JPH0536405Y2 - - Google Patents

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JPH0536405Y2
JPH0536405Y2 JP1987029371U JP2937187U JPH0536405Y2 JP H0536405 Y2 JPH0536405 Y2 JP H0536405Y2 JP 1987029371 U JP1987029371 U JP 1987029371U JP 2937187 U JP2937187 U JP 2937187U JP H0536405 Y2 JPH0536405 Y2 JP H0536405Y2
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JP
Japan
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coil
neck
open
shape
coil holder
Prior art date
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JP1987029371U
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JPS63137613U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、核磁気共鳴(NMR)を利用して
人体各部の断面画像などを撮影するMRI装置に
おけるアンテナコイルに関し、特に首部撮影用の
アンテナコイルに関する。
【従来の技術】
従来より、首部撮影用のアンテナコイルとし
て、サービカルスパインコイルとコルセツトコイ
ルとが知られている。
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、サービカルスパインコイルは、
サドル型あるいはソレノイド型のコイルではな
く、そのため感度及び均一性の点で充分な性能が
得られない。 また、コルセツトコイルは、人体の首部にフイ
ツトする形状でなく、被検者に圧迫感を与える問
題がある。 この考案は、人体の首部にフイツトする形状で
被検者に圧迫感を与えず、しかもサドル型コイル
を備えることにより感度及び均一性の点で優れ
た、首部撮影用の、MRI装置のアンテナコイル
を提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この考案によるMRI装置のアンテナコイルは、
コイル保持体と、このコイル保持体により保持さ
れたコイルとからなるが、このコイル保持体は、
円筒を斜めに切断したような形状で、かつ周方向
の一部が開放されてその開放部が連結されること
なく常に開放状態を保つようにC字状に形成さ
れ、しかもこの開放部の大きさが変えられるよう
に少なくとも一部が変形可能な材質からなつてい
て、コイルはこのコイル保持体に沿つて配置され
たサドル型コイルからなる。
【作用】 コイル保持体は円筒を斜めに切断したような形
状となつているので、人体の首部に非常によくフ
イツトする。 しかも円筒を斜めに切断したような形状のコイ
ル保持体は、周方向の一部が開放されてその開放
部が連結されることなく常に開放状態を保つよう
にC字状に形成され、、この開放部の大きさが変
えられるように少なくとも一部が変形可能な材質
により作られているので、装着するときは開放部
が大きくなるように変形させながら首部に装着し
その後開放部を狭くすればよく、また取り外すと
きは開放部が大きくなるように変形させればよい
ので、首部への脱着がきわめて容易である。 さらに、このコイル保持体に沿つてサドル型コ
イルが配置されているので、感度及び均一性の点
で優れる。
【実施例】
この考案の一実施例にかかる首部撮影用のアン
テナコイルは第1図に示すような外観となつてい
る。すなわち、アンテナコイル2は、コイル保持
体3と、これによつて保持される第3図に示すよ
うなコイル素線4とからなつている。コイル保持
体3はたとえば独立気泡ポリエチレンの成形品の
ような弾性を有する材質からなり、円筒を斜めに
切断したような形状で、かつ周方向の一部が開放
されて開放部9が作られることによりC字状にな
つた形状(第2図参照)に形成されている。この
開放部9は連結されることなく常に開放状態を保
つようにされている。そして、この形状のコイル
保持体3に沿つて第3図のようにサドル型に配置
される、たとえばテフロン被覆の軟銅線よりなる
コイル素線4が埋め込まれている。このコイル保
持体3にはチユーナーボツクス5が取り付けられ
ているが、コイル素線4の両端がこのチユーナー
ボツクス5に接続されている。チユーナボツクス
5からはケーブル6が引き出され、コネクタ7に
よりプリアンプなどに接続されるようになつてい
る。 このアンテナコイル2は第4図のように被検者
1の首部11に装着されるが、その装着を行う
際、第2図の点線3′で示すようにコイル保持体
3を変形させて開放部9を広げる。コイル保持体
3は上記のように弾性体よりなるので、このよう
な変形は容易であり、そのため被検者1の首部1
1へアンテナコイル2を簡単にセツトできる。コ
イル素線4の剛性よりもコイル保持体3の復元力
を大きくしておけば、首部11へセツトした後コ
イル保持体3は自動的に元の形状に復帰し、開放
部9が狭くなる。 なお、コイル保持体3において、開放部9の反
対側に切込み部8を設けているが、これは第4図
に示すように首部11にセツトしたときにコイル
保持体3が被検者1の肩にあたらないようにする
ためである。 一般にMRI装置による検査を行う場合、被検
者はベツド上に仰向けに横たわるのが普通であ
る。このとき、被検者の後頭部と背中の間の窪み
と、顎と胸との間の窪みとを結ぶ線は斜めになる
(第4図参照)。そこで、上記のようにコイル保持
体3を円筒を斜めに切断したような形状とすれ
ば、首部11に非常によくフイツトすることにな
る。また、このコイル保持体3に内蔵されるコイ
ル素線4もこの保持体3に沿つたものであるた
め、首部11の形状に即したものとなつている。
一般にサドル型コイルはその形状が小さければ小
さいほど感度が向上するものであるから、上記の
ように首部11の形状に合わせてサドル型コイル
を形成することにより、できるだけ小さくできた
ことになり、より鮮明なMR画像が得られる。ま
た、このようにアンテナコイル2が小さくしかも
首部11にフイツトしているので、首部11によ
り接触することになるが、コイル保持体3が発泡
ポリエチレンで作られているため被検者1に不快
感を与えることがない。 なお、上記のアンテナコイル2は首部11以外
に、腕の関節や脚の関節などにも装着可能であ
る。また、コイル素線4が形成するサドル型コイ
ルは、上記の実施例では上下方向に磁場を形成す
るが、配置を90°回転させて左右方向に磁場が形
成されるようにしてもよい。さらに、コイル素線
4の1ターンでサドル型コイルを形成している
が、もつと多いターン数でもよいし、円筒形のコ
イル保持体3は真円でも楕円でもよい。
【考案の効果】
この考案のMRI装置のアンテナコイルは、小
型のサドル型コイルであるにもかかわらず人体の
首部にフイツトする形状になつていて被検者に与
える圧迫感が少なく、不快感を与えない。しかも
サドル型コイルであることにより感度及び均一性
の点で良好なものとなつている。さらに、このア
ンテナコイルは、その保持体が、周方向の一部が
開放されてC字状に形成され、その開放部が連結
されることなく常に開放状態を保つようになつて
いるので、人体首部に対して脱着する際はその開
放部を広げたり狭くしたりするだけでよく、着脱
が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例にかかるアンテナ
コイルの外観を示す斜視図、第2図は同実施例の
正面図、第3図は内蔵されるコイルを示す斜視
図、第4図は実際に首部に装着した状態を示す側
面図である。 1……被検者、11……首部、2……アンテナ
コイル、3……コイル保持体、4……コイル素
線、5……チユーナーボツクス、6……ケーブ
ル、7……コネクタ、8……切込み部、9……開
放部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒を斜めに切断したような形状で、かつ周方
    向の一部が開放されてその開放部が連結されるこ
    となく常に開放状態を保つようにC字状に形成さ
    れ、しかもこの開放部の大きさが変えられるよう
    に少なくとも一部が変形可能な材質からなるコイ
    ル保持体と、このコイル保持体に沿つて配置され
    たサドル型コイルとからなるMRI装置のアンテ
    ナコイル。
JP1987029371U 1987-02-28 1987-02-28 Expired - Lifetime JPH0536405Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987029371U JPH0536405Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987029371U JPH0536405Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS63137613U JPS63137613U (ja) 1988-09-09
JPH0536405Y2 true JPH0536405Y2 (ja) 1993-09-14

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ID=30833195

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JP1987029371U Expired - Lifetime JPH0536405Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6226006B2 (ja) * 1978-06-27 1987-06-05 Ishii Hideki

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2524870Y2 (ja) * 1985-07-29 1997-02-05 株式会社島津製作所 Mri装置のrfコイル

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6226006B2 (ja) * 1978-06-27 1987-06-05 Ishii Hideki

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JPS63137613U (ja) 1988-09-09

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