JPH0535364A - 携帯型情報処理装置 - Google Patents

携帯型情報処理装置

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JPH0535364A
JPH0535364A JP3190243A JP19024391A JPH0535364A JP H0535364 A JPH0535364 A JP H0535364A JP 3190243 A JP3190243 A JP 3190243A JP 19024391 A JP19024391 A JP 19024391A JP H0535364 A JPH0535364 A JP H0535364A
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JP
Japan
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display
display unit
input
unit
information processing
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Application number
JP3190243A
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English (en)
Inventor
Masataka Musha
正隆 武者
Takehiro Yamada
剛裕 山田
Hiroyuki Sakai
浩之 坂井
Yuji Kimura
祐二 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】操作者と対向して携帯型情報処理装置の表示を
利用する利用者の表示の視認性を向上する。 【構成】表示手段(107)を収容する筐体(101)
と、入力手段(108)を収容する筐体(102)と
を、両筐体が重なった位置から筐体の一端を軸として1
80°以上展開可能な展開手段(103)によって接続
する。 【構成】入寮手段の操作者と対向する利用者の表示手段
の視認性を向上できると共に、携帯時の表示手段の保護
を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は携帯型情報端末に関し、
特に、プレゼンテ−ション等に用いられる携帯型条処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯型条処理装置としては、「ア
スキー」 1991・1P270((株)アスキー発
行)記載のハンディターミナルが知られている。
【0003】この携帯型条処理装置は、ICカード等に
記憶した情報を選択的に、通常の使用時には水平に設置
される液晶ディスプレイに表示することで、その表示内
容を複数人に視認可能としている。また、テンキーやデ
ィスプレイ上に設置した透明なタッチパネルにより表示
する情報の選択等の指示の入力を受付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、携帯型情報処
理装置をプレゼンテション等に用いる場合、一般に携帯
型条処理装置の操作者とディスプレィの表示を利用する
者とは異なる。また、通常、両者は携帯型条処理装置を
はさんで対向する場合が多い。しかし、前記従来の携帯
型条処理装置によれば、このような使用形態において、
ディスプレイの表示を利用する者の視認性は必ずしも良
くない。また、前記従来の携帯型条処理装置は小型では
あるが、液晶ディスプレイの保護について考慮されてお
らず、携帯時の安全性は良くない。
【0005】そこで、本発明は、複数の者が携帯型条処
理装置をはさんで対向する使用携帯における液晶ディス
プレイの視認性を向上することを目的とする。
【0006】また、併せて、本発明は、このような視認
性を向上した携帯型条処理装置の携帯性を低下させるこ
となく、備えたディスプレイを有効に保護することをも
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、映像を表示する表示手段を収容した表示部
と、表示手段に表示する映像の指定の入力を受付ける入
力手段とを収容した入力部とを備えた携帯型情報処理装
置であって、表示部と入力部とが、前記入力手段と表示
手段とを内側にして重なりあった位置から当該重なりあ
った位置を基準として180度以上展開した位置まで展
開可能に、前記表示部と入力部とを連結する連結手段を
有することを特徴とする携帯型情報処理装置を提供す
る。
【0008】
【作用】本発明に係る前記携帯型情報処理装置によれ
ば、表示部と入力部とが、前記入力手段と表示手段とを
内側にして重なりあった位置から180度以上展開する
ことができる。したがい、このように、入力部と表示部
を180度以上展開すれば、入力手段と表示手段を山折
の背のそれぞれ配することができ、入力手段の操作者が
入力手段を操作する状態において、操作者と対向する利
用者は良好に表示手段の表示を視認することができる。
【0009】また、表示部と入力部とを、前記入力手段
と表示手段とを内側にして重ね合う位置にすることがで
きるので、携帯時等には表示手段を良好に保護すること
ができる。
【0010】そのため、本発明に係る携帯型情報処理装
置は、セ−ルスプロモ−ションや営業支援や小規模プレ
ゼンテ−ションやPOSやオ−ダ−システムやゲ−ムや
仮定教師等が用いる教育用端末や意匠検討等の協同作業
等に用いるのに適している。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る携帯型情夫端末の実施例
を説明する。
【0012】まず、本発明に係る携帯型情報処理装置の
第1の実施例を説明する。
【0013】まず、図1に、本第1実施例に係る携帯型
情報処理装置の構成を示す。
【0014】図1中aが収納時や携帯時の形態、b、
c、dが使用時の形態を示している。bは1人の使用者
が携帯型情報処理装置を利用する場合の形態であり、
c、d1、d2は複数人が利用する場合の携帯である。
なお、d1は操作者側から見た形態であり、d2は表示
利用者から見た形態である。
【0015】図示するように、携帯型情報出力装置は、
2つの筐体101、106と、筐体106に収納された
キ−ボ−ド等の入力手段108と、筐体101に収納さ
れた液晶パネル等の表示手段107を備える。また、筐
体101と筐体106は、それぞれ入力手段と表示手段
を内側にして重なった図1aの位置から筐体の一端を軸
としてdの位置まで相対的に180度以上展開可能なよ
うに展開手段103によって接続されている。また、図
中、102は筐体101と筐体106とを、図1aの重
なった位置で固定するための開閉制限手段、105はバ
ッテリ−等の電源手段、104は補助記憶媒体を装着す
るディスクドライブ、109は筐体101と筐体106
とを、図1dの180度以上展開した位置で固定するた
めの角度固定手段である。
【0016】以上のように、本第1実施例に係る携帯型
情報処理装置によれば、収納時又は携帯時には、筐体1
01と筐体106とを、それぞれ入力手段と表示手段を
内側にして重なった状態にすることにより携帯性を向上
すると共に表示手段を保護する。また、複数の利用者が
携帯型情報処理装置をはさんで対向した状態で携帯型情
報処理装置を利用する場合には、図1dに示す形態にす
ることにより、入力手段108を操作者に、表示手段1
07を表示の利用者に対面させることができる。
【0017】次に、本第1実施例に係る携帯情報端末の
内部構成を図2に示す。
【0018】図示するように、携帯型情報出端末は内部
に制御手段202、メモリ手段207、回転手段210
を有している。
【0019】図2中、入力手段108は、複数のキー2
03を備え、選択指示を入力可能なキーボードとしてい
る。キー203の押し下げ動作による選択指示は入力転
送経路201を介し、前記制御手段202に転送され
る。
【0020】前記制御手段202は、前記入力手段10
8よりの選択指示に従い、メモリ手段207、回転手段
205、表示手段107を制御する。制御は制御転送経
路204、205、206を介して行われる。
【0021】メモリ手段207は、表示手段107で表
示する情報を記憶するRAMである。 回転手段210
は、メモリ手段207上の情報を昇順又は降順に走査し
読み出し、表示手段107に転送する表示制御回路であ
る。転送は表示転送経路209を介し行われる。
【0022】表示手段107はメモリ手段207の情報
を1画素分例えば24ビットづつ読み込み、アナログ電
圧値に変換後、カラー液晶表示素子を所定の走査周波数
で走査し目視可能な映像を形成する表示サブシステムで
ある。
【0023】図3を用いて、本携帯型情報処理装置の表
示動作を説明する。
【0024】いま、図3に示すように入力手段108の
いずれかのキーがキーが選択キー301として押し下げ
られたとき、選択キー301の押し下げ動作は選択指示
として入力転送経路201を介し、制御手段202に転
送される。
【0025】ここでメモリ手段207上の情報の正立表
示、つまり図1b、cにおいて入力手段108側から見
て正常な表示を行うときは、まず制御手段202が制御
転送経路205を介して、回転手段210に正立表示に
対応する昇順の表示属性を設定する。具体的には、回転
手段210に内蔵する加算器305と減算器306の内
の加算器305を動作可能な状態にする。
【0026】続いてメモリ手段108上の表示領域の先
頭アドレス303をアドレス設定部に設定する。
【0027】そして、以上の初期設定的動作の後に、回
転手段210内の加算器305を18.432MHzの
速度で動作させ、先頭アドレス303を先頭とする表示
アドレスを順次加算算出し、該表示アドレスに対応する
画素毎の情報を表示転送手段208、209を介し表示
手段107に順次転送し表示する。
【0028】次にメモリ手段207上の情報の倒立表
示、つまり図b、cにおいて入力手段108側から見て
上下を逆にした表示を行うときは、まず制御手段202
が制御転送経路205を介して、回転手段210に倒立
表示に対応する降順の表示属性を設定する。具体的に
は、回転手段210に内蔵する加算器305と減算器3
06の内の減算器306を動作可能な状態にする。次
に、表示領域の先頭アドレス303をアドレス設定部に
設定する。
【0029】そして、以上の初期設定的動作の後に、回
転手段210内の減算器306を18.432MHzの
速度で動作させ、先頭アドレス303を先頭とする表示
アドレスを順次減算算出し、該表示アドレスに対応する
画素毎の情報を表示転送手段208、209を介し表示
手段107に順次転送し表示する。
【0030】図4に、以上の表示動作のフロ−チャ−ト
を示す。
【0031】図示するように、本携帯型情報処理装置
は、まず、アドレス走査加算幅を示すΔに1画素のバイ
ト数を設定する初期設定を行ない(ステップ401)、
表示要求の有無を監視し(ステップ402)、表示要求
が有れば、次に回転要求の有無を検知(ステップ40
3)し、回転要求が有れば前記Δの極性を反転する(ス
テップ404)。これにより、メモリ手段207の読み
だしの昇順と降順が切り替わる。そこで、この表示方向
の設定の後、表示を行う先頭物理アドレスa、同じく表
示を行う領域の画素数nを算出し(ステップ406、4
07)、1フレーム表示が完了するまで画素データの読
みだし表示を行う(ステップ408、409、410、
411)。
【0032】そして、1フレーム表示の完了の時点で表
示要求が継続されていたならば(ステップ41)、さら
に1フレーム分の処理を繰り返す。
【0033】このように、本第1実施例に係る携帯型情
報処理装置は、表示手段107の表示の上下を任意に切
り換えることができる。
【0034】したがい、先に図1dで示した形態におけ
る使用においても、表示を視認者に対してを正しい上下
で行なうことができる。
【0035】以下、本発明に係る携帯型情報処理装置の
第2の実施例を説明する。
【0036】図5に本第2実施例に係る携帯型情報処理
装置の構成を示す。
【0037】図示するように、本第2実施例に係る携帯
型情報処理装置は、筐体510内に収容された、設置角
度の異なる正表示手段507と副表示手段509と、入
力手段508を備えている。
【0038】以上のように、本第2実施例に係る携帯型
情報処理装置によれば、複数の利用者が携帯型情報処理
装置をはさんで対向した状態で携帯型情報処理装置を利
用する場合には、入力手段508と表示手段507を操
作者に、表示手段509を表示の利用者に対面させるこ
とができる。
【0039】次に、本第2実施例に係る携帯型情報処理
装置の内部構成を図6に示す。
【0040】図示するように、図6に示すように本携帯
型情報処理装置は、内部に制御手段602、メモリ手段
608、分割手段612、正表示手段507、副表示手
段509を有している。
【0041】図6に示す入力手段508は複数のキー6
03を備えた、選択指示を入力可能なキーボードであ
る。キー603の押し下げ動作は選択指示として入力転
送経路601を介し制御手段602に転送される。
【0042】制御手段602は、入力手段508の選択
指示結果に従い、メモリ手段608、分割手段612、
正表示手段507、副表示手段509を制御する。制御
は制御転送経路604、605、606、607を介し
て行われる。
【0043】メモリ手段608は、正表示手段507と
副表示手段508で表示する情報を記憶するRAMであ
る。
【0044】分割手段612は、メモリ手段608上の
情報を走査し読み出し、正表示手段507と副表示手段
508に分割し転送する表示制御回路である。
【0045】正表示手段507と副表示手段508に
は、メモリ手段608上の同一領域の情報か、もしく
は、それぞれ異なる領域の情報を表示する。表示情報の
転送は表示転送経路610、611を介し行われる。
【0046】正表示手段507はメモリ手段608の情
報を1画素分、例えば24ビットづつ読み込み、アナロ
グ電圧値に変換後、カラー液晶表示素子を所定の走査周
波数で走査し目視可能な映像を形成する、表示サブシス
テムである。
【0047】副表示手段509は正表示手段507と同
様にメモリ手段608の情報を1画素分例えば24ビッ
トづつ読み込み、アナログ電圧値に変換後、カラー液晶
表示素子を所定の走査周波数で走査し目視可能な映像を
形成する、表示サブシステムである。
【0048】以下、図7を用いて、本携帯型情報処理装
置の表示動作を説明する。
【0049】いま、入力手段508のいずれかのキーが
選択され選択キー701として押し下げられたとき、選
択キー701の押し下げ動作は選択指示として入力転送
経路601を介し、制御手段602に転送される。
【0050】ここでメモリ手段608上の情報の分離表
示、つまり、正表示手段507と副表示手段509に異
なる表示を行うときは、まず制御手段602が制御転送
経路605を介して、分離手段612に、メモリ手段6
08上のそれぞれの表示領域の先頭アドレス703、7
04をアドレス設定部に設定する。
【0051】そして、以上の初期設定的動作の後に、分
離手段612内の加算器706を18.432MHzの
速度で動作させ、先頭アドレス703を先頭とする表示
アドレスを順次加算算出し、該表示アドレスに対応する
画素毎の情報を表示転送手段609、610を介し正表
示手段507に順次転送し表示する。また、これと同様
にして先頭アドレス704を先頭とする表示アドレスを
順次加算算出し、該表示アドレスに対応する画素毎の情
報を表示転送手段609、611を介し副表示手段50
9に順次転送し表示する。
【0052】次にメモリ手段608上の情報の共通表
示、つまり正表示手段507と副表示手段509で同じ
表示を行うときは、まず制御手段602が制御転送経路
605を介して、分離手段612にメモリ手段608上
の表示領域の先頭アドレスをアドレス設定部705に設
定する。
【0053】以上の初期設定的動作の後に、分離手段6
12内の加算器706を18.432MHzの速度で動
作させ、先頭アドレスを先頭とする表示アドレスを順次
加算算出し、該表示アドレスに対応する画素毎の情報を
表示転送手段609、610、611を介し正表示手段
507と副表示手段509に順次転送し表示する。
【0054】図8に、以上の表示動作のフロ−チャ−ト
を示す。
【0055】図示するように、本携帯型情報処理装置
は、まず、アドレス走査加算幅を示すΔに1画素のバイ
ト数を設定する(ステップ801)。そして、表示要求
を監視し(ステップ802)、表示要求が有ると、次に
正、副表示手段507、509の、それぞれの表示要求
を検知し(ステップ803)、それぞれの表示要求に従
った表示先に対応した先頭物理アドレスa、b、同じく
表示先に対応した領域の画素数nを算出し(ステップ8
05、806、、812、813、819、820)、
1フレーム表示が完了するまで画素データの読みだし表
示を行う(ステップ807〜810、814〜817、
821〜824)。1フレーム表示の完了の時点で表示
要求が継続されていたならば、さらに1フレーム分の処
理を繰り返す(ステップ825)。
【0056】なお、正表示手段507と副表示手段50
9で同じ表示を行うときは、ステップ812において先
頭アドレスa、bを等しくして処理を行なう。
【0057】以下、本発明に係る携帯型情報処理装置の
第3の実施例について説明する。
【0058】図9に本第3実施例に係る携帯型情報処理
装置の構成を示す。
【0059】図示するように、本第3実施例に係る携帯
型情報処理装置は、入力手段902、レンティキュラー
レンズ903、表示手段907を有している。
【0060】図10に、本携帯型情報処理装置の内部構
成を示す。
【0061】図示するように、本携帯型情報処理装置
は、内部に、制御手段1001、メモリ手段1007、
多重化手段1010を有している。
【0062】入力手段802は、複数のキー1002を
備え選択指示を入力可能なキーボードである。キー10
02の押し下げ動作は選択指示として入力転送経路10
03を介し、制御手段1001に転送される。
【0063】制御手段1001は、入力手段902より
の選択指示に従い、メモリ手段1007、多重化手段1
010、表示手段907を制御する。制御は制御転送経
路1004、1005、1006を介して行われる。
【0064】メモリ手段1007は、表示手段907で
表示する情報を記憶するRAMである。
【0065】多重化手段1010は、メモリ手段100
7上の2つの表示用映像情報を1走査ラインづつ読みだ
し、読みだした情報を1ライン毎に間引き、間引いた情
報を1ライン毎に交互に並べ、再びメモリ手段1007
の指定領域に書き込む。いま、この交互に並べられた情
報を多重化情報という。読みだしと書き込みは処理転送
経路1008を介し行われる。
【0066】表示手段907はメモリ手段1007の情
報を1画素分例えば24ビットづつ読み込み、アナログ
電圧値に変換後、カラー液晶表示素子を所定の走査周波
数で走査し目視可能な映像を形成する、表示サブシステ
ムである。
【0067】以下、図11を用いて、本第3実施例に係
る携帯型情報処理装置の表示動作を説明する。
【0068】図11に示すように、入力手段902のい
ずれかのキーが選択キー1101として押し下げられた
とき、選択キー1101の押し下げ動作は選択指示とし
て入力転送経路1003を介し、制御手段1001に転
送される。
【0069】ここで情報の表示出力が指示されたなら、
メモリ手段1007上の2つの情報を1ライン毎に交互
に並べた情報を作成するために、2つの情報領域のそれ
ぞれの先頭アドレス1102、1103から1ライン1
112、1113ずつ多重化手段1010に処理転送経
路1105、1106を介し読みだし、前記多重化情報
を生成し、再び処理転送経路1107を介し、先頭アド
レス1104から書き込む。
【0070】そして、以上の初期設定的動作の後に、表
示手段907を動作させ、先頭アドレス1104を先頭
とする表示アドレスを順次加算算出し、該表示アドレス
に対応する画素毎の情報を表示転送手段1009を介し
表示手段907に順次転送し表示する。
【0071】図12に、以上の表示動作のフロ−チャ−
トを示す。
【0072】図示するように、まず、本携帯型情報装置
は、xに1ラインのバイト数を設定し(ステップ120
1)、2つの情報領域のそれぞれの先頭アドレスから1
ラインずつ読みだし、1フレ−ム分の前記多重化情報を
作成する(ステップ1201〜1209)。
【0073】そして、表示要求を監視し(ステップ12
10)検知し該表示要求が有ると、表示を行う先頭物理
アドレスc、同じく表示を行う領域の画素数zを算出し
(ステップ1211、1212)、1フレーム表示が完
了するまで画素データの読みだし表示を行う(ステップ
1213〜1216)。1フレーム表示の完了の時点で
表示要求が継続されていたならば(ステップ)121
7、さらに1フレーム分の処理を繰り返す。
【0074】さて以上の処理によって、表示手段907
に表示された映像は、2つの情報領域が示す2つの映像
が1ライン置きに交互に並べられた多重化映像である。
【0075】この表示手段907上の多重化映像からで
た光は、レティキュラ−レンズによって拡大され、1ラ
イン毎に異なる2方向に屈折させられる。
【0076】本実施例においては、レティキュラ−レン
ズを凸とし、厚さ、屈折率を調整し、拡大率を2倍と
し、1ライン置きに交互に並べられた2つの映像のう
ち、一方の映像が図9a点方向から見た場合に視認でき
るようにし、もう一方の映像が図9b点から見た場合に
視認できるようにする。
【0077】これにより、複数の利用者が携帯型情報処
理装置をはさんで対向した状態で携帯型情報処理装置を
利用する場合に、一方の映像を操作者に対して、もう一
方の映像を操作者と対面する利用者に対して良好に視認
可能とすることができる。
【0078】以下、本発明のに係る携帯型情報処理装置
の第4の実施例を説明する。
【0079】図13に本実施例に係る携帯型情報処理装
置の構成を示す。
【0080】図示するように、本携帯型情報処理装置
は、入力手段1301、制御手段1303、メモリ手段
1307、降圧手段1309、表示手段1311を有し
ている。
【0081】本実施例に係る携帯型情報処理装置は、携
帯型情報処理装置をはさんで前方と後方とに対向した複
数の利用者に利用される。表示手段1311は、液晶デ
ィスプレイであって、水平に設置された状態で利用され
る。
【0082】入力手段1301は、複数のキー1304
を備え選択指示を入力可能なキーボードである。キー1
304の押し下げ動作は選択指示として入力転送経路1
302を介し、制御手段1303に転送される。
【0083】制御手段1303は、入力手段1301の
選択指示結果に従い、メモリ手段1307を制御する。
制御は制御転送経路1305を介して行われる。
【0084】メモリ手段1307は、表示手段1311
で表示する情報を記憶するRAMである。
【0085】降圧手段1309は、メモリ手段1307
上の2つの設定値に従い表示手段1311の駆動電源電
圧を制御する。駆動電源は電源伝送経路1306を介し
外部から得、電源伝送経路1312を介して出力され
る。メモリ手段1307上の2つの設定値は設定値転送
経路1308を介して読み出される。
【0086】表示手段1311はメモリ手段1307の
情報を1画素分例えば24ビットづつ読み込み、アナロ
グ電圧値に変換後、カラー液晶表示素子を所定の走査周
波数で走査し目視可能な映像を形成する、表示サブシス
テムである。
【0087】以下、図14を用いて本第4実施例に係る
携帯型情報処理装置の動作を説明する。
【0088】いま、入力手段1301のいずれかのキー
が選択選択キー1401として押し下げられたとき、選
択キー1401の押し下げ動作は選択指示として入力転
送経路1302を介し、制御手段1303に転送され
る。
【0089】ここでメモリ手段1307上の情報の表示
を行うときは、まず制御手段1303が制御転送経路1
305を介して、メモリ手段1307の駆動電源電圧値
設定領域1403に、表示手段1311の視野角範囲の
中心を前方約45゜にする駆動電源電圧値と、視野角範
囲の中心を後方約45゜にする駆動電源電圧値を設定す
る。
【0090】そして、以上の初期設定的動作の後に、メ
モリ手段1307の駆動電圧設定領域1403に設定済
の表示手段1311の視野角範囲の中心を前方約45゜
にする駆動電源電圧値を駆動電源電圧値伝送経路130
8を介し降圧手段1307に転送する。
【0091】降圧手段1307は転送された駆動電源電
圧値に従い、電源伝送経路1306で供給される電源電
圧を降圧し、電源伝送経路1312に出力し、表示手段
1311に供給する。表示手段1311はメモリ手段1
307から情報を読みだし、駆動電源電圧により前方4
5゜の視野角特性で表示情報を表示する。
【0092】ここで視野角特性を変えるときは、再びメ
モリ手段1307の駆動電圧設定領域1403に設定済
の表示手段1311の視野角範囲の中心を後方約45゜
にする駆動電源電圧値を駆動電源電圧値伝送経路130
8を介し降圧手段1307に転送する。降圧手段130
7は駆動電源電圧値に従い、電源伝送経路1306で供
給される電源電圧を降圧し、電源伝送経路1312に出
力し、表示手段1311に供給する。表示手段1311
はメモリ手段1307から表示情報を読みだし、の駆動
電源電圧により後方45゜の視野角特性で表示情報を表
示する。
【0093】図15に以上の表示動作のフローチャート
を示す。
【0094】表示を行う場合、まず、表示手段1311
の視野角範囲の中心を前方約45゜にする駆動電源電圧
値v1と、視野角範囲の中心を後方約45゜にする駆動
電源電圧値v2を設定し(ステップ1501)、表示手
段1311の視野角範囲の中心を前方約45゜にする駆
動電源電圧値v1で降圧手段1307を設定する(ステ
ップ1502)。
【0095】そして、次に表示要求を監視(ステップ1
503)し、表示要求があれば、メモリ手段1307か
ら表示情報を読みだし、視野角範囲の中心を前方約45
゜にする駆動電源電圧により目的の前方45゜の視野角
特性で表示情報を表示する(ステップ1506)。
【0096】視野角特性を変えるときは(ステップ15
04)、再びメモリ手段1307の駆動電圧設定領域1
403に設定済の表示手段1311の視野角範囲の中心
を後方約45゜にする駆動電源電圧値v2を設定し(ス
テップ1505)、視野角範囲の中心を後方約45゜に
する駆動電源電圧により後方45゜の視野角特性で表示
情報を表示する(ステップ1506)。
【0097】以上のように、本第4実施例によれば、液
晶ディスプレイの視野角特性が、液晶ディスプレイの駆
動電圧によって変化することを利用し、液晶ディスプレ
イの視野角特性を、適宜、携帯型情報処理装置をはさん
で前方と後方とに対向した利用者のうち、表示を利用す
るいづれか一方の利用者に適した視野角特性とすること
ができる。
【0098】以下、本発明に係る希有対型情報端末の第
5の実施例を説明する。
【0099】図16に、本実施例に係る携帯型情報処理
装置の構成を示す。
【0100】図示するように、本第5実施例に係る携帯
型情夫端末は、入力手段1601、制御手段1603、
メモリ手段1606、駆動デューティー比調整手段16
08、表示手段1610を有している。
【0101】本実施例に係る携帯型情報処理装置は、携
帯型情報処理装置をはさんで前方と後方とに対向した複
数の利用者に利用される。表示手段1311は、駆動パ
ルスで駆動される液晶ディスプレイであて、水平に設置
された状態で利用される。
【0102】第16図に示す入力手段1601は、複数
のキーを備え選択指示を入力可能なキーボードである。
キーの押し下げ動作は選択指示として入力転送経路16
02を介し、制御手段1603に転送される。
【0103】制御手段1603は、入力手段1601の
選択指示結果に従い、メモリ手段1606、駆動デュー
ティー比調整手段1608を制御する。制御は制御転送
経路1604、1605を介して行われる。
【0104】メモリ手段1606は、表示手段1610
で表示する情報を記憶するRAMである。
【0105】駆動デューティー比調整手段1608は、
メモリ手段1307上の表示情報を表示手段1610に
表示する駆動パルスの駆動デューティー比を制御する制
御回路である。駆動デューティー比は駆動デューティー
比転送経路1604を介し外部から設定される。
【0106】表示手段1610はメモリ手段1606の
情報を1画素分例えば24ビットづつ読み込み、アナロ
グ電圧値に変換後、カラー液晶表示素子を所定の走査周
波数で走査し目視可能な映像を形成する、表示サブシス
テムである。
【0107】図17に本第5実施例に係る携帯型情報処
理装置の表示動作のフロ−チャ−トを示す。
【0108】図示するように、メモリ手段1606上の
情報の表示を行場合、まず、表示手段1610の視野角
範囲の中心を前方約45゜にする駆動デューティー比d
1と、視野角範囲の中心を後方約45゜にする駆動デュ
ーティー比d2を駆動デューティー比調整手段1608
に設定し(ステップ1601)、表示手段1610の視
野角範囲の中心を前方約45゜にする駆動デューティー
比d1で駆動デューティー比調整手段1608を設定す
る(ステップ1602)。
【0109】次に表示要求を監視し(ステップ160
3)、メモリ手段1606から表示情報を読みだし、駆
動デューティー比d1により目的の前方45゜の視野角
特性で表示情報を表示する(ステップ1606)。
【0110】視野角特性を変えるときは(ステップ16
04)、再び表示手段1610の視野角範囲の中心を後
方約45゜にする駆動デューティー比d2を設定し(ス
テップ1605)、の駆動デューティー比d2により目
的後方45゜の視野角特性で表示情報を表示する(ステ
ップ1606)。
【0111】以上のように、本第5実施例によれば、駆
動パルスによって駆動される液晶ディスプレイの視野角
特性が、駆動パルスの駆動デュ−ティ−比によって変化
することを利用し、液晶ディスプレイの視野角特性を、
適宜、携帯型情報処理装置をはさんで前方と後方とに対
向した利用者のうち、表示を利用するいづれか一方の利
用者に適した視野角特性とすることができる。
【0112】以下、本発明に係る携帯型情報処理装置の
第6の実施例を説明する。
【0113】図18に本第6実施例に係る携帯型情報処
理装置の構成を示す。
【0114】図示するように、本携帯型情報処理装置
は、2つの筐体1801、1803にそれぞれ収容され
た表示手段1805と入力手段1806と、開閉制限手
段1802、展開手段1804、垂直回転手段1807
を有している。
【0115】図18中aが携帯時の形態、bが1人の利
用者によって利用される場合の形態、cが形態型情報端
末をはさんで対向する複数の利用者によって利用される
場合の形態である。
【0116】図18aに示すようように、形態時等は、
2つの筐体それぞれ、表示手段と入力手段を内側にして
重なり、開閉手段が2つの筐体の展開手段を回転軸とす
る回転を制限する。
【0117】また、図18bに示すように、1人の利用
者によって利用される場合は、展開手段を軸として、2
つの筐体を回転させて開き。
【0118】また、対向する複数の利用者によって利用
される場合は、図18cに示すように、図18bの位置
からいずれかの筐体を垂直回転手段1807を軸に回転
し、入力手段1806の操作者と、操作者に対向する利
用者の両者に表示手段1805視認可能とする。
【0119】以下、本発明に係る情報端末の第7の実施
例を説明する。
【0120】図19に、本形態型情報端末の構成を示
す。
【0121】図示するように、本携帯型情報処理装置
は、2つの筐体1901、1903にそれぞれ収容され
た表示手段1905と入力手段1806と、開閉制限手
段1902、展開手段1904、図示せざる水平回転手
段を有している。
【0122】図19中aが携帯時の形態、bが1人の利
用者によって利用される場合の形態、cが形態型情報端
末をはさんで対向する複数の利用者によって利用される
場合の形態である。
【0123】図19aに示すようように、形態時等は、
2つの筐体それぞれ、表示手段と入力手段を内側にして
重なり、開閉手段が2つの筐体の展開手段を回転軸とす
る回転を制限する。
【0124】また、図19bに示すように、1人の利用
者によって利用される場合は、展開手段を軸として、2
つの筐体を回転させて開き。
【0125】また、対向する複数の利用者によって利用
される場合は、図19cに示すように、図19bの位置
から水平回転手段を軸に、表示手段1805を回転し、
入力手段1806の操作者と、操作者に対向する利用者
の両者に表示手段1805視認可能とする。
【0126】以下、本発明に係る形態型情報端末の第8
の実施例を説明する。
【0127】図20に本第8実施例に係る携帯型情報処
理装置の構成を示す。
【0128】図示すように、本携帯型情報処理装置は、
3つの筐体2001、2002、2003、開閉制限手
段2004、展開手段2005、2表示手段2006、
2入力手段2007、2008を持つ。
【0129】前記筐体2002は表裏にそれぞれ表示手
段2006を収容し、筐体2002、2002は、それ
ぞれ1つの入力手段2007、2008を収容する。
【0130】そして、展開手段2005で接続筐体20
01と2002、2002と2003とを接続してい
る。
【0131】図20中aが携帯時の形態、bが使用時の
携帯である。
【0132】以下、本発明に係る携帯型情報処理装置の
第9の実施例を説明する。
【0133】図20に本第9実施例に係る携帯型情報処
理装置の構成を示す。
【0134】ずしするように、本書いたい型情報端末
は、3つの筐体2101、2102、2103にそれぞ
れ収容された2表示手段2107、2108、入力手段
2109と、開閉制限手段2104、2展開手段210
5、2106を有する。
【0135】前記3つの筐体は、2つの展開手段210
5、2106で図21に示すように接続されている。
【0136】図21中aが携帯時の形態、bが使用時の
携帯である。
【0137】以下、本発明に係る携帯型情報処理装置の
第10の実施例を説明する。
【0138】図22に本第10実施例に係る携帯型情報
処理装置の構成を示す。
【0139】図示するように、本携帯型情報処理装置
は、2つの筐体2202、2203にそれぞれ収容され
た表示手段2206、入力手段2207と、ハーフミラ
ー2201、開閉制限手段2204、展開手段2205
を有している。
【0140】図22中aが携帯時の形態、bが使用時の
携帯であって、筐体2202と筐体2203は展開手段
2205で接続されている。また、ハーフミラー220
1と表示手段2206を収容する筐体2201も接続し
ており、使用時は、図22b、cに示すように両者は所
定の展開角度で位置する。
【0141】このように、本第10実施例によれば、入
力手段2109の操作者と携帯型情報処理装置をはさん
で対向する利用者は表示手段の表示を視認することがで
き、また、操作者もはハ−フミラ−2201によって表
示手段2206の表示を確認することができる。
【0142】以下、本実施例に係る携帯型端末の第11
の実施例を説明する。
【0143】図23に本実施例に係る携帯型情報処理装
置の構成を示す。
【0144】図示するように、本携帯型情報処理装置
は、4つの筐体2301、2302、2303、230
4にそれぞれ収容された2表示手段2309、231
0、2入力手段2311、2312と、開閉制限手段2
305、3つの展開手段2306、2307、2308
を有する。
【0145】そして、表示手段2309、2310を収
容する2筐体を展開手段2307で接続し、入力手段2
311収容する筐体2304を表示手段2309を収容
する筐体2303とを展開手段2308で接続し、入力
手段2312収容する筐体2301を表示手段2309
を収容する筐体2302とを展開手段2306で接続し
ている。
【0146】以上のように、第1の実施例によれば、前
記表示手段107の視野角が狭く、同時使用者数が複数
になることにより前記表示手段107を挟み対向した状
態での斜め目視が必要な場合でも、前記展開手段103
により前記表示手段107の対面角度を調整し視野角範
囲を適切な範囲に調整可能であるので、視認性を改善で
きる。また前記回転手段210により表示映像を回転さ
せることが可能であるので、対向する各使用者に対して
正立の表示ができ、視認性を改善できる。
【0147】また、第2の実施例によれば、前記表示手
段507、509の個々の視野角が狭く、同時使用者数
が複数になることによりディスプレイを挟み対向した状
態での斜め目視が必要な場合でも、それぞれの表示手段
507、509の対面角と位置を適切にレイアウトする
ことにより、視認性を改善できる。
【0148】また、第3の実施例によれば、前記表示手
段907の視野角が狭く、同時使用者数が複数になるこ
とにより前記表示手段907を挟み対向した状態での斜
め目視が必要な場合でも、前記レンティキュラーレンズ
903により前記表示手段907の視野角範囲をある程
度適切な角度に変更でき、視認性を改善できる。また前
記多重化手段1010により前記表示手段907ので、
前記対向する複数の使用者に同一又はことなる情報を正
立の状態で表示でき、視認性を改善できる。
【0149】また、第4の実施例によれば、前記表示手
段1311の視野角が狭く、同時使用者数が複数になる
ことにより前記表示手段1311を挟み対向した状態で
の斜め目視が必要な場合でも、前記降圧手段1308に
より前記表示手段1311の駆動電源電圧を調整するこ
とにより視野角範囲を適切な範囲に調整可能であるの
で、視認性を改善できる。また前記メモリ手段1307
により前記駆動電源電圧値の適正な値を記憶可能である
ので、対向する各使用者にたいして適切な視野角範囲を
即座に設定でき、視認性を改善できる。
【0150】また、第5の実施例によれば、前記表示手
段1610の視野角が狭く、同時使用者数が複数になる
ことにより前記表示手段1610を挟み対向した状態で
の斜め目視が必要な場合でも、前記デューティー比調整
手段1608により前記表示手段1610の駆動デュー
ティー比を調整することにより視野角範囲を適切な範囲
に調整可能であるので、視認性を改善できる。
【0151】また、第6の実施例によれば、前記表示手
段1805の視野角が狭く、同時使用者数が複数になる
ことにより前記表示手段1805の斜め目視が必要な場
合でも、前記垂直回転手段により前記表示手段1805
の対面角度を調整することにより視野角範囲を適切な範
囲に調整可能であるので、視認性を改善できる。
【0152】また、第7の実施例によれば、前記表示手
段1905の視野角が狭く、同時使用者数が複数になる
ことにより前記表示手段1905の斜め目視が必要な場
合でも、前記水平回転手段により前記表示手段1905
の対面角度を調整することにより視野角範囲を適切な範
囲に調整可能であるので、視認性を改善できる。
【0153】また、第8の実施例によれば、前記表示手
段2006の視野角が狭く、同時使用者数が複数になる
ことにより前記表示手段2006を挟み対向した状態で
の目視が必要な場合でも、前記表示手段を表裏に2つ備
える筐体要素により視野角範囲を拡大できるので、視認
性を改善できる。また、それぞれ1つの入力手段を持つ
2筐体要素を備えることにより、複数の同時使用者の入
力操作に対処でき、操作性を改善できる。
【0154】また、第9の実施例によれば、前記表示手
段2107、2108の視野角が狭く、同時使用者数が
複数になることにより前記表示手段2107、2108
を挟み対向した状態での目視が必要な場合でも、前記展
開手段2105、2106により前記表示手段210
7、2108の対面角度を調整し視野角範囲を適切な範
囲に調整可能であるので、視認性を改善できる。
【0155】また、第10の実施例によれば、前記表示
手段2201の視野角が狭く、同時使用者数が複数にな
ることにより前記表示手段2201を挟み対向した状態
での目視が必要な場合でも、前記ハーフミラー2201
と前記展開手段2205により前記表示手段2206の
対面角度と視野角範囲を適切な範囲に調整可能であるの
で、視認性を改善できる。
【0156】また、第11の実施例によれば、前記表示
手段2309、2310の視野角が狭く、同時使用者数
が複数になることにより前記表示手段2309、231
0を挟み対向した状態での目視が必要な場合でも、前記
表示手段2309、2310をそれぞれ1枚備える2筐
体要素と、前記展開手段2306、2307、2308
により前記表示手段2206の対面角度を調整すること
により視野角範囲を適切な範囲に調整可能、視認性を改
善できる。また前記入力手段2311、2312をそれ
ぞれ1つ備える2筐体要素により、複数の同時使用者の
入力操作に対処でき、操作性を改善できる。
【0157】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
者が携帯型情報処理装置をはさんで対向する使用携帯に
おける液晶ディスプレイの視認性を向上することのでき
る携帯型情報処理装置を提供することができる。
【0158】また、このような携帯型情報処理装置にお
いて、携帯性を低下させることなく、ディスプレイを有
効に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【第1図】本発明の第1実施例に係る携帯型情報処理装
置の構成を示す外観図である。
【第2図】本発明の第1実施例に係る携帯型情報処理装
置の内部構成を示すブロック図である。
【第3図】本発明の第1実施例に係る携帯型情報処理装
置の動作を示す説明図である。
【第4図】本発明の第1実施例に係る携帯型情報処理装
置の動作を示すフローチャートである。
【第5図】本発明の第2実施例に係る携帯型情報処理装
置の構成を示す外観図である。
【第6図】本発明の第2実施例に係る携帯型情報処理装
置の内部構成を示すブロック図である。
【第7図】本発明の第2実施例に係る携帯型情報処理装
置の動作を示す説明図である。
【第8図】本発明の第2実施例に係る携帯型情報処理装
置の動作を示すフローチャートである。
【第9図】本発明の第3実施例に係る携帯型情報処理装
置の構成を示す外観図である。
【第10図】本発明の第3実施例に係る携帯型情報処理
装置の内部構成を示すブロック図である。
【第11図】本発明の第3実施例に係る携帯型情報処理
装置の動作を示す説明図である。
【第12図】本発明の第3実施例に係る携帯型情報処理
装置の動作を示すフローチャートである。
【第13図】本発明の第4実施例に係る携帯型情報処理
装置の内部構成を示すブロック図である。
【第14図】本発明の第4実施例に係る携帯型情報処理
装置の動作を示す説明図である。
【第15図】本発明の第4実施例に係る携帯型情報処理
装置の動作を示すフローチャートである。
【第16図】本発明の第5実施例に係る携帯型情報処理
装置の内部構成を示すブロック図である。
【第17図】本発明の第5実施例に係る携帯型情報処理
装置の動作を示すフローチャートである。
【第18図】本発明の第6実施例に係る携帯型情報処理
装置の構成を示す外観図である。
【第19図】本発明の第7実施例に係る携帯型情報処理
装置の構成を示す外観図である。
【第20図】本発明の第8実施例に係る携帯型情報処理
装置の構成を示す外観図である。
【第21図】本発明の第9実施例に係る携帯型情報処理
装置の構成を示す外観図である。
【第22図】本発明の第10実施例に係る携帯型情報処
理装置の構成を示す外観図である。
【第23図】本発明の第11実施例に係る携帯型情報処
理装置の構成を示す外観図である。
【符号の説明】
101 筐体 102 開閉制限手段 103 展開手段 104 ディスクドライブ 105 電源手段 106 筐体 107 表示手段 108 入力手段 109 角度固定手段 201 入力転送経路 202 制御手段 203 キー 204、205、206 制御転送手段 207 メモリ手段 208、209 表示転送経路 301 選択キー 302 メモリの仮想境界 303 表示情報の格納されている領域の先頭アドレ
ス 304 アドレス設定部 305 加算器 306 減算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂井 浩之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内 (72)発明者 木村 祐二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マイクロエレクトロニク ス機器開発研究所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像を表示する表示手段を収容した表示部
    と、表示手段に表示する映像の指定の入力を受付ける入
    力手段とを収容した入力部とを備えた携帯型情報処理装
    置であって、 表示部と入力部とが、前記入力手段と表示手段とを内側
    にして重なりあった位置から当該重なりあった位置を基
    準として180度以上展開した位置まで展開可能に、前
    記表示部と入力部とを連結する連結手段を有することを
    特徴とする携帯型情報処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の携帯型情報処理装置であっ
    て、 前記表示手段の表示の上下を反転させる反転表示手段を
    有することを特徴とする携帯型情報処理装置。
  3. 【請求項3】映像を表示する表示手段を収容した表示部
    と、表示手段に表示する映像の指定の入力を受付ける入
    力手段とを収容した入力部とを備えた携帯型情報処理装
    置であって、 前記表示部は、複数の前記表示手段を、それぞれ異なる
    角度で収容することを特徴とする携帯型情報処理装置。
  4. 【請求項4】映像を表示する表示手段を収容した表示部
    と、表示手段に表示する映像の指定の入力を受付ける入
    力手段とを収容した入力部とを備えた携帯型情報処理装
    置であって、 前記表示手段上に設置されたレンティキュラーレンズ
    と、表示手段に異なる2つの映像を1ライン毎に表示す
    る多重化表示手段を有することを特徴とする携帯型情報
    処理装置。
  5. 【請求項5】映像を表示する液晶ディスプレイを収容し
    た表示部と、液晶ディスプレイに表示する映像の指定の
    入力を受付ける入力手段とを収容した入力部とを備えた
    携帯型情報処理装置であって、 前記液晶ディスプレイを駆動する駆動電圧を調整するこ
    とにより、前記液晶ディスプレイの視野角範囲を略90
    度以上変更可能な駆動電圧調整手段を有することを特徴
    とする携帯型情報処理装置。
  6. 【請求項6】駆動パルスによって駆動されて映像を表示
    する液晶ディスプレイを収容した表示部と、液晶ディス
    プレイに表示する映像の指定の入力を受付ける入力手段
    とを収容した入力部とを備えた携帯型情報処理装置であ
    って、 前記液晶ディスプレイを駆動する駆動パルスのデュ−テ
    ィ−比を調整することにより、前記液晶ディスプレイの
    視野角範囲が略90度以上変更可能な駆動パルス調整手
    段を有することを特徴とする携帯型情報処理装置。
  7. 【請求項7】映像を表示する表示手段を収容した表示部
    と、表示手段に表示する映像の指定の入力を受付ける入
    力手段とを収容した入力部とを備えた携帯型情報処理装
    置であって、 表示部と入力部とが、前記入力手段と表示手段とを内側
    にして重なりあった位置から当該重なりあった位置を基
    準として90度以上展開した位置まで展開可能に、前記
    表示部と入力部とを連結する第1連結手段と、前記第1
    連結手段が可能とする展開の展開軸に対して垂直な軸を
    中心として前記表示部を回転可能に前記表示部と入力部
    とを連結する第2連結手段とを有することを特徴とする
    携帯型情報処理装置。
  8. 【請求項8】映像を表示する表示手段を収容した表示部
    と、表示手段に表示する映像の指定の入力を受付ける入
    力手段とを収容した入力部とを備えた携帯型情報処理装
    置であって、 表示部と入力部とが、前記入力手段と表示手段とを内側
    にして重なりあった位置から当該重なりあった位置を基
    準として90度以上展開した位置まで展開可能に、前記
    表示部と入力部とを連結する第1連結手段を有し、 前記表示部は、前記表示手段が表示部に対して略90度
    回転可能に、表示手段と表示部とを連結する第2連結手
    段を介して、前記表示手段を収容することを特徴とする
    第2連結手段とを有することを特徴とする携帯型情報処
    理装置。
  9. 【請求項9】映像を表示する第1表示手段を収容した第
    1表示部と、映像を表示する第2表示手段を収容した第
    2表示部と、表示手段に表示する映像の指定の入力を受
    付ける入力手段とを収容した入力部と、第1表示部と入
    力部とが、前記入力手段と第1表示手段とを内側にして
    重なりあった位置から当該重なりあった位置を基準とし
    て90度以上展開した位置まで展開可能に、前記第1表
    示部と入力部とを連結する第1連結手段と、前記第1表
    示部と第2表示部とが、第1表示手段と第2表示表示手
    段を外側にして重なりあった位置から当該重なりあった
    位置を基準として所定の角度展開した位置まで展開可能
    に、前記第1表示部と前記第2表示部とを連結する第2
    連結手段とを有することを特徴とする携帯型情報処理装
    置。
  10. 【請求項10】映像を表示する表示手段を収容した表示
    部と、表示手段に表示する映像の指定の入力を受付ける
    入力手段とを収容した入力部とを備えた携帯型情報処理
    装置であって、 表示部と入力部とが、前記入力手段と表示手段とを内側
    にして重なりあった位置から当該重なりあった位置を基
    準として180度以上展開した位置まで展開可能に、前
    記表示部と入力部とを連結する第1連結手段と、ハ−フ
    ミラ−と、前記表示部と前記ハ−フミラ−が、前記表示
    手段を内側として重なりあった位置から当該重なりあっ
    た位置を基準として所定の角度、前記第1の連結手段が
    可能とする展開の方向と逆の展開方向に展開した位置ま
    で展開可能に、前記表示部と前記ハ−フミラ−とを連結
    する第2連結手段とを有することを特徴とする携帯型情
    報処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6065351A (en) * 1994-10-19 2000-05-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Flow rate measurement method and ultrasonic flow meter
JP2014120877A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Fujitsu Ltd 多分割筐体の連結装置及び該連結装置を備えた電子装置

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