JPH0537172A - 電磁波シールド製品の製造方法およびプラスチツク製品の静電破壊防止方法 - Google Patents

電磁波シールド製品の製造方法およびプラスチツク製品の静電破壊防止方法

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JPH0537172A
JPH0537172A JP21616091A JP21616091A JPH0537172A JP H0537172 A JPH0537172 A JP H0537172A JP 21616091 A JP21616091 A JP 21616091A JP 21616091 A JP21616091 A JP 21616091A JP H0537172 A JPH0537172 A JP H0537172A
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electroless
film
coating
plastic product
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Minoru Toyoda
稔 豊田
Akio Ootake
了雄 大竹
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KANTO KASEI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 電子機器のハウジング等のプラスチック製品
11の全面に対し無電解めっきの前処理としての活性化
処理を行ない触媒層21を形成する。ついで、表面11
aにのみ外装塗装用の塗膜13を形成する。さらに、プ
ラスチック製品11全体を無電解めっき浴に浸漬し、触
媒層21が露出している裏面11bに無電解銅めっき膜
23を形成する。 【効果】 プラスチック製品に電磁波シールド特性を付
与することができ、しかも、表面の外装用塗膜に悪影響
を及ぼさず、コストの低減も可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無電解金属めっき法を
利用して、プラスチック製のハウジング(筺体)などの
プラスチック製品を選択的に導体化し、電磁波シールド
および静電破壊防止特性を施す方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、パソコン等のOA用事務機器
のハウジングなどにおいては、軽量化、量産性、価格、
外観などの観点から、ABS(アクリロニトリル−ブタ
ジエン−スチレン)樹脂などのプラスチックの射出成形
品が汎く用いられている。
【0003】しかし、これらプラスチック製のハウジン
グは、その中に納められている電子機器中の電子部品や
電子回路から発生する電界および磁界強度による電磁波
に対しては、プラスチックの特性上これらを遮蔽する機
能が全くなく、無防備である。したがって、発生した電
磁波は、ハウジングを素通りし、機器の外界にノイズと
して放射され、他の電子機器等に対して電気的誤動作な
どの障害をもたらす。また逆に、外界からの電磁波も遮
蔽することができないため、ハウジング内の電子機器が
同様の電磁波障害を被ってしまう。
【0004】そのために、米国ではFCC、国内ではV
CCIなどで、電子機器の電磁波シールド特性の規格を
設定して規制しており、この基準を満たす処理を施すこ
とが要求されている。この場合、電子部品、回路のよう
な設計上の対策では基準を満足できないことが多く、プ
ラスチック製のハウジングそのものに電磁波シールド処
理を施すことが多くなってきた。最近のラップトップ型
パソコン、特に軽薄短小と高性能化の著しいノートブッ
ク型パソコンなどはその典型である。
【0005】プラスチック製品に対する従来の電磁波シ
ールド処理方法としては、以下の方法があるが、いずれ
も一長一短があり、要求される性能やコストを勘案し、
それらの処理方法の特徴を生かして使い分けているのが
実状であった。以下、各処理方法についての概略および
欠点を順次説明する。
【0006】(1) 導電性塗料の塗装(主に裏面) 部位による塗膜のバラツキによって、電磁波シールド性
能にバラツキが生じ、しかもシールド効果自体も低い。
【0007】(2) 亜鉛などの金属溶射(主に裏面) ハウジングのプラスチックとの密着性に難があり、ま
た、(1)と同様にシールド性能にバラツキが生じやす
い。
【0008】(3) ニッケル粉などの導電性フィラー
入り樹脂の射出成形 安価な方法であるが、シールド性能が低い。
【0009】(4) アルミニウムなどの金属蒸着(主
に裏面) 量産性に難があり、また、膜厚が薄いことや部位による
膜厚のバラツキにより、シールド性能の低下・バラツキ
などの問題が多い。
【0010】(5) 銅、ニッケルなどの無電解めっき
(両面または裏面) 電磁波シールド特性の信頼性の点から、近年多く採用さ
れている。少なくとも、ハウジングの裏面に無電解金属
めっき被膜を析出させ、かつ、ハウジングの表面側は所
望の色で塗装するか、あるいはプラスチック面をそのま
ま残す必要性から、下記のような種々の方法が開発され
ている。特に、(5−2)、(5−3)の片面めっき法
は、(5−1)の両面めっき法における外装用塗装のめ
っき膜上の剥離の解決策として、最近、高級ノートブッ
ク型パソコン等に急速に採用され始めた方法であるが、
いずれも新たな問題が生じており、よりいっそうの改善
がまたれていた。
【0011】(5−1) 両面めっき法 Ni,Cuなどを、プラスチック製ハウジングの表
裏両面にわたって全体に無電解めっきする。 裏面に
対して塗装用のマスキングを施す。 最後に、表面に
外装用の塗装を施す。
【0012】本法は、表面の無電解めっき被膜上の塗装
被膜の密着性を確保するのが難しく、剥離のトラブルが
発生しやすい。一部にはその解決策として、無電解めっ
き被膜上にプライマー塗装を施してから外装用塗装を行
なう、いわゆるサンドイッチ法(二重塗装法)を採用し
ているメーカーもあるが、コスト高になるばかりでな
く、二重塗装のために外観性も悪化する。
【0013】(5−2) 片面めっき法A 表面に、めっきレジスト塗装を行なう。 Cu,
Niなどを無電解めっきする(裏面にのみ、めっきされ
る)。 最後に、表面に外装用塗装を施す。
【0014】無電解めっき反応を抑制するための触媒毒
を主目的とするレジスト塗装を必要とするため、これと
外装用塗装との二重塗装が不可欠となり、塗膜厚が厚く
なってハウジング表面のシボ等の繊細な表現が損なわれ
るうえ、二重塗装によりコスト高となる。
【0015】(5−3) 片面めっき法B 裏面に導電性フィラーまたは触媒入り塗料を塗装す
る。 Cu,Niなどを無電解めっきする(裏面の塗
膜上にのみ、めっきされる)。 最後に、表面に外装
用塗装を施す(プラスチック面のままでよい場合は、省
略可能)。
【0016】ハウジング裏面の複雑な形状に対して、塗
装の完璧を期すことが難しく、このため、ハウジング裏
面にめっき被膜が形成されない部分が生じ、シールド効
果を損なう。また、孤立して形成されためっき被膜は密
着性が悪いために剥離し、電気的ショートなどのトラブ
ルを生じる。さらに、塗料自体が金属フィラーや触媒入
りであるため、ハウジング樹脂との密着性の点で不安が
残る。また、この塗膜上の無電解めっきの析出そのもの
が、塗膜中に点状に分散するフィラーや触媒から開始さ
れる不連続膜となるため、塗膜上のめっき被膜の密着性
が悪い。
【0017】また、プラスチック製品は、絶縁性である
ため、人間の指が触れた場合のように帯電体と接触した
場合に静電破壊を生じるという問題があった。例えば、
この一例としてカーラジオ等の車載用AV機器があり、
これらは金属板を埋設することにより静電破壊を防止し
ている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、電子機器の
ハウジング等のプラスチック製品に対して、無電解金属
めっきを施し、安定かつ効率的に電磁波シールド特性お
よび静電破壊防止効果を付与することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の電磁波シールド
製品の製造方法は、プラスチック製品の全体に対して、
無電解金属めっきを行なうべく活性化処理を施して触媒
層を形成したのち、このプラスチック製品の主にめっき
不要部である表面側に塗装を施し、ついで、プラスチッ
ク製品の全体を無電解めっき液と接触せしめ、プラスチ
ック製品の非塗装部にのみ選択的に金属めっき膜を析出
せしめることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施態様】図1(A)(断面図)は、本発明の
電磁波シールド処理が適用されるプラスチック製のハウ
ジング(筺体)部品11を示しており、その表面11a
に外装用塗装が施され、一方、裏面11bに無電解金属
めっき膜が形成される。プラスチックとしては、ABS
樹脂、ポリカーボネート等の単一樹脂および各種アロイ
で無電解めっき可能なものであれば、いずれでもよい。
【0021】まず、無電解めっきの前処理を施して、ハ
ウジング部品11全体を活性化処理し、その表面11a
をおよび裏面11bの双方に触媒層21を形成する(図
1(B)参照)。この活性化処理は、公知の方法をその
まま適用でき、例えば、アルカリ性脱脂液に浸漬してハ
ウジング部品11の表面11aおよび裏面11bの全体
を清浄にしたのち、無水クロム酸および硫酸を含むエッ
チング液に浸漬して無電解めっきの密着性を付与し、つ
いで、塩化第1スズ、塩化パラジウムおよび塩酸を含有
する水溶液、通称、キャタライザーにハウジング部品1
1全体を浸漬して、表面11aおよび裏面11bの全面
にスズ−パラジウムコロイド系の触媒層21を形成す
る。ついで、硫酸水溶液中に浸漬して、後工程における
無電解銅めっきを完壁ならしめるために、触媒層21を
さらに活性化する。また、塩化第1スズと塩酸を含む水
溶液(通称センシタイザー)による表面処理と、塩化パ
ラジウムと塩酸を含む水溶液(通称、アクチベーター)
による表面処理との2工程によっても、触媒層21を形
成することができる。
【0022】触媒層21を形成したプラスチック製品1
1は、無電解めっき浴に浸漬処理することにより、直ち
にめっき被膜を形成しうる状態にあるが、本発明ではこ
れに先立って、図1(C)に示すように、ハウジング1
1の裏面11b等のめっき所望面を残し、主としてハウ
ジング部品11の表面11aのめっき不要面に、それが
要求されている仕様に従って、外装用塗装を施して、塗
膜13を形成する。活性化処理が終了したハウジング部
品11を強制乾燥または自然乾燥により、触媒層21が
形成されている表面を乾燥して塗膜の密着性を十分にし
たのち、ハウジングの部品11の裏面11bを治具等を
用いて塗装マスクし、常法に従って表面11aに塗料を
塗布し、乾燥して硬化させることにより、触媒層21を
介して塗膜13を形成することができる。ハウジング部
品11はマスクを外して次工程に送られる。
【0023】ハウジング11の表面11aに形成されて
いる触媒層21は、塗装作業あるいは塗膜強度等に影響
を与えない。また、塗料としては、次工程で用いられる
めっき浴の液性(pH)、めっき処理温度等に耐えうる
ものであれば、いずれもが使用可能であり、ウレタン樹
脂系塗料、アクリル樹脂系塗料、エポキシ樹脂系塗料、
フェノール樹脂系塗料、アルキド樹脂系塗料、メラミン
樹脂系塗料、ビニル樹脂系塗料、ポリエステル樹脂系塗
料など、汎用塗料のほとんどが使用できる。
【0024】ついで、表面11aに塗膜13が形成され
て外装用塗装が終了したハウジング部品11の全体を、
無電解銅めっき浴に浸漬し、常法により無電解めっきを
施す。ハイジング部品11の裏面11bにのみ残存する
(露出する)触媒層21を核として無電解銅めっき膜2
3が、ハウジング部品11の裏面11bにのみ選択的に
形成され、塗膜13面には形成されない(図1(D)参
照)。この際、前工程として硫酸溶液中に浸漬し、触媒
層21を活性化したのち、無電解銅めっきを行なうこと
が好ましい。無電解銅めっきの浴組成、めっき条件など
は、従来公知のものをそのまま適用できる。
【0025】次に、ハウジング部品11を無電解ニッケ
ルめっき浴に浸漬し、無電解銅めっき膜23の防錆膜と
して、無電解ニッケルめっき膜25を析出、形成する
(図1(E)参照)。無電解ニッケルめっきの浴組成、
めっき条件などについても、従来公知のものをそのまま
適用できる。ついで、水洗し、乾燥させることにより、
図1(E)に示したように、表面に外装用塗装が施さ
れ、裏面にのみ無電解銅めっき膜23が形成された信頼
性の高い片面めっきタイプの電磁波シールド製品が効率
よく得られる。
【0026】なお、図1(E)における無電解ニッケル
めっき膜25は無電解銅めっき膜の防錆が目的であるの
で、使用条件の良い環境下で使用される電子機器用のハ
ウジング部品においては、無電解ニッケルめっき膜25
の形成を省略することができる。
【0027】また、無電解ニッケルめっきの代わりに、
図1(D)に示されたハウジング部品11を、アルキル
イミダゾール溶液等に浸漬して無電解銅めっき膜23の
防錆膜27を形成して使用することもできる(図2参
照)。
【0028】さらに、電磁波シールド性能の点から言え
ば銅が好ましいが、要求されるシールド性能がそれほど
高くない場合は、図1(C)で得られたハウジング部品
11の裏面に、直接無電解ニッケルめっき膜25を形成
し、電磁波シールド性能を付与してもよい(図3参
照)。このように本発明では無電解めっき膜の金属材料
は特に限定されない。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、電子機器のハウジング
のように、外装用塗装が必要なプラスチック部品に対し
て、無電解めっき法を応用して、少ない工程数で効率的
に電磁波シールド性能を付与することができ、しかも、
表面の外装用塗膜、裏面の無電解めっき膜ともに本来の
特性が損なわれることがなく、信頼性の高いシールド性
能および塗膜特性を有する。
【0030】このように本発明によって得られた電磁波
シールド製品は、従来の製造法によって得られたものに
比べて、信頼性、コストなどの点で圧倒的な優位であ
る。以下の表1にこれらを整理して示す。また、本発明
の電磁波シールド製品は、導体化されているので、静電
破壊防止も併せもっている。
【0031】
【表1】 評 価 導電膜の シールド シールド 塗膜 形成部位 特性 信頼性 信頼性 コスト 本発明方法 片面 ○ ○ ○ ○ (1) 導電性塗料法 片面 △ △ △ ○ (2) 金属溶射法 片面 △ × △ ○ (3) フィラー混練法 混練 × × ○ ○ (4) 金属蒸着法 片面 △ △ ○ ○ (5-1) 両面無電解 両面 ○ ○ ○ × めっき法 (5-2) 片面無電解 片面 ○ ○ ○ × めっき法A*1 (5-3) 片面無電解 片面 △ × × △ めっき法B*2 註)従来法の( )内の数値は「従来の技術」における
番号と一致させてある。 *1)外装用塗装面のみにレジストを塗布して無電解め
っきをする。 *2)無電解めっき面のみを導体化または触媒層を形成
する。
【0032】
【実施例】ABS樹脂を射出成形して得た電子機器用の
ハウジング部品を、アルカリ性脱脂液に浸漬して全体を
清浄にした。ついで、無水クロム酸350g/lおよび
硫酸200ml/lを含むエッチング液に浸漬してエッ
チングしたのち、塩化第1スズ、塩化パラジウムおよび
塩酸からなり、2価のスズイオン濃度15g/l、2価
のパラジウムイオン濃度0.2g/l、濃塩酸200m
l/lを含有するキャタライザーに、ハウジング部品の
全体を浸漬して活性化し、スズ−パラジウムコロイド系
の触媒層を形成した。次に、このハウジング部品の全体
を10%硫酸溶液に浸漬して活性を高めた。
【0033】ついで、上記の触媒層を形成したハウジン
グ部品の裏面を治具でマスキングしたのち、アクリル樹
脂系塗料を塗布して、表面に外装用塗装を施し、温風炉
で加熱、硬化して塗膜を形成し(図1(B)参照)、治
具を外した。
【0034】ついで、表面に塗膜を形成したハウジング
部品の全体を10%硫酸溶液に浸漬して活性を再度高め
たのち、下記組成の無電解銅めっき浴(温度60℃)に
ハウジング部品の全体を浸漬した。
【0035】 エチレンジアミン四酢酸ナトリウム 40g/l 硫酸銅(5水塩) 10g/l パラフォルムアルデヒド 5g/l ジピリジル 20mg/l pH 12.0
【0036】この結果、ハウジング部品の裏面に厚さ
1.0μmの無電解銅めっき膜が均一に形成された(図
1(D)参照)。一方、外装用塗装の塗膜面には、銅め
っき膜が全く形成されなかった。
【0037】ついで、このハウジング部品の全体を下記
組成の無電解ニッケルめっき浴に浸漬し、銅めっき膜上
に厚さ0.1μmの無電解ニッケルめっき膜を形成し
た。 硫酸ニッケル 30g/l クエン酸ナトリウム 45g/l 次亜リン酸ナトリウム 25g/l 安定剤 10ppm pH 6.0
【0038】以上のようにして電磁波シールド性能が付
与されたハウジング部品は、シールド性能のバラツキが
少なく、また、促進劣化試験によってもシールド性能の
低下や外装用塗膜の剥離が見られなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す説明断面図である。
【図2】本発明で得られる電磁波シールド製品の一例を
示す説明断面図である。
【図3】本発明で得られる電磁波シールド製品の一例を
示す説明断面図である。
【符号の説明】
11 ハウジング部品 11a 表面 11b 裏面 13 塗膜 21 触媒層 23 無電解銅めっき膜 25 無電解ニッケルめっき膜 27 防錆膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製品の全体に対して、無電
    解金属めっきを行なうべく活性化処理を施して触媒層を
    形成したのち、このプラスチック製品のめっき不要部に
    塗装を施し、ついで、プラスチック製品の全体を無電解
    めっき液と接触せしめ、プラスチック製品の非塗装部に
    のみ選択的に金属めっき膜を析出せしめることを特徴と
    する電磁波シールド製品の製造方法。
  2. 【請求項2】 プラスチック製品の全体に対して、無電
    解金属めっきを行なうべく活性化処理を施して触媒層を
    形成したのち、このプラスチック製品のめっき不要部に
    塗装を施し、ついで、プラスチック製品の全体を無電解
    めっき液と接触せしめ、プラスチック製品の非塗装部に
    のみ選択的に金属めっき膜を析出せしめることを特徴と
    するプラスチック製品の静電破壊防止方法。
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