JPH05345555A - 自動車のエアバッグ装置 - Google Patents
自動車のエアバッグ装置Info
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- JPH05345555A JPH05345555A JP4181771A JP18177192A JPH05345555A JP H05345555 A JPH05345555 A JP H05345555A JP 4181771 A JP4181771 A JP 4181771A JP 18177192 A JP18177192 A JP 18177192A JP H05345555 A JPH05345555 A JP H05345555A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】車体側壁部材に対するエアバッグユニットの取
付けを車室スペ−スを犠牲にすることなく行なうように
する。 【構成】インナパネル３とアウタパネル４とによって閉
断面状に形成された車体側壁部材としてのサイドドア１
内に、インパクトバ−５が配設される。インパクトバ−
５に、エアバッグユニット１１が取付けられる。インナ
パネル３に通過口１５が形成されて、エアバッグユニッ
ト１１と通過口１５とがガイド部材１６によって接続さ
れている。側方衝突時に、エアバッグユニット１１内の
サイドエアバッグ１３が、ガイド部材１６にガイドされ
つつ、通過口１５を通って車室内に展開される。
付けを車室スペ−スを犠牲にすることなく行なうように
する。 【構成】インナパネル３とアウタパネル４とによって閉
断面状に形成された車体側壁部材としてのサイドドア１
内に、インパクトバ−５が配設される。インパクトバ−
５に、エアバッグユニット１１が取付けられる。インナ
パネル３に通過口１５が形成されて、エアバッグユニッ
ト１１と通過口１５とがガイド部材１６によって接続さ
れている。側方衝突時に、エアバッグユニット１１内の
サイドエアバッグ１３が、ガイド部材１６にガイドされ
つつ、通過口１５を通って車室内に展開される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のエアバッグ装置
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近の自動車においては、衝突による乗
員の安全性向上の観点から、衝突時に車室内に向けてエ
アバッグを展開させるエアバッグ装置を備えたものが多
くなっている。このエアバッグ装置のなかには、サイド
エアバッグ装置と呼ばれるように、側方衝突時にサイド
ドアと乗員との間にサイドエアバッグを展開させるよう
にしたものが提案されている。また、側方衝突時におけ
る乗員保護の観点から、インナパネルとアウタパネルと
により閉断面状に形成されるサイドドア内に、強度部材
としてのインパクトバ−を配設することも行なわれてい
る。
員の安全性向上の観点から、衝突時に車室内に向けてエ
アバッグを展開させるエアバッグ装置を備えたものが多
くなっている。このエアバッグ装置のなかには、サイド
エアバッグ装置と呼ばれるように、側方衝突時にサイド
ドアと乗員との間にサイドエアバッグを展開させるよう
にしたものが提案されている。また、側方衝突時におけ
る乗員保護の観点から、インナパネルとアウタパネルと
により閉断面状に形成されるサイドドア内に、強度部材
としてのインパクトバ−を配設することも行なわれてい
る。
【０００３】ところで、エアバッグ装置は、インフレ−
タと折畳まれたサイドエアバッグとをケ−シング内に収
納してなるエアバッグユニットが構成されて、このエア
バッグユニットが車体の適宜位置に取付けられる。この
エアバッグユニットはかなりの大型となるが、実開平１
−１１７９５７号公報に示すように、サイドエアバッグ
装置におけるエアバッグユニットを、サイドドア内面に
構成されるア−ムレスト内に収納することが提案されて
いる。すなわち、ア−ムレスト内の余裕空間を利用して
エアバッグユニットを配設しようとするものであり、サ
イドエアバッグは、ア−ムレストのほぼ上下方向に伸び
る縦壁部分に形成されたリッド部を押し開けて、ほぼ水
平方向に車体内方側へ展開されるようになっている。
タと折畳まれたサイドエアバッグとをケ−シング内に収
納してなるエアバッグユニットが構成されて、このエア
バッグユニットが車体の適宜位置に取付けられる。この
エアバッグユニットはかなりの大型となるが、実開平１
−１１７９５７号公報に示すように、サイドエアバッグ
装置におけるエアバッグユニットを、サイドドア内面に
構成されるア−ムレスト内に収納することが提案されて
いる。すなわち、ア−ムレスト内の余裕空間を利用して
エアバッグユニットを配設しようとするものであり、サ
イドエアバッグは、ア−ムレストのほぼ上下方向に伸び
る縦壁部分に形成されたリッド部を押し開けて、ほぼ水
平方向に車体内方側へ展開されるようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】エアバッグユニット
を、サイドドアやこれに連なる車体側壁部材に配設する
場合、車室スペ−スを犠牲にしないことが望まれる。前
述のサイドエアバッグ装置において、エアバッグユニッ
トア−ムレスト内に収納する場合は、ア−ムレストを車
体内方側にかなり大きく張り出させる必要があり、ア−
ムレストはその機能からすれば不必要に大きなものとな
って、車室拡大の上で好ましくないものとなる。特に、
側壁部材が、ア−ムレストのように車体内方側へ膨出す
る部材を有しない場合は、エアバッグユニットの配設ス
ペ−スをいかに確保するかが問題となる。
を、サイドドアやこれに連なる車体側壁部材に配設する
場合、車室スペ−スを犠牲にしないことが望まれる。前
述のサイドエアバッグ装置において、エアバッグユニッ
トア−ムレスト内に収納する場合は、ア−ムレストを車
体内方側にかなり大きく張り出させる必要があり、ア−
ムレストはその機能からすれば不必要に大きなものとな
って、車室拡大の上で好ましくないものとなる。特に、
側壁部材が、ア−ムレストのように車体内方側へ膨出す
る部材を有しない場合は、エアバッグユニットの配設ス
ペ−スをいかに確保するかが問題となる。
【０００５】本発明は以上のような事情を勘案してなさ
れたもので、車室スペ−スを何等犠牲にすることなく車
体側壁部材にエアバッグユニットを配設することができ
るようにした自動車のエアバッグ装置を提供することを
目的とする。
れたもので、車室スペ−スを何等犠牲にすることなく車
体側壁部材にエアバッグユニットを配設することができ
るようにした自動車のエアバッグ装置を提供することを
目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような構成としてある。すな
わち、車体側壁部材にインフレ−タと折畳まれたサイド
エアバッグとをケ−シング内に収納してなるエアバッグ
ユニットが設けられ、衝突時に前記サイドエアバッグを
車室内へ展開させるようにした自動車のエアバッグ装置
において、前記側壁部材内にインパクトバ−が配設さ
れ、前記エアバッグユニットが、前記インパクトバ−に
取付けられ、前記インナパネルに、展開される前記エア
バッグの通過口が形成され、前記エアバッグユニットと
前記通過口との間において、展開される前記サイドエア
バッグを該通過口へ導くガイド部材が配設されている、
ような構成としてある。
め、本発明にあっては次のような構成としてある。すな
わち、車体側壁部材にインフレ−タと折畳まれたサイド
エアバッグとをケ−シング内に収納してなるエアバッグ
ユニットが設けられ、衝突時に前記サイドエアバッグを
車室内へ展開させるようにした自動車のエアバッグ装置
において、前記側壁部材内にインパクトバ−が配設さ
れ、前記エアバッグユニットが、前記インパクトバ−に
取付けられ、前記インナパネルに、展開される前記エア
バッグの通過口が形成され、前記エアバッグユニットと
前記通過口との間において、展開される前記サイドエア
バッグを該通過口へ導くガイド部材が配設されている、
ような構成としてある。
【０００７】前記側壁部材としては、サイドドアとする
ことができる。また、前記ガイド部材は、その一端部を
前記ケ−シングに固定すると共に、他端部を前記インナ
パネルに固定することができる。このガイド部材を、前
記ケ−シングと一体成形することもできる。
ことができる。また、前記ガイド部材は、その一端部を
前記ケ−シングに固定すると共に、他端部を前記インナ
パネルに固定することができる。このガイド部材を、前
記ケ−シングと一体成形することもできる。
【０００８】エアバッグユニットが配設される側壁部材
がサイドドアであって、上下方向に昇降されると共に少
なくともその下端が前記インパクトバ−よりも低い位置
まで下降されるサイドガラスを備えている場合は、この
インパクトバ−をサイドガラスの昇降軌跡よりも車体内
方側に位置させることができる。
がサイドドアであって、上下方向に昇降されると共に少
なくともその下端が前記インパクトバ−よりも低い位置
まで下降されるサイドガラスを備えている場合は、この
インパクトバ−をサイドガラスの昇降軌跡よりも車体内
方側に位置させることができる。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば、エアバッグユニット
を、閉断面状に形成された車体側壁部材内の余裕空間に
配設するようにしてあるので、車室スペ−スを何等犠牲
にすることなく任意の側壁部材に対してエアバッグユニ
ットを配設することができる。また、ガイド部材によっ
てガイドされつつエアバッグが展開されるので、ガイド
部材の指向方向の設定によって、エアバッグの展開方向
を自由に設定することができる。勿論、エアバッグユニ
ットは、強度的に優れたインパクトバ−に取付けられる
ので、その取付もしっかりと行なうことができる。
を、閉断面状に形成された車体側壁部材内の余裕空間に
配設するようにしてあるので、車室スペ−スを何等犠牲
にすることなく任意の側壁部材に対してエアバッグユニ
ットを配設することができる。また、ガイド部材によっ
てガイドされつつエアバッグが展開されるので、ガイド
部材の指向方向の設定によって、エアバッグの展開方向
を自由に設定することができる。勿論、エアバッグユニ
ットは、強度的に優れたインパクトバ−に取付けられる
ので、その取付もしっかりと行なうことができる。
【００１０】請求項２に記載されたような構成とするこ
とにより、サイドエアバッグを取付けることが特に望ま
れているサイドドアについて上述のような効果を得るこ
とができる。
とにより、サイドエアバッグを取付けることが特に望ま
れているサイドドアについて上述のような効果を得るこ
とができる。
【００１１】請求項３に記載されたような構成とするこ
とにより、ガイド部材の側壁部材への取付というものを
しっかりと行なうことができる。
とにより、ガイド部材の側壁部材への取付というものを
しっかりと行なうことができる。
【００１２】請求項４に記載されたような構成とするこ
とにより、製造コストを低減する上で好ましいものとな
る。
とにより、製造コストを低減する上で好ましいものとな
る。
【００１３】請求項５に記載されたような構成とするこ
とにより、サイドガラスを大きく下降させてサイドドア
の開口を大きく確保する上で好ましいものとなる。
とにより、サイドガラスを大きく下降させてサイドドア
の開口を大きく確保する上で好ましいものとなる。
【００１４】
【実施例】以下本発明の実施例を添付した図面に基づい
て説明する。図１において、１は本発明が適用された側
壁部材としてのサイドドアを示し、実施例では運転席用
のサイドドアとされている。サイドドア１は、その前端
部に設けた上下一対のヒンジ２を利用して、図示を略す
車体のヒンジピラ−に取付けられる。このように、実施
例では、サイドドア１は、車体前方側を回動中心として
後開きで開閉されるものとなっている。
て説明する。図１において、１は本発明が適用された側
壁部材としてのサイドドアを示し、実施例では運転席用
のサイドドアとされている。サイドドア１は、その前端
部に設けた上下一対のヒンジ２を利用して、図示を略す
車体のヒンジピラ−に取付けられる。このように、実施
例では、サイドドア１は、車体前方側を回動中心として
後開きで開閉されるものとなっている。
【００１５】サイドドア１は、図２に示すように、イン
ナパネル３とアウタパネル４とにより閉断面状に構成さ
れて、その内部には、車体前後方向に長く伸びる強度部
材としてインパクトバ−５が配設されている。このイン
パクトバ−５は、インナパネル３とアウタパネル４とに
対して強固に結合されているものである。そして、イン
パクトバ−５の前端部、すなわちヒンジ２近傍におい
て、Ｇセンサ６が取付けられている。
ナパネル３とアウタパネル４とにより閉断面状に構成さ
れて、その内部には、車体前後方向に長く伸びる強度部
材としてインパクトバ−５が配設されている。このイン
パクトバ−５は、インナパネル３とアウタパネル４とに
対して強固に結合されているものである。そして、イン
パクトバ−５の前端部、すなわちヒンジ２近傍におい
て、Ｇセンサ６が取付けられている。
【００１６】サイドドア１にはさらに、エアバッグユニ
ット１１が装備されている。このエアバッグユニット１
１は、既知のように、インフレ−タ１２と折畳まれたサ
イドエアバッグ１３とをケ−シング１４内に収納してな
るもので、そのケ−シング１４が、インパクトバ−５の
車体内方側面に対してボルト等を利用して固定されてい
る。
ット１１が装備されている。このエアバッグユニット１
１は、既知のように、インフレ−タ１２と折畳まれたサ
イドエアバッグ１３とをケ−シング１４内に収納してな
るもので、そのケ−シング１４が、インパクトバ−５の
車体内方側面に対してボルト等を利用して固定されてい
る。
【００１７】インナパネル３には、通過口１５が形成さ
れ、この通過口１５とエアバッグユニット１１とがガイ
ド部材１６によって接続されている。ガイド部材１６
は、例えば鉄板を加工したり合成樹脂で成形する等によ
り筒状とされて、その一端部がケ−シング１４に固定さ
れ、その他端部がインナパネル３に固定されており、こ
の固定はボルトあるいは溶接等によって行なうことがで
きる。このようなガイド部材１６は、車体内方側に向か
うにつれて、徐々にその開口面積が大きくなるように設
定されている。
れ、この通過口１５とエアバッグユニット１１とがガイ
ド部材１６によって接続されている。ガイド部材１６
は、例えば鉄板を加工したり合成樹脂で成形する等によ
り筒状とされて、その一端部がケ−シング１４に固定さ
れ、その他端部がインナパネル３に固定されており、こ
の固定はボルトあるいは溶接等によって行なうことがで
きる。このようなガイド部材１６は、車体内方側に向か
うにつれて、徐々にその開口面積が大きくなるように設
定されている。
【００１８】インナパネル３の内面には、トリム材１７
が添設され、このトリム材を利用してア−ムレスト１８
が構成されている。そして、トリム材１７には、通過口
１１５の位置に対応して、図３に示すようにリッド部形
成用の弱化線部１７ａとヒンジ部１７ｂとが形成されて
いる。
が添設され、このトリム材を利用してア−ムレスト１８
が構成されている。そして、トリム材１７には、通過口
１１５の位置に対応して、図３に示すようにリッド部形
成用の弱化線部１７ａとヒンジ部１７ｂとが形成されて
いる。
【００１９】図１、図２中１８はサイドガラスで、昇降
式で開閉されるようになっており、図１にはサイドガラ
ス１８が上昇端にある状態を、また図２にはサイドガラ
ス１８が下降端にある状態を示してある。サイドガラス
１８が図２に示す下降端にあるとき、当該サイドガラス
１８の下端は、インパクトバ−５よりも低い位置とされ
る。このサイドガラス１８が、インパクトバ−５やエア
バッグユニット１１と干渉しないように、サイドガラス
１８の移動軌跡よりも車体内方側にインパクトバ−５が
位置されている。なお、サイドガラス１８を昇降駆動す
るためのモ−タ１９が、図１に示すようにインパクトバ
−５に取付けられている。
式で開閉されるようになっており、図１にはサイドガラ
ス１８が上昇端にある状態を、また図２にはサイドガラ
ス１８が下降端にある状態を示してある。サイドガラス
１８が図２に示す下降端にあるとき、当該サイドガラス
１８の下端は、インパクトバ−５よりも低い位置とされ
る。このサイドガラス１８が、インパクトバ−５やエア
バッグユニット１１と干渉しないように、サイドガラス
１８の移動軌跡よりも車体内方側にインパクトバ−５が
位置されている。なお、サイドガラス１８を昇降駆動す
るためのモ−タ１９が、図１に示すようにインパクトバ
−５に取付けられている。
【００２０】以上のような構成において、Ｇセンサ６に
より側方衝突が検知されると、インフレ−タ１２が起爆
されて、サイドエアバッグ１３が膨張される。この膨張
されるサイドエアバッグ１３は、ガイド部材１６にガイ
ドされつつ通過口１５へ向けて指向され、弱化線部１７
ａよりトリム材１７を破断して図２一点鎖線で示すよう
に車室内へ向けて展開される。図２ではサイドエアバッ
グ１３が展開途中にある状態を示し、図１にはサイドエ
アバッグ１３が展開が完了した状態を示す。ガイド部材
１６は車体内方側へ向かうにつれて徐々にその開口面積
が大きくなっているので、サイドエアバッグ１３の展開
もスム−ズに行なわれる。
より側方衝突が検知されると、インフレ−タ１２が起爆
されて、サイドエアバッグ１３が膨張される。この膨張
されるサイドエアバッグ１３は、ガイド部材１６にガイ
ドされつつ通過口１５へ向けて指向され、弱化線部１７
ａよりトリム材１７を破断して図２一点鎖線で示すよう
に車室内へ向けて展開される。図２ではサイドエアバッ
グ１３が展開途中にある状態を示し、図１にはサイドエ
アバッグ１３が展開が完了した状態を示す。ガイド部材
１６は車体内方側へ向かうにつれて徐々にその開口面積
が大きくなっているので、サイドエアバッグ１３の展開
もスム−ズに行なわれる。
【００２１】サイドエアバッグ１３は、ガイド部材１６
によって、図２中矢印Ａ１で示すようにその展開方向が
指向されるが、この展開方向は、乗員の肩部から頭部へ
向かうものとされて、乗員の効果的な保護が図られる。
また、通過口１５を図示の場合よりも下方に設定するこ
とにより矢印Ａ２で示す方向にサイドエアバッグ１３を
展開させることもでき、さらに通過口１５を図示の場合
よりも上方に設定することにより矢印Ａ３で示す方向に
サイドエアバッグ１３を展開させることができる。この
ように、エアバッグユニット１１に対する通過口１５の
位置設定、すなわちガイド部材１６の指向方向の設定に
より、サイドエアバッグ１３の展開指向方向を自由に設
定することができる。
によって、図２中矢印Ａ１で示すようにその展開方向が
指向されるが、この展開方向は、乗員の肩部から頭部へ
向かうものとされて、乗員の効果的な保護が図られる。
また、通過口１５を図示の場合よりも下方に設定するこ
とにより矢印Ａ２で示す方向にサイドエアバッグ１３を
展開させることもでき、さらに通過口１５を図示の場合
よりも上方に設定することにより矢印Ａ３で示す方向に
サイドエアバッグ１３を展開させることができる。この
ように、エアバッグユニット１１に対する通過口１５の
位置設定、すなわちガイド部材１６の指向方向の設定に
より、サイドエアバッグ１３の展開指向方向を自由に設
定することができる。
【００２２】以上実施例について説明したが、本発明が
適用される側壁部材としては、サイドドアに限らず、当
該サイドドアに連なる側壁部材にも同様に適用し得るも
のである。なお、サイドガラス１８は、インパクトバ−
５の上方で下降が停止される昇降式のものとしてもよ
く、あるいはサイドドア以外の側壁部材部分に多く採用
されているように車幅方向に開閉される形式や固定式等
適宜の方式であってもよい。
適用される側壁部材としては、サイドドアに限らず、当
該サイドドアに連なる側壁部材にも同様に適用し得るも
のである。なお、サイドガラス１８は、インパクトバ−
５の上方で下降が停止される昇降式のものとしてもよ
く、あるいはサイドドア以外の側壁部材部分に多く採用
されているように車幅方向に開閉される形式や固定式等
適宜の方式であってもよい。
【図１】本発明が適用されたサイドドアを車体内方側か
ら見た図。
ら見た図。
【図２】図１のエアバッグユニット部分における縦断面
図。
図。
【図３】図２に示すトリム材の要部拡大断面図。
１：サイドドア ３：インナパネル ４：アウタパネル ５：インパクトバ− ６：Ｇセンサ １１：エアバッグユニット １２：インフレ−タ １３：サイドエアバッグ １４：ケ−シング １５：通過口 １６：ガイド部材 １８：サイドガラス
Claims (5)
- 【請求項１】車体側壁部材にインフレ−タと折畳まれた
サイドエアバッグとをケ−シング内に収納してなるエア
バッグユニットが設けられ、衝突時に前記サイドエアバ
ッグを車室内へ展開させるようにした自動車のエアバッ
グ装置において、 前記側壁部材内にインパクトバ−が配設され、 前記エアバッグユニットが、前記インパクトバ−に取付
けられ、 前記インナパネルに、展開される前記エアバッグの通過
口が形成され、 前記エアバッグユニットと前記通過口との間において、
展開される前記サイドエアバッグを該通過口へ導くガイ
ド部材が配設されている、ことを特徴とする自動車のエ
アバッグ装置。 - 【請求項２】請求項１において、 前記側壁部材が、サイドドアであるもの。
- 【請求項３】前記ガイド部材は、その一端部が前記ケ−
シングに固定されると共に、他端部が前記インナパネル
に固定されているもの。 - 【請求項４】請求項１において、 前記ガイド部材が、前記ケ−シングと一体形成されてい
るもの。 - 【請求項５】請求項２において、 前記サイドドアが、上下方向に昇降されると共に少なく
ともその下端が前記インパクトバ−よりも低い位置まで
下降されるサイドガラスを備え、 前記インパクトバ−が、前記サイドガラスの昇降軌跡よ
りも車体内方側に位置されているもの。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18177192A JP3161819B2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 自動車のエアバッグ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18177192A JP3161819B2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 自動車のエアバッグ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05345555A true JPH05345555A (ja) | 1993-12-27 |
| JP3161819B2 JP3161819B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=16106602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18177192A Expired - Fee Related JP3161819B2 (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 自動車のエアバッグ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3161819B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5540460A (en) * | 1995-04-26 | 1996-07-30 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Air bag module |
| US5678852A (en) * | 1994-03-10 | 1997-10-21 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Method and apparatus for inflating an inflatable vehicle occupant restraint |
| US6517102B2 (en) * | 2000-04-18 | 2003-02-11 | Trw Occupant Restraint Systems Gmbh & Co. Kg | Gas bag module |
| US7708304B2 (en) * | 2004-02-17 | 2010-05-04 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Airbag assembly |
| JP2014141195A (ja) * | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Toyota Motor Corp | 膝側面拘束用エアバッグ装置 |
| US9211860B2 (en) | 2013-01-16 | 2015-12-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Knee side face restraint airbag device |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP18177192A patent/JP3161819B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5678852A (en) * | 1994-03-10 | 1997-10-21 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Method and apparatus for inflating an inflatable vehicle occupant restraint |
| US5540460A (en) * | 1995-04-26 | 1996-07-30 | Trw Vehicle Safety Systems Inc. | Air bag module |
| US6517102B2 (en) * | 2000-04-18 | 2003-02-11 | Trw Occupant Restraint Systems Gmbh & Co. Kg | Gas bag module |
| US7708304B2 (en) * | 2004-02-17 | 2010-05-04 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Airbag assembly |
| US9211860B2 (en) | 2013-01-16 | 2015-12-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Knee side face restraint airbag device |
| JP2014141195A (ja) * | 2013-01-24 | 2014-08-07 | Toyota Motor Corp | 膝側面拘束用エアバッグ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3161819B2 (ja) | 2001-04-25 |
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