JPH0536000Y2 - - Google Patents

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JPH0536000Y2
JPH0536000Y2 JP5593086U JP5593086U JPH0536000Y2 JP H0536000 Y2 JPH0536000 Y2 JP H0536000Y2 JP 5593086 U JP5593086 U JP 5593086U JP 5593086 U JP5593086 U JP 5593086U JP H0536000 Y2 JPH0536000 Y2 JP H0536000Y2
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steel
wedge
horizontal
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jack
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案のH鋼チヤツク装置はH鋼が軌条として
使用され、そのH鋼上に載置された橋桁等の重量
物を移動させる水平ジヤツキと連結され、同ジヤ
ツキの定着手段として使用される。
〈従来の技術〉 従来の重量物移送装置における水平油圧ジヤツ
キの定着手段として使用されるチヤツク装置には
実開昭53−79730号のものがある。
このものを第4図に沿つて説明すれば、チヤツ
ク装置A′はH鋼B′の上フランジ上面に重量物移
動用の水平ジヤツキ10と連結するベース11を
載置し、そのベース11における左右両側には上
フランジ下方に延びる擺動自在な挾持体12,1
2を設け、その挾持体12,12を油圧ジヤツキ
13の作用によつて閉動させることにより、H鋼
Bの上フランジb1と下フランジb2とに渉つて固着
したリブ14に上記挾持体12,12が当接して
水平ジヤツキ10の反力を受け止め、水平ジヤツ
キ10の定着保持が行なわれる。
しかし、このものは水平ジヤツキ10を定着保
持して反力を受ける個所は擺動する挾持体12,
12がH鋼Bに固着されたリブ14に当接する位
置でしか行なえないといつた不具合がある。
又、H鋼Bの左右両側に適宜間隔でリブ14を
取り付ける必要があるために取付作業が必要とな
るばかりかコストアツプにつながる問題もあつ
た。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案が解決しようとする問題点はH鋼両側面
にリブを取り付ける必要なく、水平ジヤツキの反
力を受けてH鋼上面のどの位置にもベースを定着
することができるようにすることにある。
〈問題点を解決するための手段〉 上記、問題点を解決するために講じる技術的手
段はH鋼の上フランジ上面に載置されて重量物移
動用の水平ジヤツキと連結されるベースを具備
し、このベースにおけるH鋼上フランジの長手方
向左右両側より下方へ延びる一対の挾持部を設
け、該挾持部にはH鋼上フランジ下面に間隔をあ
けて対面し、H鋼ウエブ側へ延びる水平辺部を
夫々形成すると共に、これら水平辺部に夫々前記
水平ジヤツキの反力作用方向へ下向きに傾斜する
傾斜面を有した固定クサビと、この固定クサビの
上側に位置し固定クサビの傾斜面に係合する傾斜
面を有した可動クサビとを設け、該可動クサビに
進退動作用の油圧ジヤツキを連結したことにあ
る。
〈作用〉 本考案の作用は可動クサビと固定クサビとが互
いに傾斜面で係合していることにより、可動クサ
ビに連結した油圧ジヤツキの進退動作に伴なつ
て、可動クサビは上下動する。
可動クサビが上昇してH鋼の上フランジ下面に
当接した状態で水平ジヤツキを作動させてH鋼上
の重量物を押動し、その水平ジヤツキの反力がベ
ースに作用すると該ベースに固定された固定クサ
ビが反力作用方向に移動し、それによつて可動ク
サビが更に上方へ押し上げられて、その可動クサ
ビでH鋼の上フランジを押圧してH鋼の上フラン
ジをベースとの間に挾持する。また油圧ジヤツキ
を後退させることにより一緒に可動クサビも後退
してチヤツクが解放され、H鋼の上フランジ上面
に載置されたベースが移動可能となる。
〈実施例〉 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図中Aはチヤツク装置、BはH鋼を夫々示し、
上記H鋼Bは長尺状のH型鋼により形成されたレ
ールである。
チヤツク装置Aは、上記H鋼B上に直交して載
置された橋桁等の重量物を押動する水平ジヤツキ
Cの基端側に連結されるもので、ベース1と、挾
持部2と、固定クサビ3と、可動クサビ4と、油
圧ジヤツキ5とから構成されている。
ベース1は金属平板を用いてH鋼Bの上フラン
ジb1と同幅の平面矩形状に形成し、その一側端上
面に水平ジヤツキCの基端を連結する取付板6が
垂直に起立固着され、そのベース1におけるH鋼
上フランジの長手方向左右両側には下方へ延びる
挾持体2,2′を設ける。
挾持体2,2′は、金属材を用いて断面コ字形
状に形成し、その上側の水平辺部2a,2a′を対
向させてベース1の上面両側にボルト7で固着垂
下して下側の水平辺部2b,2b′をH鋼Bの上フ
ランジB1下面と間隔をおいて対面し、且つH鋼
ウエブb3側へ向けて突出するように配置し、その
下側の水平辺部2b,2b′上面には固定クサビ3
を設ける。
固定クサビ3は、金属等で傾斜面3aを有した
正面略直角三角形に形成し、その傾斜面3aが水
平ジヤツキの反力作用方法へ向つて下向きに傾斜
するように上記挾持部2,2′の下側の水平辺部
2b,2b′上面にボルト8で固着すると共に、そ
の傾斜面3aの上面には可動クサビ4をスライド
自在に係合する。
可動クサビ4は金属等で傾斜面4aを有した正
面略直角三角形に形成し、その可動クサビ4を先
細部が上フランジb1の下面と固定クサビ3上面と
で区画形成される三角形状の隙間に嵌合配置する
と共に、可動クサビ4の後端垂直面に油圧ジヤツ
キ5が連結される。
油圧ジヤツキ5は上記可動クサビ4を進退動さ
せるもので挾持部2,2′の下側の水平辺部2b,
2b′上面における固定クサビ3の後方所望下向き
傾斜面3aの前方位置にボルト9で固定されてい
る。
また、上記油圧ジヤツキ5の取付け位置は、上
記油圧ジヤツキ5の作動でロツド5aが伸長する
ことによつて上記可動クサビ4を固定クサビ3と
上フランジb1との間隙に押し込むことができる位
置とする。
従つて、油圧ジヤツキ5を作動することにより
ロツド5aの進行動作に伴つて、可動クサビ4は
固定クサビ3の傾斜面3a上をスライドしながら
上昇して上フランジb1下面に当接する。そして、
その状態のもとで水平ジヤツキを作動することに
より、該水平ジヤツキの反力でベース1と一体の
固定クサビ3が反力作用方向へ移動し、それによ
つて可動クサビ4が更に上方へ押し上げられてH
鋼Bの上フランジb1を押圧し、上フランジb1をベ
ース1との間に挾持してベース1がH鋼Bに定着
される。
即ち、可動クサビ4に連結する油圧ジヤツキ5
はチヤツク時において可動クサビ4を若干動か
し、チヤツキングの切つ掛けを作るもので、H鋼
Bに対するチヤツキング力は水平ジヤツキの反力
によつて生じさせるものである。
また油圧ジヤツキ5のロツド5aを後退させる
ことにより可動クサビも一緒に後退して上フラン
ジb1下面より離反し、チヤツクが解放されてH鋼
Bの上面に載置されたベース1が移動可能となる
ものである。
〈効果〉 本考案のH鋼チヤツク装置はH鋼の上フランジ
上面に載置され重量物移動用の水平ジヤツキと連
結されるベースの左右両側に挾持部を設け、その
挾持部の水平辺部に水平ジヤツキの反力作用方向
へ向つて下向きに傾斜する傾斜面を有した固定ク
サビと、その固定クサビの上側に位置し固定クサ
ビの傾斜面に係合する傾斜面を有した可動クサビ
とを設け、該可動クサビに進退動作用の油圧ジヤ
ツキを連結したので、油圧ジヤツキの進退動作に
伴つて可動クサビが上昇してH鋼の上フランジ下
面と当接し、またその可動クサビがフランジ下面
と当接した状態で水平ジヤツキを作動させること
によりベースに作用する反力で更に上方へ押し上
げられ、可動クサビとベースでH鋼の上フランジ
を挾着してベースが定着されるから、ベースをH
鋼上面のどの位置にも確実に定着することが可能
となり機能的に優れたH鋼チヤツク装置が提供で
きる。しかも、そのチヤツキング力は水平ジヤツ
キの作動で生じる反力を受けて増大するため、重
量物移動装置における水平ジヤツキの定着手段と
して非常に有益である。又、本装置は軌条となる
H鋼にリブを必要としないため通常のH鋼が使用
でき非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案H鋼チヤツク装置の実施例を示
し、第1図は一部切欠して示す正面図、第2図は
同一部切欠して示す平面図、第3図は同一部切欠
側面図、第4図は従来構造を示す斜視図である。 尚、図中、A……チヤツク装置、B……H鋼、
b1……上フランジ、1……ベース、2……挾持
部、3……固定クサビ、4……可動クサビ、5…
…油圧ジヤツキ、2b……水平辺部、3a,4a
……傾斜面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. H鋼の上フランジ上面に載置され、重量物移動
    用の水平ジヤツキと連結されるベースを具備し、
    このベースにおけるH鋼上フランジの長手方向左
    右両側より下方へ延びる一対の挾持部を設け、該
    挾持部にはH鋼上フランジ下面に間隔をおいて対
    面し、H鋼ウエブ側へ延びる水平辺部を夫々形成
    すると共に、これら水平辺部に夫々前記水平ジヤ
    ツキの反力作用方向へ向つて下向きに傾斜する傾
    斜面を有した固定クサビと、この固定クサビの上
    側に位置し固定クサビの傾斜面に係合する傾斜面
    を有した可動クサビとを設け、該可動クサビに進
    退動作用の油圧ジヤツキを連結したH鋼チヤツク
    装置。
JP5593086U 1986-04-14 1986-04-14 Expired - Lifetime JPH0536000Y2 (ja)

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JP5593086U JPH0536000Y2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14

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JP5593086U JPH0536000Y2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14

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JPS62168100U JPS62168100U (ja) 1987-10-24
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JP2007137537A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Mitsubishi Heavy Industries Bridge & Steel Structures Engineering Co Ltd 重量物運搬装置におけるロック機構

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JPS62168100U (ja) 1987-10-24

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