JPH0534845A - 写真画像のコントラスト調整法 - Google Patents

写真画像のコントラスト調整法

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JPH0534845A
JPH0534845A JP28090391A JP28090391A JPH0534845A JP H0534845 A JPH0534845 A JP H0534845A JP 28090391 A JP28090391 A JP 28090391A JP 28090391 A JP28090391 A JP 28090391A JP H0534845 A JPH0534845 A JP H0534845A
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density
exposure
contrast
film
photographic
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JP28090391A
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English (en)
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Rigio Waki
リギオ 脇
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正しい写真画像の製作は従来から長い経験と
特殊な勘を必要とし、しかも経験者でも困難を伴う。本
発明は写真画像を初心者でも容易確実に調整可能な方法
と材料(銀塩フィルム、磁気、光記録材料)、用具を開
発する。 【構成】 写真フィルム(及び磁気記録材等の光記録材
料)の一部に適正露光部と1絞り不足部、1絞り過度部
からなる基準露光部をもうけ、撮影現像した該基準露光
部の濃度をもとに、これを標準的特性曲線上にあてはめ
て濃度とコントラスト、露光と現像処理の適否を判定
し、プリントでは適正露光部が反射濃度0.7,1絞り
不足部が1.0付近、1絞り過度部が0.4付近になる
よう調整することにより、該フィルムに撮影された被写
体画像の正しい明暗を再現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀塩及び電子写真など
における写真画像のコントラスト調整法に関わる。
【0002】
【従来の技術】写真フィルムの画像濃度とコントラスト
は撮影時の露光と現像処理との相関関係によって決定さ
れる。そのため、たとえば、単に濃度を下げればよいの
であれば露光量を下げてもあるいは現像時間を短縮して
も目的は達成できる。しかし現像時間が変われば画像コ
ントラストも異なってくるので適正な濃度とコントラス
トを有する画像を得るには適正な露光と適正な現像処理
が必要になる。
【0003】そこで、撮影時に多段階の濃淡を有するグ
レイスケールをフィルムに撮影して判断する方法がある
が、グレイスケールは表面反射が生じるとともに、多段
階を含めるために各段階の面積が小さくなり濃度測定が
困難になるだけでなく、これをもとに画像調整を如何に
すればよいかという理論と方法に欠けるため、露光及び
現像が適正であったかどうか、すなわち現像されたネガ
(またはポジ)の適否を的確に判定することはきわめて
困難である。
【0004】さらに、プリントでは、適正な印画にする
ためには何号の印画紙(多階調印画紙においてはフィル
ター)を選択すればよいかは、結局は実験的に試行錯誤
するしかない。したがって、長い経験と勘がなしには適
正画像は得られない。またスチルビデオなどの光記録材
料からのプリントアウトでも同様な問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、写真画像の
コントラスト調整を従来必要とした長い経験と感覚的な
特殊な勘なしに、数値的にしかも簡単な操作で誰にでも
容易に判定と調整ができ、またスチルビデオなどの電子
写真のプリントアウトの場合においても、確実な濃度と
コントラストを有する写真画像を得ることのできる方法
と光記録材料及び用具を開発することを目的にしてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記した問
題点を解決するために以下に述べる方法によってこれを
解決している。
【0007】すなわち、写真フィルムまたはスチルビデ
オのフロッピー、カードなどの光記録材料(以下フィル
ム)の撮影画面もしくは画面外の一部に、適正露光部と
過不足部各1段階、もしくは適正露光部と過不足のどち
らか1部を組み合わせた基準露光部をもたらし、プリン
ト時にはその基準露光部をもとに濃度とコントラストを
調整して適正な画像コントラストを有する画像にするこ
とによりこれを解決している。
【0008】すなわち、その目的を通常カメラで達成す
るには、光拡散板をレンズに装着する、あるいは標準反
射板(または標準透過板)にたいし適正露光と過不足方
向に1絞りの段階露光を与える。あるいは反射濃度0.
4、0.7,1.0の3段階濃度に相当する基準露光を
フィルムにもたらす。これには3段階(または2段階)
に構成した基準露光反射板(または透過板)を露光す
る。こうすれば上記基準露光と同じ露光が与えられる。
なお、いずれの場合も透過型なら表面反射が生じないの
で正確な入力が可能になる。またその入力はフィルム製
造時、撮影時、現像前でもよい。入力ずみのフィルムは
撮影で入力する必要はない。
【0009】したがって、上記基準露光が入力されたフ
ィルムで被写体を適正露光で撮影して現像(写真フィル
ム)し、プリントでは該基準露光部の適正露光部を反射
濃度濃度0.7,1絞り不足部(−1)を0.4,1絞
り過度部(+1)を1.0になるようプリントすれば、
各露光部は被写体の反射濃度0.4,0.7,01.0
に対応しているので被写体の少なくとも0.4から1.
0までの中間濃度の階調は正しく再現されることにな
る。これが、本発明の階調再現の基本原理であり、フロ
ッピー、カード、デイスクなどの光記録材でも同様の原
理によって対象の明暗を正しく再現可能になる。
【0010】[撮影現像したフィルムの判定−特性曲線
を利用する方法]本発明では、現像したフィルムの適正
露光部及び過不足部の濃度を測定しこれをメーカーなど
から発表された標準特性曲線の図上にあてはめてプロッ
トして判定をおこなう。
【0011】[適正露光の判定]もし、適正露光部
(N)の濃度が標準の特性曲線の適正位置にくれば露光
は適正であり、該フィルムの過不足部と結んだ直線部と
標準の特性曲線の直線部が一致すれば、濃度、コントラ
ストともに標準的であり、良好な露光、良好な現像がお
こなわれたことを示す。
【0012】もし、該フィルムの直線の傾斜が、標準の
ものよりも大であれば該フィルムのコントラストは標準
よりも大きく、すなわち現像過度であることがわかる。
現像時間が長くなればコントラストは大きくなるからで
あり、反対にその傾斜が緩やかであれば現像時間不足で
あることがわかる。
【0013】[印画紙の階調の選択]本発明では、該フ
ィルムをどのようにプリントすればよいかという明確な
指針を二つの方法によって得ることができる。その一
は、プリントを行う際、該フィルムの適正露光部がプリ
ント上において反射濃度0.7,1絞りアンダー部は
1.0付近、1絞りオーバー部は0.4付近になるよう
印画紙のグレード、またはフィルターと露光量を調整す
れば、撮影した被写体の中間調部の階調が正しく再現で
きるというものであり、この明確な指針があるために、
正しい階調のプリントが容易に可能となる。何故こうす
れば正しい明暗が得られるかというと、適正露光部は被
写体の反射濃度約0.7(反射率約20%)、1絞り露
光過度部は反射濃度0.4(反射率約40%)、1絞り
露光不足部は反射濃度1.0(反射率10%)の各被写
体の明るさに対応しており、上記のごとく調整すればそ
れぞれが有していた反射濃度が再現されるからである。
【0014】その二は、プリントを行う際、各基準露光
部の1絞り段階の濃度差が0.1近辺の場合は硬調印画
紙に、また0.15近辺の場合は中間調印画紙に、また
0.2近辺の場合は軟調印画紙にプリントすればノーマ
ルコントラストの画像が可能になるといったデータを提
供することが可能になる。それにより、たとえば、適正
露光部の濃度が1.15、露光不足部が1.0の場合は
その濃度差は0.15であるから中間調印画紙が適して
いるということが判明し、したがって印画紙(またはフ
ィルター)の選択が容易にでき、数値的、合理的な解決
をもたらすことができる。
【0015】
【作用】以上に述べたように、本発明では、2段階濃度
の測定だけで、撮影フィルムの露光と現像が適正かどう
か、適正でなければどうすればよいかがわかり、またプ
リント操作では、該フィルムの基準露光部をテストプリ
ントするだけで、またネガの基準露光部2ヶ所の濃度測
定だけで何号印画紙にプリントすればよいかという具体
的指針が見出せるという作用をもたらすことができる。
その理由は、通常の撮影用フィルムの特性曲線の適正露
光部付近は濃度増加がその名の通り直線的であるため、
多段階濃度を測定しなくても1絞り差(もしくは2絞り
差)のデーターだけで一般使用においては十分といえる
データが得られるからである。
【0016】
【実施例】図1は撮影時に用いる基準露光板(または透
過板)の実施例を、いずれも1はその基準露光板をあら
わす。Aは0.4、0.7,1.0の各濃度を有し、B
は0.7、1.0の2段階、Cは0.4と1.0の2段
階である。これを1カット撮影することにより容易に目
的を達成することができる。なお、Cでは2絞り差をも
って取り扱う。またA及びCでは平均測光カメラで適正
露光を得ることのできる適正露光判定板としも使用でき
る。
【0017】なお、基準露光部をフィルムのリーダー
部、最終部、あるいはフィルム側端などにあらかじめ入
力したフィルムは<基準光入力ずみフィル>として撮影
時に入力するする必要はない。
【0018】図2は、本発明を実施して得られる現像ず
みフィルムの一例をあらわす。すなわち、図中3が基準
露光部であり、(−1)は露光不足部、(N)は適正露
光部、(+1)は露光過度部である。4a,b,c,・
・・は通常の撮影画面(被写体画像)をあらわす。基準
露光部の3点または過不足いずれか1点の濃度及び濃度
差から該フィルムの露光と現像の適否及び適正画像をつ
くるためのプリントデータを得ることができる。
【0019】図3は、該フィルムの標準的な特性曲線5
の図上に該フィルムの基準露光部の各濃度をプロットし
判定した場合の一例を示す。基準露光部の各点(−1,
N,+1)をプロットしたとき(N)が標準的特性曲線
上の適正濃度にある場合は露光は適正であり、さらに−
1,+2も線上にあればコントラスト、つまり現像も適
正であり、適正ネガであることが明確にわかる。そして
直線6のようにNの濃度は適正だが傾斜が急である場合
は、コントラストが標準より高く、現像時間が過度であ
ったことが明確にわかる。また7のように逆に傾斜が緩
やかな場合は標準よりコントラストが低く、つまり現像
時間が不足であることがわかる。
【0020】以上の取り扱いにおいて、通常は透過型濃
度計が必要になるが、本発明の、撮影画面に基準光部を
もうけた場合は、露出計で判定することができる。すな
わち、該フィルムはその基準部の面積が大きいので基準
露光部を入射光メーターの受光部にあてがっての判定が
容易である。すなわち、フィルムをあてがったときと除
去したときの、その絞り値が1絞り差であれば0.3、
2絞り差であれば0.6、三分の1絞り差は0.1に相
当する。また反射光式メーターではライトボックス上に
基準光部をおいて同様に測定して概略的な濃度を得るこ
とができるが、その絞り差を濃度差におきかえて表示さ
せることもできる露出計を供給することができる。
【0021】図1のフィルムから印画紙にコンタクトプ
リントをつくる場合は、該フィルムの基準露光部の適正
露光部(N)を反射濃度0.7近辺、1絞り露光不足部
を反射濃度1.0近辺、また露光過度部を反射濃度0.
4近辺になるよう調節すれば、適正露出で撮影された被
写体画像の中間調の階調は正しく再現記録されることに
なる。
【0022】したがって、本発明のプリントテストで
は、適正露光部(N)が0.7になるようプリントした
とき、露光不足部(−1)が1.0、あるいは露光過度
部(+1)が0.4の反射濃度が得られる印画紙を選択
すればよいことがわかる。
【0023】図4は多階調印画紙を使用して適正フィル
ターを見出す場合のテスト法を示す概略図である。すな
わち、テストでは、1,2,3,4号の各階調をもたら
すフィルターの細片a,b,c,dの階調変換用フィル
ターを用いたテストフィルターチェッカー8を該フィル
ムの基準露光部9を覆うようなして印画紙10に焼き付
けて、適正露光部が0.7、不足部が1.0、過度部が
0.4になる関係のフィルターを見出すことにより正し
い濃度、正しいコントラストのプリントが可能になる。
【0024】なお、電子カメラの磁気フロッピーなどの
光記録材料に応用する場合は、プリントアウトにおいて
該基準露光部で濃度とコントラスト及びカラーバランス
の調整をおこなうようなすことができる。写真フィルム
の場合も同様であって、その場合は、露光過不足の露光
量差を調整してずらして記録することにより、軟調、中
間調、硬調用のフィルム(光記録材料)として供給し
お、軟調画像、硬調画像を機械焼きでプリントすること
が可能になる。
【0025】なお、カラー画像の場合、カラーバランス
調整を行うときははNの部分でおこなうことができ、撮
影光源に応じて入力光の色温度を調整することにより昼
光用フィルム、3200Kフィルムなどができ、濃度、
コントラストとともにカラーバランスも正しい理想的な
プリントを得ることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明では、これまで長い経験と特殊な
勘なしには得ることのできなかった写真画像(及びビデ
オフロッピーなどの光記録材科からのプリント画像)の
正しいコントラスト調整が、論理的、物理的、数値的に
可能になるので、誰にでも容易、迅速確実、かつ経済
的、能率的に高画質プリントが製作できるという画期的
な効果を発揮することが可能になる。
【0027】まず写真フィルムでは、従来判然としなか
った露光と現像との関係がわずか2段階の濃度判定で
1)撮影時の露光が適正か、2)コントラスト(ガン
マ)がどの程度か、つまり現像時間が適正かどうかを標
準の特性曲線との比較において判定でき、プリントでは
何号の印画紙(またはフィルター)を選べば適正コント
ラストのプリントができるかということが標準値との比
較において容易に判定可能になる。
【0028】すなわち、露出が適正かどうかの判定は、
適正露光部(N)の濃度をプロットして、これが特性曲
線の標準濃度と比較して高ければネガではオーバー、ポ
ジ(リバーサル)ではアンダーであることがわかり、そ
の位置を中心に、露光量を0.3ごとに区切っていくこ
とにより、該フィルムの足部及び肩部がどの程度の濃度
をもっているか、つまりハイライトとシャドウの写り具
合いを推定することが可能になる。
【0029】一方、現像処理が適正かどうかは、2点の
濃度差を測り、2点の濃度差が特性曲線のそれ(露光量
で0.3の相違)より大きければ標準よりコントラスト
が高くすなわち現像オーバーであり、小さければコント
ラストが標準より低くすなわち現像アンダーであるの
で、これまで判然とできなかったネガのコントラストの
良否も明確に判定できるようになる。
【0030】本発明によれば、これまで参考程度でしか
なかった特性曲線が実用可能になり、フィルムの正しい
使い方と、露光、現像の適否が明確になりフィルムの管
理が容易確実にでき画質のよいネガが可能になる。
【0031】また、従来のプリントは、被写体画面を何
回もプリントしてみるという試行錯誤が必要で、また失
敗も多かったが、本発明では該基準露光部を判定するだ
けで印画紙の選択ができるうえ、濃度測定をしなくても
基準露光部を同時的に2,3,4各号の印画紙に焼き付
ける、あるいは2,3,4各グレード判定用フィルター
を組み合わせたチェッカーを用いて多階調印画紙に一度
に焼き付けて容易迅速に適正印画紙(またはフィルタ
ー)と適正露光を見出せることが可能になる。そしてと
りわけ、コントラストが正しいかどうかの判定が明確に
できるという点が画期的である。つまり従来は、コント
ラストが正しいかどうかをはかる尺度がないため感覚的
判断しかできなかったが、本発明により物理的、数値的
に判定が可能になる効果が大きい。
【0032】また、明暗の再現記録ではなく、意識的に
再現濃度に高低をもたらしたい場合は、被写体撮影の露
光レベルをずらすことにより、撮影時に意識的にしかも
確実に調整することができ、作画に多様な応用が可能に
なる効果がある。
【0033】撮影前または撮影後に基準露光部をもたら
す方法によれば、同じ特性をもったフィルムを、硬軟自
在に仕上げることの可能なフィルム及びビデオフオッピ
ーなどの光記録材料として市場に供給することができ、
自動機械によってその効果を発揮させることが可能にな
り、従来、勘でしかできなかったコントラスト調整が機
械的に可能になる効果がある。
【0034】また、本発明では、通常に用いられる露出
計をもって濃度の取り扱いが可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】撮影時に用いる基準露光板(または透過板)の
実施例をあらわす正面図。
【図2】本発明を実施して得られる現像ずみフィルムの
一例をあらわす正面図。
【図3】標準的な特性曲線の図上に各フィルムの基準露
光部の各濃度をプロットして判定する場合のグラフの一
実施例。
【図4】多階調印画紙を使用して適正フィルターを見出
す場合のテスト法を示す概略図でAは正面図、Bは側面
図。
【符号の説明】
1 基準露光板本体 図中(−1) 部 濃度0.4の露光不足部、 (N) 濃度0.7の適正露光部 (+1) 濃度1.0の露光過度部 2 現像ずみフィルム 3 基準露光部 4a,b,c,d・・・ 撮影画面(被写体画像) 5 フィルムの標準的特性曲線 6 コントラストが標準より高く、現像時間が過度で
あった例 7 標準よりコントラストが低く、現像時間が不足で
あった例 8 テストフィルターチェッカー 8 a,b,c,d 階調変換用フィルターの細片 9 フィルムの基準露光部 10 印画紙

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フィルムの一部に適正露光部と露光
    過度部及び露光不足部、または適正露光部と過不足部の
    どちらかとの組み合わせからなる基準露光部をもたらし
    撮影現像したフィルムの該基準露光部の各濃度を標準的
    特性曲線上にあてはめて露光と現像処理の適否を判定す
    ることを特徴とした写真画像のコントラスト調整法方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、プリント時に適正露
    光部が反射濃度0.7,1絞り不足部が1.0付近、1
    絞り過度部が0.4付近になるよう印画紙のグレード、
    またはフィルターと露光量を調整して、該フィルムに撮
    影された被写体画像のコントラスト調整をおこなうこと
    を特徴とした写真画像のコントラスト調整法及び基準露
    光部を有するフィルム及び基準露光板などの用具。
  3. 【請求項3】 請求項1において、基準露光部の1絞り
    (または2絞り)濃度差を見出すことにより、印画紙の
    グレード(印画紙の号数)を選択指示する方法。
  4. 【請求項4】 ビデオフロッピー、カード、デイスクな
    どの光記録材科の一部に適正露光部と露光過度部及び露
    光不足部、または適正露光部と過不足部のどちらかとの
    組み合わせからなる基準露光部をもたらされた該光記録
    材料からプリントアウトする時、その基準露光部の適正
    露光部が反射濃度0.7,1絞り不足部部が1.0付
    近、1絞り過度部が0.4付近になるよう画像濃度及び
    コントラストを調整して該記録材料に撮影された被写体
    画像の濃度とコントラスト調整をおこなうことを特徴と
    した写真画像のコントラスト調整法。
  5. 【請求項5】 請求項4において該基準露光部をもたら
    したビデオフロッピーなどの光記録材科。
  6. 【請求項6】 濃度0.4,0.7,1.0の3段階濃
    度部、または0.7と0.4,または1.0、あるいは
    0.4と1.0を一画面に組み合わせ3段階、または2
    段階濃度から濃度とコントラストを調整可能とする基準
    露光板。
  7. 【請求項7】 フィルムの基準露光部を多階調印画紙に
    焼き付ける時、適正露光部が0.7、不足部が1.0、
    過度部が0.4になる関係の適正フィルターを見出せる
    よう種々の階調変換用フィルターの細片を組み合わせた
    多階調印画紙用のテスト用フィルターチェッカー。
JP28090391A 1991-07-31 1991-07-31 写真画像のコントラスト調整法 Pending JPH0534845A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7163921B1 (en) 2000-04-14 2007-01-16 Nippon Shinyaku Co., Ltd. Peptide derivatives and medicinal compositions

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7163921B1 (en) 2000-04-14 2007-01-16 Nippon Shinyaku Co., Ltd. Peptide derivatives and medicinal compositions

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