JPH0537069U - 糸巻き付竿先カバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、竿先カバーに糸巻き機能を設け
た糸巻き付竿先カバーに関するものである。 【構成】 糸巻き（１）を竿先カバー（２）に取りつ
け、しめつけベルト（３）で竿（４）に固定する。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この考案は、振り出し竿に装着する糸巻き機能つき竿先カバーに関するもので ある。

【従来の技術】

従来より、竿に装着する糸巻きはあったが、糸巻き機能つきの良好な竿先カバ ーはなかった。 従来の竿に装着する糸巻きの場合、竿先から糸巻きまでの間のつり糸が長く、 間隔もあいてしまうので移動の際に、人体や、衣類、岩、木、他の釣り具等に、 引っ掛かりやすく、バランスを崩して転んだり、つり針が人体にささるなど、け がをしたり、さらに竿先を傷める事故が起こった。 又、糸巻き部分がかさばり竿袋には入らなくなり、手で竿を持たなければなら ないため、岩場等では、非常に危険であった。

【考案が解決しょうとする課題点】

本案は、その欠点を除いて、安全で簡単に移動又は、収納できるつり糸巻き付 き竿先カバーをを開発しょうとするものである。

【課題を解決するための手段】

いまその解決手段を図面を追いながら説明すれば、弾性材質の糸巻き１を竿先 カバー２の上部につけ、下部にはしめつけベルト３を取り付ける。

【作用】

本案は、このような構造であるから、竿４に竿先カバー２をかぶせ、しめつけ ベルト３で固定し、つり糸５を糸巻き１に巻き込み、最後につり針６の先端を糸 巻き１と竿先カバー２との間に差し込むことににより、針どめする。 はずす時は、逆の手順で行うことにより簡単にできる。

【実施例】

なお、本考案の実施に当たって次の方法でも、目的を達成できる。 （イ）糸巻き１と竿先カバー２を一体化し、上部に針どめの穴、溝を付ける。 （ロ）糸巻き１と竿先カバー２を一体化し、針どめとして、スポンジ、ゴムビ ニール、コルク等のやわらかい素材を用い、針先を差し込む。 （ハ）糸巻き１の側面に、針どめの穴、溝を付ける。

【考案の効果】

（イ）つり糸と糸巻きの距離が短く、双方が接触するためつり糸が、引っ掛か る事がなくなり、けがをしたり竿先を傷める事がなくなった。 （ロ）糸巻きを、付ける事による収納時の不具合はなかった。 （ハ）つり針を、差し込み針どめするため、針先が他のものにささる事がなく なった。 （ニ）糸巻きが丸いのでつり糸の糸ぐせが、起こりにくい。 （ホ）糸巻きが、竿先カバーの補強となり、竿先カバーの本来の目的の竿先を 守るという機能が高まった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】本考案の使用斜視図

【符号の説明】 １は糸巻き ２は竿先カバー ３はしめつけベルト ４は竿 ５はつり糸 ６はつり針

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】竿先カバーに糸巻き機能を設けた竿先カバ
   ー。