 8552391 U JP8552391 U JP 8552391U JP 8552391 U JP8552391 U JP 8552391U JP H0539178 U JPH0539178 U JP H0539178U
Authority
JP
Japan
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stator
coil
rotating electric
electric machine
stator core
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Pending
Application number
JP8552391U
Other languages
English (en)
Inventor
己喜雄 中村
健二 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0539178U publication Critical patent/JPH0539178U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 工作機械用として使用され、切削液が多量に
ふりかかる環境で使用される回転電機の耐切削液特性を
向上させる。 【構成】 回転電機の固定子コイル２のコイルエンド部
をＣＰ処理樹脂３でオーバーコートすると共に、固定子
鉄心１の外周面と内周面に０．１〜０．５ｍｍの厚さに
エポキシ樹脂４をコーティングし、積層した鉄心の隙間
から切削液がコイル内に侵入しないようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案は、ビルトインタイプの回転電機の固定子の改良に関するものである 。
【０００２】
【従来の技術】
図２は従来におけるこの種のビルトインタイプの回転電機の固定子の一例を示 す部分断面図であり、図において、１は放射状に複数個のスロット溝を有した薄 板の鋼板を積層し、外周をシメ金及び溶接等で固着した円筒状の固定子鉄心であ る。２は固定子鉄心１のスロット溝内にコイルを巻回した固定子コイルであり、 スロット溝内には絶縁紙が挿入されており固定子コイル２と、固定子鉄心１とは 絶縁されている。３は固定子鉄心１から外部に出た固定子コイル２のコイルエン ド部の外表面にコーティングしたＰＣ処理（Ｃｈｅｍｉｃａｌ Ｐｒｏｔｅｃｔ ｅｄ）樹脂であり、エポキシ樹脂系の特殊ワニスと、これに適合した絶縁材料を 組合せた特殊絶縁処理のための樹脂である。
【０００３】 次に動作について説明する。固定コイル２外周部に施こされたＣＰ処理樹脂３ は、通常のワニス処理による被膜よりも絶縁効果が高く、切削油等が固定子コイ ル２外周部に降り掛かる様な環境においても切削油が直接コイルエンド部にかか らないよう、コイルエンド部の外表面をオーバーコートしている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
従来の絶縁強化された固定子コイル２を有するビルトインタイプの回転電機の 固定子は以上の様に構成されているが、固定子鉄心１は薄い鋼板を積層し外周を シメ金及び溶接等で固着しただけであるので、もし固定子鉄心１の外周及び内周 に切削油等が降り掛る様な環境で使用された場合には、積層した鉄心のスキマか ら切削油等が浸み込み、スロット溝内の固定子コイル２の絶縁が劣化促進される などの課題があった。
【０００５】 この考案は上記のような課題を解決する為になされたもので、積層した鉄心の スキマから切削油等が浸み込まない構造にできるとともに絶縁劣化の少ない回転 電機を得ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るビルトインタイプの回転電機の固定子は、固定子コイルのコイ ルエンド部にＣＰ処理樹脂をオーバーコートした固定子において、固定子鉄心の 外周面及び内周面にエポキシ樹脂をオーバーコーティングしたものである。
【０００７】
【作用】
この構造にすることにより、固定子鉄心の外周及び内周に切削油等が降り掛っ ても積層した鉄心のスキマに浸み込まないので、スロット溝内の固定子コイルの 絶縁が切削油等によって劣化することがなくなる。
【０００８】
【実施例】
実施例１． 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図１において、１は放射状 に複数個のスロット溝を有した薄板の鋼板を積層し、外周をシメ金及び溶接等で 固着した円筒状の固定子鉄心であり、外周と内周面には０．１〜０．５ｍｍ程度 の厚さにエポキシ樹脂４をコーティングしている。２は固定子鉄心１のスロット 溝内にコイルを巻回した固定子コイルであり、スロット溝内には絶縁紙が挿入さ れており固定子コイル２と、固定子鉄心１とは絶縁されている。３は固定子コイ ル２のコイルエンド部外表面にオーバーコーティングしたＣＰ処理（Ｃｈｅｍｉ ｃａｌ Ｐｒｏｔｅｃｔｅｄ）樹脂であり、エポキシ樹脂系の特殊ワニスと、こ れに適合した絶縁材料を組合せた特殊絶縁処理樹脂である。
【０００９】 次に動作について説明する。固定子鉄心の外周及び内周に切削油等が降り掛る 環境で使用されても固定子鉄心の外周面及び内周面にエポキシ樹脂でコーティン グされているので、積層した鉄心のスキマに浸み込むことを防止するのでスロッ ト溝内の固定子コイルの絶縁が切削油等によって劣化することが無くなる。
【００１０】
【考案の効果】
以上の様に、この考案によれば、固定子コイルの絶縁劣化を防ぐことが出来る ので、安価で信頼性の高いビルトインタイプの回転電機の固定子を提供すること が出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案の一実施例によるビルトインタイプの
固定子を示す部分断面側面図である。
【図２】従来のビルトインタイプの固定子を示す部分断
面側面図である。
【符号の説明】
１ 固定子鉄心 ２ 固定子コイル ３ ＣＰ処理樹脂 ４ エポキシ樹脂

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ビルトインタイプの回転電機で、固定コ
    イルのコイルエンド部にＣＰ処理（Ｃｈｅｍｉｃａｌ
    Ｐｒｏｔｅｃｔｅｄ）樹脂をオーバコートした固定子に
    おいて、固定子鉄心の外周面及び内周面にエポキシ樹脂
    をコーティングしたことを特徴とする回転電機の固定
    子。
JP8552391U 1991-10-21 1991-10-21 回転電機の固定子 Pending JPH0539178U (ja)

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