JPH053857Y2 - - Google Patents

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JPH053857Y2
JPH053857Y2 JP9274788U JP9274788U JPH053857Y2 JP H053857 Y2 JPH053857 Y2 JP H053857Y2 JP 9274788 U JP9274788 U JP 9274788U JP 9274788 U JP9274788 U JP 9274788U JP H053857 Y2 JPH053857 Y2 JP H053857Y2
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gas
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gas cylinder
pressure
piston
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  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はガスボンベ組入式であるカセツトコン
ロのガス圧異常上昇で作動する安全装置に関する
ものである。
[従来の技術] カセツトこんろは、これに組入んだガスボンベ
の内蔵ガス圧がガスボンベの異常過熱により異常
に上昇する恐れがあり、これを防止するための安
全装置が種々設けられている。
従来、この種の安全装置については、ガス圧の
異常上昇に際しガスこんろ内部のガス送給通路を
遮断するものとして実開昭52−131287号及び、特
公昭50−27429号が開示されており、又ガスボン
ベが嵌入する口金部にガスの圧力によつて感応す
る遊動子を設けて、ガス圧力が異常昇圧した時に
ガスボンベの弁棒を自由状態とすることによつ
て、ガスの送給を遮断するようにした、1バルブ
形式の実開昭56−92000号が開示されている。以
下1バルブ形式のものにつき第7図、第8図に基
づいて説明する。aはガスの圧力によつて後退す
る遊動子で、常時は第7図に示すように、ばね
b、ばねcにより弾圧されて装着され、リングd
を介して弁棒eを押し込み、ガスボンベf内のガ
ス弁gを開放状態にしている。ガスはガイド部間
隙hを通り、弁棒eの内部に設けられた通路iを
経て、リングdの端面に設けられた溝jより、連
通チヤンバkに充満する。ガスはガス送給路lを
通りバーナ部に送給されると共に、ガス圧力は遊
動子aの端面に加えられる。ガスの圧力が異常
に、上昇した時、第8図に示すようにガス圧力に
感応して遊動子aが後退し、スケールボールmが
溝nに保持される位置に移り、弁棒eが自由状態
となり、ガス弁gが閉状態になるので、ガスの供
給が停止される。
[考案が解決しようとする課題] 前記従来の安全装置は、ガス送給路を遮断する
ものにあつては、ガスが遮断された後も、ガスボ
ンベがこんろにセツトされた状態にあるので、ガ
スの通路内に高圧のガスが残留し、バルブ又は通
路よりのガス漏洩の恐れがあり、更に遮断の表示
をロツド等で行つているので遮断したことを確実
に判別にしにくいという欠点がある。
また、1バルブ形式のものは、遊動子を弾圧す
る2個のばねのばね力を正確にすることが困難で
あり、ガスボンベの異常昇圧時のガスの圧力を確
実に設定し難いので、ガスの遮断が不確実で誤動
作の恐れがあると云う欠点がある。
本考案は前記の欠点の解消を課題とするもので
ある。
この考案は上述した事情に鑑みてなされたもの
で、動作が確実で、遮断の表示が明確なカセツト
こんろの安全装置を提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 前記課題を解決するため、この考案は口筒部の
弁棒の突出時にガスの吐出が閉止されるガスボン
ベを装着することにより、前記弁棒が押込まれて
前記ガスボンベのガス通路が開くカセツトこんろ
において、 前記ガスボンベが装着され該ガスボンベの口筒
部が接合する接合部と、ガス圧の上昇で作動する
感知弁と、該感知弁に連通する作動弁を有する圧
力感応装置と、 前記作動弁のピストンロツドの突出により、レ
バー機構を介してガスボンベを軸方向に離脱する
ボンベ着脱装置とより成り、 前記感知弁は弾発力が調節可能なスプリングに
より軸方向摺動可能に保持されたピストンと、ガ
スボンベからのガス圧に比例して移動する前記ピ
ストンが所定の距離移動した位置で作動弁に連通
し、ガスが該作動弁に流入する連通孔を有し、前
記作動弁はスプリングにより前記連通孔に押圧さ
れたピストンが、流入したガスの圧力により全ス
トローク移動し、ピストンロツドが突出するよう
構成したことを特徴とするものである。
[作用] この考案の感知弁はガスボンベに連通し、ガス
ボンベのガス圧が上昇するとスプリングの弾発力
に比例してピストンが移動し、該ピストンが所定
の位置まで移動した時連通孔を通つてガスが作動
弁に流入し、作動弁のピストンが全ストローク移
動する。該ピストンは受圧面積は大きいがスプリ
ングは弱いものが用いられているので、ガス圧が
作動弁のピストンに加わると該ピストンはスプリ
ングの弾発力に抗して急速に移動し、ピストンロ
ツドが突出し、レバー機構を介してガスボンベを
離脱させ、ガスボンベの口筒部と圧力感応装置の
接合部との接合が外れる。
この接合が外れることにより、ガスボンベの先
端にある弁棒が自由状態となるので、ガスボンベ
からのガスの供給が遮断される。感知弁を弾発付
勢するスプリングの弾力は、調整ねぢにより調整
可能になつており、ガス圧が許容限度の圧力にな
つた時に、作動弁が確実に作動するようになつて
いる。
[実施例] 次にこの考案の実施例を添付図に基づいて詳細
に説明する。第1図はカセツトコンロの全体斜視
図、第2図はカセツト式のガスボンベが装着され
た操作弁の側面図、第3図は第2図のA−A線断
面の一部を示す正面図で、安全装置が作動しない
状態を示す。
第1図において1はカセツトのガスボンベ、2
は操作弁を示し、該操作弁2には、バーナ部3へ
供給されるガス量を調量する図示しない開閉弁が
内蔵され、つまみ4によりガス流量が調節できる
ようになつている。第3図は操作弁2に設けら
れ、接合部と感知弁と作動弁とから構成された、
圧力感応装置を示しており、21は感知弁で、該
感知弁21のピストン21aは、常時はスプリン
グ22により弾発付勢されて、弁室内のシート部
23に密着している。弁室に連通する連絡口24
は、操作弁2のガス通路に接続されているのでピ
ストン21aの頭部は、ガスボンベ1により供給
されるガス圧を受けている。
ピストン21aの溝部には複数のOリング24
が介装されてピストン21aの機密を保つように
なつている。28は調整ねじを示し、ばね22の
ばね力を調整して、ガスの圧力が許容限度に達し
た時、感知弁21aのピストン21aが所定の位
置に移動し、第4図に示すように連通孔30が連
絡口24と連通してガスが作動弁21内に流入す
るよう構成されている。
作動弁29aのピストン31は比較的大径に形
成され、弱い弾発力を有するばね32により弾発
付勢されて、常時は頭部が第3図の状態に上昇し
て連通口30を遮蔽しているが、連通口30から
ガスが流入すると作動弁29のピストン31はス
プリング32の弾発力に抗して第4図に示す右端
まで全ストロークを移動し、ピストンロツド31
aが突出するようになつている。ピストン31に
設けられた溝部にはOリング33が介装されてピ
ストン31の気密を保つている。34はプラグを
示し、スプリング32を支持すると共に、中心部
の穴を通り、ピストンロツド31aの出入を可能
としている。
前記ピストンロツド31aは端部がレバー35
に接近し、前記ピストンロツド31aの軸方向の
移動に従つてレバー35は軸36を中心として揺
動しうる構造となつている。第2図を参照する
と、レバー35は一端がピストンロツド31a先
端に接近し、他端はレバー37に接近して配設さ
れ、レバー35の揺動により、レバー37をガス
ボンベ1を装着した状態の実線の位置からガスボ
ンベ1を離脱した状態の鎖線の位置まで矢印方向
に移動せしめる。
レバー37は第2図においては左方へ矢印方向
に、第5図においては鎖線で示す上方へ矢印方向
に移動して死点に達した時、基板53に沿つて支
持板52が矢印Dのように長手方向に移動するの
でガスボンベ1も同時に移動し、ガスボンベ1の
口筒部と圧力感応装置の接合2aの接合が外れ、
ガスボンベ1に設けられた弁棒56(第6図)が
突出し、ガスボンベ1に内蔵した弁が閉塞し、ガ
スボンベ1からのガス流出が停止する構造になつ
ている。
本考案において、ボンベ着脱装置とは第5図に
示しレバー35,37から、これに連設された支
持板52、基板53までを称するが、レバー37
以降の構造を第5図、第6図を参照に説明する
と、レバー37に設けられた溝50にピン51が
挿設され、該ピン51は、支持板52に設けられ
た穴に嵌入し、且つ基板53の長穴54に沿つて
滑動し得る様になつている。安全装置が作動し
て、レバー37が第5図の上方の矢印方向にレバ
ー35により押されると、ピン51は、レバー3
7に設けられた溝50及び長穴54に沿つて滑動
し、第5図のB位置よりC位置に移動する。ピン
51のB位置よりC位置への移動に伴い、支持板
52が第5図の右側へ移動する。支持板52に設
けられた支持板52の前フツク部55がピン51
の移動にともない右側へ移動すると、第6図に示
すようにガスボンベ1の肩部を押すのでガスボン
ベ1は圧力感応装置の接合部2aとの接合が開放
され、弁棒56が突出し、図示しないガスボンベ
1内の弁が閉状態となり、ガスボンベ1からのガ
スの流出が停止され、バーナ部3へはガスが流れ
なくなる。
ガスボンベ1のガス圧が異常な状態のまま再び
ガスボンベ1を装着すると再度安全装置が動作す
る。
正常なガス圧のガスボンベ1を装着するには、
ガスボンベ1を鎖線の状態にセツトしレバー37
を実線の状態に押し下げると、後フツク部55b
がガスボンベ1の底を実線の状態まで前方に引き
寄せるので口筒部1aが圧力感応装置の接合部2
aと接合し、弁棒56が押し込まれ、ガスは操作
弁2の図示しない開閉弁を経てバーナ部3へ供給
される。
以上の如く、ガスボンベ1の異常過熱によるガ
スボンベ内のガス圧の異常上昇時に、感知弁21
のピストン21aがガス圧に比例して移動し、遮
断すべきガス圧に対応する位置までピストン21
aが移動した時、作動弁29のピストン31が急
速に作動して、レバー35を介してレバー37を
作動させ、ガスボンベ1と圧力感応装置との連結
を解放してガスの供給を遮断するものである。
[考案の効果] 以上詳細に説明した本考案によれば、ガス圧に
比例して移動する感知弁のピストンが、所定の位
置で作動弁を瞬時に全ストローク作動させてガス
ボンベを外すので、ガス遮断が確実であり、さら
にガスボンベが離脱することにより、安全装置が
作動したことが確実に判定でき、誤認することが
ない等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はカセツトこんろの全体斜視図、第2図
はカセツト式のガスボンベが装着された操作弁の
側面図、第3図は第2図のA−A線断面の一部を
示す正面図で、圧力感応装置が作動しない状態を
示し、第4図は同図で圧力感応装置が作動した状
態を示し、第5図はボンベ脱着装置の側面図、第
6図はボンベ脱着装置の平面図、第7図、第8図
は、従来例の断面図である。 1……ガスボンベ、1a……口筒部、2……操
作弁、2a……接合部、21……感知弁、29…
…作動弁、21a,31……ピストン、31a…
…ピストンロツド、22,23……スプリング、
30……連通孔、56……弁棒、70……ボンベ
着脱装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 口筒部の弁棒の突出時にガスの吐出が閉止され
    るガスボンベを装着することにより、前記弁棒が
    押込まれて前記ガスボンベのガス通路が開くカセ
    ツトこんろにおいて、 前記ガスボンベが装着され該ガスボンベの口筒
    部が接合する接合部と、ガス圧の上昇で作動する
    感知弁と、該感知弁に連通する作動弁を有する圧
    力感応装置と、 前記作動弁のピストンロツドの突出により、レ
    バー機構を介してガスボンベを軸方向に離脱する
    ボンベ着脱装置とより成り、 前記感知弁は弾発力が調節可能なスプリングに
    より軸方向摺動可能に保持されたピストンと、ガ
    スボンベからのガス圧に比例して移動する前記ピ
    ストンが所定の距離移動した位置で作動弁に連通
    し、ガスが該作動弁に流入する連通孔を有し、前
    記作動弁はスプリングにより前記連通孔に押圧さ
    れたピストンが、流入したガスの圧力により全ス
    トローク移動し、ピストンロツドが突出するよう
    構成したことを特徴とするカセツトこんろの安全
    装置。
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