JPH05346539A - 表示パネル拡大用光学系 - Google Patents
表示パネル拡大用光学系Info
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- JPH05346539A JPH05346539A JP4155411A JP15541192A JPH05346539A JP H05346539 A JPH05346539 A JP H05346539A JP 4155411 A JP4155411 A JP 4155411A JP 15541192 A JP15541192 A JP 15541192A JP H05346539 A JPH05346539 A JP H05346539A
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- magnifying
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Landscapes
- Lenses (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 表示パネル全体を極力視認できるようにする
と共に、計器等の表示パネルの歪を極力防止して拡大視
認することができる表示パネル拡大用光学系を提供す
る。 【構成】 表示パネルの拡大用レンズ1が凸面2a、3a
を互いに向き合わせた2枚のレンズ2、3からなり、互
いに向き合う2個の凸面のうちの少なくとも一方の面が
非球面とされ、横収差D−DYが眼の配置位置で3.00m
m以下になるように設計されている。
と共に、計器等の表示パネルの歪を極力防止して拡大視
認することができる表示パネル拡大用光学系を提供す
る。 【構成】 表示パネルの拡大用レンズ1が凸面2a、3a
を互いに向き合わせた2枚のレンズ2、3からなり、互
いに向き合う2個の凸面のうちの少なくとも一方の面が
非球面とされ、横収差D−DYが眼の配置位置で3.00m
m以下になるように設計されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の計器等の表示
パネルを拡大して視認する表示パネル拡大用光学系の改
良に関する。
パネルを拡大して視認する表示パネル拡大用光学系の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、物体を拡大して視認する光学部
品としては、いわゆるルーペと称する凸レンズ、フレネ
ルレンズが知られている。物を単に拡大して見る場合に
は、眼をレンズに近付けて、単眼(いわゆる片眼)で見
てもよいが、自動車用の計器等を拡大して見る場合に
は、運転席と計器の配設位置との間に所定の距離がある
ため、レンズに眼を近付けて視認するわけにはいかず、
また、両眼で計器を見ることが前提となる。更に、レン
ズの光軸に眼の視軸が一致しているとは限らず、斜めか
ら計器を見ることもある。
品としては、いわゆるルーペと称する凸レンズ、フレネ
ルレンズが知られている。物を単に拡大して見る場合に
は、眼をレンズに近付けて、単眼(いわゆる片眼)で見
てもよいが、自動車用の計器等を拡大して見る場合に
は、運転席と計器の配設位置との間に所定の距離がある
ため、レンズに眼を近付けて視認するわけにはいかず、
また、両眼で計器を見ることが前提となる。更に、レン
ズの光軸に眼の視軸が一致しているとは限らず、斜めか
ら計器を見ることもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の計器
拡大用光学系では、計器が歪んで見える、計器全体を一
度に見ることができない等の不具合がある。
拡大用光学系では、計器が歪んで見える、計器全体を一
度に見ることができない等の不具合がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、計器全体を極力
視認できるようにすると共に、計器の歪を極力防止して
計器を拡大して視認することのできる計器拡大用光学系
を提供することを目的とする。
視認できるようにすると共に、計器の歪を極力防止して
計器を拡大して視認することのできる計器拡大用光学系
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる表示パネ
ル拡大用光学系は、上記の課題を解決するため、
ル拡大用光学系は、上記の課題を解決するため、
【0006】表示パネルの前方に拡大用レンズを配置し
て、表示パネルを拡大して視認する表示パネル拡大用光
学系において、前記拡大用レンズが凸部を互いに向き合
わせた複数のレンズからなり、互いに向き合う2個の凸
面のうちの少なくとも一方の面が非球面とされ、横収差
が眼の配置位置でその眼の瞳孔の直径以下になるように
設計したことを特徴とする。
て、表示パネルを拡大して視認する表示パネル拡大用光
学系において、前記拡大用レンズが凸部を互いに向き合
わせた複数のレンズからなり、互いに向き合う2個の凸
面のうちの少なくとも一方の面が非球面とされ、横収差
が眼の配置位置でその眼の瞳孔の直径以下になるように
設計したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】図1は、本発明に係わる表示パネル拡大用光
学系の模式図を示すもので、点X1に表示パネルの拡大
用レンズ1を配設する。この図1には、拡大用レンズ1
としての2枚のフレネルレンズ2、3を用い、その凸面
2a、3aを互いに向き合わせて配置した例が示されてい
る。しかしながら、この拡大用レンズ1には、図2に示
すように、球面レンズ4とフレネルレンズ5との組み合
せを用い、その凸面4aと凸面5aとを互いに向き合わせ
てもよい。
学系の模式図を示すもので、点X1に表示パネルの拡大
用レンズ1を配設する。この図1には、拡大用レンズ1
としての2枚のフレネルレンズ2、3を用い、その凸面
2a、3aを互いに向き合わせて配置した例が示されてい
る。しかしながら、この拡大用レンズ1には、図2に示
すように、球面レンズ4とフレネルレンズ5との組み合
せを用い、その凸面4aと凸面5aとを互いに向き合わせ
てもよい。
【0008】この表示パネル拡大用光学系において、O
は光軸を示す。P1は光軸と直交する平面を示し、点X
2は光軸Oと平面P1との交点を示し、この位置に眼が
配設されるものとする。また、L1は点X1から点X2
までの距離を示し、自動車用の計器(表示パネル)の配
設位置と運転席に着座したドライバーとの間隔等を考慮
して、L1=750mmとする。眼E1、E2は平面P1内
にあるものとし、両眼は点X2を中心に半径55mmの円内
に存在するものとする。そして、P2は光軸Oと直交す
る計器の面を示し、面P2が光軸Oと交わる点をX3と
する。点X1と点X3との間の距離L2は、L2=15
3.3mmとする。更に、表示パネルの大きさは最大でも直
径158mm(半径79mm)とする。
は光軸を示す。P1は光軸と直交する平面を示し、点X
2は光軸Oと平面P1との交点を示し、この位置に眼が
配設されるものとする。また、L1は点X1から点X2
までの距離を示し、自動車用の計器(表示パネル)の配
設位置と運転席に着座したドライバーとの間隔等を考慮
して、L1=750mmとする。眼E1、E2は平面P1内
にあるものとし、両眼は点X2を中心に半径55mmの円内
に存在するものとする。そして、P2は光軸Oと直交す
る計器の面を示し、面P2が光軸Oと交わる点をX3と
する。点X1と点X3との間の距離L2は、L2=15
3.3mmとする。更に、表示パネルの大きさは最大でも直
径158mm(半径79mm)とする。
【0009】そして、この拡大用レンズ1を用いて、計
器の表示パネルを1.7倍に拡大して視認することにす
る。ここで、倍率とは、拡大用レンズ1がないときの計
器の端t1を見る視覚αと、拡大用レンズ1があるとき
の計器の端t2を見る視覚βとの比率α/βをいう。こ
の倍率を決めると、拡大用レンズ1の焦点距離Fを決定
することができる。焦点距離Fの詳細な値は具体例にお
いて記載する。面P2の虚像P3のできる位置は点X1
から距離L3だけ離れた点X4であり、L3=306.2mm
となる。また、P4は平面P1の共役像であり、点X5
はその共役像P4ができる位置を示しており、L4は点
X1から点X5までの距離であり、L4=518.8mmとな
る。眼E1、E2の実像は共役像P4の平面内にでき
る。その実像をE1´、E2´とする。
器の表示パネルを1.7倍に拡大して視認することにす
る。ここで、倍率とは、拡大用レンズ1がないときの計
器の端t1を見る視覚αと、拡大用レンズ1があるとき
の計器の端t2を見る視覚βとの比率α/βをいう。こ
の倍率を決めると、拡大用レンズ1の焦点距離Fを決定
することができる。焦点距離Fの詳細な値は具体例にお
いて記載する。面P2の虚像P3のできる位置は点X1
から距離L3だけ離れた点X4であり、L3=306.2mm
となる。また、P4は平面P1の共役像であり、点X5
はその共役像P4ができる位置を示しており、L4は点
X1から点X5までの距離であり、L4=518.8mmとな
る。眼E1、E2の実像は共役像P4の平面内にでき
る。その実像をE1´、E2´とする。
【0010】今、点X2に眼E1、E2の眼幅の中心が
あるとすると、点X5に眼E1、E2の実像E1´、E
2´の眼幅の中心の実像EIができる。
あるとすると、点X5に眼E1、E2の実像E1´、E
2´の眼幅の中心の実像EIができる。
【0011】計器を歪みなく見ることができるには、図
3に示すように、この点X5から射出されて計器の存在
する円内の全てを通過した光線が、眼の瞳内(通常瞳孔
径3mmないし6mm)に入るという条件を満足すればよ
い。仮に、計器の面P2の上端t1を通った光線Q1は
眼に入るが、計器の面P2の下端t1´を通った光線Q
2は眼に入らないとすると、一度にこの二点を見ること
ができず、計器が歪んで見えることになる。眼E1、E
2の眼幅の中心の位置を光軸Oと直交する平面P1内で
移動させたときも、その眼E1、E2の眼幅の中心の位
置と共役位置に形成される実像E1´、E2´の眼幅の
中心EIを点光源と考えて、その点光源から射出された
光線が計器の存在する全ての円内を通り、眼E1、E2
に入ればよい。計器拡大用レンズ1の大きさは、瞳結像
関係の条件により定まり、この場合には、半径75mmの大
きさがあればよい。
3に示すように、この点X5から射出されて計器の存在
する円内の全てを通過した光線が、眼の瞳内(通常瞳孔
径3mmないし6mm)に入るという条件を満足すればよ
い。仮に、計器の面P2の上端t1を通った光線Q1は
眼に入るが、計器の面P2の下端t1´を通った光線Q
2は眼に入らないとすると、一度にこの二点を見ること
ができず、計器が歪んで見えることになる。眼E1、E
2の眼幅の中心の位置を光軸Oと直交する平面P1内で
移動させたときも、その眼E1、E2の眼幅の中心の位
置と共役位置に形成される実像E1´、E2´の眼幅の
中心EIを点光源と考えて、その点光源から射出された
光線が計器の存在する全ての円内を通り、眼E1、E2
に入ればよい。計器拡大用レンズ1の大きさは、瞳結像
関係の条件により定まり、この場合には、半径75mmの大
きさがあればよい。
【0012】そこで、図4に示すように、眼E1、E2
の眼幅の中心の実像EIが光軸O上にあるときを0点と
し、眼E1、E2の眼幅の中心の実像EIが光軸Oから
Y方向又はZ方向に最大離れた点を38.9mm(眼の眼幅
の中心が光軸Oから55mm離れた位置にあるときの共役位
置)とし、半径38.9mmの円を考え、その半径のルート
2分の1(27.5062mm)、38.9mmの1/2(19.45m
m)にあるときの4点を物点とする。図4におい
て、()内の数値は規格化した値を示す。
の眼幅の中心の実像EIが光軸O上にあるときを0点と
し、眼E1、E2の眼幅の中心の実像EIが光軸Oから
Y方向又はZ方向に最大離れた点を38.9mm(眼の眼幅
の中心が光軸Oから55mm離れた位置にあるときの共役位
置)とし、半径38.9mmの円を考え、その半径のルート
2分の1(27.5062mm)、38.9mmの1/2(19.45m
m)にあるときの4点を物点とする。図4におい
て、()内の数値は規格化した値を示す。
【0013】そして、計器の面P2を入射瞳と考え、そ
の半径を75mm とし、光軸Oに眼E1、E2の眼幅の中
心の実像EIが存在するときには、入射瞳の90%、ルー
ト2分の1、50%の点を通る縦球面収差が眼の瞳内に入
るか否かを検討し、また、実像EIが軸外にあるときに
は、この実像EIを物点と考え、この物点と拡大用レン
ズ1の中心を通る光線を主光線とし、入射瞳75mmの半径
と、そのルート2分の1の点とを通る光線を追跡し、眼
E1、E2の瞳の中に入るか否かを検討する。レンズ設
計の常套手段に従って、画面サイズの端の点、その70
%の点、50%の点、光軸上での収差を検討することに
したものである。
の半径を75mm とし、光軸Oに眼E1、E2の眼幅の中
心の実像EIが存在するときには、入射瞳の90%、ルー
ト2分の1、50%の点を通る縦球面収差が眼の瞳内に入
るか否かを検討し、また、実像EIが軸外にあるときに
は、この実像EIを物点と考え、この物点と拡大用レン
ズ1の中心を通る光線を主光線とし、入射瞳75mmの半径
と、そのルート2分の1の点とを通る光線を追跡し、眼
E1、E2の瞳の中に入るか否かを検討する。レンズ設
計の常套手段に従って、画面サイズの端の点、その70
%の点、50%の点、光軸上での収差を検討することに
したものである。
【0014】表4はこれらの条件を満足する入射光線の
初期値を示し、表4において、Yは物体高、YMは主光
線の入射瞳上でのY座標(面P2でのY座標)、YOは
上線の入射瞳上でのY座標(面P2でのY座標)、YU
は下線での入射瞳上でのY座標を示す。なお、物点Oの
YUの値を「0」と記載しているのは、物体高さゼロの
ときのYUは実際にはYU=−79.0mmであるのである
が、光軸上では回転対称光学系なので、上線と下線とが
全く対称の位置を通り、光線追跡を行わなくて済むので
ゼロと記載し、光線追跡に使用しないことにしたもので
ある。
初期値を示し、表4において、Yは物体高、YMは主光
線の入射瞳上でのY座標(面P2でのY座標)、YOは
上線の入射瞳上でのY座標(面P2でのY座標)、YU
は下線での入射瞳上でのY座標を示す。なお、物点Oの
YUの値を「0」と記載しているのは、物体高さゼロの
ときのYUは実際にはYU=−79.0mmであるのである
が、光軸上では回転対称光学系なので、上線と下線とが
全く対称の位置を通り、光線追跡を行わなくて済むので
ゼロと記載し、光線追跡に使用しないことにしたもので
ある。
【0015】以下に、従来例の設計値と比較しつつ本発
明の具体例の設計値を説明する。
明の具体例の設計値を説明する。
【0016】なお、軽量薄型化を図るためにフレネルレ
ンズを用いる場合には、そのリングピッチを0.3mmと
し、また、球面と非球面との加工上のコストが違わない
ので、フレネルレンズを非球面とすることにする。
ンズを用いる場合には、そのリングピッチを0.3mmと
し、また、球面と非球面との加工上のコストが違わない
ので、フレネルレンズを非球面とすることにする。
【0017】
【従来例】表1は図5に示す表示パネル拡大用光学系の
設計データである。この図5において、拡大用レンズ1
にはフレネルレンズが用いられている。
設計データである。この図5において、拡大用レンズ1
にはフレネルレンズが用いられている。
【0018】表1(後述する表2、表3も同じ)におい
て使用する符号は下記の通りである。
て使用する符号は下記の通りである。
【0019】NO:面番号 D:面間隔 ND:d線に対する屈折率 NC:c線に対する屈折率 NF:F線に対する屈折率 R:屈折面の曲率半径 F:前側焦点距離 BF:後側焦点距離 O1:前側主点位置 OK:後側主点位置
【0020】図6はその設計データに基づく光学系を模
式的に示したものであり、番号3の面は、非球面とされ
ている。
式的に示したものであり、番号3の面は、非球面とされ
ている。
【0021】非球面は、光軸からの高さがYとなる非球
面上の座標点の非球面頂点の接平面からの距離をXとし
て、下記の式により表わされる。
面上の座標点の非球面頂点の接平面からの距離をXとし
て、下記の式により表わされる。
【0022】x=(CY**2)/{1+√(1-(1+K)C**2Y**
2)}+A4Y**4+A6Y**6+A8Y**8+A10Y**10 K:円錐定数 C:非球面頂点の曲率(1/R) A4、A6、A8、A10:4次、6次、8次、10次の
非球面係数
2)}+A4Y**4+A6Y**6+A8Y**8+A10Y**10 K:円錐定数 C:非球面頂点の曲率(1/R) A4、A6、A8、A10:4次、6次、8次、10次の
非球面係数
【0023】非球面の4次、6次、8次、10次の係数は
ここでは0である。
ここでは0である。
【0024】表5はこの従来の計器拡大用光学系の設計
データによる光線追跡結果を示している。
データによる光線追跡結果を示している。
【0025】ここで、Yは平面P1における光線の像
高、DYは横球面収差、SAは縦球面収差、Yは平面P
1における像高、D−DYはその像高55.105、39.03
2、27.623mmにおける横収差で、その数値は入射瞳の光
軸からの高さ10、7、0、−7、−10の光線の値を示し
ている。非球面レンズを用いているため、メリジオナル
面内では、上下非対称となり、上線側と下線側との光線
追跡が必要なのであるが、この時検討点をできる限り少
なくして正確さを増すためには、上線と主光線の入射瞳
座標間を100%とし、かつ、その70%の点を通る光
線を入射瞳上でゼロ座標である主光線を基準に光線追跡
したのである。下線側についても同様である。
高、DYは横球面収差、SAは縦球面収差、Yは平面P
1における像高、D−DYはその像高55.105、39.03
2、27.623mmにおける横収差で、その数値は入射瞳の光
軸からの高さ10、7、0、−7、−10の光線の値を示し
ている。非球面レンズを用いているため、メリジオナル
面内では、上下非対称となり、上線側と下線側との光線
追跡が必要なのであるが、この時検討点をできる限り少
なくして正確さを増すためには、上線と主光線の入射瞳
座標間を100%とし、かつ、その70%の点を通る光
線を入射瞳上でゼロ座標である主光線を基準に光線追跡
したのである。下線側についても同様である。
【0026】この表5から理解されるように、表1に示
す従来の表示パネル拡大用光学系の設計データの場合に
は、光軸上に眼E1、E2の眼幅の中心があるときには
横球面収差は0.34mmで、充分眼の瞳に入ると考えられ
るが、軸外の横収差D−DYは眼幅の中心の実像EIが
光軸から38.9mm離れた点では、横球面収差は最大11.9
6mmあり、眼の瞳(眼の瞳孔の直径は明るいところでは
約3mm、暗いところでは8mmくらいあり、3〜8mmの範
囲)に入らない。従って、従来のレンズ拡大用光学系で
は、斜めから計器を見ると、計器が大きく歪んで見える
ことになる。
す従来の表示パネル拡大用光学系の設計データの場合に
は、光軸上に眼E1、E2の眼幅の中心があるときには
横球面収差は0.34mmで、充分眼の瞳に入ると考えられ
るが、軸外の横収差D−DYは眼幅の中心の実像EIが
光軸から38.9mm離れた点では、横球面収差は最大11.9
6mmあり、眼の瞳(眼の瞳孔の直径は明るいところでは
約3mm、暗いところでは8mmくらいあり、3〜8mmの範
囲)に入らない。従って、従来のレンズ拡大用光学系で
は、斜めから計器を見ると、計器が大きく歪んで見える
ことになる。
【0027】
【具体例1】この具体例1の表示パネル拡大用光学系
(図1に示す光学系)の設計データを表2に示す。図7
はこの表2の設計データに基づく光学系の模式図を示し
ている。この具体例1では、二枚のフレネルレンズは平
凸レンズから形成され、対称性を増大させることにより
軸外コマ収差の補正の良好化を図っている。また、互い
に向き合う2個の凸面を双方とも非球面として、球面収
差と軸外横収差とを補正するようにしている。この表2
に基づく光線の追跡結果を表6に示す。
(図1に示す光学系)の設計データを表2に示す。図7
はこの表2の設計データに基づく光学系の模式図を示し
ている。この具体例1では、二枚のフレネルレンズは平
凸レンズから形成され、対称性を増大させることにより
軸外コマ収差の補正の良好化を図っている。また、互い
に向き合う2個の凸面を双方とも非球面として、球面収
差と軸外横収差とを補正するようにしている。この表2
に基づく光線の追跡結果を表6に示す。
【0028】この表6から理解されるように、縦球面収
差SA、横球面収差DYの補正は従来例と較べて低下す
るが、横収差D−DYは3mm以下となり、横収差の補正
が良好となる。
差SA、横球面収差DYの補正は従来例と較べて低下す
るが、横収差D−DYは3mm以下となり、横収差の補正
が良好となる。
【0029】フレネルレンズのパワーは、番号3の面の
曲率半径が番号4の面の曲率半径よりも大きいことから
理解されるように、計器の面に近い側のフレネルレンズ
2のパワーがフレネルレンズ3のパワーよりも若干大き
いが、フレネルレンズ2のパワーとフレネルレンズ3の
パワーとをほぼ等しくすると、軸外横収差の補正を良好
に行うことができる。また、フレネルレンズ2の非球面
は光軸方向に長軸を持つ楕円であり、フレネルレンズ3
はパラボラに近い双曲面である。軸外横収差の補正の向
上を図るために、番号3、4の面をより高次の非球面と
することもできる。
曲率半径が番号4の面の曲率半径よりも大きいことから
理解されるように、計器の面に近い側のフレネルレンズ
2のパワーがフレネルレンズ3のパワーよりも若干大き
いが、フレネルレンズ2のパワーとフレネルレンズ3の
パワーとをほぼ等しくすると、軸外横収差の補正を良好
に行うことができる。また、フレネルレンズ2の非球面
は光軸方向に長軸を持つ楕円であり、フレネルレンズ3
はパラボラに近い双曲面である。軸外横収差の補正の向
上を図るために、番号3、4の面をより高次の非球面と
することもできる。
【0030】なお、同一の光学特性を有する非球面のフ
レネルレンズを互いに向き合わせて、光線追跡を行った
が、軸外横収差を3mm以下に補正することはできなかっ
た。
レネルレンズを互いに向き合わせて、光線追跡を行った
が、軸外横収差を3mm以下に補正することはできなかっ
た。
【0031】
【具体例2】この具体例2の表示パネル拡大用光学系の
設計データを表3に示す。図8はこの表3の設計データ
に基づく光学系の模式図を示している。この具体例2で
は、計器の面に近い側のレンズが球面レンズであり、他
方のレンズがフレネルレンズである。球面レンズを非球
面とするのは加工が困難であるので、球面のままとし
た。番号4の面は、非球面係数をパラボラに近い双曲線
となるように選んだ。
設計データを表3に示す。図8はこの表3の設計データ
に基づく光学系の模式図を示している。この具体例2で
は、計器の面に近い側のレンズが球面レンズであり、他
方のレンズがフレネルレンズである。球面レンズを非球
面とするのは加工が困難であるので、球面のままとし
た。番号4の面は、非球面係数をパラボラに近い双曲線
となるように選んだ。
【0032】その光線追跡結果を表7に示す。
【0033】この表7から理解されるように、縦球面収
差SA、横球面収差DYの補正は従来例と較べて低下す
るが、横収差D−DYは3mm以下となっている。
差SA、横球面収差DYの補正は従来例と較べて低下す
るが、横収差D−DYは3mm以下となっている。
【0034】以上、具体例1、具体例2において説明し
たように、眼の位置において横収差を3mm以下とする
と、明るい条件のもとで斜め方向から計器を視認した場
合でも、計器を歪なく見ることができて好ましい。
たように、眼の位置において横収差を3mm以下とする
と、明るい条件のもとで斜め方向から計器を視認した場
合でも、計器を歪なく見ることができて好ましい。
【0035】図9はこの表示パネル拡大用光学系の正面
図を示し、この図9において、二点鎖線10は二つの計
器板の目盛りを示しており、眼を半径55ミリメートルの
円11内のいずれにおいても二つの計器を歪みなく見るこ
とができる。なお、符号12はフレネルレンズ3の輪郭線
を示しており、この輪郭線のピッチは、ここでは、既述
のように0.3ミリメートルである。
図を示し、この図9において、二点鎖線10は二つの計
器板の目盛りを示しており、眼を半径55ミリメートルの
円11内のいずれにおいても二つの計器を歪みなく見るこ
とができる。なお、符号12はフレネルレンズ3の輪郭線
を示しており、この輪郭線のピッチは、ここでは、既述
のように0.3ミリメートルである。
【0036】以上実施例について説明したが、両凸レン
ズ、メニスカスレンズを用いてもよく、また、両方のレ
ンズを球面レンズとしてもよい。
ズ、メニスカスレンズを用いてもよく、また、両方のレ
ンズを球面レンズとしてもよい。
【0037】更に、パワーの分割を選定するという自由
度と、2次非球面の選定を行う自由度との二つの自由度
を採用することにより、軸外の横収差を3mm以下としつ
つ、球面収差の補正の向上を図ることができる。
度と、2次非球面の選定を行う自由度との二つの自由度
を採用することにより、軸外の横収差を3mm以下としつ
つ、球面収差の補正の向上を図ることができる。
【0038】なお、以下に本発明に用いた表を示す。
【0039】
【表1】 NO RADIUS D ND NG NC NF 1 PLANE 153.3000 AIR 2 PLANE 1.5000 1.49430 1.50190 1.48900 1.49750 3 -150.8300 0.0000 AIR 4 PLANE 0.0000 AIR NO K A4 A6 A8 A10 3 -3.50000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00 F=305.139 BF=305.139 O1=154.304 OK=0
【0040】
【表2】 NO RADIUS D ND NG NC NF 1 PLANE 153.0000 AIR 2 PLANE 1.5000 1.49430 1.50190 1.48900 1.49750 3 -271.1600 0.5000 AIR 4 339.1400 1.5000 1.49430 1.50190 1.48900 1.49750 5 PLANE 0.0000 AIR 6 PLANE 0.0000 AIR NO K A4 A6 A8 A10 3 7.50000E-01 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00 4 -1.70000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00 F=304.963 BF=303.681 O1=154.226 OK=-1.28177
【0041】
【表3】 NO RADIUS D ND NG NC NF 1 PLANE 145.000 AIR 2 PLANE 25.000 1.49430 1.50190 1.48900 1.49750 3 -284.0000 0.7500 AIR 4 321.0000 1.5000 1.49430 1.50190 1.48900 1.49750 5 PLANE 0.0000 AIR 6 PLANE 0.0000 AIR NO K A4 A6 A8 A10 4 -1.04000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00 F=305.031 BF=303.629 O1=162.083 OK=-1.40198
【0042】
【表4】 Y YM YO YU 10.00 -38.900000 0.0000 79.0000 -79.0000 7.00 -27.506200 0.0000 79.0000 -79.0000 5.00 -19.449600 0.0000 79.0000 -79.0000 0.00 0.000000 0.0000 79.0000 0.0000
【0043】
【表5】 Y Y Y 55.105 39.032 27.623 DY SA D-DY D-DY D-DY 10 -0.3432 -2.250 10 9.8736 10 7.0626 10 5.0018 9 -0.2282 -1.663 7 4.9858 7 3.5544 7 2.5063 7 -0.0841 -0.782 0 0.0000 0 0.0000 0 0.0000 5 -0.0260 -0.342 -7 5.4374 -7 1.3979 -7 2.7599 0 0.0000 0.000 -10 11.9674 -10 2.9172 -10 6.0347
【0044】
【表6】 Y Y Y 54.821 38.911 27.566 DY SA D-DY D-DY D-DY 10 0.8490 5.620 10 -2.1168 10 -0.7321 10 -0.0115 9 0.9422 6.943 7 -1.1988 7 -0.2765 7 0.2107 7 0.6995 6.557 0 0.0000 0 0.0000 0 0.0000 5 0.3135 4.142 -7 1.3718 -7 0.4437 -7 -0.1872 0 0.0000 0.000 -10 1.7150 -10 0.3917 -10 -0.3404
【0045】
【表7】 Y Y 52.929 37.563 26.609 DY SA D-DY D-DY D-DY 10 1.0732 7.062 10 -0.2127 10 0.5920 10 0.9544 9 1.0119 7.362 7 -0.3814 7 0.2465 7 0.5353 7 0.6766 6.202 0 0.0000 0 0.0000 0 0.0000 5 0.2962 3.801 -7 1.6464 -7 0.5061 -7 0.0323 0 0.0000 0.000 -10 2.3815 -10 0.5812 -10 0.0137
【0046】
【効果】本発明に係わる表示パネル拡大用光学系は、以
上説明したように構成したので、表示パネル全体を極力
視認できるようにすると共に、表示パネルの歪を極力防
止して表示パネルを拡大して視認することができるとい
う効果を奏する。
上説明したように構成したので、表示パネル全体を極力
視認できるようにすると共に、表示パネルの歪を極力防
止して表示パネルを拡大して視認することができるとい
う効果を奏する。
【図1】本発明の具体例1の表示パネル拡大用光学系の
模式図である。
模式図である。
【図2】本発明の具体例2の表示パネル拡大用光学系に
用いるレンズを示す図である。
用いるレンズを示す図である。
【図3】歪なく計器を見る条件を説明するための光線の
結像関係を示す光学図である。
結像関係を示す光学図である。
【図4】光線追跡結果を説明すための光線の光軸からの
位置を示す図である。
位置を示す図である。
【図5】従来例の表示パネル拡大用光学系を示す模式図
である。
である。
【図6】表1に対応する光学系の拡大模式図である。
【図7】表2に対応する光学系の拡大模式図である。
【図8】表3に対応する光学系の拡大模式図である。
【図9】本発明に係わる拡大用レンズの平面図である。
1 拡大用レンズ 2、3 フレネルレンズ 2a、3a 凸面
Claims (5)
- 【請求項1】 表示パネルの前方に拡大用レンズを配置
して、該表示パネルを拡大して視認する表示パネル拡大
用光学系において、 前記拡大用レンズが凸面を互いに向き合わせた複数のレ
ンズからなり、互いに向き合う2個の凸面のうちの少な
くとも一方の面が非球面とされ、横収差が眼の配置位置
でその眼の瞳孔の直径以下になるように設計したことを
特徴とする表示パネル拡大用光学系。 - 【請求項2】 表示パネルの前方に拡大用レンズを配置
して、表示パネルを拡大して視認する表示パネル拡大用
光学系において、 前記拡大用レンズが凸面を互いに向き合わせた複数のレ
ンズからなり、互いに向き合う2個の凸面のうちの少な
くとも一方の面が非球面とされ、横収差が眼の配置位置
で3ミリメートル以下になるように設計したことを特徴
とする表示パネル拡大用光学系。 - 【請求項3】 表示パネルの前方に拡大用レンズを配置
して、表示パネルを拡大して視認する表示パネル拡大用
光学系において、 前記拡大用レンズが凸面を互いに向き合わせた二枚のレ
ンズからなり、互いに向き合う2個の凸面のうちの少な
くとも一方の面が非球面とされ、横収差が眼の配置位置
で3ミリメートル以下になるように設計したことを特徴
とする表示パネル拡大用光学系。 - 【請求項4】 前記二枚のレンズの一方がフレネルレン
ズであり、他方のレンズが凸レンズであることを特徴と
する請求項3に記載の表示パネル拡大用光学系。 - 【請求項5】 前記二枚のレンズが両方ともフレネルレ
ンズであることを特徴とする請求項3に記載の表示パネ
ル拡大用光学系。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4155411A JPH05346539A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 表示パネル拡大用光学系 |
DE4228962A DE4228962C2 (de) | 1991-08-30 | 1992-08-31 | Optisches System zum Vergrößern eines Anzeigefeldes |
US08/467,478 US5790322A (en) | 1991-08-30 | 1995-06-07 | Optical system and apparatus for magnifying a display panel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4155411A JPH05346539A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 表示パネル拡大用光学系 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05346539A true JPH05346539A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=15605406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4155411A Pending JPH05346539A (ja) | 1991-08-30 | 1992-06-15 | 表示パネル拡大用光学系 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05346539A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103090897A (zh) * | 2011-10-31 | 2013-05-08 | 本田技研工业株式会社 | 骑乘式车辆的仪表装置 |
JP2018132579A (ja) * | 2017-02-14 | 2018-08-23 | キヤノン株式会社 | 観察光学系及びそれを有する観察装置 |
WO2020012817A1 (ja) * | 2018-07-09 | 2020-01-16 | ソニー株式会社 | 接眼レンズおよび表示装置 |
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JP2020504315A (ja) * | 2017-10-24 | 2020-02-06 | 歌爾科技有限公司GoerTek Technology Co., Ltd. | 頭部装着型表示装置 |
WO2020045517A1 (ja) * | 2018-08-28 | 2020-03-05 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | レンズユニット及び画像観察装置 |
CN112165894A (zh) * | 2018-05-31 | 2021-01-01 | 托比股份公司 | 用于闪光/反射识别的方法和*** |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1992
- 1992-06-15 JP JP4155411A patent/JPH05346539A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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