JPH0535660Y2 - - Google Patents

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JPH0535660Y2
JPH0535660Y2 JP1989048059U JP4805989U JPH0535660Y2 JP H0535660 Y2 JPH0535660 Y2 JP H0535660Y2 JP 1989048059 U JP1989048059 U JP 1989048059U JP 4805989 U JP4805989 U JP 4805989U JP H0535660 Y2 JPH0535660 Y2 JP H0535660Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えば、カメラ一体型ビデオテー
プレコーダに適用して好適な映像信号処理装置に
関する。
[従来の技術] 従来、例えばカメラ一体型ビデオテープレコー
ダにおいて、撮像画面に文字タイトルを挿入する
ことが知られている。
[考案が解決しようとする課題] この文字タイトルの他に、例えば、運動会等の
催しの画面の前に、出場者を示す静止画のマルチ
画面を挿入するというように、静止画のマルチ画
面を一種のタイトルとして挿入することが考えら
れる。ここで、静止画のマルチ画面の各画面は枠
をもつて仕切られることになる。
この場合、静止画のマルチ画面を文字タイトル
と組み合わせることにより、タイトルの種類が豊
富となり、より効果的なタイトル録画が期待され
る。
しかし、文字タイトルと枠が重なるときには、
文字タイトルが見苦しくなり、表示効果が薄れて
しまうおそれがあつた。
そこで、この考案では、文字タイトルと枠が重
なるときでも、文字タイトルが見苦しくならない
ようにすることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この考案は、文字タイトルを表示する文字タイ
トル表示信号および複数の子画面を仕切る枠を表
示する枠表示信号を挿入する挿入回路と、文字タ
イトルデータおよび枠データが供給され、上記挿
入回路を制御するコントローラとを備え、文字タ
イトル表示信号による文字タイトルが枠表示信号
による枠よりも優先されて表示されると共に、こ
れら文字タイトルの色と枠の色が異なるようにさ
れるものである。
[作用] 上述構成においては、文字タイトル表示信号に
よる文字タイトルが枠表示信号による枠より優先
されて表示されると共に、これら文字タイトルの
色と枠の色が異なるようにされるので、文字タイ
トルと枠が重なつても、文字タイトルが見苦しく
なるということはなくなる。
[実施例] 以下、第1図を参照しながら、この考案の一実
施例について説明する。本例はカメラ一体型ビデ
オテープレコーダに適用した例である。
同図において、1は撮像素子、例えばCCD固
定撮像素子であり、この撮像素子1からの撮像信
号はAGC回路2を介してプロセス回路3に供給
され、このプロセス回路3より輝度信号Yおよび
色差信号R−Y,B−Yが出力される。
プロセス回路3より出力される輝度信号Yはγ
補正回路4およびアンプ5の直列回路を介して切
換スイツチ6のL側の固定端子に供給される。な
お、切換スイツチ6のH側の固定端子は接地され
る。
切換スイツチ6の出力信号は加算器7を介して
エンコーダ8に供給され、このエンコーダ8で同
期信号が付加されたのち切換スイツチ9のR側の
固定端子に供給される。
また、プロセス回路3より出力される色差信号
R−Y,B−Yはそれぞれ切換スイツチ10,1
1のL側の固定端子に供給される。なお、切換ス
イツチ10,11のH側の固定端子は接地され
る。
切換スイツチ10,11の出力信号はそれぞれ
加算器12,13を介してエンコーダ8に供給さ
れ、このエンコーダ8で直角二相変調されたのち
色信号C(色副搬送波周波数は、例えば3.58MHz)
として出力され、この色信号Cは切換スイツチ1
4のR側の固定端子に供給される。
また、切換スイツチ9の出力信号は1ビツトの
A/D変換器15に供給され、このA/D変換器
15で文字タイトルデータが形成される。すなわ
ち、A/D変換器15はコンパレータ15aをも
つて構成され、切換スイツチ9の出力信号はコン
パレータ15aによつて基準電圧Vrefと比較さ
れ、このコンパレータ15aより文字タイトルデ
ータが出力される。例えば、切換スイツチ9の出
力信号が、第2図Aに示すようであるとき、コン
パレータ15aからは、同図Bに示すように、文
字部分が高レベル“1”となる文字タイトルデー
タが出力される。
A/D変換器15より出力される文字タイトル
データはタイトル回路16に供給されて、メモリ
16bに1画面分の文字タイトルデータが書き込
まれる。この場合、文字タイトルデータはシリア
ル/パラレル変換器16aでパラレルデータとさ
れてからメモリ16bに供給される。
このタイトル回路16はマイコンを有してなる
コントローラ17によつて制御され、キーボード
18によつてメモリ16bへのデータの書き込み
が行なわれる。そして、文字タイトル挿入モード
とされるときには、メモリ16bより文字タイト
ルデータが読み出され、パラレル/シリアル変換
器16cでシリアルデータとされてからアンド回
路16d,16e,16fに供給される。これら
アンド回路16d,16e,16fにはコントロ
ーラ17より色データが供給される。したがつ
て、これらアンド回路16d,16e,16fか
らは、それぞれ文字部分に対応して指定された色
を構成する青色信号B、緑色信号G、赤色信号R
が出力される。なお、文字タイトルの色指定はキ
ーボード18の操作によつて行なわれる。
アンド回路16fより出力される赤色信号Rは
減算器19および加算器20に供給され、アンド
回路16eより出力される緑色信号Gは加算器2
0に供給され、アンド回路16dより出力される
青色信号は加算器20および減算器21に供給さ
れる。そして、加算器20からの文字タイトル表
示信号を形成する輝度信号Yは加算器7に供給さ
れて加算される。
また、加算器20からの輝度信号Yは減算器1
9,21に供給される。そして、減算器19,2
1からの文字タイトル表示信号を形成する色差信
号R−Y,B−Yはそれぞれ加算器12,13に
供給されて加算される。
また、パラレル/シリアル変換器16cより出
力される文字タイトルデータは切換スイツチ22
の可動端子に供給される。この切換スイツチ22
の切り換えはコントローラ17によつて制御され
る。この場合、録画モードで文字タイトル挿入モ
ードのときにはa側に接続されると共に、録画モ
ードで文字タイトル挿入モードかつマルチタイト
ルモード、再生モードで文字タイトル挿入モー
ド、および再生モードで文字タイトル挿入モード
かつマルチタイトルモードであるときにはb側に
接続される。
この切換スイツチ22のa側の固定端子の出力
信号は切換スイツチ6,10,11に切換制御信
号として供給される。切換スイツチ6,10,1
1は切換制御信号が高レベル“1”および低レベ
ル“0”の信号であるとき、それぞれH側および
L側に接続される。
また、切換スイツチ9の出力信号はA/D変換
器23に供給され、このA/D変換器23でデイ
ジタル信号に変換されたのちフイールドメモリ2
4に書き込み信号として供給される。
このフイールドメモリ24はメモリ制御回路2
5を介してコントローラ17によつて制御され
る。
このコントローラ17には、キーボード18が
接続されると共に、文字タイトル操作キー26、
マルチタイトル操作キー27、セツト操作キー2
8、録画操作キー29、および再生操作キー30
が接続される。
9分割された画面を表示するモード(以下「マ
ルチタイトルモード」という)でないときには、
書き込みデータが垂直方向および水平方向に間引
かれることなくフイールドメモリ24に書き込み
が行なわれると共に並行して読み出しが行なわれ
る。
また、操作キー27が押されてマルチタイトル
モードとされるときには、フイールドメモリ24
の全領域に黒画面のデータが書き込まれた後、書
き込みデータが垂直方向および水平方向にそれぞ
れ1/3に間引かれて、画面の左上部分に対応する
フイールドメモリ24の第1の領域に書き込みが
行なわれると共に、並行してフイールドメモリ2
4の全領域の読み出しが行なわれる。
この状態で、操作キー27が押されるときに
は、書き込みデータが垂直方向および水平方向に
それぞれ1/3に間引かれて、画面の中上部分に対
応するフイールドメモリ24の第2の領域に書き
込みが行なわれると共に、並行してフイールドメ
モリ24の全領域の読み出しが行なわれる。
以下、操作キー27が押されるごとに、書き込
みデータが垂直方向および水平方向にそれぞれ1/
3に間引かれて、フイールドメモリ24の第3〜
第9の領域に順次書き込みが行なわれると共に、
並行してフイールドメモリ24の全領域の読み出
しが行なわれる。
画面の右下部分に対応するフイールドメモリ2
4の第9の領域に書き込みが行なわれている状態
で、操作キー27が押されるときには、フイール
ドメモリ24への書き込みは停止される。
以下、操作キー27を押していくと、書き込み
データが垂直方向および水平方向にそれぞれ1/3
に間引かれて、フイールドメモリ24の第1〜第
9の領域に順次書き込みが行なわれると共に、並
行してフイールドメモリ24の全領域の読み出し
が行なわれる。
以上の各状態で、操作キー28が押されると、
フイールドメモリ24への書き込みが行なわれて
いるときには、その書き込みが停止される。そし
て、そののち操作キー27が押されると、マルチ
タイトルモードが解除される。
また、フイールドメモリ24の出力信号は色信
号との時間合わせのために遅延回路31を介して
切換スイツチ32のa側の固定端子に供給され
る。この切換スイツチ32のb側の固定端子には
直流電源33より直流電圧が供給される。
また、切換スイツチ14からの色信号CはA/
D変換器34でデイジタル信号に変換されたのち
色復調回路35に供給され、この色復調回路35
からは色差信号R−Y,B−Yが点順次で出力さ
れる。
この色復調回路35からの色差信号R−Y,B
−Yは、フイールドメモリ36に書き込み信号と
して供給される。このフイールドメモリ36は、
メモリ制御回路25によつて上述したフイールド
メモリ24と同様に制御される。
このフイールドメモリ24の出力信号はU/V
デコーダ37に供給され、赤色差信号R−Yおよ
び青色差信号B−Yに分離される。このU/Vデ
コーダ37で分離された色差信号R−Y,B−Y
は、それぞれ切換スイツチ38,39のa側の固
定端子に供給される。これら切換スイツチ38,
39のb側の固定端子には、それぞれ直流電源4
0,41より直流電圧が供給される。
ここで、切換スイツチ32,38,39には表
示コントローラ42より切換制御信号SBDRが供
給される。この切換制御信号SBDRは、切換スイ
ツチ22のb側の固定端子より供給される文字タ
イトルデータYBLKおよびメモリ制御回路25
より供給される枠データBDRに基づいて形成さ
れる。すなわち、第3図に示すように、文字タイ
トルデータYBLKおよび枠データBDRがオア回
路43に供給され、このオア回路43の出力信号
が切換制御信号SBDRとされる。切換スイツチ3
2,38,39は、切換制御信号SBDRが高レベ
ル“1”および低レベル“0”であるとき、それ
ぞれb側およびa側に接続される。
また、直流電源33,40,41には、文字タ
イトルあるいは枠が指定された色で表示されるよ
うに表示コントローラ42よりレベル制御信号が
供給される。
この場合、再生モードで文字タイトル挿入モー
ドのとき、およびマルチタイトルモードのとき、
表示コントローラ42からは、第4図に示すよう
に指定色に対応したレベル制御信号HBDφ〜
HBD3,BDL6,BDL7が出力され、これに基
づいて直流電源33からの直流電圧V33(輝度
信号Y)は第5図に示すように制御され、直流電
源40,41からの直流電圧V40,V41(色
差信号R−Y,B−Y)は第6図に示すように制
御される。なお、第4図における“SW”は高レ
ベル“1”と低レベル“0”のスイツチング動作
を示すものである。
また、文字タイトル挿入モードかつマルチタイ
トルモードのとき、第7図に示すようにレベル制
御信号HBDφ〜HBD3,BDL6,BDL7より信
号SHBφ〜SHB3,SBD6,SBD7が形成され、
これによつて直流電源33,40,41が制御さ
れる。
すなわち、レベル制御信号HBDφ〜HBD3,
BDL6,BDL7はエクスクルーシブオア回路4
4に供給される。また、切換スイツチ22のb側
の固定端子より供給される文字タイトルデータ
YBLKはインバータ45を介してアンド回路4
6に供給されると共に、このアンド回路46には
メモリ制御回路25より枠データBDRが供給さ
れる。そして、このアンド回路46の出力信号は
エクスクルーシブオア回路44に反転パルスとし
て供給され、このエクスクルーシブオア回路44
より信号SHBφ〜SHB3,SBD6,SBD7が出
力される。
この場合、文字部分(枠と重なる部分も含む)
では、アンド回路46の出力信号は低レベル
“0”となるため、信号SHBφ〜SHB3,SBD
6,SBD7はレベル制御信号HBDφ〜HBD3,
BDL6,BDL7と同じくなり、文字タイトルは
指定された色で表示される。一方、枠部分(文字
部分と重なる部分は含まない)では、アンド回路
46の出力信号は高レベル“1”となるため、信
号SHBφ〜SHB3,SBD6,SBD7はレベル制
御信号HBDφ〜HBD3,BDL6,BDL7と異な
るものとなり、枠は指定された色とは異なる色で
表示される。
なお、表示コントローラ42はコントローラ1
7によつて制御され、文字タイトルあるいは枠の
色指定はキーボード18の操作によつて行なわれ
る。
また、切換スイツチ32の出力信号はタイムベ
ースコレクタ47で時間軸補正されたのち加算器
48に供給される。また、メモリ制御回路25よ
り出力される同期信号はタイムベースコレクタ4
9で時間軸補正されたのち加算器48に供給され
る。そして、この加算器48より出力される同期
信号の付加された輝度信号YはD/A変換器50
でアナログ信号とされたのちVTR51に記録信
号として供給される。
また、切換スイツチ38,39の出力信号は、
それぞれタイムベースコレクタ52,53で時間
軸補正されたのち色変調回路54に供給され、こ
の色変調回路54より出力される色信号CはD/
A変換器55でアナログ信号に変換されたのち
VTR51に記録信号として供給される。
この場合、U/Vデコーダ37、タイムベース
コレクタ47,49,52,53、色変調回路5
4、D/A変換器50,55には発振器56より
共通にクロツク信号が供給される。
また、VTR51より再生される輝度信号Yp,
色信号Cpは、それぞれ切換スイツチ9,14の
P側の固定端子に供給される。これら切換スイツ
チ9,14の切り換えはコントローラ17によつ
て制御され、録画待機モード時、録画モード時は
R側に接続され、再生モード時はP側に接続され
る。
なお、VTR51の動作は、VTR制御回路57
を介してコントローラ17によつて制御される。
また、D/A変換器50の出力信号は電子ビユ
ーフアインダ58に供給される。また、D/A変
換器50および55の出力信号は加算器59に供
給され、この加算器59の出力信号はアンプ60
を介してライン出力端子61に供給される。
以上の構成において、録画待機モード時におい
ては、切換スイツチ9,14はR側に接続される
と共に、切換スイツチ32,38,39はa側に
接続されたままとなる。また、フイールドメモリ
24,36では間引きなしで書き込みが行なわれ
ると共に、読み出しが並行して行なわれる。した
がつて、VTR51には今撮つている被写体の映
像信号が供給される。このとき、EVF58には
その被写体の画面が表示される(第8図Aに図
示)。
この状態で、操作キー29を押して録画モード
とすると、VTR51には、今撮つている被写体
の映像信号が記録される。
また、録画待機モードの状態で、操作キー26
を押して文字タイトル挿入モードとすると、タイ
トル回路16のメモリ16bより文字タイトルデ
ータが読み出される。このとき、切換スイツチ2
2はa側に接続されるため、切換スイツチ6,1
0,11は文字部分に対応してH側に接続され
る。また、タイトル回路16のアンド回路16d
〜16fにはコントローラ17より色データが供
給され、これらアンド回路16d〜16fからは
文字タイトル表示信号として原色信号B,G,R
が出力される。そのため、加算器7、加算器1
2,13で、それぞれビデオカメラ部からの輝度
信号Y、色差信号R−Y、B−Yに文字タイトル
表示信号を形成する輝度信号Y、色差信号R−
Y,B−Yが挿入される。また、切換スイツチ3
2,38,39はa側に接続されたままとなる。
したがつて、VTR51には、文字タイトル表示
信号の挿入された今撮つている被写体の映像信号
が供給される。このとき、EVF58には文字タ
イトルの挿入された今撮つている被写体の画面が
表示される(第8図Bに図示)。
この状態で、操作キー29を押して録画モード
とすると、VTR51では文字タイトル表示信号
の挿入された映像信号が記録される。なお、録画
モードとしてから文字タイトル挿入モードとして
も、同様に文字タイトル表示信号の挿入された映
像信号を記録することができる。
また、録画待機モードの状態で、操作キー27
を押してマルチタイトルモードとすると、フイー
ルドメモリ24,36の全領域に黒画面のデータ
が書き込まれた後、書き込みデータが垂直方向お
よび水平方向にそれぞれ1/3に間引かれて、画面
の左上部分に対応するフイールドメモリ24,3
6の第1の領域に書き込みが行なわれると共に、
並行してフイールドメモリ24,36の全領域の
読み出しが行なわれる。また、マルチタイトルモ
ードのとき、枠部分に対応して枠データBDR、
したがつて切換制御信号SBDRが高レベル“1”
となつて、切換スイツチ32,38,39はb側
に接続される。そのため、遅延回路31より出力
される輝度信号Yに枠表示信号を形成する輝度信
号Yが挿入されると共に、U/Vデコーダ37よ
り出力される色差信号R−Y,B−Yに枠表示信
号を形成する色差信号R−Y,B−Yが挿入され
る。この場合、直流電源33,40,41には表
示コントローラ42よりレベル制御信号HBDφ
〜HBD3,BDL6,BDL7が供給されるので、
枠表示信号は指定色による枠が表示されるものと
なる。したがつて、VTR51には、枠で仕切ら
れた画面の左上部分に動画の子画面を表示する映
像信号が供給される。このとき、EVF58には、
左上部分に動画の子画面が表示される(第8図C
に図示)。
この状態で、操作キー27を押すと、書き込み
データが垂直方向および水平方向にそれぞれ1/3
に間引かれて、画面の中上部分に対応するフイー
ルドメモリ24,36の第2の領域に書き込みが
行なわれると共に、並行してフイールドメモリ2
4,36の全領域の読み出しが行なわれる。した
がつて、VTR51には、仕切られた画面の左上
部分に静止画の子画面を表示すると共に、中上部
分に動画の子画面を表示する映像信号が供給され
る。このとき、EVF58には、左上部分に静止
画の子画面が表示されると共に、中上部分に動画
の子画面が表示される(同図Dに図示)。
以下、操作キー27を押していくと、書き込み
データが垂直方向および水平方向にそれぞれ1/3
に間引かれて、フイールドメモリ24,36の第
3〜第9の領域に順次書き込みが行なわれると共
に、並行してフイールドメモリ24,36の全領
域の読み出しが行なわれる。したがつて、VTR
51には、フイールドメモリ24,36で今書き
込み状態にある領域に対応する画面部分に動画の
子画面を表示すると共に、フイールドメモリ2
4,36で前に書き込み状態にあつた領域に対応
する画面部分に静止画の子画面を表示する映像信
号が供給される。このとき、EVF58には、フ
イールドメモリ24,36で今書き込み状態にあ
る領域に対応する画面部分に動画の子画面が表示
されると共に、フイールドメモリ24,36で前
に書き込み状態にあつた領域に対応する画面部分
に静止画の子画面が表示される。第8図Eおよび
Fは、それぞれフイールドメモリ24,36の第
5および第9の領域が書き込み状態にあるときの
表示例である。
フイールドメモリ24,36の画面の右下部分
に対応する第9の領域に書き込みが行なわれてい
る状態で、操作キー27が押されるときには、フ
イールドメモリ24,36への書き込みは停止さ
れる。したがつて、VTR51には、枠で仕切ら
れた各部分に静止画の子画面を表示する映像信号
が供給される。このとき、EVF58には、各部
分に静止画の子画面が表示される。
以下、操作キー27を押していくと、書き込み
データが垂直方向および水平方向にそれぞれ1/3
に間引かれて、フイールドメモリ24,36の第
1〜第9の領域に順次書き込みが行なわれると共
に、並行してフイールドメモリ24,36の全領
域の読み出しが行なわれる。したがつて、VTR
51には、フイールドメモリ24,36で今書き
込み状態にある領域に対応する画面部分に動画の
子画面を表示すると共に、その他の画面部分に静
止画の子画面を表示する映像信号が供給される。
このとき、EVF58には、フイールドメモリ2
4,36で今書き込み状態にある領域に対応する
画面部分に動画の子画面が表示されると共に、そ
の他の画面部分に静止画の子画面が表示される。
また、以上の各状態で、操作キー28を押す
と、フイールドメモリ24,36への書き込みが
行なわれているときには、その書き込みが停止さ
れる。したがつて、VTR51には、フイールド
メモリ24,36で前に書き込み状態にあつた領
域に対応する画面部分に静止画の子画面を表示す
る映像信号が供給される。このとき、EVF58
には、フイールドメモリ24,36で前に書き込
み状態にあつた領域に対応する画面部分に静止画
の子画面が表示される。
以上の各状態で、操作キー29を押して録画モ
ードとすると、VTR51では供給される映像信
号が記録される。なお、録画モードとしてからマ
ルチタイトルモードとしても、同様の記録を行な
うことができる。
また、操作キー28を押したのち操作キー27
を押すと、マルチタイトルモードが解除される。
このとき、フイールドメモリ24,36では間引
きなしで書き込みが行なわれると共に読み出しが
並行して行なわれるようになるので、VTR51
には今撮つている被写体の映像信号が供給され
る。このとき、EVF58にはその被写体が表示
される(同図Gに図示)。
また、録画待機モードの状態で、操作キー26
を押して文字タイトル挿入モードとすると共に、
操作キー27を押してマルチタイトルモードとす
ると、タイトル回路16のメモリ16bより文字
タイトルデータが読み出されると共に、切換スイ
ツチ22はb側に接続される。なお、コントロー
ラ17よりアンド回路16d〜16fには色デー
タが供給されないので、加算器7,12,13で
文字タイトル表示信号が挿入されることはない。
このとき、文字部分および枠部分で、文字タイト
ルデータYBLK、枠データBDR、したがつて切
換制御信号SBDRが高レベル“1”となり、切換
スイツチ32,38,39はb側に接続される。
そのため、遅延回路31より出力される輝度信号
Yに文字タイトル表示信号および枠表示信号を形
成する輝度信号Yが挿入されると共に、U/Vデ
コーダ37より出力される色差信号R−Y,B−
Yに文字タイトル表示信号および枠表示信号を形
成する色差信号R−Y,B−Yが挿入される。こ
の場合、文字部分(枠部分と重なる部分も含む)
に対応して、直流電源33,40,41には表示
コントローラ42よりレベル制御信号HBDφ〜
HBD3,BDL6,BDL7と同じ信号SHBφ〜
SHB3,SBD6,SBD7が供給されるので、文
字タイトル表示信号は、指定色による文字タイト
ルが表示されるものとなる。また、枠部分(文字
タイトル部分と重なる部分は含まない)に対応し
て、直流電源33,40,41には表示コントロ
ーラ42よりレベル制御信号HBDφ〜HBD3,
BDL6,BDL7とは異なる信号SHBφ〜SHB
3,SBD6,SBD7が供給されるので、枠表示
信号は、指定色とは異なる色による枠が表示され
るものとなる。したがつて、VTR51には、文
字タイトル表示信号および枠表示信号の挿入され
た映像信号が供給される。このとき、EVF58
には、文字タイトルの挿入されたマルチ画面が表
示される(第8図Hに図示、図面の簡単化のた
め、文字タイトルと枠のみ表示している)。
この状態で、操作キー29を押して録画モード
とすると、VTR51には、文字タイトル表示信
号および枠表示信号の挿入された映像信号が記録
される。なお、録画モードとしてから文字タイト
ル挿入モードおよびマルチタイトルモードとして
も、同様に文字タイトル表示信号および枠表示信
号の挿入された映像信号を記録することができ
る。
また、操作キー30を押して再生モードとする
と、VTR51は再生状態とされ、切換スイツチ
9,14はP側に接続され、さらに切換スイツチ
32,38,39はa側に接続されたままとな
る。また、フイールドメモリ24,36では間引
きなしで書き込みが行なわれると共に、読み出し
が並行して行なわれる。したがつて、ライン出力
端子61には、VTR51からの再生映像信号が
供給される。このとき、EVF58にはその再生
画面が表示される。(第8図A参照)。
また、再生モードの状態で、操作キー26を押
して文字タイトル挿入モードとすると、タイトル
回路16のメモリ16bより文字タイトルデータ
が読み出されると共に、切換スイツチ22はb側
に接続される。このとき、文字部分で、文字タイ
トルデータYBLK、したがつて切換制御信号
SBDRが高レベル“1”となり、切換スイツチ3
2,38,39はb側に接続される。そのため、
遅延回路31より出力される輝度信号Yに文字タ
イトル表示信号を形成する輝度信号Yが挿入され
ると共に、U/Vデコーダ37より出力される色
差信号R−Y,B−Yに文字タイトル表示信号を
形成する色差信号R−Y,B−Yが挿入される。
この場合、直流電源33,40,41には表示コ
ントローラ42よりレベル制御信号HBDφ〜
HBD3,BDL6,BDL7が供給されるので、文
字タイトル表示信号は、指定色による文字タイト
ルが表示されるものとなる。したがつて、ライン
出力端子61には、文字タイトル表示信号の挿入
された再生映像信号が供給される。このとき、
EVF58には、文字タイトルの挿入された再生
画面が表示される(第8図B参照)。
また、再生モードの状態で、操作キー27を押
してマルチタイトルモードとすると、上述した録
画待機モードでの操作と同様にして、フイールド
メモリ24,36からはマルチ画面を表示する映
像信号が出力される。このとき、枠部分で、枠デ
ータBDR、したがつて切換制御信号SBDRが高
レベル“1”となり、切換スイツチ32,38,
39はb側に接続される。そのため、遅延回路3
1より出力される輝度信号Yに枠表示信号を形成
する輝度信号Yが挿入されると共に、U/Vデコ
ーダ37より出力される色差信号R−Y,B−Y
に枠表示信号を形成する色差信号R−Y,B−Y
が挿入される。この場合、直流電源33,40,
41には表示コントローラ42よりレベル制御信
号HBDφ〜HBD3,BDL6,BDL7が供給され
るので、枠表示信号は、指定色による枠が表示さ
れるものとなる。したがつて、ライン出力端子6
1には、枠表示信号の挿入されたマルチ画面を表
示する再生映像信号が供給される。このとき、
EVF58には、枠によつて仕切られたマルチ画
面が表示される(第8図F参照)。
また、再生モードの状態で、操作キー26を押
して文字タイトル挿入モードとすると共に、操作
キー27を押してマルチタイトルモードとする
と、タイトル回路16のメモリ16bより文字タ
イトルデータが読み出されると共に、切換スイツ
チ22はb側に接続される。このとき、文字部分
および枠部分で、文字タイトルデータYBLK、
枠データBDR、したがつて切換制御信号SBDR
が高レベル“1”となり、切換スイツチ32,3
8,39はb側に接続される。そのため、遅延回
路31より出力される輝度信号Yに文字タイトル
表示信号および枠表示信号を形成する輝度信号Y
が挿入されると共に、U/Vデコーダ37より出
力される色差信号R−Y,B−Yに文字タイトル
表示信号および枠表示信号を形成する色差信号R
−Y,B−Yが挿入される。この場合、文字部分
(枠部分と重なる部分も含む)に対応して、直流
電源33,40,41には表示コントローラ42
よりレベル制御信号HBDφ〜HBD3,BDL6,
BDL7と同じ信号SHBφ〜SHB3,SBD6,
SBD7が供給されるので、文字タイトル表示信
号は、指定色による文字タイトルが表示されるも
のとなる。また、枠部分(文字タイトル部分と重
なる部分は含まない)に対応して、直流電源3
3,40,41には表示コントローラ42よりレ
ベル制御信号HBDφ〜HBD3,HBD6,HBD
7とは異なる信号SHBφ〜SHB3,SBD6,
SBD7が供給されるので、枠表示信号は、指定
色とは異なる色による枠が表示されるものとな
る。したがつて、ライン出力端子61には、文字
タイトル表示信号および枠表示信号の挿入された
マルチ画面を表示する再生映像信号が供給され
る。このとき、EVF58には、文字タイトルが
挿入され、枠で仕切られたマルチ画面が表示され
る(第8図H参照)。
このように本例によれば、操作キー26を押し
て文字タイトル挿入モードとすると共に、操作キ
ー27を押してマルチタイトルモードとすると、
映像信号に文字タイトル表示信号および枠表示信
号が挿入されるが、文字部分(枠部分と重なる部
分も含む)に対応する文字タイトル表示信号は指
定色による文字タイトルが表示されるものとなる
と共に、枠部分(文字タイトル部分と重なる部分
は含まない)に対応する枠表示信号は指定色とは
異なる色による枠が表示されるものとなる。した
がつて、文字タイトルと枠が重ねて表示されても
文字タイトルが見苦しくなることはない。なお、
上述せずも文字タイトルの色と枠の色とが補色関
係となるように構成することにより、視覚上最も
効果的となる。
また、本例によれば、録画モードおよび再生モ
ードで文字タイトルを容易に挿入することがで
き、使い勝手のよいものとなる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、文字
タイトル表示信号による文字タイトルおよび枠表
示信号による枠の一方が優先されて表示されると
共に、これら文字タイトルの色と枠の色が異なる
ようにされるので、文字タイトルと枠が重なつて
も、文字タイトルが見苦しくなるということはな
くなる。したがつて、効果的なタイトル表示を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す構成図、第
2図〜第8図はその説明のための図である。 1……撮像素子、2……AGC回路、3……プ
ロセス回路、6,9〜11,14,22,32,
38,39……切換スイツチ、7,12,13,
20,48,59……加算器、8……エンコー
ダ、15……1ビツトのA/D変換器、16……
タイトル回路、17……コントローラ、18……
キーボード、19,21……減算器、23,34
……A/D変換器、24,36……フイールドメ
モリ、25……メモリ制御回路、26〜30……
操作キー、37……U/Vデコーダ、33,4
0,41……直流電源、35……色復調回路、4
2……表示コントローラ、43……オア回路、4
4……エクスクルーシブオア回路、45……イン
バータ、46……アンド回路、47,49,5
2,53……タイムベースコレクタ、50,55
……D/A変換器、51……VTR、54……色
変調回路、56……発振器、57……VTR制御
回路、58……電子ビユーフアインダ、61……
ライン出力端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 文字タイトルを表示する文字タイトル表示信号
    および複数の子画面を仕切る枠を表示する枠表示
    信号を挿入する挿入回路と、 文字タイトルデータおよび枠データが供給さ
    れ、上記挿入回路を制御するコントローラとを備
    え、 上記文字タイトル表示信号による文字タイトル
    が上記枠表示信号による枠よりも優先されて表示
    されると共に、これらの文字タイトルの色と枠の
    色が異なるようにされることを特徴とする映像信
    号処理装置。
JP1989048059U 1989-04-24 1989-04-24 Expired - Lifetime JPH0535660Y2 (ja)

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JPH02138969U JPH02138969U (ja) 1990-11-20
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61283283A (ja) * 1985-06-10 1986-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd オンスクリ−ン表示装置
JPS63142793A (ja) * 1986-12-05 1988-06-15 Hitachi Ltd 複数画面合成機能付磁気記録再生装置

Patent Citations (2)

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JPS61283283A (ja) * 1985-06-10 1986-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd オンスクリ−ン表示装置
JPS63142793A (ja) * 1986-12-05 1988-06-15 Hitachi Ltd 複数画面合成機能付磁気記録再生装置

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