JPH0537301A - Afc装置 - Google Patents

Afc装置

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JPH0537301A
JPH0537301A JP3211629A JP21162991A JPH0537301A JP H0537301 A JPH0537301 A JP H0537301A JP 3211629 A JP3211629 A JP 3211629A JP 21162991 A JP21162991 A JP 21162991A JP H0537301 A JPH0537301 A JP H0537301A
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JP
Japan
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signal
afc
time constant
circuit
output
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JP3211629A
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Junichi Shimoyama
純一 下山
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、テレビジョン受像機、VTR等に
おける受信機のAFC(自動周波数制御)装置に関す
る。そして、この発明は、特に、安定したAFC動作
と、素早い引き込み動作速度とを両立させることができ
ると共に、映像信号の等価パルス期間のサグ、及び音声
信号のバズを改善できるAFC装置を提供することを目
的としている。 【構成】 同期分離回路17及び論理回路18により、
同期信号の有無を検出して判別信号19を時定数切換回
路20に供給する。時定数切換回路20は、判別信号に
応じて、同期信号有りの時はLPF12の時定数を長く
し、同期信号なしの時はLPF20の時定数を短くす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機、
VTR等における受信機のAFC(自動周波数制御)装
置に関する。そして、この発明は、特に映像信号の等価
パルス期間のサグ、及び音声信号のバズを改善できるA
FC装置を提供することを目的としている。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン信号の受信機の中間周波処
理回路においては、映像検波部の他に、AGC(自動利
得制御)回路や、AFC(自動周波数制御)回路などが
設けられている。特に、AFC回路は、チューナ迄を含
めたループを形成しており、その様子を従来の中間周波
処理回路を示す図3で説明する。
【0003】アンテナ1 で受信されたテレビジョン信号
は、チューナ2でIF(中間周波数)帯に変換され、S
AWフィルタなどのフィルタ23で帯域制限され、1チャ
ンネル分のIF信号3 となる。さらに、IF信号3 は、
AGC回路4 を介して適正な信号レベルのIF信号5 と
なり、映像検波回路6 に供給されて検波され、映像信号
及び音声IF(SIF)信号出力7 となる。映像検波回
路6 の出力7 は、後段の処理回路に供給されると共に、
出力7の直流電圧は、AGC回路4 にフィードバックさ
れ、ここで、AGCループが構成されている。
【0004】一方、AFC回路は位相シフタ8 〜LPF
12によって構成される。位相シフタ8 には、適正な信号
レベルとなったIF信号5が供給され、IF信号5 は9
0度位相がシフトされ、その後、バッファ9 を介して信
号10となる。信号10は、キャリア再生部と位相検波器と
より成るAFC検波部11において検波され、検波出力1
4となる。検波出力14は、フィルタ(一般的には低域通
過フィルタであるので、以下、LPFと記す)12により
直流化された信号13となり、チューナ2 のAFC端子に
フィードバックされる。このようにして、AFCループ
が構成される。AFC出力信号13の電圧は、図4に示す
ような、AFC回路の入力周波数対電圧特性(以下、A
FCカーブ)15に基づく電圧である。(AFCカーブの
極性が逆の場合も有るが、一般例として説明する。)
【0005】チューナ2 のAFC端子電圧対周波数特性
のカーブを、図4中の16とする。このとき、チューナ2
の受信周波数がa点にあっても、カーブ16とAFCカー
ブ15との交点であるb点にチューナ2を引き込むことが
できる、と言うのが周知のAFCループの一般的な動作
である。(AFCカーブ15のイ及びウの部分は、帯域制
限用のフィルタ23により、ゲインが得られない部分であ
る。)この時、AFC検波部11の出力14には、IF信号
5 が映像情報で変調を受けているために、交流成分が存
在する。従って、LPF12で出力14を直流化することに
よって、前記b点のふらつきを抑えている。(LPF12
の時定数が長いほど、b点を安定化させることができ
る。)一方、チャンネル切換時などで、このAFCルー
プが動作するときには、素早く引き込み動作が完了する
ように、引き込み時間は短い方がよい。即ち、LPF12
の時定数は短い方がよい。そこで、LPF12の時定数
は、この両者の制約から、適当な時定数が選ばれるのが
一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の回路では、チャンネル切換時などのAFC引き込み動
作を良好(すばやく引き込むこと)にする必要があるた
め、LPF12の時定数を余り長くはできなかった。この
ため、LPF12は、水平周期(15.75kHz)ではAFC検
波部11の検波出力14を十分直流化できるが、垂直周期
(60Hz)では十分直流化できなかった。従って、同期信
号の等価パルス期間では、AFC出力電圧13は、十分直
流化されず、検波出力14に追従した出力電圧となってし
まうことが一般的であった。その様子を図5に示す。図
5に示すように、AFC出力電圧13には、垂直周期のリ
ップルが発生する。
【0007】そして、LPF12の時定数が短く、AFC
感度が高ければ高い程(図4のアの部分の傾きが急峻な
程)、このリップルの影響が、映像信号には、等価パ
ルス部分のサグ(パルスの波形歪み)となって現れ、
音声信号には、バズ(雑音成分)となって現れる、と言
う、問題点があった。
【0008】この発明が解決しようとする課題は、安定
したAFC動作と、素早い引き込み動作速度とを両立さ
せ、同時に、AFC出力電圧13の垂直周期の変動を抑
え、等価パルス部分のサグと、音声信号のバズとを改善
するAFC装置とするには、どのような手段を講じれば
よいかという点である。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明は、受信されたテレビジョン信号の中
間周波数信号を位相シフトして出力する位相器と、前記
位相器の出力を検波するAFC検波部と、前記AFC検
波部の出力の高周波成分を取り除くためのフィルタとを
有し、前記フィルタの出力によりこの装置への入力周波
数を制御するAFC装置において、テレビジョン信号を
受信しているか、否かを判別する判別回路と、前記判別
回路の出力に応じて、テレビジョン信号を受信している
場合には、前記フィルタの時定数を長くし、テレビジョ
ン信号を受信していない場合には、前記フィルタの時定
数を短くする時定数切換回路とを設けたことを特徴とす
るAFC装置を提供するものである。
【0010】
【実施例】本発明を実現できる一実施例を図1に示す。
また、図2に、その要部の回路図を示す。なお、従来例
と同一の部分には同一の符号を付し、その部分の詳しい
説明は省略する。図1に示すように、映像検波回路6 の
出力7 を、同期分離回路17に入力して同期信号を抜き出
し、同期信号を論理回路18に入力する。この論理回路18
は、同期信号が有るときに論理的にHigh、同期信号が無
いときに論理的にLow の判別信号19を出力する。判別信
号19を時定数切換回路20に入力し、時定数切換回路20
は、スイッチ21を、判別信号19がHighのときON、Low の
ときOFF とする。スイッチ21がONの時、LPF12の時定
数が長くなり、スイッチ21がOFF の時、LPF12の時定
数が短くなる。
【0011】ここで、図1の破線部22の具体的な回路例
を図2に示す。図2において、R2 、R3 は、AFC中
点電圧を決定するバイアス高抵抗(R2 》R1 ,R3 》
R1 )である。LPF12は、抵抗R1 とコンデンサC1
により構成されている。また、時定数切換回路20は、
FETQ1 とコンデンサC2 とで構成されている。コン
デンサC2 は、抵抗R1 とコンデンサC1 +C2 とで、
垂直周波数の信号を平滑出来る程度の容量を有するコン
デンサとする。FETQ1 は、論理回路18の判別信号19
がHighのとき導通、Low のとき遮断するスイッチであ
る。なお、FETはソース、ドレイン間の、ダイナミッ
クレンジの上限電圧、及び下限電圧をゲート端子に印加
することにより、スイッチとして利用できることはよく
知られている。よって、論理回路18の出力HighとLow
を、その上限電圧及び下限電圧程度に設定すればよい。
【0012】上記した図2の構成により、同期信号が無
いとき(テレビジョン信号を受信していないときから受
信し始めるときまで)、即ち、チャンネル切換時などの
時は、抵抗R1 とコンデンサC1 とで決まる、LPF12
の短い時定数で、このAFC装置はAFC引き込み動作
を行う。よって、素早く引き込み動作を完了することが
できる。
【0013】一方、同期信号が有るとき(テレビジョン
信号を受信し、信号を引き込み終わった状態では)、抵
抗R1 とコンデンサC1 +C2 とで決まる、LPF12の
十分長い時定数を、このAFC装置は提供できる。よっ
て、同期信号の等価パルス期間においても、AFC出力
電圧13のリップル(このリップルは、垂直周期の電圧変
動成分)の発生を抑えることができる。従って、本AF
C装置は、安定したAFC動作を維持できると共に、映
像信号における、等価パルス部分のサグ(パルスの波形
歪み)の改善、及び音声信号におけるバズ(雑音成分)
の改善を図れる。なお、ここで述べた論理回路18の極性
や、時定数切換回路20は、ほんの一例であり、同様の動
作をする回路は他にもいろいろ考えられる。
【0014】
【発明の効果】以上の通り、この発明になるAFC装置
は、LPFの時定数を切り換えることにより、安定した
AFC動作と、素早い引き込み動作速度とを両立させる
ことができ、同時に、チューナのAFC端子に供給され
るAFC出力電圧の垂直周期の変動を抑えることがてき
るので、等価パルス部分のサグと、音声信号のバズとを
改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のブロック構成図である。
【図2】図1に示す実施例の要部の回路図である。
【図3】従来例を示す図である。
【図4】AFC出力特性、及びその動作例を示す図であ
る。
【図5】従来例におけるAFC電圧出力例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 チューナ 3,5 IF信号 4 AGC回路 6 映像検波回路 7 映像信号及びSIF信号出力 8 位相シフタ 9 バッファ 11 AFC検波部 12 LPF 13 AFC出力電圧 17 同期分離回路 18 論理回路 19 判別信号 20 時定数切換回路 21 スイッチ 23 フィルタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】受信されたテレビジョン信号の中間周波数
    信号を位相シフトして出力する位相器と、 前記位相器の出力を検波するAFC検波部と、 前記AFC検波部の出力の高周波成分を取り除くための
    フィルタとを有し、 前記フィルタの出力によりこの装置への入力周波数を制
    御するAFC装置において、 テレビジョン信号を受信しているか、否かを判別する判
    別回路と、 前記判別回路の出力に応じて、テレビジョン信号を受信
    している場合には、前記フィルタの時定数を長くし、テ
    レビジョン信号を受信していない場合には、前記フィル
    タの時定数を短くする時定数切換回路とを設けたことを
    特徴とするAFC装置。
JP3211629A 1991-07-29 1991-07-29 Afc装置 Expired - Lifetime JP2661425B2 (ja)

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JPH0537301A true JPH0537301A (ja) 1993-02-12
JP2661425B2 JP2661425B2 (ja) 1997-10-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009005021A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Panasonic Corp 無線通信端末装置及び自動周波数制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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