JPH0535987A - 防災情報表示盤、防災コントローラおよびこれらを用いた防災システム - Google Patents

防災情報表示盤、防災コントローラおよびこれらを用いた防災システム

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JPH0535987A
JPH0535987A JP21624091A JP21624091A JPH0535987A JP H0535987 A JPH0535987 A JP H0535987A JP 21624091 A JP21624091 A JP 21624091A JP 21624091 A JP21624091 A JP 21624091A JP H0535987 A JPH0535987 A JP H0535987A
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disaster prevention
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JP21624091A
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Mitsuyo Nishiura
美津代 西浦
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】防災システムにおいて、火災などの非常事態が
生じていないときには、他の情報を表示できるようにし
てスムーズな情報伝達を行えるようにする。 【構成】防災情報表示盤1と防災コントローラ2とを含
んでおり、防災表示盤1は、防災コントローラ2との間
で多重信号によって各種の情報を伝送する信号伝送制御
部11と、少なくとも、信号伝送制御部11で受信され
た各情報を情報種別毎に区分して記憶するメモリ部12
と、情報表示を行うディスプレイ13と、防災コントロ
ーラ2側から伝送された各種の情報をメモリ部12に記
憶させディスプレイ13で表示させる一方、表示切換ス
イッチ15の操作に応じて、メモリ部12に記憶された
情報を読み出してディスプレイ13で表示させる信号処
理部10とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防災情報表示盤、防災
コントローラおよびこれらを用いた防災システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】感知器の接続された防災受信機側から伝
送される発報信号を防災コントローラで受信し、防災コ
ントローラから複数台の防災情報表示盤側へ火災情報を
伝送して表示および警報報知を行うようにした防災シス
テムが開発されている。図16は、このような防災シス
テムの構成例を示したもので、各住戸内に設置された感
知器S・・のいずれかが発報すると、中継器200を介
して防災受信機100側に感知器固有のアドレスの付さ
れた発報信号が伝送され、防災受信機100では、防排
煙機器(不図示)などを連動駆動するとともに、信号線
L100を介して防災コントローラ300側に発報信号
を送出する。すると、防災コントローラ300は、ディ
スプレイ301によって、火災が発生した場所などの情
報を映し出すととに、信号線L101を介して各住戸に
設置された防災情報表示盤400側に多重信号によって
火災情報を伝送してディスプレイ401で表示させると
ともに、警報報知を行なうようになっており、火災発生
場所を特定した情報を各住戸で速やかに把握できるよう
にされている。
【0003】ところが、防災情報表示盤400のディス
プレイ401にはキャラクタディスプレイが使用されて
いるために、火災の発生を文字でしか表現できず、視覚
効果の高い表示を行なうのが難しかった。また、防災情
報表示盤400は、火災情報の表示専用であったため、
火災が発生していないときであっても、防犯情報やお知
らせなどの情報伝送に流用するようなことはできず不満
を残していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みて提案されるもので、火災などの非常事態が生じて
いないときには、他の情報を表示できるようにしてスム
ーズな情報伝送を行えるようにするとともに、操作性を
向上させた防災情報表示盤、防災コントローラおよびこ
れらを用いた防災システムを提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される請求項1に記載の本発明の防災情報表示盤
は、防災コントローラとの間で多重信号によって各種の
情報を伝送する信号伝送制御部と、少なくとも、信号伝
送制御部で受信された各情報を情報種別毎に区分して記
憶するメモリ部と、情報表示を行うディスプレイと、防
災コントローラ側から伝送された各種の情報を上記メモ
リ部に記憶させ上記ディスプレイで表示させる一方、表
示切換スイッチの操作に応じて、上記メモリ部に記憶さ
れた情報を読み出して上記ディスプレイで表示させる信
号処理部とを備えた構成とされている。
【0006】請求項2に記載の本発明の防災情報表示盤
は、上記メモリ部が、上記ディスプレイにおける各情報
毎の表示フォーマットデータの書き込まれたROMを着
脱可能に装着するようにされている。このROMに表示
フォーマットデータを格納する方法としては、別に用意
された専用のROMライタなどを用いて、ユーザーの好
みに応じて表示フォーマットデータをROMに書き込ん
でから、データのかき込まれたROMを防災情報表示盤
に装着するなどがあげられる。
【0007】請求項3に記載の本発明の防災情報表示盤
は、上記表示切換スイッチが、ディスプレイ上に設けら
れたタッチセンサで構成されている。
【0008】請求項4に記載の本発明の防災情報表示盤
は、上記ディスプレイが、イメージデータを表示可能な
グラフィックディスプレイを用いて構成されている。
【0009】請求項5に記載の本発明の防災情報表示盤
は、上記信号処理部が、上記表示切換スイッチの操作に
代えて、防災コントローラ側から伝送される切換制御信
号に応じて、上記メモリ部に記憶された情報を読み出し
て上記ディスプレイで表示させるようにされている。
【0010】請求項6に記載の本発明の防災コントロー
ラは、火災受信機や各種のセンサなどから伝送される検
知信号を受けるインターフェース回路と、複数の防災情
報表示盤との間で火災情報、防犯情報、降雨情報あるい
は宅配便情報などの各種の情報を多重信号によって伝送
する信号伝送制御部と、各種の情報を、情報の種別毎に
区分して記憶するメモリ部と、情報表示を行うディスプ
レイと、火災受信機や各センサから伝送される検知信号
を受信したときには、その情報を上記メモリ部に記憶さ
せ上記ディスプレイで表示させるとともに、その情報を
上記防災情報表示盤側に伝送して表示させる一方、表示
切換スイッチの操作に応じて、上記メモリに記憶された
対応した情報を読み出して上記ディスプレイ側で表示さ
せるとともに、読み出した情報を上記防災情報表示盤側
へ伝送して表示させる信号処理部とを備えた構成とされ
ている。
【0011】請求項7に記載の本発明の防災コントロー
ラは、上記信号処理部が、情報の優先順位を判別する機
能を有しており、上記ディスプレイで表示中の情報より
も優先順位の高い情報が上記火災受信機や各センサなど
から伝送されて来たときには、表示を一時的に中断させ
て、伝送されて来たその情報を優先して上記ディスプレ
イで表示させるとともに、その情報を上記防災情報表示
盤側に伝送して優先表示させるようにされている。尚、
このような情報の優先順位の判別は、防災コントローラ
側で行うのに代えて、防災情報表示盤側で行うようにし
ても良い。
【0012】請求項8に記載の本発明の防災コントロー
ラは、上記メモリ部には予め文書作成処理プログラムが
格納されており、上記信号処理部では、キー入力操作に
よって作成された文書情報を、上記ディスプレイ側で表
示させるとともに、該文書情報を上記防災情報表示盤側
に伝送して表示させるようにされている。
【0013】請求項9に記載の本発明の防災コントロー
ラは、上記信号処理部が、上記表示切換スイッチの操作
に代えて、別置されたホストコンピュータ側から伝送さ
れる切換制御信号に応じて、上記メモリ部に記憶された
情報を読み出して上記ディスプレイで表示させるととも
に、読み出した情報を上記防災情報表示盤側へ伝送して
表示させるようにされている。
【0014】請求項10に記載の本発明の防災システム
は、請求項1から5のいずれかの項に記載の防災情報表
示盤と、請求項6から9のいずれかの項に記載の防災コ
ントローラとを信号線で接続するとともに、該防災コン
トローラ側には火災受信機、防犯センサ、降雨センサあ
るいは宅配便センサなどが接続されて構成されている。
【0015】
【作用】請求項1に記載の本発明の防災情報表示盤で
は、防災コントローラ側から火災情報や防犯情報などの
各種の情報が多重信号で伝送されて来ると、信号伝送制
御部で受信し、信号処理部では、受信した情報を種別毎
に区分してメモリ部に記憶させるとともに、受信した情
報をディスプレイに伝送して表示させる。また、情報に
応じた表示切換スイッチを操作すると、信号処理部で
は、対応してメモリ部に記憶されている情報を読み出し
ディスプレイに伝送して表示させる。
【0016】請求項2に記載の本発明の防災情報表示盤
では、各情報毎のディスプレイの表示フォーマットデー
タの書き込まれたROMをメモリ部に着脱自在に装着で
きるので、予め、ユーザーの好みに応じた表示フォーマ
ットをROMに書き込んでおけば、その表示フォーマッ
トによってディスプレイに表示させることができる。
【0017】請求項3に記載の本発明の防災情報表示盤
では、ディスプレイ上に設けられたタッチセンサの操作
に応じて、信号処理部では、メモリ部に記憶された情報
を読み出してディスプレイで表示させる。
【0018】請求項4に記載の本発明の防災情報表示盤
では、グラフィックディスプレイによって図形などのイ
メージ情報を表示させることができる。
【0019】請求項5に記載の本発明の防災情報表示盤
では、防災コントローラ側から切換制御信号が伝送され
て来ると、信号処理部では、切換制御信号に応じてメモ
リ部に記憶されている情報を読み出してディスプレイで
表示させる。
【0020】請求項6に記載の本発明の防災コントロー
ラにでは、インターフェース回路を介して火災受信機や
防犯センサ、降雨センサあるいは宅配便センサなどから
検知信号を受信すると、信号処理部では、受信した情報
を上記メモリ部に記憶させ上記ディスプレイで表示させ
るとともに、その受信した情報を防災情報表示盤側に伝
送して表示させる。また、情報に応じた表示切換スイッ
チを操作すると、信号処理部では、対応してメモリ部に
記憶されている情報を読み出しディスプレイに伝送して
表示させるとともに、読み出した情報を上記防災情報表
示盤側へ伝送して表示させる。
【0021】請求項7に記載の本発明の防災コントロー
ラでは、火災受信機や各種センサなどから伝送されて来
た検知信号がディスプレイで表示中の情報よりも優先順
位が高いか否かを信号処理部によって判別し、伝送され
て来た検知信号の情報の優先順位が高いときには、表示
を一時的に中断させ、伝送されて来たその情報を優先し
てディスプレイで表示させるとともに、その情報を防災
情報表示盤側に伝送して優先表示させる。
【0022】請求項8に記載の本発明の防災コントロー
ラでは、文書作成処理プログラムを起動すると、信号処
理部では、キー入力に応じて文書作成を行い、作成した
文書情報をメモリに記憶させディスプレイで表示させる
とともに、その文書情報を防災情報表示盤側に伝送して
表示させる。
【0023】請求項9に記載の本発明の防災コントロー
ラでは、別に設けられたホストコンピュータ側から切換
制御信号が伝送されて来ると、信号処理部では、切換制
御信号に応じてメモリ部に記憶されている情報を読み出
してディスプレイで表示させるとともに、その情報を防
災情報表示盤側に伝送して表示させる。
【0024】請求項10に記載の本発明の防災システム
では、火災受信機、防犯センサ、降雨センサあるいは宅
配便センサなどから防災コントローラ側に検知信号が伝
送されると、ディスプレイで対応した情報表示が行なわ
れるとともに、防災情報表示盤側に情報を伝送して表示
が行なわれる。
【0025】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の防災情報表示盤1の内部構成
例を示したもので、図において、10は各部の信号処理
を行なう信号処理部、11は信号線L1を介して防災コ
ントローラ(不図示)との間でシリアル信号の伝送を行
なう信号伝送制御部、12はシステムメモリ、13は情
報表示を行なうディスプレイ(本実施例では、グラフィ
ック表示を行うことのできる液晶表示器LCDを使用し
ている)、14はLCD13の表示制御を行なうディス
プレイ制御回路、15はLCD13の表示面に設けられ
たタッチセンサ、16は防災情報表示盤固有のアドレス
を設定するためのアドレス設定部である。
【0026】信号伝送制御部11は、シリアル信号を伝
送するシリアル伝送回路11aと、シリアル信号を電流
信号に変換して伝送させるカレント変換回路11bとを
備えている。システムメモリ12は、ROM12a,1
2bとRAM12cとを有しており、ROM12aには
各種の処理プログラムや信号処理に必要なデータなどが
格納され、ROM12bには後述するようにLCD13
の表示フォーマットデータが格納されており、また、R
AM12bは信号処理過程におけるデータなどを一時的
に記憶させるようになっている。また、アドレス設定部
16は、ディップスイッチ(不図示)によって防災情報
表示盤固有のアドレスを設定し、これによって、防災コ
ントローラ側との間で防災情報表示盤を区別して信号伝
送を行なうようになっている。
【0027】図2の(a)は、防災情報表示盤1のLC
D13を示したもので、LCD13表面には透明のタッ
チセンサ15が取り付けられ、LCD13の下部の各種
の表示部分をタッチ操作すると、タッチセンサ15の信
号が信号処理部10に伝送されて表示に対応した情報表
示が行われるようになっている。例えば、断水の表示を
タッチ操作すると、図2の(b)に示したように、RA
M12cに記憶されている断水に関する情報が信号処理
部10によって読み出されてLCD13で表示される。
【0028】また、LCD13の表示フォーマットは、
ROM12bに格納された表示フォーマットデータに従
って行われるが、このROM12bは着脱可能になって
おり、別に用意された専用のROMライタ(不図示)に
よって各情報毎にユーザーの好みに合わせた表示フォー
マットをレイアウトすることが可能になっている。すな
わち、ROM12bをROMライタに装着して処理プロ
グラムを起動し、表示フォーマットを登録しようとする
情報を選択すると、図3に示したように、その情報で表
示可能なエリアE1,E2,E3が枠取りされてROM
ライタのディスプレイDに映し出される。そして、この
枠取りをカーソルキー(不図示)などを操作して自由に
配置することによって表示フォーマットを設定登録する
ようにされている。尚、本実施例では、ROMライタに
よって表示フォーマットを設定登録するときには、予め
定められた固有表示エリア(図3ではE1を固有表示エ
リアとしている)を必ず表示フォーマットに含ませるよ
うにして、情報の欠落を防止するようにしている。
【0029】図4は、本発明の防災コントローラ2の構
成例図を示したもので、図において、20は各部の信号
処理を行う信号処理部、21は信号線L2〜L5を介し
て火災検知信号や防犯検知信号などの各種の検知信号を
受けるインターフェース回路、22は信号線L1を介し
て防災情報表示盤1・・との間でシリアル信号の伝送を
行なう信号伝送制御部、23はシステムメモリ、24は
情報表示を行うディスプレイ(本実施例では、グラフィ
ックディスプレイを使用)、25はディスプレイ制御回
路、26はキーボードインターフェース回路、27はキ
ーボードを示している。
【0030】信号伝送制御部22は、シリアル信号を伝
送するシリアル伝送回路22aと、シリアル信号を電流
信号に変換して伝送させるカレント変換回路22bとを
備えている。システムメモリ23は、ROM23aとR
AM23bとを有しており、ROM23aには、各種の
処理プログラムや後述する文書作成処理プログラムある
いは信号処理に必要なデータなどが格納されており、R
AM23bは、信号処理過程におけるデータなどを一時
的に記憶させるようになっている。
【0031】図5は、上述した防災コントローラ2と防
災情報表示盤1との間で伝送されるシリアル信号の基本
フォーマットを示したもので、スタート信号STXに続
いて、防災情報表示盤1のアドレスを示すアドレスデー
タ、情報種別データ(Aで全表示盤を示し、Pで指定さ
れたアドレスの表示盤を示す)、メッセージ数、メッセ
ージデータ、終了信号ETXおよびパリティビットBC
Cが連送されるようになっている。
【0032】メッセージデータは、防災コントローラ2
から表示盤1側に文字、図形などを伝送する場合には、
図6の(a)に示したように、文字コードDに続いて描
画処理に応じたコード(0:画面クリア、1:文字、
2:直線描画、3:直線消去、4:四角形、5:四角形
塗り、6:菱形、7:菱型塗り)、および、指定座標な
どのデータを連送するようになっており、また、システ
ム制御コードを伝送する場合には、図6の(b)に示し
たように、文字コードMに続いて予め定められた制御コ
ードなどのデータを連送するようになっている。
【0033】図7は、上述した防災情報表示盤1と防災
コントローラ2とを用いた防災システムの構成例を示し
たもので、従来と同一部分には同一の符号を付してい
る。この防災システムでは、防災コントローラ2には、
信号線L2を介して防災受信機、信号線L3を介して防
犯センサ、信号線L4を介して雨センサ、信号線L5を
介して宅配便センサが接続されており、また、信号線L
1を介して各住戸側に設置された防災情報表示盤1・・
・が接続された構成とされている。
【0034】このような構成の本発明の防災システムの
動作を以下に説明する。 1.通常モードにおいて、宅配便センサが検知信号を出
力した場合の動作。 いずれかの住戸の宅配便ボックス(不図示)に宅配荷
物が入れられると、宅配便センサから信号線L5を介し
て防災コントローラ2側に検知信号が伝送され、防災コ
ントローラ2側では、インターフェース回路21を介し
て信号処理部20で検知信号を受けて住戸番号を求め、
RAM13bに所定の宅配便データと住戸番号データと
を記憶させる。 信号処理部20では、の処理によって記憶した宅配
便データおよび住戸番号データに加えて、RAM13b
に既に記憶されている宅配便データと住戸番号データと
を順次読み出してディスプレイ制御回路25に伝送し、
ディスプレイ24で宅配便の情報表示を行う(図8参
照)。 信号処理部20では、の処理によってRAM13b
に記憶した宅配便データと住戸番号データとを読み出
し、住戸番号データに対応したアドレスを付した宅配便
情報を信号伝送制御部22を通じ信号線L1を通じて防
災情報表示盤1・・側に送出する。 防災情報表示盤1側では、信号線L1を介して、アド
レス設定部18で設定されたアドレスの付された宅配便
データが伝送されて来たときには、信号伝送制御部11
を介して信号処理部10で受信し、受信したデータを他
のデータと区別してRAM12bに記憶させるととも
に、ディスプレイ制御回路14にデータを伝送してLC
D13で宅配便の受付表示を行う(図9参照)。 このようにして、防災コントローラ2および該当した住
戸の防災情報表示盤1側で宅配便情報の表示が行われて
いるときに、いずれかの住戸で火災が発生すると、次の
動作によって、優先的に火災表示が行われる。
【0035】2.通常モードにおいて、防災受信機10
0が発報信号を出力した場合の動作。 いずれかの住戸で火災が発生して感知器Sが発報する
と、防災受信機100から信号線L2を介して防災コン
トローラ2側に発報信号が伝送され、防災コントローラ
2側では、インターフェース回路21を介して信号処理
部20で発報信号を受けて感知器番号に対応した住戸番
号を求め、RAM13bに火災データと住戸番号データ
とを記憶させる。 信号処理部20では、ROM23aに記憶されている
優先順位データ(火災、防犯、雨、宅配便、お知らせの
順に優先順位が設定されている)を参照して火災データ
が最優先データであることを判別し、ディスプレイ24
で表示中の宅配便情報の表示を一時的に中断し、火災デ
ータと住戸番号データとをディスプレイ制御回路25に
伝送してディスプレイ24で火災情報を表示させる(図
10参照)。 信号処理部20では、の処理によってRAM13b
に記憶した火災データと住戸番号データとを読み出し、
火災発生住戸を特定した火災情報を信号伝送制御部22
を通じ信号線L1を通じて全住戸の防災情報表示盤1・
・側に送出する。 各住戸の防災情報表示盤1・・では、火災情報が伝送
されて来たときには、信号処理部10で受信し、同時に
伝送される制御信号によって、LCD13による宅配便
情報の表示を一時的に中断し、火災情報の表示を優先し
て行うとともに、警報音鳴動部(不図示)によって警報
音を鳴動出力させる(図11参照)。 このようにして火災表示が行われた後、鎮火され感知
器Sが復旧したときには、防災コントローラ2側では、
RAM23bに記憶されている火災データをクリアし
て、ディスプレイ24の表示を、火災表示に移る前の宅
配便情報の表示に戻す。また、防災コントローラ2側か
ら各防災情報表示盤1側に制御信号を伝送して、防災情
報表示盤1側のRAM12bに記憶されている火災情報
をクリアさせ、LCD13の表示を、火災情報の表示に
移る前の宅配便情報の表示に戻す。
【0036】尚、この宅配便表示を見て、宅配便ボック
スから配達物を取り出すと、防災コントローラ2側で
は、RAM23bに記憶されているその宅配便データを
クリアするとともに、防災コントローラ2側からアドレ
スを付した宅配便データを防災情報表示盤1側に伝送
し、防災情報表示盤1側では、RAM12bに記憶され
ている宅配便情報をクリアし、LCD13の表示をクリ
アする。
【0037】図12は、雨センサ4から検知信号が出力
された場合の防災コントローラ2側のディスプレイ24
における表示例を示したものであり、図13は、そのと
きの防災情報表示盤1側のLCD13の表示例を示した
ものである。
【0038】最後に、防災コントローラ2側で、キーボ
ード27によるキー入力操作によって文書作成を行う場
合の動作について説明する。 キーボード27の所定キーを操作すると、信号処理部
20では、ROM23aに格納されている文書作成処理
プログラムを起動して、作成しようとする情報の種別
(エレベータの点検、消防設備点検、役員連絡、ゴミ収
集日情報、断水情報など)をディスプレイ24に表示さ
せる。そして、表示に対応した操作キー(キーボード2
7のファンクションキー)を操作すると、図14に示し
たように、文書情報の表示が行われる。 必要な項目を入力した後に、「表示」キーを操作する
と、入力された情報がRAM23bに格納されるととも
に、その情報が、防災情報表示盤1・・・側に伝送され
て、図15に示したように表示が行われる。 このように、予め用意された定型書式に必要な項目を記
入するだけで文書情報を直ちに作成することができ、作
成した文書情報を防災情報表示盤1・・側に伝送して表
示させることができるので、従来のように、回覧板など
による情報連絡に比べて、効率の良い情報伝送を行うこ
とができる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1から5に記載の本発明の防災情報表示盤によれば、
防災コントローラ側から伝送された各種の情報を表示さ
せてスムーズな情報伝送を行うことができる。特に、デ
ィスプレイの表示フォーマットをユーザの好みに応じて
設定したり、表示切換をタッチセンサによって行った
り、あるいは、グラフィックディスプレイを使用するこ
とによって視覚効果を向上させて使い勝手を向上させる
ことができる。請求項6から9に記載の本発明の防災コ
ントローラによれば、火災受信機や各種のセンサから伝
送された検知信号に応じた各種の情報を防災情報表示盤
に伝送してスムーズな情報伝送を行うことができる。特
に、優先順位の高い情報を判別して優先的に防災情報盤
側で表示させるので、非常時にも速やかな情報伝送が行
えるとともに、通常時には各種の情報伝送に流用するこ
とができ、また、作成した文書情報を防災情報表示盤側
に伝送して表示させることができるので、情報伝送の効
率を向上することができる。請求項10に記載の本発明
の防災システムによれば、請求項1から5のいずれかの
項に記載した防災情報表示盤と、請求項6から9のいず
れかの項に記載した防災コントローラとを用いて効率の
良い情報伝送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防災情報表示盤の内部構成例図であ
る。
【図2】(a),(b)は、図1に示した防災情報表示
盤のディスプレイの表示例図である。
【図3】専用のROMライタによって表示フォーマット
の登録を行う場合の説明図である。
【図4】本発明の防災コントローラの内部構成例図であ
る。
【図5】防災コントローラと防災情報表示盤との間で伝
送される信号の伝送フォーマットの説明図である。
【図6】(a),(b)は、メッセージデータのフォー
マットの説明図である。
【図7】本発明の防災システムの構成例図である。
【図8】防災コントローラ側のディスプレイによる宅配
便情報の表示例図である。
【図9】防災情報表示盤側のディスプレイによる宅配便
情報の表示例図である。
【図10】防災コントローラ側のディスプレイによる火
災情報の表示例図である。
【図11】防災情報表示盤側のディスプレイによる火災
情報の表示例図である。
【図12】防災コントローラ側のディスプレイによる雨
情報の表示例図である。
【図13】防災情報表示盤側のディスプレイによる雨情
報の表示例図である。
【図14】防災コントローラ側のディスプレイによるお
知らせ情報の表示例図である。
【図15】防災情報表示盤側のディスプレイによるお知
らせ情報の表示例図である。
【図16】従来の防災システムの構成例図である。
【符号の説明】
1・・・防災情報表示盤 10・・・信号処理部 11・・・信号伝送制御部 12・・・メモリ部 13・・・ディスプレイ(液晶表示器) 15・・・表示切換スイッチ(タッチセンサ) 2・・・防災コントローラ 20・・・信号処理部 21・・・インターフェース回路 22・・・信号伝送制御部 23・・・メモリ部 24・・・ディスプレイ 3・・・防犯センサ 4・・・雨センサ 5・・・宅配便センサ 100・・・火災受信機

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】別置された防災コントローラ側から伝送さ
    れる火災情報、防犯情報、降雨情報あるいは宅配便情報
    などの各種の情報を表示するようにした防災情報表示盤
    であって、 上記防災コントローラとの間で多重信号によって各種の
    情報を伝送する信号伝送制御部と、 少なくとも、上記信号伝送制御部で受信された各情報を
    情報種別毎に区分して記憶するメモリ部と、 情報表示を行うディスプレイと、 上記防災コントローラ側から伝送された各種の情報を上
    記メモリ部に記憶させ上記ディスプレイで表示させる一
    方、表示切換スイッチの操作に応じて、上記メモリ部に
    記憶された情報を読み出して上記ディスプレイで表示さ
    せる信号処理部とを備えた防災情報表示盤。
  2. 【請求項2】上記メモリ部が、上記ディスプレイにおけ
    る各情報毎の表示フォーマットデータの書き込まれたR
    OMを着脱可能に装着するようにされたことを特徴とす
    る、請求項1に記載の防災情報表示盤。
  3. 【請求項3】上記表示切換スイッチが、上記ディスプレ
    イ上に設けられたタッチセンサで構成されたことを特徴
    とする、請求項1に記載の防災情報表示盤。
  4. 【請求項4】上記ディスプレイが、イメージデータを表
    示可能なグラフィックディスプレイを用いて構成された
    ことを特徴とする、請求項1に記載の防災情報表示盤。
  5. 【請求項5】上記信号処理部が、上記表示切換スイッチ
    の操作に代えて、防災コントローラ側から伝送される切
    換制御信号に応じて、上記メモリ部に記憶された情報を
    読み出して上記ディスプレイで表示させることを特徴と
    する、請求項1に記載の防災情報表示盤。
  6. 【請求項6】別置された火災受信機、防犯センサ、雨セ
    ンサあるいは宅配便センサなどから伝送される検知信号
    を受けて必要な報知を行なうとともに、検知信号に応じ
    た情報を防災情報表示盤側に伝送して情報表示させるよ
    うにした防災コントローラであって、 上記火災受信機や各種のセンサなどから伝送される検知
    信号を受けるインターフェース回路と、 複数の防災情報表示盤との間で火災情報、防犯情報、降
    雨情報あるいは宅配便情報などの各種の情報を多重信号
    によって伝送する信号伝送制御部と、 各種の情報を、情報の種別毎に区分して記憶するメモリ
    部と、 情報表示を行うディスプレイと、 上記火災受信機や各センサから伝送される検知信号を受
    信したときには、その情報を上記メモリ部に記憶させ上
    記ディスプレイで表示させるとともに、その情報を上記
    防災情報表示盤側に伝送して表示させる一方、表示切換
    スイッチの操作に応じて、上記メモリに記憶された対応
    した情報を読み出して上記ディスプレイ側で表示させる
    とともに、読み出した情報を上記防災情報表示盤側へ伝
    送して表示させる信号処理部とを備えた防災コントロー
    ラ。
  7. 【請求項7】上記信号処理部が、情報の優先順位を判別
    する機能を有しており、上記ディスプレイで表示中の情
    報よりも優先順位の高い情報が上記火災受信機や各セン
    サなどから伝送されて来たときには、表示を一時的に中
    断させて、伝送されて来たその情報を優先して上記ディ
    スプレイで表示させるとともに、その情報を上記防災情
    報表示盤側に伝送して優先表示させるようにしたことを
    特徴とする、請求項6に記載の防災コントローラ。
  8. 【請求項8】上記メモリ部には予め文書作成処理プログ
    ラムが格納されており、 上記信号処理部では、キー入力操作によって作成された
    文書情報を、上記メモリに記憶させ上記ディスプレイ側
    で表示させるとともに、該文書情報を上記防災情報表示
    盤側に伝送して表示させるようにしたことを特徴とす
    る、請求項6に記載の防災コントローラ。
  9. 【請求項9】上記信号処理部が、上記表示切換スイッチ
    の操作に代えて、別置されたホストコンピュータ側から
    伝送される切換制御信号に応じて、上記メモリ部に記憶
    された情報を読み出して上記ディスプレイで表示させる
    とともに、読み出した情報を上記防災情報表示盤側へ伝
    送して表示させることを特徴とする、請求項6に記載の
    防災コントローラ。
  10. 【請求項10】請求項1から5のいずれかの項に記載の
    防災情報表示盤と、請求項6から9のいずれかの項に記
    載の防災コントローラとを信号線で接続するとともに、
    該防災コントローラ側には火災受信機、防犯センサ、降
    雨センサあるいは宅配便センサなどが接続されて構成さ
    れたことを特徴とする防災システム。
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