JPH053802A - 靴の内張り材 - Google Patents
靴の内張り材Info
- Publication number
- JPH053802A JPH053802A JP18308391A JP18308391A JPH053802A JP H053802 A JPH053802 A JP H053802A JP 18308391 A JP18308391 A JP 18308391A JP 18308391 A JP18308391 A JP 18308391A JP H053802 A JPH053802 A JP H053802A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoe
- tongue
- cloth
- lining material
- tongue piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】着用が簡単で使用時における足に対するフィッ
ト性が良好で、履心地に優れた靴の内張り材を提供す
る。 【構成】弾性材1で腰裏部2と履口パット部3と舌片4
とを一連に構成する。前記弾性材1は伸縮性の表布11
と裏布12間に柔軟な発泡体13を介在して構成する。
舌片4と腰裏部2並びに履口パット部3との境界線に沿
ってキルティング縫5を施している。
ト性が良好で、履心地に優れた靴の内張り材を提供す
る。 【構成】弾性材1で腰裏部2と履口パット部3と舌片4
とを一連に構成する。前記弾性材1は伸縮性の表布11
と裏布12間に柔軟な発泡体13を介在して構成する。
舌片4と腰裏部2並びに履口パット部3との境界線に沿
ってキルティング縫5を施している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は靴の内張り材に関する
ものである。
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、実公昭55−11683号に示す
ように、胛前部から履口部前方にかけて略V字型に開口
し、該開口部の内側に先端部が胛前部のV字型の開口部
先端に縫着された舌片を開口部に対して遊離自在に位置
させたスキ−靴等の内張り材は公知である。
ように、胛前部から履口部前方にかけて略V字型に開口
し、該開口部の内側に先端部が胛前部のV字型の開口部
先端に縫着された舌片を開口部に対して遊離自在に位置
させたスキ−靴等の内張り材は公知である。
【0003】しかしながら、このような内張り材を装着
した靴は、着用時に舌片が靴内にたれ下がるのを防止す
るため、舌片を一方の手で保持して他方の手で開口部を
拡げて足を挿入しなければならず、着用が煩雑でしかも
着用使用時に、舌片の上方に位置する胛被の胛前開口部
を緊締している靴紐または緊締バンドが緩んだ場合、舌
片が靴内で移動し足に対するフイット感が低下し、履心
地が阻害される欠点があった。
した靴は、着用時に舌片が靴内にたれ下がるのを防止す
るため、舌片を一方の手で保持して他方の手で開口部を
拡げて足を挿入しなければならず、着用が煩雑でしかも
着用使用時に、舌片の上方に位置する胛被の胛前開口部
を緊締している靴紐または緊締バンドが緩んだ場合、舌
片が靴内で移動し足に対するフイット感が低下し、履心
地が阻害される欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、着用が簡
単で足に対するフイット性が良好で、履心地に優れた靴
の内張り材を提供しようとするものである。
単で足に対するフイット性が良好で、履心地に優れた靴
の内張り材を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、伸縮性の表
布11と裏布12間に柔軟な発泡体13を介在させた弾
性素材1で腰裏部2と履口パット部3と舌片4とを一連
に構成し、舌片4と腰裏部2並びに履口パット部3との
境界線に沿ってキルティング縫5を施したことを特徴と
する、靴の内張り材を発明の要旨とするものである。
布11と裏布12間に柔軟な発泡体13を介在させた弾
性素材1で腰裏部2と履口パット部3と舌片4とを一連
に構成し、舌片4と腰裏部2並びに履口パット部3との
境界線に沿ってキルティング縫5を施したことを特徴と
する、靴の内張り材を発明の要旨とするものである。
【0006】この発明において伸縮性の表布11と裏布
12は、メリヤス、トリコット等の編み布、ポリウレタ
ン弾性繊維糸製の織布等で構成されており、発泡体13
はポリウレタンフォ−ムのような軟質の柔軟な発泡体で
構成されている。
12は、メリヤス、トリコット等の編み布、ポリウレタ
ン弾性繊維糸製の織布等で構成されており、発泡体13
はポリウレタンフォ−ムのような軟質の柔軟な発泡体で
構成されている。
【0007】この発明において、表布11と裏布12と
を履口パット部3において、周方向において伸縮するよ
うに形成しておけば、着用時に履口部を押し拡げて履口
部を拡大できるので着用がより簡単である。
を履口パット部3において、周方向において伸縮するよ
うに形成しておけば、着用時に履口部を押し拡げて履口
部を拡大できるので着用がより簡単である。
【0008】さらにこの発明において、舌片4部に横方
向(短手方向)に平行にキルティング縫6,6,…を施
しておけば、着用時における足の足首部の屈曲に伴う胛
前の屈曲に対応して舌片4をキルティング縫6,6,…
線に沿って屈曲させることができ、舌片4の足の胛前に
対する密着性をより一層良好なものとすることができ
る。
向(短手方向)に平行にキルティング縫6,6,…を施
しておけば、着用時における足の足首部の屈曲に伴う胛
前の屈曲に対応して舌片4をキルティング縫6,6,…
線に沿って屈曲させることができ、舌片4の足の胛前に
対する密着性をより一層良好なものとすることができ
る。
【0009】
【発明の作用】この発明の靴の内張り材は以上のように
構成され、靴の胛被材の縫製工程で胛被7の爪先部71
に継ぎ縫いされるとともに、胛被の腰皮部72に内張り
され、靴に装着使用される。
構成され、靴の胛被材の縫製工程で胛被7の爪先部71
に継ぎ縫いされるとともに、胛被の腰皮部72に内張り
され、靴に装着使用される。
【0010】
【発明の効果】この発明は以上のように腰裏部2と履口
パット部3と舌片4とが弾性素材1で一連に形成されて
いるので、着用時に舌片上方部41の両側縁上方で履口
パット部3を両手で押し拡げることによって簡単に履口
部を拡大して、靴内に足を挿入して、その収縮力によっ
て履口パット部3を足首部に密着させることができ、し
かも舌片4と腰裏部2並びに履口パット部3との境界に
は、キルティング縫5が施されているので舌片4はこの
縫線部より容易に屈曲、彎曲して足の胛前部に密着す
る。従って、靴の着用が簡単で足に対するフイット性が
良好である。このようにして靴内に足を挿入した後、常
法によって舌片4の上方で靴紐または緊締バンドで胛被
の左右の腰皮721.722間に形成された開口部73
を緊締して着用使用すれば、舌片4が履口パット部3、
腰裏部2並びに履口パット部3と一連であるため、靴内
で舌片4が移動したりすることがなく、履心地が良好な
靴が得られる。
パット部3と舌片4とが弾性素材1で一連に形成されて
いるので、着用時に舌片上方部41の両側縁上方で履口
パット部3を両手で押し拡げることによって簡単に履口
部を拡大して、靴内に足を挿入して、その収縮力によっ
て履口パット部3を足首部に密着させることができ、し
かも舌片4と腰裏部2並びに履口パット部3との境界に
は、キルティング縫5が施されているので舌片4はこの
縫線部より容易に屈曲、彎曲して足の胛前部に密着す
る。従って、靴の着用が簡単で足に対するフイット性が
良好である。このようにして靴内に足を挿入した後、常
法によって舌片4の上方で靴紐または緊締バンドで胛被
の左右の腰皮721.722間に形成された開口部73
を緊締して着用使用すれば、舌片4が履口パット部3、
腰裏部2並びに履口パット部3と一連であるため、靴内
で舌片4が移動したりすることがなく、履心地が良好な
靴が得られる。
【図1】A.靴の内張り材の一部切欠見取図である。 B.A図のX−X線における断面図である。
【図2】図1の靴の内張り材を装着した靴の見取図であ
る。
る。
【図3】図2のY−Y線における断面図である。
1.弾性素材 11…表布 12…裏布 13.発泡体 2.腰裏部 3.履口パット部 4.舌片 41…上方部 5.キルティング縫 6.キルティング縫 7.胛被 71…爪先部 72…腰皮部 721.722…左
右の腰皮 73…開口部
右の腰皮 73…開口部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 伸縮性の表布11と裏布12間に柔軟な
発泡体13を介在させた弾性素材1で腰裏部2と履口パ
ット部3と舌片4とを一連に構成し、舌片4と腰裏部2
並びに履口パット部3との境界線に沿ってキルティング
縫5を施したことを特徴とする靴の内張り材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18308391A JPH0661287B2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 靴の内張り材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18308391A JPH0661287B2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 靴の内張り材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053802A true JPH053802A (ja) | 1993-01-14 |
JPH0661287B2 JPH0661287B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=16129469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18308391A Expired - Fee Related JPH0661287B2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 靴の内張り材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0661287B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08301A (ja) * | 1994-06-23 | 1996-01-09 | Asahi Corp | 運動靴 |
JP2009082699A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-23 | Mizuno Corp | シューズのアッパー構造 |
US8677653B2 (en) | 2011-06-01 | 2014-03-25 | Nike, Inc. | Interchangeable insert system for footwear |
JP2020028655A (ja) * | 2018-08-24 | 2020-02-27 | センコー株式会社 | スリッパ |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP18308391A patent/JPH0661287B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08301A (ja) * | 1994-06-23 | 1996-01-09 | Asahi Corp | 運動靴 |
JP2009082699A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-23 | Mizuno Corp | シューズのアッパー構造 |
US8677653B2 (en) | 2011-06-01 | 2014-03-25 | Nike, Inc. | Interchangeable insert system for footwear |
US9445642B2 (en) | 2011-06-01 | 2016-09-20 | Nike, Inc. | Interchangeable insert system with sleeve members for footwear |
US10874165B2 (en) | 2011-06-01 | 2020-12-29 | Nike, Inc. | Interchangeable insert system with sleeve members for footwear |
JP2020028655A (ja) * | 2018-08-24 | 2020-02-27 | センコー株式会社 | スリッパ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0661287B2 (ja) | 1994-08-17 |
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