JPH0535869Y2 - - Google Patents

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JPH0535869Y2
JPH0535869Y2 JP5702890U JP5702890U JPH0535869Y2 JP H0535869 Y2 JPH0535869 Y2 JP H0535869Y2 JP 5702890 U JP5702890 U JP 5702890U JP 5702890 U JP5702890 U JP 5702890U JP H0535869 Y2 JPH0535869 Y2 JP H0535869Y2
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light
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rubbing
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車両の室内に取付けられ、かつ夜
間の使用時に内部が証明される形式の車両用灰皿
に関する。
〔従来の技術〕
この種の灰皿の従来例が第7図及び第8図に示
されている。これらの図面から明らかなように、
灰皿本体110の一方の側壁部116には透光窓
118が開けられてる。この透光窓118の周縁
には、前記側壁部116の外側面から一体に張り
出させた形状の支持部120が形成されている。
そして前記透光窓118を塞ぐように側壁部11
6の外側から組付けられた透光板128は、前記
支持部120の内周部に組付けられたスプリング
100で側壁部116に固定されている。なおこ
のスプリング100は、その外周の四隅に爪(図
示しない)を有する枠形状のもので、これらの各
爪が前記支持部120の内周に係合して透光板1
28の固定機能を果たしている。
また前記透光窓118の外側には照明用のバル
ブ130が設けられている。このバルブ130の
光は、前記透光板128を透して灰皿本体110
の内部を照明する。なお灰皿本体110の内部に
は、タバコの火を消すための揉み消し部材140
が、その係止脚(図示しない)を灰皿本体110
の内壁に形成されている係止溝(図示しない)に
差し込むことで組付けられている。
〔考案が解決しようとする課題〕 第7図及び第8図に示されている車両用の灰皿
では、前記揉み消し部材140まで明瞭に照明さ
れず、灰皿本体110の上面開口部の縁や車内の
内装部材にタバコの火を押し付けてしまう場合が
ある。
そして前記透光板128の固定には、前記支持
部120の内周部に対するスプリング100の組
付けが必要であり、さらに灰皿本体110の内部
には前記揉み消し部材140を組付けなければな
らない。したがつて灰皿の組付け作業そのものが
煩雑となり、部品点数も多い。
また前記灰皿本体110の成形に際しては、上
下型に加えて前記透光窓118を成形するための
スライド型が必要となり、成形コストが増加す
る。
本考案の技術的課題は、部品点数を削減できる
とともに組付け性にも優れ、夜間においては灰皿
本体の内部と揉み消し部材とを伴に照明でき、し
かも灰皿本体の成形は上下型のみで済む車両用灰
皿を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するために、本考案の車両用灰
皿は次のように構成されている。
すなわち車両の内装部材に組付けられる上面開
放形状の灰皿本体と、この本体の壁部に開けられ
た透光窓と、この透光窓の下縁及び両側縁に形成
された支持部と、透光窓を塞いだ状態で前記支持
部により支持される透光板と、前記灰皿本体の外
部に設けられ、前記透光板を透して灰皿本体の内
部を証明する光源と、灰皿本体の内部においてタ
バコの火を消すために配置される揉み消し部材
と、この揉み消し部材と一体もしくは一体的に形
成され、かつ前記透光窓と対応する開口部を有す
る係止脚とを備えている。
そして前記係止脚が透光窓の上縁側から前記支
持部に差し込まれることで、前記透光板が支持部
に固定されるとともに前記揉み消し部材が灰皿本
体内において前記光源からの光を受ける位置に組
付けられる構成となつている。
また前記透光窓の下線及び両側縁に形成された
支持部は、この透光窓の上縁よりも灰皿本体の内
部側に形成されている。
〔作用〕
前記構成によれば、灰皿本体における透光窓の
下線及び両側縁の支持部に対し、この透光窓の上
縁側から前記透光板を組付けた後、同じくこれら
の支持部に前記揉み消し部材の係止脚を透光窓の
上縁側から差し込むことで、透光板の固定と揉み
消し部材の取付けが同時に完了する。そして夜間
においては前記光源からの光により、灰皿本体の
内部と揉み消し部材とが伴に照明される。
また前記の支持部が透光窓の上縁よりも灰皿本
体の内部側に形成されていることで、灰皿本体は
前記透光窓を有するにもかかわらず、上下型のみ
で成形可能である。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を、第1図〜第6図にした
がつて説明する。
第1図に車両用灰皿が外観斜視図で示され、第
2図に第1図の−線断面図が示され、第3図
に同じく第1図の−線断面図が示されてい
る。これらの図面において灰皿本体10は、耐熱
樹脂等の素材により上面が開放されたボツクス状
に型成形されている。この灰皿本体10にはドア
12がピン14によつて上面開放部11の開閉可
能に取付けられている。そしてこの開放部11の
縁に形成されているフランジ部13には、前記ド
ア12を閉めたときの音を緩和するクツシヨン1
5が固定されている。
灰皿本体10の側壁部16には透光窓18が開
けられている。この透光窓18の下縁及び両側縁
には、支持部20,22がそれぞれ形成されてい
る。下縁の支持部20は側壁部16の外側面にお
いて、上方に開放された溝形状をしており、両側
縁の支持部22は透光窓18の内方に張り出させ
たリブ形状をしている。また透光窓18の上縁に
は側壁部16の内側面において、上方に開放され
た溝形状の支持部24が形成されている。
前記支持部20の外端面20aと支持部24の
内端面24aとは、互いに同一平面内に位置して
いる(第2図参照)。すなわち前記支持部20,
22は上縁の支持部24よりも灰皿本体10の内
部側に位置している。
合成樹脂材などの素材からなる透光板28は、
透光窓18を塞ぐように前記支持部20,22に
支持された状態で組付けられる。この透光板28
の外側には、照明用光源としてのバルブ30が配
置されている。このバルブ30の光は、透光板2
8を透して透光窓18から灰皿本体10の内部を
照明できる。
灰皿本体10の内部に組付けられる揉み消し部
材40は、その外観斜視図が示されている第4図
からも明らかなように係止脚42を備えている。
この係止脚42は、揉み消し部材40と一体に曲
げられているとともに、所定のばね力を持たせて
クリツプ状に形成されている。またこの係止脚4
2は、前記支持部20,22に対して透光窓18
の上縁側から差し込み可能な寸法で、かつ前記透
光窓18と対応する寸法の開口部44を有する。
前記構成において車両用灰皿の組付けに際して
は、透光板28を支持部20,22に支持させた
状態で組付ける。この後、これらの支持部20,
22と透光板28との間に前記揉み消し部材40
の係止脚42を差し込む。このとき、揉み消し部
材40の一部41が透光窓18の上縁の支持部2
4に支持され、揉み消し部材40は安定した状態
で灰皿本体10の側壁部16内側に組付けられ
る。
また係止脚42はそのばね力により、前記透光
板28を支持部20,22の内側に押し付け、こ
の透光板28を固定する。そしてこの状態での係
止脚42の開口部44は、前記透光窓18とほぼ
一致している。
夜間において前記バルブ30が点灯されると、
透光窓18の透光板28を透して灰皿本体10の
内部が照明される。なお前記揉み消し部材40は
バルブ30からの光を受ける位置にあり、この揉
み消し部材40も同時に照明される。
第5図に前記灰皿本体10の型成形時における
前記透光窓18の箇所が断面図で示されている。
この第5図からも明らかなように、前記支持部2
0の外端面20aと支持部24の内端面24aと
を同一平面内に位置させていることから、灰皿本
体10の成形後は前記透光窓18の存在にかかわ
らず、上型Aと下型Bとを上下に離反させること
ができる。すなわち透光窓18を成形するための
スライド式の型は不要となる。
以上本考案の一実施例を図面にしたがつて説明
したが、本考案はこの実施例に限定されるもので
はなく、種々の実施態様が含まれている。
例えば前記透光窓18及び各支持部20,2
2,24は、第6図で示されているように灰皿本
体10の前壁部17あるいは後壁部に形成しても
よい。この場合、前記バルブ30及び揉み消し部
材40の配置箇所も当然に変更される。
〔考案の効果〕
このように本考案は、揉み消し部材を灰皿本体
に取付けるための係止脚が、透光板をその支持部
に固定する機能を兼ねていることから、車両用灰
皿の組付けに際して揉み消し部材の取付けと透光
板の固定とが同時に完了してその作業性が高めら
れるとともに、部品点数の削減を図ることができ
る。また夜間においては灰皿本体の内部と揉み消
し部材とを共に照明でき、不適当な箇所にタバコ
の火を押し付けるといつた事態が回避される。
しかも本考案によれば、透光窓を有する灰皿本
体であつても、その成形は上下型のみで済み、製
作コストの低減が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の実施例を示し、第1
図は車両用灰皿の外観斜視図、第2図は第1図の
−線断面図、第3図は同じく第1図の−
線断面図、第4図は揉み消し部材の外観斜視図、
第5図は灰皿本体の型成形時における一部の断面
図、第6図は別実施例を第1図と対応させて表し
た外観斜視図である。第7図は従来の車両用灰皿
の外観斜視図、第8図は第7図の−線断面図
である。 10……灰皿本体、16,17……壁部、2
0,22……支持部、28……透光板、30……
光源(バルブ)、40……揉み消し部材、42…
…係止脚、44……開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車両の内装部材に組付けられる上面開放形状
    の灰皿本体と、 この本体の壁部に開けられた透光窓と、 この透光窓の下縁及び両側縁に形成された支
    持部と、 透光窓を塞いだ状態で前記支持部により支持
    される透光板と、 前記灰皿本体の外部に設けられ、前記透光板
    を透して灰皿本体の内部を照明する光源と、 灰皿本体の内部においてタバコの火を消すた
    めに配置される揉み消し部材と、 この揉み消し部材と一体もしくは一体的に形
    成され、かつ前記透光窓と対応する開口部を有
    する係止脚とを備え、 この係止脚が透光窓の上縁側から前記支持部
    に差し込まれることで、前記透光板が支持部に
    固定されるとともに前記揉み消し部材が灰皿本
    体内において前記光源からの光を受ける位置に
    組付けられることを特徴とした車両用灰皿。 (2) 前記透光窓の下縁及び両側縁に形成された支
    持部が、この透光窓の上縁よりも灰皿本体の内
    部側に形成された請求項(1)記載の車両用灰皿。
JP5702890U 1990-05-30 1990-05-30 Expired - Lifetime JPH0535869Y2 (ja)

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JPH0416040U JPH0416040U (ja) 1992-02-10
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