JPH053533Y2 - - Google Patents

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JPH053533Y2
JPH053533Y2 JP3223087U JP3223087U JPH053533Y2 JP H053533 Y2 JPH053533 Y2 JP H053533Y2 JP 3223087 U JP3223087 U JP 3223087U JP 3223087 U JP3223087 U JP 3223087U JP H053533 Y2 JPH053533 Y2 JP H053533Y2
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JP
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side gutter
cylinder
coil spring
brush
rod
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は路面等清掃車のサイドガツターブラシ
浮上装置に関するもので、構造の簡素化及び製造
の容易化を図り、安価に提供できることを特徴と
するものである。
〔従来の技術〕
従来から路面等清掃車は前輪、後輪、運転室、
エンジンルーム等からなる走行ボデーの前方位置
にサイドガツターブラシ、土砂等の掃き上げ搬送
装置、ホツパー及び散水装置等からなる清掃装置
が設けられて構成されていた(実公昭55−41844
号公報)。
上記サイドガツターブラシは円板状に構成さ
れ、前方の両側部にそれぞれ内側に回転するよう
に設けられ、側溝あるいは路面上の土砂等を中央
に寄せ集めるために設けられている。
そして、寄せ集められた土砂等はサイドガツタ
ーブラシの後方に設けた掃き上げ搬送装置により
ホツパー内に投入されるものであつた。
上記構成において、サイドガツターブラシは側
溝あるいは路面上の土砂等を有効に寄せ集めるよ
うに支持しなければならない。
すなわち、サイドガツターブラシの全重量を路
面上にかけるとブラシ部分が折り曲げられて損傷
したり、ブラシ部分の摩耗が著しいのみで土砂等
を有効に寄せ集めることが困難である。
そこで、サイドガツターブラシをある程度浮上
状態に支持するとともに、必要以上の力が加えら
れた場合には有効に上方へ逃げる構成としておく
ことが望ましいものである。
従来、上記サイドガツターブラシをある程度浮
上状態とする手段として、フレーム側からリンク
機構を介してサイドガツターブラシを設け、フレ
ーム側に後端を止着した油圧シリンダのピストン
ロツドをサイドガツターブラシの上面部に止着
し、油圧シリンダによりサイドガツターブラシを
吊下げ状態に支持して上下動させる装置が提供さ
れていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の装置は油圧シリンダを準備する必要
があるとともに、必然的に油圧配管及び制御装
置、さらには油圧シリンダの支持部を構成しなけ
ればならず、構造が複雑となるとともに、製造に
も手数を要し、高価となる欠点があつた。
本考案は上記のごとき欠点を除去しようとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記のごとき問題点を解決するため、
フレーム側に固定され、内部にコイルスプリング
を設けたシリンダと、該シリンダの後端に回動自
在に挿通され、その内部端に上記コイルスプリン
グの後端が連結された調整杆と、該調整杆の外部
端に設けられ、上記フレーム側への取付け位置を
調整する適数の調整孔を有する回動板と、上記シ
リンダの先端に回動自在に挿通され、その内部端
に上記コイルスプリングの先端が連結され、外部
端の直交方向にサイドガツターブラシの支持杆が
取付けられた回動杆とからなる構成としたもので
ある。
〔作用〕
本考案ではサイドガツターブラシ9の浮上力の
調整は調整杆17を回動調整後、該調整杆17を
フレーム14側に固定することにより行われる。
すなわち、調整杆17を所定方向に回動させて
サイドガツターブラシ9の浮上力を適宜調整後、
回動板18及びピン19によりフレーム14側に
固定すると、コイルスプリング16を介して回動
杆20の所定方向に回転力が加わり、さらに、回
動杆20にの直交方向に取付けられた支持杆21
を介してサイドガツターブラシ9に浮上力が伝え
られ、必要とする浮上力に調整することができる
ものである。
上記浮上力の調整はコイルスプリング16を介
して行われるため極めて柔軟性があり、障害物等
に当つた場合でも有効に上方へ逃げる等してサイ
ドガツターブラシ9の損傷を防止するものであ
り、さらに油圧シリンダ等を使用しないため、配
管及び制御装置も不要であり、構造も簡素化さ
れ、製造も容易で安価に提供できるものである。
〔実施例〕
図面は本考案の一実施例を示すもので、図示の
路面等清掃車は連結部の詳細を図示していない
が、車両本体Aの前方所定位置に清掃装置Bが取
外し自在に連結されて構成されている。
まず、車両本体Aについて説明すると、前輪
1、後輪2、エンジンルーム3、運転室4等によ
り構成され、前輪1がエンジンルーム3、運転室
4に対して上下動自在に構成されている。
すなわち、エンジンルーム3の下方両側に前輪
アーム5の略々中央部が軸6で止着され、その先
端にそれぞれ前輪1が回転自在に取付けられ、後
端にエンジンルーム3側に設けた油圧シリンダ7
のピストンロツド8が連結されてなるものであ
る。
したがつて油圧シリンダ7を縮少制御すれば前
輪アーム5の先端、すなわち、前輪1が下降状態
となり、逆にエンジンルーム3、運転室4が地面
より浮上り清掃装置Bが持上げられ、高速走行に
よる移動が可能となるものである。
つぎに清掃開始時には油圧シリンダ7が伸張制
御される。
その結果、前輪アーム5の先端、すなわち、前
輪1が上昇状態となり、逆にエンジンルーム3、
運転室4が下降させられ、清掃装置Bが地面に接
触させられて清掃可能状態となるものである。
つぎに清掃装置Bについて述べると、前方の下
方両側部にそれぞれ内側に回転するように設けら
れたサイドガツターブラシ9、その後方に設けら
れた土砂等の掃き上げ搬送装置10、上記サイド
ガツターブラシ9の上方に油圧シリンダ11によ
り上下動させられ、さらに反転自在に設けられた
ホツパー12等により構成されている。
上記のごとく、前輪1がエンジンルーム3、運
転室4に対して上下動自在となるように構成する
と、従来のごとく、サイドガツターブラシ9の上
下動装置及び土砂等の掃き上げ搬送装置10の上
下動装置等が不要であり、経済的である効果が得
られる。
すなわち、従来は清掃作業時でない移動時等に
は運転室のそれぞれのレバーを操作してサイドガ
ツターブラシ9を引き上げ、さらに土砂等の掃き
上げ搬送装置10等を引き上げる等する必要があ
つたが、図面実施例のごとく構成すると予めユニ
ツトとした清掃装置Bを前輪1の上下動、実際に
は車両本体Aの前方部の上下動によりワンタツチ
で行うことができるものである。
本考案は上記清掃装置Bを構成するサイドガツ
ターブラシ9の浮上装置である。
したがつて、以下に述べるフレーム側とは清掃
装置B側のフレームを意味するものである。詳細
を述べると、清掃装置Bのフレーム14に固定さ
れるシリンダ15の内部にはコイルスプリング1
6が設けられ、シリンダ15の後端には調整杆1
7が回動自在に挿通される。
そして、上記調整杆17の内部端17aにコイ
ルスプリング16の後端が連結され、外部端17
bが回動調整後に固定自在とされる。
図面実施例の場合、外部端17bに回動板18
を設け、回動板18に適数の調整孔18aを設け
回動板18を必要角度回動させて調整孔18aか
らフレーム側に設けた受孔(図示せず)にピン1
9を差し込み固定する構成としている。
上記調整杆17はコイルスプリング16に加え
られる回転力を調整し、後に述べるがサイドガツ
ターブラシ9の浮上力を調整するものである。
さらに上記シリンダ15の先端には回動杆20
が回動自在に挿通される。
そして、上記回動杆20の内部端20aにコイ
ルスプリング16の先端が連結され、外部端20
bの直交方向にサイドガツターブラシ9の支持杆
21が取付けられる。
図中22はリンク機構である。
上記構成においては調整杆17を回動させると
コイルスプリング16を介して回動杆20の所定
方向に回転力が加えられる。その結果、回動杆2
0の直交方向に取付けられた支持杆21を介して
サイドガツターブラシ9の浮上力が伝えられ、必
要とする浮上力に調整することができるものであ
る。
上記浮上力の調整はコイルスプリング16を介
して行われるため、極めて柔軟性があり、障害物
等に当つた場合でも有効に上方へ逃げる等してサ
イドガツターブラシを損傷させることがないもの
である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、構造の簡素化及び製造の容易
化を図ることができ、安価なサイドガツターブラ
シ浮上装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は路面等清掃車の正面図、第2図は要部の一部切
欠斜視図である。 9……サイドガツターブラシ、14……フレー
ム、15……シリンダ、16……コイルスプリン
グ、17……調整杆、17a……(調整杆の)内
部端、17b……(調整杆の)外部端、20……
回動杆、20a……(回動杆の)内部端、20b
……(回動杆の)外部端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム側に固定され、内部にコイルスプリン
    グを設けたシリンダと、該シリンダの後端に回動
    自在に挿通され、その内部端に上記コイルスプリ
    ングの後端が連結された調整杆と、該調整杆の外
    部端に設けられ、上記フレーム側への取付け位置
    を調整する適数の調整孔を有する回動板と、上記
    シリンダの先端に回動自在に挿通され、その内部
    端に上記コイルスプリングの先端が連結され、外
    部端の直交方向にサイドガツターブラシの支持杆
    が取付けられた回動杆とからなることを特徴とす
    る路面等清掃車のサイドガツターブラシ浮上装
    置。
JP3223087U 1987-03-05 1987-03-05 Expired - Lifetime JPH053533Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3223087U JPH053533Y2 (ja) 1987-03-05 1987-03-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3223087U JPH053533Y2 (ja) 1987-03-05 1987-03-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63141217U JPS63141217U (ja) 1988-09-16
JPH053533Y2 true JPH053533Y2 (ja) 1993-01-28

Family

ID=30838711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3223087U Expired - Lifetime JPH053533Y2 (ja) 1987-03-05 1987-03-05

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JPS63141217U (ja) 1988-09-16

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