JPH053527A - 密着型イメージセンサ - Google Patents
密着型イメージセンサInfo
- Publication number
- JPH053527A JPH053527A JP3178896A JP17889691A JPH053527A JP H053527 A JPH053527 A JP H053527A JP 3178896 A JP3178896 A JP 3178896A JP 17889691 A JP17889691 A JP 17889691A JP H053527 A JPH053527 A JP H053527A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image sensor
- light emitting
- light source
- original
- photoelectric conversion
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光源の消費電力を必要最小限に抑制し、イメ
ージセンサの温度上昇を防止する。 【構成】 列状に配列された複数の光電変換素子と、該
光電変換素子の配列方向に沿って複数配列され、原稿に
光を照射するための発光素子とを備えてなる密着型イメ
ージセンサにおいて、前記発光素子の点灯領域を原稿サ
イズに応じて切換える手段を設け、原稿サイズ毎に原稿
面に対応した領域の発光素子のみ点灯可能に構成する。
ージセンサの温度上昇を防止する。 【構成】 列状に配列された複数の光電変換素子と、該
光電変換素子の配列方向に沿って複数配列され、原稿に
光を照射するための発光素子とを備えてなる密着型イメ
ージセンサにおいて、前記発光素子の点灯領域を原稿サ
イズに応じて切換える手段を設け、原稿サイズ毎に原稿
面に対応した領域の発光素子のみ点灯可能に構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、密着型イメージセンサ
の改良に関するものである。
の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来例の密着型イメージセンサを
示した構成図である。図において、１０はセラミック基
板１１上に設けられたセンサチップであり、このチップ
１０上には複数の光電変換素子が一列に配列されてい
る。また、１２はセンサチップ１０の上面に設けられた
集束性ロッドレンズアレイ、１３はセンサチップ１０と
平行に配列されたＬＥＤ（発光ダイオード）光源、１４
は光電変換素子を駆動するための駆動回路である。この
密着型イメージセンサでは、ＬＥＤ光源１３から原稿１
５に光が照射され、原稿面で反射した光は画像情報光と
して集束性ロッドレンズアレイ１２を介し、センサチッ
プ１０へ導かれる。そして、センサチップ１０では光電
変換素子により画像情報光を電気信号に変換すること
で、原稿の画像が読取られる。図４は上記ＬＥＤ光源１
３の回路構成を示した回路図である。図において、１は
ＬＥＤ発光素子を示しており、それぞれの発光素子には
電流制限用の抵抗Ｒが直列に接続されている。ここで
は、４つの発光素子１がそれぞれ直列に接続され、全て
の発光素子が１つの光源として使用されている。
示した構成図である。図において、１０はセラミック基
板１１上に設けられたセンサチップであり、このチップ
１０上には複数の光電変換素子が一列に配列されてい
る。また、１２はセンサチップ１０の上面に設けられた
集束性ロッドレンズアレイ、１３はセンサチップ１０と
平行に配列されたＬＥＤ（発光ダイオード）光源、１４
は光電変換素子を駆動するための駆動回路である。この
密着型イメージセンサでは、ＬＥＤ光源１３から原稿１
５に光が照射され、原稿面で反射した光は画像情報光と
して集束性ロッドレンズアレイ１２を介し、センサチッ
プ１０へ導かれる。そして、センサチップ１０では光電
変換素子により画像情報光を電気信号に変換すること
で、原稿の画像が読取られる。図４は上記ＬＥＤ光源１
３の回路構成を示した回路図である。図において、１は
ＬＥＤ発光素子を示しており、それぞれの発光素子には
電流制限用の抵抗Ｒが直列に接続されている。ここで
は、４つの発光素子１がそれぞれ直列に接続され、全て
の発光素子が１つの光源として使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、ＬＥＤ光源は原稿のサイズにかかわら
ず、全て点灯するように構成されているため、不要なＬ
ＥＤも点灯するという不具合があった。例えば、Ａ３サ
イズを読取り可能な密着型イメージセンサを使用した場
合、通常使用する原稿サイズはＡ４が大多数であるが、
Ａ４やＢ４サイズの原稿を読取るときでも全てのＬＥＤ
が点灯していた。そのため、ＬＥＤの消費電力が無駄で
あるばかりでなく、イメージセンサの内部温度が上昇
し、センサ特性が劣化する問題があった。また、温度上
昇によってセンサのアルミ筐体、ロッドレンズアレイな
どの各部品の熱膨張率の違いにより、光学系の距離に微
小な変化が生じ、これに起因してピントズレを起すこと
により、解像度が低下するという問題があった。
記従来例では、ＬＥＤ光源は原稿のサイズにかかわら
ず、全て点灯するように構成されているため、不要なＬ
ＥＤも点灯するという不具合があった。例えば、Ａ３サ
イズを読取り可能な密着型イメージセンサを使用した場
合、通常使用する原稿サイズはＡ４が大多数であるが、
Ａ４やＢ４サイズの原稿を読取るときでも全てのＬＥＤ
が点灯していた。そのため、ＬＥＤの消費電力が無駄で
あるばかりでなく、イメージセンサの内部温度が上昇
し、センサ特性が劣化する問題があった。また、温度上
昇によってセンサのアルミ筐体、ロッドレンズアレイな
どの各部品の熱膨張率の違いにより、光学系の距離に微
小な変化が生じ、これに起因してピントズレを起すこと
により、解像度が低下するという問題があった。
【０００４】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、その目的は必要最小限の消費電力
で原稿画像の読取りが行えると共に、内部温度上昇を有
効に抑制できるようにした密着型イメージセンサを提供
することにある。
めになされたもので、その目的は必要最小限の消費電力
で原稿画像の読取りが行えると共に、内部温度上昇を有
効に抑制できるようにした密着型イメージセンサを提供
することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のこのような目的
は、列状に配列された複数の光電変換素子と、該光電変
換素子の配列方向に沿って複数配列され、原稿に光を照
射するための発光素子とを備えてなる密着型イメージセ
ンサにおいて、前記発光素子の点灯領域を原稿サイズに
応じて切換える手段を設け、原稿サイズ毎に原稿面に対
応した領域の発光素子のみ点灯可能に構成したことを特
徴とする密着型イメージセンサによって達成される。
は、列状に配列された複数の光電変換素子と、該光電変
換素子の配列方向に沿って複数配列され、原稿に光を照
射するための発光素子とを備えてなる密着型イメージセ
ンサにおいて、前記発光素子の点灯領域を原稿サイズに
応じて切換える手段を設け、原稿サイズ毎に原稿面に対
応した領域の発光素子のみ点灯可能に構成したことを特
徴とする密着型イメージセンサによって達成される。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。図１は本発明の密着型イメージセ
ンサの一実施例を示したブロック図である。本実施例の
密着型イメージセンサとしては、Ａ３サイズの原稿まで
読取りが可能である。またその基本的な構造は、図３に
示したようにセンサチップ１０の配列方向にＬＥＤ光源
１３が配置された構造である。なお、図１では図３、図
４に示した従来のものと同一部分については、同一符号
を付している。
して詳細に説明する。図１は本発明の密着型イメージセ
ンサの一実施例を示したブロック図である。本実施例の
密着型イメージセンサとしては、Ａ３サイズの原稿まで
読取りが可能である。またその基本的な構造は、図３に
示したようにセンサチップ１０の配列方向にＬＥＤ光源
１３が配置された構造である。なお、図１では図３、図
４に示した従来のものと同一部分については、同一符号
を付している。
【０００７】図１において、３はＬＥＤ光源１３を原稿
サイズに応じて切換える光源切換回路である。ＬＥＤ光
源１３は、従来同様に４つのＬＥＤ発光素子１が１組と
なっており、これが光電変換素子の配列方向に多数配列
されている。光源切換回路３は、そのＬＥＤ光源１３の
点灯領域を原稿サイズに応じて切換えるもので、本実施
例では原稿サイズのＡ３とＡ４でＬＥＤ光源１３の点灯
領域を切換えられるように構成されている。
サイズに応じて切換える光源切換回路である。ＬＥＤ光
源１３は、従来同様に４つのＬＥＤ発光素子１が１組と
なっており、これが光電変換素子の配列方向に多数配列
されている。光源切換回路３は、そのＬＥＤ光源１３の
点灯領域を原稿サイズに応じて切換えるもので、本実施
例では原稿サイズのＡ３とＡ４でＬＥＤ光源１３の点灯
領域を切換えられるように構成されている。
【０００８】図２は光源切換回路３の具体例を示した回
路図で、３つのトランジスタＱ１〜Ｑ３から構成されて
いる。各トランジスタのベース端子には原稿サイズに応
じた点灯指示信号が入力され、例えばＡ３サイズの原稿
の読取りを行う場合は、入力端子５ａ，５ｂ，５ｃのそ
れぞれにハイレベル信号が入力される。この場合、トラ
ンジスタＱ１〜Ｑ３は全てオンするので、ＬＥＤ光源１
３の各発光素子１は全て点灯し、全点灯状態となる。従
って、Ａ３サイズの原稿に対しては、光源切換回路３の
入力端子５ａ〜５ｃの全てにハイレベル信号を入力すれ
ばよい。また、Ａ４サイズの原稿に対しては、入力端子
５ａのみハイレベル信号を入力し、他の５ｂ，５ｃには
ローレベル信号を入力すればよい。これにより、トラン
ジスタＱ３のみオンし、ＬＥＤ光源１３はＡ４サイズの
原稿に対応した領域の発光素子だけ点灯し、他の領域の
発光素子は消灯状態となる。従って、ＬＥＤ光源１３を
必要な領域の発光素子のみ点灯させることができ、消費
電力を必要最小限に抑制することができる。また、イメ
ージセンサ内の温度上昇も抑制できるので、センサ特性
の劣化やピントズレによる解像度の低下といった問題点
も低減することができる。
路図で、３つのトランジスタＱ１〜Ｑ３から構成されて
いる。各トランジスタのベース端子には原稿サイズに応
じた点灯指示信号が入力され、例えばＡ３サイズの原稿
の読取りを行う場合は、入力端子５ａ，５ｂ，５ｃのそ
れぞれにハイレベル信号が入力される。この場合、トラ
ンジスタＱ１〜Ｑ３は全てオンするので、ＬＥＤ光源１
３の各発光素子１は全て点灯し、全点灯状態となる。従
って、Ａ３サイズの原稿に対しては、光源切換回路３の
入力端子５ａ〜５ｃの全てにハイレベル信号を入力すれ
ばよい。また、Ａ４サイズの原稿に対しては、入力端子
５ａのみハイレベル信号を入力し、他の５ｂ，５ｃには
ローレベル信号を入力すればよい。これにより、トラン
ジスタＱ３のみオンし、ＬＥＤ光源１３はＡ４サイズの
原稿に対応した領域の発光素子だけ点灯し、他の領域の
発光素子は消灯状態となる。従って、ＬＥＤ光源１３を
必要な領域の発光素子のみ点灯させることができ、消費
電力を必要最小限に抑制することができる。また、イメ
ージセンサ内の温度上昇も抑制できるので、センサ特性
の劣化やピントズレによる解像度の低下といった問題点
も低減することができる。
【０００９】なお、以上の実施例では、原稿サイズのＡ
３とＡ４でＬＥＤ光源の発光領域を切換える例を示した
が、これに限ることなく、例えばＡ３，Ｂ４，Ａ４，Ｂ
５というように種々のサイズに対しても切換えることが
できる。また、光源切換回路にＮＰＮトランジスタを使
用したが、ＭＯＳトランジスタなどの他のスイッチ素子
であってももちろんよい。
３とＡ４でＬＥＤ光源の発光領域を切換える例を示した
が、これに限ることなく、例えばＡ３，Ｂ４，Ａ４，Ｂ
５というように種々のサイズに対しても切換えることが
できる。また、光源切換回路にＮＰＮトランジスタを使
用したが、ＭＯＳトランジスタなどの他のスイッチ素子
であってももちろんよい。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、原
稿サイズに応じて光源の発光領域を切換えられるように
したので、消費電力を必要最小限に抑制できるばかりで
なく、内部の温度上昇も抑制することができる。従っ
て、温度上昇に起因するセンサ特性の劣化、あるいは解
像度の低下といった問題点を解消ないしは低減できると
いう効果がある。
稿サイズに応じて光源の発光領域を切換えられるように
したので、消費電力を必要最小限に抑制できるばかりで
なく、内部の温度上昇も抑制することができる。従っ
て、温度上昇に起因するセンサ特性の劣化、あるいは解
像度の低下といった問題点を解消ないしは低減できると
いう効果がある。
【図１】本発明の密着型イメージセンサの一実施例を示
したブロック図である。
したブロック図である。
【図２】光源切換回路の具体例を示した回路図である。
【図３】従来例の密着型イメージセンサを示した構成図
である。
である。
【図４】その従来センサのＬＥＤ光源を示した回路構成
図である。
図である。
１ ＬＥＤ発光素子 ３ 光源切換回路 １３ ＬＥＤ光源 Ｑ１，Ｑ３，Ｑ４ トランジスタ Ｒ 電流制限用抵抗
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 列状に配列された複数の光電変換素子
と、該光電変換素子の配列方向に沿って複数配列され、
原稿に光を照射するための発行素子とを備えてなる密着
型イメージセンサにおいて、前記発光素子の点灯領域を
原稿サイズに応じて切換える手段を設け、原稿サイズ毎
に原稿面に対応した領域の発光素子のみ点灯可能に構成
したことを特徴とする密着型イメージセンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3178896A JPH053527A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 密着型イメージセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3178896A JPH053527A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 密着型イメージセンサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH053527A true JPH053527A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=16056589
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3178896A Pending JPH053527A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 密着型イメージセンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH053527A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7682040B2 (en) | 2004-03-23 | 2010-03-23 | Koenig & Bauer Aktiengesellschaft | Optical system for creating an illuminated strip |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3178896A patent/JPH053527A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7682040B2 (en) | 2004-03-23 | 2010-03-23 | Koenig & Bauer Aktiengesellschaft | Optical system for creating an illuminated strip |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040415 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040601 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041012 |